JPH03197166A - 画像プリンタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、映像信号を印刷する画像プリンタ装置に関す
るものである。

従来の技術 従来、映像信号を印刷する画像プリンタ装置はよく知ら
れているが、ここで、従来の画像プリンタ装置の印写用
紙を印写位置に移動する駆動系について第３Ｕｆ！Ｕお
よび第４図に基づいて説明する。

第３図は印写用紙駆動部の機構構成図である。

第３図において、２０ａは給紙用のセパレートローラ、
２０ｂは給紙用のピッカーローラ、２０ｃは給紙時の重
送を防ぐリバースローラ、２０ｄはセパレートローラ２
０ａとピッカーローラ２０ｂとに張架された給紙ベルト
、２１は印写用紙、２２は用紙駆動部内のキャプスタン
、２３はプラテン、２４はインクシート、２５はシート
巻取り部サーマルヘッド２６がシート巻取り部２５から
繰り出されるインクシート２４を印写用紙２１に押圧し
て印写する。２７は印写用紙排比検出器、２８は排紙ロ
ーラ、２９は印写用紙の経路を給紙時と排紙時とで切り
換える切り換えレバーである。

第４図は印写用紙駆動部の駆動力伝達構成図である。第
４図において、３０は駆動用モータで、このモータ３０
の駆動力は駆動ベルト３１を介してキャプスタン３２に
伝達され、さらに中継ギア３３ａおよび３３ｂを介して
給紙用のセパレートローラ３４とリバースローラ３５を
駆動する。セパレートローラ３４とピッカーローラ３７
は給紙ベルト３６で連動しており、印写用紙を給紙ベル
ト３６の摩擦力で給紙動作を行っている。また、ピッカ
ーローラ３７がら中継ギア３８ａおよび３８ｂを介して
排紙ローラ３９を駆動しており、給紙動作時においては
排紙ローラ３９が印写用紙を印写用紙駆動部内の方向へ
移動させる駆動をするような構成になっている。

上記構成において、未印写の印写用紙を印写開始位置に
移動する給紙動作の場合、第３図において、印写用紙の
最上段の１枚のみがセパレートローラ２０ａ、リバース
ローラ２０ｃ、給紙ベルト２０ｄ、ピッカーローラ２０
ｂからなる給紙駆動系の動作によって供給される。

また、第４図において、給紙駆動系のピッカーローラ３
７から中継ギヤ３８ａ、３８ｂを介して排紙ローラ３９
が連結されているため、給紙動作および印写済みの印写
用紙を排出する排紙動作において、同一の駆動系を使用
することになり、したがって、給紙動作時においても排
紙ローラ３９が常に排紙方向と反対の方向に駆動される
構成になっている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、給紙動作をする
場合、なんらかの原因で印写済み印写用紙が不必要に引
き戻される場合があり、また、そのような場合でも、未
印写の印写用紙を印写位置まで移動するため、印写済み
の印写用紙が印写用紙駆動部内に混入し、インクシート
または印写用紙が使用できなくなる異常事態が発生して
いた。

本発明は、上記問題を解決するもので、未印写の印写用
紙の移動時にすでに印写された印写用紙の異常な混入を
検出し、異常を警告して印写用紙あるいはインクシート
が使用不可能な状態になるのを防止する機能をもった画
像プリンタ装置を提供することを目的とするものである
。

課題を解決するための手段 上記問題を解決するために、本発明の画像プリンタ装置
は、印字用紙を移動させるための印写用紙駆動部と、印
写用紙の排出を確認するための印写用紙排出検出部と、
この印写用紙排出検出部の状態に応じて印写用紙駆動部
を制御する制御部と、異常時に警告を発生する警告部と
を備え、あらかじめ印写用紙排出検出部がすでに印写さ
れた印写用紙を検出しなくなるまで印写用紙を印写用紙
駆動部で排出移動させ、さらに、印写用紙駆動部が未印
写の印写用紙を印写開始位置まで移動させる間に印写用
紙排出検出部がすでに印写された印写用紙を検出した場
合に、印写用紙駆動部の動作を中止し、警告を発生する
ように構成したものである。

