JPH03190649A - 工作機械における可動部の原点復帰方法 - Google Patents
工作機械における可動部の原点復帰方法Info
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
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- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は工作機械における可動部の原点復帰方法に関
する。
する。
最近、NC工作機械がますます広く使われるようになっ
てきている。このNC工作機械にはテーブルあるいは刃
物台などといったモータの正逆回転に応じ固定部に対し
て正逆移動する可動部がある。NC工作機械では、可動
部の一特定位置を原点(機械原点)として定め、同原点
を基準として可動部の移動制御がなされる。
てきている。このNC工作機械にはテーブルあるいは刃
物台などといったモータの正逆回転に応じ固定部に対し
て正逆移動する可動部がある。NC工作機械では、可動
部の一特定位置を原点(機械原点)として定め、同原点
を基準として可動部の移動制御がなされる。
第6図は、従来のNC工作機械の構成を模式的にあられ
すブロック図である。
すブロック図である。
このNC工作機械では、テーブル51はポールネジ52
を介してモータ53と繋がっていて、モータ53の回転
に伴いボールネジ52が回りテーブル51が移動するよ
うになっている。モータ53が一方向に回転(正転)す
るとテーブル51が原点から離れる方向に移動し、モー
タ53が反対方向に回転(逆転)するとテーブル51が
原点に向かう方向に移動する。
を介してモータ53と繋がっていて、モータ53の回転
に伴いボールネジ52が回りテーブル51が移動するよ
うになっている。モータ53が一方向に回転(正転)す
るとテーブル51が原点から離れる方向に移動し、モー
タ53が反対方向に回転(逆転)するとテーブル51が
原点に向かう方向に移動する。
一方、モータ53が回転するとパルスゼネレータ54か
らパルス信号が制御部60に送られる。
らパルス信号が制御部60に送られる。
このパルスゼネレータ54は、モータ53の1回転毎に
決まった回転位置でZ相パルス(位置信号)を発すると
ともに、微小角回転毎に、互いに90°位相がずれた2
相のパルス信号を発する。
決まった回転位置でZ相パルス(位置信号)を発すると
ともに、微小角回転毎に、互いに90°位相がずれた2
相のパルス信号を発する。
スイッチ55はテーブル51の原点接近検知用スイッチ
であって、チーフル51が原点の少し手前(原点近傍)
まできたときにオン状態になり、入力ボートl1061
により制御部60側でテーブル51の原点接近が検知さ
れる。“ このNC工作機械では、テーブル51の原点復帰は以下
のようにして行われる。
であって、チーフル51が原点の少し手前(原点近傍)
まできたときにオン状態になり、入力ボートl1061
により制御部60側でテーブル51の原点接近が検知さ
れる。“ このNC工作機械では、テーブル51の原点復帰は以下
のようにして行われる。
第7図にみるように、原点復帰動作に入ると、テーブル
51がスイッチ55をオンさせるまではテーブル51は
高速送りされ、スイッチ55がオ送りされる。そして、
テーブル51がさらに原点に近づき、第8図にみるよう
に、スイッチ55がオフしてから最初に発生するZ相パ
ルスZ1が出された後は、パラメータとして入力されて
いるグリッドシフト量だけ移動してからテーブル51が
停止する。停止した位置が原点であり、これでテーブル
51が原点に復帰したことになる。テーブル51の原点
復帰に続いて、機械座標系の原点合せのための「0」ク
リア操作(リセット)を行う〔発明が解決しようとする
課題〕 従前は、以上のようなテーブル51の原点復帰を工作機
械の毎電源投入時おこなっていた。しかしながら、最近
のNC工作機械は、電池等のバックアップ電源を備えて
おり、電源を切った後もテーブル51の機械座標が工作
機械内に保持されるようになっていて、電源再投入時、
テーブル51の移動位置が直ちに正しく分かる(絶対値
