JPH03187600A - 圧電型振動板 - Google Patents
圧電型振動板Info
- Publication number
- JPH03187600A JPH03187600A JP32653389A JP32653389A JPH03187600A JP H03187600 A JPH03187600 A JP H03187600A JP 32653389 A JP32653389 A JP 32653389A JP 32653389 A JP32653389 A JP 32653389A JP H03187600 A JPH03187600 A JP H03187600A
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- piezoelectric ceramic
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- metal substrate
- piezoelectric
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Links
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Landscapes
- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
この発明は圧電セラミック板を用いた圧電型スピーカの
改良に関する。
改良に関する。
［従来の技術］
圧電型スピーカは、振動素子として通常真鍮、アルミニ
ウム、ステンレス等の円形の金属基板に円形の圧電セラ
ミック板を重合わせて結合した構成を有している。そし
て、当該圧電型スピーカは通常圧電ブザー等に多用され
、又近年では自動販売機における合成音の再生に使用さ
れ始めている。
ウム、ステンレス等の円形の金属基板に円形の圧電セラ
ミック板を重合わせて結合した構成を有している。そし
て、当該圧電型スピーカは通常圧電ブザー等に多用され
、又近年では自動販売機における合成音の再生に使用さ
れ始めている。
ところが、周知のごとく圧電型スピーカは低域再生が困
難である点、共振・反共振の繰返しによる周波数特性の
暴れが大きい点等よりして、音楽再生用として使用する
には充分に特性を有しているとはいえなかった。
難である点、共振・反共振の繰返しによる周波数特性の
暴れが大きい点等よりして、音楽再生用として使用する
には充分に特性を有しているとはいえなかった。
その為、種々の改良が提案されている。
例えば、低域再生を向上せしめるためには圧電セラミッ
ク板及び金属基板の厚さを薄くすることにより、基本共
振周波数（ｒｏ ）を低くする試みとか、金属基板の材
質、形状、支持構造を改良する事により共振・反共振に
よるピーク・デイツプの発生を抑制することが試みられ
ている。又、実開昭５５−２１６２８号公報、実開昭５
７−１６３８９８号公報に開示されたように圧電振動板
を楕円形にし、電気的に双峰特性をもたせるようにした
圧電型スピーカも提案されている。
ク板及び金属基板の厚さを薄くすることにより、基本共
振周波数（ｒｏ ）を低くする試みとか、金属基板の材
質、形状、支持構造を改良する事により共振・反共振に
よるピーク・デイツプの発生を抑制することが試みられ
ている。又、実開昭５５−２１６２８号公報、実開昭５
７−１６３８９８号公報に開示されたように圧電振動板
を楕円形にし、電気的に双峰特性をもたせるようにした
圧電型スピーカも提案されている。
［発明が解決しようとする問題点］
しかるに従来のこのような圧電型スピーカは音楽再生を
可能にするまでの必要な再生帯域と、平坦な周波数特性
を得るまでには至っていなかった。
可能にするまでの必要な再生帯域と、平坦な周波数特性
を得るまでには至っていなかった。
例えば、再生帯域を改善するために、圧電セラミック板
の厚さを薄くすることが試みられているが、圧電セラミ
ック板の剛性が低くなり、金属基板からの歪みが加わる
結果高調波歪が増大する問題があった。
の厚さを薄くすることが試みられているが、圧電セラミ
ック板の剛性が低くなり、金属基板からの歪みが加わる
結果高調波歪が増大する問題があった。
Ｅ問題を解決するための手段］
この発明は、楕円形圧電セラミック板を楕円形金属基板
に接着結合した圧電振動板において、圧電セラミック板
及び金属基板を特定の形状に形成し、且つ両者の面積比
を特定した圧電振動板である。すなわち、 圧電セラミック板の短径／長径＝０．３３〜０．５金属
基板の短径：長径＝０．３３〜０．６６圧電セラミック
板の面積二金属基板の面積＝０．１６〜０．４１ である圧電振動板である。
に接着結合した圧電振動板において、圧電セラミック板
及び金属基板を特定の形状に形成し、且つ両者の面積比
を特定した圧電振動板である。すなわち、 圧電セラミック板の短径／長径＝０．３３〜０．５金属
基板の短径：長径＝０．３３〜０．６６圧電セラミック
板の面積二金属基板の面積＝０．１６〜０．４１ である圧電振動板である。
［作用］
振動板を上記形状にすることにより、共振を分散させる
ことができ、且つ基本共振周波数、第二次共振周波数及
び第三次共振周波数を十分に離して設定できる。これに
より周波数特性上において音圧レベルの平坦化及び再生
周波数帯の拡大をはかることができる。
ことができ、且つ基本共振周波数、第二次共振周波数及
び第三次共振周波数を十分に離して設定できる。これに
より周波数特性上において音圧レベルの平坦化及び再生
周波数帯の拡大をはかることができる。
［実施例］
第１図において１は楕円形圧電セラミック板であり、２
は楕円形金属基板である。前記圧電セラミック板１と金
属基板２は次表の試料４、試料５及び試料６に示された
寸法を有する。
は楕円形金属基板である。前記圧電セラミック板１と金
属基板２は次表の試料４、試料５及び試料６に示された
寸法を有する。
尚比較例として電極面積が同一の円形圧電セラミック板
と円形金属基板よりなる振動板（試料１）、楕円形圧電
セラミック板と円形金属基板よりなる振動板（試料２）
及び楕円形圧電セラミック板と楕円形金属基板よりなる
振動板（試料３）を作製した（各比較例の振動板の寸法
は次表に示す）。
と円形金属基板よりなる振動板（試料１）、楕円形圧電
セラミック板と円形金属基板よりなる振動板（試料２）
及び楕円形圧電セラミック板と楕円形金属基板よりなる
