JPH03180686A - ロールシャッタの非常用瞬間開放装置 - Google Patents

ロールシャッタの非常用瞬間開放装置

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JPH03180686A
JPH03180686A JP31738189A JP31738189A JPH03180686A JP H03180686 A JPH03180686 A JP H03180686A JP 31738189 A JP31738189 A JP 31738189A JP 31738189 A JP31738189 A JP 31738189A JP H03180686 A JPH03180686 A JP H03180686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
clutch
winding
shutter
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31738189A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisahiro Igarashi
五十嵐 久博
Isao Aiba
相場 勲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUROSAKI GENERAL KK
Fujisash Co Ltd
Original Assignee
KUROSAKI GENERAL KK
Fujisash Co Ltd
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Publication date
Application filed by KUROSAKI GENERAL KK, Fujisash Co Ltd filed Critical KUROSAKI GENERAL KK
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Pending legal-status Critical Current

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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、たとえば建物の出入口や窓等の開口部を遮蔽
するシャッタに係わり、特にロールシャッタの非常用瞬
間開放装置に関する。
〔従来の技術〕
従来からロールシャッタにあっては、シャッタ本体を巻
取モータによって自動的に巻上げたり巻下げたりするよ
うになっているが、ロールシャッタが全閉状態で停電し
た場合、または火事等の非常事態が発生しかつ電源が切
れた場合には、緊急にシャッタを開放する必要が生じる
このような非常時に備えて、従来から電動と手動兼用タ
イプのモータが用意されており、非常時にはクランクハ
ンドル等を回すことによってシャッタを開放するような
っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記した従来技術の場合には、クランク
ハンドルの回転操作等の手動操作に、ある程度の時間が
かかってしまう。火事等の非常時のパニック的な状況を
考えると、シャッタ手動による巻き上げは必ずしも実際
的とはいえないものであった。
本発明は上記した従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、非常時にシャッ
タを瞬時に開放し得るロールシャッタの非常用瞬間開放
装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明にあってはシャッタ
本体を巻き取るための回転自在の巻取軸と、該巻取軸を
正逆回転させるためのモータとを備え、前記巻取軸とモ
ータとをクラッチ機構を介して作動連結すると共に、前
記巻取軸のシャッタ本体の巻下げ方向の回転によって弾
性エネルギを蓄え、かつ巻上げ方向の回転によって弾性
エネルギを解放する畜力用のばね部材を設け、前記クラ
ッチ機構には巻取軸への動力の伝達を解除して巻取軸を
自由状態にする解除機構を設けて成ることを特徴とする
〔作用〕
上記構成のロールシャッタの非常用瞬間開放装置にあっ
ては、カーテン本体が巻下げられた状態ではばね部材が
畜力されている。この状態で解除機構によってクラッチ
機構を解除して巻取軸を自由状態にすると、ばね部材に
蓄えられていた弾性エネルギが解放されて巻取軸が巻上
げ方向に回転し、シャッタ本体が瞬時に巻上げられる。
〔実施例〕
以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第3
図乃至第6図にはシャッタの全体構成が示されている。
すなわち、開口部を遮蔽するシャッタ本体としてのスラ
ットカーテン1が左右一対のガイドレール2,2に沿っ
て昇降自在となっており、開口部上端縁にスラットカー
テン1の巻取部3が設置されている。この巻取部3に本
発明のロールシャッタの非常用瞬間開放装置が組込まれ
ている。
巻取部3は第1図および第2図に示すように、既略スラ
ットカーテン1を巻取るための巻取軸としてのロールシ