検出機能)ため、テーブル51の原点復帰を毎電源投入
時にいちいち行う必要がなくなった。
51がスイッチ55をオンさせるまではテーブル51は
高速送りされ、スイッチ55がオ送りされる。そして、
テーブル51がさらに原点に近づき、第8図にみるよう
に、スイッチ55がオフしてから最初に発生するZ相パ
ルスZ1が出された後は、パラメータとして入力されて
いるグリッドシフト量だけ移動してからテーブル51が
停止する。停止した位置が原点であり、これでテーブル
51が原点に復帰したことになる。テーブル51の原点
復帰に続いて、機械座標系の原点合せのための「0」ク
リア操作(リセット)を行う〔発明が解決しようとする
課題〕 従前は、以上のようなテーブル51の原点復帰を工作機
械の毎電源投入時おこなっていた。しかしながら、最近
のNC工作機械は、電池等のバックアップ電源を備えて
おり、電源を切った後もテーブル51の機械座標が工作
機械内に保持されるようになっていて、電源再投入時、
テーブル51の移動位置が直ちに正しく分かる(絶対値
検出機能)ため、テーブル51の原点復帰を毎電源投入
時にいちいち行う必要がなくなった。
一方、NC工作機械を製造する上からは、前記スイッチ
55の装着に伴うスイッチ取付作業や配線引き回し作業
は簡単でないため、スイッチ55の廃止が望まれている
。しかし、滅多にないとはいえ機械組立時や絶対値検出
機能の故障時にはテブルを原点に復帰させなければなら
ないから単にスイッチを外すということはできない。さ
らに、殆ど使用されないスイッチ55の故障が原因でN
C工作機械自体の稼働停止を招くという恐れもある。
55の装着に伴うスイッチ取付作業や配線引き回し作業
は簡単でないため、スイッチ55の廃止が望まれている
。しかし、滅多にないとはいえ機械組立時や絶対値検出
機能の故障時にはテブルを原点に復帰させなければなら
ないから単にスイッチを外すということはできない。さ
らに、殆ど使用されないスイッチ55の故障が原因でN
C工作機械自体の稼働停止を招くという恐れもある。
この発明は、上記のような事情に鑑み、スイッチ装着を
必要とすることなく原点復帰が容易に行えるNC工作機
械における可動部の原点復帰方法を提供することを課題
とする。
必要とすることなく原点復帰が容易に行えるNC工作機
械における可動部の原点復帰方法を提供することを課題
とする。
前記課題を解決するため、この発明にかかる工作機械に
おける可動部の原点復帰方法では、モータの正逆回転に
応じて固定部に対し正逆移動する可動部と、前記モータ
の1回転毎に決まった回転位置で位置信号を発する信号
発生手段とを備えている工作機械において、前記可動部
には指標を設けておくとともに、前記固定部には前記位
置信号のひとつとその次の位置信号とが発せられる時の
前記指標位置に対応する固定部上の2点を示す第1の目
印と第2の目印を原点側から第1、第2の順で設けてお
いて、前記可動部を、その指標が前記両目印の間にくる
ように位置させておいてから、前記モータの駆動で前記
第1の目印側に移動させることにより、前記指標が第1
の目印に達したときに発せられる位置信号を利用して原
点まで送るようにする構成をとるようにしている。
おける可動部の原点復帰方法では、モータの正逆回転に
応じて固定部に対し正逆移動する可動部と、前記モータ
の1回転毎に決まった回転位置で位置信号を発する信号
発生手段とを備えている工作機械において、前記可動部
には指標を設けておくとともに、前記固定部には前記位
置信号のひとつとその次の位置信号とが発せられる時の
前記指標位置に対応する固定部上の2点を示す第1の目
印と第2の目印を原点側から第1、第2の順で設けてお
いて、前記可動部を、その指標が前記両目印の間にくる
ように位置させておいてから、前記モータの駆動で前記
第1の目印側に移動させることにより、前記指標が第1
の目印に達したときに発せられる位置信号を利用して原
点まで送るようにする構成をとるようにしている。
この発明の工作機械における可動部としては、被加工物
を載置するテーブル、あるいは、被加工物を削る刃を装
着する刃物台が挙げられるが、これに限らない。可動部
の移動態様は直線移動に限らず回転移動などの場合もあ
