JPH03194565A - 複写機の制御装置 - Google Patents
複写機の制御装置Info
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- JPH03194565A JPH03194565A JP1332842A JP33284289A JPH03194565A JP H03194565 A JPH03194565 A JP H03194565A JP 1332842 A JP1332842 A JP 1332842A JP 33284289 A JP33284289 A JP 33284289A JP H03194565 A JPH03194565 A JP H03194565A
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Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Audible And Visible Signals (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複写機のオペレータに操作手順等の複写機で
の処理の仕方について指示を与えることができる複写機
の制御装置に関する。 〔従来の技術〕 従来、音声発生装置付き複写機で、人体検知センサと、
原稿忘れや、転写紙取り忘れを関連させて警告するもの
は、特公昭61−235855号公報などで提案されて
いる。 また、操作方法などを表示機能を用いて指示(ガイダン
ス)するヘルプ機能を持った複写機なども公知である。 さらに操作手順を次々に質問形式で機械側から表示し、
オペレータは出されてくる質問に答えることによって目
的とするコピーモードを得る複写機も知られている。 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術においては、複写機の操作モードをあまり
知らないオペレータには、操作モードをガイドしてくれ
てコピー作業の効率向上になるが、コピー操作に熟知し
た者に対しては、表示あるいは音声指示(ガイダンス)
が煩わしく、逆に操作の妨げにもなり得るという問題点
があった。 本発明の第1の目的は、複写機に組み込まれた人体検出
手段とオペレータの操作タイミングからオペレータの複
写機の操作方法の習熟度を判断してオペレータに操作手
順を含む処理方法を指示するようにした複写機の制御装
置を提供することにある。 本発明の第2の目的は、オペレータへの操作方法の指示
後、さらにオペレータの操作タイミングを考慮して、異
なった内容の操作手順を含む処理方法等を指示するよう
にした複写機の制御装置を提供することにある。 〔課題を解決するための手段〕 上記第1の目的は、機械の動作全体を制御する制御手段
と、複写機のモード設定および表示を行う操作部と、人
間の存在を検出することが可能な人体検出手段とを備え
た複写機の制御装置において、前記人体検出手段による
人間の存在の検出後複写機の操作に関する入力があるま
での時間を計測する計測手段と、該計測手段が所定の時
間になったことを判断する判断手段と、該判断手段によ
る所定時間の経過の判断後複写機のオペレータに操作方
法等を、例えば表示、音声、音の発生等によって指示す
る指示手段とを有する第1の手段によって達成される。 上記第2の目的は、指示手段による指示後、前記操作部
のキー入力があるまでの時間を計測する計測手段と、該
計測手段が所定の時間になったことを判断する判断手段
と、該判断手段による所定時間の経過の判断後キー入力
が無いとき、オペレータに対して異なった内容の操作方
法等を指示する指示手段を有する第2の手段によって達
成される。 〔作用〕 上記第1の手段によれば、人体検出手段による人間の存
在の検出後の所定時間の経過を判断することによってオ
ペレータに複写機の操作方法等の指示を付与することが
できる。 上記第2の手段によれば、操作方法等を指示した後、さ
らに所定時間の経過を判断することによって、最初の指
示とは異なる操作方法等の指示を複写機のオペレータに
付与することができる。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。 第1図は本発明を説明する概略図であって、lは複写機
、3は操作表示部、4は人体検出手段、5はオペレータ
、aはオペレータが複写機1を操作することができる操
作可能範囲を示す。第1図においては、オペレータ5と
複写機1との位置(距#)と複写機1の操作可能範囲か
否かの判断が行われることを示す。 本発明を具体的に説明する前に、本発明の概念について
説明する。本発明は、複写機1とオペレータ5との距離
を測定検出し、複写機lの操作が可能な範囲(a)に人
物が検出された時からオペレータ5が複写機1に対して
操作を開始する時までの時間を測定することによって、
ある程度オペレータ5の複写機操作方法に対する習熟度
を知ることができる。つまり、習熟の浅いオペレータは
、人体検出手段4によって検出された後、操作を開始す
るまでの時間が長く、習熟の深いオペレータは前記時間
が短い。この時間の違いにって、操作方法の操作表示部
3の表示による指示あるいは音声による指示を行うか否
かを判断する。さらに、I旨示を行ったにも拘らず、な
おも一定時間操作が無い場合は、先に指示した内容と異
なる指示をオペレータに対して提供する。なお、指示す
るのは、人体検出手段4によって複写機1が操作可能な
範囲a内にオペレータと思われる人物が検出されている
場合である。 第2図は本発明による複写機の制御装置の動作を示すフ
ローチャートである。 第2図において、まず5TEP2−1では人体検出手段
4から出力されるレベルが複写機1から距離a以内か否
かを判断する。距離の以内であれば5TEP2−2で人
体検出手段4によって人体が検出されてからキー入力が
あったかを判断する。 キー入力があった場合は操作モードの指示を出力しな(
でもよいので、5TEP2−3で指示出力判断のタイマ
(後述)はストップされ、タイマ値は5TEP2−4で
0にセットされる。5TEP2−2でキー入力がない場
合には、5TEP25で人体を検出してから、キー入力
がない期間は、指示出力のためのタイマ(後述)を動作
させるべくタイマカウントアツプ動作をCPU (後述
)に設定する。なお、5TEP2−1で距離がa以内で
ないと判断されたときには、5TEP2−6でキー押下
有りフラグおよび指示実施フラグをそれぞれリセットし
、5TEP2−3.2−4の処理を実行する。 すなわち、第2図においては、複写機1の操作可能範囲
(複写機lから距離a以内)に人体が検出された場合、
タイマを動作させる。人体が距離a以外に検出された場
合、あるいは全←検出されない場合は、前記タイマはリ
セットされており、CPUからタイマの値を読み出して
も、時間は常にQms e cである。 第3図はキー操作が行われた場合に外部割込みがCPU
に発生し処理されるルーチンを示す。 第3図において、5TEP3−1でタイマ動作を停止す
べくキー押下有りフラグをセットし、次いで5TEP3
−2で押下されたキーに対応するモードの処理を行う。 このときタイマはCPUのタイマ割込みによって10m
5ecごとにカウントされる。 第4図はCPUに外部割込みが発生した場合のタイマ値
の比較の動作を示すフローチャートである。第4図にお
いて、5TEP4−1で指示(ガイダンス)を既に1回
出力している場合は5TEP4−2以降の最初の指示出
力判断処理を行わないためのフラグがセットされている
かどうか判断する。5TEP4−2で最初の指示出力モ
ードであればタイマの値がタイマの第1指示限界値TG
L IMIよりも大きいか否かを判断し、大きい場合は
5TEP4−3で第1の指示を出力する。次いで5TE
P4−4で指示1回実施フラグを1にし、次の2回目の
指示出力のため5TEP4−5でタイマをリセットする
。なお、5TEP4−2でタイマ値がTGLIMI以下
であると判断されたときは、5TEP4−3から4−5
までの処理を省略してリターンする。また、5TEP4
−1で指示を1回実施しているときには、5TEP4−
6で2度目の指示を出力したか否かを判断し、2度目の
指示を出力していなければ5TEP47でタイマの値が
タイマの第2指示限界値TGLIM2を超えたときに、
5TEP4−8で予め用意されている2番目の指示を出
力する。次いで5TEP4−9で指示2回実施フラグを
1にし、次の指示出力のため5TEP4−10でタイマ
をリセットする。なお、5TEP4−6で指示を2回出
力していると判断された場合および5TEP4−7でタ
イマ値がTGLIM2になっていないと判断された場合
にはそのままリターンする。 すなわち、タイマの値と予めプログラムされている値(
TGLIMI)との比較によって、cpUでカウントさ
れたタイマの値がTGLIMIより大きい場合、表示に
よる指示あるいは音声による音声指示を行う。指示を行
った場合は、指示1回実施フラグをセットし、再度、キ
ー入力までの時間を測定するためにタイマのカウントを
開始する。指示1回実施フラグがセットされているにも
拘らず、CPUでカウントされるタイマ値がTGLIM
2を超える場合は、前回指示を行った内容と異なる内容
の指示を出力する。そして、最初の指示出力時と同様に
、指示2回実施フラグをセットする。 以上、指示を2レベルまで出力する場合の概要を述べて
きたが、指示を3レベル、4レベルと行うには、同様な
動作を指示のレベルの数だけ、繰り返し行えばよい。 なお、ここで云うレベルとは、1回目の指示よりも2回
目の指示の方が、内容がより詳しく複写機の操作の熟練
度の浅い操作者向けの指示であり、レベルの値が大きく
なればなるほどより詳しい指示となってくる。 以上述べたように、指示は出力される訳であるが、ここ
で指示の内容の一例を挙げてみる。 1回目の指示「現在の給紙モードは自動選択です。」2
回目の指示「用紙は原稿の大きさと同じサイズを選択し
ます。異なったサイズに コピーする場合は用紙キーでサイ ズを選択してください。」 その他の例では、 1回目の指示「倍率は100%、自動用紙選択、セット
枚数は1」 2回目の指示「倍率は50%から200%まで倍率キー
で選択できます。また倍率 キーと10キーでも選択できます。 倍率キーを押下しながら10キー で入力すれば倍率、10キーだけ の入力ではセット枚数が入力され ます。」 などが考えられる。 また、前記フローでのTGLIMIおよびTGLIM2
は一般的には3秒から6秒の範囲の時間が最適である。 上述した本発明を実際に複写機に適用する場合について
の詳細を以下に説明する。
の処理の仕方について指示を与えることができる複写機
の制御装置に関する。 〔従来の技術〕 従来、音声発生装置付き複写機で、人体検知センサと、
