JPH03180166A - シガレット及びシガレット用可喫煙補充料材 - Google Patents

シガレット及びシガレット用可喫煙補充料材

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JPH03180166A
JPH03180166A JP2255490A JP25549090A JPH03180166A JP H03180166 A JPH03180166 A JP H03180166A JP 2255490 A JP2255490 A JP 2255490A JP 25549090 A JP25549090 A JP 25549090A JP H03180166 A JPH03180166 A JP H03180166A
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スティーブン・ウォルター・ヤコブ
Ernest Gilbert Farrier
アーネスト・ギルバート・ファリア
James L Resce
ジェイムズ・リー・レセ
Jeffery Scott Gentry
ジェフリ・スコット・ジェントリ
Gary R Shelar
ゲアリ・ロジャー・シェラー
Michael D Shannon
マイケル・デイビッド・シャノン
Richard L Lehman
リチャード・ロング・レーマン
Fej Khejden Ronda
ロンダ・フェイ・ヘイデン
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オリビア・ドーン・フューリン
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アラン・ベンソン・ノーマン
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    • A24BMANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
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    • A24D1/00Cigars; Cigarettes
    • A24D1/18Selection of materials, other than tobacco, suitable for smoking

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 免東上立剋貝豆1 本発明は、シガレット及びその他の喫煙物品に関し、特
に、喫煙したとき発生する不完全燃偽生成物、及び側流
「タール」及び臭気の量が比較的少なく、FTC喫煙条
件下での喫煙中くすぶりを維持するシガレットに関する
ここで、rFTC喫煙条件」とは、58秒間のくすぶり
(休止)期間をはさんで2秒間の吸込動作即ちパフ(総
容積35ml2)を行うことである。「パフ」とは、タ
バコの煙を吸込む1服のことである。
従3m点 シガレット(紙巻タバコ)等の一般的な喫煙物品は、円
筒状ロッド(棒状体)の形の構造を有し、紙ラップ(巻
紙)で包被されて、いわゆる「可喫煙ロッド」の形とさ
れた裁刻タバコ材(例えばタバコ材刻み補充料)のよう
な可喫煙材のロール又は装入物を含む、「補充料」とは
、紙巻タバコや、葉巻の中身のことである0通常、シガ
レットは、可喫煙ロッドに突合せ関係に結合された円筒
形のフィルタ素子を有している。「タバコ材刻み補充料
」とは、刻みタバコ材から成る補充料のことである。一
般に、フィルタ素子は、プラグラップによって包被され
た酢酸セルロースのトウから成り、外包チッピング材(
吸口紙)によって可喫煙ロッドに付設される。
喫煙者は、シガレットの尖端に火をつけて可喫煙ロッド
を燃焼させ、それによって生じる煙を吸い込む、可喫煙
ロッドは、普通、タバコ材補充料(刻みタバコ材から成
る補充料)(単に「刻み補充料」とも称する)である、
喫煙者は、シガレットの吸口端(例えば、フィルタ端)
