JPH03182749A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH03182749A
JPH03182749A JP32450889A JP32450889A JPH03182749A JP H03182749 A JPH03182749 A JP H03182749A JP 32450889 A JP32450889 A JP 32450889A JP 32450889 A JP32450889 A JP 32450889A JP H03182749 A JPH03182749 A JP H03182749A
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silver halide
light
layer
color
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JP32450889A
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English (en)
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Chikamasa Yamazaki
山崎 力正
Kenji Kadokura
門倉 健二
Tawara Komamura
駒村 大和良
Nobuyuki Takiyama
滝山 信行
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はハロゲン化銀カラー写真感光材料に関し、詳し
くは色素画像の光による褪色および未発色部の光による
変色が良好に防止されたハロゲン化銀カラー写真感光材
料に関する。
[発明の背景] ハロゲン化銀カラー写真感光材料において、芳香族第1
級アくン化合物を用いて、露光されたハロゲン化銀粒子
を現像し、生成した芳香族第1級アミン化合物の酸化生
成物とカプラーとの反応により色素像を形成させカラー
画像4得ることは知られている。
この方法において、イエロー色素を形成するためのイエ
ローカプラーとしては一般に開鎖活性メチレン基を有す
る化合物が用いられ、マゼンタ色素を形成するためのマ
ゼンタカプラーとして仁一般に閉鎖活性メチレン基を1
jするピラゾロご核、ピラゾロアゾール核、ビラゾリノ
ベンツィミタゾール核、インタゾロン核を有する化合物
が井いられ、これらはいずれも芳香族第1級アミン4’
を合物の酸化生Illとの反応により、アゾメチン色素
を形成する。一方、シアン色素を形成するためのシアン
カプラーとしては、一般にフェノール性水酸基を有する
フェノール系またはα−ナフトール系化合物か用いられ
、これらは芳香族第1級アミン化合物の酸化生成物との
反応によりインドアニリン型色素を形成する。
このようなカプラーから得られる色素像は長蒔間尤にさ
らされたり、高温高湿下に保存されても変褪色しないこ
とか望まれている。
しかしながら、これらの色素像の主として紫外線或いは
可視光線に対する堅牢性はいまた満足すべき状態にはな
く、これらの活性光線の照射を受けるとたやすく変褪色
することか知られている。
このような欠点を除去するために、従来より褪色性の少
ない種々のカプラーを選択して用いたり、紫外線から色
素画像を保護するために紫外線吸収剤を用いる方法、光
による褪色を防止する褪色防止剤を用いる方法あるいは
カプラー中に耐光性を付与する基を導入する方法等が提
案されている。
しかしながら、例えば紫外線吸収剤を用いて色素画像に
満足すべき耐光性を与えるためには、比較的多量の紫外
線吸収剤を必要とし、この場合紫外&!吸収剤自身の着
色のために色素画像が著しく汚染されてしまうことが多
々あった。又、紫外線吸収剤を用いても可視光線による
色素画像の褪色防止にはなんら効果を示さず、紫外線吸
収剤による耐光性の向上にも限界がある。さらにフェノ
ール性水酸基あるいは加水分解してフェノール性水酸基
を生成する基を有する色素画像褪色防止剤を用いる方法
が知られており、これらは例えば、特公昭48−312
56号、同48−31625号、同51−30462号
、特開昭49−134:126号および同49−134
327号公報にはフェノールおよびビスフェノール類、
米国特許1’43,059,262号明細書にはピロガ
ロール、カーリツク酸およびそのエステル類、米国特許
第2.36111.290号および同第4,015,9
90号明細書にはα−トコフェロール類およびそのアシ
ル誘導体、特公昭52−27534号、特開昭52−1
4751号公報および米国特許第2,735,765号
明細書にはハイドロキノン誘導体、米国特許第3,43
2,300号、同第3,514,627号明細書には6
−ヒトロキシクロマン類、米国特許第3,573,05
0号明細書には5−ヒドロキシクマリン誘導体および特
公昭49−20977号公報には6.6’−ジヒドロキ
