JPH03194105A - カムシャフトの製造方法 - Google Patents

カムシャフトの製造方法

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JPH03194105A
JPH03194105A JP33448989A JP33448989A JPH03194105A JP H03194105 A JPH03194105 A JP H03194105A JP 33448989 A JP33448989 A JP 33448989A JP 33448989 A JP33448989 A JP 33448989A JP H03194105 A JPH03194105 A JP H03194105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
cam member
welding
camshaft
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33448989A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Nomura
誠治 野村
Yoshihisa Miwa
能久 三輪
Shinya Shibata
柴田 伸也
Katsunori Hanakawa
勝則 花川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP33448989A priority Critical patent/JPH03194105A/ja
Publication of JPH03194105A publication Critical patent/JPH03194105A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/02Valve drive
    • F01L1/04Valve drive by means of cams, camshafts, cam discs, eccentrics or the like
    • F01L1/047Camshafts
    • F01L2001/0475Hollow camshafts

Landscapes

  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、例えばレーザビーム加工機(主として強力
な熱線が得られる炭酸ガスレーザ装置)などを用いて中
空カムシャフト用パイプにカム部材をレーザ溶接(la
ser welding )するようなカムシャフトの
製造方法に関する。
(従来技術) 従来、カムシャフトを軽量化し、高出力、高回転化を達
成するために、カムシャフトを中空にし、この中空カム
シャフト用パイプにカム部材を特殊溶接したカムシャフ
トとしては、例えば、実公昭62−29606号公報に
記載の構造がある。
上述のカムシャフトを得るには、高密度エネルギビーム
たとえばレーザビームを熱源として利用する融接法を用
いることができる。
すなわち、第2図に示すように、中空カムシャフト用パ
イプ21にカム部材22を溶接するに際して、最大10
”W/cfflのパワー密度が得られるレーザや電子ビ
ームなどの高エネルギビーム23を用い、上述の中空カ
ムシャフト用パイプ21.およびカム部材22を回転さ
せながら固定ビームトーチからの高エネルギビーム23
で順次溶接する方法である。
上述の高エネルギビームを用いると、照射されたレーザ
などの高エネルギビームが材料に収納されて、材料の温
度が上昇し溶融することで、精密な溶接を行なうことが
できる利点がある反面、溶接後の冷却の影響による溶接
ひずみに起因して、カムシャフトに曲りが発生する問題
点があった。
この従来方法によるカムシャフトの曲り測定結果を第3
図に示す。
同図の測定結果a、b、cは何れも従来方法によるカム
シャフトの曲りを、ダイヤルゲージを用いて溶接開始位
置から円周方向に30度毎、合計12箇所測定した結果
を示し、溶接開始位置から180度の箇所においてピー
クとなるマイナス0゜02〜0.04mm程度の曲りが
測定された。
このような溶接後の変形量は例えば研削加工により矯正
することが考えられるが、一般に上述の中空カムシャフ
ト用パイプ21には浸炭処理を施すので、曲りが大きい
場合には浸炭層の深さの関係上、充分な矯正が困難とな
る問題点を有していた。
(発明の目的) この発明は、高密度エネルギビーム溶接によるカムシャ
フトの曲りを防止することができるカムシャフトの製造
方法の提供を目的とする。
(発明の構成) この発明は、中空カムシャフト用パイプにカム部材を溶
接するカムシャフトの製造方法であって、上記中空カム
シャフト用パイプにカム部材を組付けた後に、高エネル
ギビームによる溶接開始位置の位相を、上記カム部材の
一側面と他側面とで180度ずらせて溶接するカムシャ
フトの製造方法であることを特徴とする。
(発明の効果) この発明によれば、カム部材の両側面の溶接開始位置の
位相を互に180度ずらせて溶接するので、溶接ひずみ
に起因する曲りを相殺することができ、この結果、溶接
によるカムシャフトの曲りを防止することができる効果
がある。
(実施例) この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はカムシャフトの製造方法を示し、第1図において
、1は中空カムシャフト用パイプ、2はこのパイプ1の
所定部に溶接されるべきカム部材で、上述の中空カムシ
