JPH03186558A - シート材搬送装置 - Google Patents

シート材搬送装置

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JPH03186558A
JPH03186558A JP32697089A JP32697089A JPH03186558A JP H03186558 A JPH03186558 A JP H03186558A JP 32697089 A JP32697089 A JP 32697089A JP 32697089 A JP32697089 A JP 32697089A JP H03186558 A JPH03186558 A JP H03186558A
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JP
Japan
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sheet material
carriage
intermediate tray
sheet
carriage unit
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JP32697089A
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English (en)
Inventor
Naho Wakao
若生 奈保
Masakazu Hiroi
広井 雅一
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、シート材搬送装置に係わり、詳しくは、複写
機等の画像形成装置に装着される中間トレイ(シート材
収納手段)へのシート材の搬送・排出パスに関する。
(ロ)従来の技術 従来、複写機又はプリンタ等の記録装置として例えば静
電記録方式による自動両面複写機があり、この複写機の
自動両面を実施する装置の構成は大きくわけて2つに分
類される。
1つ目の自動両面の構成は、第18図に示す複写8!P
2に配設されたS字型バスを基本構成とするものである
。同図において、複写機P2の複写機本体151の上部
に配設されたプラテン152上には原稿が載置され、こ
の原稿を複写機本体151内の光学系156により走査
して画像形成部157の感光ドラムを露光することによ
り潜像を形成している。この潜像を現像することにより
、画像形成部157にはトナー像が形成される。複写機
本体151には、シート材Sを収納している複数のカセ
ット159.160等が配設されており、さらに複写機
本体151が載置されているキャビネット162内の収
納部163にも多数枚のシート材Sが収納されている。
これらのシート材Sは、各カセットに設けられたローラ
及び分離ローラ等からなる給紙部165により給紙され
る。
給紙部165等の給紙手段により給紙されたシート材S
は、画像形成部157の転写部166においてトナー像
が転写され、さらに搬送ベルト167により定着部16
9に搬送されたシート材Sは、トナー像が加熱・加圧さ
れて定着されたのち、排紙ローラ対170からなる排紙
部171から排出トレイ172上へ排出される。
ここで、1枚のシート材Sの表裏2面に画像を形成する
両面コピーや、1枚のシート材Sの片面に2つ以上の原
稿画像を重ね合せて画像を形成する多重コピーのときに
は、第1の面にトナー像が形成されたシート材Sを機外
に排出せずに、フラッパ173を介して分岐パス175
へ導く。まず両面コピーの場合には、シート材Sは8字
パス176を経過して、最終排出ローラ対177により
中間トレイ179に排出される。また、多重コピー時に
は、上記8字パス176の途中にある偏向部材180,
181を介して8字バス176の途中から中間トレイ1
79上に排出される。中間トレイ179上に積載された
シート材Sは、その下側から分離されて給紙され、さら
に再給紙パス182を経てから転写部166で画像が再
度転写されて、両面コピー又は多重コピーされる。
2つ目の自動両面の構成は、第19図に示す複写機P3
に配設されたC字型パスを基本構成とするものである。
同図において、このC字型パスの構成をとる装置は、両
面/多重コピーを実施する際は、上述したS字型パスを
基本構成とするものと同様に、第1の面に画像が形成さ
れたシート材Sはフラッパ173を介して分岐バス17
5へ導かれる。
両面コピー時には、1回目の転写によって得られた画像