シ−2,2゛−どススピロクロマン類等を用いることか
提案されている。
これらの化合物は褪色や変色の防止剤として効果か小さ
かったり、褪色防止効果はあっても色相を長波化したり
、イエロー(Y)スティンを発生させたりするし、また
これらの化合物が存在することによりカプラーの発色性
か低下するなどの欠点を有していた。
[発明の目的] 本発明は上記の欠点を解消するために成されたものであ
り、本発明のfIIllの目的は1色素画像の光による
褪色および変色が良好に防止されたハロゲン化銀カラー
写真感光材料を提供することにある。
本発明の第2の目的は、用いられるカプラーの色相を長
波化したりすること及び白地部分のイエロー(Y)ステ
ィンの発生を防止したり、さらにカプラーの発色性を低
下させたりすることかなく全体のカラー写真感光材料と
してのカラーバランスが良く1色再現性の良好なハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料を提供することにある。
[発明の構成] 本発明の上記目的は、支持体上に少なくとも一層のハロ
ゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材
料において、前記ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも一層
に、下記一般式(I)又は一般式(II)で表される化
合物の少なくとも1種を含有することを特徴とするハロ
ゲン化銀カラー写真感光材料により遠戚される。
−形成(II ) [M(XI4 (I2)、 (Xl)。] ”  (+
15−5o3゜)。
(式中、Mは遷移金属イオンを表し、I8、I2、X、
は遷移金属イオンに配位結合して、錯体を形成すること
ができる配位化合物を表し、Rr 、R2、R3、R4
、Rsは各々、アルキル基、アリール基、シアノ基、複
素環残基又は水素原子(各々、同してあっても異なって
いてもよい)を表し、文はl、2又は3を表し1mはl
、2又はOを表し、nは1又はOを表し、pはl又は2
を表す。) 以下、本発明について具体的に説明する。
−形成(I)及び−形成(II )において、Mは遷移
金属イオンを表すが、好ましくは2価の遷移金属イオン
であり、例えばコバルト(II)、ニッケル(TI)、
銅(TI ) 、亜鉛(II)、鉄(II )等である
。特に好ましくはニッケル(II )及び銅(II)で
ある。
Xl 、I2 、X:lは各々遷移金属イオンと配位結
合して錯体を形成することができる配位化合物(各々同
じであっても異なっていてもよい)を表すが、それらの
配位化合物としては1例えばキレート化学(5)南江堂
編に記載されている配位化合物から選択することができ
る。
文は1.2又は3を表し、mは1.2又は0を表し、n
はl又はOを表すが、これらは−形成(I)で表される
錯体が4座配位か6座配位かによるか及び/又はXl、
I2 、Xlの配位子の数により決定される。
pはl又は2を表すが、好ましくは2を表す。
又pか2である場合には、Xs 、I2.Xlで表され
る配位化合物の配位基がアニオン化されていることはな
い。
Rr 、R2、R3,R4、Rsは各々アルキル基又は
アリール基を表すが、好ましくは炭素数4〜12のアル
キル基又はアリール基であり、これらは置換されていて
もよい。
特に好ましいRr 、R2,R:+ 、R4、Raとし
ては、フェニル基又はアルキル置換フェニル基である。
Rsは、アルキル基又はアリール基を表わすが、それら
はさらに置換基を有していても良く、好ましくは置換基
の炭素原子も含めて炭素数8以上、より好ましくは12
以上のアルキル基又はアリール基である。特に好ましく
は炭素数の総計が12以上の置換フェニル基である。
Rs  SO3−の具体例を以下に示す。
CQII!Q□5O3 (q・8〜24の整数) Cq11*q□OCH,CI+、803(q=8〜24
の整数) SO5 SO,− 0s− Cq’iq++CII友C1l、SOコ(q・8〜24
の整数) SO。
次にX 、 Xt Xsで表される配位子についての具体例を以
下に示す。
(I)11+1゜ (2) 1111.C11m(NIICI!tcIIt
)nNIIt(n−0又は1) (3) NL(CIL)nNll。
(n=2又は3) (4) CtllsNIICII*CIIJIICwl
lsN13゜ 以下に一般式〔 を示す。
]〕で表される化合物の具体例 (Cu(I111mCIItCIIJII*)*)” 
((CJIs)4B)−*(Ni(N11.C11,C
Il.Nll,)、)”((C.l+.)、B))(C
o(Nll*CIItCIIJll−)s)” ((C
etla)−B))CZn(NII*ClltCllJ
Ht)、)’°((c.o.)、B)−t(Nl(C*
lIsNIICII*CIIJHt)s)”°((ca
ns)J)−t(Ni(Cw11sN11CIItC!