ャフト用パイプ1にカム部材2を溶接するに際して、カ
ム部材2の一側面2aに高エネルギビーム、例えば、レ
ーザビームLaを照射するレーザヘッド(図示せず)と
、カム部材2の他側面2bにレーザビームLbを照射す
るレーザヘッド(図示せず)とを設けている。
そして、上述の中空カムシャフト用パイプ1にカム部材
2を組付けた後に、2つのレーザヘッドからのレーザビ
ームLa、Lbによる溶接開始位置3,4の位相を第1
図に示すように、上述のカム部材2の一側面2aと他側
面2bとで180度ずらせ、−側面2aにおいてはカム
ノーズに対応する位置3から溶接を開始し、他側面2b
においてはベースサークルに対応する位置4から溶接を
開始して、中空カムシャフト用パイプ1およびカム部材
2を同図の矢印方向に回転させながら位置固定した上述
の2つのレーザヘッドからのレーザビームLa、Lbで
上述の両側面2a、2bを同時に溶接する。
ここで、上述のレーザビームLa、Lbを得るためのレ
ーザビーム加工機としては、波長0. 6943μm1
最大出力105Wのルビーレーザ、波長1.065μm
のYAG (イツトリウム・アルミニウル・ガーネット
)レーザ、波長1.065μm、最大出力106Wのガ
ラスレーザ、波長1.063μmのCO2レーザ(炭酸
ガスレーザ)などの気体、液体、固体の各レーザビーム
加工機から適切なものを選定し、パワー密度と照射時間
とを適宜組合せて用いる。
このように、カム部材2の両側面2a、2bの溶接開始
位置3.4の位相を互いに180度ずらせて溶接するの
で、溶接ひずみに起因する曲りを相殺することができ、
この結果、溶接によるカムシャフトの曲りを防止するこ
とができる効果がある。
加えて、2台の加工機で両側面2a、2bを同時にレー
ザ溶接すると、1箇所毎に溶接開始位置3.4を割出す
必要がなくなり、作業性の向上と、溶接効率の向上とを
図ることができる効果がある。
また、YAGレーザ(yttrium−aluminu
m−garnet  1aser)のようにレーザ光線
の分岐が可能で、多点同時加工ができる装置を用いると
、1台の加工機で同様の効果を得ることができる。
さらに、上述の中空カムシャフト用パイプ1を予め浸炭
処理すると、未処理のものに対して表面が黒色化される
ので、レーザビームLa、Lbの吸収率が上昇し、反射
損失の低減を図ることができると同時に、浸炭によりカ
ムシャフトそれ自体の表面層を硬化させることができる
なお、上述の実施例の製造方法に代えて、次の如き製造
方法を用いてもよい。
すなわち、予め中空カムシャフト用パイプ1にカム部材
2を組付けた後に、1台のレーザビーム加工機で、まず
カム部材2の一側面2aをカムノーズに対応する溶接開
始位置3からレーザ溶接し、−側面2a側のレーザ溶接
終了後に、例えば、NC制御等によりカム部材2の他側
面2bにおける」二連の溶接開始位置3に対して180
度位相がずたベースサークルに対応する溶接開始位置4
を割出し、次にこの割出された溶接開始位置4から他側
面2b側を上述のレーザビーム加工機でレーザ溶接して
もよい。
この製造方法においても、カム部材2の両側面2a、2
bの溶接開始位置3,4の位相が互いに180度ずれる
ので、溶接ひずみに起因する曲りを相殺することができ
、この結果、溶接によるカムシャフトの曲りを防止する
ことができる効果がある。
なお、高密度エネルギビームとしては、上述のレーザビ
ームの他に電子ビーム(タングステンフィラメント陰極
を加熱して放出させた熱電子を陽極に印加した80〜1
50KVの電圧で加速し、さらに電磁レンズで集束して
工作物に衝突させるもの)を用いることもできる。
また、上述のカムシャフトに対する浸炭処理は溶接前に
行っても或は溶接後に行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図はカムシャフトの製造方法を示す斜視図、第2図
は従来方法を示す断面図、 第3図は従来方法により製造されたカムシャフトの曲り
測定結果を示す説明図である。 1−・・・中空カムシャフト用パイプ 2・・・カム部材 2a・・・−側面 2b・・・他側面 3.4・・・溶接開始位置 La、Lb・・・レーザビーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中空カムシャフト用パイプにカム部材を溶接する
    カムシャフトの製造方法であって、 上記中空カムシャフト用パイプにカム部材を組付けた後
    に、高エネルギビームによる溶接開始位置の位相を、上
    記カム部材の一側面と他側面とで180度ずらせて溶接
    する カムシャフトの製造方法。
JP33448989A 1989-12-22 1989-12-22 カムシャフトの製造方法 Pending JPH03194105A (ja)

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JP33448989A JPH03194105A (ja) 1989-12-22 1989-12-22 カムシャフトの製造方法

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JPH03194105A true JPH03194105A (ja) 1991-08-23

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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