JPH03190205A - ノイズフィルタ等のコイル装置 - Google Patents

ノイズフィルタ等のコイル装置

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JPH03190205A
JPH03190205A JP33056889A JP33056889A JPH03190205A JP H03190205 A JPH03190205 A JP H03190205A JP 33056889 A JP33056889 A JP 33056889A JP 33056889 A JP33056889 A JP 33056889A JP H03190205 A JPH03190205 A JP H03190205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
winding
core
magnetic flux
flows
Prior art date
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Pending
Application number
JP33056889A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Ganji
伸夫 元治
Masami Wada
正己 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ノイズフィルタ、電力線搬送通信用ブロノ
キングフィルり等に用いるコイル装置に関する。
技来の技術 従来、この種のコイルを用いたブロッキングフィルタの
構成図を第5図に示す。1〜4は端子で、1.2は電源
に、3.4は負荷に接続される。負荷側端子に電力線搬
送通信の端末を接続し、その通信信号が電源側に洩れな
いようにしている。5はコイル、6はコンデンサで、電
力線搬送通信に用いる周波数で並列共振し、端子1−3
間が高インピーダンスになるようにしている。了はコイ
ル、8はコンデンサで、前記周波数で直列共振し端子1
−2間が低インピーダンスになり、電源側に通信信号が
洩れないようにしている。ここでコイル6は、第6図に
示すようにコア9に1木の巻線1oを巻いたもので、第
7図に示すような負荷側に電力を供給するための大きな
電流11と通信信号による電流12とが重畳した13の
ような電流が流れる。
第8図は、従来のノイズフィルタの構成図で、一つのコ
ア14にコイ/L/15と16を逆方向に同−回数巻き
、電源17から負荷18に電流を流す。
負荷1゛8に流れ込む電流19と流れ出す電流20は同
じであるので、負荷電流による磁束は打ち消される。両
方の電源線とアース21の間にはノイズをバイパスする
コンデンサ22と23が接続されている。
発明が解決しようとする課題 このようなノイズフィルタの構成では、コモンモードノ
イズに対してはコイルのインダクタンスが犬ぎく、ノイ
ズをよく除去するが、ノーマルモードノイズに対しては
、漏れ磁束による若干のインダクタンスしか得られない
のでノイズの除去効果は少ガい。従って、ノーマルモー
ドノイズを除去するノイズフィルタや、ノーマルモード
である電力線搬送通信の通信信号を電源側に洩れないよ
うにするブロッキングフィルタには、負荷に流れる往復
の電流で磁束を打ち消すような巻きかたをしたコイlv
を用いることができない。
第9図にコアに一木の巻線を巻いたもののコイルの電流
とインダクタンスの関係を示す。一定以上の電流を流す
とコアの磁束が飽和し、インダクタンスの値が低下する
。従って、大きな負荷電流を流すためには、大ぎなコア
を用いる必要があり、コイルが大きくならざるを得なか
った。
本発明は、小さなコアを用いても大きな負荷電流を流す
ことができ、かつ大きなインダクタンスが得られるノイ
ズフィルタ等のコイル装置を提供することを目的として
いる。
課題を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、コアに一次巻線と
二次巻線を巻き、一次巻線に流れる電流のうち直流また
は低周波電流によってコアに生じる磁束を打ち消す電流
を二次巻線に流12、コアを飽和しに<<シたものであ
る。
作用 本発明は上記の構成により、小さなコアを用いているに
もかかわらず大ぎな負荷電流を重畳でさ、かつ大きなイ
ンダクタンスが得られ乙ものである。
実施例 第1図を参照して本発明のノイズフィルタ等のコイル装
置の動作原理を詳しく説明する。第1図において、24
はコア、25は負荷電流が流れる一次巻線、26は二次
巻線である。例えば今一次巻線25を1ターン、二次巻
線26を20ターンとする。ここで、一次巻線25に2
0人の電流27が流れたときに、二次巻線26に1人の
電流28を流せば、コアには磁束は生じない。実際にブ
ロッキングフィルりやノイズフィルタの一次巻線26に
