JPH03183246A - 留守番電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野〕 この発明は、複数回線に接続可能であって所用の回線に
対する着信呼の入来有無を遠隔操作で知りたいときに適
した留守番電話装置に関するものである。

［従来の技術］ 現在商品化されている多くの留守番電話装置は、その殆
どが一回線用のものであるが、二世帯住宅のように一住
宅に二回線以上の電話回線を設置する家庭も増えてきた
。このような需要に応するため複数回線用の留守番電話
装置も商品化されるようになってきた。

留守番電話装置の機能の一つには公衆電話などから自分
の留守番電話装置に入来した着信メツセージを聞き出す
遠隔操作機能があり、さらにこの遠隔操作機能の中にｔ
ｏｌｌ　５ａｖｅｒ　（料金節約）機能を有しているも
のも知られている。

このｔｏｌｌ　５ａｖｅｒ　（料金節約）機能とは、公
衆電話などから留守番電話装置を呼び出した場合、何個
臼の呼出信号で応答状態になるかで、この留守番電話装
置に着信メツセージが入来しているか否かを判別する機
能で、例えば留守番電話装置に着信メツセージが録音さ
れていない場合は呼出信号が所定回数（４〜５回）で応
答し、着信メツセージが一つでも録音されいる場合は呼
出信号１〜２回で応答するような機能であり、公衆電話
などから留守番電話装置に着信メツセージが入来してい
るか否かを知りたいときは留守番電話装置を呼出し、こ
の留守番電話装置がリングバックトーン１〜２回で応答
しないときは着信メツセージが入来していないと判断し
て通話を切れば料金の節約になる。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、従来の複数の回線に接続可能な留守番電
話装置は着信メツセージが録音されていても必ずしも自
分に必要な着信メツセージとは限らない、つまり他の人
の回線より入来した着信メツセージも録音されるので、
単にこの留守番電話装置に着信呼が有ったか否かだけで
はｔｏｌｌ　５ａｙｅｒ（料金節約）ＩＩ能を有効に利
用することはできない。

この発明は、このような課題を解決するためになされた
もので、複数の回線に接続可能な留守番電話装置にあっ
ても所用の回線に対する着信呼の有無を判断して、ｔｏ
ｌｌ　５ａｄｅｒ　（料金節約）ＩＩ能を有効に利用す
ること可能にした留守番電話装置を提供することを目的
としている。

［課題を解決するための手段］ この発明は、複数の回線に接続可能であり呼者からのメ
ツセージを録音するための録音手段を有する留守番電話
装置において、前記複数のどの回線からの着信呼である
かを判別する回線判別手段と、呼出信号の数を計数する
信号計数手段と、前記複数の回線のそれぞれに対応して
設けられその回線に入来する着信呼を計数する着信呼計
数手段と、着信呼のあった回線の前記着信呼計数手段の
計数値が初期値例えば０の場合は所定数の呼出信号で応
答し前記計数値が初期値以外の数値の場合は前記所定数
より少ない数の呼出信号で応答する回線閉接手段とを有
することを特徴としている。

［作用］ このように留守番電話装置を構成することにより公衆電
話などより自分の回線に対する着信呼の有無を確かめた
いときは、呼出信号の数でその有無を確認できる。

［実施例］ 以下、図面を参照しながらこの発明の一実施例を説明す
る。第１図はこの実施例の構成回路図であり、第２図は
その動作を説明するフローチャートである。この実施例
は接続される回線が三回線であるとして説明する。

第１図においてＬＬ、Ｌ２．Ｌ３はそれぞれ複数の電話
回線を示しており、これら電話回線Ｌｌ。

Ｌ２．Ｌ３のそれぞれに対応して呼出信号を検出するリ
ンク検出回路１ａ、ｌｂ、ｌｃが設けられており、その
検出出力はこの実施例の留守番電話装置の全体を制御す
るマイクロプロセッサ等でなるＣＰＵ２に接続されてい
る。またＳｌ、３２゜Ｓ３はそれぞれに対応した電話回
線Ｌｌ、Ｌ２゜Ｌ３に対して直流ループを形成して局線
を保持監視する通話送受回路３に接続するための通話ス
イッチであり、これらの通話スイッチＳｔ、３２゜Ｓ３
はそれぞれの回ｍＬ１．Ｌ２．Ｌ３に対応するリング検
出回路１ａ、ｌｂ、ｌｃの検出出力によりＣＰＵ２を介
して接続動作が指示されるようになっている。

