JPH03185592A - カード運用装置 - Google Patents

カード運用装置

Info

Publication number
JPH03185592A
JPH03185592A JP1325431A JP32543189A JPH03185592A JP H03185592 A JPH03185592 A JP H03185592A JP 1325431 A JP1325431 A JP 1325431A JP 32543189 A JP32543189 A JP 32543189A JP H03185592 A JPH03185592 A JP H03185592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
data
recorded
writing
processing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1325431A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2840339B2 (ja
Inventor
Yuji Kobayashi
勇次 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1325431A priority Critical patent/JP2840339B2/ja
Priority to CA002029042A priority patent/CA2029042C/en
Priority to KR1019900017745A priority patent/KR940004768B1/ko
Priority to GB9023728A priority patent/GB2237671B/en
Publication of JPH03185592A publication Critical patent/JPH03185592A/ja
Priority to US07/975,904 priority patent/US5483048A/en
Priority to GB9320128A priority patent/GB2269037B/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2840339B2 publication Critical patent/JP2840339B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、媒体物としての磁気カードとこの磁気カード
を処理するカード処理機とを含むカード運用装置に関す
る。
(口〉従来の技術 このようなカード運用装置におけるカード処理機は、磁
気カードが投入されるとそこに記録されているデータを
読み取って、その後更新させたデータを投入磁気カード
に書き込んで返却するものである。例えば商取引の決済
のためにカードを運用する装置にあっては、カード処理
機はカードに記録されている価値情報を読み取って、こ
の価値情報に応じた取引が行われると当該取引の対価を
減算した更新された価値情報をカードに記録して返却す
るような、特開昭61−283995号公報にて示され
る構成が知られている。
(ハ〉発明が解決しようとする課題 しかしてこのように磁気カードを利用して取引を決済す
るシステムにおいては、カードが有している価値情報が
不正に改ざんや書き込みが行われる恐れがある。
また磁気カードに対してデータを読み取ったり書き込ん
だりする磁気ヘッドが故障すると取引に不具合を生ずる
。例えば書き込み側の磁気ヘッドが故障しているのにも
係わらず、カードに記録されている価値情報を読み取っ
た段階でこの価値情報に応じた取引を行うと、取引後の
更新された価値情報がカードに記録されないために只に
て取引が行われたことになる。
そのため本発明は、カードに記録されているデータを不
正に読み取っても、そこに記録されている価値情報が容
易には解析することが不可能なカード運用装置を提供す
るものである。
更に本発明の別の目的は、磁気ヘッドの故障を取引に先
立って未然に検出することのできるカード運用装置を提
供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本発明によるカード運用装
置は、磁気カードには、データが暗号化されて記録され
るとともに、あわせてこの暗号化データをデコードする
ための方法を表示するデコードデータとが記録されるよ
うにして、カード処理機には、投入磁気カードに記録さ
れているデコードデータに基づいて同じく投入カードに
記録されている暗号化データをデコードすることでカー
ドデータを得るデコード手段と、投入磁気カードに更新
