JPH03188820A - 野菜切り機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、野菜などの切削を行う野菜切り機に関するも
のである。

従来の技術 従来この種の野菜切り機は、第４図〜第６図のような構
造になっていた。第４図〜第６図において、駆動モータ
１を内蔵した本体２と、この本体２上に載置されて駆動
モータ１により回転する回転板３を内蔵する容器４と、
この容器４の上部開口を覆い材料投入口５を備えた蓋６
と、この材料投入口５に挿入されて野菜などを押し込む
押込棒７と、回転板３の上面に着脱自在に取付けられる
２種類のカッター取付板Ａ８およびカッター取付板Ｂ９
とを有し、カッター取付板へ８上面にはスライスカッタ
ーＩＯを備え、またカッター取付板Ｂ９の上面にはスラ
イスカッター１０とほぼ垂直な多数個の垂直カッター１
１とを備えている。

また、カッター取付板Ａ８．Ｂ９のそれぞれのスライス
カッター１０に対応する位置には、切削した食品を下方
に取出す開口１２が設けられ、これらカッター取付板Ａ
８．Ｂ９がそれぞれ回転板３に装着されると、それぞれ
のスライスカッター１０および開口１２の下方に回転板
３の排出口１３が位置するように位置規制される。

上記構成において、回転板３にカッター取付板Ｂ９を装
着している場合は、材料投入口５から押込棒７により野
菜などの食品を供給し電源スィッチ（図示せず）を入れ
運転すると、駆動モータ１の回転にともないカッター取
付板９が回転し、まず垂直カッター１１により食品下端
部は垂直方向に切れ目が入り、次にスライスカッター１
０により水平方向に切断されることにより、切断分離さ
れ、断面形状が四角の直方体形状の切断片が回転板３の
排出口Ｉ３から排出され、容器４の下部にたまる。

この直方体形状の切断片は食品がたとえば大根。

にんじんであれば、さし身のけんまたはサラダなどに用
いられる。

また、回転板３にカッター取付板Ａ８を装着した場合は
、上記同様に、スライスカッター１０によるスライスの
みがされることとなる。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、カッター取付板はスライス
用、ケンギリ用にそれぞれ必要となり、それぞれにスラ
イスカッターを固定しなければならず、商品として高価
になるばかりでなく、収納する際にかさばるということ
があった。

本発明は上記問題を解決するもので、１個の取付板のみ
で違った切削調理を可能とすることにより収納スペース
を小さくし、商品を安価に構成することができる野菜切
り機を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 前記問題を解決するために、本発明の野菜切り機は、回
転板上に固定してほぼ垂直な多数個の垂直カッターおよ
びスライスカッターを設け、前記回転板上にほぼ回転中
心に対して２方向で着脱自在に装着ができる取付板とを
設け、取付板は、回転板上に設けられた垂直カッターに
嵌合する孔と、前記垂直カッターを覆うことができる突
起部と、さらに前記スライスカッターより大きくてこれ
に嵌合することができる２個の開口部とを備え、前記取
付板を回転板へ装着する方向によって前記垂直カッター
を前記孔から露出するか、あるいは垂直カッターを前記
突起部により覆うようにするとともに、前記開口部のう
ちの１つから前記スライスカッターを露出するように構
成したものである。

作用 前記した構成により、まずケン切りを行う場合は、取付
板の孔と回転板上の垂直カッターとを嵌合させ、またス
ライスを行なう場合はカッター取付板の突起部と回転板
上の垂直カッターとを嵌合させるよう、取付板を回転板
に装着すれば良く、これらのいずれの場合でもスライス
カッターは取付板を通して露出することになる。また、
回転板に取付板を装着しないで切削を行うと、けん切り
において取付板の板厚分だけ高さ方向に余分に厚く切削
調理できることになる。このように取付板１個で違った
切削調理が可能となり、便利に使用できる。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。

第１図（１）　（ｂ）は本発明の一実施例の野菜切り機
のけん切り時における要部平面図およびその断面図、第
２図（ａｌ　（ｂ）は同野菜切り機のスライス時におけ
る要部平面図およびその断面図、第３図は同野菜切り機
の断面図である。第１図〜第３図において、駆動モータ
２Ｉを内蔵した本体２２と、この本体２２上に載置され
て駆動モータ２１により回転する回転板２３を内蔵する
容器２４と、この容器２４の上部開口を覆い、食品を投
入する材料投入口２５を備えた蓋２６と、材料投入口２
５に挿入されて食品を下方に押込む押込棒２７と、前記
回転板２３上に固定されたほぼ垂直な多数個の垂直カッ
ター２８およびスライスカッター２９と、はぼ回転中心
０に対して対称な２方向で着脱自在に装着ができ、カッ
ターの選択使用を可能にした取付板３０とを有し、この
取付板２７は、はぼ回転中心０に対して互いに対称に位
置する孔３１および突起部３２と、さらに、２個の開口
部３３とを備え、孔３１は回転板２３に設けられた垂直
カッター２８より僅かに大きくてこれに嵌合可能であり
、また突起部３２は垂直カッター２８を覆うことができ
、さらに開口部３３はスライスカッター２９より僅かに
大きくてこれに嵌合可能であり、回転板２３に取付板３
０を装着したときに、垂直カッター２８と孔３１または
突起部３２とが、またスライスカッター２９と開口部３
３とが互いに嵌合するよう構成されている。また、突起
部３２は、回転板２３が回転するときに、食品が共廻り
しないように一方の側面が傾斜部に構成されている。