通話送受回路３は公衆電話等からの遠隔操作信号（ＤＴ
ＭＦ）受信用の信号受信回路３ａに接続されており、ま
た信号受信回路３ａはデータバスでＣＰＵ２に接続され
て動作情報が交換されるようになっている。またこの通
話送受回路３の出力側は着信したメツセージの記録再生
用の増幅器Ｉ４ａに、増幅器１４ａの出力側は再生用の
スピーカ５と定電流録音用の増幅器Ｉ［４ｂを経て録音
ヘッド６ａに、また増幅器Ｉ４ａの出力側は音声信号の
有無を検出判断するためにＣＰＵ２にも接続されている
。

録音されたメツセージは再生ヘッド６ｂより増幅器Ｍ４
ｃを介して通話送受回Ｆ！？１３に送られるように接続
されている。

またＣＰＵ２はモータ駆動回路７ａを介してメツセージ
を録音再生するためのテープ駆動用のモ−タ７ｂを制御
するにように構成されており、またテープの位置はテー
プ駆動軸に連動する位置パルス発生器８ａで発生する光
の濃淡パルスを検出するためのセンサ８ｂの出力がＣＰ
Ｕ２に送られ記憶されるようになっている。

なお、ＣＰＵ２には前記したようなこの留守番電話装置
全体を制御する機能の中に接続可能な回線数に対応する
スキャンニング用のカウンタＪおよび各回線のそれぞれ
にに対応する着信呼数計数用のカウンタＮｌ、Ｎ２．Ｎ
３・・・Ｎｉが設けられている。

このように構成された留守番電話装置が着信待機中の停
止モードにあるとき、電話回線Ｌｌ、Ｌ２、Ｌ３のいず
れかに着信呼があるとその回線に対応したリング検出回
路１ａ、ｌｂ、ｌｃのいずれかが動作しその呼出信号の
検出出力をＣＰＵ２に送る。

ＣＰＵ２は第２図のフローチャートに示すように留守番
電話装置が起動された時点のステップ１でカウンタＮｌ
、Ｎ２．・・・Ｎｉの全てをＯにクリアし、かつ次のス
テップ２でカウンタＪに１を設定し、ステップ３以降で
カウンタＪに順次１を加えることにまりカウンタＪの数
値に対応して各回線のリング検出回路のＣＰＵ２の入力
ボートに接続された呼出信号検出出力をスキャンニング
して監視待機している。

この監視待機中はステップ３ではカウンタＪの値が接続
された回線数ｉをオーバーしないかを監視しており、カ
ウント数ｊが回線数ｉをオーバーするとステップ２に戻
り再びカウンタＪを１にセットする。カウント数ｊが回
線数１未満か等しくなるまではステップ４でカウンタＪ
のカウント値に対応するリング検出回路１ａ、ｌｂ、ｌ
ｃのいずれかに呼出信号検出出力があるか見ており、呼
出信号検出出力がなければステップ５でカウンタＪに１
を加算しステップ３に戻る動作を繰り返している。

このようにして呼出信号検出出力を検出するまでリング
検出回路１ａ、ｌｂ、ｌｃを順次スキャニングし、ステ
ップ４で回線ｊに呼出信号検出出力を検出するとステッ
プ６でこの留守番電話装置が他の回線にすでに接続され
ているか否か、および検出した呼出信号を継続時間等で
正規の呼出信号であるか否かを判断し、正規の呼出信号
であり、かつ着信呼に対してこの留守番電話装置が応答
可能であれば、次のステ・ｙプ７でこの回線ｊの着信呼
数計数用のカウンタＮｊを読みだし、カウント数が０か
否かをチエツクする。カウント数が０であればステップ
８およびステップ９で所定間隔時間における呼出信号の
数を４回まで計数する。

ステップ７でカウンタＮｊがＯ″′Ｃ″無いと判断した
場合およびステップ８で呼出信号が４回計数された場合
はステップ１０で着信呼が入った回線ｊ（例えば回線Ｌ
２＞の通話スイッチＳ２を閉接し回線をこの留守番電話
装置に接続して応答状態にする。

