JPH03189223A - 自動車用サスペンション装置 - Google Patents
自動車用サスペンション装置Info
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- JPH03189223A JPH03189223A JP32836889A JP32836889A JPH03189223A JP H03189223 A JPH03189223 A JP H03189223A JP 32836889 A JP32836889 A JP 32836889A JP 32836889 A JP32836889 A JP 32836889A JP H03189223 A JPH03189223 A JP H03189223A
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
- B60G17/0152—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by the action on a particular type of suspension unit
- B60G17/0157—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by the action on a particular type of suspension unit non-fluid unit, e.g. electric motor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、振動遮断性を向上させると共に、小形化及
びコストダウンを実現した自動車用サスペンション装置
に関し、特に電力を有効に利用できる自動車用サスペン
ション装置に関するものである。
びコストダウンを実現した自動車用サスペンション装置
に関し、特に電力を有効に利用できる自動車用サスペン
ション装置に関するものである。
し従来の技術]
第3図は従来の自動車用サスペンション装置の要部を示
す側面図である。
す側面図である。
図において、(1)は自動車の車体、く2)は車体(1
)に軸支された車軸、(3)は車軸(2)に固定された
タイヤ、(4)はタイヤ(3)が接する路面である。
)に軸支された車軸、(3)は車軸(2)に固定された
タイヤ、(4)はタイヤ(3)が接する路面である。
(5)は車体(1)の振動を抑制するショックアブソー
バであり、車体(1)と車軸(2)との間に設けられて
いる。ショックアブソーバ(5)は流体を充填したオイ
ルダンパ等からなっている。(6)はショックアブソー
バ(5)のスライド部と車体(1)との間に挿入された
コイルバネである。このように、従来の自動車用サスペ
ンション装置は、車軸(2)をバネ下部材として、ショ
ックアブソーバ(5)及びコイルバネ(6)を組み合わ
せた構成となっている。
バであり、車体(1)と車軸(2)との間に設けられて
いる。ショックアブソーバ(5)は流体を充填したオイ
ルダンパ等からなっている。(6)はショックアブソー
バ(5)のスライド部と車体(1)との間に挿入された
コイルバネである。このように、従来の自動車用サスペ
ンション装置は、車軸(2)をバネ下部材として、ショ
ックアブソーバ(5)及びコイルバネ(6)を組み合わ
せた構成となっている。
次に、車体(1)の振動応答性を示す第4図の特性図を
参照しながら、第3図に示した従来の自動車用サスペン
ション装置の動作について説明する。
参照しながら、第3図に示した従来の自動車用サスペン
ション装置の動作について説明する。
走行中の路面(4)に凹凸があった場合、タイヤ(3)
及び車軸(2)は上下に振動し、この振動はショックア
ブソーバ(5)及びコイルバネ(6)を介して車体(1
)に伝達される。このとき、路面(4)の凹凸による振
動周波数fに対する車体(1)の振動の応答特性は、例
えば第4図のようになる。
及び車軸(2)は上下に振動し、この振動はショックア
ブソーバ(5)及びコイルバネ(6)を介して車体(1
)に伝達される。このとき、路面(4)の凹凸による振
動周波数fに対する車体(1)の振動の応答特性は、例
えば第4図のようになる。
第4図において、縦軸は車体(1)の路面(4)に対す
る振幅比Rであり、横軸は路面(4)即ちタイヤ(3)
側の振動周波数でである。破線、実線及び−点鎖線はシ
ョックアブソーバ(5)の減衰力を変化させたときの特
性曲線であり、破線は減衰力が小さい場合、実線は中間
の場合、−点鎖線は大きい場合を示す。又=f、はバネ
上即ち車体(1)側の共振周波数、f2はバネ下即ちタ
イヤ(3)側の共振周波数、Aは人間の不快感帯域であ
る。
る振幅比Rであり、横軸は路面(4)即ちタイヤ(3)
側の振動周波数でである。破線、実線及び−点鎖線はシ
