JPH03188480A - ホログラフィック・ステレオグラムの作製方法 - Google Patents

ホログラフィック・ステレオグラムの作製方法

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JPH03188480A
JPH03188480A JP32720589A JP32720589A JPH03188480A JP H03188480 A JPH03188480 A JP H03188480A JP 32720589 A JP32720589 A JP 32720589A JP 32720589 A JP32720589 A JP 32720589A JP H03188480 A JPH03188480 A JP H03188480A
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    • G03H1/26Processes or apparatus specially adapted to produce multiple sub- holograms or to obtain images from them, e.g. multicolour technique
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    • G03H2001/269Two and more than two steps recording process

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は白色光再生型のデイスプレィ・ホログラムの一
つであるリップマンタイプのホログラフィック・ステレ
オグラムの作製方法に係り、特に1回のホログラム撮影
のみで作製し得るようにしたホログラフィック・ステレ
オグラムの作製方法に関するものである。
[従来の技術] 近年、出版あるいは印刷業等においては、書籍や雑誌の
表紙、挿絵、ギフト、ノベルティ、あるいは有価証券、
クレジットカード、ICカードの偽造を防止するための
手段として、ホログラムが多く利用されてきている。こ
の種のホログラムとしては種々のものがあるが、その一
つとしてリップマンタイプのホログラフィック会ステレ
オグラムがある。
すなわち、人が物を見て立体であると感じるのは、左目
と右目とで物を見る位置(角度)が異なるために、両目
で見える像が異なっていることによっている。このため
、左右の目の位置から物体を見た時の平面像がそれぞれ
の目に入るようにすると、物体像は立体像として感じら
れる。このことから、物体を色々な位置から撮影した平
面像が、それぞれに対応した位置から観察できるように
すると、元の位置に物体が存在しているように見えるデ
イスプレィができる。そして、このような両眼の視差を
利用して平面像から立体像を作るデイスプレィ・ホログ
ラムを、ホログラフィック・ステレオグラムと称してい
る。
通常のホログラフィック・ステレオグラムは、異なった
位置から見た時の物体の平面像が記録しである縦に細長
いホログラムが、物体を見た時の位置に対応させて横一
列に並べられたものである。
この時の縦に細長い一つ一つのホログラムを要素ホログ
ラムという。そして、このホログラフィック・ステレオ
グラムを再生させて像を見る場合、左右の目には要素ホ
ログラムを通してそれぞれの位置から見た時の物体の平
面像が観察される。このため、物体像は立体像として観
察される。
ところで、この種のホログラフィック・ステレオグラム
は、従来以下のような工程で作製されている。
(1)原画の作製工程 この工程では、例えば第4図に示すように、被写体(以
下、物体と称する)1に対してカメラ2を横方向に移動
させながら、ホログラムに記録する物体1を撮影するこ
とにより、異なった角度から物体1を見た時に対応した
平面画像が作製される。具体的には、次のようにして行
なわれる。
すなわち、まずホログラフィック・ステレオグラムに記
録しようとしている物体1が、斜め横からカメラ2で撮
影される。次に、物体1に対してカメラ2を横方向に一
定の距離だけ移動し、移動し終えたらその位置で再び物
体1が撮影される。
次に、上記と同じ距離だけカメラ2を移動する。
以上のような、物体1の撮影と、カメラ2の横移動とい
う操作が何度も繰り返して行なわれる。この撮影によっ
て、カメラ2のフィルム上の1こま1こまには、横方向
に一定距離ずつ異なった位置から物体1を見た場合に対
応した平面の画像が記録されることになる。そして、こ
れら異なった角度から見た一連の平面画像が、ホログラ
フィック・ステレオグラムの原画として用いられる。
(2)ホログラムの撮影工程 原画の1こまに記録されている物体1の平面画像は、例
えば第5図に示すような光学系を用いて、一つの要素ホ
ログラムとして記録される。具体的には、次のようにし
て行なわれる。
すなわち、まず原画フィルム3の1こまに記録されてい
る平面画像が、レーザー光源4からビームスプリッタ−
5、ミラー6.7、レンズ8.9を介して発するレーザ
ー光によって照明される。
このレーザー光は原画フィルム3の画像を通過し、投影
