JPH03195760A - 組成物 - Google Patents

組成物

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JPH03195760A
JPH03195760A JP2292225A JP29222590A JPH03195760A JP H03195760 A JPH03195760 A JP H03195760A JP 2292225 A JP2292225 A JP 2292225A JP 29222590 A JP29222590 A JP 29222590A JP H03195760 A JPH03195760 A JP H03195760A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 長年にわたって、様々な熱可塑性樹脂から有用な物品が
金型を用いて製造されている。射出成形は、熱可塑性樹
脂からの様々な物品、特に比較的複雑な物品の製造に簡
便な方法である。物品を廉価に射出成形するためには、
金型滞留サイクル時間を最小に止める必要がある。この
短いサイクル時間は、樹脂加熱時間を短縮させ、結果的
に樹脂自体の熱損傷及び/又は樹脂と樹脂中に存在する
様々な添加剤との熱で促進される相互作用をば少なくす
る。樹脂を金型から脱離させる目的から、少ない突出圧
で樹脂の脱離を可能にする様々な離型剤が見い出されて
いる。この種の試剤は、通常の条件下及び熱処理条件下
での樹脂の通常の特性により評価したときに、樹脂と化
学的に相容性である必要がある。
ポリブチレンテレフタレートは、成形したときに優れた
性質を持つものとして長年にわたり知られている。とり
わけ成形される部品に応じて、配合物に離型剤を加える
ことができる。過去に使用された離型剤には、ポリエチ
レンワックス及びコンボループ(comboloob 
)配合物(ポリエチレンとブレンドされた石油ワックス
)が包含される。
ポリブチレンテレフタレートと他の樹脂との様々なブレ
ンドも、重要であることが証明された。
例えば、ポリブチレンテレフタレートとABS樹脂又は
ABS型樹脂とのブレンドは周知であり、そしてしばし
ば離型剤を必要とする。更に、可成りの量のポリカーボ
ネートを含むポリブチレンテレフタレート−ABS樹脂
又はABS型樹脂ブレンドが市場で可成り成功し、そし
て時として離型剤を含んでいる。
通常ABS樹脂と略記されるアクリロニトリル−ブタジ
ェン−スチレン樹脂も、同様の問題点を有する。以前は
、エチレンジアミンビスステアラアミドがABS樹脂中
に潤滑剤として混合されていた[米国特許第3,947
.367号明細書参照]。一般に潤滑作用を有し、そし
てABS樹脂の成形性を向上させるために用いられるも
のとして開示されたそのほかの添加剤には、モノカルボ
ン酸の飽和脂肪族酸と高分子量の多価アルコールとのエ
ステルがある[ペンタエリトリトールテトラステアレー
トを用いた米国特許第4,174゜325号明細書参照
]。そのほか、一般に、ポリカーボネート等のある種の
熱可塑性樹脂の金型からの脱離用に鉱油を用いることが
知られている。
この種の鉱油が、特開昭53−22556号、同54−
16559号、同47−41093号、同55−843
53号各公報及び英国特許第2. 077.742号明
細書に記載されている。鉱油は、石油から得られる天然
産の炭化水素の複雑な混合物である。また、ABS樹脂
の衝撃強さを高め、そして流動性を改良するために、0
.1乃至3゜0重量%の鉱油が使用されている[欧州特
許出願第177.096号明細書参照]。これらの鉱油
は、(1)少なくとも20個の炭素原子を含む直鎖又は
枝分れ鎖を有するパラフィン性のもの、(2)ナフテン
性又は比較的ナフテン性のもの、即ち少なくとも主に、
4乃至12個の炭素原子の飽和単環炭化水素及び13乃
至26個の炭素原子の飽和多環炭化水素から成るもの、
又は(3)約300の最小分子量を有する芳香族油であ
る。これらの油の全ては、米国材料試験協会(ASTM
)D93に準拠して、150℃の、閉カップ中での最小
