JPH0319363A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0319363A
JPH0319363A JP1153931A JP15393189A JPH0319363A JP H0319363 A JPH0319363 A JP H0319363A JP 1153931 A JP1153931 A JP 1153931A JP 15393189 A JP15393189 A JP 15393189A JP H0319363 A JPH0319363 A JP H0319363A
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word lines
side wall
mosfet
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JP1153931A
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Shigeyoshi Watanabe
重佳 渡辺
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体記憶装置に係り、特にMOSキャパシ
タとMOSFETによりメモリセルを構戊するダイナミ
ック型RAM (DRAM)の配線構造に関する。
(従来の技術) 近年、半導体技術の進歩、特に微細加工技術の進歩によ
り、DRAMにおいても、高集積化、大容量化が急速に
進められている。
そして、高集積化に伴い、情報電荷を蓄積するキャパシ
タの面積は減少し、この結果メモリ内容が誤って読み出
されたり、α線等によりメモリ内容が破壊されるソフト
エラーなどが深刻な問題となっている。
また、スケーリング則に伴って、MOS}ランジスタも
微細なものをつくるのが困難になってきている。
この様な問題に対して、半導体基板に素子分離満を形成
し、その溝の内に、キャパシタとMOSトランジスタを
形成する技術が提案されているこのようなDRAM構造
の1例を第7図(a)および第7図(b)に示す。
ここで、第7図(a)はこのDRAMの4ビット分を示
す平面図であり、そして第7図(b)は第7図(a)の
A−A’断面図である。
このDRAMは、異方性エッチングにより、p型シリコ
ン基板1の表面に形成されたp十型シリコン層5を縦横
に走るように形成した溝2によって分離され、MOSト
ランジスタおよびMOSキャパシタを形成してなる柱状
突起3を1単位メモリセルとして複数のメモリセル31
,32・・・・・・が配列されてなるものである。すな
わち、このメモリセルは、溝の上部側壁にMOS}ラン
ジスタを形成すると共に、下部側壁にMOSキャパシタ
を形成しており、さらに、この溝の底には素子分離用絶
縁膜4が埋込み形成されている。
すなわち、各柱状突起3の下部側面には、MOSトラン
ジスタのソースまたはドレインとなるn型層6が形成さ
れ、さらにこの表面にキャパシタ絶縁膜7を介して、こ
の溝内にはプレート電極となる第2のキャパシタ電極8
を埋込み、該n型拡散層6を第1のキャパシタ電極とし
、これと第2のキャパシタ電極8とによってキャパシタ
絶縁膜を挾むことによりMOSキャパシタが形成される
さらに、柱状突起3の上部側面には、ゲート絶縁膜9を
介してゲート電極10が形成される。このゲート電極1
0とキャパシタ電極8との間は絶縁膜9により分離され
ている。そして柱状突起3の上端面にはMOSFETの
ソースまたはドレインとなるn型層11が形威され、全
面が絶縁膜12により平坦化され、n型層11に対して
コンタクト孔13を介してAJ膜からなるビット線14
が配設される。ゲート電極10は第6図(a)から明ら
かなように、柱状突起3の周囲を取囲みかつ、一方向に
連続するように配設されて、これがワード線101,1
02・・・・・・となる。
このようなDRAM構造では、溝の底部を素子分離領域
としてこの溝内にMOSキャパシタおよびMOSFET
が縦積みされて集積形威されるため、メモリセルの占有
面積が小さくて済み、高集積化が可能である。
しかし、このタイプのメモリセルでは、シリコン基板に
搾設する溝の深さが深くなると、シリコン基板にストレ
スが入り易くなるため、溝の深さはせいぜい4〜5μm
程度に限定されてしまう。
このため、この溝内に形成されるキャパシタの容量Cs
にも限界があった。
しかし、このタイプのメモリセルでは、特に、積層型セ
ル構造と比較してキャパシタ容fficBを大きくしな
ければならないと言う問題がある。