レンズ10によってスクリーン11上に当該画像の投影
像が映し出される。そして、この映し出された投影像が
要素ホログラムの被写体に対応し、ここから物体光とし
ての光が、フィルムの前にあるスリット12を通して、
ホログラムを記録する感光材料面を持つ乾板13に露光
される。
一方、原画フィルム3を照明したのと同じレーザー光源
4から、ビームスプリッタ−5、レンズ14.15を介
して発するレーザー光が、参照光として、フィルムの前
の縦に細長いスリット16を通して、ホログラムを記録
する感光材料面を持つ乾板13に斜めから露光される。
そして、これらの2つの光、すなわち投影像からの物体
光と、斜めから入る参照光との干渉によって、投影され
た1こまの画像を記録した1つの縦に細長い要素ホログ
ラムが作られる。
(3)ステレオグラムの作製工程 上述のようにして、一つの平面画像を一つの要素ホログ
ラムに記録し終えたならば、原画フィルム3を次のこま
に代える。また、ホログラムを記録する方の乾板13を
、原画撮影時の移動間隔に対応させて横方向に移動する
。そして、次の1こまの画像をレーザー光で照明し、上
述と同様にして前に記録したホログラムの隣に、現在の
こまの投影画像が縦長のホログラムとして記録される。
以上の1こまの画像の要素ホログラムへの撮影と、次の
1こまへ移るための原画フィルム3、乾板13の移動と
いう操作が繰り返して行なわれ、各こまの画像が記録さ
れた縦長の要素ホログラムが、それぞれのこまの原画撮
影時の位置に対応して横一列に並んでいるものが作られ
る。そして、このようにして作られたものが、ホログラ
フィック・ステレオグラムとなる。
ところで、通常のホログラフィック・ステレオグラムの
画像は、レーザー光で再生しなければ観察スることがで
きないことから、白色光で再生できるホログラムを作製
するには、一つの方法として波長選択性を持っているリ
ップマン・ホログラムが利用される。そして、一般に白
色光で再生するホログラムの場合、像がホログラム面か
ら離れた位置に再生されるほど像のぼけが大きくなるた
め、普通はホログラム面の近くに像が再生されるように
作られる。しかし、通常のホログラフィック・ステレオ
グラムでは、物体像はホログラム面からかなり離れた位
置にできている。このため、白色光再生型のリップマン
タイプのホログラフィック・ステレオグラムを作製する
場合には、まず通常のホログラフィック・ステレオグラ
ムを作ってから、第6図に示すようにその再生像を乾板
面上に結像させて、再生された物体像をイメージ型のホ
ログラムとして撮影している。この時のイメージ型のホ
ログラムの作製工程は、以下のようになる。
すなわち、ホログラフィックやステレオグラムを作製す
る時に用いたのと同じ波長のレーザー光で照明する。こ
の時、レーザー光源17からのレーザー光は、ビームス
プリッタ−18、ミラー19、レンズ20.21を通し
て、各要素ホログラムを撮影した時の参照先の反対の方
向から入光させる。これにより、ホログラフィック・ス
テレオグラム22の各要素ホログラムから、記録されて
いる平面画像がそれぞれ実像として再生される。
そして、それぞれの再生像は、新たにホログラムを記録
する乾板23の上に結像される。この時の結像する光が
、リップマン・ホログラムの物体光として働く。一方、
ホログラフィック・ステレオグラム23を照明するのに
用いたのと同じレーザー光源17からの光で、ビームス
プリッタ−18、ミラー24、レンズ25.26を通し
て、物体光の反対の面から参照光として乾板23が照明
される。そして、この2つの光の干渉によって、乾板2
3には物体像がリップマン・ホログラムとして記録され
る。
このようにして作製したりツブマン・ホログラムを、撮
影の時の参照光と反対の方向から照明して、撮影の時に
ホログラフィック・ステレオグラムを置いてあった位置
から観察すると、そのホログラフィック・ステレオグラ
ムをレーザー光で再生して見た場合と同じ像が観察され
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述したような従来のリップマンタイプ
のホログラフィック・ステレオグラムの作製方法では、
レーザー光再生型のホログラフィック・ステレオグラム
を作ってから、その再生像でもう一度すツブマン・ホロ
グラムを作るという工程で行なわれていることから、ホ
ログラムの撮影を2回行なう必要があった。このため、
次のような種々の問題があった。
(a)ホログラフィック・ステレオグラムの作製に、長
い時間がかかる。
(b)光学系が2つ必要であり、作製コストが高くなる
(c)作製が困難で手間がかかり、作製者の負担が重く
なる。
本発明は上述のような問題を解決するために成されたも
ので、面倒なホログラムの撮影回数を1回のみに減らし
、短時間でかつ容易にしかもコスト的に高くなることな
くリップマンタイプのホログラフィック・ステレオグラ
ムを作製することが可能なホログラフィック・ステレオ
グラムの作製方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために本発明では、被写体に対し
てカメラを横方向に一定の距離ずつ移動させながらホロ
グラムに記録する物体を撮影して、カメラの1こま1こ