振動板（試料３）を作製した（各比較例の振動板の寸法
は次表に示す）。
同周波数特性は試料の外周をシリコン樹脂で樹脂フレー
ムに固定した場合のものである。
ムに固定した場合のものである。
試料１では円形の形状に起因する共振のピークが鋭く、
共振周波数間の周波数帯域の音圧が著しく減少する。試
料２のように楕円形の圧電セラミック板と円形の金属基
板との組合せにおいては圧電セラミック板の長径方向の
金属基板領域が大幅に減少するため、剛性が増大し、共
振周波数が周波数の高い方へ（約１．５ＫＨｘ）にシフ
トし、低域の再生が困難となる。
共振周波数間の周波数帯域の音圧が著しく減少する。試
料２のように楕円形の圧電セラミック板と円形の金属基
板との組合せにおいては圧電セラミック板の長径方向の
金属基板領域が大幅に減少するため、剛性が増大し、共
振周波数が周波数の高い方へ（約１．５ＫＨｘ）にシフ
トし、低域の再生が困難となる。
試料３のように圧電セラミック板及び金属基板の長短比
（短径／長径）を小さくすると共振が分散して音圧が平
坦化するが全体の音圧が減少する問題がある。これは、
長短比を小さくすると共振周波数が離れすぎる原因によ
るものである。試料４以下のように長短比を０．３３以
上にすることにより良好な周波数特性が得られた。又圧
電セラミック板の長短比が０．５以上及び金属基板の長
短比が０．６６以上においては共振周波数が接近すると
いう円形振動板の特性が現われ好ましくなかった。
（短径／長径）を小さくすると共振が分散して音圧が平
坦化するが全体の音圧が減少する問題がある。これは、
長短比を小さくすると共振周波数が離れすぎる原因によ
るものである。試料４以下のように長短比を０．３３以
上にすることにより良好な周波数特性が得られた。又圧
電セラミック板の長短比が０．５以上及び金属基板の長
短比が０．６６以上においては共振周波数が接近すると
いう円形振動板の特性が現われ好ましくなかった。
更に、圧電セラミックと金属基板の面積比においては試
料３に示す０．１５以下では音圧が減少する傾向を示し
、又０．４１以上では３〜６ＫＨ！において音圧が大き
く減少することが分かった。以上のことから楕円形圧電
セラミックと楕円形金属基板の組み合わせよりなる圧電
振動板においては試料４．５及び６で示す 圧電セラミック板の短径／長径＝ＯＪ３〜０．５金属基
板の短径：長径＝０．３３〜０．６６圧電セラミック板
の面積二金属基板の面積＝０．１６〜０．４１ の範囲内において周波数特性の平坦化を達成しつつ従来
の圧電振動板と同程度の音圧を維持することができた。
料３に示す０．１５以下では音圧が減少する傾向を示し
、又０．４１以上では３〜６ＫＨ！において音圧が大き
く減少することが分かった。以上のことから楕円形圧電
セラミックと楕円形金属基板の組み合わせよりなる圧電
振動板においては試料４．５及び６で示す 圧電セラミック板の短径／長径＝ＯＪ３〜０．５金属基
板の短径：長径＝０．３３〜０．６６圧電セラミック板
の面積二金属基板の面積＝０．１６〜０．４１ の範囲内において周波数特性の平坦化を達成しつつ従来
の圧電振動板と同程度の音圧を維持することができた。
［発明の効果］
以上に説明したこの発明によれば音圧の低下を発生する
ことなく周波数特性の平坦化を達成することができた。
ことなく周波数特性の平坦化を達成することができた。
第１図はこの発明実施例の圧電振動板の上面図、第２図
は従来及びこの発明実施例の圧電振動板の周波数特性図
である。
は従来及びこの発明実施例の圧電振動板の周波数特性図
である。
Claims (1)
- 楕円形圧電セラミック板を楕円形金属基板に同心状に
結合した圧電振動板において、圧電セラミック板の短径
／長径が０．３３〜０．５であり、金属基板の短径／長
径が０．３３〜０．６６であり、且つ圧電セラミック板
の面積／金属基板の面積が０．１６〜０．４１であるこ
とを特徴とする圧電型振動板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32653389A JPH03187600A (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 圧電型振動板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32653389A JPH03187600A (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 圧電型振動板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03187600A true JPH03187600A (ja) | 1991-08-15 |
Family
ID=18188895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32653389A Pending JPH03187600A (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 圧電型振動板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03187600A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09271098A (ja) * | 1996-04-02 | 1997-10-14 | Nec Corp | 電気音響変換器 |
| JP2012015760A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Nec Corp | 発振装置 |
-
1989
- 1989-12-15 JP JP32653389A patent/JPH03187600A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09271098A (ja) * | 1996-04-02 | 1997-10-14 | Nec Corp | 電気音響変換器 |
| JP2012015760A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Nec Corp | 発振装置 |
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