JPH03186660A - 変速用油圧クラッチの圧油供給構造 - Google Patents

変速用油圧クラッチの圧油供給構造

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JPH03186660A
JPH03186660A JP32651189A JP32651189A JPH03186660A JP H03186660 A JPH03186660 A JP H03186660A JP 32651189 A JP32651189 A JP 32651189A JP 32651189 A JP32651189 A JP 32651189A JP H03186660 A JPH03186660 A JP H03186660A
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JP
Japan
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clutch
hydraulic
hydraulic clutch
oil
pressure oil
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Application number
JP32651189A
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English (en)
Inventor
Masaru Machida
賢 町田
Muneharu Okamoto
岡本 宗治
Akio Hattori
彰夫 服部
Masayuki Nakamura
正幸 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Kubota Seiki Co Ltd
Original Assignee
Kubota Corp
Kubota Seiki Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/556,338 priority patent/US5117953A/en
Priority to FR909009335A priority patent/FR2650035B1/fr
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば農用トラクタ等に装備される変速用油
圧クラッチの圧油供給構造に関し、詳しくは、走行伝動
系に摩擦式油圧クラッチを介装するとともに、この油圧
クラッチに対する圧油供給路中に、走行変速用切換操作
の開始に伴って圧油供給を停止し、かつ、油圧クラッチ
側の残油を排油するクラッチ切り状態に設定し、変速用
切換操作の完了に伴って圧油を供給するクラッチ入り状
態に設定する油圧パイロット式切換弁を介装してある変
速用油圧クラッチの圧油供給構造に関する。
〔従来の技術〕
上記圧油供給構造において、従来では、例えば特開昭6
3−312522号公報に開示されているように、前記
切換弁をクラッチ切り状態に設定すると、油圧クラッチ
内の作動油は常にタンクの排出するよう構成してあった
〔発明が解決しようとする課題〕
上記したような構造は、変速操作に伴って油圧クラッチ
をシーケンス制御にて自動入り切り構成とし、特別のク
ラッチ操作なしに走行変速操作を行えるようにしたもの
である。
ところで、上記従来構造においては、クラッチ切り操作
の際には例外なく作動油は排出させる構造であるから、
機体の走行を停止する場合には、摩擦板の連れ回りに起
因する動力ロスあるいは不測の機体移動等が生じるのを
有効に阻止できる利点を有するが、機体を走行させなが
ら変速操作する場合には、作動油が無くなったクラッチ
油室に対して新たに圧油を供給しなければならない。従
って、第4図に示すように、クラッチ操作圧は変速操作
と同時に略零圧まで下がった後、油圧ピストンが摩擦板
に接当し始めるまでの所定の初期圧油充填時間(t4)
経過した後順次昇圧されることになるので、クラッチ入
り切り操作のため操作時間(t3)が長くなってこの点
で改善の余地があった。
本発明は、簡単な構造改良により、油圧クラッチの初期
圧油充填時間を短縮させることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕 本発明の特徴は、冒頭に記載した変速用油圧クラッチの
圧油供給構造において、前記切換弁の残油排出用油路に
オリフィスを設けてある点にある。
〔作 用〕
機体走行中に変速操作すると、前記切換弁がクラッチ入
り状態からクラッチ切り状態に切換わった後、再度、ク
ラッチ入り状態に設定されるが、クラッチ切り状態に切
換わる際、油圧クラッチ内の作動油はオリフィスによっ
て流量を制限されながら排出される。
従って、再度クラッチ入り状態に設定される際には、油
圧クラッチ内に一部油が残った状態となる。
〔発明の効果〕
その結果、クラッチ入り状態に再設定される際の初期圧
油充填量は、従来よりも少なくて済むので、充填時間が
短縮され、変速操作を迅速に行えるものとなった。
又、機体を停止する場合には、前記切換弁はクラッチ切
り状態に維持させるから、油圧クラッチ内の残量はオリ
フィスを介して徐々に排油されるので、摩擦板の連れ回
りは生じないのである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第3図に示すように、エンジン(1)からの動力を主ク
ラッチ(2)を介して主変速装置(A)、多板型の油圧
クラッチ(B)、前後進切換装置(C)、副変速装置(
D)、超減速装置(E)夫々に順次伝えると共に、変速
動力を前後車輪(3)、(4)夫々の差動装置(3a)
、 (4a)に伝えるよう走行伝動系を形成し、又、前
記主クラッチ(2)からの動力を変速機構(5)を介し
て外部動力取出し軸(6)に伝えるよう作業用伝動系を
形成して4輪駆動型農用トラクタの駆動系を構成する。
前記主変速装置(A)は、2つのシンクロメツシュ式の
ギヤ変速機構で成り、4段に変速可能であり、前記前後
進切換装置(C)、副変速装置(D)夫々は共にシンク
ロメツシュ式に構成され、又、主変速装置(A)は2つ
の油圧シリンダ(TI)。
(T2)で、副変速装置(D)は単一の油圧シリンダ(
T3)で夫々変速操作を行い、又、前後進切換装置(C
)は手動により変速操作を行うよう構成され、更に、こ
の農用トラクタでは、これら3種の変速操作が行われる
