JPH03195427A - 組織培養技法による人工ジャガイモ種子の急速大量生産方法およびその利用方法 - Google Patents

組織培養技法による人工ジャガイモ種子の急速大量生産方法およびその利用方法

Info

Publication number
JPH03195427A
JPH03195427A JP2056805A JP5680590A JPH03195427A JP H03195427 A JPH03195427 A JP H03195427A JP 2056805 A JP2056805 A JP 2056805A JP 5680590 A JP5680590 A JP 5680590A JP H03195427 A JPH03195427 A JP H03195427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
artificial
potato
seeds
culture
potato seeds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2056805A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2709320B2 (ja
Inventor
Hyuk Chung
鄭 革
Jang-Ryeol Ryu
劉 長烈
Joo-Bong Hong
洪 周奉
Seung-Gyun Yang
梁 承均
Haeng-Soon Lee
李 幸順
Zaiko Den
田 在興
Teishuku Kyu
丘 廷淑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Korea Advanced Institute of Science and Technology KAIST
Korea Institute of Science and Technology KIST
Original Assignee
Korea Advanced Institute of Science and Technology KAIST
Korea Institute of Science and Technology KIST
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Korea Advanced Institute of Science and Technology KAIST, Korea Institute of Science and Technology KIST filed Critical Korea Advanced Institute of Science and Technology KAIST
Publication of JPH03195427A publication Critical patent/JPH03195427A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2709320B2 publication Critical patent/JP2709320B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N5/00Undifferentiated human, animal or plant cells, e.g. cell lines; Tissues; Cultivation or maintenance thereof; Culture media therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01HNEW PLANTS OR NON-TRANSGENIC PROCESSES FOR OBTAINING THEM; PLANT REPRODUCTION BY TISSUE CULTURE TECHNIQUES
    • A01H4/00Plant reproduction by tissue culture techniques ; Tissue culture techniques therefor
    • A01H4/005Methods for micropropagation; Vegetative plant propagation using cell or tissue culture techniques
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01HNEW PLANTS OR NON-TRANSGENIC PROCESSES FOR OBTAINING THEM; PLANT REPRODUCTION BY TISSUE CULTURE TECHNIQUES