ョックアブソーバ(5)の減衰力を変化させたときの特
性曲線であり、破線は減衰力が小さい場合、実線は中間
の場合、−点鎖線は大きい場合を示す。又=f、はバネ
上即ち車体(1)側の共振周波数、f2はバネ下即ちタ
イヤ(3)側の共振周波数、Aは人間の不快感帯域であ
る。
第4図から、ショックアブソー/く(5)の減衰力に関
して、以下の(I)及び(11)のことが明らかとなる
。
して、以下の(I)及び(11)のことが明らかとなる
。
(+)減衰力が小さい場合は、破線のように不快感帯域
Aでの応答性が低下するが、車体(1)の共振周波数f
、での振幅が大きい。従って、路面(4)上の突起など
の障害物に乗り上げた場合、振動が収束せずに不安定で
あるため、乗り心地が悪くなる。
Aでの応答性が低下するが、車体(1)の共振周波数f
、での振幅が大きい。従って、路面(4)上の突起など
の障害物に乗り上げた場合、振動が収束せずに不安定で
あるため、乗り心地が悪くなる。
(II)減衰力が大きい場合は、共振周波数f、及びf
2のような共振点がほとんどなくなり、振動の収束性も
良くなるが、不快感帯域Aでの応答性が増加するため、
やはり乗り心地が悪くなってしまう。
2のような共振点がほとんどなくなり、振動の収束性も
良くなるが、不快感帯域Aでの応答性が増加するため、
やはり乗り心地が悪くなってしまう。
従って2乗り心地及び安定性の両面から妥協して、減衰
力は、実線のように、(1)及び(II)の中間に設定
されている。
力は、実線のように、(1)及び(II)の中間に設定
されている。
次に、コイルバネ(6)の強さについて考慮する。
例えば、ブレーキや加速によるピッチングモーメント分
力、並びに、旋回によるローリングモーメント分力は、
車体(1)に対する作用力となるが、これに対抗して車
体(1)の姿勢角を一定に保つためには、コイルバネ(
6)をある程度硬く(バネ係数kを大きく)する必要が
ある。しかし、バネ係数kを大きくすると、車体(1)
側の共振周波数flがシフトして不快感帯域Aに近づく
ため乗り心地が悪くなる。
力、並びに、旋回によるローリングモーメント分力は、
車体(1)に対する作用力となるが、これに対抗して車
体(1)の姿勢角を一定に保つためには、コイルバネ(
6)をある程度硬く(バネ係数kを大きく)する必要が
ある。しかし、バネ係数kを大きくすると、車体(1)
側の共振周波数flがシフトして不快感帯域Aに近づく
ため乗り心地が悪くなる。
この乗り心地の問題を解決するには、コイルバネ(6)
のバネ係数kを低減すると共に、ショックアブソーバ(
5)の減衰力が第4図における最低線をたどるように設
定し、 振動周波数fく不快感帯域A−減衰力大振動周波数f−
不快感帯域A−減衰力小振動周波数f〉不快感帯域A−
減衰力中とする必要がある。しかし、このように振動周
波数fに領域に応じて減衰力を変化させることは、油圧
を利用したショックアブソーバ(5)の特性上困難であ
る。
のバネ係数kを低減すると共に、ショックアブソーバ(
5)の減衰力が第4図における最低線をたどるように設
定し、 振動周波数fく不快感帯域A−減衰力大振動周波数f−
不快感帯域A−減衰力小振動周波数f〉不快感帯域A−
減衰力中とする必要がある。しかし、このように振動周
波数fに領域に応じて減衰力を変化させることは、油圧
を利用したショックアブソーバ(5)の特性上困難であ
る。
又、コイルバネ(6)の強度を下げた場合には、車体(
1)の姿勢を安定化するための別の対策を用意する必要
がある。このため、例えば、コイルバネ(6)に代えて
公知のエアスプリング等を用い、吸排気によってバネ係
数kを制御することが考えられるが、応答性が悪いとい
う問題点がある。
1)の姿勢を安定化するための別の対策を用意する必要
がある。このため、例えば、コイルバネ(6)に代えて
公知のエアスプリング等を用い、吸排気によってバネ係
数kを制御することが考えられるが、応答性が悪いとい
う問題点がある。
更に、ショックアブソーバ(5)を油圧アクチュエータ
に置き換えて油圧アクチュエータに弾性体を並列に設け
、車体(1)の位置を目標車高に追従させながら、バネ
下部材即ち車軸(2)からの振動に対してはコイルバネ
(6)の復元力を打ち消すように油圧アクチュエータの
推力を制御する手法も考えられる。しかし、油圧アクチ
ュエータの場合、空気アクチュエータより応答性は優れ
ているものの、液体の非圧縮性のために振動が直接伝達
してしまうので、制御の高速性が要求されるという問題
点がある。
に置き換えて油圧アクチュエータに弾性体を並列に設け
、車体(1)の位置を目標車高に追従させながら、バネ
下部材即ち車軸(2)からの振動に対してはコイルバネ
(6)の復元力を打ち消すように油圧アクチュエータの
推力を制御する手法も考えられる。しかし、油圧アクチ