すなわち、このタイプのメモリセルでは、1つのセルに
1つのビット線コンタクトが形或されており、このビッ
ト線容量CBの大部分がこのコンタクト部分の接合容量
によって構成されていることを考えると、1個のセルに
半分しかビット線コンタクトのない積層型セル構造と比
較してこのタイプのメモリセルのビット線容JiCBは
かなり大きくなってしまう。このため、DRAMの安定
動作の指針であるCB/Csを両者で一定となるように
するには、このメモリセルのCsを積層型メモリセルの
Csよりもかなり大きくしなければならない。
しかし、前述したようにこのタイプのメモリセルでは、
CSを大きくするのが困難であるため、現在の構成では
安定したメモリ動作を実現するのが困難であると言う問
題があった。
また、このタイプのメモリセルを、セルサイズの縦横比
が1=1のメモリセルをレイアウトする場合には、第8
図に示すように、ビット線対のデータを増幅するセンス
アンプ101,102.103  104のピッチを2
セル分以上にすることができない。
一方、従来のトレンチ型セルおよび積層型セルのように
メモリセルの縦横比が1:2のメモリセルでは、一個の
メモリセル上に容易に2本のワード線を形成することが
でき、1本を選択用ワード線、もう1本を通過用ワード
線とすることができるため、第9図に示すように、ビッ
ト線対のデータを増幅するセンスアンプ201.202
のピッチを容易に4セル分にすることができる。
現在の高密度DRAMにおいて、メモリセル部に次いで
センスアンプ部のデザインルールがきびしいことを考え
ると、縦横比1:1のメモリセルにおいて、センスアン
プのピッチを2セル分までしかとることができないとい
うことは、このタイプのセルを使った高密度DRAMチ
ップの小形化を阻む大きな問題となっていた。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、基板上を縦横に走る浦を配設し、この溝
により分離される複数の半導体柱状突起をマトリックス
状に配列し、各柱状突起の下部側壁にMOSキャパシタ
、上部側壁にMOSFETを形成すると共に、このMO
SFETのソースまたはドレインにビット線を接続して
なり、最も高密度化に適した縦横比1:1のメモリセル
においては、溝の深さに限界があるため、この溝の深さ
に比例するメモリセル容量Csを大きくすることが出来
ず、これが、セルの小形化に際し、積層型メモリセルの
ように安定したメモリ動作を得ることができない原因と
なっていた。
また、このような縦横比l:1のメモリセルにおいては
、1つのメモリセル上に2本のワード線を形成するのは
困難であるため、従来のレイアウト法では、センスアン
プのピッチを2セル分しかとることができず、これが小
形化を阻む問題となっていた。
本発明は、この様な問題点を解決し、溝の深さをあまり
深くすることなく、小形で動作の安定した13頼性の高
いDRAMを提供することを目的とする。
また、本発明では、センスアンプのピッチを上げること
のできるDRAMを提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を躬決するための手段) そこで本発明の第1では、基板上を縦横に走る溝を配設
し、この溝により分離される複数の半導体柱状突起をマ
トリックス状に配列し、各柱状突起の下部側壁にMOS
キャパシタ、上部側壁にMOSFETを形成すると共に
、このMOSFETのソースまたはドレインにビット線
を接続した半導体記憶装置において、該膚のうち該ビッ
ト線に垂直な方向に走行する溝に、二層構造をなすよう
にプレート電極となる配線層を埋め込み、前記MOSキ
ャパシタの一方の電極と前記二層構造のプレート電極の
うちの一本とを側壁部分で接続するようにしている。
また、望ましくは、該プレート電極の走行する方向に隣
接する単位セルに対して、2本のプレート電極のうち異
なるものが接続するように構成している。
さらにまた、これら2本のプレート電極は、選択的に動
作するように構成する。
また、本発明の第2では、これらの満のうち前記ビット
線に垂直な方向にワード線となる二層構造の配線層を埋
め込み、前記MOSFETのゲート電極と前記二層構造
のワード線のうち一本とを側壁部分で接続するようにし
ている。
さらに、望ましくは、これらワード線の走行する方向に
隣接する単位セルに対して、2本のワード線のうち異な
るものが接続するようにしている。
(作用) 本発明の第1のメモリセル構造では、溝内に二層構造を
なすようにプレート電極となる配線層を埋め込み、MO