引火点を示す。しかし、鉱油を含む樹脂組成物は、鉱油
をABS樹脂の実際の製造過程で添加することにより製
造されている。例えば、鉱油はグラフト反応の最終段階
の間に、又はラテックスの凝結の前にグラフトポリマー
に添加されている。
従って、得られるABS樹脂組成物はABS樹脂と鉱油
との単なる混合物とは見受けられない。寧ろ、鉱油はA
BS樹脂の実際の製造過程の間に少なくとも可成り相互
混在している様に見える。
米国特許第3,759,863号明細書に、ポリ(塩化
ビニル)、ある種のABS樹脂、ジアルキルスズメルカ
プチド安定剤、及び少なくとも16個の炭素原子を有す
る炭化水素を本質的に含むものとして記載されている潤
滑剤の4成分の組成物が開示されている。350℃以上
の沸騰範囲及びn20o−1,4816の屈折率を有す
る、20乃至30個の炭素原子を含む炭化水素の鉱油が
好ましい。
米国特許第3,403,120号明細書に、ABS樹脂
用潤滑剤として、好ましくはある種の粘度範囲を有する
パラフィン性、ナフテン性又は芳香族の鉱油が開示され
ている。少なくとも3重量%の潤滑剤を使用する必要が
ある。この添加剤は、ポリマー成分のラテックスの凝塊
に添加され、無水ペレット内へ混入され、又はラテック
ス中へ混合してからラテックスを凝結して加えられる。
これらの刊行物の何れにも、泗滑剤が離型剤として作用
することは示されていない。
近年、α−オレフィンのオリゴマー化と、その後の、不
飽和を取り除くための水素化とにより誘導される合成鉱
油が、様々な材料用の離型剤の領域で驚くべき利益をも
たらしている。ミラーらの米国特許第4,626,56
6号明細書及び請求の範囲に、芳香族カーボネートポリ
マー組成物及び水素化α−オレフィンオリゴマー流体と
の混合物が記載されている。また、米国特許第4,82
6.913号明細書に、有機ポリエステル、ポリ(アリ
ーレンオキシド)、ポリ(アリーレンスルフィド)、ポ
リ(エーテルイミド)及びポリスルホンを包含する様々
な他のポリマーの離型に有効な試剤として、かかるオリ
ゴマー流体の使用が開示されている。しかし、今日に至
るまで、これらの合成オリゴマー流体とABS樹脂との
混合物は知られていない。
ポリカーボネート及びABS樹脂用の公知の離型剤は、
α−オレフィンである[米国特許第4゜399.251
号明細書参照]。
ポリカーボネートとABS樹脂又はABS型樹脂とのブ
レンドは、長年にわたって公知である。
離型は、これらのブレンドに関しても問題である。
PETSが、これらのブレンドにおける離型剤として使
用されてきた。最近の欧州特許出願第248308号明
細書に、ポリカーボネート−ABS樹脂ブレンドが純ポ
リカーボネートと比べて異なる溶融挙動を有することが
開示されている。前記明細書には、そのほかに、飽和脂
肪族の炭素数10乃至22のカルボン酸と三価アルコー
ルとのエステルの添加によりかかるブレンドの離型が促
進されることが開示されている。
発明の概要 本発明により、(a)ポリブチレンテレフタレート、(
b)衝撃変性に有効な量のABS樹脂又はABS型樹脂
及び(c)M型及び/又は衝撃改良に有効な量のα−オ
レフィンの流体状水素化又は非水素化オリゴマーの混合
物を含む組成物が提供される。
本発明のもう1つの観点は、前記混合物が既に製造され
たABS樹脂又はABS型樹脂を使って生成し得ること
である。
本発明の更にもう1つの観点は、ポリ(塩化ビニル)及
び/又はジアルキルスズメルカプチド安定剤が組成物中
に存在しないか、又は本質的に存在しないことである。
また、本発明の組成物中にポリカーボネートも存在する
ことができる。
発明の詳述 ポリブチレンテレフタレートは、当業界で周知の方法の
何れによっても製造することができる。
「ポリブチレンテレフタレートJという用語には、ポリ
マー中のアルキレン残基を得るための製造において、ブ
チレン単位の50モル%までを他のグリコールで置き換
えたポリエステルが包含される。
この種のグリコールの例には、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、シクロヘキサングリコール、1.