    • A01H4/00Plant reproduction by tissue culture techniques ; Tissue culture techniques therefor

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Developmental Biology & Embryology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は植物組織培養技術を用いてウィルスフリー(v
irus free)の無病株ジャガイモ植物の茎頂(
shoot )を大量に培養し、これから人工種子ジャ
ガイモ器内小塊茎(microtuber %以下人工
種子ジャガイモと略する)を急速大量に生産し、生産さ
れた人工ジャガイモ種子をそのまま慣行の天然ジャガイ
モ種子として代替使用するか、または慣行の天然ジャガ
イモ種子を生産するための直前段階のジャガイモ種子と
して使用することができる最も新しく画期的に進歩した
人工ジャガイモ種子の急速大量生産する方法およびその
利用法に関するものである。
〈従来の技術〉 ジャガイモは茄子(ナス)科に属する植物の一種で塊茎
により栄養繁殖を営む植物である。
ところが大部分の栄養繁殖作物の共通的な問題点である
が、ウィルス感染による収量減少が大きな問題点として
指摘されている。
特にナス科作物の中でもジャガイモの場合にはその被害
が極端である。(その点は以下を参照Manzer、F
、E、、D、C,Merriam and P、R,H
epler、1978゜Effects of pot
ato virus S and two 5trai
nsof potato virus X on yi
elds of Ru5setBurbank、 Ke
nnebec and Katahdin culti
vars inMaine、Am、Potato Jo
ur、  55:601−609.  Korea 5
seed potato progras+:orga
nization、 impact andissue
s、19B7 International Pota
to Center、 pp19−24 ) 従って毎年ウィルスフリーの無病優良種薯を確保するこ
とはジャガイモ農事の勝敗の原因となっていた。
そこでこれらの問題を解決する重要な方法の一つとして
従来にはウィルスを媒介釘る油虫の繁殖率が低い高領地
、土間地方で種薯を生産供給してきた。
一方、最近では組織培養技術を利用し生産点培養技術と
ともに高温(45℃)の熱処理技術を並用して、ウィル
スフリーの無病株ジャガイモ植物を器内で大量増殖する
方法も開発されている。
ところが、上記のような方法を用いて器内で茎頂を大量
に生産した場合にも実際に必要な種薯を生産するために
は茎頂を土壌に移植しなければならない。
しかし、器内で育った植物を土壌に移植することは大変
困難なことであり、その過程中には多(の植物が枯死し
て、土壌に完全に活着し成功する比率は非常に低い欠点
がある。
本発明では以上のような問題点を解決する方案の一つと
して人口ジャガイモ種子を生産し、これを直接ジャガイ
モ種子とし播種する方法を提案するものである。
本発明で利用する人口ジャガイモ種子というのはジャガ
イモの幹を人口培地で培養しながら適当な培養環境条件
を与え人工的に形成したものである。
これは、実際のジャガイモの塊茎(tuber )と形
態、機能などが同一で、塊茎の大きさは豆の程度の寸法
のものである。(直径0.5〜1.ocm、重さは約2
00〜50ON程度) ところでジャガイモの幹を組織培養する場合器内率塊茎
が形成できる現象に関しては以前から多くの報告がある
(Garciaづorres、L、andC,Gome
z−Campo、 1973. Invitro tu
berization of potato 5pro
uts asaffected by ethrel 
and gibberellic acid。
Potato Res、16:73−79. Abbo
tt、A1.and A、R,Be1cher、  1
986.  Potato tuber format
ion in vitro。
In Plant Ti5sue Cu1ture a
nd its AgriculturaI  appl
ications、  Butterwprths、p
p、113−122を参照〉 さらに以上の方法を利用し、ジャガイモの無病優良種薯
を大量に生産するための多(の試みがあった。
(Wang P、J、and C,Y、tlu、198
2. In vitro mass tuberiza
tion and virus−free 5eed 
potato production inTaiwa
n、 Amer、Potato Jour、59:33
−39を参照) しかしジャガイモの場合、毎年美大な量の種子が必要で
ある。
もし人口ジャガイモ種子が種子として使用できるとして