る。
を載置するテーブル、あるいは、被加工物を削る刃を装
着する刃物台が挙げられるが、これに限らない。可動部
の移動態様は直線移動に限らず回転移動などの場合もあ
る。
可動部を動かすために使われるモータとしては、例えば
、サーボモータが挙げられるが、これに限らない。
、サーボモータが挙げられるが、これに限らない。
この発明にかかる工作機械における可動部の原点復帰方
法では、可動部の指標と固定部の第1、第2の目印とを
設け、可動部を、その指標が前記両目印の間にくるよう
に位置させ、モータの駆動で可動部を送れば、必ず、可
動部の指標が第1の目印に達した定位置で常に位置信号
が得られるから、その後、この位置信号を利用して原点
までの僅かな一定距離だけ手動的に、あるいは、自動的
に送るようにすれば原点復帰が完了する。
法では、可動部の指標と固定部の第1、第2の目印とを
設け、可動部を、その指標が前記両目印の間にくるよう
に位置させ、モータの駆動で可動部を送れば、必ず、可
動部の指標が第1の目印に達した定位置で常に位置信号
が得られるから、その後、この位置信号を利用して原点
までの僅かな一定距離だけ手動的に、あるいは、自動的
に送るようにすれば原点復帰が完了する。
このように、この発明によれば、スイッチを設けずとも
、可動部を容易に原点に復帰させられるのである。
、可動部を容易に原点に復帰させられるのである。
続いて、この発明にかかる工作機械における可動部の原
点復帰方法を、実施例に基づいて説明する。
点復帰方法を、実施例に基づいて説明する。
第1図は、この発明の方法の一例を実施するNC工作機
械の構成を模式的にあられすブロック図、第2図は、こ
のNC工作機械のパルスゼネレータから出力される3系
統のパルス信号をあられす説明図である。
械の構成を模式的にあられすブロック図、第2図は、こ
のNC工作機械のパルスゼネレータから出力される3系
統のパルス信号をあられす説明図である。
NC工作機械では、テーブル1はボールネジ2を介して
モータ3と繋がっていて、モータ3の回転に伴いボール
ネジ2が回りテーブル1が移動するよ・うになっている
。モータ3が正転するとテーブル1が原点から離れる方
向に移動し、モータ3が逆転するとテーブル1が原点に
向かう方向に移動する。テーブル1にはテーブル1と共
に動く指標5が設けられている。指標5としては、例え
ば、テーブルに止め付けた突片やテーブル表面につけた
刻印が挙げられるが、これに限らない。
モータ3と繋がっていて、モータ3の回転に伴いボール
ネジ2が回りテーブル1が移動するよ・うになっている
。モータ3が正転するとテーブル1が原点から離れる方
向に移動し、モータ3が逆転するとテーブル1が原点に
向かう方向に移動する。テーブル1にはテーブル1と共
に動く指標5が設けられている。指標5としては、例え
ば、テーブルに止め付けた突片やテーブル表面につけた
刻印が挙げられるが、これに限らない。
一方、モータ3が回転するとパルスゼネレータ4から、
第2図にみるようなA相信号、B相信号およびZ相信号
の3系統のパルス信号が制御部10へ送られる。第2図
(alに示すA相信号と第2図(blに示すB相信号は
、それぞれ、モータの微小角回転毎に出されるパルス信
号であり、A相・B相両信号間には90°の位相差があ
る。回転方向が変わると、A相・B相両信号間の位相差
が逆になるため、この位相の正逆をみてモータの正逆転
を検出している。パルス信号はアップダウンカウンタ1
1で計数される。正転の場合は加算カウント、逆転の場
合は減算カウンタであり、もちろん、アップダウンカウ
ンタ11の計数値がテーブル1の位置に対応している。
第2図にみるようなA相信号、B相信号およびZ相信号
の3系統のパルス信号が制御部10へ送られる。第2図
(alに示すA相信号と第2図(blに示すB相信号は
、それぞれ、モータの微小角回転毎に出されるパルス信
号であり、A相・B相両信号間には90°の位相差があ
る。回転方向が変わると、A相・B相両信号間の位相差
が逆になるため、この位相の正逆をみてモータの正逆転
を検出している。パルス信号はアップダウンカウンタ1
1で計数される。正転の場合は加算カウント、逆転の場