面を上側にして中間トレイ(シート収納手段)M上に積
載する必要があるので、シート材Sはフラッパ185を
介してスイッチバックパス186に一旦搬送され、ここ
でスイッチバックしてから中間トレイM上方の搬送部1
87へ送られる。そして、シート材Sは搬送部187の
所定の偏向部材189,190又は最先端の排出ローラ
191から中間トレイM、上に排出される。多重コピー
時には、シート材Sはフラッパ185からのシー) 材
Sをスイッチバックパス186へ送らずに、そのまま搬
送部187部の所定位置からシート材Sを中間トレイM
上に排出する。
両面コピー及び多重コピー共に、シート材Sのサイズ(
長さ)により適正な排出位置を提供するために、排出位
置を複数箇所に切換えることを可能とする偏向板189
,190が中間トレイM上方に配設されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述のS字型パスを構成する複写機P2
の場合、定着部169から再給紙パス182までのシー
ト材Sの搬送経路が非常に長くなり、そのため、複写機
P2の大きさ、特にその高さ寸法が非常に大きくなって
しまう欠点がある。
また、搬送経路が長いことにより、ジャムが発生した際
にジャム処理を行なう箇所が多くなってジャム処理操作
に手間がかかるという問題がある。
さらに、両面コピーの際、中間トレイ179に排出した
シート材Sを、中間トレイ179の傾斜面とシート材S
の自重による移動作用をある程度期待してシート送り方
向の整合を実施していたので、シート材Sを中間トレイ
179へ排出後に再給紙工程に入るまでにロスタイムが
生じる。これは、シート材Sの両面コピーを行なう枚数
が少ないほど顕著となり、特に1枚の両面コピーを作成
するときに複写機P3の生産性を低下させるという欠点
があった。
また、C字型パスを利用して両面コピーを可能とする複
写機P3の場合には、特にラージサイズ(A3.B4等
)のシート材Sを中間トレイ179に排出する際、シー
ト材Sの排出位置が必然的に再給紙時の先端ストッパ位
置から離れる傾向にある。このため、排出シート材Sの
腰の強弱又はシート材S先端のカール等により、シート
排出の際に排出途中でのシート材Sの腰砕けや先端が丸
まったりして、中間トレイM上でのシート材Sの積載性
の面で非常に不安定な要因を含んでいた。
また、中間トレイMの上方には、スモールサイズ(A4
,85等)のに対応した排出パス用の偏向板189,1
90等が突出しているので、排出パスと中間トレイMと
の間隔が装置構成上、排出パスでの搬送不良又は中間ト
レイM内での搬送不良か発生した場合には、ジャム処理
性が著しく悪くなるという問題があった。
特に、中間トレイM上のシート材Sの積載枚数に係わら
ず、搬送部187からは常に一定の角度でシート材Sを
中間トレイMに排出するので、シート材Sの積載枚数が
多い場合には、シート材S先端か既に積載されているシ
ート材Sに到達する時の排出ローラからシート材S積載
までの距離が短くなり、これによりシート材Sの腰がシ
ート材S先端に強くついている状態にあってシート材S
先端が損傷してしまう虞れかあった。
そこで、本発明は、中間トレイへ積載されているシート
材の積載枚数に対応して、中間トレイへ排出されるシー
ト材の排出角度を変化させることにより、排出されるシ
ート材の損傷防止を図ったシート材搬送装置を提供する
ことにある。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図、第11図、第13図を参照して示すと、シー
ト材(S)を収納可能であってシート材搬送路の途中に
配設されたシート材収納手段(M)と、前記シート材収
納手段(M)の上方を往復動可能であって前記シート材
を挟持・搬送して前記シート材収納手段(M)上にシー
ト材(S)を排出するキャリッジユニット(1)と、を
有するシート材搬送装置において、前記シート材収納手
段(M)に対するキャリッジユニット(1)のシート材
(S)の排出角度(α)を、シート材収納手段(M)上
に積載されるシート材(S)の積載量に対応して可変に
したことを特徴とする。
(ホ)作用 以上構成に基づき、キャリッジユニット(1)にシート
材(S)が挟持されると、キャリッジユニット(1)は
シート材搬送路の途中に設けられたシート材収納手段(
M)の上方を往動してシート材(S)を適宜の排出角度
(α)でシート材収納手段(’M)上に排出する。この
排出されたシート材(S)の積載枚数が増加するとこれ
