JPH0319656Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0319656Y2
JPH0319656Y2 JP1986137496U JP13749686U JPH0319656Y2 JP H0319656 Y2 JPH0319656 Y2 JP H0319656Y2 JP 1986137496 U JP1986137496 U JP 1986137496U JP 13749686 U JP13749686 U JP 13749686U JP H0319656 Y2 JPH0319656 Y2 JP H0319656Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solenoid
core
plunger
valve
flow path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986137496U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6342986U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986137496U priority Critical patent/JPH0319656Y2/ja
Publication of JPS6342986U publication Critical patent/JPS6342986U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0319656Y2 publication Critical patent/JPH0319656Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は電磁力によつて流体路を切り換える三
方向切換えソレノイドバルブに関するものであ
る。
(従来の技術) 従来のソレノイドバルブは米国特許4578662号
公報に示されるようなものが知られている。これ
は、第2図に示されるように、プレート1とロツ
ド2との間のすきまが密封されていない。
(考案が解決しようとする問題点) 第2図に示されるように、ソレノイド3の通電
時にはプランジヤ7が図示右方に移動する。この
時プランジヤ7に固定されたロツド2が弁子8を
付勢することによつて、弁座5と弁子8は離れ、
弁座6と弁子32がシールされるため流路4から
油が流入し排出口(図示されていない)より排出
される。この時、油がプレート1とロツド2との
間のすきまを通りソレノイド3とプランジヤ7と
の間のすきま内に流入して来ていた。そのため、
このすきま内に油中の磁性異物がソレノイド3の
磁力によつて吸引されたり、推積したりしてプラ
ンジヤ7が動作不良をおこしバルブの働きが悪く
なる恐れがあつた。
故に本考案はソレノイド3とプランジヤ7の間
に異物が流入するのを防ぐことを技術的課題とす
るものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために本考案におい
て講じた技術的手段はソレノイドと、該ソレノイ
ドの内側及び一端と当接するように配設されたヨ
ークと、該ヨークの内側と当接するように配設さ
れたスリーブと、該スリーブの内側と当接し、該
スリーブ内を摺動可能に配設されたプランジヤ
と、前記ソレノイドの内側及び他端と当接するよ
うに配設されたコアと、前記プランジヤの一端と
当接し前記コアの内側と所定のすきまを持つよう
に配設され前記プランジヤの摺動により前記コア
内を摺動するシヤフトと、前記コアの一端と当接
し、その内部に前記コアと前記シヤフトとのすき
まと連通し、更に外部と連通する流路を形成する
ベースと、該ベース内に設けられ、前記シヤフト
の摺動に対応して移動し前記流路内を流れる流体
の流れる方向を制御する弁子と、前記ベース内で
前記シヤフトの外周を覆つて前記シヤフトのガイ
ドとなり、前記ベース内の流路と外部とを液密的
に封止し、且つ前記弁子の弁座となるように設け
られた樹脂製のブツシユとを有するソレノイドバ
ルブを構成したことである。
(作用) 上記技術的手段は次のように作用する。すなわ
ち、ソレノイドの非通電時は弁子が油の圧力によ
り図示左方に付勢される。これにより油が流れ
る。ソレノイドの通電時はプランジヤが磁力によ
りコア側に引き付けられ、図示右方に移動するた
めシヤフト、弁子もプランジヤと共に図示右方に
移動する。これにより油は非通電時に流入した所
から他の流路へ流れる。
(実施例) 本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。第1図においてソレノイドバルブ10は3方
向切換ソレノイドバルブで次のように構成され
る。ソレノイドバルブ10は磁気回路20と流体
流路30から構成され、磁気回路20は次のよう
に構成される。
コイル21はボビン22に巻回されソレノイド
