JPH03188924A - 排ガスの海中投棄方法 - Google Patents
排ガスの海中投棄方法Info
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- JPH03188924A JPH03188924A JP1327340A JP32734089A JPH03188924A JP H03188924 A JPH03188924 A JP H03188924A JP 1327340 A JP1327340 A JP 1327340A JP 32734089 A JP32734089 A JP 32734089A JP H03188924 A JPH03188924 A JP H03188924A
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- carbon dioxide
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- 239000002912 waste gas Substances 0.000 title abstract 3
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Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はボイラ等の燃焼排ガスから回収した炭酸ガスを
深海中に投棄する方法に関する。
深海中に投棄する方法に関する。
近年、大気中の炭酸ガス濃縮増大に基づく地球の温暖化
問題が世界的に論じられているが、この問題の対策の一
つとして、燃焼排ガス等より炭酸ガスを工業的に回収し
、これを深海中に投入することによって、大気中の炭酸
ガス濃度増大を抑制するという考えがある。この考えは
、海洋表層の海水は表面が大気と接しているとともに、
海流等の動きがあって、大気とのか＼ゎりが大きいが、
大体１００ｍより深い部分の海水の動きは非常に少なく
、表層の海水との交流が少ないため、もし回収した炭酸
ガスを適切に深海に投入すれば、その炭酸ガスは長期間
にわたり、或は半永久的に大気中に出てくることはなく
、更に深海海水中には大気中の数十倍の炭酸ガスが溶存
しており、これに炭酸ガスを投入した場合の影響は微小
であると推定されることに基づいている。
問題が世界的に論じられているが、この問題の対策の一
つとして、燃焼排ガス等より炭酸ガスを工業的に回収し
、これを深海中に投入することによって、大気中の炭酸
ガス濃度増大を抑制するという考えがある。この考えは
、海洋表層の海水は表面が大気と接しているとともに、
海流等の動きがあって、大気とのか＼ゎりが大きいが、
大体１００ｍより深い部分の海水の動きは非常に少なく
、表層の海水との交流が少ないため、もし回収した炭酸
ガスを適切に深海に投入すれば、その炭酸ガスは長期間
にわたり、或は半永久的に大気中に出てくることはなく
、更に深海海水中には大気中の数十倍の炭酸ガスが溶存
しており、これに炭酸ガスを投入した場合の影響は微小
であると推定されることに基づいている。
第４図は炭酸ガスを船によって海上輸送し、深海に投入
する従来技術の一例を示す概略説明図である。
する従来技術の一例を示す概略説明図である。
火力発電設備２１のボイラから発生する炭酸ガスを含ん
だ燃焼排ガス中から炭酸ガス処理装置２２により炭酸ガ
スを分離回収したのち固体化し、いわゆる固体炭酸ガス
（通称ドライアイス）を製造する。この固体炭酸ガスの
温度は大気圧下で約−７８℃であるが、船積されるまで
固体炭酸ガス貯金２３に一時的に貯蔵された後、固体炭
酸ガス輸送船２４に積込まれ、水深３０００ｍの海域ま
で約２００マイル海」−輸送され、こ＼で海中に投下さ
れる。固体炭酸ガスの比重は約１．５であり、自重によ
って深海に沈降する。
だ燃焼排ガス中から炭酸ガス処理装置２２により炭酸ガ
スを分離回収したのち固体化し、いわゆる固体炭酸ガス
（通称ドライアイス）を製造する。この固体炭酸ガスの
温度は大気圧下で約−７８℃であるが、船積されるまで
固体炭酸ガス貯金２３に一時的に貯蔵された後、固体炭
酸ガス輸送船２４に積込まれ、水深３０００ｍの海域ま
で約２００マイル海」−輸送され、こ＼で海中に投下さ
れる。固体炭酸ガスの比重は約１．５であり、自重によ
って深海に沈降する。
輸送船２４は投入後光の岸壁に戻り、繰返し固体炭酸ガ
スの輸送、投入作業を行う。
スの輸送、投入作業を行う。
」二連した従来の炭酸ガス深海投棄方法には次のような
問題点がある。
問題点がある。
■ 回収した炭酸ガスを固体化する場合は、液化の場合
に比べて設備費及び設備、運転のための動力費が高くな