回線の接続が終わると、次のステップ１１とステップ１
２で回線閉接から所定時間（この実施例では１０秒間）
内に遠隔操作信号（Ｄ　Ｔ　Ｍ　Ｆ　）が送られて来る
か否かを信号受信回路３ａで監視し、ステップ１１で監
視する時間内に遠隔操作信号が送られてこないと通常の
着信呼と判断し、次のステップ１３で接続された回線の
カウンタＮｊに１を加算し、ステップ１４でテープレコ
ーダを起動して録音モードとして送られるメツセージを
録音する。

メツセージを録音するその間ステップ１５で発呼者から
のメツセージがａｌｌ！されているか否かを増幅器Ｉ４
ａの出力レベルによりＣＰＵ２で監視しており、メツセ
ージ出力が一定時間無くなり発呼者が電話を切ったと判
断すると次のステップ１６で停止モードにし、さらにス
テップ１７で閉接していた通話スイッチ３１，３２．３
３のいずれかを復旧させて着信呼のあった回線を解放し
て、テープが抜き取られるような操作が入らなければス
テップ２に戻り再び呼出信号を監視する。

ステップ１１とステップ１２で遠隔操作信号が送られて
きたと判断すると、ステップ１８で送られてきた遠隔操
作信号がこの留守番電話装置に接続回線側に予め登録さ
れた暗証番号と一致するか否かをチエツクして、もし送
られてきた遠隔操作信号が登録された暗証番号と一致し
なかったら、一応通常の着信呼と判断してステップ１３
〜ステツプ１７のフローにより着信のメッセイジをテー
プに録音する。

ステップ１８で遠隔操作信号が登録された暗証番号と一
致すれば正規の遠隔操作信号と判断して次のステップ１
９でテープを巻戻し動作にしてステップ２０でこの巻戻
し動作を監視し、テープが巻始めまで戻ったと判断する
と次のステップ２１で巻戻し動作を停止するとともにテ
ープを再生モードに転換して録音されている着信メツセ
ージを再生し通話送受回路３を通して遠隔操作した発呼
者に送る。

このステップ２１の再生モードにあるときはステラ１２
２でセンサ８ｂより送られるテープカウント値によりテ
ープ位置を監視しており、元の位置に戻ったと判断する
とステップ１６に飛び、モータ７ｂを止め停止モードに
し、ステップ１７で閉接していた通話スイッチＳｌ、　
Ｓ２．Ｓ３のいずれかを復旧させて着信呼のあった回線
を解放して、テープが抜き取られるような操作が入らな
ければステップ２に戻り再び呼出信号を監視する。

この実施例で、各回線に対応してＣＰＵ２内に設けられ
る着信呼数計数用のカウンタＮｌ、Ｎ２゜Ｎ３・・・Ｎ
ｉは着信呼の有無の判断だけでなく、その回線にいくつ
の着信呼があったかを表示するためにも使用できる。

なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、要旨を変更しないＷＥ囲で変形して実施できる。

［発明の効果コ この発明は、複数回線に接続可能な留守番電話にあって
もそれぞれの回線に対して独立の↑０；１ｓａｖｅｒ　
（料金節約＞Ｓ能を持たせることができ通話料金の節約
が可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成回路図、第２図はこ
の実施例の動作を説明するフローチャートである。 Ｃ・・・リング検出回路 ｌａ、　　ｌｂ、　　１ ２・・・・・・ＣＰＵ ３・・・・・・通話送受回路 ４ａ・・・増幅器■ ４Ｃ・・・増幅器■ ６ａ・・・録音ヘッド ７ａ・・・モータ駆動回路 ８ａ・・・位置パルス発生器 ８ｂ・・・センサ ３ａ・・・信号受信回路 ４ｂ・・・増幅器■ ５・・・・・・スピーカ ６ｂ・・・再生ヘッド ７ｂ・・・モータ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数の回線に接続可能であり呼者からのメッセージを録
   音するための録音手段を有する留守番電話装置において
   、 前記複数のどの回線からの着信呼であるかを判別する回
   線判別手段と、呼出信号の数を計数する信号計数手段と
   、前記複数の回線のそれぞれに対応して設けられその回
   線に入来する着信呼を計数する着信呼計数手段と、着信
   呼のあつた回線の前記着信呼計数手段の計数値が初期値
   の場合は所定数の呼出信号で応答し前記計数値が初期値
   以外の数値の場合は前記所定数より少ない数の呼出信号
   で応答する回線閉接手段とを有することを特徴とした留
   守番電話装置。