ュエータの場合、空気アクチュエータより応答性は優れ
ているものの、液体の非圧縮性のために振動が直接伝達
してしまうので、制御の高速性が要求されるという問題
点がある。
[発明が解決しようとする課題]
従来の自動車用サスペンション装置は以上のように、シ
ョックアブソーバ(5)とコイルバネ〈6)の組み合わ
せにより構成されているので、配管等の設備が大形化し
てコストアップにつながるうえ、振動遮断性が悪く、乗
り心地が悪いという問題点があった。
ョックアブソーバ(5)とコイルバネ〈6)の組み合わ
せにより構成されているので、配管等の設備が大形化し
てコストアップにつながるうえ、振動遮断性が悪く、乗
り心地が悪いという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、振動遮断性を向上させると共に小形化及びコ
ストダウンを実現し、且つ電力の有効利用が可能な自動
車用サスペンション装置を得ることを目的とする。
たもので、振動遮断性を向上させると共に小形化及びコ
ストダウンを実現し、且つ電力の有効利用が可能な自動
車用サスペンション装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明に係る自動車用サスペンション装置は、リニア
モータと弾性体とを並設し、リニアモータ及び弾性体の
各一端を支持するバネ下部材と、リニアモータ及び弾性
体の各他端に支持されたバネ上部材と、リニアモータの
バネ下部材側又はバネ上部材側の少なくとも一方に設け
られた変位検出手段と、変位検出手段からの変位信号に
基づいてリニアモータの駆動力を決定する制御部と、制
御部からの制御信号に基づいてリニアモータを駆動する
可逆チョッパ回路とを備えたものである。
モータと弾性体とを並設し、リニアモータ及び弾性体の
各一端を支持するバネ下部材と、リニアモータ及び弾性
体の各他端に支持されたバネ上部材と、リニアモータの
バネ下部材側又はバネ上部材側の少なくとも一方に設け
られた変位検出手段と、変位検出手段からの変位信号に
基づいてリニアモータの駆動力を決定する制御部と、制
御部からの制御信号に基づいてリニアモータを駆動する
可逆チョッパ回路とを備えたものである。
[作用]
この発明においては、変位信号の振動周波数に基づいて
リニアモータの駆動力を制御し、不快感振動を遮断する
と共に、リニアモータの制動時には、可逆チョッパ回路
内で回生制動して電源を充電し、電力を有効に利用する
。
リニアモータの駆動力を制御し、不快感振動を遮断する
と共に、リニアモータの制動時には、可逆チョッパ回路
内で回生制動して電源を充電し、電力を有効に利用する
。
[実施例]
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明の一実施例を一部図式的に示すブロック図
であり、(1)、(3)、(4)及び(6)は前述と同
様のものである。
図はこの発明の一実施例を一部図式的に示すブロック図
であり、(1)、(3)、(4)及び(6)は前述と同
様のものである。
(10)は弾性体即ちコイルバネ(6)に並設されたボ
イスコイル形のリニアモータであり、スライド方向に着
磁された永久磁石(11)と、永久磁石(11)に対向
してスライドするコイル(12)とから構成されている
。コイルバネ(6)は永久磁石(11)とコイル(12
)との間に圧縮されて挿入されている。
イスコイル形のリニアモータであり、スライド方向に着
磁された永久磁石(11)と、永久磁石(11)に対向
してスライドするコイル(12)とから構成されている
。コイルバネ(6)は永久磁石(11)とコイル(12
)との間に圧縮されて挿入されている。
永久磁石(11)の一端はタイヤ(3)側に同定された
バネ下部材(3a)に支持されており、コイル(12)
の一端は車体(1)側に固定されたバネ上部材(1a)
に支持されている。又、バネ下部材(3a)と共にタイ
ヤ(3)側に固定されたリンクの一端(1b)は車体(
1〉側に同定されている。
バネ下部材(3a)に支持されており、コイル(12)
の一端は車体(1)側に固定されたバネ上部材(1a)
に支持されている。又、バネ下部材(3a)と共にタイ
ヤ(3)側に固定されたリンクの一端(1b)は車体(
1〉側に同定されている。
(21)及び(22)は変位検出手段となる加速度セン
サであり、リニアモータ(10)のバネ下部材側即ち永
久磁石(11)の一端と、バネ上部材側即ちコイル(1
2)の一端とにそれぞれ取り付けられている。ここでは
、加速度センサ(21)及び(22)をリニアモータ(
10)の両側に設けたが、一方のみに設けてもよい (31)は加速度センサ(21)からの変位信号L1に
基づいて車体(1)の振動周波数f1を検出する周波数
弁別器、(32)は加速度センサ(21)及び(22)