データを書き込むのに先立ち前記カードデータを別の暗
号化種類にて再度エンコードしてこのときの暗号化デー
タとデコードデータとを当該投入磁気カードに書き込む
第1書き込み手段と、該第1書き込み手段が書き込み動
作を行った後の投入磁気カードから記録情報を読み取っ
て読み取ったデータが書き込もうとしたデータと一致し
ているかを判別する第1判別手段と、該第1判別手段に
よる不一致の判別を受けて当該記録情報が当初に投入磁
気カードに記録されていたものと一致するかの判別動作
を行う第2判別手段と、更新させた新たなデータが発生
したとき、このとき前記第1判別手段にて一致の判別結
果がでているか、または第2判別手段で不一致の判別結
果がでていることを条件にして、該データを更に別の暗
号化種類にて暗号化してこの暗号化データとこれをデコ
ードするための方法を表示するデコードデータとを当該
投入磁気カードに書き込む第2書き込み手1段とを設け
たものである。
(*)作用 カード処理機は磁気カードが投入されると、そこに記録
されている暗号化データとデコードデータとを読み取り
、デコード手段にてこの暗号化データからカードデータ
をデコードする。モしてカード処理機は、このカードデ
ータを読み取り時に解読した暗号種類とは別の暗号種類
にて再度エンコードして、このときの暗号化データとデ
コードデータとを第1書き込み手段にて当該磁気カード
に書き込む、そして第1判別手段は、第1書き込み手段
が書き込み動作を行った後の投入磁気カードから記録情
報を読み取って、読み取ったデータが書き込もうとした
データと一致しているかを判別する。
第1判別手段は両方のデータの一致を判別すると、更新
させた新たなデータが発生したとき、このデータを投入
磁気カードに書き込むことを許可する。しかるに第1判
別手段が不一致を判別すると、続いて第2判別手段が当
該記録情報が当初に投入磁気カードに記録されていたも
のと一致するかの判別動作を行う。第2判別手段では、
不一致を判別したときに更新させた新たなデータが発生
すると、このデータを投入磁気カードに書き込むことを
許可する。
そして第2書き込み手段は、第1判別手段または第2判
別手段による書き込みの許可を受けて、更新データを更
に別の暗号化種類にて暗号化してこの暗号化データとこ
れをデフードするための方法を表示するデコードデータ
とを当該投入磁気カードに書き込む。
(へ〉実施例 以下、本発明のカード運用装置を、カードを媒体とする
販売システムの例で説明する。
第2図はカード処理機の構成を示すもので、上部にはカ
ードを内部に受は入れる挿入口1が水平方向に設けられ
ており、挿入口1は、水平方向に挿入されたカードを垂
直方向に転換するための屈曲部2を通して、搬送路3に
接続されている。この搬送路3は一組の固定板4と可動
板5とによりカードを垂直下方方向へ案内するように形
成されている。そして搬送路3にはカードを垂直方向に
移送するための搬送装置L6が設けられており、この搬
送装置6は相対向する一組のプーリ7A、7B、8A、
8B、9A、9B、IOA、IOBとベルト11とによ
り形成されている。各々のプーリは固定板4若しくは可
動板5に回動自在に軸支されており、またベルト11は
プーリ7A、8A、9A、IOAに張架されている。こ
のような搬送装置6は、正逆回転が可能なモータ12の
回転力がベルト13を介しプーリ8Aと同軸に取付けら
れた変速プーリ13に伝達されて、駆動する。第2図に
示すロータリーエンコーダ14はベルト13によって回
動するプーリ15を備えており、プーリ15の回動にて
定期的にエンコーダパルスを出力する。搬送路3にはカ
ードの移動方向にしたがって一組の発光素子と受光素子
とから成るセンサーA、B、Cを順次配置しており、セ
ンサー間の間隔はカードの長手方向の寸法より小さく設
定しである。かかるセンサーA、B、Cの配置構成によ
り搬送路3内のカードは何れかのセンサーにて検知され
る。また搬送路3の途中にはセンサーBと同位置に磁気
ヘッド16及び押圧ローラ17が設けられている。磁気
ヘッド16は搬送路3を通過するカードの記録データを
読み取る読み取り部分とカードにデータを記録する書き
込み部分とから構成されている。押圧ローラ17は搬送
路3を通過するカードを磁気ヘッド16に押圧するもの
である。
第3図は制御ブロック図を示し、20は予めプログラム
されている制御手順に沿って動作するCPUで、内部に
レジスタR1〜R5を具備している。21は、読み取り
スタート信号R8Tに応答した磁気ヘッド16によりカ
ード情報を読み取ってCPU20に出力する読み取り回
路、22は、書き込みスタート信号WSTに応答して、
CPU20より与えられる書き込みデータを磁気へラド
16にてカードに書き込む書き込み回路である。
23は上位機器で、例えばカード処理機に投入されたカ