も狭い面積で急速大量に生産し、安い値段で農家へ供給
できる方法を開発しなければその実用的な意味はないと
考えられる。
〈本発明の目的〉 本発明ではジャガイモの種子としてそのまま利用できる
人口ジャガイモ種子を従来の方法より最少30倍以上効
率的に急速大量生産し、天然のジャガイモ種子より安い
値段で農家に供給できる方法を開発したもので、その人
工ジャガイモ種子により実際的に利用できることを証明
したものである。
〈本発明の説明〉 以下本発明の詳細な説明する。
次の実施例は本発明の内容を詳細に例証したものである
が、本発明の範囲はこれに限定されない。
〈実施例1〉 ウィルスフリー(virus−free )のジャガイ
モの茎頂培養(shoot tip culture)
法の確立と、人工ジャガイモ種子形成用茎頂の誘導およ
び急速大量増殖方法。
韓国農林水産省 農村振興庁 園芸試験場がら得た無菌
のスベリオル(Superior)塊茎を用いた。これ
ら塊茎を水洗し、70%エチルアルコールで3分間沈漬
した後、20%クロルラクス(商業用〉で10分間表面
消毒した。
そして予め滅菌した床上(Vermiculite:p
erlite=1:1)を充填した四角形のポット(p
ot)に播種した。
ポットは培養機(明16時間25℃:暗8時間25℃)
に入れ培養した。
培養後1週目から塊茎の発芽が始まり、2週目前後芽の
長さが平均5〜10c+++程度の際、茎頂先端部位(
長さ1〜2 cm )を切断し、茎頂培養の基本材料と
した。
こうして切断した茎頂先端部位を滅菌蒸留水で3回洗っ
た後、70%エチルアルコールに30秒間沈潰し、10
%クロルラクスで10分間最終表面消毒後、特殊組成の
人形成用液体培地または固体培地(表1、表2参照)に
直上した。
培養室の環境条件は前述した塊茎発芽時と同一の条件と
した。
置土後、約1週日から小枝(axillary 5ho
ot )が発生し始め3〜4週目からは継代培養をしな
ければならないほど旺盛な生長を示した。
この際、小枝(axillary 5hoot )の発
生を最大に促進させるために器内取り木(In vit
ro layering)方法を用いたがフラスコまた
は試験管で培養する場合には器内取り木作業が難しく、
また時間がかかる欠点がある。
そのため、本発明では平たい形状のペトリ皿(直径10
cm、高さ1.5c+*)で茎頂(shoot )を培
養し、自動的に器内取り木(In vitoro la
yering)ができるように調節した。
その結果小枝の(axillary 5hoot )発
生を大幅的に増加させることができた。(表3参照)茎
頂を培養する際に一般的には液体培養が固体培養に比べ
生長繁殖速度は早(なる。
しかし液体培養を長時間続けると水分の過多、吸収によ
り茎頂の退化ないしは非正常化現象(shoot vi
rification)がたびたび起こり、正常的な増
殖培養ができなくなることがある。
従って本発明では培養初期には液体培地を用い、その後
には主に固体培地で培養した。
ここで特記することは培養液上で増殖した茎頂が、次の
段階の人工ジャガイモ種子形成条件に移った持金てのも
のが人工ジャガイモ種子を形成するものになるのではな
く、特別な形態、すなわち茎葉が正常的に展開し、また
小枝(axillary 5hoot )および根の発
達が旺盛な茎頂く第1図)だけが人工ジャガイモ種子を
多量に生産することである。(表4参照) 従って、本発明では以上で述べたような特異な形態と能
力を持つ茎頂を“人工ジャガイモ種子形成用茎頂(Mi
cro tubergenic 5hoot)”と命名
し、“スベリオル(5uper ior 、特許細胞株
 受託番号、 KCTC8445p)”品種の人工ジャ
ガイモ種子形成用茎頂を誘起し、Korean Typ
e Cu1ture Co11eat ionに特許細
胞株として登録寄託した。
このような人工ジャガイモ種子形成茎頂は特殊組成の人
工ジャガイモ種子形成用茎頂は発生培地(表1、表2参
照)で効率よく発生した。
また−屑発生した人工ジャガイモ種子形成用茎頂は、少
な(とも24回(1年)継代培養してもその特性をその
まま維持した。
〈実施例2〉 人工ジャガイモ種子の急速大量形成方法。
実施例1の茎頂の急速増殖段階、すなわちペトリ皿から
旺盛に増殖した人形成用茎頂をまず30℃の高温培養機
(その他の培養条件は上記の人工ジャガイモ種子形成用
茎頂増殖培地と同一)に移して一週間増殖した後、これ
らを暗黒10℃、低温培養機でもう一度一週間低温前処
理した。
低温前処理が終わった人工ジャガイモ種子形成用茎頂を
採取し、人工ジャガイモ種子促進用培地(表2、表5参
照)に直上した後、三重のパラフィンフィルムで密封し
、明6時間500ルックス20℃、暗18時間12℃の
培養機に約10個ずつペトリ皿を重ねて培養した。
大部分の場合、上記の人工ジャガイモ種子形成条件に移
って約10日日から人工ジャガイモ種子を形成し始め平