IJIICtHs九)”((c.os)、s)−t(N
 + (Nll−CllyCIIy NIICIItC
IIy Nll t) ! ) ’ ” ((Cell
s) J)N11。
■−14 ! !−16 」 (Ni(NHmCHtCIl*ClltNH*)s)”
 ((n  C4H−)4B)1(Ni(CeIIJH
tCIItCtlJflt)* (NII*ClltC
IIJHt))”((C・11・)aa)*本発明の一
般式(I)で表される化合物は一般的に以下の様にして
合成される。
まず、X、、X2.X3で表される配位子とMで表され
る遷移金属の塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩等の無機塩を水を
主たる溶媒とする系で反応させ、水に可溶の錯体を形成
させる。
析出する固体を鑓別して、−形式(I)で表される化合
物が合成される。
次に一形式CI+)で表される化合物の具体例を示す。
(Ni(N112CIItC!IJII*)s)” (
CoHgsSOs−)*SO5 ■ ■ (Cu(Cylls NlIC!I *Cl1t Nt
lCtlls) ! )” (CIzll * scl
Im C11tSOs −) t本発明の一般式(II
 )で表わされる化合物は一般的には以下の様にして合
成される。
まず、X、、X、、X、で表わされる配位化合物とMで
表わされる遷移金属の塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩等の無a
l塩を水を主たる溶媒とする系で反応させ、水に可溶の
錯体な形成させる。
続いて、R5−303’−の塩(例えばNa塩、K塩)
の水溶液を加え、析出する固体を濾別するか、又は酢酸
エチル、エチルエーテル等の水に非混和性の有機溶媒に
より抽出し、濃縮乾固して得られる。得られた固体は必
要に応じて、アルコール等により再結晶することにより
精製される。
前記−形成(I)または−形成(II )で示される本
発明の化合物の添加量は、用いられるハロゲン化銀乳剤
並びにカプラーの種類により異なり特に制限はないが、
カプラー1モルに対して10−’〜102モルが好まし
く、より好ましくは1O−2〜5モルの範囲である。
また、上記本発明の化合物は本発明のハロゲン化銀写真
感光材料のハロゲン化銀乳剤層および/またはハロゲン
化銀乳剤層の隣接層に添加されるのが好ましいが、より
好ましいのはハロゲン化銀乳剤層である。
本発明の化合物は、他の種類の化合物(色画像安定化剤
)と併用することもできる。
本発明の化合物をハロゲン化銀写真感光材料中に含有さ
せるのに有効な方法としては種々の方法が用いられるが
、カプラーをハロゲン化銀写真感光材料中に含有させる
公知の方法と同様の方法を用いることができ、必要に応
じてカプラーと共に、又は別々に分散して層中に含有さ
せることができる。
本発明のカラー写真感光材料は、例えばカラーのネガ及
びポジフィルム、ならびにカラー印画紙などであること
ができるか、とりわけ直接観賞用に供されるカラー印画
紙を用いた場合に本発明の効果か顕著に発揮される。
このカラー印画紙をはじめとする本発明のハロゲン化銀
写真感光材料は、単色用のものでも多色用のものでもよ
い。多色用ハロゲン化銀写真感光材料の場合には、通常
は写真用カプラーとしてマゼンタ、イエロー及びシアン
の各カプラーを含有するハロゲン化銀乳剤層ならびに非
感光性層が支持体上に適宜の暦数及び層順で積層した構
造を有しているが、該暦数及び暦順は重点性能、使用目
的によって適宜変更してもよい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用いられるハロゲ
ン化銀乳剤には、ハロゲン化銀として臭化銀、沃臭化銀
