JPH03181263A - 中継交換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スーパーディジタル回線相互を中継交換する
ための中継交換装置に関する。

従来の技術 第３図は従来の中継交換装置の構成を示している。第３
図において、１はディジタル回線である。２は終端装置
であり、ディジタル回線１をＰＢＸに接続するためのイ
ンタフェース装置である。３は中継線トランクであり、
４は通話・信号分離回路、５は６４ｋｂｐｓ変換回路で
帯域圧縮伸長を行う。６はＰＣＭハイウェイインタフェ
ース回路、７はトランク制御回路である。１１は別のデ
ィジタル回線、１２は終端装置、１３は中継線トランク
、１４は６４ｋｂｐｓ変換回路、１６はＰＣＭハイウェ
イインターフェース回路、１７はトランク制御回路であ
る。２１は通話路装置、２２は電話用コーデック、２３
は内線電話機、２４は共通制御部である。

次に上記従来例の動作について説明する。第３図におい
て、ディジタル回線１からの着信があると、ダイヤル情
報が通話・信号分離回路４で抽出されてトランク制御回
路７へ送られる。この情報は共通制御部２４へ送られて
相手先が分析される。この分析の結果相手が自ＰＢＸ内
ではなく、さらに別のＰＢＸへの中継が必要と分かれば
、別の中継線トランク１３をつかみ転送する。中継線へ
の転送が完了すれば、ディジタル回線１と１■はＰＢＸ
を介して接続される。

ここで通話情報は、６４ｋｂｐｓ変換回路５により帯域
圧縮された状態から６４ｋｂｐｓへ伸長され、通話路装
置２１を経て６４ｋｂｐｓ変換回路１５内で再び３２ｋ
ｂｐｓまたは１６ｋｂｐｓへ圧縮されてディジタル回線
１１へ送り出される。また相手が自ＰＢＸ内の内線であ
れば、内線電話機２３を呼び出し、応答すれば電話機２
３とディジタル回線１との間に通話路ができ、６４ｋｂ
ｐｓ変換回路５により６４ｋｂｐｓに伸長されたディジ
タル音声信号は、電話用コーデック２２でアナログ信号
に戻され電話機で聞こえることになる。

このように、上記従来の中継交換装置でも、ディジタル
回線相互の中継接続およびディジタル回線とＰＢＸ内線
電話機との接続は可能である。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の中継交換装置では帯域圧縮さ
れているディジタル音声信号を一度６４ｋｂｐｓに戻し
、中継が必要な呼については再び３２ｋｂｐｓまたは１
６ｋｂｐｓに帯域圧縮して送り出すために、量子化雑音
が増加し、多段に中継交換すると通話特性が劣化し、ま
たファクシミリの電送品質などが大幅に悪くなるなどの
問題があった。

本発明は、このような従来の問題を解決するものであり
、通話品質の劣化なく中継交換できる優れた中継交換装
置を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、交換機内部の通話
路装置の入出力部にある帯域圧縮伸長回路に対し、呼種
別毎に帯域圧縮伸長の可否を指示し、可の場合は６４ｋ
ｂｐｓに戻す処理を行うが、非の場合は６４ｋｂｐｓに
戻さず原信号のまま交換するようにしたものである。

作用 従って、本発明によれば、中継交換する場合に６４ｋｂ
ｐｓに戻すことによる量子化雑音の増加を防ぐことが可
能となり、多段に中継交換する場合でも、通話特性のよ
い伝送交換機能を提供することが出来、ファクシミリな
どでも品質のよい画像を送ることが可能になるという効
果を有する。

実施例 第１図は本発明の一実施例の構成を示すものであり、第
３図に示す従来通りと同じ機能を有する部分には同じ符
号が付しである。第１図において、１はディジタル回線
、２は終端線であり、ディジタル回線１をＰＢＸに接続
するためのインタフェース装置である。３は中継線トラ
ンクであり、４は通話・信号分離回路、５は６４ｋｂｐ
ｓ変換回路、６はＰＣＭハイウェイインタフェース回路
である。７はトランク制御回路であり、中継線トランク
３の各種制御を行う。８はトランスペアレット伝送回路
である。１１は別のディジタル回線、１２は終端装置で
あり、１３は中継トランク、１４は通話・信号分離回路
、１５は６４ｋｂｐｓ変換回路、１６はＰＣＭハイウェ
イインクフェース回路、１７はトランク制御回路であり
、中継線トランク１３の各種制御を行う。１８はトラン
スペアレット伝送回路である。２１は通話路装置、２２
は電話用コーデック、２３は内線電話機、２４は共通制
御部である。