原稿忘れや、転写紙取り忘れを関連させて警告するもの
は、特公昭61−235855号公報などで提案されて
いる。 また、操作方法などを表示機能を用いて指示(ガイダン
ス)するヘルプ機能を持った複写機なども公知である。 さらに操作手順を次々に質問形式で機械側から表示し、
オペレータは出されてくる質問に答えることによって目
的とするコピーモードを得る複写機も知られている。 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術においては、複写機の操作モードをあまり
知らないオペレータには、操作モードをガイドしてくれ
てコピー作業の効率向上になるが、コピー操作に熟知し
た者に対しては、表示あるいは音声指示(ガイダンス)
が煩わしく、逆に操作の妨げにもなり得るという問題点
があった。 本発明の第1の目的は、複写機に組み込まれた人体検出
手段とオペレータの操作タイミングからオペレータの複
写機の操作方法の習熟度を判断してオペレータに操作手
順を含む処理方法を指示するようにした複写機の制御装
置を提供することにある。 本発明の第2の目的は、オペレータへの操作方法の指示
後、さらにオペレータの操作タイミングを考慮して、異
なった内容の操作手順を含む処理方法等を指示するよう
にした複写機の制御装置を提供することにある。 〔課題を解決するための手段〕 上記第1の目的は、機械の動作全体を制御する制御手段
と、複写機のモード設定および表示を行う操作部と、人
間の存在を検出することが可能な人体検出手段とを備え
た複写機の制御装置において、前記人体検出手段による
人間の存在の検出後複写機の操作に関する入力があるま
での時間を計測する計測手段と、該計測手段が所定の時
間になったことを判断する判断手段と、該判断手段によ
る所定時間の経過の判断後複写機のオペレータに操作方
法等を、例えば表示、音声、音の発生等によって指示す
る指示手段とを有する第1の手段によって達成される。 上記第2の目的は、指示手段による指示後、前記操作部
のキー入力があるまでの時間を計測する計測手段と、該
計測手段が所定の時間になったことを判断する判断手段
と、該判断手段による所定時間の経過の判断後キー入力
が無いとき、オペレータに対して異なった内容の操作方
法等を指示する指示手段を有する第2の手段によって達
成される。 〔作用〕 上記第1の手段によれば、人体検出手段による人間の存
在の検出後の所定時間の経過を判断することによってオ
ペレータに複写機の操作方法等の指示を付与することが
できる。 上記第2の手段によれば、操作方法等を指示した後、さ
らに所定時間の経過を判断することによって、最初の指
示とは異なる操作方法等の指示を複写機のオペレータに
付与することができる。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。 第1図は本発明を説明する概略図であって、lは複写機
、3は操作表示部、4は人体検出手段、5はオペレータ
、aはオペレータが複写機1を操作することができる操
作可能範囲を示す。第1図においては、オペレータ5と
複写機1との位置(距#)と複写機1の操作可能範囲か
否かの判断が行われることを示す。 本発明を具体的に説明する前に、本発明の概念について
説明する。本発明は、複写機1とオペレータ5との距離
を測定検出し、複写機lの操作が可能な範囲(a)に人
物が検出された時からオペレータ5が複写機1に対して
操作を開始する時までの時間を測定することによって、
ある程度オペレータ5の複写機操作方法に対する習熟度
を知ることができる。つまり、習熟の浅いオペレータは
、人体検出手段4によって検出された後、操作を開始す
るまでの時間が長く、習熟の深いオペレータは前記時間
が短い。この時間の違いにって、操作方法の操作表示部
3の表示による指示あるいは音声による指示を行うか否
かを判断する。さらに、I旨示を行ったにも拘らず、な
おも一定時間操作が無い場合は、先に指示した内容と異
なる指示をオペレータに対して提供する。なお、指示す
るのは、人体検出手段4によって複写機1が操作可能な
範囲a内にオペレータと思われる人物が検出されている
場合である。 第2図は本発明による複写機の制御装置の動作を示すフ
ローチャートである。 第2図において、まず5TEP2−1では人体検出手段
4から出力されるレベルが複写機1から距離a以内か否
かを判断する。距離の以内であれば5TEP2−2で人
体検出手段4によって人体が検出されてからキー入力が
あったかを判断する。 キー入力があった場合は操作モードの指示を出力しな(
でもよいので、5TEP2−3で指示出力判断のタイマ
(後述)はストップされ、タイマ値は5TEP2−4で
0にセットされる。5TEP2−2でキー入力がない場
合には、5TEP25で人体を検出してから、キー入力
がない期間は、指示出力のためのタイマ(後述)を動作
させるべくタイマカウントアツプ動作をCPU (後述
)に設定する。なお、5TEP2−1で距離がa以内で
ないと判断されたときには、5TEP2−6でキー押下
有りフラグおよび指示実施フラグをそれぞれリセットし
、5TEP2−3.2−4の処理を実行する。 すなわち、第2図においては、複写機1の操作可能範囲
(複写機lから距離a以内)に人体が検出された場合、
タイマを動作させる。人体が距離a以外に検出された場
合、あるいは全←検出されない場合は、前記タイマはリ
セットされており、CPUからタイマの値を読み出して
も、時間は常にQms e cである。 第3図はキー操作が行われた場合に外部割込みがCPU
に発生し処理されるルーチンを示す。 第3図において、5TEP3−1でタイマ動作を停止す
べくキー押下有りフラグをセットし、次いで5TEP3
−2で押下されたキーに対応するモードの処理を行う。 このときタイマはCPUのタイマ割込みによって10m
5ecごとにカウントされる。 第4図はCPUに外部割込みが発生した場合のタイマ値
の比較の動作を示すフローチャートである。第4図にお
いて、5TEP4−1で指示(ガイダンス)を既に1回
出力している場合は5TEP4−2以降の最初の指示出
力判断処理を行わないためのフラグがセットされている
かどうか判断する。5TEP4−2で最初の指示出力モ
ードであればタイマの値がタイマの第1指示限界値TG
L IMIよりも大きいか否かを判断し、大きい場合は
5TEP4−3で第1の指示を出力する。次いで5TE
P4−4で指示1回実施フラグを1にし、次の2回目の
指示出力のため5TEP4−5でタイマをリセットする
。なお、5TEP4−2でタイマ値がTGLIMI以下
であると判断されたときは、5TEP4−3から4−5
までの処理を省略してリターンする。また、5TEP4
−1で指示を1回実施しているときには、5TEP4−
6で2度目の指示を出力したか否かを判断し、2度目の
指示を出力していなければ5TEP47でタイマの値が
タイマの第2指示限界値TGLIM2を超えたときに、
5TEP4−8で予め用意されている2番目の指示を出
力する。次いで5TEP4−9で指示2回実施フラグを
1にし、次の指示出力のため5TEP4−10でタイマ
をリセットする。なお、5TEP4−6で指示を2回出
力していると判断された場合および5TEP4−7でタ
イマ値がTGLIM2になっていないと判断された場合
にはそのままリターンする。 すなわち、タイマの値と予めプログラムされている値(
TGLIMI)との比較によって、cpUでカウントさ
れたタイマの値がTGLIMIより大きい場合、表示に
よる指示あるいは音声による音声指示を行う。指示を行
った場合は、指示1回実施フラグをセットし、再度、キ
ー入力までの時間を測定するためにタイマのカウントを
開始する。指示1回実施フラグがセットされているにも
拘らず、CPUでカウントされるタイマ値がTGLIM
2を超える場合は、前回指示を行った内容と異なる内容
の指示を出力する。そして、最初の指示出力時と同様に
、指示2回実施フラグをセットする。 以上、指示を2レベルまで出力する場合の概要を述べて
きたが、指示を3レベル、4レベルと行うには、同様な
動作を指示のレベルの数だけ、繰り返し行えばよい。 なお、ここで云うレベルとは、1回目の指示よりも2回
目の指示の方が、内容がより詳しく複写機の操作の熟練
度の浅い操作者向けの指示であり、レベルの値が大きく
なればなるほどより詳しい指示となってくる。 以上述べたように、指示は出力される訳であるが、ここ
で指示の内容の一例を挙げてみる。 1回目の指示「現在の給紙モードは自動選択です。」2
回目の指示「用紙は原稿の大きさと同じサイズを選択し
ます。異なったサイズに コピーする場合は用紙キーでサイ ズを選択してください。」 その他の例では、 1回目の指示「倍率は100%、自動用紙選択、セット
枚数は1」 2回目の指示「倍率は50%から200%まで倍率キー
で選択できます。また倍率 キーと10キーでも選択できます。 倍率キーを押下しながら10キー で入力すれば倍率、10キーだけ の入力ではセット枚数が入力され ます。」 などが考えられる。 また、前記フローでのTGLIMIおよびTGLIM2
は一般的には3秒から6秒の範囲の時間が最適である。 上述した本発明を実際に複写機に適用する場合について
の詳細を以下に説明する。
【複写機の構造およびオペレータとの位置関係】第5図
は複写機とオペレータの相対的な位置関係(距#)と、
操作部の表示の点灯/消灯の関係を示す説明図である。 第5図は実施例に係る複写機の使用状態を示す側面から
見た説明図、第6図はその平面図である。 同図において、複写機1の上面にはコンタクトガラス上
の原稿を押さえる原稿圧板2が設けられ、上面の前面側
Fには操作表示部3とオペレータ検出装置の検出部4が
配設されている。オペレータ5は複写機1の前面側Fか
ら複写機1の操作をするように設定されており、上記検
出部4によってオペレータ5の存在と複写機1に対する
相対的な所在範囲が検出されるようになっている。 このオペレータ検出装置の検出部4は、光(例えば赤外
線)方式のものと超音波方式のものが一般に知られてお
り、何れの方式のものかが操作表示部3に付設される。 なお、検出部4は操作表示部3の近傍で複写機1の前面
Fのオペレータを検出可能な位置に設けてもよいことは
いうまでもない。第5図および第6図において、例えば
、赤外線ビーム6が検出部4によって出射されると、そ
の赤外線6の反射を検出してオペレータ5の存在を検出
し、超音波の場合には、外縁7.8の間で垂直方向の、
また外縁9.10の間で水平方向の領域がそれぞれ規定
され、これらの領域でオペレータ5の複写機1の前面F
に対する距離の測定が可能であり、この範囲で、所定の
距離以内に反射物があれば、オペレータ5が存在してい
ると判定する。 赤外線ビーム6を使用する場合には、指向性が強いこと
から平均的なオペレータ5の胸の当たりを狙ってビーム