、沃塩化銀、塩臭化銀、及び塩化銀等の通常のハロゲン
化銀乳剤に使用される任意のものを用いることができる
ハロゲン化銀乳剤は、常法により化学増感される。また
、所望の波長域に光学的に増感でき′る。
ハロゲン化銀乳剤には、感光材料の製造工程、保存中、
あるいは写真処理中のカブリの防止、及び/又は写真性
能を安定に保つことを目的として写真業界においてカブ
リ防止剤又は安定剤として知られている化合物を加える
ことができる。
本発明のカラー写真感光材料には、通常感光材料に用い
られる色カブリ防止剤、本発明の化合物以外の色画像安
定化剤、紫外線防止剤、帯電防止剤、マット剤、界面活
性剤等を用いることができる。
本発明のカラー写真感光材料は、像様露光後、当業界公
知の発色現像処理を行うことにより画像を形成すること
ができる。
本発明に係るカラー写真感光材料は、親木性コロイド層
中に発色現像主薬を発色現像主薬そのものとして、ある
いはそのプレカーサーとして含有し、アルカリ性の活性
化浴により処理することもできる。
本発明のカラー写真感光材料は、発色現像後、漂白処理
、定着処理を施される。漂白処理は定着処理と同時に行
ってもよい。
定着処理の後は、通常は水洗処理が行われる。
また水洗処理の代替として安定化処理を行ってもよいし
、M者を併用してもよい。
[実施例] 以下実施例を示して本発明を具体的に説明すZが、本発
明の実施の態様がこれにより限定されZものではない。
実施例1 ポリエチレンで両面うくネートされた紙支持付上に、下
記の各層を支持体側より順次塗設して部色カラー写真感
光材料を作成し、試料lを祠た。
第1暦:乳剤層 下記マゼンタカプラー(M −1) 0.5g/ゴ、塩
臭化銀乳剤(臭化銀85モル%含有)を銀に換算して0
.4g/m″、ジブチルフタレートを0.5g/yn”
及びゼラチンを1.4g/rrlの塗布付量となるよう
に塗設した。
第2層:中間層 紫外線吸収剤(UV−1)を0.3g/rn’、ジブチ
ルフタレートを003g/rd及びゼラチンを1.0g
/rn”の塗布付量となるように塗設した。
第3層:保IM!! ゼラチンを0.8g/m″の塗布付量となるように塗設
した。
また1本発明の化合物または比較化合物を表−1に示し
たように添加したほかは全て試料lと同様にして試料2
〜15を作成した。
表−2の本発明の化合物の添加量は用いたマゼンタカプ
ラー1モル当りのモル数で示した。
(UV−1) マゼンタカプラー(M−1) e 比較化合物(a) 比較化合物(a) 上記で得た試料1〜15を常法に従って光学楔を通して
露光後1次の工程で処理を行った。
[処理工程コ 処理温度   処理時間 発色現像    33℃    3分30秒漂白定着 
   33℃    1分30秒水   洗     
 33℃       3分乾   !     50
〜80℃      2分各処理液の成分は以下の通り
である。
[発色現像W&] ベンジルアルコール         12s1ジエチ
レングリコール        10s+炭酸カリウム
             25g臭化ナトリウム  
         0.6g無水亜硫酸ナトリウム  
      2.0gヒドロキシルアミン硫酸塩   
   2.5gN−エチル−N−β−メタンスル ホンアミドエチル−3−メチル −4−アミノアニリン硫酸塩    4.5g水を加え
て11とし、水酸化ナトリウムにてpH1O12に調整
する。
[漂白定着液] チオ硫酸アンモニウム        85gメタ重亜
硫酸ナトリウム       15g無水亜硫酸ナトリ
ウム         3gEDTA第2鉄アンモニウ
ム塩      65g(注EDTA:エチレンジアミ
ンテトラ酢酸)水を加えて1文とし、pH6,7〜6.
