JPH03181637A - 緩衝装置 - Google Patents

緩衝装置

Info

Publication number
JPH03181637A
JPH03181637A JP31929189A JP31929189A JPH03181637A JP H03181637 A JPH03181637 A JP H03181637A JP 31929189 A JP31929189 A JP 31929189A JP 31929189 A JP31929189 A JP 31929189A JP H03181637 A JPH03181637 A JP H03181637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic device
vibration
resonance
shock absorber
natural frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31929189A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Takehara
竹原 知幸
Kazuo Kumahara
熊原 和夫
Sadayuki Tetsu
鉄 定之
Yuichi Hagiwara
雄一 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP31929189A priority Critical patent/JPH03181637A/ja
Publication of JPH03181637A publication Critical patent/JPH03181637A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 緩衝装置に関し、 ランダム振動下での機器の共振現象を簡易な方法により
回避することを目的とし、 あるばね定数(a)を有する第1の弾性体が取り付けら
れた電子機器に於いて、該電子機器に対して所定間隔離
れた位置にばね定数(b)を有する第2の弾性体を配置
し、該電子機器に一定の振動が加わった時に、該電子機
器と第2の弾性体とを接続手段により接続し、該電子機
器に取り付けられた弾性体の総ばね定数を変化させるこ
とを特徴とする緩衝装置。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、緩衝装置に関し、特に振動下における電子機
器の保護装置に関する。
通常、振動が加わる環境下で使用れる電子機器において
は、振動による部品等の破損、性能の低下等を防止する
為に、緩衝装置を設けることが必要とされている。
〔従来の技術〕
第5図は従来の緩衝機構を示す図である。第5図に於い
て、上記のように振動が加わる環境下に電子機器72を
設置する場合、電子機器72と設直面73の間に緩衝部
材71を配置し、電子機器72に直接振動が加わらない
ようにする。このように電子機器72に加わる振動を緩
和することにより電子機器72に悪影響が起きないよう
にしている。ここで使用される緩衝部材71は、ゴムダ
ンパ、板ばね、コイルばね等があり、電子機器72への
印加振動数が電子機器72の固有振動数と一致したとき
に発生する共振現象を避けるように選ばれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ここで例えば、回転シャフトのように発生する振動数が
明確な位置に電子機器を設置する場合には、その振動数
に従って緩衝部材を選定できるが、車載電子機器等に於
いては道路条件、車両の固有振動数等の影響により、電
子装置等に印加される振動数が一様に定まらないランダ
ム振動となる場合がほとんどである。よって、従来の緩
衝装置では印加振動数と機器の固有振動数が一致した時
に発生する共振現象をマクロ的に防止する事はできるが
突発的な共振現象については何ら手の施しようがなかっ
た。
従って本発明ではランダム振動下での機器の共振現象を
簡易な方法により回避することを目的としている。
〔課題を解決する為の手段〕
第1図に本発明の原理図を示す。
第1図において、第1の設置面61と電子機器2の間に
第1の緩衝装置1を配置し、該電子機器2に一定の振動
が加わった時、第2の設置面62に接続された第2の緩
衝部材4を接続手段3によって該電子機器2に接続する
。尚、第2の緩衝部材4は第1の設置面61へ接続する
方法をとる事も出来る。
〔作用〕
本発明では電子機器にダメージを与える共振現象に於い
ては振幅が増大することに着目する。
この共振現象は機器の固有振動数fにより決まるもので
ある。ここで、固有振動数fの式を以下に示す。
f=1/2・八ツm  −−−(1) f:固有振動数、 k:緩衝装置のばね定数、 m:装置質量、 上記に示した(1)式に示される通り、固有振動数をf
を変更する為には装置質量m又は緩衝装置のばね定数k
を変えることが考えられる。
よって、本発明では変更可能な緩衝装置のばね定数を変
える事により電子機器の固有振動数を変化させ共振状態
を脱することができる。
〔実施例〕
第2図乃至第4図に本発明の実施例を示す。
第1図の緩衝部材1は第2図の第1のコイルばね11に
対応し、第1図の接続手段3は第2図の1磁石31及び
鉄板32に対応し、第1図の第2の緩衝部材4は第2の
コイルばね41に対応している。
第2図を用いて第1の実施例を説明する。
まず、無振動時又は一定の振動(共振点ではない)が加
わっている場合には、従来と同様に電子機器2をばね定
数を有するコイルばね11を介して第1の設置面61(
例えば床)に取り付けることにより緩衝作用を行わせる
。ここで、電子機器2に加わる振動がランダム振動にな
った場合(例えば、電子機器を積んだ車が移動している
