JPH03180276A - 交流アーク溶接機 - Google Patents

交流アーク溶接機

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JPH03180276A
JPH03180276A JP31863689A JP31863689A JPH03180276A JP H03180276 A JPH03180276 A JP H03180276A JP 31863689 A JP31863689 A JP 31863689A JP 31863689 A JP31863689 A JP 31863689A JP H03180276 A JPH03180276 A JP H03180276A
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弘和 五百蔵
Shigemi Fukumoto
福元 成美
Hiroyuki Ishii
博幸 石井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は交流アーク溶接機に関するものであり、特に商
用交流を整流する等の方性により得た直流電源をスイッ
チング素子を用いて正・逆に切換えて、交流出力を得る
ようにしたものにおいて極性切換時に一旦消滅するアー
クの再点弧を容易にするための補助電源回路を設けたア
ーク溶接機の改良に関するものである。
〈従来の装置〉 交流アーク溶接機において、極性の切換時はアークが一
旦消滅した後、反対方向の電圧の上昇によってアークが
再点弧するが、溶接機の無負荷出力電圧が低い場合や、
電極材料、被溶接物、シールドガスの成分等によって無
負荷電圧が高くても再点弧が難しくなることがある。こ
のような場合に再点弧を容易にするために、極性の切換
1時に溶接電源の無負荷電圧よりも高い電圧の補助電源
から電圧を供給して再点弧を助ける方式のものが提案さ
れている。
第5図にこの方式の従来装置の例を示す。同図において
1は直流電源であり、通常商用交流電源を整流すること
によって得られる。2は出力平滑用リアクトル、3は平
滑およびサージ吸収用コンデンサ、4a、4b、5a、
5bはブリンジ接続されたスイッチング素子であり、ト
ランジスタや転流回路付のサイリスクが用いられる。6
は電極、7は7彼溶接物であり、8はスイッチング素子
4a。
4bまたは5a、5bをそれぞれ1組として交互に所定
の時間幅で0N−OFF制御するためのスイッチング素
子制御回路である。9は再点弧用補助電源回路であり、
補助直流電源9aと電流制限用抵抗器9bとからなり、
コンデンサ3と並列に接続されてこれを充電する。この
11G助直流電源9はアークの再点弧に必要な高い電圧
に設定しである。10はスイッチであり、逆極性期間に
スイッチング素子4a、4bを導通させる信号s1にょ
って導通するトランジスタが適する。なお、スイ・ソチ
ング素子4aないし5bにはそれぞれ保護のために逆並
列にダイオードが接続されることがあるが、本発明とは
関係が少ないので図示および説明を省略しである。
同図の装置において、信号S2が供給されている正極性
期間にはスイッチ10は開いており、このためにコンデ
ンサ3は補助型7f7.9から何ら充電されることはな
く、直流電源1の出力電圧によって充電されるたけであ
る。iE極性期間の終了に際してスイッチング素子5a
、5bが導通している状態から遮断するとアークは消滅
する。次に逆極性用(≦号s1が供給されるとスイッチ
ング素子4a。
4bが導通し、同1時にスイッチ10が閉じると、これ
によってコンデンサ3は補助直流電源9aの高い電圧に
まで充′1はされる。この電圧は直流電源1の出力より
も高く設定されておりまたスイッチング素子4 a 、
 4 b sが導通するとこの高い電圧に充電されたコ
ンデンサ3の端子電圧がアークが消滅した直後の電極6
と被溶接物7との間に供給されて回復しつつある絶縁を
破壊し、アークが再点弧するものである。電極6と被溶
接物7との間にアークが発生している間は補助直流電源
9aは直流malの出力に重畳して、スイッチング素子
4a、4bまたは5a、5bを通して電極6と被溶接物
7とに9%給されるが、抵抗器9bによってその出力本
成が抑制され、またこれによって電圧降下が発生するの
で溶接電流、電圧はほぼ直流電源1の出力によって定ま
ることになる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 従来の溶接機は、上記のように構成されているので、逆
