JPH03189958A

JPH03189958A - 磁気ディスク装置

Info

Publication number: JPH03189958A
Application number: JP33032889A
Authority: JP
Inventors: Hidehiro Wakatsuki; 英弘若月
Original assignee: Tokico Ltd
Current assignee: Tokico Ltd
Priority date: 1989-12-20
Filing date: 1989-12-20
Publication date: 1991-08-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は磁気ディスク装置に関し、特に装置全体の薄形
化、低コスト化を実現できる磁気ディスク装置に関する
。

〔従来の技術〕

第５図及び第６図は従来技術を示し、まず、第５図は第
１の従来技術に係る磁気ディスク装置を示す。

第５図において、ｌは外周側かベース２の開口部２Ａに
嵌着されたハウシンつて、該ハウジングエは円板状の基
部ＩＡと、該基部ＩＡの外周側に段部状に形成された厚
肉のフランジ部ＩＢと、基部ＩＡの中心から軸方向に突
出した中空軸状の軸支持部ｌＣとからなっている。

３は軸受４゛、５を介して前記軸支持部ＩＣに回転自在
に支持された中実の回転軸、６は後述する磁気ディスク
９を搭載するため、図示しないディスククランプと共に
ディスク支持部材を構成する有蓋円筒状のハブて、該ハ
ウ６の厚肉円板状に形成された上面部６Ａの中心に前記
回転軸３の上端側を圧入挿嵌することによって、ハブ６
は回転軸３と一体的に回転するようになっている。

７は前記ディスク支持部材を回転駆動するためのインハ
ブ型スピンドルモータで、該スピンドルモータ７は軸支
持部ＩＣ外周に固着されたステータ７Ａと、ハブ６の内
周側にマクネットヨークとしての取付部材８を介して固
着された永久磁石からなるロータ７Ｂとから構成されて
いる。

一方、９，９．９は前記ディスク支持部材のハブ６に搭
載された複数枚の磁気ディスクで、各磁気ディスク９は
スペーサ１０．１０を介して軸方向に隔設されている。

なお、図中１１は軸受４，５に与圧を与えるばね、１２
は軸受４，５等から発生するタストをシールする磁性流
体シールを示す。また、１３は回転センサて、１４は回
路基板である。

次に、第６図は市場の要望に対応して装置全体の薄型化
を図った他の従来技術に係る磁気ディスク装置を示す。

なお、第１の従来技術と同一の構成要素には同一符号を
付して、その説明を省略する。

然るに、図中２１はハウジンつて、該ハウジング２１は
基部２１Ａと、厚肉のフランジ部２１Ｂと、第１の従来
技術のものよりも軸方向長さか短く設定された中空軸状
の軸支持部２１Ｃとからなっている。

２２は軸受４，５を介して前記軸支持部２１Ｃに回転自
在に支持された回転軸、２３は図示しないディスククラ
ンプと共にディスク支持部材を構成する有蓋円筒状のハ
ブて、該ハブ２３の厚肉円板状に形成された上面部２３
Ａ中心に前記回転軸２２の上端側を圧入挿嵌することに
よって、該八ツ２３は回転軸２２と一体的に回転するよ
うになっている。

２４は軸方向の寸法が第１実施例のものよりも短く設定
されたインハブ型のスピンドルモータで、該スピンドル
モータ２４は取付部材２５を介して軸支持部２１Ｃ外周
に固定されたステータ２４Ａと、マクネットヨークとし
ての取付部材２６を介して八ツ２３に固定された永久磁
石からなるロータ２４Ｂとから構成されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、前記いずれの従来技術も、回転軸３．２２と
ハブ６．２３を別部材で形成し、回転軸３，２２の−Ｌ
端側をハブ６．２３の上面部６Ａ、２３Ａに圧入して挿
嵌するように構成している。このように構成する場合、
ハブ６．２３の上面部６Ａ、２３Ａを厚肉に形成して回
転軸３゜２２の圧入しろを十分に確保しないと、剛性か
不足して外部からの振動等を受けたときにハブ６゜２３
が変形してしまい、磁気ディスク９の面振れ現象を招く
という問題がある。