時等)、電子機器2に加わる振動は不規則となり電子機
器2の固有振動数と印加振動数が一致し共振現象が現れ
る。この共振現象が検出された時、一方が第2の設置面
62(例えば機器上部)に接続され他方が鉄板32に接
続されたばね定数を有する第2のコイルばね41と、電
子機器2とを該電子機器2に設置(機器上面)された電
磁石をオンする事により第2のコイルばね41の一方に
接続された鉄板32と電磁石31とを磁気的に接続する
。以上のようにして電子機器に接続される緩衝装置の総
ばね定数は以下の式に示される。
f=1/2πF=T訂7m  −−−(2)f:固有振
動数、 a:第1のコイルばねのばね定数、 b:第2のコイルばねのばね定数、 m:装置質量、 即ち、電子機器の総ばね定数を第1のコイルばねのばね
定数aから第1のコイルばねのばね定数aと第2のコイ
ルばねのばね定数すの和(a+b)とすることにより、
電子機器2の固有振動数を変え印加振動数と電子機器2
の固有振動数の一致に従って発生する共振現象で起こる
機器の破壊、異常発生をを防止する。ここで、例えば第
1のコイルばねと第2のコイルばねのばね定数が同じ場
合を簡単に説明する。
ばね定数には次式で表される。k=W/δ(W:重量、
δ:変位)ここで、電子機器2に接続されるコイルばね
2つにすることにより変位δが半分になるのでばね定数
には2倍となる。よって、固有振動数fは前記(1)式
に示すとおりコイルばねが1つの時とコイルばねが2つ
の時とを比較するとコイルばねが2つの時のほうがMf
変化することになる。
次に第3図および第4図を用いて第2の実施例を説明す
る。
ここで説明する第2の実施例は基本構成は第1の実施例
と同じである。即ち、無振動又は一定の振動が加わって
いる位置で使用する場合には従来同様に電子機器2と第
1の設置面との間に第1の緩衝部材11を配置し、電子
機器2に加わる振動を抑圧している。
ここで、電子機器にランダム振動が加わる場合に電子機
器加わる振動数が電子機器の固有振動数と一致し共振現
象を引き起こした時に、一方が第2の設置面に接続され
他方が鉄板に接続された第3のコイルばね42を電子機
器2に設置されている第1の電磁石33に電流を流する
ことにより第3のコイルばね42の一方に接続された鉄
板36とを磁気的に接続し電子機器2の、固有振動数を
変え、共振現象を回避する。しかし、共振現象を回避し
た状態(第3のコイルばね42が接続された状態)で更
に振動が大きくなり、新たに共振現象が起こる可能性が
ある。このように順次振動が大きくなるときには、第3
のコイルばねと同様にして形成された第4及び第5のコ
イルばね43,44を順次第3のコイルばね42と同様
に電子機器に接続する事により共振状態を回避する様に
する。
以上のような動作は第4図に示す様な共振検出スイッチ
51,52.53を順次共振を検出する事により動作し
第1乃至第3の電磁石33,34゜35に電流を流すこ
とにより磁気的に接続しコイルばねを電子機器に接続す
るように動作させる。
また、電子機器2の固有振動数を変えるための手段は、
以上に示したような機器に接続される緩衝装置の数を変
えるものだけに限定されるものではなく、機器の固有振
動と印加振動が一致した時に機器の固有振動を変える手
段を有するものであればよい。
〔発明の効果〕 以上に示されるように本発明によれば、電子機器の固有
振動数を任意に変更することが可能となり、電子機器の
固有振動数と印加振動数が一致する事によって起こる共
振現象を容易に回避することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明の第1の実施例、 第3図は本発明の第2の実施例、 第4図は本発明の第2の実施例における動作説明図、 第5図は従来の緩衝機構を示す図である。 図において、 l・・・第1の緩衝装置  2・・・電子機器3・・・
接続手段     4・・・第2の緩衝装置11・・・
第1のコイルばね 31・・・電磁石32・・・鉄板 
      33・・・第1の電磁石34・・・第2の
電磁石   35・・・第3の電磁石36・・・第1の
鉄板    37・・・第2の鉄板38・・・第3の鉄
板41・・・第2のコイルばね42・・・第3のコイル
ばね 43・・・第4のコイルばね45・・・第5のコ
イルばね 51・・・第1の共振検出スイッチ 52・・・第2の共振検出スイッチ 53・・・第3の共振検出スイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 あるばね定数(a)を有する第1の弾性体(1)が取り
    付けられた電子機器(2)に於いて、 該電子機器(2)に対して所定間隔離れた位置にばね定
    数(b)を有する第2の弾性体(4)を配置し、該電子
    機器(2)に一定の振動が加わった時に、該電子機器(
    2)と第2の弾性体(4)とを接続手段(3)により接
    続し、該電子機器(2)に取り付けられた弾性体の総ば
    ね定数を変化させることを特徴とする緩衝装置。
JP31929189A 1989-12-08 1989-12-08 緩衝装置 Pending JPH03181637A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31929189A JPH03181637A (ja) 1989-12-08 1989-12-08 緩衝装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31929189A JPH03181637A (ja) 1989-12-08 1989-12-08 緩衝装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03181637A true JPH03181637A (ja) 1991-08-07