合は減算カウンタであり、もちろん、アップダウンカウ
ンタ11の計数値がテーブル1の位置に対応している。
第2図(C)に示すZ相信号は、モータ3の1回転毎に
決まった回転位置で出されるパルス信号(位置信号)で
ある。
決まった回転位置で出されるパルス信号(位置信号)で
ある。
なお、制御部10は、他に、当然、モータ駆動部12、
マイクロプロセッサ(CPU)13、ROM14、RA
M15なども備えている。
マイクロプロセッサ(CPU)13、ROM14、RA
M15なども備えている。
続いて、NC工作機械の組み上げ後に必ず行う第1回目
の原点復帰の場合をまず説明する。厳密に言えば、この
時、テーブル1は復帰というより始めて原点に達するこ
とになるが、 本発明にいう復帰には、この場合も含め
られている。
の原点復帰の場合をまず説明する。厳密に言えば、この
時、テーブル1は復帰というより始めて原点に達するこ
とになるが、 本発明にいう復帰には、この場合も含め
られている。
■ テーブル1を原点の近くまで移動させる。
■ モータ3を低速で回転させテーブル1を低速送りさ
せて、原点に近い位置でZ相信号Z、(第8図参照)が
発せられる時のテーブル1の位置を探し、この時の指標
5位置に対応する固定台6上の点に目印A(例えば刻印
)を打つ。
せて、原点に近い位置でZ相信号Z、(第8図参照)が
発せられる時のテーブル1の位置を探し、この時の指標
5位置に対応する固定台6上の点に目印A(例えば刻印
)を打つ。
■ 再び、モータ3を低速で回転させテーブル1を低速
送りさせて、Z相信号Zlの次のZ相信号Z、(第8図
参照)が発せられる時のテーブル1の位置を探し、この
時の指標5位置に対応する固定台6上の点に目印B(例
えば刻印)を打つ。
送りさせて、Z相信号Zlの次のZ相信号Z、(第8図
参照)が発せられる時のテーブル1の位置を探し、この
時の指標5位置に対応する固定台6上の点に目印B(例
えば刻印)を打つ。
したがって、目印への方が目印Bよりも原点に近いとこ
ろにある。
ろにある。
Z相信号Z+ 、Zzが発せられる位置の検出は、例え
ば、Z相信号が発せられたことがCRT画面上で表示さ
れる制御プログラムを用いれば容易である。このような
制御プログラムをNC工作機械自体が備えていてもよい
。
ば、Z相信号が発せられたことがCRT画面上で表示さ
れる制御プログラムを用いれば容易である。このような
制御プログラムをNC工作機械自体が備えていてもよい
。
なお、目印として、第5図に示すものを用いてもよい。
すなわち、この場合、固定台6上に短冊代印8を設け、
右側短辺8aを目印A、左側短辺8bを目印Bとして使
うのである。
右側短辺8aを目印A、左側短辺8bを目印Bとして使
うのである。
このようにして、固定台6に、最初の2相信号Z1とそ
の次のZ相信号Z2とが発せられる時の指標5位置に対
応する固定台6上の2点を示す目印A(第1の目印)と
目印B(第2の目印)を原点側から目印A、目印Bの順
で設けるのである。
の次のZ相信号Z2とが発せられる時の指標5位置に対
応する固定台6上の2点を示す目印A(第1の目印)と
目印B(第2の目印)を原点側から目印A、目印Bの順
で設けるのである。
■ 目印A、Bを設けた後、続いて、モータ3を手動操
作駆動し、テーブル1をその指標5が両目印A、Bの間
にくるように位置させる。
作駆動し、テーブル1をその指標5が両目印A、Bの間
にくるように位置させる。
■ 上記のように、テーブル1をその指標5が両目印A
、Bの間にくるように位置させておいて、まずテーブル
1を目印A側に向かって一定の低速度で送る。
、Bの間にくるように位置させておいて、まずテーブル
1を目印A側に向かって一定の低速度で送る。
■ テーブル1が送られてゆき、そのうち、指標5が目
印Aに達するとZ相信号Z、が発せられる。
印Aに達するとZ相信号Z、が発せられる。
■ このZ相信号Z、が発せられた時、テーブルIを一
旦自動的に又は強制的に停止させる。
旦自動的に又は強制的に停止させる。
■ ついで、機械的な基準ゲージを用い、テーブル1を
手動送りで基準ゲージで定められる距離だけ移動させる
。停止位置が機械原点である。