Sキャパシタの一方の電極とこの二層構造のプレート電
極のうちの一本とを側壁部分で接続するようにしている
ため、プレートメモリセルの縦横比を変更することなく
、プレート電位を選択的に制御することが可能となる。
また、2本のプレート電極を、選択的に動作するように
制御することにより、溝の深さを深くすることなく、す
なわちメモリセル容量を大きくすることなく、読みだし
電荷量を大きくすることができるため、積層型メモリセ
ル構造と同等以上の安定したメモリセル動作を行うこと
が可能となる。
また、本発明の第2のメモリセル構造では、ビット線に
垂直な方向にワード線となる二層構造の配線層を埋め込
み、前記MOSFETのゲート電極と前記二層構造のワ
ード線のうち一本とを側壁部分で接続するようにしてい
るため、縦横比を変化させることなく隣接セルに異なる
ワード線を接続することができ、センスアンプのピッチ
を上げることが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を、図面を参照して説明する。
実施例1 第1図(a)および第1図(b)は、それぞれ本発明の
一実施例のDRAMの4ビット分を示す平而図およびそ
のA−A’断面図である。
このDRAMは、基板301上を縦横に走る溝を配設し
、この溝により分離される複数の半導体柱状突起をマト
リックス状に配列し、各柱状突起の下部側壁にMOSキ
ャパシタ、上部側壁にMOSFETを形成すると共に、
このMOSFETのソースまたはドレインにビット線を
接続したものにおいて、溝のうちビット線34CI+,
3402・・・・・・に垂直な方向に二層構造となるよ
うにワード線となる第1及び第2の配線層(40Cl+
,400a ,4005)(4002 ,4004 .
4006)を埋め込み、ワード線の走行する方向に隣接
する単位セルに対して2本のワード線のうち異なるもの
が接続するように、MOSFETのゲート電極( 3 
0 0 1・・・・・・3006)と二重のワード線の
うち一本とを側壁部分で交互に接続するようにしたこと
を特徴とするものである。
すなわち、本発明実施例のDRAMは、高抵抗のp型シ
リコン基板301の表面上を、縦・横に走る素子分M 
i’flt 3 0 2によって分離され、それぞれ側
壁にMOSFETとMOSキャパシタを形成してなる複
数の柱状突起3031,3032・・・・・・がマトリ
ックス状に配列形成されてなるものである。
そして、この素子分離満302は、p型シリコン基板3
01の表面上を、縦・横に走る第1の溝302aとこの
第1の溝28の底部に、,段差を有してさらに深く形成
された第2の溝302bとから構成されており、この第
2の溝の底部に形成された第3の溝302Cの底部には
分離用の絶縁膜304が形成され、またさらにその底部
にはチャネルストップとなるp+層305が形成されて
いる。
また、下方に位置する第2の溝の側壁面にはMOSトラ
ンジスタのソースまたはドレインとなるn一型層306
が形威され、さらにこの上層に、キャパシタ絶縁膜30
7が形成されており、このキャパシタ絶縁膜307を介
してn 型層306に対向するキャパシタ電極308が
、基板表面まで埋込み形成されている。このキャパシタ
電極308は、第1図(a)に示すように分M7m30
2に沿って連続的に配設されて、共通電極となる。
さらに、素子分離満302の上段部すなわち第1の溝3
02a内には、各柱状突起303 (3031.303
2・・・)をとり囲むようにゲート絶縁膜309を介し
て多結晶シリコン膜からなるゲート電極300 (30
0+ .3002・・・)が形成されると共に、各柱状
突起303 (3031.3032・・・)の表面にソ
ースまたはドレインとなるn型層311が形成されてお
り、これらと第2の溝の側壁面に形成されたソースまた
はドレインとなるn一型層306とによってMOSI−
ランジスタを構成している。
そして、ゲート電極300の周りに絶縁膜312を介し
て、第1及び第2の配線層(ワード線)(4001,4
003.4005 )(4002 .4004 .40
06 )がを埋め込まれ、二層構造のワード線を構成し
ている。このワード線は、ビット線3401.3402
・・・・・・に垂直な方向に走行しており、この方向に
隣接する単位セルに対して2本のワード線のうち異なる
ものが接続するように、MOSFETのゲート電極(3
001・・・・・・3006)と二重のワード線のうち
一本とを側壁部分でコンタクトホールを介して交互に接
続するようにしている。