ードの価値情報に基づき所定のサービスをカード投入者
に提供する自動販売機、あるいはカード処理機に投入さ
れたカードの価値情報に基づき精算業務を行うようキャ
ッシュレジスタ等の精算機である。そしてこの上位機器
23は伝送インターフェイス24を介してCPU2Gに
接続されており、カード処理機がカード処理動作を行う
か否かは上位機器23によって制御される。
第4図はこのカード運用装置に適用する磁気カード30
の記録フォーマットを模式的に示している。カード30
の磁気記録部31には1文字を単位情報とする72文字
の情報を記録することができ、各文字は8ビツトの2進
符号にて示される。そして磁気記録部31には、他のカ
ードシステムと区別することでセキュリティーを確保す
るための識別情報や当該カードシステムの運営者を表わ
すオペレータコード等の固定情報とともに、書き込みの
たびにその内容が変化する価値情報が記録されている。
そして価値情報には、カードが現在有している価値情報
と前回の処理が終了したときに有している価値情報とが
あり、磁気記録部31にはこれら二通りの価値情報を記
録するための記録部31A、31Bを設定している。
二通りの価値情報はそれぞれ暗号化されて記録部31A
、31Bに記録されるが、磁気記録部31の記録部31
Cには、この暗号化された価値情報をデコードするため
のデコードデータが記録される。この暗号化の方法とし
ては、価値情報を特定のデータとで論理演算して暗号化
する場合と、価値情報をローデートして暗号化する場合
とがある。したがって前者の場合のデコードデータは、
暗号化された価値情報と論理演算することでその結果が
本来の価値情報となるようなデータに設定している。ま
た後者の場合のデコードデータは、ローテートにより暗
号化した価値情報を元に戻すためのローテートの方法を
指定するデータである。このとき復号のためのローテー
トの方法はカード処理機に設定されており、カードに記
録されているデコードデータは、カード処理機に幾通り
も設定されている復号のためのローテートの方法のうち
の一つを指定するものである。そしてデコードデータは
8ビツトの符号にて設定されるために、最大256通り
の暗号化種類を設定することができる。
カード処理機は磁気カード30が投入されると、記録部
31Cから読み取ったデコードデータに基づき、記録部
31Aから読み取った暗号化された前回の価値情報と記
録部31Bから読み取った暗号化された現在の価値情報
をデコードする。
そしてカード処理機は、価値情報をデコードした段階で
現在の価値情報を別の暗号化種類にエンコードし、暗号
化した価値情報を記録部31Aに記録するとともに、こ
のときの暗号化種類に応じたデコードデータを記録部3
1Cに記録するとともに、記録部31Bには暗号化した
“0”円の価値情報を記録する。そして記録後、カード
処理機は磁気カード30に記録した情報を読み取って、
読み取った情報が書き込もうとした情報に一致している
かをチエツクする。
磁気カード30に情報が正しく記録されていると、読み
取った情報は書き込もうとした情報と一致する。しかる
に読み取った情報と書き込もうとした情報とが一致しな
いとリード・ライト機能の異常を意味し、その原因とし
ては、■書き込み回路22や磁気ヘッド16のライト部
の異常と、■読み取り回路21や磁気ヘッド16のリー
ド部の異常との二通りの異常がある。
カード処理機はリード・ライト機能の異常を検出すると
、このような■の異常と■の異常とを次のようにして区
別する。即ち、チエツクのためにカードから読み取った
情報が当初にこのカードに記録されていた情報と一致す
るかを判別することで、二通りの異常を区別する。この
とき両方の価値情報が一致していると磁気カード30の
記録情報は書き込み動作を境にして変化していないわけ
であるから■の異常と判断できる。また両方の価値情報
が一致していないと、チエツクのために磁気カード30
から再度読み取り動作を行ったときのその読み取り自体
に異常があったわけであり、この場合は■の異常と判断
できる。
モして■の異常の場合にはこのまま動作を継続し、販売
が行われても残額を正確に記録することは困難であるた
め、カード処理機は動作を停止する。一方■の異常の場
合には、そのカードについてはカードの情報を正確に読
み取った後のリード機能の異常であり、しかもライト機
能は正常であるために、カード処理機は動作を継続する
。但しこのままリード機能の異常が続けば、カード処理
機は動作を停止する。
第5A図ないし第5G図はROM25に記憶されている
プログラムに従って、カード処理機のCPU2 Gが行
うカード処理の動作を示すフローチャートである。CP
O20は、第1図で示すように、読み取り手段55が投
入磁気カード30から読み取ったデコードデータに基づ