手動送りで基準ゲージで定められる距離だけ移動させる
。停止位置が機械原点である。
■ そして、この機械原点とZ1信号発生位置の差(グ
リッドシフト量)をアップダウンカウンタ11から読み
取り、原点復帰用制御プログラム内のパラメータとして
格納するとともに、機械座標系の原点合せのための「0
」クリア(リセット)操作を行えば、完了である。
リッドシフト量)をアップダウンカウンタ11から読み
取り、原点復帰用制御プログラム内のパラメータとして
格納するとともに、機械座標系の原点合せのための「0
」クリア(リセット)操作を行えば、完了である。
第3図は、以上の流れを示すフローチャートである。こ
のように、この実施例では第1回目の原点復帰は事実上
手動的に行われる。
のように、この実施例では第1回目の原点復帰は事実上
手動的に行われる。
つぎに、必要に応じて行う第2回目以降の原点復帰の場
合を説明する。
合を説明する。
第2回目の場合、指標A、Bが既に設けられているため
、前記■〜■は省略される。
、前記■〜■は省略される。
■′目印A、Bを設けた後、続いて、モータ3を手動操
作駆動し、テーブル1をその指標5が両目印A、Hの間
にくるように位置させる。
作駆動し、テーブル1をその指標5が両目印A、Hの間
にくるように位置させる。
■′ついで、NC工作機械に組み込まれている原点復帰
用制御プログラムをスタートさせる。
用制御プログラムをスタートさせる。
(a) そうすると、テーブルIは目印A側に向かっ
て一定の低速度で送られる。
て一定の低速度で送られる。
(b) テーブル1が送られてゆき、そのうち、指標
5が目印Aに達するとZ相信号Z、が発せられる。
5が目印Aに達するとZ相信号Z、が発せられる。
(C1このZ相信号ZIが発せられた後は、テーブル1
は予めパラメータとして入れられているグリッドシフト
量だけ動いて停止する。停止位置が原点であることはい
うまでもない。
は予めパラメータとして入れられているグリッドシフト
量だけ動いて停止する。停止位置が原点であることはい
うまでもない。
(d) テーブルの停止に続いて、機械座標系原点台
用の「0」クリア(リセット)がなされる。
用の「0」クリア(リセット)がなされる。
第4図は、以上の流れを示すフローチャートである。こ
のように、この実施例では第2回目以降の原点復帰は事
実上自動的に行われる。
のように、この実施例では第2回目以降の原点復帰は事
実上自動的に行われる。
このNC工作機械は、勿論、電池等のバンクアンプ電源
を備え、電源を切断後もテーブルの機械座標が保持され
ていて(絶対値検出機能が採用されていて)、電源再投
入した時に、いちいち、テーブル1の原点復帰を行う必
要はない。ただ、その後、機械の故障などにより、テー
ブル1の原点復帰を行う必要が生した場合は、モータ3
を手動操作し、テーブル1をその指標5が両目印A、
Bの間にくるように位置させておいて、上記制御プログ
ラムをスタートさせればよい。
を備え、電源を切断後もテーブルの機械座標が保持され
ていて(絶対値検出機能が採用されていて)、電源再投
入した時に、いちいち、テーブル1の原点復帰を行う必
要はない。ただ、その後、機械の故障などにより、テー
ブル1の原点復帰を行う必要が生した場合は、モータ3
を手動操作し、テーブル1をその指標5が両目印A、
Bの間にくるように位置させておいて、上記制御プログ
ラムをスタートさせればよい。
この発明は、上記実施例に限らない。例えば、上記第2
回目以降の原点復帰における「0」クリアを、自動的に
行なわず、手動操作により行うようにしてもよい。さら
に、第2回目以降の原点復帰の場合も、原点復帰用制御
プログラムを使わずに、第1回目の■〜■の手順で行う
ようにしてもよい。
回目以降の原点復帰における「0」クリアを、自動的に
行なわず、手動操作により行うようにしてもよい。さら
に、第2回目以降の原点復帰の場合も、原点復帰用制御
プログラムを使わずに、第1回目の■〜■の手順で行う
ようにしてもよい。
この発明の工作機械における可動部の原点復帰方法は、
スイッチを設けることなく、可動部を容易に原点に復帰
させることができるので、工作機械の製造を容易にし、
スイッチの故障による工作機械自体の稼働停止の恐れも