そして、この上層はCVD法によって形成された酸化シ
リコン膜からなる絶縁312により平坦化され、コンタ
クト孔313を介してMOSI−ランジスタのソースま
たはドレイン311に接続するように、多結晶シリコン
膜またはアルミニウム膜等によるビット線340 (3
401.3402 ,・・・)がゲート電極に配設され
ている。
ここで、ワード線の走行する方向に隣接したメモリセル
が同じビット線対に属する場合、ワード線の走行する方
向に隣接したメモリセルに接続されるワード線は、異な
るように接続される。すなわち、一方のメモリセルに(
例えば300a)にビット線の走行方向からみて左側に
あるワード線(4001)が接続されるなら、もう一方
のメモリセル(例えば3001)には、右側にあるワー
ド*(4003)が接続される・・・というように交互
に接続される。
この構造によれば、溝内に2層構造をなすように形成さ
れた2本のワード線が形成されており、で縦横比1:2
のメモリセルと同様ワード線方向に隣接したメモリセル
は別のワード線に接続されるため、センスアンプピッチ
をメモリセル4つ分に広げることが可能となる。
なお、第2図(a)に、オープンビットライン方式の場
合のメモリセルとセンスアンプ1001.1002との
接続例を示す。ここでは隣接するメモリセルは同じビッ
ト線対(BL21,BL21)(BL22,BL22)
に属するように形成されており、点線で示したワード線
WLII,WL13,WL15,WL17は下層に位置
する第1の配線層であり、実線で示したワード線WL 
1 2.WL14,WL16,WL18は上層に位置す
る第2の配線層である。そしてそれぞれコンタクト部C
を介して各メモリセルに交互に接続されている。
また、第2図(b)は、フォールデッドライン方式の場
合のメモリセルとセンスアンプ1011.1012との
接続例を示す図である。ここでは隣接するメモリセルは
同じビット線対(BL31,BL31)(BL41,B
L41)に属するように形成されており、点線で示した
ワード線WL21,WL23,WL25,WL27は下
層に位置する第1の配線層であり、実線で示したワード
線WL22,WL24,WL26,WL28は上層に位
置する第2の配線層である。そしてそれぞれコンタクト
部Cを介して各メモリセルに交互に接続されている。
なお、第2図(a)および第2図(b)中、点線で囲ま
れた領域Rは、第1図(a)の4ビット分を示す。
また、この変形例として、1セルおきに同しビット線対
(BL51,BL51)(BL61.BL61)に属す
るように形成された場合のメモリセルとセンスアンプ1
021.1012との接続例を第3図に示す。点線で示
したワード線WL31,WL33,WL35,WL37
は下層に位置する第1の配線層であり、実線で示したワ
ード線WL32,WL34,WL36,WL38は上層
に位置する第2の配線層である。そしてそれぞれコンタ
クト部Cを介して各メモリセルに2セル毎に交互に接続
されている。
実施例2 次に、本発明の第2の実施例について説明する。
゛第4図(a)および14図(b)は、それぞれ本発明
の一実施例のDRAMの4ビット分を示す平面図および
そのA−A’断面図である。
このDRAMは、実施例1では、溝の下部を埋め込むよ
うにキャパシタ電極308を形成したのに対し、ゲート
電極と同様にメモリセルとなる柱状突起の周りのみ第2
のキャパシタ電極600(6001.6002・・・)
を埋め込み、絶縁膜312を介して、ワード線と同方向
に二層構造となるように第3及び第4の配線層(500
1,5003 ,500s )(5002 .5004
 .5006)を埋め込み、これをプレート電極とする
ようにし、ワード線の走行する方向に隣接する単位セル
に対して第3及び第4の配線層の2本のプレート電極の
うち異なるものが接続するように、これらのうちのいず
れかに第2のキャパシタ電極600 (600+ ,6
002・・・)を側壁部分で交互に接続するようにした
ことを特徴とするもので、他部については実施例1と同
様である。なお、同一部位には同一符号を付した。
ここで、ワード線の走行する方向に隣接したメモリセル
が同じビット線対に属す・る場合、ワード線の走行する
方向に隣接したメモリセルに接続されるプレート電極は
互いに異なるように接続される。すなわち、一方のメモ
リセルに(例えば3003)にビット線の走行方向から
みて左側にあるプレート電極(5001)が接続される
なら、もう一方のメモリセル(例えば300q)には、
右側にあるプレート電極(5003)が接続される・・