8に調整。
上記で処理された試料1〜15を濃度計(コニカ株式会
社製にD−7R型〉を用いて濃度を以下の条件で測定し
た。
上記各処理済試料をキセノンフェードメーターで15日
間照射し、色素画像の耐光性と未発色部のYスティン(
Y−S)を調べる一方、各試料を60℃、80%R11
の高温、高湿の雰囲気下に14日間放置し、色素画像の
耐熱耐湿性と、未発色部のYスティンを調べた。得られ
た結果を表−1に示す。
但し、色素画像の耐光性、耐熱耐湿性の各項目の評価は
以下の通りである。
[残存率] 初濃度1.0に対する両光、耐熱耐湿試験後の色素残留
パーセント。
[Yスティン] 両光、耐熱耐湿試験後のYスティンの濃度から、両光、
耐熱耐湿試験前のYスティンの濃度を差し引いた値。
[変色度] 初濃度1.0における両光試験後の(イエロー濃度)/
(マゼンタ濃度)から両光試験前のくイエロー濃度)/
(マゼンタ濃度)を差し引いた値で、この値が大きい程
、マゼンタから黄色味を帯びた色調に変化し易いことを
意味する。
表− 得られた結果を表−2に示す。
表−2 表−2の結果より明らかなように、本発明に係る試料は
光、熱、湿度に対する耐性試験でも色素画像の変色や褪
色が小さく、また未発色部のYスティンもほとんど発生
しないことがわかる。
実施例2 ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体上に、下記
の各層を支持体側から順次塗設し、多色用ハロゲン化銀
写真感光材料を作威し、試料16を得た。
第1層:青感性ハロゲン化銀乳剤層 イエローカプラー(Y−1)を0.68g/m’、青感
性塩臭化銀乳剤(臭化銀85モル%含有)を銀に換算し
て0.:12g/m’、ジブチルフタレートを0.35
g/rn’及びゼラチンを1.:15g/rn’の塗布
付量となるように塗設した。
第2層二中間層 2.5−シーを一オクチルハイドロキノンを0.05g
/m′、ジブチルフタレートを0.05g/m″及びゼ
ラチンを0.9g/rn’となるように塗設した。
第3層:緑感性ハロゲン化銀乳剤層 マゼンタカプラー(M−1)を0.45g/rn”、緑
感性塩臭化銀乳剤(臭化銀80モル%含有)を銀に換算
して0.25g/rn’、ジブチルフタレートを0.4
g/d及びゼラチンを1.2/m’となるように塗設し
た。
第4層:中間層 紫外線吸収剤(UV−1)を0.5g/m″、ジブチル
フタレートを0.5g/m″、2,5−ジ−t−オクチ
ルハイドロキノンを0.5g/m″及びゼラチンを1.
2g/rn’となるように塗設した。
$5層:赤感性ハロゲン化銀乳剤層 シアンカプラー(C−1)を0.20g/rn’、シア
ンカプラー(C−2)を0.25g/m″、赤感性塩臭
化銀乳剤(臭化銀80モル%含宥)を銀に換算して0.
3g/rn”、  )リクレジルホスフエートを0.3
5g/d及びゼラチンを1.15g/rn’となるよう
に塗設した。
$6層:保護層 ゼラチンを0.8g/m’となるように塗設した。
また、上記試料16において1本発明の化合物を表−3
に示したように、添加したほかは全て同様にして17〜
23を作成した。実施例1と同様に露光し、処理した後
、両光試験(キセノンフェードメーターで15日間照射
した)を行った。
(Y (C−1) ρθ し31h(,1) 表−3 試料16〜23を実施例1と同様に露光し、処理した後
、両光試験(キセノンフェートメーターに10日間照射
した)を行なった。
結果を表−4に示す。
表−4 表−4から明らかな様に、イエロー、シアン及びマゼン
タ共に本発明の一般式(I)または−形式(I1)で示
される化合物を添加したものは、比較試料に比べ耐光性
が改良されていることがわかる。
実施例3 ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体上に、下記
の各層を支持体側より順次塗設し、ハロゲン化銀カラー
写真感光材料(試料24)を作成した。
第1層−1,2g/ rr?のゼラチン、 0.32g
/rn’ (銀に!I!算して、以下間し)の青感性塩
臭化銀乳剤(塩化銀含有率99.3モル%) 、  0
.SOg/rn”のジオクチルフタレートに溶解した0
、89g/rn″のイエローカプラー(Y−1)を含有
する層。
第2層−0,70g/rn’のゼラチン、30tsg/
rrfのイラジェーション防止染料(AI−1)、20
■g/扉のイラジェーション防止染料(AI−2)から
なる中間層。
第3層−1,25g/rn”のゼラチン、 0.25g
/rn’の緑感性塩臭化銀乳剤(aX化銀含含率率9.
5モル%)、0、30g/ ni’のジオクチルフタレ
ートに溶解した0、74g/rn’のマゼンタカプラー
(M−2)を含有する層。
第4層・・・1.02g/m″のゼラチンからなる中間
層。
第57!−1,20g/rn’のゼラチン、 0.30
g/rn’の赤感性塩臭化銀乳剤(塩化銀含有率99.