ない。
スイッチを設けることなく、可動部を容易に原点に復帰
させることができるので、工作機械の製造を容易にし、
スイッチの故障による工作機械自体の稼働停止の恐れも
ない。
第1図は、この発明の方法の一例を実施するNC工作機
械の構成を模式的にあられすブロック図、第2図は、こ
のNC工作機械のパルスゼネレータから出力される3系
統のパルス信号をあられす説明図、第3図は、上記NC
工作機械において第1回目の原点復帰を行う際の流れを
あられすフローチャート、第4図は、上記NC工作機械
において第2回目以降の原点復帰を行う際の流れをあら
れすフローチャート、第5図は、目印の他の例をあられ
す平面図、第6図は、従来の方法を実施するNC工作機
械の構成を模式的にあられすブロック図、第7図は、こ
のNC工作機械における原点からの移動距離に対するテ
ーブル送り速度およびスイッチのオン・オフ状態の関係
をあられすグラフ、第8図は、テーブルの移動時間経過
とZ相信号の発生の関係をあられす説明図である。 ■・・・テーブル(移動部) 3・・・モータ 4・・
・パルスゼネレータ(信号発生手段) 5・・・指標
6・・・固定台(固定部) A・・・目印【第1の目印
)B・・・目印(第2の目印)
械の構成を模式的にあられすブロック図、第2図は、こ
のNC工作機械のパルスゼネレータから出力される3系
統のパルス信号をあられす説明図、第3図は、上記NC
工作機械において第1回目の原点復帰を行う際の流れを
あられすフローチャート、第4図は、上記NC工作機械
において第2回目以降の原点復帰を行う際の流れをあら
れすフローチャート、第5図は、目印の他の例をあられ
す平面図、第6図は、従来の方法を実施するNC工作機
械の構成を模式的にあられすブロック図、第7図は、こ
のNC工作機械における原点からの移動距離に対するテ
ーブル送り速度およびスイッチのオン・オフ状態の関係
をあられすグラフ、第8図は、テーブルの移動時間経過
とZ相信号の発生の関係をあられす説明図である。 ■・・・テーブル(移動部) 3・・・モータ 4・・
・パルスゼネレータ(信号発生手段) 5・・・指標
6・・・固定台(固定部) A・・・目印【第1の目印
)B・・・目印(第2の目印)
Claims (1)
- (1)モータの正逆回転に応じて固定部に対し正逆移動
する可動部と、前記モータの1回転毎に決まった回転位
置で位置信号を発する信号発生手段とを備えている工作
機械において、前記可動部には指標を設けておくととも
に、前記固定部には前記位置信号のひとつとその次の位
置信号とが発せられる時の前記指標位置に対応する固定
部上の2点を示す第1の目印と第2の目印を原点側から
第1、第2の順で設けておいて、前記可動部を、その指
標が前記両目印の間にくるように位置させておいてから
、前記モータの駆動で前記第1の目印側に移動させるこ
とにより、前記指標が第1の目印に達したときに発せら
れる位置信号を利用して原点まで送るようにする工作機
械における可動部の原点復帰方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32659089A JP2896910B2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 工作機械における可動部の原点復帰方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32659089A JP2896910B2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 工作機械における可動部の原点復帰方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03190649A true JPH03190649A (ja) | 1991-08-20 |
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---|---|---|---|---|
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