JPH03184486A - リクエスト型テレテキスト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は例えば加入者数が最大敵方程度のＣＡＴＶ　
（有線テレビ）網などの限られた数の加入者を対象とす
るテレビ文字多重放送を利用して、加入者端末から要求
したテキストを自動検索してその加入者端末のテレビ文
字多重受信装置でそのテキストを表示するようにしたリ
クエスト型テレテキストに関する。

「従来の技術」 従来、ＣＡＰＴＡ　Ｉ　Ｎ４こ代表されるビデオテック
スサービスはサービス加入者の端末からの要求によりそ
の要求テキストを検索してその加入者端末にそのテキス
トを送信することでリクエスト型のテキスト送信サービ
スを実現している。このための設備として第５図に示す
ように、各加入者側にリクエスト送信装置、テキスト受
信装置、及びテキスト表示可能な専用の表示装置、或い
は家庭用テレビ受像機を表示装置として用いる場合はリ
クエスト送出及びテキスト受信可能な専用アダプタを設
置し、センタ側にリクエスト受信装置・テキスト送信装
置及びテキスト検索装置を設置し、通信回線を通じリク
エスト送受信及びテキストの送受信をおこなっている。

また、放送網において既にサービスされているテレビ文
字多重放送は、片方向性のサービスであり、センタ側か
らは予め決められた番組（プログラム）に従ってテレビ
文字多重放送装置より放送網を経由して繰り返し複数の
テキストが番組識別子を付加して放送され、加入者側の
テレビ文字多重受信装置では放送波からテキストを抽出
し、番、＆ｌＩ識別子入力装置により人力された番ｍ識
別子と一致する識別子を有するテキストを受信のつどベ
ージ（画面）単位で順次表示するしくみとなっており、
予め決められた番組の範囲内でしか選択し表示する機能
しかなく、複数の加入者がセンタに個別にテキスト要求
を行い実時間でセンタより対応する特定テキストを加入
者に送信するリクエスト機能は無い。第６図に文字多重
放送の構成図を示す。

「発明が解決しようとする課題」 従来のビデオテックスサービスはテレビ受像機を表示装
置として用いた場合でも加入者毎に高価な専用通信端末
を設備する必要があり、このことがＣＡＰＴＡＩＮ等の
普及の大きな障害のひとつとなっている。一方、テレビ
文字多重受信装置はテキスト受信・画像出力が可能で、
本機能を内蔵するテレビ受像機が普及しつつあり、簡単
なリモコンターミナルを用いてページ（テキスト）選択
が可能であるが、限られたプログラムの範囲でしか選択
できないという間朋がある。この発明が解決しようとす
る課題は、テレビ文字多重受信装置に簡便な装置を追加
することにより、加入者にビデオテックス相当のリクエ
スト型のテレテキストサービスを可能とするリクエスト
型テレテキストを提供することにある。

「！ｉ題を解決するため手段Ｊ この発明によればテレビ文字放送システムに対し、テレ
ビ文字多重受信装置ごとにテキスト識別子送信装置が設
けられ、これより選択したテキスト識別子がそのテレビ
文字多重受信装置と通信回線とへ送出され、テレビ文字
多重放送装置側に前記通信回線と接続されたテキスト検
索装置が設けられ、テキスト検索装置は通信回線から受
信したテキスト識別子によりテキストを検索し、検索し
たテキストとそのテキスト識別子とをテレビ文字多重放
送装置の文字符号入力端子へ供給し、これによりそのテ
キスト及びテキスト識別子が映像信号に多重化されてテ
レビ文字多重放送装置から放送され、各テレビ文字多重
受信装置では分離回路で映像信号から分離された文字信
号と自他のテキスト識別子送信装置から送られたテキス
）ｌｌｌｉ別子とが比較され、一致したテキス）Ｓｍ別
子に対するテキストが表示される。

「作　用」 テキスト識別子送信装置はテレビ文字多重受信装置と、
通信回線経由でテキスト検索装置と接続され、テキスト
識別子送信に機能が限定されており低速かつ簡単な通信
制御機能により実現できる為、比較的簡素に加入者側に
おけるテキストアクセス機能が実現できる。通信回線経
由のテキスト要求送受信については、ＣＡＰＴＡＩＮシ
ステムにおいて１５ｂｐｓの低速かつ簡易な手順が採用
されていることからも推測できるように実現上の困難は
無い。また、センタ側では、要求されたテキストを検索
するテキスト検索装置から要求されたテキストとそのテ
キストに対応するテキスト識別子とをテレビ文字多重放
送装置の文字符号入力端子に送信し、テレビ文字多重放
送装置により放送し、加入者の要求によりセンタから送
信するテキス）ｌが増加する問題に対しては文字多重放
送は複数のテキストをそれぞれを特定するテキスト識別
子を付加し送受しており、放送するテキストも加入者の
要求のつとテキスト検索装置より受信したものを送信す
る方式であり、送信チャネルが長期間専有されず、別テ
キストの送信に再利用されることから、繰り返し同一テ
キストを放送しつづける現状の文字多重放送と異なり送
信チャネルの有効利用をはかることができる。現在、テ
キストの送信速度は、ＣＡＰＴＡＴＮの場合４８００ｂ
ｐｓであり、文字多重放送の場合５．７３　Ｍｂｐｓで
ある。単純に速度のみで比較しても、文字多重放送はＣ
ＡＰＴＡＩＮの１０００倍以上の送信能力があり、敵方
程度の加入者のシステムで同時要求が常時１％程度とみ
ても、送信チャネルネックとなることは少ない。