作用 上記した構成により、未印写の印写用紙を移動中にすで
に印写された印写用紙が異常な混入をおこした場合に給
紙動作を中止し、警告を発生する。

実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例の画像プリンタ装置のブロッ
ク図である。第１図において、１１は印写用紙を移動さ
せるための印写用紙駆動部、１２は印写用紙の排出を確
認するための印写用紙排出検出部、１３は印写用紙排出
検出部１２の状態に応じて印写用紙駆動部１１を制御す
る制御部、１４は異常時に警告を発生する警告部である
。

印写用紙を印写位置に移動する場合、制御部１３は、あ
らかじめ印写用紙排出検出部１２（第２図では２７）が
印写用紙を検出しなくなるまで排紙動作をおこなってお
き、次に、印写用紙２１を第２図に示す給紙ベルト２０
ｄで印写用紙駆動部内に移動さ′せる。このとき、リバ
ースローラ２０ｃは印写用紙２１が余分に重送されよう
とするのを防ぐ働きをしている。印写用紙２１が印写用
紙ｌ＠動部１１内の第２図に示すキャプスタン２２まで
移動させた後、キャプスタン２２をもって諸望の印写位
置に移動させる。

この動作途中にすでに排出された印写用紙が不要に第２
図に示す排紙ローラ２８によって印写用紙駆動部１１内
に入る方向に移動し、その結果印写用紙排出検出部１２
が印写用紙を検出した場合、制御部１３は印写用紙の駆
動を中止し、警告発生部１４を制御して異常状態を警告
する。

制御部１３の要部フローチャートを第４図を用いて説明
する。ステップ４１で印写用紙を印写位置まで給紙する
場合、ステップ４３で印写用紙排出検出部が印写用紙を
検出しているかどうかを判断し、検出している場合はあ
らかじめステップ４２で印写用紙を検出しない位置まで
排紙処理した後、ステップ４４で新しい印写用紙を印写
開始位置へ移動させる。移動途中にステップ４５で印写
用紙排出検出部がすでに印写した印写用紙を検出しない
場合は、ステップ４８へ移行し、印写用紙の移動が完了
すればステップ４９へ移行して給紙動作を終了する。移
動が完了していない場合は再びステップ４５へ戻りて印
写用紙の移動を続ける。一方、ステップ４５で印写用紙
排出検出部が印写用紙を検出した場合は、ステップ４６
へ移行し、印写用紙の移動を中止するとともにステップ
４７で異常停止の警告を発生して終了する。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、印写用紙を印写位置へ
移動する給紙動作時に排紙ローラが異常な引き込みを起
こしても、速やかにその異常を判断して動作を中止し、
警告を発生するため、印写用紙あるいはインクシートが
使用不可能な状態になるのを防止することができ、実用
上きわめて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の画像プリンタ装置のブロッ
ク図、第２図は印写用紙を印写位置へ移動する給紙時の
制御部の要部フローチャート、第３図は画像プリンタ装
置の機構部の構成図、第４図は同機構部の駆動構成図で
ある。 １１・・・印写用紙駆動部、１２・・・印写用紙排出検
出部、１３−ＩＩＪｆｌＭ、１４−ｗ告発生ｆｓ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、印写用紙を移動させるための印写用紙駆動部と、印
   写用紙の排出を確認するための印写用紙排出検出部と、
   印写用紙にインクを転写するためにあらかじめインクを
   塗布したインクシートを巻き上げたインクシート巻取り
   部と、前記インクシートをはさんで印写用紙に押圧し、
   インクシートに熱を加えるサーマルヘッド部と、前記印
   写用紙排出検出部の状態に応じて印写用紙駆動部を制御
   する制御部と、異常時に警告を発生する警告部とを備え
   、印写用紙の移動動作を行うまえにあらかじめ前記印写
   用紙排出検出部がすでに印写された印写用紙を検出して
   いないことを確認し、用紙駆動部が未印写の印写用紙を
   印写位置に移動させる間に印写用紙排出検出部で印写用
   紙の検出をした場合に印写用紙の移動を中止し、異常を
   警告するように構成した画像プリンタ装置。