いて同じくカード30から読み取った暗号化データをデ
コードすることで価値情報を得るデコード手段50と、
カード30に更新された価値情報を書き込むのに先立っ
てデコードした価値情報を別の暗号化種類にて再度エン
コードしてこのときの暗号化データとデコードデータと
をカード30に書き込む第1書込み手段51と、第1書
込み手段51が書き込み動作を行った後のカード30か
ら読み取り手段55にて読み取ったデータが書き込もう
としたデータと一致しているかを判別する第1判別手段
52と、第1判別手段52による不一致の判別を受けて
当該記録情報が当初にカード30に記録されていたもの
と一致するかの判別動作を行う第2判別手段53と、更
新させた新たな価値情報が発生したとき、このとき第1
判別手段52にて一致の判別結果がでているか、または
第2判別手段53で不一致の判別結果がでていることを
条件にして、更新された価値情報を更に別の暗号化種類
にて暗号化してこの暗号化データとこれをデフードする
ための方法を表示するデコードデータとをカード30に
書き込む第2書き込み手段54とを有するもので、以下
の説明にて明かとなる。
(待機状態) 先ずS1ステツプにおいては、CPO20はセンサーA
、B、Cをチエツクする。カード処理機内にカードが停
止していると、何れかのセンサーA、B、Cが0FFL
、ており、CPU20はS2ステツプでレジスタR1に
リジェクトフラグをセットする。S3ステツプでは上位
機器23よりカードリジェクト信号REJが出力されて
いるかを判別する。
上位機器23は、カードが投入されてもこのカードが有
している金額的価値に基づく所定のあ理が実施できなく
なると、カード処理機に対してカードの受入禁止を指示
するカードリジェクト信号REJを出力する。CPU2
0はカードリジェクト信号REJが伝送されていると、
S2ステツプでリジェクトフラグをセットする。これに
まりカード処理機にカードが投入されてセンサーAがO
FFしても、CPU20はモータ12を駆動しない。
しかしてセンサーA、B、Cが全てONL、ており、且
つ上位機器23からもカードリジェクト信号REJが伝
送されていないと、CPU2GはS4ステツプでレジス
タR1をクリアすることで、リジェクトフラグをセット
していればこれを解除して、カード処理機をカードの受
付可能状態とする。モしてS5ステツプでセンサーAの
OFFをチエツクすることで、カード処理機にカードが
投入されたかを判定する。
(カード情報読み取り) カードの投入を検知するとカード情報読み取り動作とな
り、CPU2GはS7ステップでモータ12を正転駆動
させる。これにより投入カードはカード処理機の内部に
移送される。S9ステツプではセンサーBのOFFをチ
エツクして、投入カードが磁気ヘッド16まで到達した
かを判定する。このステップにおいて、予め定めている
所定時間内でセンサーBが0FFL、なければ異常と判
定し、カード処理機は動作を停止する。
カードが磁気ヘッド16に到達するとセンサーBが0F
Fu、CPU20はSllステップで読み取り回路21
に読み取りスタート倍音RSTを出力して読み取り動作
となる。読み取り回路21は読み取り制御信号REを磁
気ヘッド16に出力し、該ヘッド16を通してカードの
磁気記録部31を走査して記録されている信号りを読み
取り、該信号をデータパルスDPに変換してクロックパ
ルスCP、とともにCPU20に与える。そしてCPU
20はクロックパルスにより順次データパルスDPを取
込んでレジスタR2にストアした後、次の813ステツ
プに進む。S13ステツプではセンサーCのOFFをチ
エツクすることでカードが到達したかを判定し、所定時
間内にセンサーCが0FFL、なければ異常としてカー
ド処理機の動作を停止する。カードがセンサーCに到達
した段階でカードの後端部は未だ磁気ヘッド16にかか
っており、そのため次の815ステツプでは所定の遅延
時間をとってカードの移送を続行させた後に、S17ス
テツプでモータ12の駆動を停止する。
819ステツプでは、CPU2GはセンサーBのONを
チエツクして、カードの後端部が磁気ヘッド16から離
脱したかを判定する。カードの長さが適当な場合にカー
ドは磁気ヘッド16から離れるためにセンサーBはON
L、ているが、これが0FFL、ている場合には非適正
なカードが投入されたとしてモータ12を逆転させて返
却する。
しかしてこのとき投入カードが正常な長さであれば、そ
の先端部のみがセンサーCにかかっている状態でカード
処理機内に停止している。そして次の321ステツプで
は読み取ったカードに記録されている固定情報のうちの
識別情報からカードの正偽を判別し、偽カードであれば
モータ12を逆転させて返却する。また適正カードであ
っても、このカードの記録部31Bに記録されている価
