JPH03196762A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はファクシミリ装置に関し、特に、所定の送信モ
ードを実行中に他の送信モードに切り換えることを可能
にするファクシミリ装置に関する。

（従来の技術） 従来のファクシミリ装置においては、スキャナ部で原稿
画像を読み取りながら送信する直接送信機能の他に、画
像メモリを利用して送信する機能、すなわち、読み取っ
た原稿画像は順次画像メモリに蓄積し、蓄積した画像か
ら順次送信する即時通信機能や読み取った原稿画像は全
て画像メモリに蓄積した後で回線の状況に応じて蓄積し
た画像を送信するメモリ送信機能を備えたものが普及し
ている。これらの送信機能は操作部で選択可能となって
おり、即時送信やメモリ送信では原稿を先に画像メモリ
に蓄積させるので、オペレータは送信完了を待たずに原
稿を持ち帰ることができ、オペレータの作業性を考慮し
たものとなっている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来のファクシミリ装置にあ
っては、送信機能を選択し、その送信動作を開始した後
は送信モードの変更が不可能であったため、誤まって送
信モードを選択した場合、誤まった送信モードのままで
処理が終了してから再度、送信モードを選択しなければ
ならず、オペレータに無駄な作業時間を強制するという
問題があった。

（発明の目的） そこで、請求項１〜請求項４記載の発明は、所定の送信
機能を実行中に他の送信機能に切り換えることを可能と
することにより、誤って送信機能を選択して実行した場
合に送信機能の変更を可能にして、ファクシミリ装置の
操作性を向上させ不ことを目的としている。

（発明の構成） 上記目的を達成するため、請求項１記載の発明は、読み
取った原稿画像を全てメモリに蓄積した後で送信するメ
モリ送信機能、読み取った原稿画像を順次メモリに蓄積
しながら送信する即時送信機能および原稿画像を読み取
りながら送信する直接送信機能等の各種送信機能を備え
、操作部から該各送信機能を選択することにより、選択
された送信機能を実行するファクシミリ装置において、
前記操作部に前記即時送信用の割込キーを設け、前記直
接送信の実行中に該割込キーを操作すると、該直接送信
から即時送信に切り換えることを特徴とする 請求項２記載の発明は、読み取った原稿画像を全てメモ
リに蓄積した後で送信するメモリ送信機能、読み取った
原稿画像を順次メモリに蓄積しながら送信する即時送信
機能および原稿画像を読み取りながら送信する直接送信
機能等の各種送信機能を備え、操作部から該各送信機能
を選択することにより、選択された送信機能を実行する
ファクシミリ装置において、前記操作部に前記直接送信
用の割込キーを設け、前記即時送信の実行中に該割込キ
ーを操作すると、該即時送信から直接送信に切り換える
ことを特徴とする 請求項３記載の発明は、読み取った原稿画像を全てメモ
リに蓄積した後で送信するメモリ送信機能、読み取った
原稿画像を順次メモリに蓄積しながら送信する即時送信
機能および原稿画像を読み取りながら送信する直接送信
機能等の各種送信機能を備え、操作部から該各送信機能
を選択することにより、選択された送信機能を実行する
ファクシミリ装置において、前記操作部に前記即時送信
用の割込キーを設け、前記メモリ送信による原稿画像の
読み取り中に該割込キーを操作すると、該メモリ送信か
ら即時送信に切り換えることを特徴とする 請求項４記載の発明は、読み取った原稿画像を全てメモ
リに蓄積した後で送信するメモリ送信機能、読み取った
原稿画像を順次メモリに蓄積しながら送信する即時送信
機能および原稿画像を読み取りながら送信する直接送信
機能等の各種送信機能を備え、操作部から該各送信機能
を選択することにより、選択された送信機能を実行する
ファクシミリ装置において、前記操作部に前記直接送信
用の割込キーを設け、前記メモリ送信による原稿画像の
読み取り中に該割込キーを操作すると、該メモリ送信か
ら直接送信に切り換えることを特徴とする切り換えるこ
とを特徴とするものである。

