JPH03185300A - 電動送風機 - Google Patents
電動送風機Info
- Publication number
- JPH03185300A JPH03185300A JP32636689A JP32636689A JPH03185300A JP H03185300 A JPH03185300 A JP H03185300A JP 32636689 A JP32636689 A JP 32636689A JP 32636689 A JP32636689 A JP 32636689A JP H03185300 A JPH03185300 A JP H03185300A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan case
- impeller
- natural frequency
- electric blower
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は騒音低減を図った家庭用の電気掃除機に用いら
れる電動送風機に関するものである。
れる電動送風機に関するものである。
従来の技術
第5図及び第6図により従来の電動送風機について説明
する。第6図は電気掃除機を示しており、■は電動送風
機であり、防振ゴム2・3により本体4に防振支持され
ている。第5図は前記電動送風機の断面を示している。
する。第6図は電気掃除機を示しており、■は電動送風
機であり、防振ゴム2・3により本体4に防振支持され
ている。第5図は前記電動送風機の断面を示している。
5は複数のブレード6を有したインペラであり、このイ
ンペラ5の周囲にはエアーガイド7が設置されており、
これらはファンケース8に内包されている。前記インペ
ラ5は、電動機9の回転軸10に固着されている。11
は回転子であり、回転軸10に固着されている。この回
転軸10は玉軸受け12・13によって、固定子14が
固着されたブラケット15に支持されている。
ンペラ5の周囲にはエアーガイド7が設置されており、
これらはファンケース8に内包されている。前記インペ
ラ5は、電動機9の回転軸10に固着されている。11
は回転子であり、回転軸10に固着されている。この回
転軸10は玉軸受け12・13によって、固定子14が
固着されたブラケット15に支持されている。
電気掃除機の騒音の一つに、前記電動送風機1の回転不
釣合いに起因する騒音がある。即ち、インペラ5及び電
動機9の回転子11の不釣合いのために、電動送風機1
が毎秒の回転数と同じ周波数で振動し、この振動が掃除
機本体4に伝達され騒音を発生するものである。電動送
風機の回転数をn (rps)とすると、発生する騒音
の周波数は普通n (Hz)(=f3)であるが、場合
によってはその高調波の2 n(llz) (−2*
f 3)が発生する。これらの騒音は電動送風機が揺動
モードで振動するときには、充分に防振され大きな騒音
にはならない。しかし、回転子及びファンケースが、n
(Hz)、2n (Hz)で軸方向に共振した場合は
防振効果が不十分であり、また騒音としても発生し易い
ため、掃除機として大きな騒音となる場合がある。
釣合いに起因する騒音がある。即ち、インペラ5及び電
動機9の回転子11の不釣合いのために、電動送風機1
が毎秒の回転数と同じ周波数で振動し、この振動が掃除
機本体4に伝達され騒音を発生するものである。電動送
風機の回転数をn (rps)とすると、発生する騒音
の周波数は普通n (Hz)(=f3)であるが、場合
によってはその高調波の2 n(llz) (−2*
f 3)が発生する。これらの騒音は電動送風機が揺動
モードで振動するときには、充分に防振され大きな騒音
にはならない。しかし、回転子及びファンケースが、n
(Hz)、2n (Hz)で軸方向に共振した場合は
防振効果が不十分であり、また騒音としても発生し易い
ため、掃除機として大きな騒音となる場合がある。
発明が解決しようとする課題
従来の構成の電動送風機は前述したように、電動送風機
の回転子及びファンケースがn (Hz)または2n
(Hz)で共振すると、電気掃除機へ組み込んだ状態で
大きな騒音を発生するという課題を有するものであった
。
の回転子及びファンケースがn (Hz)または2n
(Hz)で共振すると、電気掃除機へ組み込んだ状態で
大きな騒音を発生するという課題を有するものであった
。
本発明はこのような従来の構成が有する課題を解決しよ
うとするものであり、共振を防止すると同時に騒音とし
て発生しにくい構成の電動送風機を提供することを第一
の目的とするものである。
うとするものであり、共振を防止すると同時に騒音とし
て発生しにくい構成の電動送風機を提供することを第一
の目的とするものである。
また前記第一の目的を達成するための第二の手段を提供
することを第二の目的とするものである。
することを第二の目的とするものである。
課題を解決するための手段
前記第一の目的を達成するための第一の手段は、回転子
の軸方向の固有振動数をf 1(Hz)、ファンケース
の軸方向の固有振動数をf 、1(Hz)、インペラの
回転数即ち電動機の回転数をf 3(rps)とした時
、f−>f3.2* f3> f2>f3(7)関係を
有するように、ファンケースに質量を付加する構成とし
た電動送風機とするものである。
の軸方向の固有振動数をf 1(Hz)、ファンケース
の軸方向の固有振動数をf 、1(Hz)、インペラの
回転数即ち電動機の回転数をf 3(rps)とした時
、f−>f3.2* f3> f2>f3(7)関係を
有するように、ファンケースに質量を付加する構成とし
た電動送風機とするものである。
第二の目的を達成するための第二の手段は。
ファンケースの軸方向の固有振動数をインペラの回転数
即ち電動機の回転数にほぼ等しくなるようにファンケー
スに質量を付加する構成とした電動送風機とするもので
ある。
即ち電動機の回転数にほぼ等しくなるようにファンケー
スに質量を付加する構成とした電動送風機とするもので
ある。
作 用
第−の手段は以下のように作用する。ファンケースに設
