JPH0318380Y2 - - Google Patents

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JPH0318380Y2
JPH0318380Y2 JP1983205083U JP20508383U JPH0318380Y2 JP H0318380 Y2 JPH0318380 Y2 JP H0318380Y2 JP 1983205083 U JP1983205083 U JP 1983205083U JP 20508383 U JP20508383 U JP 20508383U JP H0318380 Y2 JPH0318380 Y2 JP H0318380Y2
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JP1983205083U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、板ガラスや組立てたサツシ等の板状
体を複数の小売店などに配送する場合に使用され
る運搬具に関する。
従来の板状体運搬具は、第9図で示すように、
複数枚の板状体1……を縦姿勢で載置可能な受台
50とこれら立設される凭れ部材51とをもつて
運搬フレームFが構成されているとともに、前記
凭れ部材51には、これに受止め支持される板状
体1の固縛機構(ゴムバンドやロープなどであ
る。)52が設けられている。
このような従来運搬具による板状体の運搬形態
を見てみると、一般に第9図で示す如く、小売店
の配送順序に関係なく、板状体の大きなものから
接触状態で積込む手段が採られている。そのた
め、各小売店において、そこで卸すべき板状体に
凭れかかつている板状体群を前方に引き離し、こ
の状態を維持したまま目的の板状体を側方に引出
さなければならず、その荷卸し作業に多大の労力
と時間を要するばかりでなく、前方に引き離され
た板状体群の支持が不確実であるため、この板状
体群が不測に倒れる危険性が高い。
また、このような従来の問題点を改善する手段
として、本考案出願人は、第10図で示すように
次の(イ)、(ロ)、(ハ)の構成を要旨とするものを開発し
先に出願した。(実公昭55−9224号) (イ) 複数枚の板状体1……を縦姿勢で載置可能な
受台53とこれの一端部から立設される凭れ枠
体54とをもつて運搬フレームFが構成されて
いる。
(ロ) 前記受台53には、奥行方向に間隔を隔て
て、縦姿勢の板状体1を受止め支持可能な逆L
字形支持枠55の下端部を着脱自在に止め付け
る受け部56が設けられている。
(ハ) 前記各支持枠55の上部に対して係合ならび
に係合解除自在な係止部57と受止め支持され
る板状体1の固縛具58とが設けられている。
これによる場合は、板状体1群を小売店単位で
区画した状態で積み込むことができるら、従来の
ように卸すべき板状体に凭れかかつている板状体
群を前方に引き離し、かつ、その状態を維持する
手間が不要で、荷卸し作業を少ない労力で安全か
つ能率良く行うことができるものの、まだ次のよ
うな問題があつた。
即ち、支持枠55の巾方向位置は一定でなけれ
ばならず、板状体寸法に対応できないばかりか、
板状体群を小売店の配送順序で積み込み、かつ、
荷卸しされた箇所の支持枠55を運搬フレームF
から順次取外すことにより、板状体群を最前列に
位置するものから広いスペースにおいて取り出す
ことができるが、例えば、荷卸し最優先順位のA
店が留守で、次のB店で荷卸し、更に、B店近く
のC店及びD店で荷卸しするとき、A店分の板状
体が残つているため、B店用又はB店用とC店用
の支持枠を取外すことができず、板状体群を、支
持枠とは別に一枚づつ側方から卸さなければなら
ず、多くの手間と時間を要するという取扱い上の
不便さがある。
本考案は、上述の先願のもつ問題点を改善する
点に目的を有する。
かかる目的を達成するために講じられた本考案
による板状体運搬具の特徴構成は、複数枚の板状
体を縦姿勢で載置可能な受台とこれから立設され
る凭れ枠体ならびに、前記凭れ枠体の上部から受
台の存在側に突設される枠体とをもつて運搬フレ
ームが構成され、前記受台には、前記凭れ枠体の
凭れ面から遠ざかる方向に間隔を隔てて、縦姿勢
の板状体を凭れさせて受止め支持可能な桟の下端