に対応してキャリッジユニット(1)のシート材(S)
の排出角度(α)が変化して、シート材(S)は所定の
距離をもってシート材収納手段(M)上のシート材(S
)上に排出され、これによりシート材(S)排出時にお
けるシート材(S)先端の損傷は防止されている。
なお、上述カッコ内の符号は参照のために示すものであ
って、本発明の構成を何等限定するものではない。
(へ)実施例 以下、本発明の第1の実施例を図面に基づいて説明する
。なお、第18図及び第19図に示すものと同じものは
同一符号で表わしてその説明は省略する。
第1図は本発明の第1の実施例が適用された複写機P1
の縦断側面図である。第1図〜第6図において、分岐パ
ス175内のフラッパ185の中間トレイ(シート材収
納手段)側の下流側には、排出ローラ対2及びシート材
Sを検知する中間トレイ排出センサ3等がそれぞれ配設
されている。
上記排出ローラ対2の下流側近傍には、後述するように
してシート材Sの先端を挟持して搬送するキャリッジユ
ニット1が配設されている。このキャリッジユニット1
は、第2図〜第6図に示すように、上板5aとその両側
に一体的に設けられた側板5b、5cからなる枠体5を
有しており、上記側板5b、5cの外面上部には回転自
在のコロ対6がそれぞれ配設されている。
キャリッジユニット1は、複写機本体151内の両側板
にそれぞれ固設された1対のガイドレール7に上記コロ
対6を遊嵌することにより複写機Plの前後方向(第1
図において左右方向)に往復動自在となっている。キャ
リッジユニット1の上記両側板5b、5cに両端を接続
されている1対のベルト9は、軸11.12にそれぞ固
着されブーり対13.15に巻回されており、上記軸1
1,12は不図示の固定部材に軸支されている。
上記軸11の端部には正逆回転可能のモータ16が結合
されていて、これにより上記キャリッジユニット1は、
矢印17方向又はその逆向きの矢印19方向に移動され
る。
キャリッジユニット1の複数のキャリッジローラ20か
固着されている軸21の両端は、上記枠体5の側板5b
、5cに回転自在に装着されており、側板5b、5cか
ら延出している上記軸21の両端には、セクターギヤ2
2及び支持レバー23の基部かぞぞ枢着されている。上
記キャリッジローラ20と対をなす複数のキャリッジロ
ーラ25が装着されている軸26の一端は、側板5bに
穿設された円弧状の長孔27及びセクターギヤ22の半
径方向に穿設された長孔29をそれぞれ貫通していて、
両端をセクターギヤ22に固着された引っ張りばね30
の弾力に軸21側に付勢されている。軸26の他端も同
様にして支持レバー23に装着されており、軸26に装
着されているキャリッジローラ25は上記圧縮ばね3o
の弾力によりキャリッジローラ2oに圧接して従動回転
するようになっている。
第2図に示すように、枠体5の側板5cには上記キャリ
ッジローラ20を駆動するためのモータ32が設けられ
ており、このモータ32の出力軸に固着されたギヤ33
aは、上記軸21の端部に固着されたギヤ33bに噛合
している。
枠体5の他方の側板5bには、第2図及び第4図に示す
ようにシート材Sの排出角度を変更するためのモータ3
5が固着されており、このモータ35の出力軸35aに
固着されたギヤ36は、セクターギヤ22のギヤ22a
に噛合している。さらに上記の他端には、複数のスリッ
ト37aを有するスリット円板37が固着されており、
このスリット円板37の外周部は、コ字状をなすセンサ
39の検知部間に位置している。上記センサ39は、ス
リット円板37の回転時にスリット37aを計数するこ
とによりスリット円板37の回転量を検知する。
ナオ、キャリッジユニット1が後述するようにしてシー
ト材Sを挟持するときには、キャリッジローラ25の軸
26は、第3図に示すように長孔27の後部側(図にお
いて左端部側)に位置していて下方の軸21と略鉛直線
上にあり、この場合のキャリッジローラ20とキャリッ
ジローラ25との接触部の接線方向は水平方向(中間ト
レイMと平行方向)にあって、シート材Sの排出角度は
O″である。
なお、第6図に示すように、枠体5の適所には作動部材
42の基部が取りつけられていて、その自由端は枠体5
から上方に延出しており、この作動部材42はキャリッ
ジユニット1の移動時に後述するセンサにより検知され
るものである。また、第7図に示すようにキャリッジユ
ニット1のキャリッジローラ20.25の前後にはシー
ト材Sを検知するキャリッジローラセンサ43が配設さ