を出射するように設定されている。 これは通常、複写機に向かって操作するとき胸の位置で
は腕の太さを加えた幅になるので、オペレータ5の立つ
位置が少々違っても、検出装置の検出領域から外れる心
配がないからである。オペレータ5の検出位置をなるべ
く幅の広い部位で検出するのは、検出領域が1本のビー
ムであり、超音波のように広がりを持たない赤外線(光
)方式の場合、非常に意味を持ち、特に、1つの検出装
置でオペレータ検知を行おうとする場合には重要である
。 第7図は実施例に係る複写機の前面側Fからみた斜視図
で、その上面にはコンタクトガラス12が固設され、こ
のコンタクトガラス12上に載置される原稿を押さえる
原稿圧板2が上面の後部側に回動自在に取り付けられて
いる。この原稿圧板2は自動原稿供給装置に1き換える
こともできる。 操作部3が配設されているパネル部分の左側には簡単な
操作方法と異常表示を説明したオペレータカード13が
取り付けられ、複写機1の前面Fには前カバー11が開
閉自在に取り付けられている。 複写機1の筐体の左側の側面にはメインスイッチ15が
配され、筐体内には、特に図示されない光源、ミラー、
レンズ等からなる光学系と、感光体とその外周に沿って
配置された帯電チャージャ、現像ユニット、転写チャー
ジャ、分離チャージャ、クリーニングユニットおよび搬
送方向下流側に設けられた定着ユニット等からなる公知
の電子写真複写機の作像・定着系と、図において筐体の
右側に設けられた給紙カセット16および手差しテーブ
ルの何れかから転写紙を給紙し、筐体左側に設けられた
排紙トレイ17まで搬送する搬送経路を含む搬送系の各
部品を収容している。 第8図は第7図の操作部3の構成を示す正面図である。 同図に示すように、操作部3の中央には、各種の表示を
行う表示パネル18が設けられ、この表示パネル18の
上方に、オペレータ検出装置の検出部4と指示(ガイダ
ンス)表示部14とが設けられている。また、表示パネ
ル18の下方には、自動濃度キー19a、温度調整キー
19b、自動用紙選択キー20a、用紙選択キー20b
、等倍キー21a、拡大キー21bおよび縮小キー21
cがそれぞれ設けられている。 さらに、表示パネル18の図示右側には、テンキー22
、エンターキー23、スタートキー24、指示(ガイダ
ンス)キー25等の各種キーと、ガイダンスキー表示2
6、タイマ表示27等の各種の表示を有する主にコピー
の実行に関連するキー群および表示群28が配設されて
いる。一方、表示パネル18の図示左側には、ページ連
写キー29、ズーム変倍キー30等の各種のキーと、セ
ンタリグ表示31、寸法変倍表示32、ソート表示33
等の各種の表示を有する主にコピーモードに関連するキ
ー群および表示群34が設けられている。 第9図は第8図の表示パネル18の正面拡大図である。 表示パネル18は、その−半部が用紙表示部35に、他
生部が動作表示部41となっている。用紙表示部35に
は、倍率表示36、用紙指定変倍表示37、自動用紙選
択表示38、用紙選択表示39、用紙サイズ表示40等
が設けられている。また、動作表示部4工には、トナー
補給表示42、待機表示43、コピー可能表示44、自
動濃度表示45等が設けられている。
は複写機とオペレータの相対的な位置関係(距#)と、
操作部の表示の点灯/消灯の関係を示す説明図である。 第5図は実施例に係る複写機の使用状態を示す側面から
見た説明図、第6図はその平面図である。 同図において、複写機1の上面にはコンタクトガラス上
の原稿を押さえる原稿圧板2が設けられ、上面の前面側
Fには操作表示部3とオペレータ検出装置の検出部4が
配設されている。オペレータ5は複写機1の前面側Fか
ら複写機1の操作をするように設定されており、上記検
出部4によってオペレータ5の存在と複写機1に対する
相対的な所在範囲が検出されるようになっている。 このオペレータ検出装置の検出部4は、光(例えば赤外
線)方式のものと超音波方式のものが一般に知られてお
り、何れの方式のものかが操作表示部3に付設される。 なお、検出部4は操作表示部3の近傍で複写機1の前面
Fのオペレータを検出可能な位置に設けてもよいことは
いうまでもない。第5図および第6図において、例えば
、赤外線ビーム6が検出部4によって出射されると、そ
の赤外線6の反射を検出してオペレータ5の存在を検出
し、超音波の場合には、外縁7.8の間で垂直方向の、
また外縁9.10の間で水平方向の領域がそれぞれ規定
され、これらの領域でオペレータ5の複写機1の前面F
に対する距離の測定が可能であり、この範囲で、所定の
距離以内に反射物があれば、オペレータ5が存在してい
ると判定する。 赤外線ビーム6を使用する場合には、指向性が強いこと
から平均的なオペレータ5の胸の当たりを狙ってビーム
を出射するように設定されている。 これは通常、複写機に向かって操作するとき胸の位置で
は腕の太さを加えた幅になるので、オペレータ5の立つ
位置が少々違っても、検出装置の検出領域から外れる心
配がないからである。オペレータ5の検出位置をなるべ
く幅の広い部位で検出するのは、検出領域が1本のビー
ムであり、超音波のように広がりを持たない赤外線(光
)方式の場合、非常に意味を持ち、特に、1つの検出装
置でオペレータ検知を行おうとする場合には重要である
。 第7図は実施例に係る複写機の前面側Fからみた斜視図
で、その上面にはコンタクトガラス12が固設され、こ
のコンタクトガラス12上に載置される原稿を押さえる
原稿圧板2が上面の後部側に回動自在に取り付けられて
いる。この原稿圧板2は自動原稿供給装置に1き換える
こともできる。 操作部3が配設されているパネル部分の左側には簡単な
操作方法と異常表示を説明したオペレータカード13が
取り付けられ、複写機1の前面Fには前カバー11が開
閉自在に取り付けられている。 複写機1の筐体の左側の側面にはメインスイッチ15が
配され、筐体内には、特に図示されない光源、ミラー、
レンズ等からなる光学系と、感光体とその外周に沿って
配置された帯電チャージャ、現像ユニット、転写チャー
ジャ、分離チャージャ、クリーニングユニットおよび搬
送方向下流側に設けられた定着ユニット等からなる公知
の電子写真複写機の作像・定着系と、図において筐体の
右側に設けられた給紙カセット16および手差しテーブ
ルの何れかから転写紙を給紙し、筐体左側に設けられた
排紙トレイ17まで搬送する搬送経路を含む搬送系の各
部品を収容している。 第8図は第7図の操作部3の構成を示す正面図である。 同図に示すように、操作部3の中央には、各種の表示を
行う表示パネル18が設けられ、この表示パネル18の
上方に、オペレータ検出装置の検出部4と指示(ガイダ
ンス)表示部14とが設けられている。また、表示パネ
ル18の下方には、自動濃度キー19a、温度調整キー
19b、自動用紙選択キー20a、用紙選択キー20b
、等倍キー21a、拡大キー21bおよび縮小キー21
cがそれぞれ設けられている。 さらに、表示パネル18の図示右側には、テンキー22
、エンターキー23、スタートキー24、指示(ガイダ
ンス)キー25等の各種キーと、ガイダンスキー表示2
6、タイマ表示27等の各種の表示を有する主にコピー
の実行に関連するキー群および表示群28が配設されて
いる。一方、表示パネル18の図示左側には、ページ連
写キー29、ズーム変倍キー30等の各種のキーと、セ
ンタリグ表示31、寸法変倍表示32、ソート表示33
等の各種の表示を有する主にコピーモードに関連するキ
ー群および表示群34が設けられている。 第9図は第8図の表示パネル18の正面拡大図である。 表示パネル18は、その−半部が用紙表示部35に、他
生部が動作表示部41となっている。用紙表示部35に
は、倍率表示36、用紙指定変倍表示37、自動用紙選
択表示38、用紙選択表示39、用紙サイズ表示40等
が設けられている。また、動作表示部4工には、トナー
補給表示42、待機表示43、コピー可能表示44、自
動濃度表示45等が設けられている。
第1O図はオペレータ検出装置、音声出力装置、タイマ
等様々な機能を有する実施例に係る複写機1の制御装置
のブロック図である。同図において、制御主体としての
メインボード200には、マイクロプロセッサ210、
ROM220、RAM230等が搭載され、このメイン
ボード200に人体検出手段(オペレータ検出装置)5
00、音声出力装置600、表示ボード310、駆動ボ
ード320、点灯ボード325が接続されている。また
、メインボード200には、ドライバ370゜380、
信号処理回路390、給紙ユニット360、両面ユニッ
ト80等の各種負荷が接続されている。また、上記ドラ
イバ370には各種交流負荷400が、ドライバ380
には各種直流負荷410がそれぞれ接続され、信号処理
回路390には各種センサ420が接続されている。 オペレータ検出装置500は、信号処理部510、発信
器520および受信器530を含み、音声出力装置60
0は音声合成コントローラ610、音声合成器620、
ROM630および出力部640を含んでそれぞれ構成
されている。 表示ボード310には、指示(ガイダンス)表示装置1
4を含む表示部100とキーおよび入力部101が接続
され、駆動ボード320にはモータMl、M2.M3が
接続されている。点灯ボード325にはランプ制御ボー
ド330を介してランプ31が、また、ランプ制御ボー
ド340を介してヒータHT1.HT2が接続されてい
る。 オペレータ検出装置500としては複写機1の検出部4
の発信器520から、オペレータ5が操作するときにい
る方向に向かって、距離測定用の光(赤外線)または超
音波を出射し、反射物体からの反射を受信器530で受
けて反射物体までの距離を、受信する反射レベルに影響
されない方式で測定する光方式のものと超音波方式のも
のがある。そして、これらの方式で測定した測定結果が
予め設定された範囲にあり、予め設定された時間継続し
て存在していることによりオペレータ5の存在信号とす
る。
等様々な機能を有する実施例に係る複写機1の制御装置
のブロック図である。同図において、制御主体としての
メインボード200には、マイクロプロセッサ210、
ROM220、RAM230等が搭載され、このメイン
ボード200に人体検出手段(オペレータ検出装置)5
00、音声出力装置600、表示ボード310、駆動ボ
ード320、点灯ボード325が接続されている。また
、メインボード200には、ドライバ370゜380、
信号処理回路390、給紙ユニット360、両面ユニッ
ト80等の各種負荷が接続されている。また、上記ドラ
イバ370には各種交流負荷400が、ドライバ380
には各種直流負荷410がそれぞれ接続され、信号処理
回路390には各種センサ420が接続されている。 オペレータ検出装置500は、信号処理部510、発信
器520および受信器530を含み、音声出力装置60