まに横方向に異なった角度から物体を見た時の平面画像
を記録し、それぞれのこまの中で縦に細長い部分の一つ
に対応した画像が映っている部分を、撮影した位置に対
応させて横一列に並べてホログラムの原画を作製する工
程と、この工程で作製された原画から、光学系を用いて
ホログラムを記録する乾板面に縦に細長いリップマン・
ホログラムを記録する工程と、これらの各工程を繰り返
して縦に細長いリップマン・ホログラムをその位置に対
応させて横一列に並べて、乾板上にリップマンタイプの
ホログラフィック・ステレオグラムを撮影する工程とか
ら成っている。
[作 用] 従って本発明では、リップマンタイプのホログラフィッ
ク・ステレオグラムを作製するに際して、まずカメラを
横方向に移動させながらホログラムに記録する物体を撮
影して、1こま1こまに横方向に異なった角度から物体
を見た時の平面画像を記録し、各こまの中で縦に細長い
部分の一つに対応した画像が映っている部分を、撮影し
た位置に対応させて横一列に並べてホログラムの原画が
作製され、次にこの原画からホログラムを記録する乾板
面に縦に細長いリップマン・ホログラムが記録され、以
上の工程を繰り返して縦に細長いリップマン・ホログラ
ムをその位置に対応させて横一列に並べて、乾板上にリ
ップマンタイプのホログラフィック・ステレオグラムが
撮影される。
これにより、ホログラムの撮影回数が1回のみで済み、
短時間で容易にリップマンタイプのホログラフィック・
ステレオグラムを作製することができる。
[実施例] 本発明は、1回のホログラム撮影のみで、ホログラム面
の近くに物体像が再生されるリップマンタイプのホログ
ラフィック・ステレオグラムを作製するもので、この作
製の際に、通常のホログラフィック舎ステレオダラムを
作製する場合と同様に、縦に細長い部分に分割してホロ
グラムを撮影していくものである。
以下、上記のような考え方に基づく本発明の一実施例に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
第1図は、本発明によるリップマンタイプのホログラフ
ィック・ステレオグラムの作製方法を実現するための光
学系の全体構成例を示す概要図であり、同図(a)は平
面図、同図(b)は正面図をそれぞれ示している。第1
図において、レーザー光源30からのレーザー光をビー
ムスプリッタ−31で2つに分割し、一方のレーザー光
をミラー32.33、レンズ34.35を介して原画フ
ィルム36を通過させ、この通過したレーザー光を投影
レンズ37、円筒型の凹レンズ38、円筒型の凸レンズ
39を通して、ホログラムを記録する乾板40面に原画
像を結像するようにしている。
また、目の細かいレンチキュラー板41を図示のように
乾板40の直前に配設して、色々な方向に光が散らばる
ようにしている。さらに、乾板40の前面側および後面
側には、図示のようにスリット42aおよび42bを設
けている。一方、ビームスプリッタ−31からの他方の
レーザー光を、ミラー43.44、レンズ45.46を
介して、上記円筒型の凸レンズ39からのレーザー光と
反対の面から乾板40に入光され、これら双方のレーザ
ー光の干渉によって縦に細長いリップマン・ホログラム
を記録するようにしている。
次に、本実施例によるリップマンタイプのホログラフィ
ックφステレオグラムの作製方法について説明する。
本実施例のホログラフィック・ステレオグラムは、以下
のような工程で作製される。
(1)原画の作製 通常のホログラフィック・ステレオグラムの原画撮影の
場合と同様に、例えば第2図に示すように、物体47に
対してカメラ48を横方向に一定の距離ずつ移動させな
がら、ホログラムに記録する物体47を撮影する。この
撮影により、カメラ48の1こま1こまには、横方向に
異なった角度から物体47を見た時の平面画像が記録さ
れる。
そして、それぞれのこまの中で、第3図に示すように縦
に細長い部分の一つに対応した画像が映っている部分を
抜き出し、これらを第3図に示すように撮影した位置に
対応させて横一列に並べる。
そして、このようにして作られた、横方向に異なった角
度から同じ部分を見た時の像が記録しである平面画像を
、ホログラムの原画フィルム36として用いる。
(2)縦に細長いホログラムの撮影 上述のようにして作られた原画フィルム36から、第1
図に示すような光学系を用いて、縦に細長いホログラム
をつくる。この光学系では、原画フィルム36を通過し
たレーザー光が、投影レンズ37、円筒型の凹レンズ3
8、円筒型の凸レンズ39を通って、ホログラムを記録
する乾板40面に、縦に細長い原画の像を結像する。こ
の時に、第2図で物体47に対してθの角度となるaの
位置から撮影した像に対応する部分を通った光は、第1
図(a)でLaの経路に沿って乾板40に斜め横方向か
らθの角度で入光し、他の角度から撮影した像の部分も
、同様に乾板40にそれぞれの原画を撮影した角度から
入光する。これにより、乾板40に入光する光は、前述
したイメージ型のりツブマン・ホログラムを記録する時
の物体光と同じく、横方向のある角度からその部分を見
た時の像が、同じ角度から乾板40面に結像される光と
なる。
ただし、従来の物体光と違い、縦方向に拡散光となって