れている。
第7図及び第11図において、排出ローラ対2の下流側
の近傍には、ホームポジションセンサ45が、そしてそ
の下流側にはキャリッジユニット1の位置を検知するセ
ンサ46がそれぞれ配設されている。また、中間トレイ
Mの下流端には、ストッパ47とシート材Sの送りを行
なう上下動自在のピックアップローラ49がそれぞれ配
設されている。さらに、上記ストッパ47の近傍には、
紙面の高さを検知するためのセンサレバー50が軸51
により枢支されている。このセンサレバー50の周囲に
は、同レバー50の回動量に対応して作動して、シート
材Sの高さを検知する複数のセンサ53,55.56等
がそれぞれ配設されている。
次に、上記構成における両面コピー時のシート材Sの搬
送方法について説明する。
まず、定着部169(第1図参照)において定着後のシ
ート材Sは、第7図に示すように、スイッチバックパス
186に入る。シート材Sの後端がフラッパ185を完
全に抜けたならば、スイッチバックローラ57が逆転を
始めて、シート材Sの先端は第8図に示すように矢印方
向に回転する排出ローラ対2及びキャリッジローラ対2
0.25によりキャリッジユニット1内に搬送される。
キャリッジユニット1内のセンサ43によりシート材S
先端を検知すると、キャリッジローラ対20.26の回
転を停止する。
シート材Sの先端が、第8図に示すようにキャリッジロ
ーラ対20.25により挟持されると、キャリッジユニ
ット1は第9図に示すように矢印17方向の下流側に移
動し、キャリッジユニット1の作動部材42かセンサ4
6をオンする位置でキャリッジユニット1は停止する。
この時のキャリッジユニット1の移動速度は、キャリッ
ジローラ対20,25の周速、すなわちシート材Sの送
り速度と等速となっている。
第10図に示すように、キャリッジユニット1かセンサ
46により検知されると、駆動用のモータ16か回転を
停止してキャリッジユニット1は移動を停止する。次に
、第4図に示すモータ35が所定クロックを回転し、そ
の出力軸のギヤ36が第3図において矢印59方向に回
転して、セクターギヤ22を第3図において矢印4o方
向に回動させる。セクターギヤ22の上記回動により、
キャリッジローラ25がキャリッジローラ20の回りを
矢印40方向に公転する。ここで、中間トレイMが水平
状態にあるとすると、キャリッジローラ25が公転する
前のキャリッジローラ対20.25によるシート材Sの
排出方向は、上記中間トレイMと平行の水平線Nである
が、キャリッジローラ25の上記公転により、シート材
Sの排出方向は第11図に示すように角度α″だけ下向
きとなる。
キャリッジローラ25の公転と共に、第2図に示すモー
タ32が回転してキャリッジローラ2゜及びこれに従動
するキャリッジローラ25が第11図において矢印方向
に回転してシート材Sを中間トレイM上に排出させる。
キャリッジローラ対20.25がシート材Sを所定時間
だけ排出すると、第12図に示すように、ピックアップ
ローラ49がソレノイド(図示時)の作用により中間ト
レイM上に下降してきて、キャリッジローラ対20.2
5と等速で回転して、シート材Sをストッパ47の方へ
送る。
上記のピックアップローラ49によるシート材Sの送り
時に、キャリッジユニット1は矢印19の方向に速度V
で戻り始める。このシート材Sの排出速度なVとすると
、キャリッジローラ対20.25は、キャリッジユニッ
ト1の移動開始と共に周速を(v+V)に増速して回転
する。キャリッジユニット1は、シート材Sの排出が終
了するとホームポジションセンサ45をオンする位置で
停止して次のシート材Sを待機する。
前述したように、シート材Sを排出するキャリッジロー
ラ対20.25の排出角度α°は、モータ35の回転動
作によりキャリッジローラ25の公転位置を調整するこ
とによって可変となっている。中間トレイMにシート材
Sを排出しつづけると、中間トレイM上には第13図示
すようにシート材Sか次第に積載されていき、このシー
ト材Sの積載量が次第に増加するにしたがって、第12
図に示すセンサレバー50は軸51を中心とじて時計方
向に回動していく。
中間トレイM上のシート材Sの積載量が0枚のときは、
センサレバー50は第11図に示すようにセンサ53を
オンした状態にあり、シート材Sがある程度の高さにセ
ンサ(積載高さ5mm  位)積載されるとセンサ55
をオンに、さらにシート材Sが積載(積載高さ10mm
位)されるとセンサ56が第14図に示すようにオンす
る。