4−シクロヘキサンジメタツール等が包含される。
本発明において使用する前記ABS組成物又はABS型
組成物は、産業界を通じて公知の通常の標準的なABS
組成物である。ABS組成物又はABS型組成物は、(
a)約10乃至90重量%の(アクリロニトリルが反応
混合物の約10乃至50重量%であり、そしてスチレン
及び/又はα−メチルスチレンが反応物質の約50乃至
90重量%である)アクリロニトリルとスチレン又はα
−メチルスチレンとの混合物、及び(b)約90乃至1
0重量%のポリブタジェン又はポリイソプレン(好まし
くはポリブタジェン)から成る。ポリブタジェン又はポ
リイソプレンの約50重量%までを、スチレン性物質で
置き換えることができる。勿論、ABS型物質中にはア
クリロニトリルとスチレン及び/又はα−メチルスチレ
ンとの共重合体も存在する。また、アクリロニトリルを
使用する場合、アクリロニトリルの一部又は全部をメタ
クリル酸メチルで置き換えることができる。
好適な樹脂は、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレ
ン(ABS)又はメタクリル酸メチル−ブタジェン−ス
チレン(MBS)である。MBSに関しては、好適な構
造はコアシェル型である。これらの樹脂は、懸濁重合、
バルク重合又はバルク懸濁重合、並びにコアシェルの製
造に係わる典型的な周知の方法を包含する周知の方法の
何れによっても製造することができる。
本発明においてを用な芳香族ポリカーボネートは、長年
にわたって文献により周知の通常の芳香族ポリカーボネ
ートである。芳香族ポリカーボネートは、二価フェノー
ルとカーボネート前駆物質との反応により製造される。
芳香族ポリカーボネートの製造に有用な二価フェノール
には、式:[式中Rは夫々ハロゲン原子、1価の炭化水
素基及び1価の炭化水素オキシ基から選ばれ、R1は夫
々ハロゲン原子、1価の炭化水素基及び1価の炭化水素
オキシ基から選ばれ、Wは2価の炭化水素基、−S−−
5−S−000 II      II       II−O−−S−
−S−及び−C−から選ばれ、1 n及びnlは夫々0乃至4の値を有する整数から選ばれ
、そして bはO又は1である] のちのが包含される。
R及びR1で表わされる1価の炭化水素基には、アルキ
ル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基及
びアルカリール基が包含される。好適なアルキル基は、
1乃至約12個の炭素原子を含むものである。好適なシ
クロアルキル基は、4乃至約8個の環炭素原子を含むも
のである。好適なアリール基は、6乃至12個の環炭素
原子を含むもの、即ちフェニル基、ナフチル基及びビフ
ェニル基である。好適なアルカリール基及びアラルキル
基は、7乃至約14個の炭素原子を含むものである。
R及びR1で表わされる好適なハロゲン原子は、塩素原
子及び臭素原子である。
Wで表わされる2価の炭化水素基には、アルキレン基、
アルキリデン基、シクロアルキレン基及びシクロアルキ
リデン基が包含される。好適なアルキレン基は、2乃至
約30個の炭素原子を含むものである。好適なアルキリ
デン基は、1乃至約30個の炭素原子を含むものである
。好適なシクロアルキレン基及びシクロアルキリデン基
は、6乃至約16個の環炭素原子を含むものである。
R及びR1で表わされる1価の炭化水素オキシ基は、式
ニーOR2[式中R2は前述の類型の1価の炭化水素基
である]で表わすことができる。
好適な1価の炭化水素オキシ基は、アルコキシ基及びア
リールオキシ基である。
前記式の範囲内の二価フェノールのいくつかの例示的で
、非限定的な例には、 ゛2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン[
ビスフェノール−Aコ ; 2.2−ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキジフェ
ニル)プロパン; 2.2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキンフェ
ニル)プロパン; 1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサ
ン; 1.1−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)シクロヘキサン; 1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)デカン;1.
