JPH03194325A - 空調装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野１ この発明は、平面的に設計してなる放温体を含む空調装
置に関するものである。

ｒ従来の技術１ 従来、特に床面に設置するような平面的な暖房装置は、
所謂電気マット等と称して開発され提供されてきている
。従来の電気マット等のような平面的な暖房装置は、当
該マット自体が加温体となるように設計されているもの
であり、当該マットに直接的に触れている範囲において
、熱が人体に対して伝湿される程度の構造のものにすぎ
ない。

［発明が解決しようとする課題１ したがって、従来のこの種の平面的な暖房装置は、室内
全体を加温するような構成のものではなく、室内全体を
加温するには、当該電気マットに加えて、別の暖房器具
を併用しなければならなかった。

さらに、上記するような暖房システムによれば、暖房使
用時における室内エア清浄の考慮がなされていないため
、当該暖房システムに加えて、室内エア清浄並びにエア
調質のための別の装置を設備しておかなければならなか
った。

そこで、この発明は、室内の床面あるいは適宜内壁面に
沿った平面的な暖房体であるとともに、室内全体を加温
するための暖房体として機能し、加えて、加湿すべき室
の内部をエア清浄するようになした空調装置を提供する
ことにある。

［課題を解決するための手段Ｊ この発明は、上記する目的を達成するにあたって、具体
的には、送気口接続部材を備え、前記送気口接続部材に
接続される送気口と少（とも１つの排気孔とを備えた少
（とも１つの伝温管を内蔵してなり、空調すべき仕切ら
れた室の内部に配置される放温体と、 一端が前記空調すべき室の外部から、前記室の内部に配
置される前記放温体に対しその送気口に接続され、他端
が前記空調すべき室の外部から、前記室の内部に配置さ
れる室内エア吸気口に接続されるエア循環路と。

前記エア循環路中に設けてあり、該エア循環路における
前記室内エア吸気口側を負圧に付勢して、前記エアを前
記エア循環路に沿って前記放温体に向けて送気するため
のエア吸入口付きのきエア圧送器と、 前記エア循環路における前記エア圧送器と前記放温体と
の間に設けた加湿除湿器と、 前記エア循環路における前記エア圧送器と前記放温体と
の間に設けた加温器と、 前記エア循環路における前記エア圧送器と空調すべき室
との間に接続してあるエア清浄器と、前記エア圧送器、
加湿除湿器及び加温器をそれぞれ個別に制御する制御器
とからなる空調装置を構成する。

［本発明の実施例］ 以下、この発明になる空調装置について、図面に示す具
体的な実施例にもとづいて詳細に説明する。

この発明になる空調装置（１）は、平面的に設計される
放温体（２）を含む。前記放温体（２）は、床面に設置
される床面敷設用部材あるいは室内壁面（天井を含む）
に沿って設置される壁面取付用部材からなっている。前
記放温体（２）は、床面敷設用部材として設計されるも
のである場合には、じゅうたん等のような感触性のよい
繊維製品、さらに畳あるいは木製品構造物等によって構
成される。前記放温体（２）は、遠赤外線処理したもの
であってもよい。前記放温体（２）は、例えば図に示す
ような複数本の伝温管（３）を内蔵するものであり、内
部に前記伝温管（３）を収容する空間部分を有している
。前記伝温管（３）は、流体流路が押し潰れない程度の
強靭性を有し、適宜形態にまげておくことができる材料
、たとえば、金属製の細管あるいは硬質プラスチック製
の細管によって形成される。前記伝温管（３）は、前記
放温体（２）内において、適宜パターンに従って配列さ
れ、かつ必要に応じて適宜固定手段を介して固定される
。前記伝温管（３）の一端（３ａ）は、送気口（４）と
して形成され、前記放温体（２）の適宜位置に設けた送
気口接続部材（５）に対して接続されている。前記伝湯
管（３）の他端（３ｂ）は、図に示す例によれば、前記
族１体（２）の内部を通って、該放温体（２）の周縁部
に設けた排気口（６）に接続してある。−例において前
記伝湯管（３）は、長さ方向に適宜間隔をおいて設けた
多数の排気孔（７）を備えている。この場合、前記放温
体（２）に対して排気口（６）を設けな（てもよ（、前
記伝湯管（３）の他端（３ｂ）を封塞する構成のもので
あってもよい。前記伝湯管（３）を通過するエアは、前
記排気口（６）あるいは排気孔（７）を介して前記放温
体（２）の外部に放出されるようになっている。図に示
す例において、前記放温体（２）は、室内エアを吸込む
吸気口（８）をもった吸気口部材（９）を一体的に備え
たものであってもよい。前記吸気口部材（９）は、前記
放温体（２）に対して一体的に設ける必要もなく、たと
えば空調すべき室内の適宜位置に取り付けたものであっ
てもよい。