23を構成している。ソレノイド23の一端及び
内側と当接するように固定されているヨーク24
の内側にはヨーク24に固定されているスリーブ
25を挟んでプランジヤ26が摺動可能に装架さ
れている。このプランジヤ26がヨーク24内か
ら抜けないように一端がスリーブ25と係止する
ように曲げられている。更にソレノイド23の他
端及び内側と当接しプランジヤ26と一定の間隔
を持つようにコア27がソレノイド23に固定さ
れている。更にプランジヤ26のコア27側の面
からプランジヤ26の可動と対応して可動するシ
ヤフト28がコア27の内側と一定のすきま持つ
ようにコア27を突き抜け外部へ延在している。
次に流体流路30の構成について説明する。第
1図においてベース31の内部には一端開口の空
間32が形成されている。この空間32の図示上
部からは外部と流通する流路35が、空間32の
図示右側からは弁子36を介して流路34,33
が外部と流通している。更に、空間32内には流
路35と流路33,34とを連通するための溝及
び弁子36を支える弁座とを有した耐摩耗性、摺
動性にすぐれたポリイミド系の樹脂製のブツシユ
37が一端開口部より挿入されている。上記した
構成の磁気回路20と流体流路30は、コア27
と空間32の一端開口側の面とを当接させて樹脂
製のケース40にてかしめ固着されている。更に
プランジヤ26より外部へ延在するシヤフト28
は、ブツシユ37内を通り抜け、弁子36と当接
するようになつている。尚、プランジヤ26とシ
ヤフト28と弁子36は同一中心線A−A上に直
列的に配設されている。又、シヤフト28とブツ
シユ37の間は良好な摺動性を得、且つ油中異物
をかみ込まない程度に密封されている。これによ
り空間32とコア27とシヤフト28との間のす
きまとはブツシユ37により密封されるため磁気
回路30内に異物が流れ込むことはない。尚、ブ
ツシユ37はシヤフトの摺動をガイドする役目も
有している。
上記した構成のソレノイドバルブ10は次のよ
うに作動する。
第1図において流路33は供給ポートで、流路
34はシリンダ(図示しない)に接続され、流路
35は排出ポートとなつている。ソレノイド23
が非通電時、流路33より流入してくる油の油圧
により弁子36はブツシユ37側に押され、ブツ
シユ37に設けられた弁座39と弁子36により
流路34と空間32との間をシールする。同時に
ベース31に設けられた弁座38と弁子36が離
れることにより流路33と流路34がつながるた
め油は流路34を通り、ソレノイドバルブ10に
よつて制御されるシリンダ(図示せず)へ流入さ
れる。ソレノイド23の通電時にはソレノイド2
3の周りに磁力がはたらくためプランジヤ26は
コア27との間隔を小さくするように移動しコア
27と当接する。これによりシヤフト28はプラ
ンジヤ26と共に図示右方へ移動し、シヤフト2
8と当接している弁子36はベース31に設けら
れた弁座39と当接して流路33と流路34の間
をシールする。同時にブツシユ37に設けられた
弁座39と弁子36が離れるので流路34と流路
35がつながり、シリンダ内の油は流路34より
空間32を介して流路35から排出される。
〔考案の効果〕
ソレノイドとプランジヤの間に異物を流入させ
ないためには網目のオイルストレーナを供給ポー
トの流路に設ける方法も考えられる。しかし上記
した方法によるとバルブの構造が複雑化してコス
トアツプにつながる恐れがある。またオイルスト
レーナが目詰まりとなつた場合の流路抵抗の増加
等も考慮しなければならないという欠点がある。
しかし本考案はソレノイドと、該ソレノイドの
内側及び一端と当接するように配設されたヨーク
と、該ヨークの内側と当接するように配設された
スリーブと、該スリーブの内側と当接し、該スリ
ーブ内を摺動可能に配設されたプランジヤと、前
記ソレノイドの内側及び他端と当接するように配
設されたコアと、前記プランジヤの一端と当接し
前記コアの内側と所定のすきまを持つように配設
され前記プランジヤの摺動により前記コア内を摺
動するシヤフトと、前記コアの一端と当接し、そ
の内部に前記コアと前記シヤフトとのすきまと連
通し、更に外部と連通する流路を形成するベース
と、該ベース内に設けられ、前記シヤフトの摺動
に対応して移動し前記流路内を流れる流体の流れ
る方向を制御する弁子と、前記ベース内で前記シ
ヤフトの外周を覆つて前記シヤフトのガイドとな
り、前記ベース内の流路と外部とを液密的に封止
し、且つ前記弁子の弁座となるように設けられた
樹脂製のブツシユとからソレノイドバルブを構成
したので上記した欠点はない。更に磁気回路に磁
性異物が付着する原因となる油の流入を防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るソレノイドバルブの断面
図、第2図は従来のソレノイドバルブの断面図で
ある。 10……ソレノイドバルブ、20……磁気回
路、21……コイル、22……ボビン、23……
ソレノイド、24……ヨーク、25……スリー
ブ、26……プランジヤ、27……コア、28…
