JPH03186625A - 車両用電磁クラッチの制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両用を磁クラッチの制御装置に関するも
のである。

〔従来の技術］ この種の従来装置（特開昭６０−１４３１号公報）を第
２図に示す０図において、１はクラッチ電流制御手段、
２はクラッチ電流演算手段、３は車載バッテリ、４はタ
ランチコイル４１とスリンブリング４２からなるｉｔ磁
ツクランチ１１．１２は出力トランジスタ、１３はクラ
ッチ電流検出抵抗、１４はクラッチ電流演算手段２から
与えられるアナログクラッチ電流指令信号ＳＩＡとフラ
ンチ電流帰還信号ＳＩＦとの偏差を検出する比較器、１
５は比較器１４の出力によりトランジスタ１１のオンオ
フ信号を発生するパルス幅変調器、１６１７は還流ダイ
オード、１８．１９はトランジスタ１１．１２がいずれ
もオフのとき電磁クラッチ４に微小逆励磁電流を流すた
めの逆励磁抵抗、２０．２１はクラッチ電流制御手段１
の出力端子であり、電磁クラッチ４と接続されている。

クラッチ電流演算手段２は、走行制御情報５ｌｌｌ及び
エンジン制御情報Ｓ、を入力して波形整形するインタフ
ェース回路２３、ディジタルクラッチ電流指令信号Ｓ１
゜を演算するコンピュータ２４及びディジタルｔｆｔ指
令信号ＳＩＤをアナログ電流指令信号Ｓｌ＾に変換する
Ｄ／Ａ変換器２５から構成されている。

上記構成において、クラッチ電ｆＬ演算手段２では走行
制御情報Ｓ０及びエンジン制御情報Ｓ、がインタフェー
ス回路２３に入力され、コンピュータ２４はこれらの情
報からクラ、チトルクに対応したディジタルクラッチを
流指令信号ｓｈｏを肩算し、Ｄ／Ａ変換器２５でこれを
アナログ値ＳＩＡに変換して出力する。クラッチ開放時
には、パルス幅変調器１５の出力及びクラッチ電流演算
回路２からのクラッチ開放信号Ｓ０によってトランジス
タ１１．１２が共にオフとなり、ｉｉｔｍクラッチ４に
は抵抗１８．１９を介して微小逆励磁電流が流れる。又
、クラッチ接続時にはトランジスタ１２はオンのままで
あり、抵抗１３により検出されたクラッチ電磁の帰還値
ＳＩＦと指令（ｉｓ＋ａを比較器１４で比較し、その偏
差をパルス幅変調器１５を介してトランジスタ１１に加
えることによりトランジスタ１１をオンオフし、クラッ
チｔ　ｆＬＩ　Ｃを制御する。なお、トランジスタ１１
がオフのときにはダイオードＩ６に還流′ｒ４流が流れ
る。

又、他の従来例として特開昭６２−２３１８２２号公報
に示されたものがあり、車両の走行状況あるいはドライ
バの操作状況によってクラッチ電流を変更している。

又、一般に、クラッチトルク容量はエンジン最大トルク
より大きくしてあり、直結走行状況ではクラッチすべり
をなくしているが、発進モードやドラッグモードにおい
ては微小電流モードを使用することが多い。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記した従来装置においては、発進モー
ドやドラッグモードでのタラノチトルクの分解能を向上
させるには、ディジタル制御分解能を例えば８ビツトで
あったものを１０〜２０ビツト等に向上させる必要があ
り、コンピュータの出力ボート数が増加すると共にＤ／
Ａ変換器２５の高分解能化も必要となり、高価なものと
なった。

この発明は上記のような課題を解決するために戒された
ものであり、安価でかつクラッチ分解能を向上すること
ができる車両用電磁クラッチの制御′Ｂ装置を得ること
を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る車両用ｔｍクラッチの制御装置は、検出
されたクラッチ電流にクラッチ制御モードに応じて異な
る係数を乗算する乗算手段と、クラッチ電流演算手段の
出力と乗算手段の出力の偏差に応じてクラッチ電流を制
御するクラッチ電流制御手段を設けたものである。