からの変位信号L1及びL2を速度に相当する変位信号
り、′及びL2′に変換する積分器、(33)は振動周
波数f1、変位信号L1′及びL2′に基づいてリニア
モータ(10)の駆動力を決定する制御部、(34)は
制御部(33)からの制御信号Cに基づいてリニアモー
タ(10)に対する供給電流iを決定する電流制御器、
(35)は電流制御器(34)からの制御波形信号Wを
反転する反転器、(36)は三角波Tを発生する三角波
発生器、(37)は三角波Tと制御波形信号Wとを比較
してPWM信号Plを出力する比較器、(38,)はP
WM信号P1を増幅して一対のパルス信号P、1及びP
1□を出力するアンプ、(39)は三角波Tと反転され
た制御波形信号W′とを比較してPWM信号信号全2力
する比較器、(4o)はPWM信号P、を増幅して一対
のパルス信号P21及びP22を出力するアンプである
。
サであり、リニアモータ(10)のバネ下部材側即ち永
久磁石(11)の一端と、バネ上部材側即ちコイル(1
2)の一端とにそれぞれ取り付けられている。ここでは
、加速度センサ(21)及び(22)をリニアモータ(
10)の両側に設けたが、一方のみに設けてもよい (31)は加速度センサ(21)からの変位信号L1に
基づいて車体(1)の振動周波数f1を検出する周波数
弁別器、(32)は加速度センサ(21)及び(22)
からの変位信号L1及びL2を速度に相当する変位信号
り、′及びL2′に変換する積分器、(33)は振動周
波数f1、変位信号L1′及びL2′に基づいてリニア
モータ(10)の駆動力を決定する制御部、(34)は
制御部(33)からの制御信号Cに基づいてリニアモー
タ(10)に対する供給電流iを決定する電流制御器、
(35)は電流制御器(34)からの制御波形信号Wを
反転する反転器、(36)は三角波Tを発生する三角波
発生器、(37)は三角波Tと制御波形信号Wとを比較
してPWM信号Plを出力する比較器、(38,)はP
WM信号P1を増幅して一対のパルス信号P、1及びP
1□を出力するアンプ、(39)は三角波Tと反転され
た制御波形信号W′とを比較してPWM信号信号全2力
する比較器、(4o)はPWM信号P、を増幅して一対
のパルス信号P21及びP22を出力するアンプである
。
(41)は各パルス信号pH、PI3、P21及びP、
。
。
に基づいてリニアモータ駆動用の供給電流jを出力する
可逆チョッパ回路であり、電源(42)と、電源(42
)の両端間に接続されたブリッジ回路(43)とから構
成されている。ブリッジ回路り43)は、電源(42)
に対して順特性に直列に挿入された二対のトランジスタ
T、1及びTR2並びにT、3及びTP4と、各トラン
ジスタTR1〜TR4の両端間に逆特性に接続されたダ
イオードD1〜D4とがら構成されている。
可逆チョッパ回路であり、電源(42)と、電源(42
)の両端間に接続されたブリッジ回路(43)とから構
成されている。ブリッジ回路り43)は、電源(42)
に対して順特性に直列に挿入された二対のトランジスタ
T、1及びTR2並びにT、3及びTP4と、各トラン
ジスタTR1〜TR4の両端間に逆特性に接続されたダ
イオードD1〜D4とがら構成されている。
次に、第1図に示したこの発明の一実施例の動作につい
て説明する。
て説明する。
まず、加速度センサ(21)及び(22)は、リニアモ
−タ(10)のバネ北部材(la)rts及びバネ下部
材(3a)側の加速度を、それぞれ変位信号L1及びL
2として出力する。
−タ(10)のバネ北部材(la)rts及びバネ下部
材(3a)側の加速度を、それぞれ変位信号L1及びL
2として出力する。
周波数弁別器(31)は、変位信号L1に基づいて車体
〈1)の振動周波数f1を弁別し、これを制御部(33
)に入力する。又、積分H(32)は、変位信号り及び
L2を積分して、速度に相当する変位信号り及びL2′
に変換し、これらを制御部(33)に入力する。
〈1)の振動周波数f1を弁別し、これを制御部(33
)に入力する。又、積分H(32)は、変位信号り及び
L2を積分して、速度に相当する変位信号り及びL2′
に変換し、これらを制御部(33)に入力する。
制御部(33)は、振動周波数f1、変位信号Ll′及
びL2′に基ついて制御信号Cを出力し、電流制御器(
34)は、制御信号Cに基づいて制御波形信号Wを生成
する。制御波形信号Wは、一方では比較器(37)にお
いて三角波Tと比較され、他方では、反転器(35)で
反転された後、比較器(39)において三角波Tと比較
される。そして、PWM信号信号及1P2となり、アン
プ(38)及び(40)により増幅された後、可逆チョ
ッパ回路(41)に入力される。
びL2′に基ついて制御信号Cを出力し、電流制御器(
34)は、制御信号Cに基づいて制御波形信号Wを生成
する。制御波形信号Wは、一方では比較器(37)にお