値情報が“0”であれば同様に返却する。
カードが有効であるとCPU2Gは次の322ステツプ
に進み、磁気カード30の記録部31Cに記録されてい
たデコードデータに基づき、記録部31Aに記録されて
いた前回の価値情報を示す暗号化データと記録部31B
に記録されていた現在の価値情報を示す暗号化データと
をそれぞれデコードする。
(リード・ライト機能のチエツク) カードに記録されていた暗号化された価値情報のデコー
ドが終了すると、CPU2Gはリード・ライト機能のチ
エツクを行うべくS23ステツプ以降の処理を行う。
S23ステツプでは、CPU20はデコードした現在の
価値情報を、このカードで使われていた暗号化種類から
一つ進めた別の暗号化種類にてエンコードする。そして
次の924ステツプでは、リード・ライト機能のチエツ
クのためにカードに書き込む書き込みデータをレジスタ
R3内に作成する。このときカードに書き込む固定情報
は、このカードから読み取ってレジスタR2にストアし
ているコードが示す情報と同じであるが、記録部31A
には823ステツプで別の暗号化種類にてエンコードし
た現在の価値情報が記録されて、記録部31Cにはこの
暗号化データをデコードするデコードデータが記録され
るように、CPU2Gは書き込みデータを作成する。こ
のとき記録部31Bには同じくこの暗号化種類にてエン
コードされた′0”円の情報が記録されるように、CP
U20は書き込みデータを作成する。
モしてCPU20は次の825ステツプではモータ12
を逆転駆動し、更に次の327ステツプではセンサーB
のOFFをチエツクすることで、カードが磁気ヘッド1
6に到達したかを判定する。このステップにおいても所
定時間内にセンサーBが0FFL、なければ異常と判定
して、カード処理機の動作を停止する。
カードが磁気ヘッド16に到達したことでセンサーBが
OFFすると、CPU20はS29ステツプで書き込み
回路22に書き込みスタート信号WSTを出力して書き
込み動作となる。CPU20はロータリーエンコーダ1
4からのエンコーダパルスに同期して、レジスタR3に
ストアしている書き込みデータを書き込み回路22へ順
次出力するが、この書き込みは読み取り時とは逆方向の
カードの移送にて達成するために、CPU20は書き込
みデータの先頭から最後尾までを全て入れ換えて書き込
み回路22に出力する。書き込み回路22はCPU20
からの書き込みデータパルスWDTをエンコーダパルス
CP、に同期して取込み、該パルスWDTが表わす情報
をアナログの書き込み信号WTに変換して書き込み制御
信号WRとともに磁気へラド16に出力し、該ヘッド1
6を駆動してカードに情報を書き込む1次の831ステ
ツプではセンサーBのONをチエツクすることでカード
が磁気ヘッド16の通過を終了したかを判定し、所定時
間内にセンサーBがONL、ないとカード処理機の動作
を停止する。
CPO20はセンサーBのONを検出すると、S33ス
テツプで所定の遅延時間をとってカードの移行を続行さ
せてカードを磁気ヘッド16かも若干引き離した後、S
35ステツでモータ12の駆動を停止する。このように
カードと磁気ヘッド16との間に距離を置いてモータ1
2を停止させることで、次にモータ12を駆動させてカ
ードを磁気ヘッド16に通過させる場合に、カードはモ
ータ12の立上りから時間が軽過して走行が安定したと
きに磁気ヘッド16を通過するために、読み取りや書き
込みにおいて誤動作が少なくなる。そして837ステツ
プではモータ保護の遅延時間を確保してからモータ12
の正転を開始してカードをセンサーBの方向へ再度移送
し、S39ステツプでセンサーBのOFFをチエツクし
てカードの到達を検出し、所定時間内で0FFt、なけ
ればカード処理機の動作を停止する。
カードが磁気ヘッド16に到達するとセンサーBが0F
FL、、CPU20はS41ステツプで読み取り回路2
1に読み取りスタート信号R8Tを出力して読み取り動
作となる。モしてS43ステツプではセンサーCのOF
Fをチエツクすることでカードが到達したかを判定し、
所定時間内にセンサーCが0FFL、なければ異常とし
てカード処理機の動作を停止する。カードがセンサーC
に達すると、次の845ステツプに進み、ここでは所定
の遅延時間をとってカードの移送を続行させた後に、次
の847ステツプでモータ12の駆動を停止する6次の
849ステツプではセンサーBのONをチエツクし、O
NしていればS51ステツプに進む。
この851ステツプでは、CPU20は読み取ったデー
タとレジスタR3に記憶している書き込みデータとが一
致するかを判別する。そして両方のデータが一致してい
ると、書き込みが正しく行われたとしてS57ステツプ
に進むが、両方のデータが一致しないと853ステツプ
に進む。