均た。
そして40〜50日目(こ日日と、ジャガイモ種子とし
て使用できる豆のような小さな人工ジャガイモ種子が、
ペトリ皿1個当たり、平均10個以上形成した。(第2
図参照) 人工ジャガイモ種子形成促進用培地の組成中ch1or
o choline chloride(ccc)の代
わりにそれと類似した生理化学的効能を持つPhosp
hon D、Amo−1618、B−905(N−di
methyl−amino Succinamic a
cid)等の生長抑制剤をcccと同じ濃度で(100
ppm)培養液に添加したが、その時にも人工ジャガイ
モ種子形成にはCCCと同じ程度の優れた効果があった
“スベリオル(5uper ior )”品種において
人工ジャガイモ種子形成用茎頂ではない普通の茎頂を使
用して慣行の液体培養法で人工ジャガイモ種子を生産し
た時の効率と、本発明で新しく開発した固体培地を使用
したペトリ皿培養法(人工ジャガイモ種子の形成率を高
めるために使用した全ての処理を含む)で人工ジャガイ
モ種子を生産した時、単位培養面積当たり生産効率を比
較した結果は表6および表7の通りである。
〈実施例3〉 人工ジャガイモ種子の長期貯蔵方法と貯蔵中の発芽抑制
および貯蔵後の発芽促進方法。
培養機で大量に生産した“スベリオル(5uper 1
or)″品種の人工ジャガイモ種子を無菌状態で収穫す
る。そしてまず滅菌蒸留水に浸して3〜4回程度充分に
洗浄し、種子の表面についている培養液を洗う。
その後人工ジャガイモ種子は滅菌した空ペトリ皿に入れ
、均一にひろげてタリンベンチの中で表面の水分が完全
に乾(まで乾燥した後、蓋を閉めて三重にパラフィンフ
ィルムで密封し4℃の低温冷蔵庫に重ねて保管した。(
第3図参照)以上のように低温冷蔵庫に保管した人工ジ
ャガイモ種子は約2ケ月後からは休眠が打破され、必要
がある時には室温で2週間程度放置すると容易に発芽し
た。(表8参照) 一方発芽を抑制しながら長時間保管する場合には、収穫
後滅菌水で洗浄した後、5 mg / eのアブシジン
酸(Abscisic  acid)溶液に3時間ぐら
い沈漬する。その後、表面の水分を充分に乾燥し後、0
〜4℃の低温冷蔵庫に保管する。
このような方法によれば、人工ジャガイモ種子は1年以
上健全に保管することができ、少なくとも発芽力が喪失
されないことを確認した。(表9参照) 一方、収穫後早期に発芽する必要がある場合には、ジベ
レリン処理をしたり、ジベレリン処理前に38℃温浴処
理を並行すれば休眠打破が促進され早期に発芽した。(
表8参照) また休眠が打破された人工ジャガイモ種子の場合は、発
芽にかがる期間を大幅に短縮することができる。(表1
0参照) 〈実施例4〉 人工ジャガイモ種子の播種栽培による収穫量検定 実施例3のように、低温貯蔵した“スベリオル(Sup
er ior )″品種の人工ジャガイモ種子を二週間
室温処理し、ペトリ皿内で芽を2〜3IIII11程度
発芽させた後直ちに圃場に直播して、従来の天然ジャガ
イモ種子と収穫量比較検定を行った。
生育初期には、人工ジャガイモ種子の生育が天然ジャガ
イモ種子の生育に比べて不良であった。
しかし、生育中期以後がらは旺盛な生育を見せ、播種後
3ケ月目の収穫時では人工ジャガイモ種子の地上部生育
が天然ジャガイモ種子の生育の約2/3程度に達した。
また最終収穫量も地上部生育程度と正比例した傾向が見
られ、人工ジャガイモ種子は株当たり約507、 g 
%天然ジャガイモ種子は株当たり約812gの収穫量を
示した。(表11および第4、第5図参照) 従って人工ジャガイモ種子を天然ジャガイモ種子の栽植
方法と同一の方法で播種した場合、天然種子ジャガイモ
に比べて約60〜70%の収穫量が認められることがわ
かった。
しかし、人工ジャガイモ種子の場合、あまりにもジャガ
イモ種子自体の大きさが小さく、これらから発生する植
物体自体の大きさも非常に小さい。
そのため、天然のジャガイモ種子を植える栽植密度に比
較して2倍ないし、3倍までの密植ができることになる
したがってこのような栽培方法を採択する場合には単位
面積当たり収穫量は従来の天然ジャガイモ種子を植えた
時よりもむしろ増加することが予想される。
次に、本文中に引用した表1から、表11までを記載す
る。
(以下余白) 表1 “スベリオル(Superior) ”品種にお
イテ、人工ジャガイモ種子形成用茎頂の発生 および大量急速増殖用培地の組成 表2 ジャガイモ“スベリオル(Superior )
”品種において、人工ジャガイモ種子形成用茎頂の急速
大量増殖用培地に添加したスタバビタミン(Staba
 Vitamins)複合体の組成 を使用した器内取り木方法がこえだ(Axillary
 5hoot) 発生の促進に与える影響 *1.3゜mの長さの茎頂−個を面上、4週培養後、発
生した小枝数*託各処理は20個の培養器を使用した結
果の平均値である。
Medium pH=5.7 表4 ジャガイモ“スベリオル(Super ior 