・というように交互に接続される。また、ワード線につ
いても、実施例1と同様に接続される。
なお、第5図に、オープンビットライン方式の場合のメ
モリセルとセンスアンプ2001.2002との接続例
を示す。ここでは隣接するメモリセルは同じビット線対
(BL21,BL21)(BL22,BL22)に属す
るように形或されており、ワード線WL11・・・・・
・とプレート電極PL11・・・・・・とは上下で互い
に重なるように形成されている。そして、各溝内には、
点線で示したワ一ド線およびプレート電極WLIIおよ
びPL11,WL13およびPL13,WL15および
PL15,WL17およびPL17はいずれも下層側に
位置する第1の配線層および第3の配線層であり、実線
で示したワード線WL12およびPL12,WL14お
よびPL14,WL,16およびPL16,WL18お
よびPL18は上層に位置する第2および第4の配線層
である。そしてそれぞれコンタクト部Cを介して各メモ
リセルに交互に接続されている。
なお、第5図中、点線で囲まれた領域Rは、第4図(a
)の4ビット分を示す。
次に、このDRAMの動作について第6図(a)を参照
しつつ説明する。
先ず、例えばワード線WL13を選択して、センスアン
プ2002のビット線対(BL21,BL21)にメモ
リセルデータを読み出し、センスアンプ2002でこれ
を増幅した後、ワード線WL13を中間電位にしてプレ
ート電極PL13のプレート電位を0から3/2Vcc
だけ持ち上げる。
そのとき、高電位側のメモリセルデータはプレートとの
容量結合により11/6Vccまで持ち上がる。
比較の為に、第6図(b)に従来例の場合の動作を示す
これらの比較からも明らかなように、従来の方式では高
電位側のメモリセルデータがVCCであるのに比べ、こ
の値は2倍近くになり、これを読み出せばビット線に読
み出される信号量は2倍近くなる。このように、容mc
sが従来と同じでも、ビット線に読み出される電荷量を
大幅に増大することができ、ビット線容量CBの大きい
このタイプのメモリセル構造においても、積層型メモリ
セルと同等の安定したメモリセル動作を得ることが可能
となる。
なお、実施例1と同様、縦横比1:1のメモリセルにお
いても、センスアンプピッチを広げることが可能となる
という効果を奏功することはいうまでもない。
この例では、ワー.ド線とプレート電極と両方を2層構
造に形威したが、プレート電極のみを2層構造で形成す
るようにしてもよい。
また、前記実施例では、選択されたワード線WL13に
接続されたセルは全て1本のプレート電極に接続される
ように構成されているが、2本以上の複数のプレート電
極に接続されるように接続位置を変更し、プレート電極
の動作をかえるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の第1によれば、基板上を縦横
に走る溝により分離形威される複数の半導体柱状突起を
マトリックス状に配列し、各柱状突起の下部側壁にMO
Sキャパシタ、上部側壁にMOSFETを形成した半導
体記憶装置において、該溝のうち該ビット線に垂直な方
向に走行する溝の下部に2層構造となるようにプレート
電極となる配線層を埋め込み、前記MOSキャパシタの
一方の電極と前記二重のプレート電極のうちの一本とを
側壁部分で接続するようにしているため、小形でかつ安
定したメモリセル動作をおこなうことのできる半導体記
憶装置を得ることができる。
また、本発明の第2によれば、これらの溝の上部にビッ
ト線に垂直な方向に二重となるようにワード線となる配
線層を埋め込み、前記MOSFETのゲート電極と前記
二重のワード線のうち一本とを側壁部分で接続するよう
にしているため、センスアンプのピッチを広げることが
でき、チップサイズの小形化をはかることが可能となる
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および第1図(b)は本発明の第1の実施
例のDRAMを示す図、第2図(a)および第2図(b
)はそれぞれ同実施例のDRAMのセンスアンプを含む
レイアウトを示す図、第3図は同変形例を示す図、第4
図(a)および第4図(b)は本発明の第2の実施例の
DRAMを示す図、第5図は同実施例のDRAMのセン
スアンプを含むレイアウトを示す図、第6図(a)は同
本発明の第2の実施例のDRAMの主要ノードの動作波
形を示す図、第6図(b)は従来例の動作波形を示す図
、第7図(a)および第7図(b)は従来例のDRAM
を?す図、第8図および第9図はそれぞれ従来の縦横比