ャッタシャフト4と、このシャフト4を正逆回転するた
めのモータ5と、モータ5とロールシャ、ツタシャフト
4とを作動連結するためのクラッチ機構6と、ロールシ
ャッタシャフト4の回転によって畜力されるばね部材と
しての巻上げスプリング7とから構成されている。
ロールシャッタシャフト4は円筒上の中空軸で、上記モ
ータ5、巻上げスプリング7およびクラッチ機構6がす
べてその中空内部に組込まれている。
モータ5は、ロールシャッタシャフト4の一端に装入さ
れるチューブ状のモータで、ロールシャッタシャフト4
からはみ出したヘッド側の固定先端軸51にモータ側ブ
ラケット52が固定されており、このモータ側ブラケッ
ト52を介して建物側に取付固定される。そして、ロー
ルシャッタシャフト4の内周は、軸受8を介してモータ
エンド側に取付けられたモータエンド固定ボス53に回
転自在に支持されている。また、ロールシャッタシャフ
ト4の軸端には、シャフト4とモータ5との隙間にクラ
ウンカラー10が装着され、モータ5外周に嵌着された
クラウン11に摺着している。
このクラウンカラー10は軸受としても機能する。
一方、ロールシャッタシャフト4内の四角棒状のモータ
回転軸54は、直接または回転継手55を介して回転軸
56に連結されている。この回転軸56は1本の長袖で
ロールシャッタシャフト4のモータ装入側とは反対側の
端部から突出してクラッチ側ブラケット64に設けた軸
受部12に回転自在に軸支されている。
一方、巻上げスプリング71はコイルスプリングで、一
端がモータ5の先端にはめ込まれたモータエンド固定ボ
ス53にボルト13により固定されており、他端側がこ
のモータエンド固定ボス13に対して軸方向クラッチ機
構6側に所定距離だけ離間した位置に配置される回転端
ボス71にボルト72により結合されている。この回転
軸ボス71はその外周がロールシャツタシャフト4内周
に嵌合され、ボルト等によってシャフト4に固定されて
いる。そして、その中心を回転軸56が貫通しており、
軸受14を介して回転軸56とは回転自在となっている
。ここで使用される巻上げスプリング7はスラットカー
テン1の全重量、シャッタの高さ、要求開放高さ等のフ
ァクタにより最適のものが選定される。
また、この巻上げスプリング7の内部には、その外径が
巻上げスプリング7の内径よりも小さく、その長さがス
プリング7の取付は長さとなるスプリングガイドパイプ
73が挿入されている。
クラッチ機構6は、ロールシャッタシャフト4のモータ
装入側とは反対側の端部に設けられており、概略回転軸
56に取付けられるクラッチ本体61と、ロールシャッ
タシャフト4に取付けられるクラッチボス62とから構
成されている。クラッチボス62はクラッチ本体61に
対してロールシャッタシャフト4の奥側に配置されてお
り、ロールシャツタシャフト4内周に嵌合すると共にボ
ルト等によって一体的に固定されている。そしてその中
央を回転軸56が貫通し、軸受15を介して回転軸56
とは相対回転自在となっている。
一方、クラッチ本体61はキー616を介して軸方向に
は可動で回転方向には固定状態にて回転軸56に取付け
られるもので、クラッチボス62に対して軸方向に接離
自在になっている。そして、クラッチボス62とクラッ
チ本体の当接端面に互いにかみ合うクラッチ歯61a、
62aが設けられ、通常はクラッチ本体61を軸方向ク
ラッチボス62側に付勢するクラッチスプリング63の
ばね力によってクラッチ歯61a、62aがかみ合った
状態にある。
また、クラッチ機構6には解除機構65が設けられてい
る。この解除機構65は、クラッチ本体61を軸方内反
クラッチボス62側に移動させるためのクラッチレバ−
65aと、クラッチレバ−65aを操作するための操作
ワイヤ65bとから構成されている。クラッチレバ−6
5aはクラッチ本体61のロールシャッタシャフト4軸
端から外部に突出した突出端部61cの係合するもので
、上端がクラッチ側ブラケット64にピン支持され、通
常は自重によって垂下がっており、この時にはクラッチ
レバ−65aが突出端部61cとは係合していない。そ
してクラッチレバ−65aの下端を操作ワイヤー65b
で引張って回動させることによって、クラッチレバ−6
5aが突出端部61C側に移動して係合するようになっ
ている。
ここで、上記した巻上げスプリング7は、シャッタ全開
の時には巻戻された状態にあり、スラットカーテン1を
巻下げるにしたがって、ロールシャッタシャフト4の回
転によって巻込まれ、スプリングの弾性エネルギとして
蓄力するように設定される。そして、全開状態で最も巻
込んだ状態となっている。
次に、上記構成のロールシャッタの非常用瞬間開放装置
の作用について説明する。
巻下げ時には、モータ5の回転駆動力が第1図中矢印で
示すように、回転軸56からクラッチ本体61、クラッ
チボス62を介してロールシャッタシャフト4に伝達さ
れ、ロールシャッタシャツ14周囲のスラットカーテン
1が巻下げられる。
一方、巻上げスプリング7は、一端がモータエンド固定
ボス53に固定されているので、ロールシャッタシャフ
ト4の回転にともなって回転端ボス71の回転を通じて
ねじられて弾性エネルギが蓄力されていき、全閉状態で
最大となる。
この状態で、操作ワイヤ65bを第2図に示すように矢
印方向に引くと、クラッチレバ−65aが移動してクラ