CPU20はこのS53ステツプでは、読み取ったデー
タがカード投入時の段階であるSllステップで読み取
ってレジスタR2に保持しているデータと等しいかを判
別する。そして等しいときはレジスタR3の書き込みデ
ータがカードに記録されていない場合であり、CPU2
0は書き込み回路22や磁気ヘッド16のライト部が異
常と判断してS55ステツプに進み、ライト機能の故障
を上位機器23に伝達した後、カード処理機の動作を停
止する。
しかしてS41ステツプで読み取ったデータとSllス
テップで読み取ったデータとが一致しない場合には、C
PU20はS41ステツプでの読み取り動作が異常でラ
イト機能には異常が無いものと判断してS57ステツプ
に進む。
S57ステツプでは、CPU20はカードが有していた
現在の価値情報を上位機器23に伝送した後、次にこの
上位機器23から取り引き後の残額情報が送られてくる
のを待機する。この待機状態は、カードがその先端部の
みセンサーCにかかっている状態であり、記録部31A
には前回の価値情報が記録されて、記録部31Bには′
0”が記録されている。したがってこの状態でカードを
不正に引き戻しても、このカードの記録部31Bには現
在の価値情報として“0”が書き込まれているのと同じ
なためにこのままでは使用することはできない。
(更新データの書き込み) 上位機器23はカード処理機から伝送された価値情報に
基づき処理を行うが、例えば自動販売機であれば商品の
販売動作を行って商品の販売価格を減算した後の残額で
ある更新された価値情報をカード処理機へ伝送する。し
たがってカード処理機に残額情報が入力すると、CPU
20は5100ステツプにてこの残額情報を更にシフト
した別の暗号化種類にてエンコードする。そして次の3
101ステツプでは、CPU20は、レジスタR3の暗
号化された“0”円の価値情報を記憶している領域にエ
ンコードした残額情報をセットして5102ステツプに
進む。
CPU20は5102ステツプではモータ12を逆転駆
動させ、8103ステツプではセンサーBのOFFをチ
エツクすることでカードが磁気ヘッド16に到達したか
を判定して、所定時間内にセンサーBがOFiなければ
カード処理機の動作を停止する。センサーBがOFFす
ると、5105ステツプでセンサーBのONをチエツク
することでカードが磁気ヘッド16の通過を終了したか
を判定し、所定時間内にセンサーBがONI。
ないとカード処理機の動作を停止する。そしてセンサー
BがONすると、5107ステツプで所定の遅延時間を
とってカードの移送を続行させた後に、5109ステツ
プでモータ12の駆動を停止する0次の8111ステツ
プでは、モータ保護のために若干の遅延時間を確保して
からモータ12を正転駆動し、カードを磁気ヘッド16
に向けて移送する。モして5113ステツプではセンサ
ーBのOFFをチエツクすることで、カードが磁気ヘッ
ド16に到達したかを判定し、所定時間内にセンサーB
が0FFL、なければ異常と判定してカード処理機の動
作を停止する。
カードが磁気ヘッド16に到達したことでセンサーBが
OFFすると、CPU2Gは5115ステツプで書き込
み回路22に書き込みスタート信号WSTを出力して書
き込み動作となる。即ちCPO20はエンコーダパルス
に同期してレジスタR3にストアしている書き込みデー
タを書き込み回路22へ順次出力し、書き込み回路22
は入力してくる書き込みデータパルスWDTをエンコー
ダパルスにて取込み、磁気ヘッド16にてカードの磁気
記録部31に書き込む0次の8117ステツプではセン
サーBのONをチエツクすることでカードが磁気ヘッド
16の通過を終了したかを判定し、所定時間内にセンサ
ーBがONL、ないとカード処理機の動作を停止する。
センサーBのONを検出すると、5119ステツプで所
定の遅延時間をとってカードの移送を続行させた後、5
121ステツプでモータ12の駆動を停止する。512
3ステツプでは、モータ保護の遅延時間を確保してから
モータ12の逆転を開始してカードを磁気ヘッド16の
方へ移送し、次の8125ステツプでは、センサーBの
OFFをチエツクしてカードの磁気ヘッド16への到達
を検出し、所定時間内で0FFL、なければカード処理
機の動作を停止する。
カードが磁気ヘッド16に到達してセンサーBがOFF
すると、5127ステツプでCPO20は読み取り回路
21に読み取りスタート信号R8Tを出力して読み取り
動作となり、読み取り回路21は磁気記録部31の記録
情報をCPU20に与え、CPU20はこのデータをレ
ジスタR4にストアする0次の8129ステツプではセ
ンサーBのONをチエツクすることでカードが磁気ヘッ
ド16の通過を終了したかを判定し、所定時間内にセン
サーBがONしないとカード処理機の動作を停止する。
