JPH03180819A - ファイバ型光増幅器 - Google Patents

ファイバ型光増幅器

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JPH03180819A
JPH03180819A JP32090189A JP32090189A JPH03180819A JP H03180819 A JPH03180819 A JP H03180819A JP 32090189 A JP32090189 A JP 32090189A JP 32090189 A JP32090189 A JP 32090189A JP H03180819 A JPH03180819 A JP H03180819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
optical
light
signal light
fiber
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Pending
Application number
JP32090189A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Furukawa
浩 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は光通信又は光計測分野などに用いられるファイ
バ型光増幅器に関する。
[従来の技術] 光フアイバ中の光を増幅する手段としてファイバ型光増
幅器なる装置がある。これらは動作原理によって区別す
ると、非線形効果を利用したものと、反転分布を利用し
たものの2種類に別れる。
前者は強い励起光をファイバ内に入射することにより誘
導ラマン散乱や誘導ブリュルアン散乱などを起こし、こ
の非線形効果によって信号光を増幅するものである。後
者はコアに希土類元素などを添加したファイバに励起光
を与えることにより反転分布を生じさせ、誘導放出現象
によって信号光を増幅するものである0両者の同じ点は
目的が信号光の直接増幅であること、構成において信号
光のほかに励起光を増幅媒質に与えることおよび励起光
量によって増幅度が変ることである。違いは増幅媒質と
なるファイバが前者が通常の光ファイバでも可能なこと
に対して、後者はコアに希土類元素が添加されているこ
とである。
一方、光増幅器を区別する別の観点として増幅媒質の両
端の反射率による分は方がある (IEEEJourn
al of Quantua+ Electronic
s、Vol、QB−17+No。
6、 pp、 102B−1034)。増幅媒質の両端
の信号光に対する反射率をそれぞれR1、R2、単一通
過利得をGs、信号利得のリップルの大きさを2dBと
すると、Gs、rY「χR2< 0.1となる条件を満
たすものを進行波型光増幅器、そうでないものを共振器
型光増幅器と定義されている。この進行波型光増幅器は
増幅できる信号光の波長帯域が比較的広いという特徴を
有する。その反射率を一例として求めてみるトGs=2
0dB 01合、r1TヌTr< 0.001 [=0
.1X+  となり、かなり低い反射率が必要である。
つぎに従来のファイバ型進行波光増幅器について、希土
類添加型を例に取り説明する。この光増幅器は既に0p
tics Letters、Vol、12+No、11
.pp888−890等に開示されている。第5図に原
理図を示す。添加する希土類元素はエルビウム(元素記
号: Er)とする。
信号光(波長1536nm)は光合波手段のポート2に
入射し、光合波手段のポート3から入った励起光(波長
1480nm)と合波される。この光合波手段は例えば
光合波器や光カブラなとである。光合波手段のポートl
よりEr添加ファイバのA端に入射する。希土類添加フ
ァイバ内は励起光により反転分布状態になっており、信
号光は誘導放出現象によって増幅される。Er添加ファ
イバのB端では増幅された信号光に励起光が加わった状
態であり、このままではSN比の悪化や受光器の飽和を
招く。したがって、光フィルタによって励起光成分のみ
を減衰させる場合が多い、この場合、このB端で除去さ
れる励起光の光量はA端での光量よりは低いが、無視で
きない量となっている場合が多い、特にEr添加ファイ
バ等3準位遷移型のファイバ型光増幅器では、微視的に
見である一定の光量がないと増幅せずに逆に減衰が起き
てしまうため、ファイバ全体にわたって増幅媒質とする
ためには励起光がもっとも弱くなる端でもある一定の光
量がなければならない、このように励起光エネルギーは
一部しか使われておらず、これは励起光の効率的な利用
という観点から見ると問題であった。
一方、ファイバレーザでは、この問題を回避するために
増幅媒質となる光ファイバの出力端側に光ファイバに対
し直角に反射器を配置し、この反射器の励起光に対する
反射率を高くして光ファイバに励起光を再入射する方法
が提案、されている(IRE Proceedings
、vol、135+Pt、J、No、6+pp、385
−407)、シかし、この方法では励起光に対する高い
反射率を維持しつつ、信号光に対する反射率を0.1z
以下に押さえることは困難で、特に信号光波長と励起光
波長が接近している場合はさらに難しくなる。したがっ
て、この方法を本発明にかかる進行波型光増幅器に用い
ることは非常に困難であった。