1:1および1:2のセルからなるDRAMのセンスア
ンプを含むレイアウトを示す図である。 1・・・p型シリコン基板、2・・・素子分雌溝、3・
・・柱状突起、4・・・絶縁膜、5・・・p+埋込み層
、6・・・n一型層、7・・・キャパシタ絶縁膜、8・
・・キャパシタ電極、9・・・ゲート絶縁膜、10・・
・ゲート電極、11・・・n型層、12・・・絶縁膜、
13・・・コンタクト孔、14・・・ビット線、301
・・・p型シリコン基板、302・・・素子分離溝、3
03・・・柱状突起、304・・・絶縁膜、305・・
・p+埋込み層、306・・・n型層、307・・・キ
ャパシタ絶縁膜、308・・・キャパシタ電極、309
・・・ゲート絶縁膜、311・・・n型層、312・・
・絶縁膜、313・・・コンタクト孔、340・・・ビ
ット線、300・・・ゲート電極、4002 .400
4 ,400e・・・第1の配線層、4001 ,40
03 .400s・・・第2配線層、5002■500
4 .5006・・・第3の配線層、500t ,50
03.500s・・・第4配線層、600・・・キャパ
シタ電極。 第5契 第6図 −428− −429一

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上を縦横に走る溝を配設し、この溝により分
    離される複数の半導体柱状突起をマトリックス状に配列
    し、任意の柱状突起の下部側面にMOSキャパシタ、上
    部側面にMOSFETを形成すると共に、このMOSF
    ETのソースまたはドレインにビット線を接続した半導
    体記憶装置において、 前記溝のうち前記ビット線に垂直な方向に 走行する溝にプレート電極となる二層構造の配線層を埋
    め込み、前記MOSキャパシタの一方の電極と前記二層
    構造のプレート電極のうちの一本とを側壁部分で接続す
    るようにしたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. (2)前記プレート電極の走行する方向に隣接する単位
    セルに対して、2本のプレート電極のうち異なるものが
    接続するように構成されていることを特徴とする請求項
    (1)記載の半導体記憶装置。
  3. (3)前記2本のプレート電極は、選択的に動作するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項(1)また
    は(2)記載の半導体記憶装置。
  4. (4)基板上を縦横に走る溝を配設し、この溝により分
    離される複数の半導体柱状突起をマトリックス状に配列
    し、任意の柱状突起の下部側面にMOSキャパシタ、上
    部側面にMOSFETを形成すると共に、このMOSF
    ETのソースまたはドレインにビット線を接続した半導
    体記憶装置において、 前記溝のうち前記ビット線に垂直な方向に 二層構造をなすようにワード線となる配線層を埋め込み
    、前記MOSFETのゲート電極と前記ワード線のうち
    一本とを側壁部分で接続するようにしたことを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  5. (5)前記ワード線の走行する方向に隣接する単位セル
    に対して、2本のワード線のうち異なるものが接続する
    ように構成されていることを特徴とする請求項(4)記
    載の半導体記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000019528A1 (de) * 1998-09-30 2000-04-06 Infineon Technologies Ag Dram-zellenanordnung und verfahren zu deren herstellung

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WO2000019528A1 (de) * 1998-09-30 2000-04-06 Infineon Technologies Ag Dram-zellenanordnung und verfahren zu deren herstellung
US6492221B1 (en) 1998-09-30 2002-12-10 Infineon, Ag DRAM cell arrangement

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