そこで、センサレバー50がセンサ53をオンしている
状態からセンサ55をオンすると、キャリッジユニット
lの排出角度αが小さい排出角度α1 (第13図参照
)になる向き、すなわちモータ35のギヤ36が第3図
において反矢印59の方向に回転するようにモータ35
のクロックが設定されている。さらに中間トレイM上に
積載されるシート材Sの増加により、センサ56がセン
サレバー50によりオンされると、上記モータ35が同
様に所定クロックを回転してキャリッジユニット1の排
出角度αはさらに減少される。
このようにして、中間トレイM上に積載されるシート材
Sの積載量に対応して、キャリッジユニット1から排出
されるシート材Sの排出角度αを適正な排出角度に可変
にすることにより、シート材Sの積載量が増加してもシ
ート材Sに回動の強い腰が付けられるのが防止され、シ
ート材S先端が折れ曲かって損傷する不具合が解消され
る。
次に、本発明の第2の実施例を第15図〜第17図を参
照して説明する。
同図において、本実施例では、キャリッジローラ対20
.25の排出角度を可変にするモータ35には第1の実
施例に設けられていたスリット円板37及びセンサ39
等の代わりに、セクターギヤ22と一体となっている複
数個の突起61,62.63と、これらに係合可能であ
って側板5bに固着された複数個のマイクロスイッチ6
5,66.67等がそれぞれ配設されている。この場合
、各マイクロスイッチ65,66.67は、セクターギ
ヤ22が回動して、複数のある所定の角度に傾斜したと
きに上記突起61,62.63と順次係合する位置にそ
れぞれ配置されている。
中間トレイM上に積載されたシート材Sの積載高さが、
第1の実施例の実施例と同様にして検知されると、モー
タ35が回転してセクターギヤ22を矢印40方向に回
動させる。このセクターギヤ22の回動は、中間トレイ
M上のシート材Sの既積載枚数に応じて規制されている
キャリッジユニット1が第11図に示すようにセンサ4
6により検知された位置で停止すると、第16図に示す
モータ35が回転を始めてセクターギヤ22を矢印40
方向に回動させ、このセクターギヤ22の回動の途中で
、マイクロスイッチ65.66.67が突起61,62
.63により順次オンされ、マイクロスイッチ67がオ
ンした時点でモータ35及びセクターギヤ22の回転は
停止する。上記セクターギヤ22の回動によりキャリッ
ジローラ25が前記実施例と同様に公転して、シート材
Sは排出角度αをもって排出される。
第17図に示す表は、中間トレイM上のシート材Sの既
積載枚数と、上記マイクロスイッチ65.66.67の
作動状態との関係を示している。中間トレイM上のシー
ト材Sの既積載枚数が1〜10枚であることが、複写機
P、の本体のカウンタ(図示路)により計数されたとき
には、マイクロスイッチ65,66.67が全てオンし
た状態にあって、キャリッジローラ対20.25の排出
角度αは最大となっている。
シート材Sの既積載枚数が11〜30枚であることが図
示しないカウンタにより計数されると、モータ35がセ
クターギヤ22を反矢印40方向に戻す向きに回動して
、マイクロスイッチ67がオフした位置で回転を停止す
る。このセクターギヤ22の回動により、キャリッジユ
ニット1のキャリッジローラ25が同方向に回動するこ
とにより、キャリッジローラ対20.25の排出角度α
は、第1の実施例の第13図と同様に小さくなる。
さらに、既積載枚数が21〜30枚に増加したことが計
測されると、モータ35及びセクターギヤ22が同方向
に回動して、マイクロスイッチ66.67がオフ、マイ
クロスイッチ65はオンの状態となって、排出角度α1
がさらに小さくなる。そして、既積載枚数が略30枚を
越えると、全てのマイクロスイッチ65,66.67が
オフとなる状態まにモータ35及びセクターギヤ22が
回動して、セクターギヤ22及びキャリッジローラ25
は第15図に示す元位置の状態に復帰する。
なお、中間トレイM上のシート材Sの既積載枚数は、本
体カウンタによって容易に解るので、第1の実施例にお
けるセンサレバー50及びセンサ53.55.56等の
シート材高さ検知手段の代わりに、中間トレイM上のシ
ート材Sの既稽載枚数nを、例えば、(○≦n< 10
)、(10≦n<20)、・・・等の場合に分けて、モ
ータ35が回転するそれぞれのクロック数を定めておき
、シート材Sを多数枚積載した所に、次のシート材Sを
排出するときのキャリッジローラ対20.25の排出角
度α1は、積載枚数が少数枚のときのキャリッジローラ