〔作　用］ この発明においては、検出されたクラッチ電流にクラッ
チ制御モードに応じて異なる係数が乗算され、クラッチ
電流の演算値と乗算値の偏差に応じてクラッチ′Ｗ１流
が制御される。従って、発進モードやドラッグモードで
は乗算係数を１以上とすることによりレンジが拡大する
。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を図面とともに説明する。第１
図はこの実施例による車両用電磁クラッチの制御装置の
ｌＩ戒を示し、２２は電流検出抵抗１３によって検出さ
れたクラッチ置　：ｆＬの帰還値ＳＩＦにクラッチ制御
モードに応した係数Ｋを乗算する乗算器で、その出力Ｓ
’ｌｙ＝に一３＋ｙは指令信号Ｓ、と共に比較器１４に
入力され、その偏差に応じてクラッチ電流■。が制御さ
れる。乗算器２２にはクラッチ電流演算手段２からクラ
ッチ制御モードに応じて乗算信号Ｓ８が加えられ、これ
に応じて乗算が行われる。他の構成は従来と同様である
。

第３図は乗算器２２の具体的構成を示し、３０は演算増
幅器で、その十入力端子には帰還値ＳＩＦが入力される
。Ｒ，、Ｒ，はその設定抵抗、３１はトランジスタ、Ｒ
８はトランジスタ３１のへ一ス抵抗である。トランジス
タ３１のベースにはクラッチ制御モードに応じてクラッ
チ電流演算手段２から乗算信号Ｓ、４が印加され、これ
によってトランジスタ３１はオンオフする。トランジス
タ３１がオフのとき、乗算係数に＝１となり、トランジ
スタ３１がオンのとき、乗算係数に＝Ｒ，＋Ｒ，、、と
なる、従って、クラ・ンチ帰還電Ｒ３ 流ＳＩＦとクラッチ電流■、の関係は第４図に示すよう
になり、クラッチ制御モードが発進モードやドラッグモ
ードの場合には乗算係数としてＫ〉１．０を使用するこ
とによりレンジが広がり、クラッチトルクの分解能が向
上する。又、クラ、チ電流が多い直結モードでは、通常
エンジントルクより大きなりランチトルクが得られるよ
うにクラッチ電流を設定しているので、エンジントルク
にほぼ等しいクラッチトルクとなるフランチ電流以上で
は電流制御の分解能は不要であるので、乗算係数をＫ　
＝　１．０とし、従来と同しとする。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、発進モードやドラッグ
モードではクラッチＮａのフィードバック値を１以上の
係数を乗算することによりレンジを拡大し、クラッチト
ルクの分解能を向上することができる。又、このため、
コンピュータの出力ボート数の増加やＤ／Ａ変換器の高
分解能化も必要でなく、安価に構成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明装置の構成図、第２図は従来装置の構
成図、第３図はこの発明による乗算器の回路図、第４図
はこの発明によるクラッチ電流帰還値とクラッチ電流と
の関係図である。 ■・・・クラッチ電流制御手段、２・・・クラッチ電流
演算手段、４・・・クラッチ、１３・・・クラッチ電流
検出抵抗、２２・・・乗算器。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 走行制御情報及びエンジン制御情報を受けて車両用電磁
   クラッチの電流を演算するクラッチ電流演算手段と、ク
   ラッチ電流を検出するクラッチ電流検出手段と、検出さ
   れたクラッチ電流にクラッチ制御モードに応じて異なる
   係数を乗算する乗算手段と、クラッチ電流演算手段の出
   力と乗算手段の出力の偏差に応じてクラッチ電流を制御
   するクラッチ電流制御手段を備えたことを特徴とする車
   両用電磁クラッチの制御装置。