[発明が解決しようとする課題〕 本発明は進行波型光増幅器の安定な動作に不可欠な、信
号光に対する低反射率を維持しつつ、かつ、励起光の利
用効率の高いファイバ型進行波光増幅器を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決する一手法として、信号光に対する低
反射率を維持したまま、光増幅の効率を高めるべく、増
幅用光フアイバ内に閉じ込める励起光のエネルギーを高
める。
つまり、信号光と励起光との合波手段とは反対側の増幅
用光ファイバ端に3ボ一ト型ハイブリツド伝送手段を有
し、第1のポートに入射した信号光を第2のポートへ出
射し、第1のポートに入射した励起光のみを第3のポー
トへ出射し、第3のポートの入射光を第1のポートへ出
射させ、光ハイブリッド伝送手段の第3のポートの端に
反射器を備えた。
例えば、光ハイブリッド伝送手段として誘電体ミラーか
ら構成される光合分波器を用いて、出射して利用しなか
った励起光のエネルギーを反射して再利用するようにし
た。
[作用] 最初に光ハイブリッド伝送手段の一例として使用する、
誘電体ミラーから構成される光合分波器の機能について
説明する。光合分波器の特性例を第4図に示す。第1の
ポートに入った光λI+λ2はその波長によって、第3
のポートへλ1と、第2のポートへλ2と分波される。
また、光合分波器は双方向性であり第1のポートから第
3のポートへの特性と第3のポートから第1のポートへ
の特性は等しい、また、同様に第1のポートから第2の
ポートへの特性と第2ポートから第1のポートへの特性
は等しい、したがって、第3のポートにより入った光λ
1と第2のポートより入った光λ2は第1のポートより
λ1+λ2として合波される。一方、全反射器は各波長
にたいして非常に高い反射率を有するものである。本発
明ではこの性質を利用してλ1=励起光波長λP、λ2
−信号光波長λSと設定し、光合分波器の励起光の端の
第3のポートに全反射器を置く、この場合、第1のポー
トから見て励起光に対しては高い反射率を有し、信号光
に対しては波長選択性の減衰が2回になるため、低反射
率を得ることが出来る。
また、第1のポートから第2のポートの透過特性は従来
の光フィルタと同しになる。また、全反射器の代わりに
ダイクロイックミラー等の波長選択性の反射器を用いれ
ば、信号光に対して波長選択性の減衰が3回になるため
、さらに低反射率を得ることが出来る。
[実施例] 以下図面により本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の第一の実施例を示す構成国であり、
例として希土類添加ファイバ型進行波光増幅器1を例に
取り説明する。添加する希土類はエルビウムとする。ま
た、次のような条件を満たすように光合分波器2と全反
射器7を置き、進行波型光増幅器としての動作を損なう
ことなく励起光のみを増幅媒質となるEr添加ファイバ
3へ再入射する。
■信号光の透過率は95%以上。
■信号光の反射率は0.1%以下。
■励起光の透過率は2z以下。
■励起光の反射率は902以上。
信号用光源4から出射された信号光(波長1536nI
11)は光合波手段5のポート52に入射し、光合波手
段5のポート53に入射した励起用光源6より出射され
た励起光(波長1480nm)と合波される。この光合
波手段5は、例えば光合分波器や光カブラなとである。
光合波手段5のポート51よりEr添加ファイバ3のA
端に入射にする。Er添加ファイバ3内は励起光により
反転分布状態になっており、信号光は誘導放出現象によ
って増幅され、fir添加ファイバ3のB端より光合分
波器2の第1のポート21に入射する。ここで光合分波
器2の特性を第4図で考えると第1のポート21から第
2のポート22への信号光透過率は0.97 [=97
%]、励起光の透過率は2χとなり、励起光は信号光に
対して減衰され、SN比の劣化を防ぐ、一方、全反射器
7の励起光および信号光に対する反射率を共に98χと
すると、第1のポート21から入って第3のポート23
に反射する励起光の光量、すなわち増幅媒質となる[E
r添加ファイバ3へ再入射する励起光は、第1のボー)
21から第3のポート23への励起光反射率[97X]
×全反射器7の反射率[98X] x第3のポート23
から第1のポート21への励起光反射率[97X] =
全体としての励起光反射率[92$1 となる。これに
対し第1のボー1−21への信号光の反射率は、第1の
ポート21から第3のポート23への信号光反射率[3
χ1×全反射器4の反射率[98χ1×第3のポート2
3から第1のポート21への信号光反射率[3X]=全
体としての信号光反射率[0,0882]となる。した
がって、励起光に対する十分に高い反射率を維持しつつ
、希土類添加ファイバ型進行波型光増幅器lに必要な信
号光に対する低反射率を得ることが出来る。
本発明の効果の一例としてEr添加ファイバ型進行波光
増幅器で励起光8IllW、Er添加ファイバ長Imに
おいて2dBの増幅度の向上が見られた。
第2図は本発明の第二の実施例である。構成上の違いは
希土類添加ファイバ型進行波光増幅器1の信号光出力端
側に励起用光源6と、第一の実施例で用いた光合分波器
2を置き、信号光入力端に光合分波器8と全反射器7を
置いた点にある。励起光の入射によってEr添加ファイ
バ3内に反転分布をおこし、信号光を誘導放出現象によ
って増幅することは第一の実施例と同じである。
以上、本発明の趣旨に鑑みて各実施例において次のこと