一方、この発明になる空調装置（１）は、エア循環路（
１０）を含む。前記エア循環路（１０）は、たとは金属
材、プラスチック材、あるいはゴム材等により形成され
る配管部材でなり、この発明装置における室内側構成部
材と室外側構成部材との間を流路接続する。前記エア循
環路（ｌＯ）の一端（ｌｏａ）は、前記空調すべき室の
外部（０，８）から、前記室の内部（１，８）に配置さ
れる前記放温体（２）に対して、その送気口接続部材（
５）に接続してあり、他端（１０ｂ）は、前記空調すべ
き室の外部（０，１１）から、前記空調すべき室の内部
（１，８）に配置される前記室内エア吸気口（８）に接
続してある。前記エア循環路（ｌＯ）には、エア圧送器
（１１）、加湿除湿器（１２）、加温器（１３）及びエ
ア清浄器（１４）が接続してある。前記エア圧送器（１
１）は、たとえば、新しいエアを吸入するためのエア吸
入口付きのポンプによって構成される。前記エア圧送器
（ＩＩ）は、前記エア循環路（１０）における前記室内
エア吸気口（８）側を負圧に付勢するように、前記エア
循環路（１０）中に接続してあり、前記エアを前記エア
循環路に沿って前記放温体（２）に向けて送気する。前
記加湿除湿！（１２）は、前記エア循環路（１０）中に
おいて、たとえば前記エア圧送器（１１）の正圧倒に直
列に接続してある。一方、前記加温ｆｉ（１３）は、電
気、ガス、あるいは石油等をエネルギー源として作動す
るヒータであって、前記エア循環路（１０）における前
記エア圧送器（１１）と前記放温体（２）との間に接続
してある。前記加湿器（１３）は、エア流路を外部から
加熱する外燃式のヒータ構造体によって構成される。こ
の発明において、前記エア圧送器（１１）、加湿除湿器
（１２）及び加温器（１３）は、空調すべき室の外部（
０，Ｒ）に設置される。さらに、この発明において前記
エア清浄器（１４）は、所謂エアフィルタを含むイオン
発生殺菌装置あるいはエアクリーナであり、前記エア循
環路（１０）におけるエア圧送器（１１）の負圧制であ
って、前記空調すべき室の外１１！（０，Ｒ）に位置す
るように接続してある。

一方、この発明になる空調装置ｔ（１）は、前記エア圧
送器（１１）、加湿除湿器（１２）、加温器（１３）及
びエア清浄器（１４）を制御する制御器（１５）を含む
。前記制御器（１５）は、図に示す例のように前記空調
すべき室の内部（＋、Ｒ）に設置される。前記制御器（
１５）は、室内の湿度を検知する温度センサ、室内の湿
度を検知する湿度センサ、及び室内エアの清浄度を検知
する換気センサ等を含み、前記各センサの検知信号に応
答して、前記エア圧送器（１１）、加湿除湿器（１２）
、加温器（１３）及びエア清浄器（１４）をそれぞれ各
別に制御する。前記エア圧送器（１１）、加湿除湿器（
１２）、加温器（１３）及びエア清浄器（１４）は、そ
れぞれ電気配線によって前記制御器（１５）に接続され
ている。−例において、前記制御器（１５）は、マニュ
アル制御手段を備えている。

Ｅ本発明の効果］ 以上の構成になるこの発明の空調装置は、空調すべき室
内における床面あるいは壁面に沿って平面的に設計され
る放温体を含むものであり、たとえば床面暖房として直
接的に機能するとともに、放温体から加温エアを放出す
るように構成して、室内全体を加温する室内暖房として
も同時に機能し、さらには、室内放出された加温エアを
吸気して、室外側に設けであるエア清浄器、エア圧送器
、加湿除湿器及び加温器により、エア清浄処理並びに新
しいエア吸気等の処理をして、エア循環路に沿ってエア
循環を図ったこと等により、省エネルギー的であるとと
もに加温効果の極めて高い装置として有効に作用するも
のといえる。

さらに、この発明になる空調装置は、空調すべき室の内
部に放温体を設置し、空調すべき室の外部にその他の構
成部材であるエア圧送器、加湿除湿器、加温器及びエア
清浄器を配置するようにしたものであり、室内に燃料を
持ち込む必要がなく、空調すべき室を有効に利用するこ
とができ、操作性並びに安全性と併せて極めて実効性の
高いものといえる。

さらに、この発明になる空調装置は、エア流路を外部か
ら加熱する加温器を用いたことにより、排気ガスを室内
に送気するようなことがないので、検量状態の部屋にお
ける利用に際しても部屋全体の空気を汚染することがな
い。従って、クリーンで安全快適な空調を行うことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明になる空調装置の具体的な一実施例で
あって、その原理的構成を示す概略的ブロック線図であ
る。 （１）・・・・・・空調装置 （２）・・・・・・放温体 （３）・・・・・・伝湯管 （４）・・・・・・送気口 （５）・・・・・・送気口接続部材 （６）・・・・・・排気口 （７）・・・・・・排気孔 （８）・・・・・・吸気口 （９）・・・・・・吸気口接続部材 （１０）・・・・・・エア循環路 （ＩＩ）・・・・・・エア圧送器 （１２）・・・・・・加湿除湿器 （１３）・・・・・・加温器 （１４）・・・・・・エア清浄器 （１５）・・・・・・制御器 （＋、Ｒ）・・・・・・空調室内部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 送気口接続部材を備え、前記送気口接続部材に接続され
   る送気口と少くとも１つの排気孔とを備えた少くとも１
   つの伝温管を内蔵してなり、空調すべき仕切られた室の
   内部に配置される放温体と、 一端が前記空調すべき室の外部から、前記室の内部に配
   置される前記放温体に対しその送気口に接続され、他端
   が前記空調すべき室の外部から、前記室の内部に配置さ
   れる室内エア吸気口に接続されるエア循環路と、 前記エア循環路中に設けてあり、該エア循環路における
   前記室内エア吸気口側を負圧に付勢して、前記エアを前
   記エア循環路に沿って前記放温体に向けて送気するため
   のエア吸入口付きのきエア圧送器と、 前記エア循環路における前記エア圧送器と前記放温体と
   の間に設けた加湿除湿器と、 前記エア循環路における前記エア圧送器と前記放温体と
   の間に設けた加温器と、 前記エア循環路における前記エア圧送器と空調すべき室
   との間に接続してあるエア清浄器と、前記エア圧送器、
   加湿除湿器及び加温器をそれぞれ個別に制御する制御器
   とからなることを特徴とする空調装置。