極性アークの発生中においても補助電源9からの電流が
流れ続けることになり、このために補助電源つとして容
量の大きな直流電源と抵抗器とを用意する必要があった
また、コンデンサ3は逆極性期間の始めに充電が開始さ
れるので、コンデンサ3を充電するのに要する時間だけ
再点弧用の高電圧の印加が遅れることになる。このため
に、この充電時間の間にアクが消滅した電極6と被溶接
物7との間の絶縁の回復が進行し、丈質的に再点弧が困
難になるものであった。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は、上記従来装置の問題点を解決するために正極
性期間中にのみ再点弧電圧を供給するための補助電源に
よってコンデンサを充電し、逆極性期間にこの充電電荷
を溶接負荷に放出するように充放電の両回路にスイッチ
を設けた交流アーク/8接機を捉案するものである。
〈実施例〉 第1図に本発明の実施例を示す。同図において10は第
5図の従来例と同様の補助型ri、9に直列に接続され
たスイッチであるが、正極性時にスイッチング素子5a
、5bを導通させるための信号s2によって導通ずる。
11はコンデンサ3に充電された電荷をスイッチング素
子4aないし5bの入力側に供給するための開閉回路で
あり、トランジスタやサイリスタのような単方向性スイ
・ソチング素子が適する。この開閉回路11は逆極性情
にコンデンサ3の充電電荷を枚重させるために逆極性信
号S1によって導通するスイッチング素子11aと放電
時の電流を制限する抵抗器11bとから構成される。ま
たコンデンサ3をサージ吸収用にも利用するために開閉
回路11にはスイッチング素子11aと逆並列にダイオ
ード12が接続されている。第1図のその他の部分は第
5図の従来装置と同機能のものに同符号を付して詳細な
説明を省略する。また各スイッチング素子4aないし5
bに逆並列に接続される保護用ダイオードは第5図と同
様に省略しである。
第1図において、溶接起動指令によってスイッチング素
子制御回路8が信号sl、 s2を交互に出力すると、
直流電源1の出力電圧がスイッチング素子4a、4bま
たは5a、5bの導通にしたがった極性の電圧となって
電極6と被溶接物7との間に現われる。このときスイッ
チ10は信号S2によって閉路するので、コンデンサ3
はスイッチング素子5a、5bが導通する期間、即ち正
極性期間において補助電源9の出力によって充電される
信号s2が消滅するとスイッチ10が開路してコンデン
サ3に対する充電は終了し、次に信号slが供給された
ときに開閉回路11が閉路してコンデンサの充電電荷は
抵抗器11bを通して放電されることになる。このため
、正極性期間において充電されたコンデンサ3の高い電
圧は逆極性期間の始めにアークが消滅しているときにス
イッチング素子4a、4bの入力側に印加されて、電極
6と被溶接物7との間に供給されてアークを#II生す
る。
アークが再生するとアークを通して流れる電流によって
抵抗器11bに電圧降下が生じ、コンデンサ3の放電電
流を抑制し、これによってコンデンサの放電時間が若干
延長される。この間に再生されたアークが十分に成長し
、直流型#、1の出力電流が増加して溶接アークが確立
されるに至る。
第2図に別の実施例を示す。第2図においては、コンデ
ンサ3とダイオード12とを第1図と逆の順序で接続し
である。また、これに従って補助電源9とスイッチ10
はリアクトル2側にコンデンサ3と並列に接続されてお
り、さらには開閉回路11はコンデンサ3とスイッチン
グ素子5bと4bとの接続点に図示の極性に接続しであ
る。同図の実施例においては、コンデンサ3は第1図の
実施例と同様に正極性時において信号s2にて閉路する
スイッチ10を介して補助電源9によって充電され、正
極性期間の終了によって信号s2の消滅とともに充電が
終了する。次に逆極性肋間の開始時に信号S1によって
開閉回路11が閉路すると充電電荷は、「スイッチング
素子4a→電極6−被溶接物7−開閉回路11−コンデ
ンサ3」の経路で放電する。これによって逆極性アーク
が点弧する。
第3図はさらに別・の実施例を示す接続図である。
同図において1は直流電源であり、商用交流電源101
を整流回路102で整流して直流とし、インバータ回路
103にて高周波交流に変換した後に2次巻線にセンタ
ータップを有する変圧器104にてアーク溶接に適した
電圧に変換し、変圧器104の出力電圧をセンタータッ