けた質量が作用することによって、回転数n(Hz)及
び2n (Hz)と回転子及びファンケースが共振しな
いようになると同時に、n(Hz)及び2n (Hz)
で回転子即ちインペラとファンケースが軸方向に同一方
向で振動するようになり騒音の発生が抑制される。
けた質量が作用することによって、回転数n(Hz)及
び2n (Hz)と回転子及びファンケースが共振しな
いようになると同時に、n(Hz)及び2n (Hz)
で回転子即ちインペラとファンケースが軸方向に同一方
向で振動するようになり騒音の発生が抑制される。
第二の手段は以下のように作用する。ファンケースに付
加した質量によって、ファンケースの固有振動数を回転
数n(Hz)と等しく設定することができ、比較的固有
振動数のバラツキの大きな回転子が単体で軸方向に回転
数n(Hz)と共振しても前記ファンケースの影響で、
電動送風機として構成した場合n (Hz)の固有振動
数は現れず、結果として共振が生じないため、n(Hz
)の騒音が低減される。
加した質量によって、ファンケースの固有振動数を回転
数n(Hz)と等しく設定することができ、比較的固有
振動数のバラツキの大きな回転子が単体で軸方向に回転
数n(Hz)と共振しても前記ファンケースの影響で、
電動送風機として構成した場合n (Hz)の固有振動
数は現れず、結果として共振が生じないため、n(Hz
)の騒音が低減される。
実施例
以下本発明の実施例を第1図〜第3図に基すいて説明す
る。従来例と同一の部分には同番号を付し、その説明を
省略する。
る。従来例と同一の部分には同番号を付し、その説明を
省略する。
第1図において20はファンケース8の吸気孔21の周
囲に取り付けられた金属性の質量である。この質M20
の重さは、以下のように設定されている。即ち、第2図
に示すような軸方向の振f3〉f2〉f3の関係を有す
るように設定している。第2図において点線はファンケ
ースの静止時の外観を示し、実線は振動したときの外観
を示している。ここで通常は回転子の軸方向の固有振動
数f1(Hz)はf、>f3の関係になっている。
囲に取り付けられた金属性の質量である。この質M20
の重さは、以下のように設定されている。即ち、第2図
に示すような軸方向の振f3〉f2〉f3の関係を有す
るように設定している。第2図において点線はファンケ
ースの静止時の外観を示し、実線は振動したときの外観
を示している。ここで通常は回転子の軸方向の固有振動
数f1(Hz)はf、>f3の関係になっている。
第3図にこの電動送風機の軸方向の簡略化した振動モデ
ルを示している。Moはファンケースに付加した重り、
Mrは回転子を、Msは固定子を示しに1、K2はそれ
ぞれの位置に於ける等偏向なバX1と、Mrの振動振幅
X2の位相を第3h図に不している。すなわちf−f2
・r3の関係が上述直 (−2*f3)の時は、Xl・X2の位相は同相になる
。このことはファンケースとインペラが同相に振動する
ことを意味し、インペラとファンケースの間の体積変化
が起こりに<<、結果として電動送風機から発生するn
(Hz)及び2n (Hz)の騒音は小さく抑えられる
。また、ファンケースがn (Hz) 、2n (Hz
)と共振することはない。
ルを示している。Moはファンケースに付加した重り、
Mrは回転子を、Msは固定子を示しに1、K2はそれ
ぞれの位置に於ける等偏向なバX1と、Mrの振動振幅
X2の位相を第3h図に不している。すなわちf−f2
・r3の関係が上述直 (−2*f3)の時は、Xl・X2の位相は同相になる
。このことはファンケースとインペラが同相に振動する
ことを意味し、インペラとファンケースの間の体積変化
が起こりに<<、結果として電動送風機から発生するn
(Hz)及び2n (Hz)の騒音は小さく抑えられる
。また、ファンケースがn (Hz) 、2n (Hz
)と共振することはない。
以下第二の実施例について説明する。本実施例の構成は
第1図と同様であるが、ファンケースに設けた質量は、
軸方向の固有振動数を電動機の回転数にほぼ等しく成る
ように設定しであるものである。
第1図と同様であるが、ファンケースに設けた質量は、
軸方向の固有振動数を電動機の回転数にほぼ等しく成る
ように設定しであるものである。
回転子の軸方向の固有振動数は比較的バラツキが大きく
、もしも回転子の軸方向の固有振動数が電動機の回転数
と等しくなり共振が発生すると、大きな騒音を発生する
。このときファンケースの軸方向の固有振動数が回転数
に等しくなっていると、電動送風機全体としては同一の
固有振動数を有した振動系が合わさった2自由度の振動
系になり、振動が連成するため、回転数に等しい固有振
動数は現れなくなる。このため結果として、回転数との
共振が避けられる。また回転子の軸方向の固有振動数が
回転数より小さい場合は、電動送風機全体としてはファ
ンケースの固有振動数は回転数より大きくなり、逆の場
合はファンケースの軸方向の固有振動数は回転数より小
さくなる。このためいずれの場合も、電動送風機として
は回転数と共振するような固有振動数を持つことはない
。
、もしも回転子の軸方向の固有振動数が電動機の回転数
と等しくなり共振が発生すると、大きな騒音を発生する
。このときファンケースの軸方向の固有振動数が回転数
に等しくなっていると、電動送風機全体としては同一の
固有振動数を有した振動系が合わさった2自由度の振動
系になり、振動が連成するため、回転数に等しい固有振
動数は現れなくなる。このため結果として、回転数との
共振が避けられる。また回転子の軸方向の固有振動数が
回転数より小さい場合は、電動送風機全体としてはファ
ンケースの固有振動数は回転数より大きくなり、逆の場
合はファンケースの軸方向の固有振動数は回転数より小
さくなる。このためいずれの場合も、電動送風機として
は回転数と共振するような固有振動数を持つことはない
。
発明の効果
第一の手段によれば、回転数に起因するn(Hz)およ
び2n(Hz)の音とファンケースが共振することはな
く、しかも音の発生しにくい振動モードが得られ、騒音
の小さい電動送風機が得られる。
び2n(Hz)の音とファンケースが共振することはな