)”品種において、人工ジャガイモ種子形成用茎頂と普
通茎頂の培養環境条件による人工ジャガイモ種子の生産
能力の比較 表5 “ペリオル(Superior) ”種の人工ジ
ャガイモ種子形成用培地の組成 *l:昼夜間培養温度が25℃、昼の長さが16時間、
夜の長さが8特出である。用いた培地は人工ジャガイモ
種子形成用茎頂の増殖に使用した培地と同一(表1参照
) *2:培地は人工ジャガイモ種子形成促進用培地(表4
参照)を用G′だ。茎頂は高温(30℃)及び暗黒低温
(10℃)条件で前処理し夜(12℃)、昼(20℃)
の培養温度で変温処理した。夜の長さが18時間、昼の
長さが6時間で昼の間の光度は500ルツクスと同定し
た。
Mediam pH=5.7 表6 培養法による単位培養空間当り“スベリオル”品
種の人工ジャガイモ種子の生産力の比較 表7 表6で示した培養法による、“スベリオル”品種
の人工ジャガイモ種子の生産効率に対する細部分析比較
*1:横120cn+、縦70cm、高さ30c+aの
培養棚を使った。
*2:直径5噴以上、重さ100mg以上のジャガイモ
種子として利用できる人工ジャガイモ種子を意味する。
*3 : 250m1!容量の三角フラスコを使用した
*4 三回反復実験結果の平均値である。
*5:直径10cm、高さ1.5cmのペトリ皿を使用
した。
*1:本発明で開発したペトリ皿培養法が、従来のフラ
スコ培養法より約30倍程度の高い生産効率があること
を表わす。
表8 低温貯蔵期間中ジャガイモ“スベリオル”品種人
工ジャガイモ種子の休眠打破およびジベレリン処理°I
が休眠短縮に及ぼす影響。
表1O温浴処理(38℃、1時間)およびジベレリン酸
処理(5ppm、室温、1時間)が、休眠が打破した状
態の“スベリオル”(Superior)品種人工ジャ
ガイモ種子の発芽促進に及ぼす影響。
*l:室温5ppm濃度で1時間処理した。
*2:低温貯蔵庫から室温で出しだ後2週日に発芽率を
調査した。
表9 “スベリオル”品種の人工ジャガイモ種子の収穫
後アブシジン酸(Abscisic acid)処理1
が貯蔵中発芽抑制に及ぼす影響。
*l:4℃低温貯蔵庫で2力月以上放置、休眠が完全に
打破された人工ジャガイモ種子を実験材料に使用した。
*2二発芽の長さが1m以上になり、肉眼で発芽状態を
確認できる状態。
表11  “スベリオル“品種の人工ジャガイモ種子と
天然ジャガイモ種子の一株当りの収[ffiの比較°1
* 1 : 10ppm濃度、室温で3時間浸漬した。
*l:人工または天然ジャガイモ種子各30個体から収
穫したジャガイモ植物体の平均値。栽培法は一般慣行の
ジャガイモ栽培法と同様に4月初めに採取し、7月初め
に収穫した。
【図面の簡単な説明】
第1図から5図は、生物の形態を表している写真である
。 第1図はペトリ皿内の人工培養液上で急速に増殖してい
る”スベリオル(Superior )″品種の人工ジ
ャガイモ種子形成用茎頂(Microtubergen
ic 5hoot)の写真 第2図はへトリ皿内の人工培養液の上で急速大量に形成
した″スベリオル(Superior ) −品種の人
工ジャガイモ種子の写真 第3図は収穫後ペトリ皿の中で無菌状態に保管し長期間
低温貯蔵している″スペリオル(Superior)“
品種の人工ジャガイモ種子の写真第4図は°スベリオル
(Superior ) −品種の人工ジャガイモ種子
を植え、栽培した後収穫直前のジャガイモの写真 第5図は゛スベリオル(5uper ior )″品種
の人工ジャガイモ種子−粒を植え、これから生産された
ジャガイモ(平均サイズ)の写真 第;3図 3面の浄書で内容(こ変更含し) 第4 第5図

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)組織培養技術を用い、ウィルスフリー(viru
    s free)のスペリオル(Superior)品種
    の無病株ジャガイモ植物から人工ジャガイモ種子形成用
    茎頂(shoot)を誘導し、人工ジャガイモ種子の生
    産に適合な持株組成の培養液を用いたペトリ皿培養法に
    よる人工ジャガイモ種子急速、大量生産方法
  2. (2)第1項において人工ジャガイモ種子形成用茎頂(
    Microtubergenic shoot)の誘導
    および急速大量増殖用培地の組成
  3. (3)第2項において誘導された人工ジャガイモ種子形
    成用茎頂(KCTC 8445P)を使用し、人工ジャ
    ガイモ種子を大量に生産する方法
  4. (4)第1項においてこえた(Axillary sh
    oot)の発生を最大に誘導するため、ペトリ皿と類似
    した高さ3cm以下の平たい形状の培養器を使って、器
    内取り木(in vitrolayering)する方
    法(表3参照)
  5. (5)第1項において人工ジャガイモ種子形成促進のた
