JPH03186612A - すべり軸受装置 - Google Patents
すべり軸受装置Info
- Publication number
- JPH03186612A JPH03186612A JP32562689A JP32562689A JPH03186612A JP H03186612 A JPH03186612 A JP H03186612A JP 32562689 A JP32562689 A JP 32562689A JP 32562689 A JP32562689 A JP 32562689A JP H03186612 A JPH03186612 A JP H03186612A
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- JP
- Japan
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- oil
- oil ring
- rotary shaft
- ring
- recesses
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 40
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 26
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 abstract description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 2
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は横軸形回転機の自己給油方式のすべり軸受装置
に関する。
に関する。
(従来の技術)
横軸形回転機の回転軸を支えるすベリ軸受装置は保守管
理および取扱いの容易な自己給油方式を採用している。
理および取扱いの容易な自己給油方式を採用している。
この自己給油方式はオイルリングを回転軸の回転により
駆動して給油するものである。オイルリングを使用した
従来の自己給油式すベリ軸受装置を第4図および第5図
を参照して説明する。
駆動して給油するものである。オイルリングを使用した
従来の自己給油式すベリ軸受装置を第4図および第5図
を参照して説明する。
回転軸■は軸受■により支持され1回転軸(1)にはオ
イルリング■が吊り下げられ、軸受箱■内の潤滑油■に
その下部が浸っている。回転軸■の回転に伴ってオイル
リング(3)が回転し、このオイルリング■に付着して
汲み上げられた潤滑油■が回転軸■の表面に付着し、軸
受■と回転軸(1)との隙間に供給され潤滑される。
イルリング■が吊り下げられ、軸受箱■内の潤滑油■に
その下部が浸っている。回転軸■の回転に伴ってオイル
リング(3)が回転し、このオイルリング■に付着して
汲み上げられた潤滑油■が回転軸■の表面に付着し、軸
受■と回転軸(1)との隙間に供給され潤滑される。
(発明が解決しようとする課題)
回転軸(1)の周速が高くなると、それにつれてオイル
リング■も高速となり、それに付着した潤滑油■は遠心
力の作用で飛散してしまう、こうして回転軸(1)の周
速度が高速化すると、軸受(2)への給油量が不足する
という現象が呪われる。潤滑油の給油量が不足すると、
油膜が回転軸(1)と軸受■との間隙全体には満たされ
ず、油膜の流体的くさび効果が低減し、最小油膜厚さが
小さくなり、負荷条件によっては油膜が破断し、金属接
触を起し、軸受の損傷を招く恐れがある。
リング■も高速となり、それに付着した潤滑油■は遠心
力の作用で飛散してしまう、こうして回転軸(1)の周
速度が高速化すると、軸受(2)への給油量が不足する
という現象が呪われる。潤滑油の給油量が不足すると、
油膜が回転軸(1)と軸受■との間隙全体には満たされ
ず、油膜の流体的くさび効果が低減し、最小油膜厚さが
小さくなり、負荷条件によっては油膜が破断し、金属接
触を起し、軸受の損傷を招く恐れがある。
これに対し、従来は回転軸の周速が高し)場合は構造が
複雑で高価な強制給油方式等で対応していたが、給油装
置等の別置き装置が必要となり保守管理やスペースなど
の問題があった。
複雑で高価な強制給油方式等で対応していたが、給油装
置等の別置き装置が必要となり保守管理やスペースなど
の問題があった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので1回転軸の周速
が高くなった場合でも、オイルリングにより十分給油で
き、軸受としての性能が維持でき、回転速度に対して適
用範囲の広い、自己給油方式のすべり軸受装置を提供す
ることを目的とする。
が高くなった場合でも、オイルリングにより十分給油で
き、軸受としての性能が維持でき、回転速度に対して適
用範囲の広い、自己給油方式のすべり軸受装置を提供す