3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン・ 1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロドデカ
ン; 1.1−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)シクロドデカン; 4.4′−ジヒドロキシジフェニルエーテル;4.4′
−チオジフェノール; 4.4′−ジヒドロキシ−3,3′ −ジクロロジフェ
ニルエーテル;及び 4.4′−ジヒドロキシ−2,5−ジヒドロキシジフェ
ニルエーテル が包含される。
本発明において有用な前記水素化又は非水素化α−オレ
フィンオリゴマー流体は、接触反応にょるα−オレフィ
ンのオリゴマー化と、その後の、残留不飽和を取り除く
ための随意の水素化により誘導される。その触媒作用の
例には、カチオン触媒作用[J、A、ブリーナン、In
d、Eng、Chem、Prod、Res、DIv、 
(1980)19.2参照] ;ジ−グラ−触媒作用[
D、11.アンドンセンら、Ind、Eng、CbeI
ll、Prod、Res。
Div、(1963) 2,224参照] ;又はメタ
セシス触媒作用[W、T、ネルソンら、Ind、Eng
、Chem、Prod、Res、Dlv、 (1983
)22.178b及びこれに引用されている文献参照j
が包含される。製造法は、そのほかに米国特許第4,2
82,392号、同4,225,739号、同4,31
9,065号、同4,311゜864号、同4,334
,113号、同4,409.415号各明細書及びこれ
に引用されている文献に開示されている。
前記オリゴマー化/水素化の生成物は、広範な温度範囲
で流動度を有する鉱油である。生成物は、通常、使用す
る触媒及びオレフィンの性質及びその後の蒸留等の生成
物分別に応じて様々な重合度、枝分れ及び異性化のオリ
ゴマーの混合物である。
この類型のオリゴマー化で代表的な生成物構造は、9−
メチル−11−n−オクチルヘンエイコサンである。合
成流体の製造には、6乃至12個の炭素原子を有する直
鎖α−オレフィンが好ましく、1−デセンが最も普通で
ある。前記オリゴマーは、通常、様々な揮発度、粘度及
び粘度指数を得るために、ダイマー トリマー、テトラ
マー及びペンタマーの様々な混合物に分離される。本発
明に好適なα−オレフィンオリゴマー流体は、ASTM
法D445により測定して、100℃で約2乃至10セ
ンチストークスの動粘性率を有するものである。この種
のオリゴマー流体は、エメリー・インダストリイス(E
mery Industries)から小成されており
、そしてエメリー3002、エメリー3004、エメリ
ー3006及び、エメリー3010として知られている
。ガスクロマトグラフィーにより測定したこれらの流体
のおおよその組成を、下記に示す。
ダイ トリ テトラ ペンタ 平均 マー マー マー  マー  炭素数 3002 100% −−−−−−−−−203004
−−−8911−−−31 3006−−−2982938 代りに、ガルフψオイル社(Gull’ Oll Co
rporation)製のシンフルイズ(Synflu
ids )を使用することもできる。水素化オリゴマー
が好ましい。
前記非水素化オリゴマーも同様に製造されるが、水素化
工程が省略される。シェル・ケミカル社(SI+cll
 Chcmical Company)から入手できる
ネデン(Nocdcne )α−オレフィンを使用する
ことができる。
ポリブチレンテレフタレート、及びABS樹脂又はAB
S型樹脂の量は、広範に変化し得る。ポリブチレンテレ
フタレート、及びABS樹脂又はABS型樹脂を基準と
して算定して、ABS樹脂又はABS型樹脂は約3乃至
約95重量%の範囲であり、一般には約4乃至約80重
量%である。
ABS樹脂又はABS型樹脂の量は、普通約10乃至約
50重量%である。前記混合物中に他のポリマ〜も存在
することができ、重要なのはポリカーボネートである。
ポリカーボネートは、ポリブチレンテレフタレート、及
びABS樹脂又はABS型樹脂の約5乃至200重量%
で変動することができ、好ましくは約10乃至150重
量%である。
前記オリゴマーは、ポリブチレンテレフタレート−AB
S樹脂又はABS型樹脂混合物中に、離型に有効な量及
び/又は衝撃変性に有効な量で存在する。物品を金型か
ら突出させそして実質的に傷のない物品を得るのに必要
な圧力量を減少させる物質の量は、離型に有効な量であ
る。一般的に、有効な量は、ポリブチレンテレフタレー
ト−ABS樹脂又はABS型樹脂混合物の約0.25乃
至約7.5重量%であり、好ましくは約0.5乃至5.