流れる電流は、前記第7図の13に示したような波形で
あるので、このうちの商用周波数成分の電流11の20
分の1の電流を二次巻線26に流せば商用周波数成分の
磁束は打ち消されることになるので、コア24け通信信
号やノイズによる電流12でのみインダクタンスが確保
できる大きさのものを用いれば良いことになる。
第2図は、本発明のノイズフィルタ等のコイル装置の一
実施例を示す図である。図中24はコア、25け一次巻
線、26は二次巻線である。29は電流検知手段で、カ
レン))ランスまたは数10mΩの抵抗より成り一次巻
線の電流を検知する。
30は電流検知手段29で検知した電流波形のうち通信
信号やノイズのような高周波を取り除き、商用周波数成
分または直流成分を取り出すローパスフィルタ(LPF
)、31はLPF30の出力電圧全増幅するアンプ、3
2は電圧信号を電流源に変換する電流増幅回路で、正負
の電流が取り出せるよう+V33と−V34の両電源で
動作し、アンプ31の出力電圧に応じ抵抗35〜4oで
電流を制限されたトランジスタ41と42のコレクタ側
で出力する。これは二次巻線26に一次巻線26の通信
信号やノイズの高周波電流により発生した電圧で出力電
流が影響を受けないように、高周波に対して高インピー
ダンスで出力するためである。こうして一次巻線電流の
うち商用周波数成分または直流成分を打ち消す電流を二
次巻線26に流してコアの飽和を防ぐが高周波に関して
は打ち消し電流を流さないので、インダクタンスが得ら
れる。
第3図は本発明の別の実施例を示す図である。
図中24はコア、25は一次巻線、26はセンタータッ
プをつけた二次巻線である。43はコア24に取り付け
たホール素子であり、コア24に発生した磁束を検知す
る。44はホール素子43で検知した磁束波形のうち商
用周波数成分を取り出すLPF、45はアンプ、46は
結合トランス、47と48はトランジスタで電源49が
二次巻線26を通してコレクタに接続されている。前記
アンプ46はコア24に発生した磁束の商用周波数成分
が雰になるように帰還をかけてコアの飽和を防いでいる
第4図は本発明のさらに別の実施例を示す図である。図
中24はコア、25は一次巻線、26は二次巻線である
。この実施例は、負荷の力率がほぼ1の場合に適用でき
る。50は負荷、51は電源、62は抵抗であり、二次
巻線26には電源電圧に従った電流が流れる。これは一
次巻線電流波形と相似であり、簡単な回路で容易に打ち
消し電流を得ることができる。
発明の効果 以上述べてきたように、本発明によれば、小さなコアを
用いても直流または商用周波数の負荷電流による飽和が
起こらず高周波においては、目的のインダクタンスとな
るノイズフィルタ等のコイル装置が得られるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のノイズフィルタ等のコイル装置の動作
原理を説明するための図、第2図は同ノイズフィルタ等
のコイル装置の一実施例を示す図、第3図および第4図
は本発明の別の実施例を示す図、第5図は従来この種の
コイルを用いたブロッキングフィルりの構成図、箸6図
は従来のコイルの構成図、第7図はコイルに流れる電流
波形を示す図、第8図は従来のノイズフィルタの構成図
、第9図はコイルの電流とインダクタンスの関係を示す
図である。 24・・・・・・コア、25・・・・・・一次巻線、2
6・・・・・・二次巻線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  コアに一次巻線と二次巻線を巻き、一次巻線に流れる
    電流のうち直流または低周波電流によってコアに生じる
    磁束のみを打ち消す電流を二次巻線に流すよう構成した
    ノイズフィルタ等のコイル装置。
JP33056889A 1989-12-20 1989-12-20 ノイズフィルタ等のコイル装置 Pending JPH03190205A (ja)

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JP33056889A JPH03190205A (ja) 1989-12-20 1989-12-20 ノイズフィルタ等のコイル装置

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JP33056889A JPH03190205A (ja) 1989-12-20 1989-12-20 ノイズフィルタ等のコイル装置

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JPH03190205A true JPH03190205A (ja) 1991-08-20

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