…シヤフト、30……流体流路、31……ベー
ス、32……空間、33,34,35……流路、
36……弁子、37……ブツシユ、38,39…
…弁座、40……ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ソレノイドと、該ソレノイドの内側及び一端と
    当接するように配設されたヨークと、該ヨークの
    内側と当接するように配設されたスリーブと、該
    スリーブの内側と当接し、該スリーブ内を摺動可
    能に配設されたプランジヤと、前記ソレノイドの
    内側及び他端と当接するように配設されたコア
    と、前記プランジヤの一端と当接し前記コアの内
    側と所定のすきまを持つように配設され前記プラ
    ンジヤの摺動により前記コア内を摺動するシヤフ
    トと、前記コアの一端と当接し、その内部に前記
    コアと前記シヤフトとのすきまと連通し、更に外
    部と連通する流路を形成するベースと、該ベース
    内に設けられ、前記シヤフトの摺動に対応して移
    動し前記流路内を流れる流体の流れる方向を制御
    する弁子と、前記ベース内で前記シヤフトの外周
    を覆つて前記シヤフトのガイドとなり、前記ベー
    ス内の流路と外部とを液密的に封止し、且つ前記
    弁子の弁座となるように設けられた樹脂製のブツ
    シユとを有するソレノイドバルブ。
JP1986137496U 1986-09-08 1986-09-08 Expired JPH0319656Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986137496U JPH0319656Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986137496U JPH0319656Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6342986U JPS6342986U (ja) 1988-03-22
JPH0319656Y2 true JPH0319656Y2 (ja) 1991-04-25

Family

ID=31041604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986137496U Expired JPH0319656Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0319656Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58184377A (ja) * 1982-04-07 1983-10-27 ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング ソレノイド弁

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58184377A (ja) * 1982-04-07 1983-10-27 ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング ソレノイド弁

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6342986U (ja) 1988-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4154120B2 (ja) 電磁式の圧力制御弁
JP3136429B2 (ja) 電磁石で操作可能な両座弁
KR20080114738A (ko) 솔레노이드 밸브
KR20090079240A (ko) 자기 밸브
KR101865149B1 (ko) 유압 밸브
JP2766270B2 (ja) 電磁弁
JPH0319656Y2 (ja)
WO2007014827A1 (de) Hydraulikventil
JP4055627B2 (ja) 電磁弁
JP4603789B2 (ja) 電磁式の弁
JPH025167Y2 (ja)
JPS5921337Y2 (ja) 電空比例弁
CN111894930B (zh) 电磁旁通阀及其使用方法
JPH0142706Y2 (ja)
JPH0141985Y2 (ja)
KR102553467B1 (ko) 자동차의 브레이크 시스템에 적용되는 노말 오픈 타입의 솔레노이드 밸브
DE2257211C3 (de) Elektromagnetventil
JP2558320Y2 (ja) ソレノイドバルブ
JP2531194Y2 (ja) ソレノイド装置
JP2551917Y2 (ja) 電磁弁
CN221097019U (zh) 比例电磁阀
CN208967104U (zh) 温度换向电磁阀
JPH0135989Y2 (ja)
JPH0324947Y2 (ja)
JPH0351553Y2 (ja)