が言える。
a)本発明はその原理から光励起型の光増幅器、つまり
希土類添加ファイバ型光増幅器のみならず誘導ラマン散
乱型ファイバ光増幅器や誘導ラマン型光増幅器にも適用
される。
b)第一の実施例の光合分波器2の第3のポート23お
よび第二の実施例の光合分波器8の第3のポート83の
端に置かれる反射器7は、必ずしも全反射器である必要
はなく、励起光波長のみに高い反射率を持った反射器を
使うと信号光の反射率はさらに低減される。
C)第一の実施例で、励起光と信号光の合波手段5は光
合分波器、光カプラ等単に二つの光を合成できるものな
ら良い。
d)第一の実施例及び第二の実施例とも双方向光増幅器
として使用でき、そのときは上記の入力側、出力側の区
別は便宜的なものとなる。また、第1図、および第2図
における実施例では、通信用のブースターアンプとして
使用する単方向の希土類添加ファイバ型進行波光増幅器
の例を説明したが、第3図に示すように信号用光源4と
希土類添加ファイバ型進行波光増幅器1との間に光分岐
手段9を備え、希土類添加ファイバ型進行波光増幅器1
を双方向光増幅器として使用し、光パルス試験器(OT
DR)はもちろん、半二重および全二重の通信用ブース
ターアンプにも使用できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、信号光と励起光と
の合波手段として3つのポートを有し、第1のポートに
入射した信号光を第2のポートへ出射し、第1のポート
に入射した励起光のみを第3のポートへ出射し、第3の
ポートの入射光を第1のポートへ出射する光ハイブリッ
ド手段と、光ハイブリッド手段の第3のポートの端に反
射器を備えた。したがって、ファイバ型光増幅器の動作
を損なうことなく、励起効率すなわち増幅度を上げるこ
とが出来る。一方、同一増幅度であれば励起光量の低減
、ファイバ長の短縮が図れる。
また、本発明で付加した機能は従来必要としていた光フ
ィルタに構造的に近く、当然、光フィルタとしての機能
も有しており、コストの上昇はわずかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例、 第2図は本発明の第二の実施例、 第3図は本発明の第三の実施例、 第4図は光合分波器の特性例、 第5図は従来のファイバ型光増幅器の構成国、・ファイ
バ型光増幅器(希土類添加ファイバ型進行波光増幅器)
、 2.8・・・光ハイブリッド手段(光合分波器)、3・
・・光ファイバ(Er添加ファイバ)、4・・・信号用
光源、 5・・・光合波手段、 7・・・反射器(全反射器)、 21.81・・・第1のポート、 22.82・・・第2のポート、 23.83・・・第3のポート。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所望の信号光に対し励起光の入射によって増幅媒
    質となる光ファイバと、該光ファイバの入力端に前記信
    号光と前記励起光を合波する手段とを備えたファイバ型
    光増幅器において、 前記光ファイバの出力側の端に、前記光ファイバより第
    1のポートに入射した前記信号光を第2のポートへ出射
    し、かつ前記励起光のみを第3のポートへ出射し、第3
    のポートへの入射光を第1のポートから前記光ファイバ
    へ向けて出射する3ポート型の光ハイブリッド手段と、
    該光ハイブリッド手段の第3のポートの端に反射器とを
    備えたことを特徴とするファイバ型光増幅器。
  2. (2)所望の信号光に対し励起光の入射によって増幅媒
    質となる光ファイバと、該光ファイバの出力端に前記信
    号光と前記励起光を合波する手段とを備えたファイバ型
    光増幅器において、 前記光ファイバの入力側の端に、信号用光源より第2の
    ポートに入射した前記信号光を第1のポートから前記光
    ファイバへ出射し、かつ第1のポートに入射した前記励
    起光のみを第3のポートへ出射し、第3のポートへの入
    射光を第1のポートから前記光ファイバへ向けて出射す
    る3ポート型の光ハイブリッド手段と、該光ハイブリッ
    ド手段の第3のポートの端に反射器とを備えたことを特
    徴とするファイバ型光増幅器。
JP32090189A 1989-12-11 1989-12-11 ファイバ型光増幅器 Pending JPH03180819A (ja)

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ID=18126534

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5808786A (en) * 1995-12-14 1998-09-15 Nec Corporation Optical fiber amplifying device and method therefor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5808786A (en) * 1995-12-14 1998-09-15 Nec Corporation Optical fiber amplifying device and method therefor

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