ッチ本体61の突出端部61cに係合し、さらにワイヤ
65bを引くことによりクラッチ本体61がクラッチス
プリング63の力に抗してクラッチボス62から離れて
クラッチが解除される。すると、ロールシャッタシャフ
ト4がフリーの状態となり、巻上げスプリング7に蓄力
されていた弾性エネルギが解放されて巻戻しの状態に急
速に戻る。この巻戻しの力が回転端ボス71を介してロ
ールシャッタシャフト4に伝達されてシャフト4を巻戻
す方向に回転させる。このようにしてシャフト4に取付
けられたスラットカーテン1は巻取られていき、スラッ
トカーテン1は急速に上昇、開放される。
ここで、第4図に示すように操作ワイヤ65bを屋内R
に導き部屋の壁に取付けたクラッチレバ−に結びつけた
場合には、緊急避難口用の瞬間開放装置となる。一方、
操作ワイヤ65bを屋外Aに導き外壁に取付けたクラッ
チレバ−に結びつけた場合には、非常進入口用瞬間開放
装置として使用できる。このように、本発明装置は、建
物内部からの「緊急避難用出入口」に使用されるのみで
なく、3F以上の建物に設置が義務づけられている「非
常進入口」にも対応可能なものである。
因みに、この実施例装置によれば、幅1800mm、高
さ1800mmのアルミロールシャッタで、スラットカ
ーテンの全重量が約14kgの場合に、開放高さ約1.
2m、開放時間約1秒を達成できた。
〔発明の効果〕
本発明は以上の構成および作用をするもので、非常時に
おいては、クラッチ機構を解除して巻取軸を自由状態と
し、ばね部材に蓄えられた弾性エネルギによって、シャ
ッタ本体を瞬時に巻上げることができるので、従来の手
動操作に比べてはるかに早くシャッタを開放することが
でき、安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るロールシャッタの非常
用瞬間開放装置の一部を省略して示す縦断面図、第2図
は第1図の装置のクラッチ機構の解放状態を示す要部縦
断面図、第3図は第1図の装置が適用されたロールシャ
ッタ装置の全開状態を示す概略正面図、第4図は第3図
の装置の概略側面図、第5図は第3図の装置の全開状態
の概略正面図、第6図は第5図の概略側面図である。 符号の説明 1・・・スラットカーテン(カーテン本体)3・・・巻
取部 4・・・ロールシャッタシャフト(巻取軸)5・・・モ
ータ 6・・・クラッチ機構 7・・・巻上げスプリング(ばね部材)56・・・回転
軸 61・・・クラッチ本体 62・・・クラッチボス 63・・・クラララチスプリング 65・・・解除機構 65b・・・操作ワイヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シャッタ本体を巻取るための回転自在の巻取軸と、該巻
    取軸を正逆回転させるためのモータとを備え、前記巻取
    軸とモータとをクラッチ機構を介して作動連結すると共
    に、前記巻取軸のシャッタ本体の巻下げ方向の回転によ
    って弾圧エネルギを蓄え、かつ巻上げ方向の回転によっ
    て弾性エネルギを解放する畜力用のばね部材を設け、前
    記クラッチ機構には巻取軸への動力の伝達を解除して巻
    取軸を自由状態にする解除機構を設けて成ることを特徴
    とするロールシャッタの非常用瞬間開放装置。
JP31738189A 1989-12-06 1989-12-06 ロールシャッタの非常用瞬間開放装置 Pending JPH03180686A (ja)

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JPH03180686A true JPH03180686A (ja) 1991-08-06

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ID=18087616

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JP31738189A Pending JPH03180686A (ja) 1989-12-06 1989-12-06 ロールシャッタの非常用瞬間開放装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001040966A (ja) * 1999-08-04 2001-02-13 Metako:Kk 巻取り装置
US10221615B2 (en) 2015-06-25 2019-03-05 Hunter Douglas Inc. Shutter assembly with motorized louver drive system
US10407977B2 (en) 2016-12-28 2019-09-10 Hunter Douglas Inc. Motorized shutter assembly

Cited By (7)

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US11015385B2 (en) 2016-12-28 2021-05-25 Hunter Douglas Inc. Motorized shutter assembly

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