0は音声合成コントローラ610、音声合成器620、
ROM630および出力部640を含んでそれぞれ構成
されている。 表示ボード310には、指示(ガイダンス)表示装置1
4を含む表示部100とキーおよび入力部101が接続
され、駆動ボード320にはモータMl、M2.M3が
接続されている。点灯ボード325にはランプ制御ボー
ド330を介してランプ31が、また、ランプ制御ボー
ド340を介してヒータHT1.HT2が接続されてい
る。 オペレータ検出装置500としては複写機1の検出部4
の発信器520から、オペレータ5が操作するときにい
る方向に向かって、距離測定用の光(赤外線)または超
音波を出射し、反射物体からの反射を受信器530で受
けて反射物体までの距離を、受信する反射レベルに影響
されない方式で測定する光方式のものと超音波方式のも
のがある。そして、これらの方式で測定した測定結果が
予め設定された範囲にあり、予め設定された時間継続し
て存在していることによりオペレータ5の存在信号とす
る。
以下、光と超音波では距離を測定する原理が異なるので
、光を使うものと超音波を使うものを分けて、まずその
原理について説明する。 〈光による検出〉 複写機1の操作(表示)部3または原稿台、あるいはそ
の近傍に赤外線発光ダイオードと発光ダイオードの出力
を細いビームにする光学系を、その出力がオペレータ5
が複写機1を操作するときに立つ方向に向くように設置
する。ビームの発射方向と直交する平面内で、ビーム発
射位置から所定距離はなれた位置に、受光レンズを介し
て反射光を受光する一次元ポジションセンサ(Posi
tionSensitive Device 略して
PSD)を、その長平方向が、ビーム発射位置から距離
の方向になるように設置する。PSDが反射光を受光す
る位置のデータから、3角測量の原理で対象物までの距
離を求める。 複写機1の操作上の特性から、オペレータ5が複写機1
に接触またはそれに近い状態にまで近づいて操作するこ
とがある。この方式の場合、極端にオペレータ5が接近
すると、受光部あるいは投光部がオペレータ5により遮
られてしまったり、反射光がPSDの長さの制限に基づ
く受光範囲を越えてしまったりして、反射光を受光でき
なくなるケースがある。 このようにオペレータ5が極端に接近して、PSDから
位置の信号が得られなくなるケースに備えるため、オペ
レータ5との距離を継続して測定するようにして、オペ
レータ5との距離がだんだん近くなり、その後反射光を
受光できなくなった時には、オペレータ5は存在してい
ると判定するようにしている。 このような条件下での別の対応策として、オペレータ5
がいないときには、背後の壁または天井からの反射光が
検出できるように検出ゲインを設定しておき、反射光を
受光できないときにはオペレータ5が存在すると判定す
る。あるいはオペレータ5や通り過ぎる人などの移動物
体の存在しないときの反射する物体、例えば後方の壁、
天井などまでの距離を検出して記憶しておき、記憶され
ている距離より遠方に対象物を検出したとき、オペレー
タ5が存在すると判定する。これはオペレータ5が極端
に接近して、反射光を受けることができないのは対象物
が十分遠方にあり、反射光を受光できないのと同じ検出
結果になることと、背景より遠距離のデータは、その複
写機1の設置された条件が変更されない限り起こり得な
いことを使って判定している。これらの方法では、オペ
レータ5の接近を継続して検出していなくてもよい。 〈超音波による検出〉 複写機1の操作部(表示)部3または原稿台、あるいは
その近傍に超音波用のスピーカとマイクロフォンを、そ
の指向性が、オペレータ5が複写機1を操作するときに
立つ方向に向くように設置する。スピーカから発射され
た超音波が検出対象に当たって反射し、マイクロフォン
に戻ってくるまでの時間を測定し、空気中を音波が伝播
する速度から距離を求める。発射する超音波は広がりを
持つので、全部が同じ距離から反射してくるのではなく
、戻ってくるまでの時間は超音波が反射する位置までの
距離によって異なる。従ってマイクロフォンで受ける信
号には、色々な遅延時間の信号が混在している。この信
号の内、一番早く戻ってくる信号の遅延時間により検出
対象の距離を決定し、その距離が所定範囲にあればそれ
をオペレータ5の存在信号とする。 スピーカとマイクロフォンの設置位置が離れているとき
には、オペレータ5が極端に複写機1に接近した場合、
一方または双方がオペレータ5に遮られ、反射を受ける
ことができなくなる。これに対しても、光による検出方
法の場合と同様めやり方でオペレータ5の存在を判定す
る。 まず、赤外線を発光するLEDと、その反射光によって
位置を検知する受光素子(PSD)を用いた光方式のオ
ペレータ検出装置500について説明する。 第11図は実施例に使用されるPSDの特性を説明する
ための図である。PSDは出力電極4a。 4bおよび共通電極4cを持つ素子で、前面に受光面4
dが設けられている。 出力電極4a、4bには、受光面4dの長手方向の位置
に応じて図に示すような電流が流れる。 つまり、スポット光4eが中央に当たっている場合には
、出力電極4aに生じる電流11と出力電極4bに生じ
る電流I2は等しく、右にずれるとIl<I2となり、
左にずれると12<II となる。■1.1□の増減の
割合はスポット光4eの中心からのずれに比例する。従
ってスポット光4eの位置とI z / I +の関係
は一定の値で、スポット光4eO)強弱には無関係であ
る。つまり電流の比を演算することにより、スポット光
4eの位置を求めることができる。 第12図はPSDを使った距離測定方式の説明図である
。図において、オペレータ検出装置500の検出部4に
は、投光レンズ4fと受光レンズ4hとが設けられ、投
光レンズ4fの背後には投光用のLED4gが、受光レ
ンズ4hの背後にはPSD4Aがそれぞれ配設されてい
る。このような配置にし、PSD4Aを使うと、スポッ
ト光4eの位置を検出できることを利用して、発射した
赤外線ビームが当たる位置までの距離を三角測量の方式
で求めることができる。 投光LED4gの赤外光を投光レンズ4fで細いビーム
にして検出対象であるオペレータ5の立つ位置に向かっ
て反射する。検出対象で反射されるスポット光4eは受
光レンズ4hでPSD4Aの受光面4dに実像を結ぶよ
うにする。スポット光4eの中心からのズレdは検出対
象までの距離りに反比例し、基線長S、受光レンズ4h
とpsD4Aとの距離fには、 f/L=d/S の関係が成り立つ。 第11図で示したように、PSD4Aの出力電流1+、
、I2とには次のような関係がある。 1 + = c / 2 d = c / 2 f
S / LI z = c / 2 d = c
/ 2 + f S / Lこれから、 It / II = (CL/2+f S)/(
CL/2−fS) =1+cfS/L となり、(I2 /ll−1)は1/Lに比例し、c、
f、 Sは検出装置固有の値を持つので、L/■1か
らLを求めることができる。 この方式は、近距離はど必要なPSD4Aの長さは大き
くする必要があるが、精度は高くなり複写機1のオペレ
ータ5の存在検出に適する。 オペレータ5存在の判定は、この実施例の場合距離測定
の結果が50cm内外の所定値より小さくなったとき、
オペレータ5が存在すると判定するように設定されてい
る。また、複写機1を使わずに、前を通過するだけの人
と区別するため、所定距離以内にいる時間が所定時間継
続したとき、オペレータ5が存在すると判断するように
しても良い。オペレータ5が複写機1にあまり近づいて
PSD4Aの受光範囲を超えてしまったり、発光部また
は受光部を覆ってしまい、位置データが得られないとき
には、演算部とは別の処理部でオペレータ5が存在する
と判断する。 しかし、上記のように、位置データが得られないときに
単純にオペレータ5が存在すると判断すると、検出装置
が故障したような場合に、誤った判断をする可能性があ
るので、位置データの得られなくなる前のデータを使っ
て、オペレータ5が近づいた結果、位置データが得られ
なくなったことを判定の条件にすることにより、このよ
うな問題を回避するようにすることもできる。 あるいはオペレータ5が存在しないときに得られる天井
、壁などの距離データを記憶しておき、これより長い距
離が検出されたとき、オペレータ5が存在すると判定す
るようにしてもよい。 第5図、第6図のオペレータ検出装置500の検出部4
設置位置は通常の複写機1の設置条件で、オペレータ5
の背景から距離データとして、天井からの反射によるデ
ータが得られるようにすることを考慮したものである。 複写機1は色々な照明条件の所に設置されるので、これ
らの周囲の光と、距離測定用の光を区別する必要がある
。このため、この実施例では発射する赤外線は、800
〜950nmの波長のものが選択され、さらにPSD4
Aの受光面4dの前に可視光カットフィルタを入れ、L
E D 4 g−をパルス駆動し、その変化分だけを
取り出して距離測定を行うとともに、LED4gの駆動
を所定の間隔に限定し、駆動しているときのみPSD4
Aの検出電流の演算を行い、距離データを得るようにし
ている。このようにすると、受光部と投光部、すなわち
、投光レンズ4fと受光レンズ4hの前に共通の可視光
カットフィルタを入れることにより、オペレータ検出装
置500の検出部4が見えな(なり、オペレータ5に違
和感を抱かせることがないという効果もある。見えなけ
れば、意識的に検出されないようにするなどの、設計意
図とは違った対応をさせることを防止できる。 一方、超音波方式のオペレータ検出装置500は赤外線
の代わりに超音波を使い、LEDO代わりにスピーカ、
PSDの代わりにマイクロフォン、3角測量による距離
測定に代わって超音波の空気中での伝播速度を利用する
ものである。 第13図は実施例に係る超音波を使用したオペレータ検
出装置500の説明図であって、スピーカ4E、超音波
発振器4B、マイクロフォン4F。 受信器4Dからなるオペレータ検出装置500の検出部
4を示す。符号9と10、符号9′と10′で挟まれる
領域はスピーカ4Eとマイクロフォン4Fの指向性を示
す。実際にばスピーカ4Eとマイクロフォン4Fの距離
を比べると、検出部4とオペレータ5との距離の方が遥
かに大きいので、第5図、第6図では総合の検出領域と
して示している。この構成でスピーカ4Eから出射した
超音波が反射し、それをマイクロフォン4Fで受け、出
射から入射までの時間を計測し、検出部4からオペレー
タ5までの距離をし、出射から入射までの時間をd、空
気中での超音波の伝播速度をVとすると、 L = v d / 2 となり、■は340m/s程度の値であるから、測定し
た時間dから距離りを求めることができる。 第14図は時間dの測定方法を示す図である。 スピーカ4Eには一定周期の超音波信号が測定のつど与