から吸引することによって主流煙をを口中に吸込み、喫
煙の喜び(例えば、喫味、感触、満足感等)を得る。
シガレットの燃焼中、側流煙即ち副流煙が発生する。側
流煙とは、シガレットの点火端から直接大気に放出され
る煙のことである。側流煙は、大気中に拡散し、その特
有の可視特性及び臭気が周囲の人に知覚され嫌われる場
合がある。燃焼するシガレットから生じる可視側流煙の
相対量は、その燃焼するシガレットから放出されろ側流
「タール」の量に関連する。タバコ刻み補充料を燃焼さ
せる全要約84mm (例えば、可喫煙ロッドの長さ約
57mm、フィルタ素子の長さ約27mm)の一般の市
販シガレットは、普通、約25mg〜約35mgの側流
「タール」を発生する。シガレットの側流「タール」の
測定方法及び装置については、ブロクター他線「アナリ
ストJ1988年刊、第113巻、第1509頁を参照
されたい。
可視側流煙の発生レベルが比較的低いと称されるいろい
ろな種類のシガレットが従来から提案されている。その
ようなシガレットは、例えば、米国特許第4,637,
410号、4.624.268号、4、407.308
号、4,231,377号、4.420゜002号、4
.450.847号、4.108.151号、4,22
5.636号、4.433.697号、4.461.3
11号、及び4,561,454号に記載されている。
又、主流タバコ煙の組成を改変するためのいろいろな方
法が従来から提案されている0例えば、おくのタバコ代
替材が提案されており、そのような多種類の材料の17
ストが米国特許第4,079,742号に記載されてい
る。更に、「シトレル」及びrNsMJという商標名を
有するのタバコ代替喫煙材が1970年代にヨーロッパ
に導入されている。
又、香味付蒸気及び、又は可視エアゾールを発生する喫
煙物品を提案した多数の先行技術文献がある。そのよう
な喫煙物品の大抵のものは、エアゾールを創生ずるため
に、及び、又はエアゾール発生物質を加熱するために可
燃燃料源を使用している(例えば、米国特許第4,71
4,082号に記載された技術背景参照)。
タバコ材を必ずしも燃焼させることなく加熱することに
よって、多量の不完全燃焼生成物を発生することなくシ
ガレット喫煙に随伴する喜びを与えることができる喫煙
物品は、米国特許第4.714.082号、4,756
,318号及び4,793.365号に開示されている
。そのような喫煙物品は、熱発生のための可燃燃料素子
と、燃料素子とは物理的に別体に配置され、燃料素子と
熱交換関係に置かれたエアゾール創生物質を使用する。
喫煙中、燃料素子によって創生された熱がエアゾール創
生物質を揮発させ、それによってタバコ煙に類似したエ
アゾールを発生する。この種の喫煙物品は、FTCrタ
ール」排出量(FTC喫煙条件で喫煙した場合の「ター
ル」排出量)が低レベルであるとともに、可視側流煙の
発生レベルも極めて低い。
が  しよ と る 本発明は、良好な喫煙満足感を与え、主流煙に含まれる
気相分が比較的少なく、発生する不完全燃焼生成物の量
が比較的少なく、FTC喫煙条件下でくすぶりを維持す
ることができ、生成される灰が望ましい物理的特性を有
しており、側流「タール」の排出量が少なく、従って可
視側流煙の発生量が少ない、良好な香味を発するシガレ
ットを提供することを課題とする。
従って、本発明は、刻み補充料の形の、及び、又は加工
された形のタバコ材(以下、単に「タバコ」とも称する
)を包含した喫煙物品に関する。
;   ゛ る−めの 本発明による好ましい喫煙物品は、2つの主要構成部材
、即ち、(i)可喫煙材のロール又は装入物と、 (i
 El可喫煙材のロール又は装入物を包被する外側ラッ
プ材(紙ラップ)を有するシガレットの形にされる0本
発明のシガレットは、その可喫煙材の少なくとも一部分
として後に詳述する可喫煙補充科を含む。
可喫煙材のロールを包被して可喫煙ロッドな構成するの
に好ましいラップ材は、空気透過率の低い紙ラップであ
る。空気透過率の低い、即ち多孔率の低い特に好ましい
ラップ材は、コレスタ(CORESTA)単位約5以下
の多孔率を有するものである。コレスタ単位は、1セン
