JPH0319675Y2 - - Google Patents

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JPH0319675Y2
JPH0319675Y2 JP1986183199U JP18319986U JPH0319675Y2 JP H0319675 Y2 JPH0319675 Y2 JP H0319675Y2 JP 1986183199 U JP1986183199 U JP 1986183199U JP 18319986 U JP18319986 U JP 18319986U JP H0319675 Y2 JPH0319675 Y2 JP H0319675Y2
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JP
Japan
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plate
insulating material
steel plates
heat insulating
chamber
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JP1986183199U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空調設備に使用されるダクトや仕切チ
ヤンバー等の空気供給用の構造物に関するもので
ある。
従来半導体等の製造に使用されるクリーンルー
ムは、天井面の高性能(HEPA)フイルターで
清浄された空気をルーム内に吹き出し、ルームの
床面にて吸い込む方式を採用している。ところで
クリーンルーム内の温度と湿度は一定に保たれな
ければならないので、フイルターを含む空気供給
用の仕切チヤンバーと該チヤンバーに空気を送る
ダクトは鋼板で形成してその周囲を断熱材で包ん
でいる。これらのダクトやチヤンバーは設置場所
で鋼板同志をボルトで締結して組立て、その外面
に断熱材を張りつけているので、その組立作業の
手間が大変であつた。
本考案は上記に鑑み、ダクトやチヤンバーの現
場における断熱材を含む組立が容易にできると共
に、一段と断熱効果が高いものを提供するもので
ある。
以下本考案の実施例につき具体的に説明する。
第1図は空気供給用の仕切チヤンバー1を示し、
このチヤンバーは天井面を形成する高性能
(HEPA)フイルター2と、その上方を仕切る側
壁3,3と、天井壁4の仕切壁で構成されてい
る。
両側壁3,3と天井壁4は硬質ウレタンフオー
ム製の断熱材5とその両側面に貼着された鋼板
6,7の板状体9で構成され、一方の鋼板6から
断熱材5まで切れ目8が入れられ、他方の鋼板7
には入れないで切れ目8間の板状部分を連結して
いる。従つてここまでを工場で製作し、現場では
切れ目8に沿つて板状体9を折り曲げるだけで概
略組み立てられ、その組立てが極めて容易であ
る。板状体9の切れ目8の折り曲げ角部はL字形
の連結金具10をあてがい、該金具10と鋼板6
をリベツト11でかしめて、隣り合う板状部分を
互いに結合している。
角部は板状体9を切れ目8に沿つて折り曲げれ
るので、板状体の厚みを一辺とする方形の空間が
残り、こゝから熱が出入する。そこで、板状体の
断熱材同じ硬質ウレタンフオーム製の断熱材12
を充填して、角部の熱の出入を阻止している。こ
れによりチヤンバー1の断熱効果は一段と向上さ
れる。
前記鋼板6,7はアルミニウムと亜鉛の合金で
形成すると、耐腐食性と共に導電性も優れたもの
が得られ、この導電性によりチヤンバー内面に静
電気の発生するおそれがなく、塵埃等が付着しに
くい。鋼板の代りに合成樹脂等も使用できる。
尚フイルター2と側壁3はHEPAフレーム1
3に支持され、該フレームに間仕切用天井レール
14が連結され、該天井レールに間仕切壁15が
組立てられている。また各連結部にはパツキング
16が設けられてチヤンバー内の空気がフイルタ
ーを通らないで、連結部の隙間からクリーンルー
ム内に漏れるのを防止している。
第2図は上記チヤンバー1に空気を送るダクト
16を示し、板状体17は、チヤンバーのものと
同様、硬質ウレタンフオーム製の断熱材18とそ
の両面に張り付けられた鋼板19,20で構成さ
れ、チヤンバー1のものより切れ目21が1個所
多く入れられていて、一連に鋼板20で連結され
ている。このダクト16も切れ目21に沿つて折
り曲げるだけで、概略組み立てられ、角部をL形
の連結金具22とリベツト23で連結している。
上記連結金具22はその内側にL形部24が連設
され、このL形部24を板状体17の切れ目21
の端面に接合させている。これらのL形の部分2
2,24で囲まれた空間に前記断熱材と同効質の
断熱材25が充填されている。尚連結金具22と
鋼板19との間と、鋼板20の両端の結合した部
分には、密封処理26、27を施して、ダクトと
の内外を気密にしている。
前記鋼板間の断熱材や角部の断熱材は成形した
ものを組立てるようにしてもよいが、鋼板間や角
部の空間内にて発泡させてもよい。
「本考案の空気供給用構造物は、断熱材5とそ
の内側と外側の両面を被覆する2枚の鋼板6,
7,19,20で構成された板状材を、一方の外
側の鋼板と断熱材に垂直に入れた切目8,21に
沿つて他方の内側の鋼板7,20を介して内側に
折り曲げ、この折り曲げられた外側の角部に形成
された空間に断熱材12,25を設け、その外側
を囲む角形の連結部材10,22で外側の鋼板
6,19を連結するように構成されているので、
従来のように現場でダクトに断熱材を包む面倒な
作業が省略されて断熱材を含む鋼板製の剛性に富
んだ空気供給用構造物が直ちに組み立てられて、
その組立作業が極めて容易であり、一段と高い断
熱効果も得られ、また組立時に外面が傷つけられ
る恐れがなく空気供給用構造物の内部へは勿論の
こと外部へも断熱材のごみが発散することがなく
クリーンルームに好適であり、また運搬時に隙間
なく積まれてその運搬効率がよく、板状体の形成
も容易である。」
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はチヤン
バー断面図、第2図はダクトの断面図である。 図中、1……チヤンバー、2……フイルター、
5……断熱材、6,7……鋼板、8……切れ目、
9……板状体、10……連結金具、12……断熱
材、16……ダクト、17……板状体、18……
断熱材、19,20……鋼板、21……切れ目、
22……連結金具、25……断熱材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断熱材5,18とその内側と外側の両面を被覆
    する2枚の鋼板6,7,19,20で構成された
    板状材9,17を具備し、この板状材は一方の外
    側の鋼板6,19と断熱材5,18に垂直に入れ
    られた切目8,21を有し、この切目に沿つて他
    方の内側の鋼板7,20を介して内側に折り曲げ
    られており、さらにこの板状材の折り曲げられた
    外側の角部の空間に充填される断熱材12,25
    と、この断熱材の外側を囲んで外側の鋼板6,1
    9を連結する角形の連結部材10,22を具備す
    る空気供給用構造物。
JP1986183199U 1986-11-28 1986-11-28 Expired JPH0319675Y2 (ja)

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JP1986183199U JPH0319675Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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JP1986183199U JPH0319675Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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JPS6387395U JPS6387395U (ja) 1988-06-07
JPH0319675Y2 true JPH0319675Y2 (ja) 1991-04-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5842706U (ja) * 1981-09-18 1983-03-22 三菱電機株式会社 計測装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51120564U (ja) * 1975-03-27 1976-09-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5842706U (ja) * 1981-09-18 1983-03-22 三菱電機株式会社 計測装置

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JPS6387395U (ja) 1988-06-07

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