り、更に船への積込作業等が煩雑である。
に比べて設備費及び設備、運転のための動力費が高くな
り、更に船への積込作業等が煩雑である。
■ 船外へ投下された固体化炭酸ガスは、深海に達する
まで盛んに気化するので沈降途中での損失が大である。
まで盛んに気化するので沈降途中での損失が大である。
■ 計画されている投下海域以外の海域での投下が不法
に行われ易く、炭酸ガスの深海投棄がいつ、どこに、ど
れだけの量が投棄されたか適確な把握が困難である。
に行われ易く、炭酸ガスの深海投棄がいつ、どこに、ど
れだけの量が投棄されたか適確な把握が困難である。
本発明は、」二連のような問題点を解決するだめの炭酸
ガスの深海投棄方法を提供することを目的とする。
ガスの深海投棄方法を提供することを目的とする。
本発明は排ガス中の炭酸ガスと海水とをガス混合排出装
置に混入し、これを海水放出管を介して深海中に投棄す
ることを特徴とする排ガスの海中投棄方法である。
置に混入し、これを海水放出管を介して深海中に投棄す
ることを特徴とする排ガスの海中投棄方法である。
炭酸ガスは１気圧の水中に重量比で１２％溶解するとい
われており、海水投入管の長さは下向］Ｏｍで、炭酸ガ
スが十分溶解する。
われており、海水投入管の長さは下向］Ｏｍで、炭酸ガ
スが十分溶解する。
第１図は本発明における実施例の説明図、第２図は第１
図の一部拡大図、第３図はガス混合排出装置の作用説明
図を示す。
図の一部拡大図、第３図はガス混合排出装置の作用説明
図を示す。
図において１は火力発電設備等におけるボイラ、２は排
ガス処理装置で内部に図示されない送風機を具え、ダク
トを介してボイラ１に結合されている。４はガスダクト
で、」二記排ガス処理装置２と後述のガス混合排出装置
８との間に連通している。
ガス処理装置で内部に図示されない送風機を具え、ダク
トを介してボイラ１に結合されている。４はガスダクト
で、」二記排ガス処理装置２と後述のガス混合排出装置
８との間に連通している。
５は煙突で、下端部は切換弁３を介して排ガス処理装置
２に連通している。６は海水ダクトで、海水ポンプ７を
介してガス混合排出装置８に連通している。同ガス混合
排出装置８は海面１３上に接地され、海中に組立てられ
たプラットホーム９に取付けられている。１２は海水放
出管で上端部はガス混合排出装置８に接合され、下端部
は深海中に挿入されている。
２に連通している。６は海水ダクトで、海水ポンプ７を
介してガス混合排出装置８に連通している。同ガス混合
排出装置８は海面１３上に接地され、海中に組立てられ
たプラットホーム９に取付けられている。１２は海水放
出管で上端部はガス混合排出装置８に接合され、下端部
は深海中に挿入されている。
なお１０はガスダクト４の支柱、Ｉ４はノズルである。
ボイラ１より発生した排ガスは、排ガス処理装置２にて
脱硫、脱硝とともに炭酸ガスを回収し、送風機１１を稼
動させてガスダクト４を介し第２図に示したガス混合排
出装置８に送り込む。
脱硫、脱硝とともに炭酸ガスを回収し、送風機１１を稼
動させてガスダクト４を介し第２図に示したガス混合排
出装置８に送り込む。
ガス混合排出装置８に送られた炭酸ガスは、第３図のよ
うに海水ダクト６を経て送られた海水との流量比に応じ
た気液二相流となって降下し、１０ｍも進めば完全に溶
解されて海水放出管１２により深海中に放出される。（
第２．３図参照） なお炭酸ガスの水中への混合、溶解システムは、地熱ガ
ス、地下還元技術において確立されている。（アメリカ
特許Ｎｏ、 ４６３２６０１及び特願昭６３−２５３０
５６号） 〔発明の効果〕 ■ 回収した炭酸ガスは液化、固体化の必要がないため
設備費が安く、船舶等による運搬費を要しない。
うに海水ダクト６を経て送られた海水との流量比に応じ
た気液二相流となって降下し、１０ｍも進めば完全に溶
解されて海水放出管１２により深海中に放出される。（
第２．３図参照） なお炭酸ガスの水中への混合、溶解システムは、地熱ガ
ス、地下還元技術において確立されている。（アメリカ
特許Ｎｏ、 ４６３２６０１及び特願昭６３−２５３０
５６号） 〔発明の効果〕 ■ 回収した炭酸ガスは液化、固体化の必要がないため
設備費が安く、船舶等による運搬費を要しない。
■ 炭酸ガスの深海投棄位置、量が適格に把握できる。
■ 炭酸ガスの水中への易溶性を利用するため、他のエ
ネルギー（ポンプ、送風等）が小容量でよい。
ネルギー（ポンプ、送風等）が小容量でよい。
第１図；本発明による実施例の説明図、第２図；第１図
の一部拡大図、第３図；本実施例における作用説明図、
第４図；従来の炭酸ガス深海投棄方法の説明図である。
の一部拡大図、第３図；本実施例における作用説明図、