部を着脱自在に止め付ける受け部が設けられてい
るとともに、前記上部枠体にも、奥行方向に間隔
を隔てて、前記桟の上端部を着脱自在に係止保持
する係止部が設けられ、前記板状体の固縛機構が
前記桟夫々に設けられている点にある。
上記特徴構成による作用効果は次の通りであ
る。
荷卸し単位ごとの板状体を、複数個の桟に各別
に凭れさせて受止め支持させることができ、しか
もこれらの桟の下端部を受け部に、上端部を係止
部に夫々着脱自在に係止させることができるか
ら、任意の巾の板状体に対応できる区画を形成で
きるばかりでなく、板状体群を荷卸し単位で区画
支持する桟を隣接桟の存在に関係なく運搬フレー
ムに対して自由に取付けたり、取外したりするこ
とができる。
その結果、例えば、荷卸し最優先順位のA店が
留守で、次のB店で荷卸し、更にこのB店近くの
C店及びD店で荷卸しする場合でも、A店分の板
状体の存在に拘らずB店用又はB店用とC店用の
桟を取外すことにより、この桟にて区画形成され
ていた荷卸し済の板状体載置空間を荷卸しのため
の作業スペースとして有効利用することができ
る。
また、枠体の固縛機構が前記桟の夫々に設けら
れているから、各桟ごとに板状体を荷卸し単位で
確実に固定できる。
そして、荷卸し単位の枠体が複数枚である場合
は、それらをこの固縛機構で桟に固縛したまま、
桟と一体に運搬フレームから取外すことができ、
取外し作業が容易になる。
従つて、前記運搬フレームと桟との間を上述の
如く構成するだけの簡単な改造をもつて、板状体
群の荷卸し作業の容易化及び能率化を促進し得る
に至つた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1実施例(第1図乃至第4図参照) Fは、板状体の一例である複数枚の板ガラス1
……を縦姿勢で載置可能な受台2と、この受台2
の横巾中央部から立設される凭れ枠体3ならび
に、前記凭れ枠体3の上端部から受台2の載置面
と同じ側に突設される枠体4とをもつて構成され
る側面視ほぼエの字状の運搬フレームである。
前記凭れ枠体3は、受台2の長手方向に適宜間
隔を隔てて並設される逆V字状の部材3A……と
これら逆V字状部材3A……の頂部を繋ぐ部材3
Bとから構成されている。
前記上部枠体4は、凭れ枠体3の繋ぎ部材3B
両端に直交状態で連設される支持部材4A,4A
とこれら両者4A,4Aに亘つて架設される棒状
格子部材4Bとから構成されている。
5は、縦姿勢の板ガラス1を受止め支持可能な
板状の桟であり、これの下端部にコの字状の棒状
部材5aを固着するとともに、上端部分5bを逆
Uの字状に折曲げ、この折曲げ部分5bの横巾中
央部には、遊端側に開口する適宜長さの溝5cを
切欠形成している。
更に、前記上部枠体4の棒状格子部材4Bの、
その奥行方向に適宜間隔を隔てて位置する交差部
を、前記桟5の折曲げ部分5bを上下方向から着
脱自在に係止保持するための係止部6に兼用構成
するとともに、前記受台2の、前記凭れ枠体3の
逆V字状部材3A……に対応する箇所に夫々、ガ
ラス板1を載置支持可能な部材2A……を取付
け、これら載置支持部材2A……の奥行方向に適
宜間隔を隔てた複数箇所には夫々、前記桟5のコ
の字状棒状部材5aを着脱自在に止め付ける傾斜
姿勢の係合溝(受け部の一例である。)7を切欠
形成している。
8は、前記受台2の長手方向で対をなす桟5,
5に亘つて設けられた板ガラス1の固縛機構であ
り、これは、前記桟5の背面に固着されたフツク
8a,8aとこれらに亘つて着脱自在に架設され
る棒状部材8bならびに、この棒状部材8bに移
動自在に外嵌保持される係止部材8c,8c及び
これら係止部材8c,8cに対して着脱自在なロ
ーブやゴムバンド等の索状体8dとから構成され
ている。
9は、前記凭れ枠体3に設けられた板ガラス1
の固縛機構であり、これは、前記受台2の長手方
向両端に位置する逆V字状部材3A,3A……に
亘つて架設される棒状部材9aとこの棒状部材9
aに移動自在に外嵌保持される係止部材9b……
ならびにこれら係止部材9b,9bに対して着脱
自在なロープやゴムバンド等の索状体9cとから
構成されている。
上述の如く構成された運搬具においては、前記
桟5を隣接桟5の存在に関係なく運搬フレームF
に対して自由に取付けたり、取外したりすること
