JPH03192946A - 頭出し再生留守番電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、留守録音機能あるいは留守録画機能付き電話
機の再生を行う手段に関する。

〔従来へ術〕

従来、留守番電話装置には、留守録音機能あるいは留守
録画機能の付いたものが存在する。この録音又は録画は
、相手からの着信があった際に応答メツセージが送信さ
れ、この応答メツセージに答える形でなされた相手の通
話、あるいは相手の画像を、磁気テープあるいは光ディ
スクなどの媒体に記録する。この記録された内容を再生
する場合には、再生開始キーに相当するキーを押し、記
録の古い順番に内容が再生される。この時、使用者は、
早送りキー、巻戻しキーなどの操作により、聞き直しや
早聞きを行うことができるようになっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記従来の留守番電話機では、記録され
た内容のうち特定の内容（留守録音機能を備えた電話機
においては特定の録音用件）を選択し再生することが容
易に行うことができないものであった。

本発明は、このような従来技術の問題点を解決するもの
であり、容易な操作で特定の記録内容を選択し再生でき
る頭出し再生留守番電話機を提供することを目的とする
。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、上記目的を達成するために、留守録音又は留
守録画機能を備えた電話機において、各々の用件の録音
又は録画開始時に自動的に付与するＩＤ番号、及び録音
又は録画媒体の録音又は録画開始位置を示すポインタ値
を組にして記憶するメモリと、付与されたＩＤ番号を表
示する表示器と、ＩＤ番号を選択するための数字キーと
、ＩＤ番号を選択する数字キーが押されたとき組になっ
ているポインタ値の位置まで録音又は録画媒体を戻させ
て頭出し再生をさせる制御手段と、この頭出し再生をす
る録音又は録画装置と、を備えたものである。

〔作用〕

留守中に行われた複数の用件の録音又は録画に対し、各
々の録音又は録画開始時に自動的にＩＤ番号とポインタ
値を組にして記憶することにより、使用者は表示器によ
って表示される特定のＩＤ番号を選択することにより、
前記ポインタ値を基に録音又は録画媒体の録音又は録画
開始位置から再生を行うことができる。

〔実施例〕

第１図は本発明の頭出し再生留守番電話機の一実施例で
ある留守番録音機能を備えた電話機の構成を示すブロッ
ク図である。図において、Ｌｌ。

Ｌ２は電話回線の端子、１はループ制御部、２は着信検
出部、３は通話回路部、４は応答メツセージ送出部、５
は録音装置である録音・再生部、６は録音媒体である磁
気テープを有するテープデツキ部、７は制御部、８はＩ
Ｄ番号格納メモリ、９はＩＤ番号を選択する数字キーを
有するキーボード部、１０はＩＤ番号を表示する表示器
である。

次に、上記構成における基本動作について説明する。Ｌ
、、Ｌ、、間に着信があると、着信検出部２が、この着
信を検出し、制御部７へ通知する。

制御部７において、留守録音機能を働かせる旨の設定が
なされている場合には、前記着信の信号が指定回数に達
すると、ループ制御部１へ指令を出し回路を閉結させる
。続いて、通話回路部３に指令を出し、Ｌ、、Ｌ２間へ
、あらかじめ応答メツセージ送出部４に録音（この録音
は録音媒体である磁気テープになされていることもある
し、ＩＣに録音されていることもある）されている応答
メツセージを送出する。この応答メツセージ送出後に、
相手話者の音声から成る用件を、Ｌ、、Ｌ２間から通話
帰路部３、録音・再生部５を通して、テープデツキ部６
の磁気テープへ録音する。　次に、第２図のフローチャ
ートを基に前記用件録音時の動作を説明する。前記相手
話者の音声を用件内容として磁気テープへ録音開始する
（第２図■）と同時に、その用件にＩＤ番号を付与する
（同■）。このＩＤ番号は１から始まる連番によるもの
とする。この時、録音媒体である磁気テープの録音開始
位置を示すポインタ値を、前記ＩＤ番号と組にしてＩＤ
番号格納メモリ８に記憶させる（同■）。本実施例にお
いては、このポイント値は、テープデツキのスタート位
置をＯとしたモータの回転数、即ちスタートカウントを
使用するものとする。その後、録音が行われ（同■）、
録音が終了する（同■）と前記ＩＤ番号が、表示器１０
に設けられているＬＥＤ　（このＬＥＤは一定の数のも
のが１から始まる連番を記入されて設けられている）の
うち該当するものを点灯することで表示される（同■）
。これにより使用者は用件録音がなされたこと、及び録
音された用件の数、さらには各用件に付与されたＩＤ番
号を知ることができる。