以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。

第１図〜第５図は請求項１〜請求項４記載の発明の一実
施例を示す図である。

第１図はファクシミリ装置１のブロック図であり、ファ
クシミリ装置１は、制御部２、オペポート（操作部）３
、スキャナ４、プロッタ５、データ圧縮部６、データ再
生部７、記憶部（メモ１月８、およびモデム９等から構
成されている。

制御部２はＣＰＵ、ＲＯＭおよびＲＡＭ等を備えており
、ＣＰＵはＲＯＭ内に格納されたプログラムに従って各
部を制御してファクシミリ装置１としてのシーケンスを
実行するとともに、後述する選択された送信モード実行
中の割り込み処理を実行する。

オペポート３は直接送信モード（直接送信機能）、即時
送信モード（即時送信機能）およびメモリ送信モード（
メモリ送信機能）等の各種送信モードを選択するワンタ
ンチプログラムキーやテンキー等を備えるとともに、こ
れらの送信モードの一つを実行中に特定の送信モードへ
の切り換えを指示する割込キーを備えている。

スキャナ４としては、例えばＣＣＤ　（ＣｈａｒｇｅＣ
ｏｕｐｌｅｄ　Ｄｅｖｉｃｅ）を利用したラインスキャ
ナが用いられており、スキャナ４はｌライン毎に送信原
稿１０を読み取って画像データとして出力する。

プロッタ５としては、例えば、サーマル素子を利用した
サーマル記録装置が用いられており、プロッタ５は感熱
記録紙に直接あるいはインクシートを介して間接的に普
通記録紙に記録して受信コピー１１を出力する。

データ圧縮部６は送信のためにＭＨ方式（モディファイ
ドハフマン方式）あるいはＭＨ方式（モディファイドリ
ード方式）等で画像データを圧縮して冗長度を除去する
。

データ再生部７は受信時にＭＨ方式あるいはＭＨ方式で
圧縮されている画像データを伸張（再生）する。

記憶部８はハードディスク、光ディスク等の大容量メモ
リあるいはＤ　ＲＡ　Ｍ　（ＤｙｎａｍｉｃＲＡＭ）や
ＣＭ　ＯＳ　（Ｃｏｎ＋ｐｌｅｍｅｎｔａｒｙ　Ｍｅｔ
ａｌ−Ｏｘｉｄｅ　Ｓｅ＋＋＋１ｃｏｎｄｕｃｔｏｒ）
型ＲＡＭ等で構成され、圧縮された画像データを蓄積す
る。

モデム９は通信回線に接続され、送信時に送信画信号を
変調し、受信時に受信画信号を復調する。

次に、作用を説明する。

まず、ファクシミリ装置ｌは記憶部８を利用することに
よって少なくとも３種類の送信モード（送信機能）を実
行することが可能であり、この３種類の送信モードにお
けるファクシミリ装置１内の処理を以下（ａ）〜（ｃ）
に簡単に説明する。

（ａ）直接送信モード モデム９によって通信回線を介して外部のファクシミリ
端末との接続が完了した後、送信原稿１０の画像はスキ
ャナ４によって所定の電気信号（画像データ）に変換さ
れ、データ圧縮部６によって圧縮されて冗長度が除去さ
れる。この後、そのままモデム９を介して通信回線に送
信される。順次変換された画像データは記憶部８には蓄
積されずに直接的に送信される。

（ｂ）即時送信モード モデム９によって通信回線を介して外部のファクシミリ
端末との接続が完了した後、送信原稿１０の画像はスキ
ャナ４によって画像データに変換されてデータ圧縮部６
によって冗長度が除去された後、記憶部８に例えば、１
ペ一ジ分の画像データが一時的に蓄積される。記憶部８
に蓄積された画像データは直ちにモデム９を介して通信
回線に送信される。順次変換された画像データは記憶部
８に一旦、蓄積された後、即時に送信される。

（ｃ）メモリ送信モード 接続完了後、スキャナ４に変換された画像データはデー
タ圧縮部６で冗長度が除去されて記ｔａ部８に例えば、
宛先別のファイルに蓄積される。この後、回線の状況や
指定時刻に記憶部８からモデム９を介して通信回線に送
出される。