「実施例Ｊ 以下、図面を参照してこの発明の一実施例について説明
する。

第１図はこの実施例装置概略構成図である。加入者側装
置１は、テレビ文字多重受信装置２、テキスト識別子送
信装置３からなり、センタ側装置４は、テキスト検索装
置５、テレビ文字多重放送装置６からなる。テレビ文字
多重受信装Ｗ２は有線或いは無線の放送″４１４７によ
りテレビ文字多重放送装置６からの放送波を受信する。

テキスト識別子送信装置３は、テレビ文字多重受信装Ｗ
２へのテキスト識別子送信のほか、通信網８経由でセン
タ側装置４のテキスト検索装置５にテキスト識別子送信
を行う。テキスト検索装置５はテレビ文字多重放送装置
６の文字符号入力端子に接続され、テレビ文字多重放送
装置６にテキスト及びそのテキスト識別の為のテキスト
識別子を送信する。テキスト識別子は１画面あたりｌテ
キスト表示とするならば、個々のテキストにユニークな
番号を割付け、テキスト要求のつと加入者側装置ｌから
そのテキストの番号の全ての桁を人力する方法の他、複
数のテキストをツリー状のデータ構成とし、加入者側装
置個々に最新の送信済みテキスト番号をカレントノード
としてテキスト検索装Ｗ５に記憶し、そのカレントノー
ドの親ノード、又は子ノードのテキストを表示要求する
場合はそのテキスト番号とは異なる短い桁数の特定番号
をテキスト識別子として送信し、カレントノードから辿
って検索する方法も、人力の便宜をはかる意味で有効と
なる。第１図では加入者側装置１を１つ示したが、実際
には多数の加入者側装置１が放送網７、通信網８に接続
されている。

第２図は特定加入者側装置ｉ１とセンタ側装置４との間
で送受されるテキスト識別子及びテキストの情報を示す
もので、加入者側装置ｉ１より、センタ側装置４にテキ
スト識別子ｉ１３が送られ、センタ側装置４はこれを受
けて、加入者側装置ｉ１から受信したテキストａ別子ｉ
１３に対応するテキストｉ１４に、テキスト識別子ｉ１
５を付加したデータがパケットｉ１６としてセンタ側装
置４から加入者側装置ｉ１に放送網７経出で放送される
。放送網７で放送されるパケット情報には、特定加入者
個装Ｗｉｌに対するパケットの他にもパケノ）ｎ１７が
あり、これは加入者側装置１１以外の加入者側装置ｎ１
からの要求に対するテキスト識別子ｎｌＢとテキストｎ
１９からなるが、センタ側装置４からは全加入者個装７
１への同報通信であるため加入者側装置ｉ１にても受信
される。

同様に図に示してないがその他のパケットも含まれる。

第３図は加入者側装置１の内部構成と情報の流れを示す
。加入者側装置１はテレビ文字多重受信装置２とテキス
ト識別子送信装置３とより威り、テキスト識別子送信装
置３の人力装置２３で人力されたテキストｍ別子はテキ
スト識別子送信部２４よりテレビ文字多重受信装置２に
送られると同時に通信回線接続装置２５を介し、通信回
線経由でセンタ側装置４に送られる。人力装置２３及び
通信回線接続装置２５の簡素な実現形態の一例としては
、ＰＢ信号送出可能な電話機が考えられる。

この場合通信回線として公衆電話網が想定される。

通信回線接続は人力装置２３としての−＃Ｌ電話機より
センタ側装置４の着信番号をダイヤルし、着信応答後人
刃装置２３からのブツシュボタンによりテキスト識別子
情報をＰＢ信号にてセンタ側装置４に送出するとともに
テレビ文字多重受信装置２にも送信し、テレビ文字多重
受信装置２内に設けた、テキスト識別子受信部２６にＰ
Ｂ受信機能を持たせることでテキスト識別子の送受を実
現する。

テレビ文字多重受信装置２では、テキスト識別子受信部
２６より受信したテキスト識別子を記憶装置２７に格納
する。テレビ文字多重受信装置２はセンタ側装置４から
送信される放送波を復調回路２８で復調し、分離回路２
９で映像信号と文字信号とに分離し、映像信号は切替回
路３０に送られるが、文字信号は復号訂正回路３１によ
り誤り訂正された後、記憶装置２７に予め格納されたテ
キスト識別子と訂正後のバケントに含まれたテキスト識
別子との照合が行われ、一致するものについてそのテキ
ストが記憶装置２７に格納される。