対20.25の排出角度αよりも小さくなるようにする
ことも可能である。
(ト)発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、シート材搬送路の
途中に設けられた中間トレイ(シート材収納手段M)の
上方に、キャリッジユニット(1)を往復動させてシー
ト材(S)を挟持・搬送し、このシート材(S)を中間
トレイM上に排出して積載する装置において、上記中間
トレイ(M)に積載されるシート材(S)の積載枚数(
積載高さ)に応じて、上記キャリッジユニット1から排
出されるシート材(S)の排出角度を可変にする手段を
設けたことにより、中間トレイ(M)上のシート材(S
)の積載枚数が増加した状態にあっても、シート材(S
)の先端が積載されたシート材(S)の上面により強く
押圧することはなく、これにより排出されるシート材(
S)の先端の折れ等の損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図本発明のシート材搬送装置が適用されている画像
形成装置の一例を示す縦断側面図、第2図は本発明の第
1の実施例を示すキャリッジユニットの正面図、第3図
は同じく斜視図、第4図は同じく拡大正面図、第5図は
同じくスリット円板部の正面図、第6図は同じくキャリ
ッジユニット搬送機構の斜視図、第7図〜第10図はシ
ート材Sの一般的な排出動作を示す中間トレイ(シート
材収納手段)部の縦断側面図、第11図〜第14図は本
発明のシート材搬送装置の動作図、第15図は本発明の
第2の実施例を示すキャリッジユニット部の斜視図、第
16図は同じく正面図、第17図は同じくシート材の既
積載枚数とシート材の排出角度を可変にするマイクロス
イッチの関係を示す図表、第18図はS字型バスを有す
る従来の画像形成装置の一例を示す縦断側面図、第19
図はC字型バスを有する従来の画像形成装置の一例を示
す縦断側面図である。 1・・・キャリッジユニット   5・・・枠体20.
25・・・キャリッジローラ   22・・・セクター
ギヤ   32・・・モータ   35・・・モータ 
、  36・・・ギヤ   37・・・スリット円板 
  39・・・センサ   50・・・センサレバ53
.55.56・−センサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シート材を収納可能であってシート材搬送路の途中
    に配設されたシート材収納手段と、前記シート材収納手
    段の上方を往復動可能であって前記シート材を挟持・搬
    送して前記シート材収納手段上にシート材を適宜の排出
    角度をもって排出するキャリッジユニットと、を有する
    シート材搬送装置において、 前記シート材収納手段に対するキャリッジ ユニットのシート材の排出角度を、シート材収納手段上
    に積載されるシート材の積載量に対応して可変にしたこ
    とを特徴とするシート材搬送装置。
JP32697089A 1989-12-16 1989-12-16 シート材搬送装置 Pending JPH03186558A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008180791A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
US7566183B2 (en) 2005-07-07 2009-07-28 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Image forming device comprising means for adjusting a position of a plurality of press rollers

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US7566183B2 (en) 2005-07-07 2009-07-28 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Image forming device comprising means for adjusting a position of a plurality of press rollers
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