JPH03194382A - 木材の乾燥方法及びそれに使用する木材乾燥補助装置 - Google Patents
木材の乾燥方法及びそれに使用する木材乾燥補助装置Info
- Publication number
- JPH03194382A JPH03194382A JP33396989A JP33396989A JPH03194382A JP H03194382 A JPH03194382 A JP H03194382A JP 33396989 A JP33396989 A JP 33396989A JP 33396989 A JP33396989 A JP 33396989A JP H03194382 A JPH03194382 A JP H03194382A
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- wood
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- 238000001035 drying Methods 0.000 title claims abstract description 24
- 239000000463 material Substances 0.000 title abstract description 16
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Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、柱材等の木材の乾燥方法及びそれに使用する
木材乾燥補助装置に関するものである。
木材乾燥補助装置に関するものである。
柱材等の木材は、未乾燥の生木のまま使用すると、施工
後に割れや曲がりを生じるので、一般に予め乾燥させて
から使用されている。木材の乾燥は、現在では真空乾燥
機を使用して短期間で行なうことができるが、乾燥の際
に木材の部所によっては割れを生じることがある。特に
、木材の中心の芯部が含まれているとほぼ確実に割れる
。これは、芯部は他の部分との密度の差が大きいために
乾燥時の収縮率が大きく違うことに起因する。このため
、大径の良質な木でも、芯部を含む部分は商品化できな
いので、そのほとんどはパルプの材料として細かく砕き
、安価に取引きされていた。 また、最近様々な活用法が提案されている間伐材等の小
径木も、柱材等の木材として加工しようとしでも、芯部
がどうしても含まれてしまうので同様の問題を生じ、同
じく安価に取り引きされているのが実情である。
後に割れや曲がりを生じるので、一般に予め乾燥させて
から使用されている。木材の乾燥は、現在では真空乾燥
機を使用して短期間で行なうことができるが、乾燥の際
に木材の部所によっては割れを生じることがある。特に
、木材の中心の芯部が含まれているとほぼ確実に割れる
。これは、芯部は他の部分との密度の差が大きいために
乾燥時の収縮率が大きく違うことに起因する。このため
、大径の良質な木でも、芯部を含む部分は商品化できな
いので、そのほとんどはパルプの材料として細かく砕き
、安価に取引きされていた。 また、最近様々な活用法が提案されている間伐材等の小
径木も、柱材等の木材として加工しようとしでも、芯部
がどうしても含まれてしまうので同様の問題を生じ、同
じく安価に取り引きされているのが実情である。
本発明は、従来よりバルブの材料にしかならず安価に取
引きされていた芯部を含む木材を、乾燥させても割れや
曲がりを生じないようにして柱材等として有効に活用で
きるようにし、付加価値を上げることを目的とする。
引きされていた芯部を含む木材を、乾燥させても割れや
曲がりを生じないようにして柱材等として有効に活用で
きるようにし、付加価値を上げることを目的とする。
上記課題点を解決し、目的を達成するために講じた本発
明の構成は次の通りである。 木材の乾燥方法においては、 木材を全体に亙って締め付けた状態で乾燥させる木材の
乾燥方法である。例えば木材が円柱形状の場合は緊締バ
ンド等を使用して全体に亙って締め付ける。木材が角柱
形状の場合は、角柱状に形成された木材の各角部に、木
材とほぼ同一の長さのアングルを全長にわたって当接さ
せ、該アングル間に架設された締付部材で各アングルを
締付けて木材を締付は挟持し、木材の断面形状を保つよ
うにして乾燥させる。 木材乾燥補助装置においては、 対象となる木材の長さとほぼ同じ長さで、内面側が木材
にほぼ密着するように形成された、木材の角部と同数の
アングルと; 該各アングル間に架設され、各アングル間の間隔が調整
可能である所要数の締付部材と;を備えた、木材乾燥補
助装置である。 木材乾燥補助装置は木材の形状に合わせて適宜設定され
る。例えば、木材が四角柱状である場合はL型アングル
等が使用される。木材が円柱状である場合は円弧型のケ
ースや緊締バンドが使用される。締付部材の構造は、木
材の断面形状を保つことができる強い締付は力を備えて
いれば特に限定せず、例えば締付ボルト、クランプ装置
等である。なお、締付部材を取付けたり掛止したりする
締付台具等を各アングルに設けることは任意であまた、
使用する締付部材の数は木の種類によって調整される。 例えば杉、檜等のように比較的柔らかい木は少なくてよ
く、樫、けやき等の堅い木は多数使用する必要がある。 〔実施例〕 本発明を図面に示した実施例に基き、更に詳細に説明す