本実施例では上記（ａ）、（ｂ）、（ｃ）の各送信モー
ドにおける送信原稿１０の画像がスキャナ４によって画
像データに変換されてデータ圧縮部６によって冗長度が
除去されているプロセス（以下、スキャニングという）
中にオペポート３に設けた割込キーを操作することによ
って、以下に示す送信パターン■〜■において送信モー
ドの切り換えが可能であるものとする。また、送信パタ
ーン■〜■では割込キーの操作によって切り換えられる
送信モードは最初に選択されている送信モードによって
変更される。

パターン■：直接送信時のスキャニング中の割込処理（
第２．３図のフローチャ ート参照） このパターン■では割込キーの操作によって即時操作部
モードに切り換えられるものとする。

オペレータのオペポート３の操作によって直接送信モー
ドが選択され、送信原稿１０の画像をスキャニング中（
ステップＰＩ）、制御部２は割込キーの操作を監視して
いる（ステップｐｚ）。割込キーによる指示がないとき
はスキャニングした画像データを記憶部８に格納せずに
モデム９を介して通信回線に送信して直接送信を終了す
る（ステップＰ３）。スキャニング中に割込キーによる
指示があったときは、即時送信モードに切り換えて（ス
テップＰ、）、直ちに即時送信を実行する。

パターン■：即時送信時のスキャニング中の割込処理（
第３図、第２図のフロー チャート参照） このパターン■では割込キーの操作によって直接送信モ
ードに切り換えられるものとする。

オペレータのオペポート３の操作によって即時送信モー
ドが選択され、送信原稿１０の画像をスキャニング中（
ステップＰ＋＋）、制御部２は割込キーの操作を監視し
ている（ステップＰ＋□）。割込キーによる指示がない
ときは、スキャニングした画像データの例えば１ペ一ジ
分を記憶部８に格納しつつモデム９を介して通信回線に
送信して即時送信を終了する（ステップＰ１３）。スキ
ャニング中に割込キーによる指示があったときは、直接
送信モードに切り換えて（ステップＰ、）直ちに直接送
信を実行する。

パターン■：メモリ送信時のスキャニング中の割込処理
（第４図、第２図のフロ ーチャート参照） このパターン■では割込キーの操作によって即時送信モ
ードに切り換えられるものとする。

オペレータのオペポート３の操作によってメモリ送信モ
ードが選択され、送信原稿１０の画像をスキャニングし
て画像データを記憶部８に蓄積している間は（ステップ
Ｐｚ＋）、制御部２は割込キーの操作を監視している（
ステップＰ２□）。割込キーによる指示がないときは、
記憶部８への画像データの蓄積終了を待って（ステップ
Ｐ２３）、その蓄積終了後、通信回線の状況や指定時刻
に応じて記憶部８に蓄積した画像データをモデム９を介
して通信回線に送信してメモリ送信を終了する（ステッ
プＰ２４）。スキャニング中に割込キーによる指示があ
ったときは、−旦、スキャニングを中止し、モデム９に
よって外部のファクシミリ端末との接続が完了した後、
即時送信モードに切り換えて（ステップＰ、、）　、記
憶部８に蓄積した画像データを先頭から送信しつつ、ス
キャニングを再開して即時送信を実行する。

パターン■：メモリ送信時のスキャニング中の割込処理
（第５図、第１図のフロ ーチャート参照） このパターン■では割込キーの操作によって直接送信モ
ードに切り換えられるものとする。

パターン■と同様にメモリ送信モードで画像データを記
憶部８に蓄積している間は割込キーの操作を監視してい
る（ステップＰ３いＰ３□）。割込キーによる指示がな
いときは、記憶部８への画像データの蓄積終了を待って
（ステップＰ３３）、メモリ送信を実行する（ステップ
Ｐ３４）。割込キーによる指示があったときは、−旦ス
キャニングを中止し、モデム９によって外部のファクシ
ミリ端末との接続が完了した後、記憶部８に蓄積した画
像データを先頭から送信する。蓄積した画像データの送
信が終了した所で直接送信モードに切り換えて（ステッ
プＰ１）、スキャニングを再開して直接送信を実行する
。