えられ、図に示すような超音波が出射される。出射され
た超音波は物体に当たって反射し、その反射波をマイク
ロフォン4Fで受信する。超音波は指向性として示した
立体角の中の色々な物体で反射して戻ってくるので伝播
経路が異なり、受信する信号は出射から受信までの時間
が異なり、移送および振幅が違った信号を合成したもの
になっている。この信号から一番近いところから反射し
てきた信号のデータを距離測定のデータとする。 そのため受信信号を増幅し、所定のリミッタにより振幅
を制限し、その後に検波して図の検波信号を得て、その
前縁までの時間をdとする。そして時間dから上の式の
演算を行って、オペレータまでの距離を求める。 オペレータ5があまりに接近して距離測定ができない場
合の対応は、赤外線方式の場合と同様である。 次に、オペレータ検出装置500から得られるオペレー
タ5と複写機1の間の距離のデータによってオペレータ
5の存在・不在および存在範囲を判定する動作について
説明する。 第15図は複写機1に対するオペレータ5の存在する範
囲を示す説明図で、同図において距離aは複写機1に対
してオペレータ検出装置500の検出部4が入り込んで
いる場合には、その入り込んだ分を引いた距離とする。 第16図はさらに距!a+ bt c、dが設定さ
れたオペレータ5の所在範囲を示す説明図である。 そこで、複写機1から所定値aの範囲内にオペレータ5
が存在するか否かを検出する場合のフローを第17図に
示す。 この処理では、まず5TEP17−1でオペレータ検出
装置500から距離データが所定値a以内か否かの判断
をし、所定値a以内と判断した場合にはオペレータ5が
存在すると判断する処理である5TEP17−2へ進み
、所定値3以上の値と判断した場合には5TEP17−
3へ進む。 5TEP17−2ではオペレータ5が存在すると判断し
、その情報を種々の制御に応用するために、“オペレー
タ存在フラグをセットする。 5TEP17−3ではオペレータ5が存在しないと判断
されたので、6オペレータ存在フラグをリセットする。 以上のように、第17図のフローチャートに示されてい
る処理は最も基本的なもので、オペレータ検出装置50
0から得られた距離データによって、オペレータ5が複
写機1の前に存在するか否かの判断をする。 第18図はオペレータ5が所定の距離以内に所定の時間
継続して存在している場合にオペレータ5が存在すると
判断するためのフローチャートである。 この処理では、まず5TEP18−1でオペレータ検出
装置500からの距離データが所定値a以内か否かの判
断を行い、所定値a以内であれば、次に時間チエツクの
ため5TEP18−2へ進む。 所定値a以上であれは、オペレータ5は存在しないので
5TEP18−7へ進む。 5TEP18−2ではオペレータ5が所定値a以内に存
在している時間が所定時間以上継続したことを示す“タ
イムアツプフラグが1にセットされているか否かのチエ
ツクを行う。“タイムアツプフラグが1であれば、所定
時間のチエツクは必要ないので5TEP18−5へ進む
。“タイムアツプフラグがOであれば、未だ所定時間継
続しているというチエツクが終わっていないので、次の
5TEP18−3へ進む。 5TEP18−3ではオペレータ5が所定値a以内の距
離に所定時間以上継続して存在しているか否かの判断を
行うためのカウンタであるタイムアツプカウンタ(タイ
ムUP CNT)を1増加させ、5TEP18−4で
カウンタの内容が1゜0以上になったか否かの判断をす
る。 このサブルーチンが5msごとにチエツクされると約5
00 m sが所定時間となる。この値はオペレータ検
知手段500やオペレータ5の動作特性に対応して自由
に設定することができる。 5TEP18−4で、 (タイムUP CNT)≧100 となっておれば、所定時間継続されたのでオペレータ5
が存在すると判断して、その処理のために5TEP18
−5へ進む。 (タイムUP CNT)<100 であれば、未だ所定時間継続していないので、このサブ
ルーチンの処理は終了する。 5TEP18−5ではオペレータ5が所定値a以内の距
離に存在している時間が所定時間以上継続したことを示
す“タイムアツプフラグを1にセットする。 次いで、5TEP18−6ではオペレータ5が存在する
と判断し、その情報を種々の制御に応用するために“オ
ペレータ存在フラグを1にセットする。 上記5TEP18−1で所定値a以上であると判断され
た場合、上記のように5TEP18−7でオペレータ5
が所定距離(a)以内には存在しないので1タイムアツ
プフラグをOにリセットし、タイムアツプカウンタの内
容をOにリセットし、“オペレータ存在フラグもOにリ
セットする。 第19図は複写機1に対するオペレータ5の所在範囲を
示す説明図で、当然複写機工に対して前記検出部4が入
り込んでいるときには、その分を引いた距離になる。 第20図は実施例に係るオペレータ5の存在を判断する
他の処理手順を示すフローチャートであり、検出物体が
ないときでも距離データが得られるように検出ゲインを
調整して、距離を検出できないときは、オペレータ5が
存在すると判断する場合の手順を示している。また、第
21図は他の処理手順を示すフローチャートであり、検
出物体がないときの距離データを記憶して、その距離デ
ータよりも遠いという検出結果が得られたときにオペレ
ータ5が存在すると判断するときの手順を示している。 第20図、第21図の説明では、第19図に示したn、
a、dの距離を使う。それぞれの意味、大小関係は図に
示す通りである。 まず、第20図(7)STEP20−1”i?オペレー
タ検出装置500からの距離データが所定値a以内か否
かのチエツクをする。所定値a以内であれば、オペレー
タ5の存在を検出したと判断して5TEP20−3へ進
む。所定値a以上であれば、次の処理工程である5TE
P20−2へ進む。 5TEP20−2ではオペレータ検出装置5゜Oからの
距離データが存在するが否かのチエツクを行う。もし距
離データが存在するのであれば、所定(I!a以内の距
離にはオペレータ5は存在しないと判断して、5TEP
2.O−4へ進んで“オペレータ存在フラグを0にリセ
ットする。距離データが存在しない、つまり距離を検出
できない場合には、オペレータ5が検出装置500に近
づき過ぎており、オペレータ5が存在すると判断し、5
TEP20−3へ進み“オペレータ存在フラグを1にセ
ットする。 また、第21図ではまず5TEP21−1”i’オペレ
ータ検出装置500からの距離データが所定値a以内か
否かのチエツクを行う。所定値a以内であれば、オペレ
ータ5の存在を検出したと判断して、5TEP21−3
へ進む。所定値a以上であれば、次のチエツクの5TE
P21−2へ進む。 5TEP21−2ではオペレータ検出装置5゜Oからの
距離データが、予め測定し記憶しておいたオペレータ5
が存在しない状態でのデータn以内か以上かのチエツク
を行う。もし距離データがn以内またはnと同等であれ
ば、オペレータ5は存在しないと判断して、5TEP2
1−4へ進み“オペレータ存在フラグを0にリセットす
る。 距離データがn以上であれば、オペレータ5が検出装置
500に近づき過ぎたために正常な距離データが得られ
ないと見做してオペレータ5が存在すると判断し、5T
EP21−3へ進み“オペレータ存在フラグをIにセッ
トする。 【点・消灯制御j] 上記のようにしてオペレータ5と複写機1との相対位置
関係を判定し、点・消灯制御を行う場合の処理について
説明する。なお、第22図は複写機1とオペレータ5の
相対的な位置関係(距離)と、操作部の表示の点灯/消
灯の関係を示す説明図である。 第22図において、複写機1は上面の前面(オペレータ
5に正対する側)F側に操作(表示)部3を備えている
。そして、複写機1と操作(表示)部3の表示をONす
る距離と、表示をOFFする距離はそれぞれ複写機1の
前面Fからの距離で、bB内とC以内に対応する。ここ
でb以内とC以内で距離が異なっているが、同じ距離で
もよい。つまり、オペレータ5が複写機1に近づいてき
てb以内にきた場合には操作(表示)部3の表示を点灯
する。また、オペレータ5が複写機1から離れて行って
Cよりも遠ざかった場合には、操作(表示)部3の表示
を消灯するように操作(表示)部3の表示の点灯/消灯
を制御する。 第23図はオペレータ5の存在を検出した後に急に距離
データがなくなった場合には、継続してオペレータ5が
存在していると判断するためのフローである。以下の説
明では第16図に示したa。 b、c、dの距離を使う。それぞれの意味、大小関係は
図に示す通りである。 5TEP23−1でオペレータ検出装置500からの距
離データが所定値a以内か否かの判断をして、a以内と
判断した場合にはオペレータ5が存在すると判断して、
5TEP23−2へ進む。 オペレータ検出装置500からの距離データが所定値a
以上か、または距離データが無い(検出不能)場合には
5TEP23−8の処理へ進む。 5TEP23−2で検出距離がa以内であるので、a以
内フラグを1にセットする。このフラグは検出範囲内の
どの位置にオペレータ5が存在するかの判断や、他のフ
ラグと組み合わせてオペレータ5の移動方向のチエツク
などに用いる。 5TEP23−3でオペレータ5が存在することを示す
オペレータ存在フラグを1にセットする。 5TEP23−4でオペレータ検出装置からの距離デー
タが所定値す以内か否かのチエツクを行う。もしb以内
であれば、5TEP23−5においてb以内フラグを1
にセットする。b以上であれば、5TEP23−11に
おいてb以内フラグをOにリセットする。b以内フラグ
も、a以内フラグと同様の目的に使用する。 5TEP23−6でオペレ−9検出装置500からの距
離データが所定値C以内か否かのチエツクを行う。もし
C以内であれば、5TEP237において、C以内フラ
グを1にセットする。C以上であれば、5TEP23−
12において、C以内フラグを0にリセットする。C以
内フラグも、a以内フラグと同様の目的に使用する。 5TEP23−1で前述のようにヰ食出距離がa以上と
判断されたときには、5TEP23−8でa以内フラグ
をOにリセットする。次いで5TEP23−9でC以内
フラグが1か0かのチエツクを行う。これはオペレータ
5が検出装置500に近づき過ぎた場合に検出距離がa
以上となったり、または距離データが無くなった場合で
も、オペレータ5が存在すると判断することを可能とす
るための処理である。つまり、検出距離がa以上や、距
離データがなくなった場合でも、C以内フラグが1にセ
ットされているときはオペレータ5が複写機1に近づい
てきて、その後複写機1からある距i9c以上に離れて
いないことを示しているので、オペレータ5が複写機1
に近づき過ぎた(検出不能範囲に入った)と判断するこ