    め用いた培地の組成
  6. (6)第5項においてC.C.C.(Chloro C
    holine Chloride)の外、これと類似し
    た生理化学的効能を持つphosphon D(2,4
    −Dichlorobnzyltributyl ph
    osphonium chloride),Amo−1
    618(Ammonium(5−hydroxy ca
    rvacryl)trimethyl chlorid
    e piperidine carboxylate)
    ,B−905(N−dimethyl−amino s
    uccinamic acid)などの生長抑制剤を1
    00ppm以下の濃度で人工ジャガイモ種子形成促進用
    培地に添加する方法
  7. (7)第1項または第8項において、人工ジャガイモ種
    子の形成を促進するため、用いた茎頂を高温(30℃)
    および暗黒低温(10℃)条件で前処理した後、昼夜間
    培養温度(昼間20℃、夜間12℃)で変温処理する方
  8. (8)第1項の方法により収穫した人工ジャガイモ種子
    を無菌状態で長期貯蔵する方法においてアブシジン酸(
    Abscisic acid)処理によって長期貯蔵お
    よび発芽を抑制する方法
  9. (9)第1項、第3項、第4項において、培養面積およ
    び空間を最大に活用するため、高さ3cm以下のペトリ
    皿とそれに似た平たい形状の全ての培養器およびこれら
    を積み重ねて培養する方法
  10. (10)第1項により生産された人工ジャガイモ種子を
    4℃低温に貯蔵し、休眠を打破する方法と、5ppm濃
    度以上のジベレリン(Gibberellic aci
    d)および温浴処理(38℃温湯処理)により発芽を促
    進する方法
  11. (11)第1項により生産された人工ジャガイモ種子を
    、従来の天然ジャガイモ種子の生産のために必要な前段
    階のジャガイモ種子として使用する方法
  12. (12)第1項によって、塊茎形成を特徴とするナス科
    、ジャガイモ属に属する全てのジャガイモ植物において
    、第1項から第11項まで記載された方法を用い、人工
    ジャガイモ種子を培養器内で急速大量生産し、これを慣
    行の天然ジャガイモ種子の代わりに代替して使用する方
JP2056805A 1989-03-11 1990-03-09 組織培養技法による人工ジャガイモ小塊茎の急速大量生産方法 Expired - Lifetime JP2709320B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR3009 1989-03-11
KR1019890003009A KR920001196B1 (ko) 1989-03-11 1989-03-11 페트리디쉬를 사용한 새로운 배양기법에 의한 무병, 우량 인공씨감자(기내소괴경, Potato microtuber)의 급속대량 생산방법

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03195427A true JPH03195427A (ja) 1991-08-27
JP2709320B2 JP2709320B2 (ja) 1998-02-04

Family

ID=19284446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2056805A Expired - Lifetime JP2709320B2 (ja) 1989-03-11 1990-03-09 組織培養技法による人工ジャガイモ小塊茎の急速大量生産方法

Country Status (11)

Country Link
EP (1) EP0388109B1 (ja)
JP (1) JP2709320B2 (ja)
KR (1) KR920001196B1 (ja)
CN (1) CN1024886C (ja)
AT (1) ATE119737T1 (ja)
AU (1) AU639907B2 (ja)
CA (1) CA2011230C (ja)
DE (1) DE69017732T2 (ja)
DK (1) DK0388109T3 (ja)
ES (1) ES2070274T3 (ja)
RU (1) RU2075289C1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010076954A3 (ko) * 2008-11-10 2010-08-19 (주) 마이크로프랜츠 바이오리액터 배양기에 의한 조직배양 감자종서의 대량생산 및 씨감자 생산방법