ることを目的とする。
〔発明の構成〕
(l[Iiを解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明のすベリ軸受装置は
、潤滑油を回転軸及び軸受に供給するオイルリングに、
オイルリングの回転軸と接触する内径側に、次に示す手
段を構成する。
、潤滑油を回転軸及び軸受に供給するオイルリングに、
オイルリングの回転軸と接触する内径側に、次に示す手
段を構成する。
第■の手段としては、たとえば突き抜けない鍵穴のよう
な、凹部を設ける。また第2の手段としてはオイルリン
グ幅全体に軸方向に平行で、回転方向に傾斜した溝を設
ける。
な、凹部を設ける。また第2の手段としてはオイルリン
グ幅全体に軸方向に平行で、回転方向に傾斜した溝を設
ける。
(作用)
オイルリングが回転して、潤滑油面から離れるとき、オ
イルリング内周面の凹部または溝に潤滑油は溜められ、
そのまま回転軸上部まで選ばれ、この凹部または溝が回
転軸に接触したとき、オイルリングと回転軸間に潤滑油
が凹部または溝から軸表面に流れ出てくることにより、
潤滑油が軸受と回転軸間に供給される。このようにする
と1回転軸およびオイルリングが高速回転しても、自己
給油で運転することができる。
イルリング内周面の凹部または溝に潤滑油は溜められ、
そのまま回転軸上部まで選ばれ、この凹部または溝が回
転軸に接触したとき、オイルリングと回転軸間に潤滑油
が凹部または溝から軸表面に流れ出てくることにより、
潤滑油が軸受と回転軸間に供給される。このようにする
と1回転軸およびオイルリングが高速回転しても、自己
給油で運転することができる。
(実施例)
実施例↓
以下本発明の第1の実施例を第1図により説明する。尚
第工図において第4図、第5図と同一部分には同一符号
を付して説明を省略する。
第工図において第4図、第5図と同一部分には同一符号
を付して説明を省略する。
本実施例上においては、オイルリング(3)の回転軸(
1)と接触する内径側に外周へ突抜かない有底錐穴状の
凹部(8)を矢印で示す回転方向に中心線■を傾斜して
円周上複数個設ける。
1)と接触する内径側に外周へ突抜かない有底錐穴状の
凹部(8)を矢印で示す回転方向に中心線■を傾斜して
円周上複数個設ける。
次に上記実施例1の作用を説明する。
上記のように構成すると、オイルリング(3)が回転し
て潤滑油■の油面から離れるとき、凹部■内には潤滑油
■が入り、オイルリングに汲み上げられた潤滑油0はオ
イルリング■の回転と共に上方へ運ばれる。潤滑油■は
傾斜した凹部(8)に溜められているため、回転による
遠心力のため凹部■の底面に押し付けられることになり
、オイルリング■から飛散することはない、そして、オ
イルリング(3)と回転軸ωが接触する位置において、
潤滑油■はオイルリング■と回転軸■との間の毛細管現
象により、凹部(8)から軸表面に流れ出て、回転軸(
1)に供給された潤滑油ωとなり、軸受■と回転軸■と
の隙間に潤滑油0が供給され、軸受面が潤滑される。
て潤滑油■の油面から離れるとき、凹部■内には潤滑油
■が入り、オイルリングに汲み上げられた潤滑油0はオ
イルリング■の回転と共に上方へ運ばれる。潤滑油■は
傾斜した凹部(8)に溜められているため、回転による
遠心力のため凹部■の底面に押し付けられることになり
、オイルリング■から飛散することはない、そして、オ
イルリング(3)と回転軸ωが接触する位置において、
潤滑油■はオイルリング■と回転軸■との間の毛細管現
象により、凹部(8)から軸表面に流れ出て、回転軸(
1)に供給された潤滑油ωとなり、軸受■と回転軸■と
の隙間に潤滑油0が供給され、軸受面が潤滑される。
尚、凹部の傾斜角度は凹部の中心線(9)が潤滑油0面
と直角にするのが汲み上げ効率が大であるので、なるべ
く直角に近ずけるのがよい。
と直角にするのが汲み上げ効率が大であるので、なるべ
く直角に近ずけるのがよい。
従って、上記実施例1においては1回転軸(1)の周速
が高くなった場合でも回転による遠心力が増大する影響
を受けることなく、オイルリング■により潤滑油ωを軸
受面に十分供給することができ、軸受としての性能をは
たすことが可能となる。
が高くなった場合でも回転による遠心力が増大する影響
を受けることなく、オイルリング■により潤滑油ωを軸
受面に十分供給することができ、軸受としての性能をは
たすことが可能となる。
実施例2
第2図に示す第2の実施例は、実施例1の凹部の中心線
(9)をオイルリング(3)の中心に向けたものであっ
て、凹部加工が容易になり、汲み上げ潤滑油量が小にな
る他、実施例1に準じた作用効果が得られる。
(9)をオイルリング(3)の中心に向けたものであっ
て、凹部加工が容易になり、汲み上げ潤滑油量が小にな
る他、実施例1に準じた作用効果が得られる。
実施例3
第3図に示す第3の実施例は、実施例1の凹部■の代り