7モル%)、0.45g/rn’のジオクチルフタレー
トに溶解した0、8g/m″のシアンカプラー(C−3
)を含有する層。
第6層−1,00g/rn’のゼラチン及び0.20g
/rn’のジオクチルフタレートに溶解した0、30g
/m’の紫外線吸収剤(UV−1)を含有する層。
第7層・・・0.50g/m’のゼラチンを含有する層
なお、硬膜剤として、2.4−ジクロロ−6−ヒトロキ
シーs−トリアジンナトリウムを層2.4及び7中に、
それぞれゼラチン1g当り0.旧7gになるように添加
した。
(AI−1) (AI−2) Q (C−3) 本発明の化合物または比較化合物(a)を表−5に示し
たように第3層に添加したほかは全て試料24と同様に
して試料25〜31を作成した。
上記感光材料(試料24〜31)の各々を光学ウェッジ
を通し露光後1次の工程で処理した。
処理工程 温 度    時間 発色現像  34.7±0.3℃  45秒漂白定着 
 34.7±0.5℃  50秒安定化  30〜34
℃  90秒 乾   燥    60〜80℃    60秒〈発色
現像液〉 純水               800■文トリエ
タノールアくン        8gN、N−ジエチル
ヒドロキシルアミン 5g塩化カリウム       
      2gN−エチル−N−β−メタンスル ホンアミドエチル−3−メチル− 4−アミノアニリン硫酸塩      5gテトラポリ
リン酸ナトリウム     2g炭酸カリウム    
        30g亜硫酸カリウム       
    0.2g蛍光増白剤(4,4’ −シアくノ スチルベンジスルホン酸誘導体)   1g純水を加え
て全量1!Lとし、pH10,2に調整する。
〈漂白定着液〉 純水                800日文エチ
レンジアミンテトラ酢酸鉄(m) アンモニウム2水塩         60gエチレン
ジアミンテトラ酢酸     3gチオ硫酸アンモニウ
ム(70%溶液)  100鳳Jl蔓硫酸アンモニウム
(40%溶液)   27.5m文水を加えて全量を1
文とし、炭酸カリウム又は氷酢酸でpl+5.7に調整
する。
〈安定化液〉 純水                800鳳見5−
クロロ−2−メチル−4− イソチアゾリン−3−オン      Igl−ヒドロ
キシエチリデン− 1,1−ジホスホン酸        2g水を加えて
1Mとし、硫酸又は水酸化カリウムにてpHな7.0に
調整する。
試料24〜31について実施例1と同様に色素画像の耐
久性を調べる試験を行った。
結果を併せて表−5に示す。
表−5 表−5の結果から明らかなように、本発明に係る試料は
耐光性、耐熱耐湿性か大巾に改善されている。
[発明の効果コ 本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料においては、
光、熱、湿度に対し、イエロー、マゼンタ、シアンの各
色素画像の堅牢性が向上し、具体的には光に対する変色
、複色か著しく抑制され、かつ、光、湿度に対する未発
色部のYスティンの発生が良好に防止される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に少なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層を有す
    るハロゲン化銀カラー写真感光材料において、前記ハロ
    ゲン化銀乳剤層の少なくとも一層に、下記一般式( I
    )又は一般式(II)で表される化合物の少なくとも1種
    を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感
    光材料。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Mは遷移金属イオンを表し、X_1、X_2、
    X_3は遷移金属イオンに配位結合して、錯体を形成す
    ることができる配位化合物を表し、R_1、R_2、R
    _3、R_4、R_5は各々、アルキル基、アリール基
    、シアノ基、複素環残基又は水素原子(各々、同じであ
    っても異なっていてもよい)を表し、lは1、2又は3
    を表し、mは1、2又は0を表し、nは1又は0を表し
    、pは1又は2を表す。)
JP32450889A 1989-12-12 1989-12-12 ハロゲン化銀カラー写真感光材料 Pending JPH03182749A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006022405A1 (ja) 2004-08-24 2006-03-02 Fujifilm Corporation ハロゲン化銀カラー写真感光材料及び画像形成方法

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