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE1007666A3 (fr) * 1993-10-27 1995-09-12 Billet Alain Procede de multiplication hors-sol de plantules, de bulbes, de bulbilles, de rhizomes et de tubercules.
CN1076947C (zh) * 1997-03-10 2002-01-02 大港油田集团运输公司 一种马铃薯脱毒微型种薯生产方法
DE69922634T2 (de) 1998-10-21 2005-12-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma Schaltung zur steuerung von piezoelektrischen transformatoren
KR100614533B1 (ko) * 2004-02-18 2006-08-22 (주)넥스젠 감자의 컴팩트 슈트 유도 방법
KR100723665B1 (ko) * 2005-02-28 2007-05-30 (주)포테이토밸리 우량 무병 씨감자 대량생산을 위한 새알씨감자의 급속 대량생산방법
RU2476064C2 (ru) * 2011-04-25 2013-02-27 Федеральное государственное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Горский государственный аграрный университет" Способ стимулирования роста и развития растений сельскохозяйственных культур
KR101405390B1 (ko) * 2012-04-18 2014-06-11 충청북도 (관리부서:충청북도 농업기술원) 블루베리 품종인 블루골드,엘리자베스,오따드 또는 티프블루의 엽편 배양 방법을 이용한 식물체 형성 방법
KR101447118B1 (ko) * 2012-05-16 2014-10-06 한국생명공학연구원 인공 씨감자 배양용 고형 배지 조성물 및 이를 이용한 원-스텝 인공 씨감자 배양 방법
KR101447116B1 (ko) * 2012-05-16 2014-10-06 한국생명공학연구원 저온 배양에 의한 인공 씨감자의 대량 생산 방법 및 그에 따른 인공 씨감자
CN104397149B (zh) * 2014-11-11 2017-03-15 新疆林科院经济林研究所 一种采用西伯利亚花楸提取液抑制马铃薯发芽的方法
RU2578394C1 (ru) * 2014-12-05 2016-03-27 Федеральное государственное бюджетное учреждение науки институт биоорганической химии им. академиков М.М. Шемякина и Ю.А. Овчинникова Российской академии наук (ИБХ РАН) СОСТАВ СРЕДЫ ДЛЯ КУЛЬТИВИРОВАНИЯ РАСТЕНИЯ СЕМЕЙСТВА РЯСКОВЫЕ (Lemna minor) В УСЛОВИЯХ in vitro
CN109924128A (zh) * 2017-12-15 2019-06-25 惠州市欣禾田现代农业有限公司 一种脱毒马铃薯组织培养用营养基及其配备方法
CN108271816A (zh) * 2018-02-06 2018-07-13 浦江县美泽生物科技有限公司 一种抑制贮藏马铃薯生根的复配剂的制备方法
CN109287417A (zh) * 2018-07-27 2019-02-01 广东省农业科学院作物研究所 一种马铃薯缺锌的盆栽方法
CN115299342A (zh) * 2022-07-20 2022-11-08 凉山彝族自治州农业科学研究院 一种马铃薯脱毒核心茎尖无性系筛选方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0288460A1 (en) * 1986-10-02 1988-11-02 Novotrade Rt. Process for mass production of potato's propagation material free from viroids and viruses
HU206012B (en) * 1986-12-01 1992-08-28 Novotrade R T In vitro - in vivo method of high activity for producing potato small sized tubers