しかし、ハブ６．２３の上面部６Ａ、２３Ａを厚肉に設
定すると、磁気ディスク装置の薄型化、小型化に対応で
きないという問題がある。

また、従来技術にあってはハウジング１゜２１を例えば
アルミニウム合金を材料にしてタイキャストで成形して
いるため、製造コストか嵩むという問題もあるし、前述
の如く装置全体の軸方向寸法を短く設定することか困難
であるため、ブレスフィルタを内設しつつ装置全体の薄
型化を図ることも困難であるという問題がある。

本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みなされたもの
で、回転軸とハブの剛性を高くできると共に、装置全体
の薄型化、低コスト化を実現てき、更に効率の良いエア
フロー構造にできる磁気ディスク装置を提供するもので
ある。

〔課題を解決するための手段〕

上述した課題を解決するために、本発明が採用する手段
の特徴は、回転軸とディスク支持部材のハブとを回転軸
部とハウ部を一体に成形した軸・ハブ成形部材によって
構成したことにある。

また、前記軸・ハブ成形部材は板材をプレス加工するこ
とによって回転軸部の中心に中空部を有するプレス成形
物として成形するとよい。

前記軸・ハブ成形部材を支持するハウジングも板材をプ
レス加工することによって成形するとよい。

更に、前記軸・ハブ成形部材には中空部を覆うようにブ
レスフィルタを設け、また、前記ハウシングの中心には
開口部を形成し、該開口部を覆うようにブレスフィルタ
を設けることができる。

（作用）回転軸部とハブ部は一体構造であるから軸・ハブ成形部
材は高い剛性を持ち、しかも圧入しろは不要であり、そ
れたけ軸方向寸法が短くなる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を第１ないし第４図に基づき詳述
する。なお、前述した従来技術の構成要素と同一の構成
要素には同一符号を付し、その説明を省略する。

まず、第１図は第１の実施例に係る磁気ディスク装置を
示す。図中３１は本実施例の軸・ハブ成形部材で、該軸
・ハブ成形部材３１はハウジング２１の軸支持部２１Ｃ
に軸受４，５を介して回転自在に支持される中実円柱状
の回転軸部３１Ａと、上面部３１Ｂ、か該回転軸部３１
Ａの上端から径方向に伸長する蓋体状のハブ部３１Ｂと
から一体に成形されており、該ハブ部３１Ｂはディスク
クランプ３２と共に、ディスク支持部材３３を構成して
いる。そして、軸・ハブ成形部材３１は例えばステンレ
ススチールをプレス加工することにより、或いはアルミ
ニウム合金をタイキャスト加工することによって成形さ
れる。

本実施例はこのように構成されるか、本実施例によれば
、回転軸部３１Ａとハブ部３１Ｂを一体に成形したから
、従来技術ては必要であった圧入しろを不要にてき、し
かも高い剛性を得ることができる。従って、従来技術に
比較して上面部３１Ｂ、を薄肉に形成して軸方向寸法を
短く設定することかでき、磁気ディスク装置全体を薄型
化できる。

第２図は第２の実施例に係る磁気ディスク装置を示す。

本実施例の特徴とするところは、中心に中空部４１Ａを
有する回転軸部４１Ｂと、ハブ部４１Ｃとからなるハブ
成形部材４１を例えばステンレススチール製板材をプレ
ス加工することによって一体に成形したことにあり、該
ハブ部４１Ｃはディスククランプ３２と共にディスク支
持部材４２を構成している。なお、図中４３は磁気ディ
スク９とハブ部４１Ｃとの間に介装されたスペーサであ
る。

本実施例によれば、回転軸部４１Ｂとハブ部４１Ｃを一
体に成形したから、第１実施例と同様に剛性の向上と磁
気ディスク装置全体の薄型化を実現できる。また、軸・
ハブ成形部材４１は板材をプレス加工することによって
成形するようにしたから、従来技術のタイキャスト法に
比較して低廉に製造することかできる。

次に、第３図は本発明の第３の実施例に係る磁気ディス
ク装置を示し、本実施例の特徴とするところは、アルミ
ニウムダイキャスト製のハウジング２１に代えて、例え
ばステンレススチール製板材をプレス加工して成形した
ハウジング５１を設けたことにある。ここで該ハウシン
グ５１は基部５１Ａと、該基部５１Ａの外周側に位置す
るフランジ部５１Ｂと、基部５１Ａの中心側に突出する
軸支持部５１Ｃと、該軸支持部５１Ｃより中心に位置し
、中空部４１Ａと連通ずる開口部５１Ｄを有している。