プを共通端子(零出力端子)として正、負の両極性の直
流に変換する両波整流回路105にて直流とするもので
ある。ここでインバータ回路103は出力電流を定める
基準信号設定器106.比較器107./くルス幅変調
回路108からなるインノく一夕制御回路によって制御
され、出力電流検出器14の出力Ifと基準信号設定器
106の出力1rとを比較器107にて比較し、差信号
(Ir−1f)にて定まるパルス幅の駆動信号がパルス
幅変調回路108からインバータ回路103のスイ・ソ
チング素子に供給されて設定値に対応した一定の出力電
流となるようにDC/AC変換が行なわれる。
2aおよび2bは直流電源1の正出力端子および負出力
端子に接続されたりアクドルであり、両リアクトルは図
示のように鉄心を共有し、かつそれぞれの巻線に通じる
電流によって共有する鉄心に同一方向の磁束を生しるよ
うに密結合されている。4および5はリアクトル2a、
2bにそれぞれ直列接続されたスイッチング用トランジ
スタであり、他端はノ(過接続されて直流電源1の共通
出力端子C(変圧器104のセンタータ・ノブ)ととも
に出力端子となり、電極6および被溶接物7に接続され
る。8はスイッチング用トランジスタ4゜5の制御回路
、9は抵抗器9aと補助直流電源9bとからなる補助電
源回路、10はスイッチ、11は開閉回路であり、それ
ぞれ第1図および第2図の同符号を付した部分に略相当
する。
また、リアクトル2aとトランジスタ4およびリアクト
ル2bとトランジスタ5との間と共通端子Cとの間には
コンデンサ3a、3bとダイオード12a、12bとが
直列接続されたサージ吸収回路が接続されており、また
正極性側のサージ吸収回路のコンデンサ3bには抵抗器
15が、またダイ゛オード12bには抵抗器16がそれ
ぞれ並列に接続されて放電回路および逆方向電流の通路
を形成している。一方、逆極性側のサージ吸収回路には
ダイオード12aに逆並列に開閉回路11が、またコン
デンサ3aには補助電源つとスイッチ10との直列回路
が並列に接続されている。またスイッチ10は制御回路
8の正極性信号s2によって閉路し、開閉回路11は制
御回路8の逆極性用出力信号slによって閉路する。
同図の実施例において、直流電源1は出力電流検出信号
Ifと基準信号1rとの差によってパルス幅制御される
インバータ回路103によって出力電流が決定され、ま
たこのインバータ回路103の出力を正、負に両波整流
した直流出力は制御回路8にて通電順序および比率が決
定されるスイッチング素子4,5にて交互に0N−OF
F制御されるとともに、相互に密結合されたりアクドル
2a、2bの働きによって略矩形波状の交流電流となっ
て電極6および被溶接物7からなる溶接負荷に供給され
る。そしてこの極性切換時に発生するサージ電圧はスイ
ッチング素子4,5の最大定格電圧以下に抑制するよう
コンデンサ3a、3b%ダイオード12a、12bを通
して吸収される。
一方、コンデンサ3aは正極性期間中において信号s2
によってスイッチ10が閉じるので補助電源回路9の補
助直流電源9aにて充電されて直流電源1の出力電圧よ
りも高い電圧となる。このコンデンサ3aの充電電圧は
スイッチング素子制御回路8の逆極性期間信号s1が供
給されたときに開閉回路11が閉路して電極6から被溶
接物7に向う方向の逆極性電圧となって印加されて逆極
性アークを再点弧させる。
また第3図の実施例においては、一方のスイッチング素
子、例えばスイッチング素子5の導通期間中においては
りアクドル2bのために電流の変化は抑制されてほとん
ど一定であり、かつリアクトル2bには流れる電流に応
じた電磁エネルギーが蓄積される。この電磁エネルギー
はスイッチング素子5が遮断し同時に反対の極性のスイ
ッチング索子4が導通ずるときに直ちにリアクトル2a
側に移動し、リアクトル2aとスイッチング素子4とを
通る回路に先と同じ値の電流を流すべく高い電圧を誘起
する。このためにスイッチング素子5の遮断によってと
ぎれていたアークは直ちに逆方向の電流、即ち被溶接物
7から電極6にむかう方向の電流、によってアークが再
生することになる。
このように第3図の実施例においてはりアクドル2a、
  2bの作用によって極性反転時の電圧の立上りが急
峻となりアークの再点弧が容易になるものに加えてアー
クの再点弧が比較的困難な逆極性時において、補助電源
回路の高電圧を供給し、アークの再点弧を促すものであ
るから、より確実なアーク再点弧補助回路を備えた溶接
機が得られる。
