JPH03180345A - 上下に配置された少なくとも２つのサテライト型印刷装置から成る印刷装置タワー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、上下に配置された少なくとも２つのサテライ
ト型印刷装置から成る印刷装置タワーであって、前記サ
テライト型印刷装置で各４つまでのゴム胴−版胴対が少
なくとも１つのサテライト胴に当付は可能であって、各
２つのゴム胴が互いに接近可能である形式のものに関す
る。

［従来の技術］ オスカー・フライ（Ｏｓｋａｒ　Ｆｒｅｉ）著の専門書
「テヒニケン、ジスチー、マシーネン（Ｔｅｃｈｎ　１
ｋｅｎ　。

Ｓｙｓｔｅｍｅ、　Ｍａｓｃｈｉｎｅｎ）Ｊ　　（出版
社Ｐｏｌｙｇｒａｐｈｖｅｒｌａｇ、１９７９年）から
、印刷装置を上下に配置することが知られている（前記
専門書のたとえば第１３頁）。サテライト構造の公知の
印刷装置（たとえば前記専門書の第９頁参照）において
は、４つのゴム胴が共通のサテライト胴に当付は可能で
あるので、被印刷ウェブにたとえば４１０色印刷（表面
４色裏面Ｏ色印刷）を施すことができる。このようなサ
テライト型印刷装置を上下に配置して、これによりたと
えば下側のサテライト型印刷装置で被印刷ウェブに表面
印刷（’４１０）を施し、その上に配置された上側のサ
テライト型印刷装置で裏面印刷（Ｏ／４）を施す場合に
は、少なくとも２つの問題が生じる。すなわち第１に、
印刷されたばかりのインキが上側の印刷装置のサテライ
ト胴において汚れを生ぜしめる危険が生じ、第２にウェ
ブ案内時のサテライト印刷装置に対する接近可能性に問
題が起こる。しかもこの問題は特に、被印刷ウェブをま
ず下側のサテライト型印刷装置で、続いて上側のサテラ
イト型印刷装置でそれぞれ４色（４１０およびＯ／４）
印刷を施そうとする場合に生じる。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明の課題は、上下に配置された少なくとも２つのサ
テライト型印刷装置から成る冒頭で述べた形式の印刷装
置タワーを改良して、下側および上側のサテライト型印
刷装置の自由な接近可能性が得られると同時に、印刷さ
れたばかりのインキにより後続のサテライト型印刷装置
に汚れが生ぜしめられることが阻止されるか、または後
置された印刷装置を連続的にまたは所定のインターバル
をおいて掃除してインキを除去することが可能になるよ
うな印刷装置タワーを提供することである。

［課題を解決するための手段１ この課題を解決するために本発明の構成では、少なくと
も１つのサテライト型印刷装置で、ゴム胴がほぼ水平の
平面で互いに接近可能であり、水平方向で互いに隣接し
たゴム胴の間に延びるほぼ鉛直の平面で、印刷汚れ防止
装置または掃除装置がサテライト胴に当付は可能である
ようにした。

［発明の効果］ 公知技術、つまりサテライト型印刷装置のそれぞれ互い
に隣接したゴム胴がほぼ鉛直方向に延びる共通の平面で
互いに接近可能であるような公知技術とは異なり、本発
明の構成では、少なくとも１つのサテライト型印刷装置
、有利には上側のサテライト型印刷装置または印刷を施
す方向で見てそれぞれ後置されたサテライト型印刷装置
において、互いに隣接したゴム胴がそれぞれほぼ水平に
延びる平面で互いに接近可能である。これにより、胴対
の間のほぼ鉛直方向に延びる平面に、サテライト胴に当
付は可能な印刷汚れ防止装置または掃除装置を配置する
ことができるという利点が得られる。したがってたとえ
ば下側の印刷装置で既に一方の面に新しいインキを塗布
された被印刷ウェブは下方から到来して前記の印刷汚れ
防止装置または掃除装置の一方の側の傍を通ってサテラ
イト胴に供給されて、このサテライト胴を巡って案内さ
れるので、被印刷ウェブの他方の面に印刷を施すことが
できる。両面印刷されｔ；被印刷ウェブはその後、再び
下方に、印刷汚れ防止装置または掃除装置の他方の側の
傍を通って、まず上側のサテライト型印刷装置から導出
可能である。当然ながら、下側のサテライト型印刷装置
をも本発明の構成で構成することができる。各サテライ
ト型印刷装置において、サテライト胴の円周はその他の
胴の円周に相当していてもよいし、またはその２倍の円
周を有していてもよい。また、本発明の枠内で１つのサ
テライト胴の代わりに２つのサテライト胴を使用するこ
ともできる。本発明の別の利点は次のことにある。すな
わち、被印刷ウェブ、有利には上昇する区分で下方から
到来してまず下側のサテライト型印刷装置に供給可能で
ある被印刷ウェブがこの下側のサテライト型印刷装置に
対して相応する間隔をおいて案内され得るので、下側の
サテライト型印刷装置が両側から自由に接近可能のまま
となる。同じことが上側のサテライト型印刷装置にも言
える。それというのは、両面印刷されたウェブが有利に
は上側のサテライト型印刷装置から間隔をおいて印刷装
置タワーから上方に導出可能であるからである。