センサーBのONを検出すると、5131ステツプで所
定の遅延時間をとってカードの移送を続行させた後、5
133ステツプでモータ12の駆動を停止させる。
次の8135ステツプでCPU20は、レジスタR4に
ストアしているデータとレジスタR3にストアしている
データとを比べて、適正な書き込みがなされたかを判定
する。そして両方のデータが一致している場合に、次の
8137ステツプでは、モータ保護のための遅延時間を
確保してからモータ12を逆転駆動し、カードを挿入口
1に向けて移送する。5139ステツプではセンサーA
のOFFをチエツクし、所定時間内にセンサーAが0F
FL、なければカード処理機の動作を停止する。カード
の到達によりセンサーAがOFFすると、カードを更に
挿入口1まで導くよう5141ステツプで遅延時間をと
ってカードの移送を続行させた後、5143ステツプで
モータ12の駆動を停止してカードの返却を終了する。
しかして5135ステツプにおいて適正な書き込みがな
されていないことを判別すると、書き込みエラー回数を
カウントするレジスタR5に1を加算し、次の8147
ステツプではエラー回数が6回に達したかを判別する。
そしてエラー回数が6回未満の内は5111ステツプに
復帰して再度の書き込みを行う、t、かるに書き込みの
エラー回数が6回に達すると、CPU20はカード処理
機の動作を停止する。
(ト)発明の効果 本発明によると、カードデータを書き込むたびにそのデ
ータを異なる暗号化種類にてエンコードして書き込むた
めに、カードデータを不正に解析することは不可能とな
りセキュリティーの高いカード運用装置が提供される。
そして同じ内容のデータを書き込むにも書き込み動作を
境にしてカードに記録されている情報そのものは異なる
ために、第2判別手段にて書き込み動作前にカードに記
録されていた情報と書き込み動作後にカードに記録され
ていた情報とを照合することで、カード処理機のライト
機能の異常を取引に先立って未然に検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を機能ブロックにて示す図、第2
図はカード処理機の構成図、第3図はカード処理機の制
御回路の構成をブロックにて示す図、第4図はカードの
記録フォーマットを説明する図、第5A図ないし第5G
図はカード処理機の動作を説明するためのフローチャー
トである。 30・・・磁気カード、 50・・・デコード手段、5
1・・・第1書き込み手段、 52・・・第1判別手段
、 53・・・第2判別手段、 54・・・第2書き込
み手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カード処理機に磁気カードを投入すると、該カード
    処理機はこの投入磁気カードに記録されているデータを
    読み取り、その後更新させたデータを当該磁気カードに
    書き込んで返却するようにしたカード運用装置において
    、 前記磁気カードには、前記データが暗号化されて記録さ
    れるとともに、あわせてこの暗号化データをデコードす
    るための方法を表示するデコードデータとが記録される
    ようにして、 前記カード処理機には、投入磁気カードに記録されてい
    るデコードデータに基づいて同じく投入カードに記録さ
    れている暗号化データをデコードすることでカードデー
    タを得るデコード手段と、該投入磁気カードに更新デー
    タを書き込むのに先立ち前記カードデータを別の暗号化
    種類にて再度エンコードしてこのときの暗号化データと
    デコードデータとを当該投入磁気カードに書き込む第1
    書き込み手段と、該第1書き込み手段が書き込み動作を
    行った後の投入磁気カードから記録情報を読み取って読
    み取ったデータが書き込もうとしたデータと一致してい
    るかを判別する第1判別手段と、該第1判別手段による
    不一致の判別を受けて当該記録情報が当初に投入磁気カ
    ードに記録されていたものと一致するかの判別動作を行
    う第2判別手段と、更新させた新たなデータが発生した
    とき、このとき前記第1判別手段にて一致の判別結果が
    でているか、または第2判別手段で不一致の判別結果が
    でていることを条件にして、該データを更に別の暗号化
    種類にて暗号化してこの暗号化データとこれをデコード
    するための方法を表示するデコードデータとを当該投入
    磁気カードに書き込む第2書き込み手段とを設けたこと
    を特徴とするカード運用装置。
JP1325431A 1989-11-01 1989-12-14 カード運用装置 Expired - Fee Related JP2840339B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1325431A JP2840339B2 (ja) 1989-12-14 1989-12-14 カード運用装置