く、しかも音の発生しにくい振動モードが得られ、騒音
の小さい電動送風機が得られる。
第二の手段によれば、回転数n(Hz)で軸方向に共振
することがなくなり、異常な振動騒音を発生することが
なくなる。このため結果として、低振動の電動送風機が
得られるものである。
することがなくなり、異常な振動騒音を発生することが
なくなる。このため結果として、低振動の電動送風機が
得られるものである。
第1図は本発明の一実施例を示す電動送風機の断面図、
第2図は同ファンケースの振動モードを示す図、第3図
は同軸方向の振動を示すモデル図、第4図は同振動モデ
ルの振動位相を示す図、第5図は従来の電動送風機の断
面図、第6図は従来の電動送風機を使用した電気掃除機
の断面図を示している。 5・・・インペラ、8・・・ファンケース、9・・・電
動機、20・・・質量。
第2図は同ファンケースの振動モードを示す図、第3図
は同軸方向の振動を示すモデル図、第4図は同振動モデ
ルの振動位相を示す図、第5図は従来の電動送風機の断
面図、第6図は従来の電動送風機を使用した電気掃除機
の断面図を示している。 5・・・インペラ、8・・・ファンケース、9・・・電
動機、20・・・質量。
Claims (2)
- (1)電動機の回転軸に固着した複数枚のブレードを有
したインペラと、このインペラが回転することによって
発生する気流を導くために、インペラの外周に設置され
たエアガイドと、これらインペラ及びエアーガイドを内
包し中央部に吸気孔を設けたファンケースを有し、回転
子の軸方向の固有振動数をf_1(Hz)、ファンケー
スの軸方向の固有振動数をf_2(Hz)、インペラの
回転数即ち電動機の回転数をf_3(rps)とした時
、f_1>f_3、2*f_3>f_2>f_3の関係
を有するように、ファンケースに質量を付加した電動送
風機。 - (2)電動機の回転軸に固着した複数枚のブレードを有
したインペラと、このインペラが回転することによって
発生する気流を導くために、インペラの外周に設置され
たエアガイドと、これらインペラ及びエアーガイドを内
包し中央部に吸気孔を設けたファンケースを有し、ファ
ンケースの軸方向の固有振動数をインペラの回転数即ち
電動機の回転数にほぼ等しくなるようにファンケースに
質量を付加した電動送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1326366A JP2650448B2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 電動送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1326366A JP2650448B2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 電動送風機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03185300A true JPH03185300A (ja) | 1991-08-13 |
JP2650448B2 JP2650448B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=18186996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1326366A Expired - Lifetime JP2650448B2 (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 電動送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2650448B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113237196A (zh) * | 2021-05-17 | 2021-08-10 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 风机降噪方法、装置及空调器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0354400A (ja) * | 1989-07-20 | 1991-03-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動送風機 |
-
1989
- 1989-12-15 JP JP1326366A patent/JP2650448B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0354400A (ja) * | 1989-07-20 | 1991-03-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動送風機 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113237196A (zh) * | 2021-05-17 | 2021-08-10 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 风机降噪方法、装置及空调器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2650448B2 (ja) | 1997-09-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516 Year of fee payment: 12 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516 Year of fee payment: 13 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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