る。第1図は一実施例の使用状態を示す一部切欠斜視図
である。 本実施例においては、乾燥の対象となる木材は四角柱状
である。符号Aは木材乾燥補助装置で、四本のアングル
1を備えている。各アングル1は断面形状り型で、図に
示すように木材Wと同じ長さで真直に形成されている。 各アングル1の外面側には、互い違いに90度の角度を
成して板状の締付台具2.2aが所要数固着されている
。各締付台具2.2aの先端側はアングル1の縁から突
出しており、突出部にはボルト孔20が設けられている
。 隣合うアングル1に設けである締付台具2.2aの間に
は、ボルト孔20に挿着して締付ボルトBが架設されて
いる。そして、ナツトNを螺着することにより隣合うア
ングル1の間隔を一定の範囲で調整できる構造となフて
いる。 (作用) 図を参照して本実施例の作用を説明する。 まず、芯部を有する四角柱状の木材Wの長手側の角部に
アングル1をそれぞれ内面を密着させて当接させる。次
に、隣合うアングル1の締付台具に設けた2、2aの間
に、ボルト孔20に挿着して締付ボルトBを取付け、ナ
ツトNで均等で十分な締付は力で締付けて木材Wを締付
は挟持する。 これによると、木材を真空乾燥機に入れて乾燥が進み、
芯部から木材が割れようとしても、木材は断面形状が変
わらないようにアングル1で締付けられているので割れ
ない。また、各アングル1が直線状であるので曲がりも
生じない。そして、この状態で乾燥が進み、乾燥が完了
したら、木材Wから乾燥補助装置Aを外す。 なお、木は乾燥して一旦形が決まると、後に曲がり等の
変形、割れを生じることはないとされており、この方法
で乾燥させた芯部を有する木材は、芯部のない木材と同
様に使用できるものである。 本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、特許
請求の範囲の記載内において種々の変形が可能である。 【発明の効果〕 本発明は上記構成を有し、次の効果を奏する。 (1)木材を真空乾燥機に入れて乾燥が進み、芯部から
木材が割れようとしても、木材は断面形状が変わらない
ようにアングルで締付けられているので割れないか、ま
たは割れにくい。 また、木は乾燥して一旦形が決まると、後に曲がり等の
変形、割れを生しることはないとされており、この方法
で乾燥させた芯部を有する木材は芯部のない木材と全く
同様に使用できるものである。従って、従来よりバルブ
の材料にしかならず安価に取引きされていた芯部を含む
木材を、柱材等として有効に活用できる。 また、芯部を有する部分を利用して安価な木材が提供で
きるので家等の建築費を低く抑えることも可能である。 (2)アングルとボルトを使用する木材乾燥補助装置は
アングル間の間隔を適宜変えることができる。このため
木材の大きさに特に制限を受けない。
明の構成は次の通りである。 木材の乾燥方法においては、 木材を全体に亙って締め付けた状態で乾燥させる木材の
乾燥方法である。例えば木材が円柱形状の場合は緊締バ
ンド等を使用して全体に亙って締め付ける。木材が角柱
形状の場合は、角柱状に形成された木材の各角部に、木
材とほぼ同一の長さのアングルを全長にわたって当接さ
せ、該アングル間に架設された締付部材で各アングルを
締付けて木材を締付は挟持し、木材の断面形状を保つよ
うにして乾燥させる。 木材乾燥補助装置においては、 対象となる木材の長さとほぼ同じ長さで、内面側が木材
にほぼ密着するように形成された、木材の角部と同数の
アングルと; 該各アングル間に架設され、各アングル間の間隔が調整
可能である所要数の締付部材と;を備えた、木材乾燥補
助装置である。 木材乾燥補助装置は木材の形状に合わせて適宜設定され
る。例えば、木材が四角柱状である場合はL型アングル
等が使用される。木材が円柱状である場合は円弧型のケ
ースや緊締バンドが使用される。締付部材の構造は、木
材の断面形状を保つことができる強い締付は力を備えて
いれば特に限定せず、例えば締付ボルト、クランプ装置
等である。なお、締付部材を取付けたり掛止したりする
締付台具等を各アングルに設けることは任意であまた、
使用する締付部材の数は木の種類によって調整される。 例えば杉、檜等のように比較的柔らかい木は少なくてよ
く、樫、けやき等の堅い木は多数使用する必要がある。 〔実施例〕 本発明を図面に示した実施例に基き、更に詳細に説明す
る。第1図は一実施例の使用状態を示す一部切欠斜視図
である。 本実施例においては、乾燥の対象となる木材は四角柱状
である。符号Aは木材乾燥補助装置で、四本のアングル
1を備えている。各アングル1は断面形状り型で、図に
示すように木材Wと同じ長さで真直に形成されている。 各アングル1の外面側には、互い違いに90度の角度を
成して板状の締付台具2.2aが所要数固着されている
。各締付台具2.2aの先端側はアングル1の縁から突
出しており、突出部にはボルト孔20が設けられている
。 隣合うアングル1に設けである締付台具2.2aの間に
は、ボルト孔20に挿着して締付ボルトBが架設されて
いる。そして、ナツトNを螺着することにより隣合うア
ングル1の間隔を一定の範囲で調整できる構造となフて
いる。 (作用) 図を参照して本実施例の作用を説明する。 まず、芯部を有する四角柱状の木材Wの長手側の角部に
アングル1をそれぞれ内面を密着させて当接させる。次
に、隣合うアングル1の締付台具に設けた2、2aの間