とが可能である。 5TEP23−10で検出距離がa以内でなく、かつC
以内フラグもセットされてし)なけれ4f、本当にオペ
レータ5は存在しないと判断して、オペレータ存在フラ
グをOにリセットする。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、人体検出手段に
よる人間の存在の検出後複写機の操作部こ関する入力が
あるまでの時間を計測する計測手段と、該計測手段が所
定の時間になったことを判断する判断手段と、該判断手
段による所定時間の経過の判断後複写機のオペレータに
操作手順を含む・処理方法を指示する指示手段とを備え
たので、オペレータの複写機に対する操作方法の習熟度
によって、ガイダンスを出力するか否かを自動的に判断
できる。これによりコピーモード設定をスムースに行う
ことが可能となり、コピー作業の効率向上が可能な複写
機の制御装置を提供すること力くできる。 また、本発明によれば、指示手段による指示後、前記操
作部のキー入力があるまでの時間を計測する計測手段と
、該計測手段が所定の時間になったことを判断する判断
手段と、該判断手段による所定時間の経過の判断後キー
入力が無いとき、オペレータに対して異なった内容の操
作方法等を指示する指示手段を備えたので、オペレータ
の習熟度のレベルに合ったガイダンスを行うことで、初
めて操作を行う人でも簡単にモードを設定することが可
能となり、コピー作業の効率向上が可能な複写機の制御
装置を提供することができる。
、光を使うものと超音波を使うものを分けて、まずその
原理について説明する。 〈光による検出〉 複写機1の操作(表示)部3または原稿台、あるいはそ
の近傍に赤外線発光ダイオードと発光ダイオードの出力
を細いビームにする光学系を、その出力がオペレータ5
が複写機1を操作するときに立つ方向に向くように設置
する。ビームの発射方向と直交する平面内で、ビーム発
射位置から所定距離はなれた位置に、受光レンズを介し
て反射光を受光する一次元ポジションセンサ(Posi
tionSensitive Device 略して
PSD)を、その長平方向が、ビーム発射位置から距離
の方向になるように設置する。PSDが反射光を受光す
る位置のデータから、3角測量の原理で対象物までの距
離を求める。 複写機1の操作上の特性から、オペレータ5が複写機1
に接触またはそれに近い状態にまで近づいて操作するこ
とがある。この方式の場合、極端にオペレータ5が接近
すると、受光部あるいは投光部がオペレータ5により遮
られてしまったり、反射光がPSDの長さの制限に基づ
く受光範囲を越えてしまったりして、反射光を受光でき
なくなるケースがある。 このようにオペレータ5が極端に接近して、PSDから
位置の信号が得られなくなるケースに備えるため、オペ
レータ5との距離を継続して測定するようにして、オペ
レータ5との距離がだんだん近くなり、その後反射光を
受光できなくなった時には、オペレータ5は存在してい
ると判定するようにしている。 このような条件下での別の対応策として、オペレータ5
がいないときには、背後の壁または天井からの反射光が
検出できるように検出ゲインを設定しておき、反射光を
受光できないときにはオペレータ5が存在すると判定す
る。あるいはオペレータ5や通り過ぎる人などの移動物
体の存在しないときの反射する物体、例えば後方の壁、
天井などまでの距離を検出して記憶しておき、記憶され
ている距離より遠方に対象物を検出したとき、オペレー
タ5が存在すると判定する。これはオペレータ5が極端
に接近して、反射光を受けることができないのは対象物
が十分遠方にあり、反射光を受光できないのと同じ検出
結果になることと、背景より遠距離のデータは、その複
写機1の設置された条件が変更されない限り起こり得な
いことを使って判定している。これらの方法では、オペ
レータ5の接近を継続して検出していなくてもよい。 〈超音波による検出〉 複写機1の操作部(表示)部3または原稿台、あるいは
その近傍に超音波用のスピーカとマイクロフォンを、そ
の指向性が、オペレータ5が複写機1を操作するときに
立つ方向に向くように設置する。スピーカから発射され
た超音波が検出対象に当たって反射し、マイクロフォン
に戻ってくるまでの時間を測定し、空気中を音波が伝播
する速度から距離を求める。発射する超音波は広がりを
持つので、全部が同じ距離から反射してくるのではなく
、戻ってくるまでの時間は超音波が反射する位置までの
距離によって異なる。従ってマイクロフォンで受ける信
号には、色々な遅延時間の信号が混在している。この信
号の内、一番早く戻ってくる信号の遅延時間により検出
対象の距離を決定し、その距離が所定範囲にあればそれ
をオペレータ5の存在信号とする。 スピーカとマイクロフォンの設置位置が離れているとき
には、オペレータ5が極端に複写機1に接近した場合、
一方または双方がオペレータ5に遮られ、反射を受ける
ことができなくなる。これに対しても、光による検出方
法の場合と同様めやり方でオペレータ5の存在を判定す
る。 まず、赤外線を発光するLEDと、その反射光によって
位置を検知する受光素子(PSD)を用いた光方式のオ
ペレータ検出装置500について説明する。 第11図は実施例に使用されるPSDの特性を説明する
ための図である。PSDは出力電極4a。 4bおよび共通電極4cを持つ素子で、前面に受光面4
dが設けられている。 出力電極4a、4bには、受光面4dの長手方向の位置
に応じて図に示すような電流が流れる。 つまり、スポット光4eが中央に当たっている場合には
、出力電極4aに生じる電流11と出力電極4bに生じ
る電流I2は等しく、右にずれるとIl<I2となり、
左にずれると12<II となる。■1.1□の増減の
割合はスポット光4eの中心からのずれに比例する。従
ってスポット光4eの位置とI z / I +の関係
は一定の値で、スポット光4eO)強弱には無関係であ
る。つまり電流の比を演算することにより、スポット光
4eの位置を求めることができる。 第12図はPSDを使った距離測定方式の説明図である
。図において、オペレータ検出装置500の検出部4に
は、投光レンズ4fと受光レンズ4hとが設けられ、投
光レンズ4fの背後には投光用のLED4gが、受光レ
ンズ4hの背後にはPSD4Aがそれぞれ配設されてい
る。このような配置にし、PSD4Aを使うと、スポッ
ト光4eの位置を検出できることを利用して、発射した
赤外線ビームが当たる位置までの距離を三角測量の方式
で求めることができる。 投光LED4gの赤外光を投光レンズ4fで細いビーム
にして検出対象であるオペレータ5の立つ位置に向かっ
て反射する。検出対象で反射されるスポット光4eは受
光レンズ4hでPSD4Aの受光面4dに実像を結ぶよ
うにする。スポット光4eの中心からのズレdは検出対
象までの距離りに反比例し、基線長S、受光レンズ4h
とpsD4Aとの距離fには、 f/L=d/S の関係が成り立つ。 第11図で示したように、PSD4Aの出力電流1+、
、I2とには次のような関係がある。 1 + = c / 2 d = c / 2 f
S / LI z = c / 2 d = c
/ 2 + f S / Lこれから、 It / II = (CL/2+f S)/(
CL/2−fS) =1+cfS/L となり、(I2 /ll−1)は1/Lに比例し、c、
f、 Sは検出装置固有の値を持つので、L/■1か
らLを求めることができる。 この方式は、近距離はど必要なPSD4Aの長さは大き
くする必要があるが、精度は高くなり複写機1のオペレ
ータ5の存在検出に適する。 オペレータ5存在の判定は、この実施例の場合距離測定
の結果が50cm内外の所定値より小さくなったとき、
オペレータ5が存在すると判定するように設定されてい
る。また、複写機1を使わずに、前を通過するだけの人
と区別するため、所定距離以内にいる時間が所定時間継
続したとき、オペレータ5が存在すると判断するように
しても良い。オペレータ5が複写機1にあまり近づいて
PSD4Aの受光範囲を超えてしまったり、発光部また
は受光部を覆ってしまい、位置データが得られないとき
には、演算部とは別の処理部でオペレータ5が存在する
と判断する。 しかし、上記のように、位置データが得られないときに
単純にオペレータ5が存在すると判断すると、検出装置
が故障したような場合に、誤った判断をする可能性があ
るので、位置データの得られなくなる前のデータを使っ
て、オペレータ5が近づいた結果、位置データが得られ
なくなったことを判定の条件にすることにより、このよ
うな問題を回避するようにすることもできる。 あるいはオペレータ5が存在しないときに得られる天井
、壁などの距離データを記憶しておき、これより長い距
離が検出されたとき、オペレータ5が存在すると判定す
るようにしてもよい。 第5図、第6図のオペレータ検出装置500の検出部4
設置位置は通常の複写機1の設置条件で、オペレータ5
の背景から距離データとして、天井からの反射によるデ
ータが得られるようにすることを考慮したものである。 複写機1は色々な照明条件の所に設置されるので、これ
らの周囲の光と、距離測定用の光を区別する必要がある
。このため、この実施例では発射する赤外線は、800
〜950nmの波長のものが選択され、さらにPSD4
Aの受光面4dの前に可視光カットフィルタを入れ、L
E D 4 g−をパルス駆動し、その変化分だけを
取り出して距離測定を行うとともに、LED4gの駆動
を所定の間隔に限定し、駆動しているときのみPSD4
Aの検出電流の演算を行い、距離データを得るようにし
ている。このようにすると、受光部と投光部、すなわち
、投光レンズ4fと受光レンズ4hの前に共通の可視光
カットフィルタを入れることにより、オペレータ検出装
置500の検出部4が見えな(なり、オペレータ5に違
和感を抱かせることがないという効果もある。見えなけ
れば、意識的に検出されないようにするなどの、設計意
図とは違った対応をさせることを防止できる。 一方、超音波方式のオペレータ検出装置500は赤外線
の代わりに超音波を使い、LEDO代わりにスピーカ、
PSDの代わりにマイクロフォン、3角測量による距離
測定に代わって超音波の空気中での伝播速度を利用する
ものである。 第13図は実施例に係る超音波を使用したオペレータ検
出装置500の説明図であって、スピーカ4E、超音波
発振器4B、マイクロフォン4F。 受信器4Dからなるオペレータ検出装置500の検出部
4を示す。符号9と10、符号9′と10′で挟まれる
領域はスピーカ4Eとマイクロフォン4Fの指向性を示
す。実際にばスピーカ4Eとマイクロフォン4Fの距離
を比べると、検出部4とオペレータ5との距離の方が遥
かに大きいので、第5図、第6図では総合の検出領域と
して示している。この構成でスピーカ4Eから出射した
超音波が反射し、それをマイクロフォン4Fで受け、出