ができるから、例えば、最前列に位置する荷卸し
最優先順位のA店が留守で、次のB店で荷卸し、
更に、このB店近くのC店及びD店で荷卸しする
場合でも、荷卸し済みのB店用又はB店用とC店
用の桟5を取外すことにより、この桟5にて区画
形成されていた板ガラス載置用空間を荷卸しのた
めの作業スペースとして有効利用することができ
るのである。
第2実施例(第5図参照) 前記係合溝7を載置支持部材2Aの巾方向に対
して傾斜させるとともに、前記桟5の下端棒状部
材5aも前記傾斜係合溝7に嵌るように桟5に対
してひねつて設ける。
この実施例による場合は、桟5にて仕切られた
状態で載置される積層ガラス枚数が多く、係止溝
7上に板ガラス1の端辺が載つた場合でも、この
板ガラス1の係合溝7内への落込みを防止するこ
とができる利点がある。
第3実施例(第6図参照) 前記載置支持部材2Aに形成される係合溝7を
載置面に対して直角に構成する。
尚、上述の各実施例では、前記載置支持部材2
Aを連結分離自在な複数本のものから構成した
が、これの代わりに一本のものから構成して実施
しても良い。
第4実施例(第7図参照) 前記載置支持部材2Aの奥行方向に適宜間隔を
隔てた複数箇所に夫々、桟5の下端突起5d,5
dを着脱自在に嵌合保持する係合孔(受け部の一
例である。)7を形成する。
第5実施例(第8図参照) 前記上部枠体4を凭れ枠体3に対して固定連結
ならびに連結解除自在に構成するとともに、前記
受台2には、自由回転状態と回転停止状態とに切
替自在な走行車輪10……を取付ける。
次に、図示はしないが別の実施例について列記
する。
(イ) 運搬フレームFの受台2と凭れ枠体3ならび
に上部枠体4とを分解ならびに固定連結自在に
構成する。
(ロ) 運搬フレームFの受台2及び上部枠体4を伸
縮ならびに固定自在に構成する。
(ハ) 運搬フレームFを側面視においてほぼコの字
状に構成する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案に係る板状体運搬具
の実施例を示し、第1図は全体斜視図、第2図は
側面図、第3図は要部の平面図、第4図は要部の
拡大斜視図である。第5図乃至第8図は夫々別の
実施例を示す斜視図である。第9図は従来の板状
運搬具を示す斜視図であり、第10図は先願の板
状運搬具を示す斜視図である。 1……板状体、2……受台、3……凭れ枠体、
4……上部枠体、5……桟、6……係止部、7…
…受け部、8,9……固縛機構、F……運搬フレ
ーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 複数枚の板状体1……を縦姿勢で載置可能な
    受台2と、これから立設される凭れ枠体3なら
    びに、前記凭れ枠体3の上部から受台2の存在
    側に突設される枠体4とをもつて運搬フレーム
    Fが構成され、前記受台2には、前記凭れ枠体
    3の凭れ面から遠ざかる方向に間隔を隔てて、
    縦姿勢の板状体1を凭れさせて受止め支持可能
    な桟5の下端部を着脱自在に止め付ける受け部
    7が設けられているとともに、前記上部枠体4
    にも、奥行方向に間隔を隔てて、前記桟5の上
    端部を着脱自在に係止保持する係止部6が設け
    られ、前記板状体1の固縛機構8が前記桟5
    夫々に設けられている板状体運搬具。 2 前記凭れ枠体3がこれに受止め支持される板
    状体1の固縛機構9を備えたものである実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の板状体運搬
    具。 3 前記運搬フレームFが側面視においてほぼエ
    の字状に構成されたものである実用新案登録請
    求の範囲第1項又は第2項に記載の板状体運搬
    具。 4 前記運搬フレームFが側面視においてほぼコ
    の字状に構成されたものである実用新案登録請
    求の範囲第1項乃至第3項の何れかに記載の板
    状体運搬具。
JP20508383U 1983-12-26 1983-12-26 板状体運搬具 Granted JPS60106977U (ja)

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