第３図のフローチャートにより用件再生時の動作を説明
する。使用者は、前記点灯されたＬＥＤを見て、通常は
最も古い録音の用件、即ち若いＩＤ番号を選択し、その
選択した番号に対応する数字キーをキーボード部９から
探し、押す。この数字キーを押すことで制御部７から再
生開始指令（第３図■）が録音・再生部５へ出され、こ
のＩＤ番号のＬＥＤの点滅がなされる（同■）と同時に
、再生が開始される（同■）。この再生の途中で、使用
者が早く次に用件を再生したい時には、次に若い番号の
ＩＤ番号に対応する数字キーを押す。するとＩＤ番号の
更新が行われ（同■）、この現在の再生が一端停止され
、テープデツキ部６のポインタ値を、前記更新されたＩ
Ｄ番号と組なって記憶されているポインタ値にセットし
直しく同■）、そのポインタ値を基に磁気テープの早送
りが行われ、次の再生のための磁気テープの位置決めが
行われる（同■）。同時に、この新たに再生が行われる
用件のＩＤ番号に相当するＬＥＤを点灯状態から点滅状
態に替え（同■）、再生中であることを表示する。そし
てその点滅がなされているＩＤ番号の用件が再生される
（同■）。

以上のように複数の用件録音がなされた場合に、各用件
に対し付与されたＩＤ番号を基に、あまり必要でないと
使用者が判断した用件は飛ばし早く次の用件を頭出し再
生させることで、いわばスキップ再生を行うことができ
る。このスキップ再生により特定の用件のみを選択し再
生することが可能となる。

以上の実施例においては、録音媒体として磁気テープを
例に説明したが、他の実施例においては光ディスクやそ
の他の媒体を使用して本発明を実施することは可能であ
る。この時、ポインタ値とは、各媒体における録音開始
場所を示す数値をいうものとする 又、以上の実施例においては留守番録音機能を備えた電
話機を例に説明したが、留守録画機能を備えた電話機に
ついても本発明は実施可能である。この場合にも録画媒
体は、テープのみならず光ディスクを使用できる。

又、以上の実施例においては表示器１０に設けられＩＤ
番号を表示する複数のＬＥＤと、キーボード部９に設け
られた複数の数字キーは別のものであったが、他の実施
例においては両者を同一のものとすることもできる。即
ちＬＥＤが数字キーを兼ね、特定のＬＥＤを押すと、そ
のＬＥＤが示すＩＤ番号によって用件が再生されるもの
とできる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明の頭出し再生留守番電話機に
よれば、留守録音又は留守録画された各々の用件ごとに
ＩＤ番号が付与され、表示器に表示されるので、使用者
はそのＩＤ番号を選択するための数字キーを押し、特定
の内容を頭出し再生させることができ、内容に特定用件
を選択し再生できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図における用件録音時のフローチャート、第３図は
第１図における用件録音時のフローチャートである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 留守録音又は留守録画機能を備えた電話機において、各
   々の用件の録音又は録画開始時に自動的に付与するＩＤ
   番号、及び録音又は録画媒体の録音又は録画開始位置を
   示すポインタ値を組にして記憶するメモリと、付与され
   たＩＤ番号を表示する表示器と、ＩＤ番号を選択するた
   めの数字キーと、ＩＤ番号を選択する数字キーが押され
   たとき組になっているポインタ値の位置まで録音又は録
   画媒体を戻させて頭出し再生をさせる制御手段と、この
   頭出し再生をする録音又は録画装置と、を備えた頭出し
   再生留守番電話機。