射から入射までの時間を計測し、検出部4からオペレー
タ5までの距離をし、出射から入射までの時間をd、空
気中での超音波の伝播速度をVとすると、 L = v d / 2 となり、■は340m/s程度の値であるから、測定し
た時間dから距離りを求めることができる。 第14図は時間dの測定方法を示す図である。 スピーカ4Eには一定周期の超音波信号が測定のつど与
えられ、図に示すような超音波が出射される。出射され
た超音波は物体に当たって反射し、その反射波をマイク
ロフォン4Fで受信する。超音波は指向性として示した
立体角の中の色々な物体で反射して戻ってくるので伝播
経路が異なり、受信する信号は出射から受信までの時間
が異なり、移送および振幅が違った信号を合成したもの
になっている。この信号から一番近いところから反射し
てきた信号のデータを距離測定のデータとする。 そのため受信信号を増幅し、所定のリミッタにより振幅
を制限し、その後に検波して図の検波信号を得て、その
前縁までの時間をdとする。そして時間dから上の式の
演算を行って、オペレータまでの距離を求める。 オペレータ5があまりに接近して距離測定ができない場
合の対応は、赤外線方式の場合と同様である。 次に、オペレータ検出装置500から得られるオペレー
タ5と複写機1の間の距離のデータによってオペレータ
5の存在・不在および存在範囲を判定する動作について
説明する。 第15図は複写機1に対するオペレータ5の存在する範
囲を示す説明図で、同図において距離aは複写機1に対
してオペレータ検出装置500の検出部4が入り込んで
いる場合には、その入り込んだ分を引いた距離とする。 第16図はさらに距!a+ bt c、dが設定さ
れたオペレータ5の所在範囲を示す説明図である。 そこで、複写機1から所定値aの範囲内にオペレータ5
が存在するか否かを検出する場合のフローを第17図に
示す。 この処理では、まず5TEP17−1でオペレータ検出
装置500から距離データが所定値a以内か否かの判断
をし、所定値a以内と判断した場合にはオペレータ5が
存在すると判断する処理である5TEP17−2へ進み
、所定値3以上の値と判断した場合には5TEP17−
3へ進む。 5TEP17−2ではオペレータ5が存在すると判断し
、その情報を種々の制御に応用するために、“オペレー
タ存在フラグをセットする。 5TEP17−3ではオペレータ5が存在しないと判断
されたので、6オペレータ存在フラグをリセットする。 以上のように、第17図のフローチャートに示されてい
る処理は最も基本的なもので、オペレータ検出装置50
0から得られた距離データによって、オペレータ5が複
写機1の前に存在するか否かの判断をする。 第18図はオペレータ5が所定の距離以内に所定の時間
継続して存在している場合にオペレータ5が存在すると
判断するためのフローチャートである。 この処理では、まず5TEP18−1でオペレータ検出
装置500からの距離データが所定値a以内か否かの判
断を行い、所定値a以内であれば、次に時間チエツクの
ため5TEP18−2へ進む。 所定値a以上であれは、オペレータ5は存在しないので
5TEP18−7へ進む。 5TEP18−2ではオペレータ5が所定値a以内に存
在している時間が所定時間以上継続したことを示す“タ
イムアツプフラグが1にセットされているか否かのチエ
ツクを行う。“タイムアツプフラグが1であれば、所定
時間のチエツクは必要ないので5TEP18−5へ進む
。“タイムアツプフラグがOであれば、未だ所定時間継
続しているというチエツクが終わっていないので、次の
5TEP18−3へ進む。 5TEP18−3ではオペレータ5が所定値a以内の距
離に所定時間以上継続して存在しているか否かの判断を
行うためのカウンタであるタイムアツプカウンタ(タイ
ムUP CNT)を1増加させ、5TEP18−4で
カウンタの内容が1゜0以上になったか否かの判断をす
る。 このサブルーチンが5msごとにチエツクされると約5
00 m sが所定時間となる。この値はオペレータ検
知手段500やオペレータ5の動作特性に対応して自由
に設定することができる。 5TEP18−4で、 (タイムUP CNT)≧100 となっておれば、所定時間継続されたのでオペレータ5
が存在すると判断して、その処理のために5TEP18
−5へ進む。 (タイムUP CNT)<100 であれば、未だ所定時間継続していないので、このサブ
ルーチンの処理は終了する。 5TEP18−5ではオペレータ5が所定値a以内の距
離に存在している時間が所定時間以上継続したことを示
す“タイムアツプフラグを1にセットする。 次いで、5TEP18−6ではオペレータ5が存在する
と判断し、その情報を種々の制御に応用するために“オ
ペレータ存在フラグを1にセットする。 上記5TEP18−1で所定値a以上であると判断され
た場合、上記のように5TEP18−7でオペレータ5
が所定距離(a)以内には存在しないので1タイムアツ
プフラグをOにリセットし、タイムアツプカウンタの内
容をOにリセットし、“オペレータ存在フラグもOにリ
セットする。 第19図は複写機1に対するオペレータ5の所在範囲を
示す説明図で、当然複写機工に対して前記検出部4が入
り込んでいるときには、その分を引いた距離になる。 第20図は実施例に係るオペレータ5の存在を判断する
他の処理手順を示すフローチャートであり、検出物体が
ないときでも距離データが得られるように検出ゲインを
調整して、距離を検出できないときは、オペレータ5が
存在すると判断する場合の手順を示している。また、第
21図は他の処理手順を示すフローチャートであり、検
出物体がないときの距離データを記憶して、その距離デ
ータよりも遠いという検出結果が得られたときにオペレ
ータ5が存在すると判断するときの手順を示している。 第20図、第21図の説明では、第19図に示したn、
a、dの距離を使う。それぞれの意味、大小関係は図に
示す通りである。 まず、第20図(7)STEP20−1”i?オペレー
タ検出装置500からの距離データが所定値a以内か否
かのチエツクをする。所定値a以内であれば、オペレー
タ5の存在を検出したと判断して5TEP20−3へ進
む。所定値a以上であれば、次の処理工程である5TE
P20−2へ進む。 5TEP20−2ではオペレータ検出装置5゜Oからの
距離データが存在するが否かのチエツクを行う。もし距
離データが存在するのであれば、所定(I!a以内の距
離にはオペレータ5は存在しないと判断して、5TEP
2.O−4へ進んで“オペレータ存在フラグを0にリセ
ットする。距離データが存在しない、つまり距離を検出
できない場合には、オペレータ5が検出装置500に近
づき過ぎており、オペレータ5が存在すると判断し、5
TEP20−3へ進み“オペレータ存在フラグを1にセ
ットする。 また、第21図ではまず5TEP21−1”i’オペレ
ータ検出装置500からの距離データが所定値a以内か
否かのチエツクを行う。所定値a以内であれば、オペレ
ータ5の存在を検出したと判断して、5TEP21−3
へ進む。所定値a以上であれば、次のチエツクの5TE
P21−2へ進む。 5TEP21−2ではオペレータ検出装置5゜Oからの
距離データが、予め測定し記憶しておいたオペレータ5
が存在しない状態でのデータn以内か以上かのチエツク
を行う。もし距離データがn以内またはnと同等であれ
ば、オペレータ5は存在しないと判断して、5TEP2
1−4へ進み“オペレータ存在フラグを0にリセットす
る。 距離データがn以上であれば、オペレータ5が検出装置
500に近づき過ぎたために正常な距離データが得られ
ないと見做してオペレータ5が存在すると判断し、5T
EP21−3へ進み“オペレータ存在フラグをIにセッ
トする。 【点・消灯制御j] 上記のようにしてオペレータ5と複写機1との相対位置
関係を判定し、点・消灯制御を行う場合の処理について
説明する。なお、第22図は複写機1とオペレータ5の
相対的な位置関係(距離)と、操作部の表示の点灯/消
灯の関係を示す説明図である。 第22図において、複写機1は上面の前面(オペレータ
5に正対する側)F側に操作(表示)部3を備えている
。そして、複写機1と操作(表示)部3の表示をONす
る距離と、表示をOFFする距離はそれぞれ複写機1の
前面Fからの距離で、bB内とC以内に対応する。ここ
でb以内とC以内で距離が異なっているが、同じ距離で
もよい。つまり、オペレータ5が複写機1に近づいてき
てb以内にきた場合には操作(表示)部3の表示を点灯
する。また、オペレータ5が複写機1から離れて行って
Cよりも遠ざかった場合には、操作(表示)部3の表示
を消灯するように操作(表示)部3の表示の点灯/消灯
を制御する。 第23図はオペレータ5の存在を検出した後に急に距離
データがなくなった場合には、継続してオペレータ5が
存在していると判断するためのフローである。以下の説
明では第16図に示したa。 b、c、dの距離を使う。それぞれの意味、大小関係は
図に示す通りである。 5TEP23−1でオペレータ検出装置500からの距
離データが所定値a以内か否かの判断をして、a以内と
判断した場合にはオペレータ5が存在すると判断して、
5TEP23−2へ進む。 オペレータ検出装置500からの距離データが所定値a
以上か、または距離データが無い(検出不能)場合には
5TEP23−8の処理へ進む。 5TEP23−2で検出距離がa以内であるので、a以
内フラグを1にセットする。このフラグは検出範囲内の
どの位置にオペレータ5が存在するかの判断や、他のフ
ラグと組み合わせてオペレータ5の移動方向のチエツク
などに用いる。 5TEP23−3でオペレータ5が存在することを示す
オペレータ存在フラグを1にセットする。 5TEP23−4でオペレータ検出装置からの距離デー
タが所定値す以内か否かのチエツクを行う。もしb以内
であれば、5TEP23−5においてb以内フラグを1
にセットする。b以上であれば、5TEP23−11に
おいてb以内フラグをOにリセットする。b以内フラグ
も、a以内フラグと同様の目的に使用する。 5TEP23−6でオペレ−9検出装置500からの距
離データが所定値C以内か否かのチエツクを行う。もし
C以内であれば、5TEP237において、C以内フラ
グを1にセットする。C以上であれば、5TEP23−
12において、C以内フラグを0にリセットする。C以
内フラグも、a以内フラグと同様の目的に使用する。 5TEP23−1で前述のようにヰ食出距離がa以上と
判断されたときには、5TEP23−8でa以内フラグ
をOにリセットする。次いで5TEP23−9でC以内
フラグが1か0かのチエツクを行う。これはオペレータ
5が検出装置500に近づき過ぎた場合に検出距離がa
以上となったり、または距離データが無くなった場合で
も、オペレータ5が存在すると判断することを可能とす