第２図は、ディジタル回線上の圧縮されたディジタル音
声信号を中継交換機内の通話路装置２１内で交換するた
めに必要な変換処理を示したものである。

次に上記実施例の動作について説明する。ディジタル回
線１から着信があると、通話・信号分離回路４でダイヤ
ル情報が抽出されて、トランク制御回路７に渡され、さ
らに共通制御部２４に送られて分析されるが、この着信
呼が自ＰＢＸ内への着信と分かれば、６４ｋｂｐｓ変換
回路５を起動して３２ｋｂｐｓないしは１６ｋｂｐｓの
ＡＤＰＣＭ符号が６４ｋｂｐｓの８ビットＰＣＭ符号に
変換される。

これは第２図の〔１〕に示すように８ｋｈｚのフレーム
の中にあるチャンネル内の４ビット音声データを８ビツ
トのＰＣＭデータに変換することである。８ビツトに変
換された音声データは、通話路装置２１内で交換されて
電話用コーデック２２でアナログ音声信号に変換され、
電話機２３で音声が聞こえることになる。

次に着信呼が中継呼である場合を示す。共通制御部２４
でダイヤル情報により他ＰＢＸへの中継が必要であると
分かれば、共通制御部２４は中継トランク１３をつかみ
、トランク制御回路１７に指示してディジタル回線に発
呼するとともに、６４ｋｂｐｓ変換回路１５でなくトラ
ンスペアレット伝送回路１８を起動する。共通制御部２
４はまり、中継線トランク１３のトランスペアレット伝
送回路８を起動して、通話路装置２１を介して通話路を
形成する。このような中継呼の場合は、第２図の〔２〕
に示すように、無変換伝送（トランスペアレット伝送）
が行なわれ、圧縮されたディジタル音声データは、トラ
ンスペアレット伝送回路１８により８ビツト化する際に
、４ビツトは何等操作せずにそのまま送り、残り４ビツ
トはダミーデータを付加して送られることになる。した
がってディジタル音声データは、中継されて出ていく音
声データと元々の入力データとが完全に同じになる。

このように、上記実施例によれば、中継交換に関しては
ディジタル音声データの完全なトランスペアレンジ−が
確保されるため、中継による量子化雑音の混入を防ぐこ
とができ、出来良好な通話特性が保証できるという利点
を有する。

発明の効果 本発明は上記実施例により明らかなように、中継交換に
関しては、ディジタル音声データの完全なデータトラン
スベアレンジ−を確保することにより、通話特性が劣化
することを防ぐ効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における中継交換装置の構成
を示すブロック図、第２図はディジタル回線上の音声デ
ータを中継交換するために必要な変換処理を示す図、第
３図は従来の中継交換装置の構成を示すブロック図であ
る。 １．１１・・・ディジタル回線、２．１２・・・終端装
置、３．１３・・・中継線トランク、４．１４・・・通
話・信号分離回路、５，１５・・・６４ｋｂｐｓ変換回
路、６．１６・　ＰＣＭハイウェウインタフェース回路
、７．１７・・・トランク制御回路、８，１８・・トラ
ンスペアレット伝送回路、２１・・・通話路装置、２２
・・・電話用コーデック、２３・・・内線電話機、２４
・・・共通制御部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮されたディジタル音声信号を６４ｋｂｐｓのＰＣＭ
   データに変換する６４ｋｂｐｓ変換回路と、圧縮された
   ディジタル音声信号にダミーデータを付加して８ビット
   信号に合わせるトランスペアレット伝送回路とを設け、
   ダイヤル情報から着信か中継かを分析し、着信呼であれ
   ば前記６４ｋｂｐｓ変換回路により６４ｋｂｐｓＰＣＭ
   データへの変換を、また中継呼であれば前記トランスペ
   アレット伝送回路によりダミーデータを付加するように
   した中継交換装置。