JPH0318687Y2 - - Google Patents

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JPH0318687Y2
JPH0318687Y2 JP17456685U JP17456685U JPH0318687Y2 JP H0318687 Y2 JPH0318687 Y2 JP H0318687Y2 JP 17456685 U JP17456685 U JP 17456685U JP 17456685 U JP17456685 U JP 17456685U JP H0318687 Y2 JPH0318687 Y2 JP H0318687Y2
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gas
regulator
case
communication recess
hole
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JP17456685U
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はガスエンジンのガスレギユレータに関
し、特にガスレギユレータの調圧力の補正を容易
にする技術に関する。
〈従来技術〉 近年では、例えば電力事情の都合等で自家発電
用にガスエンジンが多用されるようになつた。
ところでガスエンジンに使用する都市ガス等、
燃料ガスの種類が今まで使用してきたものと変更
される場合がある。このような場合には燃料ガス
の種類に応じて燃料ガスの供給量を当該ガスエン
ジンに適するように再調整する必要があり、それ
には、ガスレギユレータのバイパス及びガス流量
調節器のガス供給量を調節する必要がある。
一方、ガスレギユレータは従来より第6図に示
すような構造となつている。即ち、ガスレギユレ
ータ18のケース本体19の底壁19aにガス入
口24を、周壁19bにガス出口31をあけ、ガ
ス入口24をケース本体19内の調圧室23に連
通するとともに、この連通部に弁体25を調圧機
構26で開閉制御可能に設け、ケース底壁19a
の上面にバイパス連通用凹部32を調圧室23に
臨ませて形成し、ケース底壁19a内に形成した
バイパス孔33でガス入口24と調圧室23とを
前記連通用凹部を介して常時連通させ、連通用凹
部32はガス出口31に臨ませて形成され、バイ
パス孔33には、ガス出口31と対向する位置に
燃料ジエツト34が着脱可能に固定されている。
つまり、工場では、通常燃料ジエツト34の交
換作業は必要ではなく、ガス出口31より規定の
燃料ジエツト34が組み付け出来さえすればよい
といという構造になつていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、前記ように後で燃料ガスの種類
が変更され、これに対応させてバイパス孔の燃料
ジエツトをその絞り直径の異なるものと交換しよ
うとすれば、ガス出口管を介して連結されたガス
流量調節器やガス吸入ホース等を外し、次いでね
じ込み接続された出口管をガス出口より取り外さ
なければならない。このため交換作業が容易でな
いだけでなく、ガス出口管のねじ込み接続や、ガ
ス流量調節器、ガス吸入ホース等との連結におい
てガス漏れ事故を生じる危険性がそれだけ高くな
る。つまり工場ではガス漏れ検査等の管理が徹底
し易いのに対して、エンドユーザのもとでは、こ
れらの管理が工場ほど徹底したものとならないき
らいがある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記難点を解消するためになされたも
ので、従来例のガスレギユレータを例えば第1図
〜第3図のように改良したものである。即ち、連
通用凹部32をガス入口24から見てガス出口3
1から外れる方向に形成し、バイパス孔33をガ
ス入口24の周面24aと連通用凹部32の一方
の側面32aとに亘つて形成し、連通用凹部32
の他方の側面32bとケース周壁19bの外周面
とに亘つて燃料ジエツト34交換用の操作孔36
をバイパス孔33に対向させてあけ、操作孔36
を閉止具37で開閉可能に閉止したことを特徴と
するものである。
〈作用〉 燃料ジエツト交換用の操作孔36を閉止してい
る閉止具37を取り外し、この操作孔36を介し
て燃料ジエツト34を交換することができる。こ
れによりガス出口31にねじ込み接続されている
ガス出口管やこれとの接続部には触れる必要がな
く、閉止具37のみを開閉するだけでよいから、
燃料ジエツトの交換作業が容易となり、ガス漏れ
等の安全性もそれだけ改善できることとなる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第5図は縦形水冷ガスエンジンの縦断正面図を
示し、このエンジン1は、クランクケース2の上
方にピストン3を上下摺動自在に収容したシリン
ダブロツク4を一体に形成してあり、シリンダブ
ロツク4の上部にはシリンダヘツド5を順に載置
して固定してある。
シリンダブロツク4に収容されたピストン3は
コネクテイングロツド7でクランク軸8に連結し
てあり、ピストン3の上方には燃焼室9が形成さ
れている。
シリンダブロツク4にはピストン3で開閉制御
される吸気ポート10、排気ポート11及び掃気
ポート12を形成してある。
吸気ポート10の前端開口部10aには混合器
13及びエアクリーナ14が順に取付けてあり、
混合器13は、そのベンチユリ部15に臨んで開
口するノズル16にガス燃料源17をガスレギユ
レータ18及びガス流量調節器40を介して連通
連結してある。
そして、ガスレギユレータ18は第1図〜第3
図に示すように、ケース本体19とケース蓋19
Aとでケース20を形成し、ケース本体19の内
部はダイヤフラム21で大気連通室22と調圧室
23とに区画されている。
本体19のケース底壁19aにはねじ込孔を有
するガス入口24が開口されていて、このガス入
口24の調圧室側開口に弁体25が設けられ、こ
の弁体25はダイヤフラム21で作動する調圧機
構26によつて入口24を開閉し、燃料ガス圧を
調節するように構成されている。
即ち、この調圧機構26はダイヤフラム21の
伸縮に連動し、支軸28で揺動可能に支持された
揺動腕27と、揺動腕27を押し上げる戻しバネ
29と揺動腕27の端部に連通された弁体25と
からなる。エンジン1の吸気負圧で調圧室23が
負圧になると、大気圧によつてダイヤフラム21
が収縮し、これに連動して揺動腕27が戻しバネ
29に抗して押し下げられ、これに連動して弁体