チバールの低圧下で1cm”の面積のラップを透過する
直線空気速度の尺度である。コレスタ単位については、
「コレスタ広報JISO/TC126/SClN159
E (1986)を参照されたい。
本発明は、上記課題を解決するために可喫煙材の一形態
として、タバコ含有可喫煙補充料から成るものを提供す
る。この可喫煙材は、(i)タバコ材(例えば、裁刻タ
バコ葉片、粉砕タバコ葉片、タバコ葉柄の小片、タバコ
微砕、タバコ粉末、又はタバコ抽出物又はその他の加工
タバコ〉と、(i i)緊密に接触した有機成分と無機
成分を有する凝集マトリックス補充料との緊密な混合物
から成る。この凝集マトリックス補充料(凝集したマト
リックス状の補充料)は、粒状の形とすることが好まし
い、有機成分は、アルギン酸塩、又は、周囲条件下で実
質的に水に不溶性の凝集マトリックス補充料を構成する
ことかできるその他の有機材である0通常、無機材料は
、炭酸カルシウムである。可喫煙補充料材は、凝集マト
リックス補充料及びタバコ材に緊密に接触した結合剤(
バインダー)を含む、結合剤は、可喫煙補充料材を構成
するためにタバコ材の粒子及び凝集マトリックス補充料
の粒子を結合状態に維持する役割を果たす、このような
タバコ材含有可喫煙補充料材には、又、ある種の香味剤
(例えば、ココア、甘草、メントール等)及び、又はエ
アゾール創生物質(例えば、グリセリン、プロピレング
リコール等〉を緊密に接触させた状態で含めることもで
きる。このタバコ材含有可喫煙補充料材は、水性スラリ
ーからシートとして流延させることができ、例えば、製
紙法を用いて、あるいは押出成形によりシートの形に形
成することができる。このようなタバコ材含有可喫煙補
充料材を、本発明のシガレットの唯一の可喫煙材として
そのままで使用してもよく、あるいは、タバコ材刻み補
充料と物理的に混合(ブレンド)して、あるいは他の何
らかの態様でタバコ材刻み補充料と組合せて使用しても
よい。
本発明は、又、別の形態の可喫煙補充料として、緊密に
接触した有機成分と無機成分を有する凝集マトリックス
補充料の緊密な混合物から成るものを提供する。凝集マ
トリックス補充料は、粒状の形とすることが好ましい、
有機成分は、アルギン酸塩、又は、周囲条件下で実質的
に水に不溶性の凝集マトリックス補充料を構成すること
ができるその他の有機材料である0通常、無機材料は、
炭酸カルシウムである。可喫煙補充料材は、凝集マトリ
ックス補充料及びタバコ材に緊密に接触した結合剤(バ
インダー)を含む、結合剤は、可喫煙補充料材を構成す
るために凝集マトリックス補充料の粒子を結合状態に維
持する役割を果たす、このような可喫煙材には、又、香
味剤及び、又はエアゾール創生物質を緊密に接触させた
状態で含めることもできる。このタバコ材含有可喫煙材
は、水性スラリーからシートとして流延させることがで
き、例えば、製紙法を用いて、あるいは押出成形により
シートの形に形成することができる。このような可喫煙
材を、タバコ材含有可喫煙材及び、又はタバコ材刻み補
充料と物理的に混合(ブレンド)して使用してもよく、
あるいは、あるいは他の何らかの態様でタバコ材含有可
喫煙材及び、又はタバコ材刻み補充料と組合せて使用し
てもよい。
X施1 第1図には、本発明のシガレット及び可喫煙補充料材の
好ましい一実施例が示されている。このシガレット(紙
巻タバコ)10は、円筒状の可喫煙(喫煙可能)ロッド
(「可喫煙ロッド」又は単に「ロッド」とも称する)1
5を有する。ロッド15は、少なくとも1層の外包ラッ
プ材(例えば、紙)25内に包まれた可喫煙材のロール
又は装入物20から成る。可喫煙ロッド15の両端は開
放し、燃焼させるべき可喫煙材を露出させている。可喫
煙ロッド15の一端に点火すると、可喫煙材が燃焼しエ
アゾール(例えば、煙)が発生する、かくして、可喫煙
ロッド15は、その点火された一端から他端に向けて燃
焼する。
シガレット10は、又、可喫煙ロッド15の一端に軸線
方向に整列して配置され、好ましくは突き合わせ関係に
当接させたフィルタ素子30を備えている。フィルタ素