なお、第3図においてはりアクドル2a、2bの機能を
十分に発揮させるためにはスイッチング素子制御回路8
の出力信号Sl、S2をそれぞれ間隙なく、または若干
の重なり時間をもって交互に出力しスイッチング素子4
,5の導通期間を実質的に間隙なく、または若干の重な
り時間を設けて制御することが望ましい。この様にする
ことにより、極性の切換えに際して一方のスイッチング
素子の導通期間の末期に他方のスイッチング素子に導通
信号を供給すると、整流回路105の出力はスイッチン
グ素子4,5にて短絡されるが、その電流はりアクドル
2a、2bが存在するために、それ以前の電流値とほと
んど変化せず、一方アークはスイッチング素子4.5に
よって短絡されるために直ちに消弧する。次にこの状態
で先に導通していた方のスイッチング素子が遮断すると
、電極6と被溶接物7との間の短絡が解消されてリアク
トル2a、2bはそれぞれに売れていた電流を維持すべ
く高い電圧を誘起し、これによって後に導通した方のス
イッチング素子を通してアークが再生する。この結果、
溶接電流は略矩形波状となり、極性の切換え時に電流の
立上がりが急俊となって、アークの再生が容易となるも
のである。
上記から、極性の切換え時において電極と被溶接物との
間に印加すべきコンデンサ3aの電圧は、スイッチング
素子4.5による短絡が解消されたとき、即ち両極性の
スイッチング素子が導通している状態から先に導通して
いた方の素子が遮断した瞬間に供給したほうがより効果
的であることが判る。
第4図は、このようにした時の実施例を示す接続図であ
る。同図において、17は正極性信号S2を人力として
入力信号の立上り時から一定時間遅れて出力信号s3が
立上り信号s2の消滅によって消滅する信号を出力する
時限回路であり、スイッチンダ素子4と5とが共に導通
ずる期間を除いた正極性期間中においてスイッチ10を
閉路しコンデンサ3aの充電を行うためのものである。
また18は正極性用スイッチング素子5の端子電圧が一
定以上となったときに出力を発生する電圧検出器であり
、19は電圧検出器18の出力と制御回路8の逆極性ら
号slとがともにハイレベルとなったときに開開回路1
1を閉路する信号を出力するAND回路である。同図の
実施例においては、正極性期間の末期において信号s2
に重ねて信号s1が出力されてスイッチング素子4と5
とがともに導通している状態から、次にスイッチング素
子5が遮断してその端子電圧が上昇したときに初めて開
閉回路11が閉路することになる。このために正極性か
ら逆極性に至るときに真にアークが再点弧すべき瞬間に
開閉回路11が閉路してコンデンサ3aの充電電圧が電
極6と被溶接物7との間に供給されることになり、より
確実なアークの再点弧が実現できるものである。
なお、第3図および第4図の実施例において、コンデン
サ3aおよびダイオード12aにはそれぞれコンデンサ
3bおよびダイオード12bと同様に抵抗器を並列に接
続してもよい、 また、第1図ないし第4図において、再点弧のための補
助電源は各スイッチング素子の出力側、即ちスイッチン
グ素子と溶接負荷との間に設けてもよい。
〈発明の効果〉 上記のように本発明のアーク溶接機においては、正極性
期間中において再点弧電圧を供給するためのコンデンサ
を充電しておき、逆極性期間の初期においてこの電圧を
電極と被溶接物との間に放出するものであるので、再点
弧電圧供給用の補助電源を小容量のものにすることがで
き、またコンデンサを逆極性時になってから充電する従
来方式のもののように再点弧が遅れたり、この遅延時間
のためにアークの再点弧に失敗することがない安定した
溶接が行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す接続図、第2図ないし第
4図は本発明の別の実施例を示す接続図、第5図は従来
の溶接機の例を示す接続図である。 1・パ直流電源、 2,2a、  2b・・・リアクト
ル、3.3a、3b・・・コンデンサ、 4.4a、4b、5.5a、5b ・・スイッチング素子(トランジスタ)6・・・電極、
  7・・・被溶接物、8・・・スイッチング素子制御
回路、9・・・補助電源、9a・・・補助直流電源、 
9b・・・抵抗器、10・・・スイッチ、  11・・
・開閉回路、12.12a、12b−・・ダイオード、
18・・・電圧検出器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、直流電源の出力をスイッチング素子により、正、逆