に、ボルト孔20に挿着して締付ボルトBを取付け、ナ
ツトNで均等で十分な締付は力で締付けて木材Wを締付
は挟持する。 これによると、木材を真空乾燥機に入れて乾燥が進み、
芯部から木材が割れようとしても、木材は断面形状が変
わらないようにアングル1で締付けられているので割れ
ない。また、各アングル1が直線状であるので曲がりも
生じない。そして、この状態で乾燥が進み、乾燥が完了
したら、木材Wから乾燥補助装置Aを外す。 なお、木は乾燥して一旦形が決まると、後に曲がり等の
変形、割れを生じることはないとされており、この方法
で乾燥させた芯部を有する木材は、芯部のない木材と同
様に使用できるものである。 本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、特許
請求の範囲の記載内において種々の変形が可能である。 【発明の効果〕 本発明は上記構成を有し、次の効果を奏する。 (1)木材を真空乾燥機に入れて乾燥が進み、芯部から
木材が割れようとしても、木材は断面形状が変わらない
ようにアングルで締付けられているので割れないか、ま
たは割れにくい。 また、木は乾燥して一旦形が決まると、後に曲がり等の
変形、割れを生しることはないとされており、この方法
で乾燥させた芯部を有する木材は芯部のない木材と全く
同様に使用できるものである。従って、従来よりバルブ
の材料にしかならず安価に取引きされていた芯部を含む
木材を、柱材等として有効に活用できる。 また、芯部を有する部分を利用して安価な木材が提供で
きるので家等の建築費を低く抑えることも可能である。 (2)アングルとボルトを使用する木材乾燥補助装置は
アングル間の間隔を適宜変えることができる。このため
木材の大きさに特に制限を受けない。
図面は本発明の実施例を示し、
第1図は一実施例の使用状態を示す一部切欠斜視図であ
る。 A:木材乾燥補助装置 1:アングル B:締付ボルト
る。 A:木材乾燥補助装置 1:アングル B:締付ボルト
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、木材を全体に亙って締め付けた状態で乾燥させる木
材の乾燥方法。 2、角柱状に形成された木材の各角部に、木材とほぼ同
一の長さのアングルを全長にわたって当接させ、該アン
グル間に架設された締付部材で各アングルを締付けて木
材を締付け挟持し、木材の断面形状を保つようにして乾
燥させる木材の乾燥方法。 3、対象となる木材の長さとほぼ同じ長さで、内面側が
木材にほぼ密着するように形成された、木材の角部と同
数のアングルと; 該各アングル間に架設され、各アングル間の間隔が調整
可能である所要数の締付部材と; を備えた、木材乾燥補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33396989A JPH03194382A (ja) | 1989-12-21 | 1989-12-21 | 木材の乾燥方法及びそれに使用する木材乾燥補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33396989A JPH03194382A (ja) | 1989-12-21 | 1989-12-21 | 木材の乾燥方法及びそれに使用する木材乾燥補助装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03194382A true JPH03194382A (ja) | 1991-08-26 |
Family
ID=18272018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33396989A Pending JPH03194382A (ja) | 1989-12-21 | 1989-12-21 | 木材の乾燥方法及びそれに使用する木材乾燥補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03194382A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030002931A (ko) * | 2001-07-02 | 2003-01-09 | 안영찬 | 목재의 건조방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6013559B2 (ja) * | 1976-12-28 | 1985-04-08 | 日本電気株式会社 | 自動電話交換機のセンダ制御方式 |
-
1989
- 1989-12-21 JP JP33396989A patent/JPH03194382A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6013559B2 (ja) * | 1976-12-28 | 1985-04-08 | 日本電気株式会社 | 自動電話交換機のセンダ制御方式 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030002931A (ko) * | 2001-07-02 | 2003-01-09 | 안영찬 | 목재의 건조방법 |
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