0重量%である。前記オリゴマーは、特に高温で又は低
温等の応力条件下で成形したとき及び/又は熱老化後に
、向上した耐衝撃性をもたらす。
一般的に、この結果をもたらす瓜は前記の量と同様であ
るが、しかし離型の改良を認め難い低いオリゴマー−で
耐衝撃性の改良を得ることが可能である。
実施例1乃至3 12.5重量%のアクリロニトリル、50重量%のブタ
ジェン及び37.5重量%のスチレンを含むABS樹脂
30重量%を、ジー・イー・プラスチックス(GE P
lastics )から入手可能なバロックス(Val
ox ) 315ポリブチレンチレフタレトフ0重量%
と混合し、そしてヒンダードフェノール0.3phr、
チオエステル0.3phr、亜リン酸エステル0.2p
hr及び様々なMk (phr )のエメリー3004
又はエメリー3008の水素化α−オレフィンオリゴマ
ー流体と共に押出した。
下記試験系用に様々な部品を成形し、その全てを1/8
インチ厚みでのノツチ付アイゾツトに関するASTM法
D256を用いて試験した。下記に結果を示す。
実施例 表I 1 エメリー3004 0.25 エメリー3008 0.5 ノツチ付アイゾツト (フート・ボンド/インチ) 480下で成形 室温 0°C −30℃ 520丁で成形 室温 0℃ 16.8 17.3 17.3 17.11B、5 1
7.1 17.1 17.14.3  4.5  3.
7 4.2 1B、9 17.3 17.2 17.38.0 12
.0 1B、9 18.4結果から分る様に、水素化α
−オレフィンオリゴマーの存在により、ポリブチレンチ
レフタレ−)−ABS系でこの物質が不在の場合と比べ
て向」ニした低温での耐衝撃性がもたらされる。
実施例4 0−ム・アンド・ハース社(Rohm and Haa
s )から入手可能なブタジェン、メタクリル酸メチル
、スチレン及び少量の架橋及びグラフト結合単量体を含
むKM653コアシェルグラフト樹脂10重量%に、ジ
ー・イー・プラスチックスから入手可能なバロックス3
15ポリブチレンテレフタレート90重量%、チオエス
テル0.2phr、亜リン酸エステル0.15phr及
びヒンダードフェノール0.1phrを加えて混合し押
出した。本実施例にはエメリー3004を1.0phr
加えたが、対照例Bには加えなかった。下記系にて物品
を成形した。ノツチ付アイゾツト試験系は、ASTM法
D256.178インチ厚みであった。引張試験系は、
ASTM法D638であった。下記に結果を示す。
表2 実施例 エメリー3004(phr、) ノツチ付アイゾツト (フート・ボンド/インチ) 480″Fで成形 室温 0℃ 520下で成形 室温 0℃ 引張強さ、Kpsl 引張伸び、% 2.5 2.1 1O10 2,4 1,93,0 1,41,9 6,58,4 201232 これらの結果により、ポリブチレンテレフタレート−A
BS型樹脂系に水素化α−オレフィンオリゴマーが存在
することにより、データで示した様な大きな衝撃強さが
もたらされることが示された。
実施例5及び6 前記バロックス315の45.9重量%に、ジー・イー
・プラスチックスから入手可能な、塩化メチレン中、2
5℃で測定して約0.50乃至0゜52の固を粘度を有
するレキサン(Lexan ) 141ビスフエノール
Aポリカーボネート54.1重量%を加え、そしてポリ
ブチレンテレフタレート及びポリカーボネートの重量を
基準として計算して16.1phrの、ジーφイーφプ
ラスチックスから入手可能な、アクリロニトリル7.5
重量%、ブタジェン70重量%及びスチレン22.5f
fiffi%を含むブレンデックス(Blendex 
) 338 A BSを混合した。
混合物中には、そのほかに二酸化チタン1.5phr 
、亜リン酸エステル0.3phr、チオエステル0.4
phr、ヒンダードフェノール0.2phr。
ジエポキシド0.1phr及び亜リン酸溶液0.05 
phrが存在した[全でのphrはポリブチレンテレフ