子30は、円筒形であり、その直径は、可喫煙ロッドの
直径と実質的に等しい、フィルタ素子30の両端は、空
気及び煙を通すように開放している。フィルタ素子30
は、少なくとも2つのフィルタセグメント(部片)から
成るものとすることが好ましい、第1図に示されるよう
に、フィルタ素子30の第1フイルタセグメントは、可
喫煙ロッドに近接して配置され、炭素質フィルタ材35
と、その外周面を包被するラップ材37とから成るもの
とすることが好ましく、第2フイルタセグメントは、シ
ガレットの吸口端に配置され、ひだ寄せした不織ポリプ
ロピレンのウェブ又は酢酸セルロースのトウのようなフ
ィルタ材40と、その外周面を包被するラップ材45と
から成るものとすることが好ましい、第2セグメントの
フィルタ材40は、美しい、白色の外観を呈する材料で
あることが好ましい、いずれのフィルタセグメントも、
周知のフィルタロッド製造機械を用いて製造することが
できる。これらの2つのセグメントは、周知のプラグ筒
体結合技術を用いて組合せ、包被ラップ(フィルタプラ
グを包被するラップであることから「プラグラップ」と
も称する)50を用いて結合させ、フィルタ素子30を
形成する。
フィルタ素子30は、通常、その全長と、それに近接す
る可喫煙ロッド15の端部を包被するチッピング材(吸
口取付は用ラップ材)55によって可喫煙ロッド15に
取付ける。チッピング材55の内面は、適当な接着剤を
用いてプラグラップ50の外面及び可喫煙ロッド15の
ラップ材25の外面に固着する。このシガレット10は
1周知のシガレット製造法及び装置を用いて製造するこ
とができる。又、シガレット10は、所望ならば、チッ
ピング材55、プラグラップ50及びラップ材37を貫
通して穿設した、例えば一連のパーフォレーション(小
孔)65から成る空気稀釈手段(空気によってタバコ煙
を稀釈するために空気を導入する手段)を備えた通気性
、即ち空気稀釈型シガレットとすることができる。その
ような通気パーフォレーションは、レーザー穿孔法等の
周知の技法を用いて形成することができる。
第2図は、本発明のシガレット及び可喫煙補充料材の別
の好ましい実施例を示す、この実施例のシガレット10
は、その可喫煙材をセグメントの態様のブレンドの形と
した点を除いては第1図のものと同様である。即ち、こ
の実施例では、可喫煙ロッド15の一端(即ち、シガレ
ットの点火端側)に、可喫煙材の第1セグメント70を
配設し、可喫煙ロッド15の他端(即ち、シガレットの
フィルタ素子側)に、可喫煙材の第2セグメント75を
配設する。可喫煙材の第1セグメント70と、可喫煙材
の第2セグメント75とは、その組成が異なる。これら
の2つのセグメントを突合せ当接関係に整列させるが、
両セグメントが接触する領域に両者の可喫煙材の若干量
の混交が存在してもよい、第1セグメントと第2セグメ
ントの長手方向の長さは異なるものとすることができる
が、第1セグメント対第2セグメントの長さの比は、通
常、約2:1〜約l:2の範囲とし、約1=1とするこ
とが好ましい、このような可喫煙ロッドは、米国特許筒
4. OO9,722号及び4.516.585号に記
載された装置を用いて製造することができる。
第2図の実施例の場合、第1セグメント70は、通常、
可喫煙の形のタバコ材を含むものとする。そのような可
喫煙の形のタバコ材としては、タバコ材刻み補充料(例
えば、タバコ葉片、加工タバコ材、膨嵩処理されたタバ
コ材補充料、再構成タバコ材補充料等、及びそれらのブ
レンド)、又はそのようなタバコ材刻み補充料と他の可
喫煙材とのブレンドを用いることができる。加工タバコ
材の一例として、米国特許筒4,887,618号及び
4,941,484号に記載された脱蛋白再構成タバコ
材がある。加工タバコ材の他の例として、1990年2
月23日に出願された米国特許願第484.587号に
記載された方法によって加工されたタバコ材がある。第
2セグメント75は、第1セグメント70の可喫煙材の
全体的組成とは異なる全体的組成を有する可喫煙材又は
可喫煙材のブレンドから成る。第1セグメント70及び