CA002029042A CA2029042C (en) 1989-11-01 1990-10-31 Apparatus and method for handling card
KR1019900017745A KR940004768B1 (ko) 1989-11-01 1990-11-01 카드 취급장치 및 카드 취급방법
GB9023728A GB2237671B (en) 1989-11-01 1990-11-01 Card handling apparatus and method
US07/975,904 US5483048A (en) 1989-11-01 1992-11-12 Apparatus and method for reading and writing value data in a card
GB9320128A GB2269037B (en) 1989-11-01 1993-09-30 Apparatus and method for handling a card

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1325431A JP2840339B2 (ja) 1989-12-14 1989-12-14 カード運用装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03185592A true JPH03185592A (ja) 1991-08-13
JP2840339B2 JP2840339B2 (ja) 1998-12-24

Family

ID=18176783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1325431A Expired - Fee Related JP2840339B2 (ja) 1989-11-01 1989-12-14 カード運用装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2840339B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2840339B2 (ja) 1998-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5438186A (en) Multi-reader transaction terminal
EP0187448B1 (en) Authenticator, processor and method for verification of document substance and content
US3996450A (en) Secret number change routine
JPS5821740B2 (ja) Idカ−ドの不正使用防止方法
US20080288403A1 (en) Pin encryption device security
KR940004768B1 (ko) 카드 취급장치 및 카드 취급방법
CN102428486B (zh) 介质处理装置以及介质处理方法
US4845717A (en) IC card having two output buffers
IES970165A2 (en) Hybrid smart-card/magnetic card reader device
JPH03185592A (ja) カード運用装置
CN102142157B (zh) 检票方法及设备
JP2513571B2 (ja) カ―ド処理装置
JP2575640B2 (ja) 媒体処理装置
JPH0296897A (ja) カード式自動販売機
JP6585135B2 (ja) 自動取引装置
JP2895877B2 (ja) カード処理装置
JP6353128B1 (ja) 自動取引装置
JP4202681B2 (ja) カード発行におけるカード券種保証システム
JPS6017561A (ja) 秘密番号判定装置
JP2536967B2 (ja) カ−ド発行装置
JPH03149690A (ja) カード運用装置
JPH03212790A (ja) カードの正当性チェック方式
JP2712148B2 (ja) テストプログラム起動方法及びテストプログラム起動装置
GB2269037A (en) Card handling apparatus
JPH0259891A (ja) カード発行機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees