JP2882082B2 - ホログラフィック・ステレオグラムおよびその作成方法 - Google Patents

ホログラフィック・ステレオグラムおよびその作成方法

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JP2882082B2 JP3089863A JP8986391A JP2882082B2 JP 2882082 B2 JP2882082 B2 JP 2882082B2 JP 3089863 A JP3089863 A JP 3089863A JP 8986391 A JP8986391 A JP 8986391A JP 2882082 B2 JP2882082 B2 JP 2882082B2
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隆 西原
進 高橋
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/26Processes or apparatus specially adapted to produce multiple sub- holograms or to obtain images from them, e.g. multicolour technique
    • G03H1/268Holographic stereogram

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、白色光再生型のディス
プレイ・ホログラムの一つである白色光再生型のホログ
ラフィック・ステレオグラムおよびその作成方法に係
り、特に白色光で再生した時の画像のぼけを全体的に少
なくし得るようにしたホログラフィック・ステレオグラ
ムおよびその作成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、出版あるいは印刷業等において
は、書籍や雑誌の表紙、挿絵、ギフト、ノベルティ、あ
るいは有価証券、クレジットカ―ド、ICカ―ドの偽造
を防止するための手段として、ホログラムが多く利用さ
れてきている。この種のホログラムとしては種々のもの
があるが、その一つとして白色光再生型のホログラフィ
ック・ステレオグラムがある。
【0003】すなわち、人が物を見て立体であると感じ
るのは、左目と右目とで物を見る位置(角度)が異なる
ために、両目で見える像が異なっていることによってい
る。このため、左右の目の位置から被写体を見た時の平
面画像(2次元画像)がそれぞれの目に入るようにする
と、被写体画像は立体画像(3次元画像)として感じら
れる。このことから、被写体を色々な位置から撮影した
平面画像が、それぞれに対応した位置から観察できるよ
うにすると、元の位置に被写体が存在しているように見
えるディスプレイができる。そして、このような両眼の
視差を利用して平面画像から立体画像を作るディスプレ
イ・ホログラムを、ホログラフィック・ステレオグラム
と称している。
【0004】通常のホログラフィック・ステレオグラム
はレーザー再生型で、異なった位置から見た時の被写体
の平面画像が記録してある縦に細長いホログラムが、物
体を見た時の位置に対応させて横一列に並べられたもの
である。この時の縦に細長い一つ一つのホログラムを要
素ホログラムという。そして、このホログラフィック・
ステレオグラムを再生させて像を見る場合、左右の目に
は要素ホログラムを通してそれぞれの位置から見た時の
被写体の平面画像が観察される。このため、被写体画像
は立体画像として観察される。白色光再生型のホログラ
フィック・ステレオグラムは、通常は、このようなレー
ザー再生型のホログラフィック・ステレオグラムをマス
ターホログラムとして用い、その再生像をイメージ型の
リップマン・ホログラムまたはレインボー・ホログラム
として記録することにより作成される。
【0005】以下、レーザー再生型のホログラフィック
・ステレオグラムをマスターホログラムとして用いて、
白色光再生型のホログラフィック・ステレオグラムを作
成する方法について説明する。
【0006】カメラを横方向に一定ピッチずつ移動させ
ながら、被写体を撮影することにより、被写体を異なっ
た方向から見た時の平面画像を記録する。そして、こう
して得られた複数枚の平面画像を、ポジ画像としてフィ
ルムに出力する。
【0007】次に、このフィルムをホログラフィック・
ステレオグラムとして用いて、図8に示すような光学系
でレーザー再生型のホログラフィック・ステレオグラム
を作成する。すなわち、レーザー光11は、原画フィル
ム12を照明した後、投影レンズ13によってスクリー
ン14上に1枚の平面画像を結像し、スリット15を通
して乾板16に達する。また、同じレーザー光源から発
した平行なレーザー光17は、スリット15を通して斜
め上から参照光として乾板16を照明する。そして、こ
の2つのレーザー光の干渉によって、乾板16上に短冊
状の要素ホログラムが記録される。さらに、乾板16の
位置をスリット15の幅ずつ移動させながら、複数枚の
画像を次々にホログラムとして記録していくことによ
り、各位置から被写体を見た時の平面画像が記録された
要素ホログラムが横一列に並んだレーザー再生型のホロ
グラフィック・ステレオグラムが合成される。
【0008】次に、このようにして作成したレーザー再
生型のホログラフィック・ステレオグラムをマスター・
ホログラムとして用いて、図9に示すような光学系でリ
ップマン・ホログラムを作成するか、図10に示すよう
な光学系でレインボー・ホログラムを作成することによ
り、白色光再生型のホログラフィック・ステレオグラム
を作成する。
【0009】すなわち、まず、図9において、レーザー
光21は、ホログラフィック・ステレオグラムの合成時
の参照光と反対の方向から、マスター・ホログラムであ
るホログラフィック・ステレオグラム22を照明し、こ
のホログラフィック・ステレオグラム22の各要素ホロ
グラムに記録された画像をホログラム乾板23の位置に
再生する。また、同じレーザー光源から発したレーザー
光24は、反対の面からホログラム乾板23を照明す
る。そして、この2つのレーザー光の干渉によって、リ
ップマン・ホログラムを記録することにより、白色光再
生型のホログラフィック・ステレオグラムが作成され
る。
【0010】また、図10において、レーザー光25
は、ホログラフィック・ステレオグラムの合成時の参照
光と反対の方向から、マスター・ホログラムであるホロ
グラフィック・ステレオグラム26を照明し、このホロ
グラフィック・ステレオグラム26の各要素ホログラム
に記録された画像を、スリット27を通してホログラム
乾板28の位置に再生する。また、同じレーザー光源か
ら発したレーザー光29は、斜めからホログラム乾板2
8を照明する。そして、この2つのレーザー光の干渉に
よって、レインボー・ホログラムを記録することによ
り、白色光再生型のホログラフィック・ステレオグラム
が作成される。
【0011】以上のようにして作成された白色光再生型
のホログラフィック・ステレオグラムは、作成時の参照
光と反対の方向から白色光で照明してやると、作成時の
マスター・ホログラムの位置から各要素ホログラムに対
応した画像を観察することができ、立体画像として感じ
られる。
【0012】ところで、ホログラフィック・ステレオグ
ラムは、通常のホログラムと異なって、平面画像(2次
元画像)から、立体画像(3次元画像)のホログラムを
作成するので、ホログラムに撮影できる被写体の制限が
少なく、基本的に写真として撮影できるものであればホ
ログラムにすることができるため、白色光再生型のホロ
グラフィック・ステレオグラムは、立体ディスプレイと
して極めて優れたものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の従来の白色光再生型のホログラフィック・ステレオグ
ラムでは、画像の奥行きが大きくなるにつれて画像のぼ
けが大きくなる。そのため、このタイプのホログラムで
も奥行きを大きくとることができず、例えば、被写体の
背景となる建物(や風景)をバックにして、被写体の主
体となる人物を撮影するといった基本的な構図でも、ホ
ログラムにすると、図6に示すように背景像である建物
像の奥行きが大きくなり、図7に示すようにバックの建
物がほとんど識別できない程に、画像がぼけてしまうと
いう大きな問題があった。
【0014】本発明は上述のような問題を解決するため
に成されたもので、白色光で再生した時の画像のぼけを
全体的に少なくすることが可能なホログラフィック・ス
テレオグラムおよびその作成方法を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、主体と背景からなる
被写体に対してカメラを横方向に一定のピッチずつ移動
させながら被写体を撮影して、カメラの1こま1こまに
横方向に異なった角度から被写体を見た平面画像(2次
元画像)を記録し、それらを原画として作成される白色
光再生型のホログラフィック・ステレオグラムにおい
て、カメラを第1のピッチずつ移動させて撮影された主
体像と、カメラを第1のピッチよりも小さい第2のピッ
チずつ移動させて撮影された背景像とを合成した像を、
ホログラムの原画として用いるようにしている。
【0016】また、請求項2に記載の発明では、主体と
背景からなる被写体に対してカメラを横方向に一定のピ
ッチずつ移動させながら被写体を撮影して、カメラの1
こま1こまに横方向に異なった角度から被写体を見た平
面画像(2次元画像)を記録し、それらを原画として作
成される白色光再生型のホログラフィック・ステレオグ
ラムの作成方法において、ホログラムの原画を作成する
に際して、主体の撮影と背景の撮影とをそれぞれ別々に
行ない、主体の撮影は、カメラを第1のピッチずつ移動
させて行ない、背景の撮影は、カメラを第1のピッチよ
りも小さい第2のピッチずつ移動させて行ない、これら
の得られた主体像と背景像の各画像を合成することによ
り、ホログラムの原画を作成するようにしている。
【0017】
【作用】従って、本発明においては、主体の撮影と背景
の撮影とをそれぞれ別々に行ない、主体の撮影はカメラ
を第1のピッチずつ移動させて行ない、背景の撮影はカ
メラを第1のピッチよりも小さい第2のピッチずつ移動
させて行ない、これらの得られた主体像と背景像の各画
像を合成することによってホログラムの原画を作成し、
この原画を白色光再生型のホログラフィック・ホログラ
ムの原画として用いることにより、全体の画像の中で、
背景像部分を実際よりも偏平にして奥行きを減少して画
像全体の奥行きを小さくすることができるため、白色光
で再生した時の画像のぼけが全体的に少ないホログラフ
ィック・ステレオグラムを作成することができる。
【0018】
【実施例】まず、本発明の考え方について説明する。
【0019】ホログラフィック・ステレオグラムの原画
は、被写体に対してカメラを横方向に一定のピッチずつ
移動させながら被写体を撮影することにより、横方向に
異なった角度から被写体を見た平面画像(2次元画像)
を得ることによって作成される。通常のホログラフィッ
ク・ステレオグラムの場合には、原画像からホログラム
を作成する時に、被写体(原画)を撮影した時と同じ角
度でその画像が観察できるようにするので、もともと同
じ立体感の画像が得られる(図4)。ところが、元より
大きい角度で画像が見られるようにホログラムを作成す
ると、得られる画像は、被写体が奥行き方向につぶれた
ように変形したようなものとなる。そこで、このことを
利用して、背景像の原画を作成する時に、カメラを移動
するピッチを小さくとって撮影してやると、ホログラム
になった時に偏平した画像が得られ、画像の奥行きが小
さくなる(図5)。
【0020】従って、本発明では、背景部分を全体の画
像の中で、奥行きの大きい背景部分に対して、ホログラ
フィック・ステレオグラムの原画を作成する段階で、正
面から見た時に自然なパースペクティブになるような形
で偏平に変形することによって、背景部分の奥行きを減
少して画像全体の奥行きを小さくすることにより、白色
光で再生した時の画像のぼけが全体的に少ないホログラ
フィック・ステレオグラムを作成するものである。
【0021】以下、上記のような考え方に基づく本発明
の一実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
【0022】本実施例のホログラフィック・ステレオグ
ラムは、主体と背景からなる被写体に対してカメラを横
方向に一定のピッチずつ移動させながら被写体を撮影し
て、カメラの1こま1こまに横方向に異なった角度から
被写体を見た平面画像(2次元画像)を記録し、それら
を原画として作成される白色光再生型のホログラフィッ
ク・ステレオグラムにおいて、カメラを第1のピッチず
つ移動させて撮影された主体像と、カメラを第1のピッ
チよりも小さい第2のピッチずつ移動させて撮影された
背景像とを合成した像を、ホログラムの原画として用い
て構成するようにしている。
【0023】図1は、本実施例によるホログラフィック
・ステレオグラムの原画を作成するための撮影系の構成
例を示す概要図である。図1において、ホログラフィッ
ク・ホログラムの原画を作成するに時に、主体となる人
物の撮影と、背景となる建物の撮影とをそれぞれ別々に
行なう。すなわち、まず主体となる人物の撮影は、通常
のホログラフィック・ステレオグラムの原画撮影の場合
と全く同様に、人物1に対してカメラ2を横方向に一定
の第1のピッチP1ずつ移動させて人物1の撮影を行な
い、人物1を異なった角度から見た平面画像(2次元画
像)を得る。次に、背景となる建物3の撮影は、同じ撮
影系を用いるが、この場合建物3に対してカメラ2を横
方向に第1のピッチP1よりも小さい第2のピッチP2
(P2<P1)ずつ移動させて建物3の撮影を行ない、
建物3を異なった角度から見た平面画像(2次元画像)
を得る。しかる後に、このようにして得られた人物像4
と建物像5の各画像をコンピュータ等によって合成する
ことにより、奥行きの小さい背景のホログラフィック・
ホログラムの原画を作成する。この原画からホログラフ
ィック・ステレオグラムを作成すると、人物1は普通の
立体感で、建物3は奥行き方向に縮んだような画像のホ
ログラムを得ることができる。
【0024】図2は本実施例のホログラフィック・ステ
レオグラムを見た時の再生画像の奥行きを示す図、図3
は本実施例のホログラフィック・ステレオグラムを正面
から見た時の再生画像を示す図である。図2に示すよう
に、全体の画像の中で、背景像となる建物像5部分が実
際よりも偏平して奥行きが減少して画像全体の奥行きが
小さくなり、図3に示すように、白色光で再生した時の
画像のぼけが全体的に少ないホログラフィック・ステレ
オグラムを作成することができる。
【0025】上述したように本実施例では、カメラ2に
よって、主体となる人物1の撮影と、背景となる建物3
の撮影とをそれぞれ別々に行ない、主体となる人物1の
撮影はカメラ2を第1のピッチP1ずつ移動させて行な
い、背景となる建物3の撮影はカメラを第1のピッチP
1よりも小さい第2のピッチP2(P2<P1)ずつ移
動させて行ない、これらの得られた人物像4と建物像5
の各画像を合成することによってホログラムの原画を作
成し、この原画をホログラフィック・ホログラムの原画
として用いるようにしたものである。
【0026】従って、全体の画像の中で、背景像となる
建物像5部分を実際よりも偏平にして奥行きを減少して
画像全体の奥行きを小さくすることができるため、白色
光で再生した時の画像のぼけが全体的に少ないホログラ
フィック・ステレオグラムを得ることが可能となる。ま
た、一般にホログラフィック・ステレオグラムでは、画
像の飛びをなくすために、奥行きのある被写体をホログ
ラムにする場合、より多くの原画が必要であるが、本実
施例の方法では、原画の数を少なくすることができるた
め、原画撮影の手間が少なくてすみ、その分だけ作成時
間を短縮化することが可能となる。
【0027】尚、上記実施例では、主体となるものが人
物で、背景となるものが建物である場合について述べた
が、これに限らず例えば、主体となるものが船で、背景
となるものが海や山である場合、また主体となるものが
建物や車で、背景となるものが山である場合等、主体と
なるものと、背景の奥行きが大きく異なる場合につい
て、本発明を同様に適用して前述と同様の効果が得られ
るものである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、主
体の撮影と背景の撮影とをそれぞれ別々に行ない、主体
の撮影はカメラを第1のピッチずつ移動させて行ない、
背景の撮影はカメラを第1のピッチよりも小さい第2の
ピッチずつ移動させて行ない、これらの得られた主体像
と背景像の各画像を合成することによってホログラムの
原画を作成し、この原画をホログラフィック・ホログラ
ムの原画として用いるようにしたので、白色光で再生し
た時の画像のぼけを全体的に少なくすることが可能なホ
ログラフィック・ステレオグラムおよびその作成方法が
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるホログラフィック・ステレオグラ
ムの原画を作成するため撮影系の構成例を示す概要図。
【図2】同実施例におけるホログラフィック・ステレオ
グラムを見た時の再生画像の奥行きを示す図。
【図3】同実施例におけるホログラフィック・ステレオ
グラムを正面から見た時の再生画像を示す図。
【図4】ホログラフィック・ステレオグラムの原画を作
成する時の通常の方法を説明するための概要図。
【図5】ホログラフィック・ステレオグラムの原画を作
成する時の本発明の方法の考え方を説明するための概要
図。
【図6】従来のホログラフィック・ステレオグラムを見
た時の再生画像の奥行きを示す図。
【図7】従来のホログラフィック・ステレオグラムを正
面から見た時の再生画像を示す図。
【図8】レーザー再生型のホログラフィック・ステレオ
グラムを作成するため光学系の構成例を示す概要図。
【図9】レーザー再生型のホログラフィック・ステレオ
グラムをマスター・ホログラムとして用いてリップマン
・ホログラムを作成するための光学系の構成例を示す概
要図。
【図10】レーザー再生型のホログラフィック・ステレ
オグラムをマスター・ホログラムとして用いてレインボ
ー・ホログラムを作成するための光学系の構成例を示す
概要図。
【符号の説明】
1…人物、2…カメラ、3…建物、4…人物像、5…建
物像。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03H 1/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主体と背景からなる被写体に対してカメ
    ラを横方向に一定のピッチずつ移動させながら前記被写
    体を撮影して、カメラの1こま1こまに横方向に異なっ
    た角度から前記被写体を見た平面画像(2次元画像)を
    記録し、それらを原画として作成される白色光再生型の
    ホログラフィック・ステレオグラムにおいて、前記カメ
    ラを第1のピッチずつ移動させて撮影された主体像と、
    前記カメラを第1のピッチよりも小さい第2のピッチず
    つ移動させて撮影された背景像とを合成した像を、前記
    ホログラムの原画として用いるようにしたことを特徴と
    するホログラフィック・ステレオグラム。
  2. 【請求項2】 主体と背景からなる被写体に対してカメ
    ラを横方向に一定のピッチずつ移動させながら前記被写
    体を撮影して、カメラの1こま1こまに横方向に異なっ
    た角度から前記被写体を見た平面画像(2次元画像)を
    記録し、それらを原画として作成される白色光再生型の
    ホログラフィック・ステレオグラムの作成方法におい
    て、前記ホログラムの原画を作成するに際して、前記主
    体の撮影と前記背景の撮影とをそれぞれ別々に行ない、
    前記主体の撮影は、前記カメラを第1のピッチずつ移動
    させて行ない、前記背景の撮影は、前記カメラを第1の
    ピッチよりも小さい第2のピッチずつ移動させて行な
    い、これらの得られた主体像と背景像の各画像を合成す
    ることにより、前記ホログラムの原画を作成するように
    したことを特徴とするホログラフィック・ステレオグラ
    ムの作成方法。
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