いて三角波Tと比較され、他方では、反転器(35)で
反転された後、比較器(39)において三角波Tと比較
される。そして、PWM信号信号及1P2となり、アン
プ(38)及び(40)により増幅された後、可逆チョ
ッパ回路(41)に入力される。
可逆チョッパ回路(41)内のブリッジ回路(43)は
、アンプ(38)及び(40)からのパルス信号P11
〜P22でトランジスタTl11〜T、4がオンオフ制
御される。
、アンプ(38)及び(40)からのパルス信号P11
〜P22でトランジスタTl11〜T、4がオンオフ制
御される。
これにより、リニアモータ(10)内のコイル(12)
に対して所要の供給電流iを与えることができる。
に対して所要の供給電流iを与えることができる。
例えば、車両が走行する路面(4)の凹凸が多い場合、
タイヤ(3)から伝達される車体(1)の振動周波数f
1が高いため、リニアモータ(10)は振動遮断モード
となり、可逆チョッパ回路(41)からの供給電流iは
一定である。
タイヤ(3)から伝達される車体(1)の振動周波数f
1が高いため、リニアモータ(10)は振動遮断モード
となり、可逆チョッパ回路(41)からの供給電流iは
一定である。
このとき、リニアモータ(10)は推カ一定に制御され
ており、路面(4)からバネ下部材(3a)に対して所
定周波数以上の高周波数の振動が伝達されても、車体(
1)には伝達されない。これにより、車体(1)は、高
周波数の振動に対して全く追従せず、絶対車高が一定と
なるように安定に支持される。
ており、路面(4)からバネ下部材(3a)に対して所
定周波数以上の高周波数の振動が伝達されても、車体(
1)には伝達されない。これにより、車体(1)は、高
周波数の振動に対して全く追従せず、絶対車高が一定と
なるように安定に支持される。
又、リニアモータ(10)が制動される場合、可逆チョ
ッパ回路(41)は回生モードとなり、ダイオードD1
〜D4を介して、供給電流iの印加モードとは逆に回生
電流が流れ、電源(42)が充電される。又、電流印加
モードから回生モードに移行する際の過渡状態において
、各トランジスタT、1〜T、14と各ダイオードD1
〜D4との間で閉ループが形成され、還流モードが出現
する。
ッパ回路(41)は回生モードとなり、ダイオードD1
〜D4を介して、供給電流iの印加モードとは逆に回生
電流が流れ、電源(42)が充電される。又、電流印加
モードから回生モードに移行する際の過渡状態において
、各トランジスタT、1〜T、14と各ダイオードD1
〜D4との間で閉ループが形成され、還流モードが出現
する。
次に、路面(4)のうねり等により車軸(2)に低周波
数の振動が伝達された場合を想定する。
数の振動が伝達された場合を想定する。
このとき、制御部(33)は、振動周波数fl、変位信
号し1′及びL 2 ′に基づいてリニアモータ(10
)の駆動力に相当する制御信号Cを出力し、可逆チョッ
パ回路(41)は、リニアモータ(10)に対する供給
電流iを決定する。この結果、リニアモータ(10)は
、うねり振動に対する追従モードとなり、車体(1)は
、うねりに対して共振しないように安定に支持される。
号し1′及びL 2 ′に基づいてリニアモータ(10
)の駆動力に相当する制御信号Cを出力し、可逆チョッ
パ回路(41)は、リニアモータ(10)に対する供給
電流iを決定する。この結果、リニアモータ(10)は
、うねり振動に対する追従モードとなり、車体(1)は
、うねりに対して共振しないように安定に支持される。
一般に、リニアモータ(10)は、空間的な電磁気作用
によって推力を発生し、この推力がスライド位置に依存
しないので、バネ下部材(3a)及びバネ上部材〈1a
)の変位量によって支持力が変動することはない。従っ
て、高周波数振動に対して全く伝達が行われないという
特性を持つと共に、推力が供給電流iの切換えによって
制御されるため、応答性が極めて良く、車体(1)の追
従制御及び絶対車高一定制御の両方が可能となる。この
結果、車体〈1)に対して、高周波数の振動遮断性が極
めて優れた、絶対車高安定能力の高い自動車用サスペン
ション装置を実現することができる。又、車高追従モー
ドにより、姿勢制御性に優れた自動車用サスペンション
装置を実現することができる。更に、車体(1)の質量
の大半はコイルバネ(6)が支持しているので、リニア
モータ(10〉の消費電力は著しく節減される。
によって推力を発生し、この推力がスライド位置に依存
しないので、バネ下部材(3a)及びバネ上部材〈1a
)の変位量によって支持力が変動することはない。従っ
て、高周波数振動に対して全く伝達が行われないという
特性を持つと共に、推力が供給電流iの切換えによって
制御されるため、応答性が極めて良く、車体(1)の追
従制御及び絶対車高一定制御の両方が可能となる。この