にオイルリング(3)の幅全体に切込んだ溝(10)を
設けたもので他は実施例1と同様である。
にオイルリング(3)の幅全体に切込んだ溝(10)を
設けたもので他は実施例1と同様である。
このようにすると、加工が容易である他、溝(10)に
溜る潤滑油量は、オイルリング■の側面に漏れる分だけ
少なくなるが、オイルリング■の幅を大にすれば、汲み
上げ量が大になり、実施例1と同様な作用効果が得られ
る。
溜る潤滑油量は、オイルリング■の側面に漏れる分だけ
少なくなるが、オイルリング■の幅を大にすれば、汲み
上げ量が大になり、実施例1と同様な作用効果が得られ
る。
以上述べたように、本発明によれば、回転軸の周速が高
くなって、オイルリングの回転が速くなり、遠心力が増
大した場合でも、遠心力により潤滑油が飛散することな
く、軸受面に十分潤滑油を供給できるようにしたので、
回転速度に対して適用範囲が広く自己給油方式のすべり
軸受装置を提供することができる。
くなって、オイルリングの回転が速くなり、遠心力が増
大した場合でも、遠心力により潤滑油が飛散することな
く、軸受面に十分潤滑油を供給できるようにしたので、
回転速度に対して適用範囲が広く自己給油方式のすべり
軸受装置を提供することができる。
第1図ないし第3図は本発明の第1ないし第3の実施例
を示すすベリ軸受装置の横断面図、第4図は従来例と本
発明の各実施例に共通な部分を示す縦断面図、第5図は
第4図の従来例の場合のV−v線に沿う矢視横断面図で
ある。 (・・・回転軸、 2・・・軸受、3・・・
オイルリング、 5・・潤滑油、6・・オイルリ
ングに汲み上げられた潤滑油、7・・回転軸に供給され
た潤滑油、 8・・・凹部、 ・・凹部の中心線、 10・・・溝。
を示すすベリ軸受装置の横断面図、第4図は従来例と本
発明の各実施例に共通な部分を示す縦断面図、第5図は
第4図の従来例の場合のV−v線に沿う矢視横断面図で
ある。 (・・・回転軸、 2・・・軸受、3・・・
オイルリング、 5・・潤滑油、6・・オイルリ
ングに汲み上げられた潤滑油、7・・回転軸に供給され
た潤滑油、 8・・・凹部、 ・・凹部の中心線、 10・・・溝。
Claims (2)
- (1)回転機械の回転軸を支持し、この回転軸に吊り下
げたオイルリングによって潤滑油を汲み上げて、給油を
行うすべり軸受装置において、前記オイルリングは回転
軸に接触する内径側に有底錐穴状の凹部を設けたことを
特徴とするすべり軸受装置。 - (2)回転機械の回転軸を支持し、この回転軸に吊り下
げたオイルリングによって潤滑油を汲み上げて給油を行
うすべり軸受装置において、前記オイルリングは回転軸
に接触する内径側にオイルリング幅全体に軸方向に平行
で回転方向に傾斜した溝を設けたことを特徴とするすべ
り軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32562689A JPH03186612A (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | すべり軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32562689A JPH03186612A (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | すべり軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03186612A true JPH03186612A (ja) | 1991-08-14 |
Family
ID=18178959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32562689A Pending JPH03186612A (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | すべり軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03186612A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105972086A (zh) * | 2016-07-12 | 2016-09-28 | 沈超 | 一种油环导体 |
-
1989
- 1989-12-15 JP JP32562689A patent/JPH03186612A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105972086A (zh) * | 2016-07-12 | 2016-09-28 | 沈超 | 一种油环导体 |
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