Family

ID=18108563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31929189A Pending JPH03181637A (ja) 1989-12-08 1989-12-08 緩衝装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03181637A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7762108B2 (en) * 2004-06-05 2010-07-27 Lg Electronics Inc. Suspension apparatus and resonance avoiding method of drum-type washing machine
JP2016539844A (ja) * 2013-11-27 2016-12-22 テクノロギアン トゥトキムスケスクス ヴェーテーテー オイ 過度の力から保護するサスペンション構造体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7762108B2 (en) * 2004-06-05 2010-07-27 Lg Electronics Inc. Suspension apparatus and resonance avoiding method of drum-type washing machine
JP2016539844A (ja) * 2013-11-27 2016-12-22 テクノロギアン トゥトキムスケスクス ヴェーテーテー オイ 過度の力から保護するサスペンション構造体
KR20180059961A (ko) * 2013-11-27 2018-06-05 테크놀로지안 투트키무스케스쿠스 브이티티 오와이 서스펜션 구성체 내의 과도력에 대한 보호
US11041540B2 (en) 2013-11-27 2021-06-22 Teknologian Tutkimuskeskus Vtt Oy Protection against excessive forces in a suspension arrangment

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6505718B2 (en) Vibration damping apparatus using magnetic circuit
US7079380B2 (en) Shock and vibration isolation system
JP6058527B2 (ja) トルクロッドの振動低減装置
JPS63306183A (ja) 振動防止装置
EP3467339B1 (en) Magnetic systems and tuned dampers for the use of inductance(s) in the insulation of a skyhook magnetic damper
JPH07145848A (ja) 振動消去装置
US6746005B1 (en) Constant natural frequency passive-active mount
JPH03181637A (ja) 緩衝装置
JPH03505797A (ja) 振動に敏感な部分を備えた器具
JPS6110139A (ja) 防振装置
JPS60172746A (ja) パワ−ユニツトマウント構造
US2783643A (en) Resonant pick-up device
JPS58146744A (ja) 振動吸収装置
JPS6330628A (ja) 防振支持装置
JPH11141604A (ja) 振動絶縁装置
JPS63111339A (ja) 振動制振装置
RU1820076C (ru) Магнитна пружина
KR100578025B1 (ko) 차량의 진동 흡수 장치
JPS5931360A (ja) 防振支持装置
JPH0694068A (ja) エンジンマウント
JPH06249287A (ja) 防振装置
JPH04300709A (ja) 能動型サスペンション
SU400069A1 (ru) Виброизолирующее устройство
SU1035445A1 (ru) Двух(трех)координатный вибростенд
JPH01203730A (ja) ダンパー装置