WO1988004136A1 (en) * 1986-12-02 1988-06-16 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Method of multiplying tubers
HU204946B (en) * 1987-02-16 1992-03-30 Novotrade R T Method for increasing the effectiveness of "in vitro" vegetative propagation of potato

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
C.R.SEANCES ACAD SCI.SER3=1982FR *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010076954A3 (ko) * 2008-11-10 2010-08-19 (주) 마이크로프랜츠 바이오리액터 배양기에 의한 조직배양 감자종서의 대량생산 및 씨감자 생산방법

Also Published As

Publication number Publication date
AU5116690A (en) 1990-09-20
CA2011230A1 (en) 1990-09-10
KR920001196B1 (ko) 1992-02-06
CN1045906A (zh) 1990-10-10
DE69017732T2 (de) 1995-07-20
CN1024886C (zh) 1994-06-08
DK0388109T3 (da) 1995-07-24
CA2011230C (en) 1999-03-23
ATE119737T1 (de) 1995-04-15
RU2075289C1 (ru) 1997-03-20
AU639907B2 (en) 1993-08-12
EP0388109B1 (en) 1995-03-15
ES2070274T3 (es) 1995-06-01
KR900014584A (ko) 1990-10-24
JP2709320B2 (ja) 1998-02-04
EP0388109A1 (en) 1990-09-19
DE69017732D1 (de) 1995-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03195427A (ja) 組織培養技法による人工ジャガイモ種子の急速大量生産方法およびその利用方法
CN106489735A (zh) 冰菜种子和茎段组织培养的方法
JPS5914725A (ja) 植物の増殖材料の製造法
KR0137877B1 (ko) 양액재배에 의한 씨감자의 대량 생산방법
CN109349051B (zh) 一种甘蔗健康种苗芽眼育苗及其机械移栽方法
Schrader Using transplants in vegetable production
CN113973717A (zh) 一种珠芽魔芋组培微球茎催芽育苗方法
JP7281430B2 (ja) 難発芽植物の種子発芽促進方法
CN107232061A (zh) 一种快速诱导白及鳞茎的专用培养基及组培方法
JP2013192543A (ja) タデスミレの発芽処理方法及びその育苗方法
CN110393120A (zh) 一种适种于广西高寒山区的樱桃种苗繁殖培育方法
Chindi et al. Enhancing potato seed production using rapid multiplication techniques.
CN107691160A (zh) 一种川百合无毒鳞茎的培育方法
CN108849500A (zh) 一种莲胚拯救及后代快速生长发育的培养基和方法
CN107873518A (zh) 一种粉防己种苗的组培方法
CN107616068A (zh) 一种高效低成本马铃薯脱毒苗及原种生产技术
CN103430822A (zh) 一种魔芋微型种芋的水培繁种方法
CN106665358A (zh) 一种桔梗叶片的快速诱芽及组培繁殖方法
JPS6371121A (ja) 組織培養によるナガイモムカゴの大量生産法
Roh et al. Propagation and transplant production technology of new floral crops
CN104938325A (zh) 草莓杂交及种子育苗方法
HU206012B (en) In vitro - in vivo method of high activity for producing potato small sized tubers
KR102597761B1 (ko) 빌레나무 우량묘의 대량 번식방법
CN107494273A (zh) 一种檀香组培快繁的工艺方法
CN102577954B (zh) 一种宽叶香蒲根尖诱导愈伤组织并分化成苗的方法