タレート及びポリカーボネートの重量を基準としている
。]混合物を押出し、部品に成形し、そして下記試験法
に従って試験した。エメリーの重量%は、ポリブチレン
テレフタレート及びポリカーボネートを基準としている
表3 実施例 エメリー3004(phr) ノツチ付アイゾツト (フート・ポンド/インチ) 0.5 成形されたまま 室温 一50℃ 一60℃ 120℃で2週間老化 室温 120℃で4週間老化 =30℃ 引張伸び、% 引張強さ、Kpsi 15.1 15J  15.2 12.9 13.0 13.2 9.8 12.0 12.8 12.0 12.0 13.1 3.3 33 7.0 8.1 38 6.8 上記表に示した様に、水素化α−オレフィンオリゴマー
を含むボリブチレンチレフタレートーボリカーボネート
−ABS系が、長期熱老化後及び低温試験条件下で、前
記オリゴマーを含まないポリマー系と比べて可成り良好
な耐衝撃性を示した。
その他の試験値は、はぼ同じままであった。
実施例7 ジエポキシド0. 2phrを、対照配合物Aに加えた
。実施例1乃至3で使用したABSと同様のABSを、
ポリブチレンテレフタレートと共に、実施例1乃至3の
場合と同量で用いた。また、エメリー3008を本試験
配合物に用いた。ASTM法D256によるノツチ付ア
イゾツトを、480下で成形した部品について1/8イ
ンチで測定した。下記に結果を示した。
表 4 実施例 エメリー3008(phr) 0.45 ノツチ付アイゾツト (フート・ポンド/インチ) 室温 16.2   164 0℃ 6.0    8.0 水素化α−オレフィンオリゴマーを含むポリブチレンテ
レフタレート−ABS組成物の耐衝撃性が改良された。
以上の実施例1乃至7の全てにおいて、成形された材料
の効果的な離型が得られた。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)ポリブチレンテレフタレート、(b)衝撃
    変性に有効な量のABS樹脂 又はABS型樹脂及び (c)離型及び/又は衝撃改良に有効な 量のα−オレフィンの流体状水素化又は非水素化オリゴ
    マー の混合物を含む組成物。
  2. (2)混合物が既に製造されたABS樹脂又はABS型
    樹脂を使って生成し得る請求項1記載の組成物。
  3. (3)ポリ(塩化ビニル)及び/又はジアルキルスズメ
    ルカプチドが組成物中に存在しないか、又は本質的に存
    在しない請求項1記載の組成物。
  4. (4)ABS樹脂又はABS型樹脂が(a)及び(b)
    の約3乃至約95重量%の量で存在する請求項1記載の
    組成物。
  5. (5)(a)及び(b)を基準として算定して約0.2
    5乃至7.5重量%のオリゴマー(c)が存在する請求
    項1記載の組成物。
  6. (6)(a)及び(b)を基準として算定して約0.2
    5乃至約7.5重量%のオリゴマー(c)が存在する請
    求項4記載の組成物。
  7. (7)ポリカーボネートが存在する請求項1記載の組成
    物。
  8. (8)ポリカーボネートが存在する請求項4記載の組成
    物。
  9. (9)ポリカーボネートが存在する請求項5記載の組成
    物。
  10. (10)(a)及び(b)を基準として算定して約5乃
    至約200重量%のポリカーボネートが存在する請求項
    7記載の組成物。
  11. (11)(a)及び(b)を基準として算定して約10
    乃至約150重量%のポリカーボネートが存在する請求
    項8記載の組成物。
  12. (12)(a)ポリブチレンテレフタレート、(b)衝
    撃変性量のABS樹脂又はA BS型樹脂及び (c)約0.25乃至7.5重量%の α−オレフィンの流体状水素化又は非水素化オリゴマー を含む組成物。
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