いないため、第1図(b)に示すように目の細かいレン
チキュラー板41を乾板40の直前に挿入して、色々な
方向に光が散らばるようにする。そして、この光と、同
じレーザー光源30から発して反対の面から乾板40に
入光するレーザー光との干渉によって、縦に細長いリッ
プマン・ホログラムを記録する。
(3)リップマンタイプφホログラフィック・ステレオ
グラムの作製 上述のような操作を繰り返して、縦に細長いリップマン
・ホログラムを、その位置に対応させて横一列に並べて
作る。そして、このようにして作られたものが、リップ
マンタイプのホログラフィック・ステレオグラムとなり
、白色光で再生すると、従来の方法で作ったホログラフ
ィック・ステレオグラムと同じ再生像を観察することが
できる。
上述したように本実施例では、リップマンタイプのホロ
グラフィック・ステレオグラムを作製するに際して、物
体47に対してカメラ48を横方向に一定の距離ずつ移
動させながらホログラムに記録する物体47を撮影して
、カメラ48の1こま1こまに横方向に異なった角度か
ら物体47を見た時の平面画像を記録し、それぞれのこ
まの中で縦に細長い部分の一つに対応した画像が映って
いる部分を、撮影した位置に対応させて横一列に並べて
ホログラムの原画フィルム36を作製し、この作製され
た原画フィルム36から、光学系を用いてホログラムを
記録する乾板40面に縦に細長いリップマン・ホログラ
ムを記録し、これらの各工程を繰り返して縦に細長いリ
ップマン・ホログラムをその位置に対応させて横一列に
並べて、乾板40上にリップマンタイプのホログラフィ
ック・ステレオグラムを撮影するようにしたものである
従って、面倒なホログラムの撮影回数が1回のみで済む
ことから、以下のような種々の効果が得られるものであ
る。
(a)ホログラフィック・ステレオグラムの作製時間を
、著しく短縮することが可能となる。
(b)光学系が一つで済むため、ホログラフィック・ス
テレオグラムの作製コストを低くすることが可能となる
(C)ホログラフィック・ステレオグラムの作製の手間
が省け、作製作業が容易で、作製者の作業負担を大幅に
軽減することが可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、面倒なホログラム
の撮影回数を1回のみに減らし、短時間でかつ容易にし
かもコスト的に高くなることなくリップマンタイプのホ
ログラフィック・ステレオグラムを作製することが可能
なホログラフィック・ステレオグラムの作製方法が提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるホログラフィック・ステレオグラ
ムの作製方法を実現するための光学系の一実施例を示す
全体構成図、第2図および第3図は同実施例におけるホ
ログラフィック・ステレオグラムの作製方法を説明する
ための図、第4図ないし第6図は従来のリップマンタイ
プのホログラフィック・ステレオグラムの作製方法を説
明するための図である。 30・・・レーザー光源、31・・・ビームスプリッタ
−32,33・・・ミラー 34.35・・・レンズ、
36・・・原画フィルム、37・・・投影レンズ、38
・・・円筒型の凹レンズ、39・・・円筒型の凸レンズ
、40・・・乾板、41・・・レンチキュラー板、42
a、42b−スリット、43.44−・・ミラー45.
46・・・レンズ、47・・・物体、48・・・カメラ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 被写体に対してカメラを横方向に一定の距離ずつ移動さ
    せながらホログラムに記録する物体を撮影して、カメラ
    の1こま1こまに横方向に異なった角度から物体を見た
    時の平面画像を記録し、それぞれのこまの中で縦に細長
    い部分の一つに対応した画像が映っている部分を、撮影
    した位置に対応させて横一列に並べてホログラムの原画
    を作製する工程と、 前記工程で作製された原画から、光学系を用いてホログ
    ラムを記録する乾板面に縦に細長いリップマン・ホログ
    ラムを記録する工程と、 前記工程を繰り返して縦に細長いリップマン・ホログラ
    ムをその位置に対応させて横一列に並べて、乾板上にリ
    ップマンタイプのホログラフィック・ステレオグラムを
    撮影する工程と、 から成ることを特徴とするホログラフィック・ステレオ
    グラムの作製方法。
JP1327205A 1989-12-19 1989-12-19 ホログラフィック・ステレオグラムの作製方法 Expired - Lifetime JP2884646B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1996002873A1 (en) * 1994-07-19 1996-02-01 Hologram Technology International, Inc. Image recording medium and method of making same
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