を実施例】 以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。

第１図には印刷装置タワー１が概略的に示されている。

この印刷装置タワーは上側のサテライト型印刷装置２と
下側のサテライト型印刷装Ｒ３とを有している。ここで
説明する実施例においては、たんに上側のサテライト型
印刷装置２だけが本発明の構成により構成されている。

この上側のサテライト型印刷装置は唯一つのサテライト
胴４しか有しておらず、このサテライト胴の円周はこの
サテライト型印刷装置２に設けられたその他の胴５〜１
２の円周に相当している。

胴５〜１２はそれぞれ版胴−ゴム胴対５．６；８，７；
９，１０；１１．１２である。

前で述べたように汎用の形式で構成されているかまｔ；
は本発明の構成で構成されていてもよい下側のサテライ
ト型印刷装置３は同じく唯一つのサテライト胴１３を有
しており、このサテライト胴には、版胴−ゴム胴対１４
．１５；１７．１６；１９．１８；２０．２１が当付は
可能である。

印刷装置タワーｌには、被印刷ウェブ２２が下方から到
来するように供給可能であると有利である。この被印刷
ウェブには、下側のサテライト型印刷装置３と上側のサ
テライト型印刷装置２とにおいて、それぞれ片面に最大
４色のインキ（４／４）を印刷することができる。下側
のサテライト型印刷装置３に対する自由な接近可能性を
達成するために、まず上昇する被印刷ウェブ２２は下側
のサテライト型印刷装置３から所定の間隔をおいて紙案
内ローラ２３に巻き掛けられ、続いて水平の軌道を介し
て紙案内ローラ２４に案内されて、この紙案内ローラか
ら下方にサテライト胴１３に供給される。被印刷ウェブ
２２はサテライト胴１３を巡って案内されるので、片面
４色（４１０）の印刷を施すことができ、その後でこの
被印刷ウェブ２２は上方に、場合によっては紙案内ロー
ラ２５を介して第２にサテライト型印刷装置２に供給さ
れるサテライト型印刷装置２は本発明の構成により構成
されている。すなわち、サテライト胴４に当付は可能な
ゴム胴６，７，１０．１２は対になって、しかもほぼ水
平方向に位置する平面３１で互いに接近可能である。こ
れにより、ゴム胴７．１２の間に相応する自由空間が生
ぜしめられ、本発明の構成ではこの自由空間で印刷汚れ
防止装置または掃除装置３０を当て付けることができる
。この印刷汚れ防止装置または掃除装置はたとえば吹付
はビームを有しており、この吹付はビームにより、サテ
ライト胴４を巡る被印刷ウェブ２２の案内時に印刷され
たばかりのインキによる汚れが生ぜしられることは阻止
される。しかしながら、印刷汚れ防止装置まｔ；は掃除
装置が、連続的にまたは所定のインターバルをおいて新
しいインキを除去してサテライト胴を掃除するような掃
除装置がら戊っている場合には、選択的に汚れを許すこ
とも可能である。したがって本発明の構成では、上昇す
る区分において被印刷ウェブ２２が印刷汚れ防止装置ま
たは掃除装置３０の片側で上側のサテライト胴４に供給
され、この被印刷ウェブ２２の他方の面に場合によって
は０／４印刷を施した後に前記被印刷ウェブは印刷汚れ
防止装置または掃除装置３０の他方の側で下方に紙案内
ローラ２６．２７．２８．２９を介して、まず前記サテ
ライト型印刷装置２から導出され、次いでこの印刷装置
タワーｌから離れる方向で案内される。下側のサテライ
ト型印刷装置３に対する被印刷ウェブ２２の供給路はほ
ぼ逆Ｕ字形の形状を有しており、両面にインキを被覆さ
れた被印刷ウェブの導出路はほぼＵ字形の形状を有して
いる。紙案内ローラ２３ならびに２８および２９を用い
て印刷装置に対するウェブの相応する間隔を維持するこ
とによって、略本したオペレータから認められるように
上側のサテライト型印刷装置２も下側のサテライト型印
刷装置３をも自由に接近可能に構成することができるの
で有利である。