結果、車体〈1)に対して、高周波数の振動遮断性が極
めて優れた、絶対車高安定能力の高い自動車用サスペン
ション装置を実現することができる。又、車高追従モー
ドにより、姿勢制御性に優れた自動車用サスペンション
装置を実現することができる。更に、車体(1)の質量
の大半はコイルバネ(6)が支持しているので、リニア
モータ(10〉の消費電力は著しく節減される。
このように、バネ下部材(3a)から伝達される種々の
振動に対してリニアモータ(10)の推力を独立に制御
することにより、車体(1)が高周波数振動に対しては
不感性を有し且つ低周波数振動に対しては追従性を有す
るので、人間の不快感帯域の振動が車体(1)に伝達さ
れることはない。
振動に対してリニアモータ(10)の推力を独立に制御
することにより、車体(1)が高周波数振動に対しては
不感性を有し且つ低周波数振動に対しては追従性を有す
るので、人間の不快感帯域の振動が車体(1)に伝達さ
れることはない。
尚、上記実施例では、可逆チョッパ回路(41)内のブ
リッジ回路(43)を4つのトランジスタTR1〜TP
4で構成したが、第2図のように、2つのトランジスタ
7.1及びTR2で構成してもよい。この場合、2つの
電源(42a)及び(42b)が必要となるが、トラン
ジスタ及びダイオードがそれぞれ2つずつで済むため、
更にコストダウンさせることができる。
リッジ回路(43)を4つのトランジスタTR1〜TP
4で構成したが、第2図のように、2つのトランジスタ
7.1及びTR2で構成してもよい。この場合、2つの
電源(42a)及び(42b)が必要となるが、トラン
ジスタ及びダイオードがそれぞれ2つずつで済むため、
更にコストダウンさせることができる。
又、リニアモータ(10)がボイスコイル形の場合を示
したが、他のリニアモータ、例えば、多相−次巻線に対
向する導体を有する誘導モータであってもよい。
したが、他のリニアモータ、例えば、多相−次巻線に対
向する導体を有する誘導モータであってもよい。
更に、変位検出手段として加速度センサ(21)及び(
22)を用いたが、例えば、位置センサや速度センサ等
の他の変位検出手段を用いてもよい。
22)を用いたが、例えば、位置センサや速度センサ等
の他の変位検出手段を用いてもよい。
[発明の効果]
以上のようにこの発明によれば、リニアモータと弾性体
とを並設し、リニアモータ及び弾性体の各一端を支持す
るバネ下部材と、リニアモータ及び弾性体の各他端に支
持された車体と、リニアモータのバネ下部材側又はバネ
上部材側の少なくとも一方に設けられた変位検出手段と
、変位検出手段からの変位信号に基づいてリニアモータ
の駆動力を決定する制御部と、制御部からの制御信号に
基づいてリニアモータを駆動する可逆チョッパ回路とを
備えたので、振動遮断性を向トさせると共に、小形化及
びコストダウンを実現し、更に電力を有効に利用した自
動車用サスペンション装置が得られる効果がある。
とを並設し、リニアモータ及び弾性体の各一端を支持す
るバネ下部材と、リニアモータ及び弾性体の各他端に支
持された車体と、リニアモータのバネ下部材側又はバネ
上部材側の少なくとも一方に設けられた変位検出手段と
、変位検出手段からの変位信号に基づいてリニアモータ
の駆動力を決定する制御部と、制御部からの制御信号に
基づいてリニアモータを駆動する可逆チョッパ回路とを
備えたので、振動遮断性を向トさせると共に、小形化及
びコストダウンを実現し、更に電力を有効に利用した自
動車用サスペンション装置が得られる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例を一部図式的に示すブロッ
ク図、第2図はこの発明の他の実施例による可逆チョッ
パ回路を示す回路図、第3図は従来の自動車用サスペン
ション装置の要部を示す側面図、第4図は第3図の装置
による振動応答性を示す特性図である。 (1)・・・車体 (1a)・・・バネ上部
材(3a)・・・バネ下部材 (6)・・・コイルバネ(弾性体) (10)・・・リニアモータ (21)、(22)・・・加速度センサ(変位検出手段
)(33)・・・制御部 (41)・・・可逆チョッパ回路 り、、L2・・・変位信号 C・・・制御信号i・
・・供給電流 尚、図中−同一符号は同−又は相当部分を示す。
ク図、第2図はこの発明の他の実施例による可逆チョッ
パ回路を示す回路図、第3図は従来の自動車用サスペン
ション装置の要部を示す側面図、第4図は第3図の装置
による振動応答性を示す特性図である。 (1)・・・車体 (1a)・・・バネ上部
材(3a)・・・バネ下部材 (6)・・・コイルバネ(弾性体) (10)・・・リニアモータ (21)、(22)・・・加速度センサ(変位検出手段
)(33)・・・制御部 (41)・・・可逆チョッパ回路 り、、L2・・・変位信号 C・・・制御信号i・