本実施例によれば、軸・ハブ成形部材４１に加えてハウ
ジング５１もプレス成形するようにしたから、更に製造
コストを低減できる。

更に、第４図は第４の実施例に係る磁気ディスク装置を
示し、本実施例の特徴とするところは、軸・ハブ成形部
材４１の中心に形成される中空部４１Ａを覆うように軸
・ハブ成形部材４１の上面中心にブレスフィルタ６１を
設けたことにある。また、該ブレスフィルタ６１に代え
、図中−点鎖線で示す如くハウジング５１の開口部５１
Ｄを覆うように基部５１Ａの外面にブレスフィルタ６２
を取着してもよい。

　０本実施例は第２及び第３実施例に示すように、軸・ハブ
成形部材４１の軸方向寸法を短く設定できること及び軸
・ハブ成形部材４１の中心の中空部４１Ａを利用してブ
レスフィルタ６１を設けたものである。このように構成
することにより、磁気ディスク９の回転中最も負圧にな
る軸・ハブ成形部材４１の中心にブレスフィルタ６１を
設置したから、効率の良いエアフロー構造の磁気ディス
ク装置にてき、しかも装置全体の薄型化も実現できる。

また、ハウジング５１側にブレスフィルタ６２を設ける
ことによっても、」−記ブレスフィルタ６１と同様の効
果を奏することができる。

（発明の効果）本発明は以」−詳述した如くてあって、従来技術におけ
る回転軸とハブを軸・ハブ成形部材として一体に成形し
たから、従来技術では必要であった圧入しろを不要にで
きる結果、ハブの軸方向寸法を短く設定てき、磁気ディ
スク装置全体を薄型化でき、また回転軸とハブか一体構
造であるから圧入挿嵌する従来技術のものに比較して高
い剛性な１得ることができる。

また、軸・ハブ成形部材及びハウジングは板材をプレス
加工することにより成形するようにしたから、軸方向寸
法を更に短くすることができ、また製造費の低減化を実
現てきる。

更に、軸・ハブ成形部材を一体成形することにより軸方
向寸法を短く設定できるから、軸・ハブ成形部材の上面
中心にブレスフィルタを設置しても磁気ディスク装置全
体の薄型化を実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例に係る磁気ディスク装置
の要部半断面図、第２図は第２の実施例に係る磁気ディ
スク装置の要部半断面図、第３図は第３の実施例に係る
磁気ディスク装置の要部半断面図、第４図は第４の実施
例に係る磁気ディスク装置の要部半断面図、第５図は第
１の従来技術に係る磁気ディスク装置の要部半断面図、
第６図は第２の従来技術に係る磁気ディスク装置の要部
半断面図である。９・・−磁気ディスク、２１．５１・・・ハウジング、
　２２１Ｃ，５１Ｃ・・・軸支持部、４１−・・軸・ハブ成
形部材、４１Ａ・・・中空部、４１Ｂ・・・回転軸部、
４１Ｃ・・・ハブ部、５１Ｄ・・−開口部、６１．６２
・・・ブレスフィルタ。＃許出願人

Claims

【特許請求の範囲】

（１）軸支持部が突出形成されたハウジングと、該ハウ
ジングの軸支持部に軸受を介して回転自在に支持された
回転軸と、ハブ及びディスククランプから構成され、該
回転軸と一体的に回転するディスク支持部材と、該ディ
スク支持部材に搭載される磁気ディスクとからなる磁気
ディスク装置において、前記回転軸とディスク支持部材
のハブとを、回転軸部とハブ部を一体に成形した軸・ハ
ブ成形部材によって構成したことを特徴とする磁気ディ
スク装置。
（２）前記軸・ハブ成形部材は板材をプレス加工するこ
とによって回転軸部の中心に中空部を有するプレス成形
物として成形してなる請求項（１）に記載の磁気ディス
ク装置。
（３）前記ハウジングは板材をプレス加工することによ
って成形したものである請求項（１）に記載の磁気ディ
スク装置。
（４）前記軸・ハブ成形部材には中空部を覆うようにブ
レスフィルタを設けてなる請求項（２）に記載の磁気デ
ィスク装置。
（５）前記ハウジングには中心に開口部を形成し、該開
口部を覆うようにブレスフィルタを設けてなる請求項（
３）に記載の磁気ディスク装置。