際に、変速操作の開始時に前記油圧クラッチ(B)を切
り操作し、変速操作の完了時に油圧クラッチ(B)を入
り操作することで、前記主クラッチ(2)を切り操作す
ること無く変速を行うための油圧制御系が備えられてい
る。
つまり、前記油圧制御系は第1図に示すように構成され
、この系では、油圧ポンプ(7)からの圧油を油圧クラ
ッチ(B)に供給するための圧油供給路(8)に、漸次
昇圧機構(F)、及び、パイロット圧操作型の切換弁(
9)を介装すると共に、前記3つの油圧シリンダ(TI
)、 (Tz)、 (Ta)を制御するロータリ型の変
速制御弁(lO)、及び、前記切換弁(9)を操作する
パイロット圧を得るためのパイロット油路(11)を分
岐配設してある。
尚、前記油圧シリンダ(T+ )、 (T2 )、 (
T3 )、及び、前後進切換装置(C)の操作系夫々に
は、開閉作動型のチエツク弁(12)・・を連係してあ
り、変通操作時にはチエツク弁夫々の開閉操作により、
切換弁(9)に対するパイロット圧を変化させ、前述の
如く油圧クラッチ(B)を入り切り操作するようになっ
ている。
前記漸次昇圧機構(F)は切換弁(9)が入り操作され
た際において、クラッチ圧の急激な上昇を抑制し、所定
の特性でクラッチ圧の上昇を図るよう構成されている。
つまり、この漸次昇圧機構(F)は、圧油供給路(8〉
からのパイロット油圧で内装するバネ(13)のバネ圧
を漸次増大させながら所定の昇圧特性を現出する油圧室
(図示せず)を備えて構成してあり、この油圧室には、
クラッチ切り状態に設定されるに伴って排油する2位置
切換弁(14)を備えた排油路(15)を接続してある
。又、前記油圧室には、油圧パイロット式アキュムレー
タ(16)を接続し、そのパイロット油路(I7)を前
記副変速装置(D)切換操作用油圧シリンダ(T、)の
高速側操作油路(18)に接続してある。このようにし
て、軸トルクの大きな低速状態ではアキュムレータ(1
6)の機能により昇圧特性を緩やかにしてクラッチ入り
時のショックを少なくするようにしてある。
そして、油圧クラッチ(B)における抑圧ピストン(1
9)が伝動用摩擦板(20)に接当開始する際のミート
圧よりも少し低い設定以下でのみ圧油の通過を許容する
減圧弁(21〉を前記漸次昇圧機構(F)と並列に接続
して、ミートに達するまでの油圧クラッチ(B)におけ
る初期圧油充填時間を短かくするよう構成してある。
前記切換弁(9)における油圧クラッチ(B)からの残
油排出用油路(22)にオリフィス(23)を設けてあ
る。このように、オリフィス(23)を設けることで、
例えば、機体走行中に変速操作した場合、切換弁(9)
がクラッチ入の状態から一旦りラッチ切り状態になった
際に、油圧クラッチ(B)内の残油は一気に排油される
ことがなく一部残った状態で、再度クラッチ入り状態に
復帰することになる。その結果、第2図に示すように、
初期圧油充填時間(t2)が短かいものとなって、変速
操作開始から半クラツチ状態に至るまでの操作時間(t
l)が短くなり、迅速な変速を行えるようになった。
〔別実施例〕
前記オリフィス(23)は切換弁(9)の内部に設ける
ものに代えて、外部の排出油路(22)中に介装しても
よい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明に係る変速用油圧クラッチ
の圧油供給構造の実施例を示し、第1図は油圧回路図、
第2図はクラッチ圧昇圧特性データ、第3図は伝動系統
図である。そして、第4図は従来例のクラッチ圧昇圧特
性データである。 (8)・・・・・・圧油供給路、(9)・・・・・・切
換弁、(22)・・・・・・油路、(23)・・・・・
・オリフィス、(B)・・・・・・油圧クラッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 走行伝動系に摩擦式油圧クラッチ(B)を介装するとと
    もに、この油圧クラッチ(B)に対する圧油供給路(8
    )中に、走行変速用切換操作の開始に伴って圧油供給を
    停止し、かつ、油圧クラッチ側の残油を排油するクラッ
    チ切り状態に設定し、変速用切換操作の完了に伴って圧
    油を供給するクラッチ入り状態に設定する油圧パイロッ
    ト式切換弁(9)を介装してある変速用油圧クラッチの
    圧油供給構造であって、 前記切換弁(9)の残油排出用油路(22)にオリフィ
    ス(23)を設けてある変速用油圧クラッチの圧油供給
    構造。
JP32651189A 1989-07-21 1989-12-15 変速用油圧クラッチの圧油供給構造 Pending JPH03186660A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32651189A JPH03186660A (ja) 1989-12-15 1989-12-15 変速用油圧クラッチの圧油供給構造
GB9015853A GB2235262B (en) 1989-07-21 1990-07-19 Hydraulically controllable transmission
US07/556,338 US5117953A (en) 1989-07-21 1990-07-20 Hydraulically controllable transmission
FR909009335A FR2650035B1 (fr) 1989-07-21 1990-07-20 Transmission hydraulique pour vehicules

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32651189A JPH03186660A (ja) 1989-12-15 1989-12-15 変速用油圧クラッチの圧油供給構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01153848A (ja) * 1987-12-10 1989-06-16 Kubota Ltd 作業車の走行用操作構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01153848A (ja) * 1987-12-10 1989-06-16 Kubota Ltd 作業車の走行用操作構造

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