    両極性に切換えて溶接負荷に供給するアーク溶接用電源
    において、コンデンサと前記コンデンサを正極性期間中
    に充電する比較的高電圧の補助直流電源と、前記コンデ
    ンサの充電電荷を逆極性時に前記スイッチング素子の入
    力側または出力側に供給する開閉回路とを具備した交流
    アーク溶接機。 2、2組の直流電源が直列に接続されて正、零及び負の
    出力端子を有する直流電源と、前記直流電源の正出力端
    子と負出力端子とにそれぞれ順方向となる単方向性スイ
    ッチング素子を接続し他端を共通接続して一方の溶接用
    出力端子とし、前記直流電源の共通接続点を他方の溶接
    用出力端子とし、前記スイッチング素子を交互に導通・
    遮断制御するためのスイッチング素子制御回路と、前記
    スイッチング素子のうち逆極性側のスイッチング素子の
    入力側または出力側に設けられたコンデンサと前記コン
    デンサを正極性期間中に充電する比較的高電圧の補助直
    流電源と前記コンデンサの充電電荷を前記スイッチング
    素子を導通させるための逆極性期間信号によって前記ス
    イッチング素子の入力側または出力側に供給する開閉回
    路とを具備した交流アーク溶接機。 3、2組の直流電源が直列に接続されて正、零及び負の
    出力端子を有する直流電源と、前記直流電源の正出力端
    子と負出力端子とにそれぞれ順方向となる単方向性スイ
    ッチング素子を接続し他端を共通接続して一方の溶接用
    出力端子とし、前記直流電源の共通接続点を他方の溶接
    用出力端子とし、前記スイッチング素子を交互に導通・
    遮断制御するためのスイッチング素子制御回路と、前記
    スイッチング素子のうち正極性側のスイッチング素子の
    端子電圧を検出し端子電圧が一定値以上となったときに
    信号を出力する電圧検出器と、前記スイッチング素子の
    うち正極性側のスイッチング素子の入力側または出力側
    に設けられたコンデンサと前記コンデンサを正極性期間
    中に充電する比較的高電圧の補助直流電源と、前記コン
    デンサの充電電荷を前記端子電圧検出器の出力によって
    前記スイッチング素子の入力側または出力側に供給する
    開閉回路とを具備した交流アーク溶接機。 4、前記スイッチング素子は入力側にコンデンサと前記
    直流電源の出力に対して順方向となるダイオードとが直
    列に接続されたサージ吸収回路を含み、前記補助直流電
    源は前記サージ吸収回路のコンデンサのうち逆極性側の
    コンデンサを抵抗器を通して充電する補助直流電源であ
    り、前記開閉回路は前記逆極性側のコンデンサに直列接
    続された前記ダイオードに逆並列に接続された単方向性
    スイッチング素子である請求項1ないし3のいずれかに
    記載の交流アーク溶接機。 5、前記各スイッチング素子にはそれぞれ前記直流電源
    との間に直列に直流リアクトルが接続されており、前記
    各直流リアクトルは互いに共通の鉄心に巻かれかつそれ
    ぞれ直列に接続された前記スイッチング素子の導通によ
    って共有する鉄心に同方向の磁束を生じる極性に巻き方
    向が定められたコイルを有する請求項2または3のいず
    れかに記載の交流アーク溶接器。 6、前記スイッチング素子は交互に実質的に間隙無く導
    通・遮断制御されるスイッチング素子である請求項5に
    記載の交流アーク溶接器。 7、前記直流電源は商用交流電源を一旦整流して直流と
    し、インバータ回路によって高周波交流に変換した後、
    変圧器によってアーク溶接に適した電圧に変換し、再度
    整流回路によって整流して直流を得る電源である請求項
    1ないし6のいずれかに記載の交流アーク溶接機。 8、前記変圧器は2次巻線にセンタータップを有する変
    圧器であり、前記整流回路は前記変圧器の2次巻線出力
    を正および負の両極性と中性点とを有する直流に変換す
    る回路であり、前記スイッチング素子は前記正、負各極
    性の直流出力端子にそれぞれ順方向に直列接続されて他
    端が共通接続された2組のスイッチング素子とである請
    求項7に記載の交流アーク溶接機。
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