るための処理である。つまり、検出距離がa以上や、距
離データがなくなった場合でも、C以内フラグが1にセ
ットされているときはオペレータ5が複写機1に近づい
てきて、その後複写機1からある距i9c以上に離れて
いないことを示しているので、オペレータ5が複写機1
に近づき過ぎた(検出不能範囲に入った)と判断するこ
とが可能である。 5TEP23−10で検出距離がa以内でなく、かつC
以内フラグもセットされてし)なけれ4f、本当にオペ
レータ5は存在しないと判断して、オペレータ存在フラ
グをOにリセットする。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、人体検出手段に
よる人間の存在の検出後複写機の操作部こ関する入力が
あるまでの時間を計測する計測手段と、該計測手段が所
定の時間になったことを判断する判断手段と、該判断手
段による所定時間の経過の判断後複写機のオペレータに
操作手順を含む・処理方法を指示する指示手段とを備え
たので、オペレータの複写機に対する操作方法の習熟度
によって、ガイダンスを出力するか否かを自動的に判断
できる。これによりコピーモード設定をスムースに行う
ことが可能となり、コピー作業の効率向上が可能な複写
機の制御装置を提供すること力くできる。 また、本発明によれば、指示手段による指示後、前記操
作部のキー入力があるまでの時間を計測する計測手段と
、該計測手段が所定の時間になったことを判断する判断
手段と、該判断手段による所定時間の経過の判断後キー
入力が無いとき、オペレータに対して異なった内容の操
作方法等を指示する指示手段を備えたので、オペレータ
の習熟度のレベルに合ったガイダンスを行うことで、初
めて操作を行う人でも簡単にモードを設定することが可
能となり、コピー作業の効率向上が可能な複写機の制御
装置を提供することができる。
第1図は本発明に関する複写機とオペレータの関係を示
す概略図、第2図は本発明による複写機の制御装置の動
作を示すフローチャート、第3図はキー操作が行われた
場合に外部割込みがCPUに発生し処理されるルーチン
を示すフローチャート、第4図はcpuに外部割込みが
発生した場合のタイマ値の比較の動作を示すフローチャ
ート、第5図は複写機の使用状態を示す側面図、第6図
はその平面図、第7図は複写機の斜視図、第8図は複写
機の操作(表示)部の正面図、第9図は第8図の表示パ
ネルの正面拡大図、第10図は複写機の制御装置のブロ
ック図、第11図は受光素子の特性を示す説明図、第1
2図は受光素子を使用した距離測定の方法を示す説明図
、第13図は超音波を使用した距離測定の方法を示す説
明図、第14図は時間の測定方法を示す説明図、第15
図は複写機に対するオペレータの所在範囲を示す説明図
、第16図は複写機に対するオペレータの存在範囲を示
す他の説明図、第17図は所定距離範囲にオペレータが
存在するか否かを検出する処理手順を示すフローチャー
ト、第18図はオペレータが所定の距離以内に所定の時
間継続して存在しているかどうかを判断する処理手順を
示すフローチャート、第19図は複写機に対するオペレ
ータの存在範囲を示す他の説明図、第20図および第2
1図はそれぞれ所定距離範囲にオペレータが存在するか
否かを検出する処理手順を示すフローチャート、第22
図は複写機とオペレータとの位置関係と操作部の点灯/
消灯の関係を示す説明図、第23図はオペレータの存在
を検出した後に、急に距離データがなくなった場合に継
続してオペレータが存在していると判断する処理手順を
示すフローチャートである。 1・・・複写機、3・・・操作(表示)部、4・・・検
出部、4d・・・受光面、4e・・・スポット光、4f
・・・投光レンズ、4h・・・受光レンズ、4g・・・
LED、4A・・・PSD (受光素子)、4B・・・
超音波発振器、4D・・・受信器、4E・・・スピーカ
、4F・・・マイクロフォン、5・・・オペレータ、6
・・・、14’H=’−ム、7.8゜9.10・・・外
縁部、18・・・表示パネル、60・・・原稿供給装置
、200・・・メインボード、210・・・マイクロプ
ロセッサ、310・・・表示ボード、320・・・駆動
ボード、325・・・点灯ボード、500・・・オペレ
ータ(人体)検出手段、520・・・発信器、530・
・・受信器、600・・・音声出力装置。 第 図 第2 第4 第 5 図 弔 図 第 図 弔 /1 図 Aホット尤σ)仁l 第12図 第13図 B D 第14 図 第77図 第 5 図 第16図 第 19図 922図 第20図 第21 図
す概略図、第2図は本発明による複写機の制御装置の動
作を示すフローチャート、第3図はキー操作が行われた
場合に外部割込みがCPUに発生し処理されるルーチン
を示すフローチャート、第4図はcpuに外部割込みが
発生した場合のタイマ値の比較の動作を示すフローチャ
ート、第5図は複写機の使用状態を示す側面図、第6図
はその平面図、第7図は複写機の斜視図、第8図は複写
機の操作(表示)部の正面図、第9図は第8図の表示パ
ネルの正面拡大図、第10図は複写機の制御装置のブロ
ック図、第11図は受光素子の特性を示す説明図、第1
2図は受光素子を使用した距離測定の方法を示す説明図
、第13図は超音波を使用した距離測定の方法を示す説
明図、第14図は時間の測定方法を示す説明図、第15
図は複写機に対するオペレータの所在範囲を示す説明図
、第16図は複写機に対するオペレータの存在範囲を示
す他の説明図、第17図は所定距離範囲にオペレータが
存在するか否かを検出する処理手順を示すフローチャー
ト、第18図はオペレータが所定の距離以内に所定の時
間継続して存在しているかどうかを判断する処理手順を
示すフローチャート、第19図は複写機に対するオペレ
ータの存在範囲を示す他の説明図、第20図および第2
1図はそれぞれ所定距離範囲にオペレータが存在するか
否かを検出する処理手順を示すフローチャート、第22
図は複写機とオペレータとの位置関係と操作部の点灯/
消灯の関係を示す説明図、第23図はオペレータの存在
を検出した後に、急に距離データがなくなった場合に継
続してオペレータが存在していると判断する処理手順を
示すフローチャートである。 1・・・複写機、3・・・操作(表示)部、4・・・検
出部、4d・・・受光面、4e・・・スポット光、4f
・・・投光レンズ、4h・・・受光レンズ、4g・・・
LED、4A・・・PSD (受光素子)、4B・・・
超音波発振器、4D・・・受信器、4E・・・スピーカ
、4F・・・マイクロフォン、5・・・オペレータ、6
・・・、14’H=’−ム、7.8゜9.10・・・外
縁部、18・・・表示パネル、60・・・原稿供給装置
、200・・・メインボード、210・・・マイクロプ
ロセッサ、310・・・表示ボード、320・・・駆動
ボード、325・・・点灯ボード、500・・・オペレ
ータ(人体)検出手段、520・・・発信器、530・
・・受信器、600・・・音声出力装置。 第 図 第2 第4 第 5 図 弔 図 第 図 弔 /1 図 Aホット尤σ)仁l 第12図 第13図 B D 第14 図 第77図 第 5 図 第16図 第 19図 922図 第20図 第21 図
Claims (2)
- (1)機械の動作全体を制御する制御手段と、複写機の
モード設定および表示を行う操作部と、人間の存在を検
出することが可能な人体検出手段とを備えた複写機の制
御装置において、前記人体検出手段による人間の存在の
検出後複写機の操作に関する入力があるまでの時間を計
測する計測手段と、該計測手段が所定の時間になつたこ
とを判断する判断手段と、該判断手段による所定時間の
経過の判断後複写機のオペレータに操作手順を含む処理
方法を指示する指示手段とを有することを特徴とする複
写機の制御装置。 - (2)請求項1の記載において、前記指示手段による指
示後、前記操作部のキー入力があるまでの時間を計測す
る計測手段と、該計測手段が所定の時間になつたことを
判断する判断手段と、該判断手段による所定時間の経過
の判断後キー入力が無いとき、オペレータに対して異な
つた内容の操作手段を含む処理方法を指示する指示手段
を有することを特徴とする複写機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1332842A JPH03194565A (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 複写機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1332842A JPH03194565A (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 複写機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03194565A true JPH03194565A (ja) | 1991-08-26 |
Family
ID=18259404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1332842A Pending JPH03194565A (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 複写機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03194565A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6842593B2 (en) * | 2002-10-03 | 2005-01-11 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Methods, image-forming systems, and image-forming assistance apparatuses |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP1332842A patent/JPH03194565A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6842593B2 (en) * | 2002-10-03 | 2005-01-11 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Methods, image-forming systems, and image-forming assistance apparatuses |
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