25がガス入口24を開口する。これにより燃料
ガス供給源17から燃料ガスが調圧室23内に流
入し、ガス出口31、ガス出口管38、ガス流量
調節器40、ガス吸入ホース50を経てノズル1
6から混合気内へ供給される。
以下本考案の特徴的な構造について説明する。
ケース本体19の底壁19aの上面には、ガス
入口24の近くにバイパス連通用の凹部32が調
圧室23に臨ませて形成され、この連通用凹部3
2はガス入口24から見てガス出口31から外れ
る方向に形成されている。ケース底壁19a内に
は、ガス入口24のねじ穴周面24aと連通用凹
部32の一方の側面32aとに亘つてバイパス孔
33が形成され、バイパス孔33の出口部に燃料
ジエツト34がねじ込まれている。
またバイパス孔33の延長方向のケース周壁1
9bにボス35が形成され、連通用凹部32の他
方の側面32bとボス35の外端面とに亘つて燃
料ジエツト交換用の操作孔36が形成され、この
操作孔36を閉止用ボルト37で閉止してある。
このボルト37を取外し、この操作孔36よりド
ライバーを挿入して燃料ジエツト34の交換を行
なうことができる。
ガス流量調節器40は、第4図に示すように、
ガス通路41を形成した流量設定具42と、この
流量設定具42を回転可能に収容するケース43
と、流量設定位置を示す指標板とからなる。ケー
ス43には円柱状に形成した流量設定具42を回
動可能に収容する凹設部44を中心にして、その
凹設部44の左右にそれぞれの入口ポート45と
出口ポート46が形成されている。
流量設定具42はケース43の凹設部44に挿
入され、その上から、押え板を兼用した指標板4
7で抜止めしてあり、流量設定具42の上端には
仮想線で示す流量調節用の取手48が固定されて
いる。従つて、取手48の方向を指標板47の標
線に合わせることにより、流量設定具42のガス
通路41をケース43の凹設部44と干渉させて
適宜その通路面積を絞り込み、LPガス用、13A
ガス用及び6B(6C)ガス用に切換えてガス流量を
設定することができる。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案は、ガス出口管とそ
れに接続されたガス流量調節器やガス吸入ホース
等を取外さなくとも操作孔を介し燃料ジエツトの
交換をすることができるから、交換作業が極めて
容易となる。また、燃料ジエツトを交換した後は
操作孔を閉止具で閉じるだけであるから、従来例
と比べてガス漏れ事故発生の確率もそれだけ低下
し、特にエンドユーザのもとでなされる交換作業
の安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の実施例を示し、第1
図は第3図に示すガスレギユレータの−矢視
要部断面図、第2図は同じく第3図の−矢視
縦断面図、第3図はガスレギユレータの内部を示
す平面図、第4図はガス流量調節器の平面図、第
5図は本考案を適用した縦形水冷ガスエンジンの
縦断正面図、第6図は従来例を示すガスレギユレ
ータの縦断面図である。 1……ガスエンジン、13……混合器、17…
…ガス燃料源、18……ガスレギユレータ、19
……ケース本体、19a……ケース底壁、19b
……周壁、20……ケース、21……ダイヤフラ
ム、22……大気連通室、23……調圧室、24
……ガス入口、25……弁体、26……調圧機
構、32……連通用凹部、33……バイパス孔、
34……燃料ジエツト、36……操作孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ガスエンジン1のガスレギユレータ18のケー
    ス本体19の底壁19aにガス入口24を、周壁
    19bにガス出口31をあけ、ガス入口24をケ
    ース本体19内の調圧室23に連通するととも
    に、この連通部に弁体25を調圧機構26で開閉
    制御可能に設け、ケース底壁19aの上面にバイ
    パス連通用凹部32を調圧室23に臨ませて形成
    し、ケース底壁19a内に形成したバイパス孔3
    3でガス入口24と調圧室23とを前記連通用凹
    部を介して常時連通させ、バイパス孔33に燃料
    ジエツト34を着脱可能に内嵌固定して構成した
    ガスエンジンのガスレギユレータにおいて、 連通用凹部32をガス入口24から見てガス出
    口31から外れる方向に形成し、バイパス孔33
    をガス入口24の周面24aと連通用凹部32の
    一方の側面32aとに亘つて形成し、連通用凹部
    32の他方の側面32bとケース周壁19bの外
    周面とに亘つて燃料ジエツト34交換用の操作孔
    36をバイパス孔33に対向させてあけ、操作孔
    36を閉止具37で開閉可能に閉止したことを特
    徴とするガスエンジンのガスレギユレータ。
JP17456685U 1985-11-13 1985-11-13 Expired JPH0318687Y2 (ja)

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JP17456685U JPH0318687Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13

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JP17456685U JPH0318687Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13

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Publication Number Publication Date
JPS6282355U JPS6282355U (ja) 1987-05-26
JPH0318687Y2 true JPH0318687Y2 (ja) 1991-04-19

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JP17456685U Expired JPH0318687Y2 (ja) 1985-11-13 1985-11-13

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JPS6282355U (ja) 1987-05-26

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