また、回転板２３には、スライスカッター２９により切
削した食品を取付板３０の開口部３３を通して下方に排
出するための排出口３４が設けられている。

さらに回転板２３には、スライスカッター２９に嵌合し
ない側の開口部３３に対応する位置にこれと嵌合する補
助突起３５が設けられ、取付板３０の上面と段差が生じ
ないように取付板３０の厚さ分だけの高さを有している
。また同様に孔３１が垂直カッター２８に嵌合していな
いときに、この孔３１に対応する位置にも、これと嵌合
する補助突起３６が設けられている。

上記構成において、その動作を説明する。材料投入口２
５から押込棒２７により野菜などの食品を供給し電源ス
ィッチ（図示せず）を入れ運転すると、電動機２１の回
転により回転板２３とともに取付板３０も回転する。ま
ず垂直カッター２８と孔３１とが嵌合するように回転板
２３に取付板３０を装着している場合（第１図）は、食
品は取付板３０の上面をすべり、まず垂直カッター２８
により垂直方向に切り目が入る。その後スライスカッタ
ー２９により水平方向に切断され、断面が四角形の直方
体状の切断片が回転板２３の排出口３４を通じて容器２
４の下部にたまる。

この直方体状の切断片は食品がたとえば大根、にんじん
であれば、さし身のけんまたはサラダなどに用いられる
。

次に、突起部３２と垂直カッター２８とが嵌合するよう
に取付板３０を回転板２３に装着した場合（第２図）は
、食品は補助突起３５．３６を容易に通過して取付板３
０上をすべり、その後、突起部３２に達すると、食品は
傾斜部から乗り越えて再び取付板３０の上面まで下がり
、次のスライスカッター２９によりスライスされる。以
下同様にスライスをくり返えす。

また、回転板２３に取付板３０を装着しないで切削を行
うと、ケン切りにおいて取付板３０の板厚分だけ高さ方
向に余分に厚く、切削調理が可能である。

このように本実施例の野菜切り機によれば、１個の取付
板のみで回転板に装着する方向を１８０゜換えれば、ス
ライスおよびケン切り調理というふうに違った切削調理
が可能となり、さらに取付板を装着しないで切削すれば
、ケン切りにおいて取付板の板厚分だけ余分厚いケン切
り調理となる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、ケン切り調理する場合は
回転板に設けた垂直カッターと取付板の孔とを嵌合させ
、また、スライス調理する場合は回転板の垂直カッター
を取付板の突起部を嵌合させるよう取付板を回転板に装
着すれば良く、１個の取付板にて２種類の違った切削調
理が可能となり、さらに取付板を回転板に装着しないで
切削すれば、ケン切りにおいて少し厚いケン切り調理が
でき、商品を安価に提供でき、また収納スペースを小さ
く構成できる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）　（ｂ）は本発明の一実施例の野菜切り機
におけるけん切り時の要部平面図および断面図、第２図
は同野菜切り機におけるスライス時の要部平面図および
断面図、第３図は同野菜切り機の断面図、第４図は従来
の野菜切り機におけるけん切り時の要部平面図、第５図
は同従来の野菜切り機におけるスライス時の要部平面図
、第６図は同従来の野菜切り機の断面図である。 ２１・・・駆動モータ、２２・・・本体、２３・・・回
転板、２４・・・容器、２６・・・蓋、２８・・・垂直
カッター、２９・・・スライスカッター、３０・・・取
付板、３１・・・孔、３２・・・突起部、３３・・・開
口部、３４・・・排出口、３５．３６・・・補助突起。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、本体と、本体内に取付けられた駆動モータと、この
   駆動モータにより回転する回転板を内蔵する容器と、こ
   の容器の上部開口を覆う蓋と、前記回転板上に固定され
   たほぼ垂直な多数個の垂直カッターおよびスライスカッ
   ターと、前記回転板上にほぼ回転中心に対して２方向で
   着脱自在に装着が可能な取付板を有し、この取付板は、
   回転板上に設けられた垂直カッターに嵌合する孔と、前
   記垂直カッターを覆うことができる突起部と、さらに前
   記スライスカッターより大きくてこれに嵌合することが
   できる２個の開口部とを備え、前記取付板を回転板へ装
   着する方向によって前記垂直カッターを前記孔から露出
   するか、あるいは垂直カッターを前記突起部により覆う
   ようにするとともに、前記開口部のうちの１つから前記
   スライスカッターを露出するように構成した野菜切り機
   。