共通制御装置３２はテレビ文字多重受信装置２内の各構
成要素の制御を司り、記憶装置２７に書き込まれたテキ
ストを表示メモリ３３に転送する。

切替回路３０は共通制御装置３２の制御信号により映像
信号と表示メモリ３３のテキストとのいずれか一方を表
示回路３４に供給する機能を有し、表示回路３４は切替
回路３０の出力を表示器３５に表示する。共通制御装置
３２内のタイマを、テキスト識別子送信装置２４よりテ
キスト識別子を受信すると起動し、一定時間経っても対
応するテキストを受信しない場合には表示メモリ３３に
受信しないことを示す情報を書き、これを表示器３５に
表示することで、受信誤り時のテキスト識別子再送信を
促すことも可能である。尚、ここではテレビ文字多重受
信装置２内の音声信号の処理は省略した。

第４図はセンタ側装置４の内部構成と情報の流れを示す
。センタ側装置４はテレビ文字多重放送装置６とテキス
ト検索装置５とからなり、加入者側装置１からのテキス
ト識別子を通信回線接続装置４３にて受信し、それをキ
ーとして多数のテキストが記憶されている補助記憶装置
４４を検索し、検索したテキストを主記憶装置４５に転
送し、そのテキストをそのテキスト識別子とともにイン
タフェース回路４６．４７経由でテレビ文字多重放送装
置６の文字符号入力端子５５に送信し、文字符号入力端
子５５からのテキスト及びテキスト識別子は、パケット
化装置４８にて編集後、誤り訂正・検出符号化回路４９
にて符号化し、各ビット毎の符号量干渉を抑圧するため
のパルス波形整形を波形整形回路５０にて行ない、多重
化装置５１にて映像信号５２に多重化し、変調装置５３
を経由して放送波として送信される。尚、テキスト検索
装置５の各構成要素は共通制御装置５４により制御され
る。加入者側装置１のページ識別子送信装置３の通信回
線インタフェースとしてＰＢ信号送信可能な電話機を用
いるならば、センタ側装置４の通信回線接続装置４３と
しては、自動着信・応答機能及び通話時のＰＢ信号受信
機能が対応する。

以上の例では、通信網として公衆電話回線網を利用する
実現例を述べたが、パソコン通信等の手法によることも
容易に行ない得る。また、双方向送信機能を持つＣＡＴ
Ｖ″ｌ１４への適用に際しては下り周波数帯域を放送網
に、上り周波数帯域を通信網として用い、上り帯域上で
は通信路を複数加入者側装置で共用し、ＣＳＭＡ、ＡＬ
ＯＨＡ等の競合調停機能を用いたパケット形式のテキス
ト識別子送受信も考えられる。この場合、通信回線接続
装置としては、変復調、パケット通信、競合調停の機能
が必要となるが、新たに通信回線を布設する必要が無い
という利点がある。ＣＡＴＶ網としては有線だけのみな
らず、一部に無線、光ファイバを含むもの、光ファイバ
のみのものなどにも適用できる。

「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、テレビ文字多
重放送システムにおけるテレビ文字多重放送装置及びテ
レビ文字多重受信装置にそれぞれテキスト検索装置及び
簡素なテキスト識別子送信装置を結合することで、リク
エスト型テレテキストを実現することが出来、前述した
ように加入者数が敵方程度以内なら送信チャネルネック
となるおそれがなく、ＣＡＴＶｗ４のような地域型放送
サービスに単なる一方向性の放送サービスでは得られな
い付加価値を与えるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るリクエスト型テレテキストの装
置概略構成図、第２図は特定加入者側装置とセンタ側装
置との間での情報の送受を示す図、第３図は加入者側装
置の内部構成と情報の流れを示す図、第４図はセンタ側
装置の内部構成と情報の流れを示す図、第５図はビデオ
テックスサービスの構成国、第６図はテレビ文字多重放
送の構成国である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）センタ側に設けられたテレビ文字多重放送装置と
   、そのテレビ文字多重放送装置よりの放送波を受信する
   複数のテレビ文字多重受信装置とよりなるテレビ文字放
   送システムに対し、 上記テレビ文字多重受信装置ごとに設けられ、選択した
   テキスト識別子をそのテレビ文字多重受信装置及び通信
   回線へ送出するテキスト識別子送信装置と、 上記センタ側に設けられ、上記通信回線と接続され、そ
   の通信回線を通じて送られて来た上記テキスト識別子に
   よりテキストを検索し、その検索したテキストにそのテ
   キスト識別子を付加して上記テレビ文字多重放送装置の
   文字符号入力端子へ供給するテキスト検索装置と、 上記各テレビ文字多重受信装置内に設けられ、その分離
   回路で映像信号から分離された文字信号と自他のテキス
   ト識別子送信装置から送られたテキスト識別子とを比較
   し、一致したテキスト識別子に対するテキストを表示す
   るテキスト抽出手段と、 を設けたことを特徴とするリクエスト型テレテキスト。