・・供給電流 尚、図中−同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 リニアモータ及びこのリニアモータに並列に設けられた
弾性体と、 前記リニアモータ及び前記弾性体の各一端を支持するバ
ネ下部材と、 前記リニアモータ及び前記弾性体の各他端に支持された
バネ上部材と、 前記リニアモータの前記バネ下部材側又は前記バネ上部
材側の少なくとも一方に設けられた変位検出手段と、 この変位検出手段からの変位信号に基づいて前記リニア
モータの駆動力を決定する制御部と、この制御部からの
制御信号に基づいて前記リニアモータを駆動する可逆チ
ョッパ回路と、 を備えた自動車用サスペンション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32836889A JPH03189223A (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 自動車用サスペンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32836889A JPH03189223A (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 自動車用サスペンション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03189223A true JPH03189223A (ja) | 1991-08-19 |
Family
ID=18209471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32836889A Pending JPH03189223A (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 自動車用サスペンション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03189223A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007108316A1 (ja) * | 2006-03-22 | 2007-09-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 車両用サスペンションシステム |
US20150330372A1 (en) * | 2012-12-26 | 2015-11-19 | Yanir NULMAN | Method and apparatus for recovery of parasitic energy losses |
-
1989
- 1989-12-20 JP JP32836889A patent/JPH03189223A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007108316A1 (ja) * | 2006-03-22 | 2007-09-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 車両用サスペンションシステム |
JP4743276B2 (ja) * | 2006-03-22 | 2011-08-10 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用サスペンションシステム |
US8191874B2 (en) | 2006-03-22 | 2012-06-05 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle suspension system |
US20150330372A1 (en) * | 2012-12-26 | 2015-11-19 | Yanir NULMAN | Method and apparatus for recovery of parasitic energy losses |
US9689381B2 (en) * | 2012-12-26 | 2017-06-27 | Yanir NULMAN | Method and apparatus for recovery of parasitic energy losses |
US10094363B2 (en) | 2012-12-26 | 2018-10-09 | Yanir NULMAN | Method and apparatus for recovery of parasitic energy losses |
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