本発明の構成では、印刷汚れ防止装置または掃除装置３
０が下側のゴム胴７，１２の間で、しかもほぼ上下に位
置にするゴム胴７，６もしくは１０．１２の間に位置す
る鉛直な平面３２に配置されていて、この平面内でサテ
ライト胴４に当付は可能であってかつこのサテライト胴
から離反可能であると有利である。

本発明の思想の枠内では、たとえばＢＢ型印刷が必要と
されない場合に、ゴム胴対６，７もしくは１０．）２が
ＢＢ型印刷のためでなく互いに当付は可能であることも
可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による印刷装置タワーの実施例を概略的
に示す図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、上下に配置された少なくとも２つのサテライト型印
   刷装置から成る印刷装置タワーであって、前記サテライ
   ト型印刷装置で各４つまでのゴム胴−版胴対が少なくと
   も１つのサテライト胴に当付け可能であって、各２つの
   ゴム胴が互いに接近可能である形式のものにおいて、少
   なくとも１つのサテライト型印刷装置（２）で、ゴム胴
   （６、７；１０、１２）がほぼ水平の平面（３１）で互
   いに接近可能であり、水平方向で互いに隣接したゴム胴
   （７、１２）の間に延びるほぼ鉛直の平面（３２）で、
   印刷汚れ防止装置または掃除装置（３０）がサテライト
   胴（４）に当付け可能であることを特徴とする、上下に
   配置された少なくとも２つのサテライト型印刷装置から
   成る印刷装置タワー。 ２、印刷汚れ防止装置または掃除装置（３０）が、サテ
   ライト胴（４）に当付け可能な吹付けビームを有してい
   る、請求項１記載の印刷装置タワー。 ３、サテライト胴（４）がその他の胴（５、６、７、８
   、９、１０、１１、１２）と同じかまたはその２倍の円
   周を有している、請求項１または２記載の印刷装置タワ
   ー。 ４、上側のサテライト型印刷装置（２）のゴム胴（６、
   ７；１０、１２）が水平の平面（３１）で対になって互
   いに接近可能であり、下側のゴム胴（７、１２）の間に
   印刷汚れ防止装置または掃除装置（３０）が配置されて
   いる、請求項１から３までのいずれか１項記載の印刷装
   置タワー。 ５、下側のサテライト型印刷装置（３）で、４／０色ま
   たは０／４色までの印刷を施すために被印刷ウェブ（２
   ２）が紙案内ローラ（２４）を介して上方からサテライ
   ト胴（１３）に供給可能で、かつ該サテライト胴から上
   方に導出可能であって、引き続き０／４色または４／０
   色までの印刷を施すために上側のサテライト型印刷装置
   （２）に供給可能であり、０／４色または４／０色まで
   の印刷を施した後に、こうして４／４色までの印刷を施
   された前記被印刷ウェブ（２２）がサテライト胴（４）
   から下方に紙案内ローラ（２６、２７）を介して上側の
   サテライト型印刷装置（２）から導出可能である、請求
   項１から４までのいずれか１項記載の印刷装置タワー。 ６、被印刷ウェブ（２２）が、下側のサテライト型印刷
   装置（３）に対して間隔をおいて紙案内ローラ（２３、
   ２４、２５）を介してほぼ逆Ｕ字形の軌道を描きながら
   前記下側のサテライト型印刷装置に供給可能であって、
   上側のサテライト型印刷装置（２）に対して間隔をおい
   て紙案内ローラ（２６、２７、２８、２９）を介してほ
   ぼＵ字形の軌道を描きながら前記上側のサテライト型印
   刷装置から導出可能であり、両サテライト型印刷装置（
   ２、３）がそれぞれ両側から自由に接近可能である、請
   求項５記載の印刷装置タワー。 ７、上側のサテライト型印刷装置（２）で０／２色また
   は２／０色までの印刷を施した後に、被印刷ウェブ（２
   ２）が前記上側のサテライト型印刷装置（２）から上方
   に導出可能である、請求項６記載の印刷装置タワー。