第2セグメント75の両方又はいずれか一方は、本発明
の少なくとも1種類の回収煙補充料材を含むものとする
第3図は、本発明のシガレット及び回収煙補充料材の更
に別の好ましい実施例を示す、この実施例のシガレット
10は、本発明による可喫煙材(セグメント70.75
)を加工タバコ材シート80で包被した点を除いては第
1図及び第2図のものと同様である。加工タバコ材シー
ト80は、通常、製紙法を用いて製造された再構成タバ
コ材シートであり、1層のシート80で可喫煙材を包被
する。可喫煙材を包被した加工タバコ材シート80を更
に1層の外側ラップ材25(例えば、シガレット用巻紙
)で包被する。
第4図は、本発明のシガレット及び回収煙補充料材の更
に別の好ましい実施例を示す、この実施例のシガレット
10は、そのフィルタ素子30を3つのセグメントで権
威した点を除いては第1.2及び3図のものと同様であ
る。即ち、この実施例では、フィルタ材35から成る第
1フイルタセグメントとフィルタ材40から成る第2フ
イルタセグメントの間に第3フイルタセグメントを介設
する。第3フイルタセグメントは、活性炭粒体、珪酸マ
グネシウム粒体、シリカゲル粒子等の粒状体より成るフ
ィルタ材85と、それを包被するラップから成る。
本発明の回収・煙ロッドの製造に使用する可喫煙材は、
いろいろな材料とすることができるが、最も好ましいの
は、刻み補充料の形としたものである。ここで、可喫煙
材に関連して用いられる「刻み補充料」という用語は、
シガレットのための回収煙ロッドの製造に使用するのに
適した形態を有するいろいろな可喫煙材を意味する。刻
み補充料の例としては、ブレンドされ、シガレットの製
造に適する形態とされたいろいろな可喫煙材がある。そ
のような可喫煙材は、通常、シガレットの製造に慣用さ
れているストランド又は裁刻片の形で使用する0例えば
、刻み補充料は、シート状又はストリップ状の材料から
裁断したストランド又は裁刻片の形で用いることができ
る。そのようなストリップ材は、約5.08〜約0.4
23mm(約115〜約1/60in)、好ましくは約
1.016〜約0.726mm(約1/25〜約1/3
5in)の幅にカットする。一般に、そのようなストラ
ンド又は裁刻片は、約6.35〜約76.2 m m(
約0.25〜約3in)の長さを有する。刻み補充料は
、押出成形された形態のもの(例えば、押出成形された
ストランド)、又はその他の物理的に加工された形態の
ものであってもよい。
本発明のシガレットの回収煙ロッドは、本発明の回収煙
補充料材を含む、回収煙補充料材は、刻み補充料の形で
用いることができる。
本発明の回収煙補充料材の1つの好ましい形態は、緊密
に接触させた有機成分と無機成分の凝集マトリックスを
含む凝集マトリックス補充料から成るものである。この
凝集マトリックス補充料を結合剤と緊密に混合して回収
煙補充料材を調製する。このような回収煙補充料材には
、その最終混合物の一部として、少なくとも1種類のエ
アゾール創生物質及び、又は少なくとも1種類の香味剤
を含有させることが極めて好ましい、所望ならば、この
回収煙補充料材によって創生されるエアゾールの組成を
改変することができる他の薬剤をも回収煙補充科材に含
有させることができる。凝集マトリックス補充料は、有
機成分1重量部当り通常約2〜約99重量部、好ましく
は約5〜約20重量部の無機成分を含むものとする。又
、このような回収煙補充料材は、通常約60〜約90重
量%、好ましくは約65〜約85重量%の凝集マトリッ
クス補充料を含み、最高約20重量%、好ましくは約2
〜約10重量%の結合剤を含み、最高約20重量%、好
ましくは約3〜約15重量%のエアゾール創生物質を含
み、所望の香味特性を付与するのに十分な量の香味剤を
含むものとする。所望ならば、この回収煙補充料材に、
その總乾量を基準として、通常は最高約10重量%、場
合によっては最高約30重量%の追加の炭素質材料(例
えば、熱分解α−セルロース)を混入してもよい。ただ
し、そのような追加の炭素質材料は、本発明の回収煙補
充料材の必須成分ではなく、省いてもよい、この回収煙