第４図；従来の炭酸ガス深海投棄方法の説明図である。
Claims (1)
- 排ガス中の炭酸ガスと海水とをガス混合排出装置に混
入し、これを海水放出管を介して深海中に投棄すること
を特徴とする排ガスの海中投棄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1327340A JPH03188924A (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 排ガスの海中投棄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1327340A JPH03188924A (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 排ガスの海中投棄方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03188924A true JPH03188924A (ja) | 1991-08-16 |
Family
ID=18198045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1327340A Pending JPH03188924A (ja) | 1989-12-19 | 1989-12-19 | 排ガスの海中投棄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03188924A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6406219B1 (en) | 2000-08-31 | 2002-06-18 | Jolyon E. Nove | Greenhouse gas emission disposal from thermal power stations |
| JP2019524424A (ja) * | 2016-06-11 | 2019-09-05 | 彭斯干 | 海洋炭素の回収及び貯留方法並びに設備 |
| WO2022268002A1 (zh) * | 2021-06-23 | 2022-12-29 | 彭斯干 | 化石燃料热力系统及其二氧化碳减排方法和设备 |
| WO2024140859A1 (zh) * | 2022-12-28 | 2024-07-04 | 彭斯干 | 净零碳化石能源生产方法、ccs系统及蓝碳电站 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0194916A (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-13 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 高圧海水中での炭酸ガス溶解方法 |
-
1989
- 1989-12-19 JP JP1327340A patent/JPH03188924A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0194916A (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-13 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 高圧海水中での炭酸ガス溶解方法 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2019524424A (ja) * | 2016-06-11 | 2019-09-05 | 彭斯干 | 海洋炭素の回収及び貯留方法並びに設備 |
| WO2022268002A1 (zh) * | 2021-06-23 | 2022-12-29 | 彭斯干 | 化石燃料热力系统及其二氧化碳减排方法和设备 |
| GB2625453A (en) * | 2021-06-23 | 2024-06-19 | Peng Sigan | Fossil fuel thermodynamic system and carbon dioxide emission reduction method and device thereof |
| WO2024140859A1 (zh) * | 2022-12-28 | 2024-07-04 | 彭斯干 | 净零碳化石能源生产方法、ccs系统及蓝碳电站 |
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