以上のように一旦、選択された送信モードをオペポート
３に設けた割込キーの操作によって他の送信モードへの
切り換えを可能としたため、大量の送信原稿１０を直接
送信中に即時送信に切り換えることによってスキャナ４
の使用時間を短縮でき、次の送信操作に移るまでの待ち
時間を短縮できる。

また、オペレータが望んだ送信モードと異なる送信モー
ドを誤まって送信開始してしまった後でも、割込キーの
操作によって直ちに本来望んだ送信モードに切り換える
ことができ、ファクシミリ装置１の操作性を向上させる
ことができる。

（効果） 請求項１〜請求項４記載の発明によれば、所定の送信機
能を実行中に他の送信機能に切り換えることを可能とし
ているので、誤って送信機能を選択して実行した場合に
送信機能の変更することができ、ファクシミリ装置の操
作性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第５図は請求項１〜請求項４記載の発明に係る
ファクシミリ装置の一実施例を示す図であり、第１図は
その全体構成のブロック図、第２図〜第５図は各種送信
パターンにおける割込処理のプログラムを示すフローチ
ャートであり、第２図は直接送信における割込処理のプ
ログラムを示すフローチャート、第３図は即時送信にお
ける割込処理のプログラムを示すフローチャート、第４
．５図はメモリ送信における割込処理のプログラムを示
すフローチャートである。 ■・・・・・・ファクシミリ装置、 ２・・・・・・制御部、 ３・・・・・・オペポート（操作部）、４・・・・・・
スキャナ、 ５・・・・・・プロッタ、 ６・・・・・・データ圧縮部、 ７・・・・・・データ再生部、 ８・・・・・・記憶部、 ９・・・・・・モデム。 第１図 ／

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）読み取った原稿画像を全てメモリに蓄積した後で
   送信するメモリ送信機能、読み取った原稿画像を順次メ
   モリに蓄積しながら送信する即時送信機能および原稿画
   像を読み取りながら送信する直接送信機能等の各種送信
   機能を備え、操作部から該各送信機能を選択することに
   より、選択された送信機能を実行するファクシミリ装置
   において、前記操作部に前記即時送信用の割込キーを設
   け、前記直接送信の実行中に該割込キーを操作すると、
   該直接送信から即時送信に切り換えることを特徴とする
   ファクシミリ装置。
2. （２）読み取った原稿画像を全てメモリに蓄積した後で
   送信するメモリ送信機能、読み取った原稿画像を順次メ
   モリに蓄積しながら送信する即時送信機能および原稿画
   像を読み取りながら送信する直接送信機能等の各種送信
   機能を備え、操作部から該各送信機能を選択することに
   より、選択された送信機能を実行するファクシミリ装置
   において、前記操作部に前記直接送信用の割込キーを設
   け、前記即時送信の実行中に該割込キーを操作すると、
   該即時送信から直接送信に切り換えることを特徴とする
   ファクシミリ装置。
3. （３）読み取った原稿画像を全てメモリに蓄積した後で
   送信するメモリ送信機能、読み取った原稿画像を順次メ
   モリに蓄積しながら送信する即時送信機能および原稿画
   像を読み取りながら送信する直接送信機能等の各種送信
   機能を備え、操作部から該各送信機能を選択することに
   より、選択された送信機能を実行するファクシミリ装置
   において、前記操作部に前記即時送信用の割込キーを設
   け、前記メモリ送信による原稿画像の読み取り中に該割
   込キーを操作すると、該メモリ送信から即時送信に切り
   換えることを特徴とするファクシミリ装置。
4. （４）読み取った原稿画像を全てメモリに蓄積した後で
   送信するメモリ送信機能、読み取った原稿画像を順次メ
   モリに蓄積しながら送信する即時送信機能および原稿画
   像を読み取りながら送信する直接送信機能等の各種送信
   機能を備え、操作部から該各送信機能を選択することに
   より、選択された送信機能を実行するファクシミリ装置
   において、前記操作部に前記直接送信用の割込キーを設
   け、前記メモリ送信による原稿画像の読み取り中に該割
   込キーを操作すると、該メモリ送信から直接送信に切り
   換えることを特徴とするファクシミリ装置。