補充料材は、可燃性であり、本発明のシガレットを製造
するために、通常は、他の可喫煙材と一緒に(ブレンド
して)用いる。
本発明のタバコ材含有回収煙補充料材の1つの好ましい
形態は、緊密に接触させた有機成分と無機成分の凝集マ
トリックスを含む凝集マトリックス補充料から成るもの
である。この凝集マトリックス補充料を何らかの形態の
タバコ材及び結合剤と緊密に混合してタバコ材含有回収
煙補充料材を調製する。このようなタバコ材含有回収煙
補充料材には、その最終混合物の一部として、少なくと
も1種類のエアゾール創生物質及び、又は少なくとも1
種類の香味剤を含有させることが好ましい。所望ならば
、この回収煙補充料材によって創生されるエアゾールの
組成を改変することができる他の薬剤をも回収煙補充料
材に含有させることができる。この凝集マトリックス補
充料は、その有機成分1重量部当り通常約2〜99重量
部、好ましくは約5〜約20重量部の無機成分を含む。
又、このようなタバコ材含有回収煙補充料材は、通常は
最高約75重量%、典型的には最高約50重量%の何ら
かの形態のタバコ材を含み、最高約80重量%、好まし
くは約20〜約65重量%の凝集マトリックス補充料を
含み、最高約20重量%、好ましくは約2〜約10重量
%の結合剤を含み、最高約20重量%、好ましくは約3
〜約15重量%のエアゾール創生物質を含み、所望の香
味特性を付与するのに十分な量の香味剤を含むものとす
る。所望ならば、このタバコ材含有回収煙補充料材に、
その總乾量を基準として、通常は最高約10重量%、場
合によっては最高約30重量%の追加の炭素質材料(例
えば、熱分解α−セルロース)を混入してもよい、ただ
し、そのような追加の炭素質材料は、本発明の回収煙補
充料材の必須成分ではなく、省いてもよい。このタバコ
材含有回収煙補充料材は、可燃性であり、本発明のシガ
レットの唯一の可喫煙材としてそのままで用いることが
できる。
本発明の回収煙補充料材の他の好ましい形態は、有機成
分と無機成分の凝集マトリックスを含む凝集マトリック
ス補充料から成るものである。
この凝集マトリックス補充料を結合剤と少なくとも1種
類のエアゾール創生物質と混合して回収煙補充料材を調
製する。このような含有回収煙補充料材には、その最終
混合物の一部として、少なくとも1種類の香味剤と、何
らかの形態のタバコ材を含有させることが好ましい、こ
の凝集マトリックス補充料は、その有機成分1重量部当
り通常約2〜99重量部の無機成分を含む、又、このよ
うな回収煙補充料材は、通常は最高約20重量%、好ま
しくは約3〜約15重量%の結合剤を含み、約20重量
%以上、好ましくは約25〜約50重量%のエアゾール
創生物質を含み、上述した凝集マトリックス補充料を含
む約80重量%未満、好ましくは約30〜約70重量%
の補充料成分を含有するものとする。詳述すれば、この
補充料成分は、(i)上述した凝集マトリックス補充料
の全部、又は (i i)上述した凝集マトリックス補
充料と、無機補充料材料(例えば、沈降炭酸カルシウム
)及び、又は有機補充斜材(例えば、タバコ材)とのブ
レンドを含むものとすることができる。又、この回収煙
補充料材に、所望の香味特性を付与するのに十分な量の
香味剤を含めることができる。所望ならば、この回収煙
補充科材に、その總乾量を基準として、通常は最高約1
0重量%、場合によっては最高約30重量%の追加の炭
素質材料(例えば、熱分解α−セルロース)を混入して
もよい、ただし、そのような追加の炭素質材料は、本発
明の回収煙補充料の必須成分ではなく、省いてもよい、
この回収煙補充料は、可燃性であり、他の可喫煙材とブ
レンドして用いることができる。
本発明の上記タバコ材含有回収煙補充料材には、その製
造行程中に何らかのタバコ材を含有させる、そのような
タバコ材含有回収煙補充料材を調製するのに使用するタ
バコ材は、タバコ材抽出物、タバコ微粉又は粉末、裁刻
又は粉砕されたタバコ葉片、タバコ葉柄、膨嵩処理され
たタバコ材補充料、又はその他の加工タバコ等、又はそ
れらの組合せを含むいろいろな形態のものであってよい
、タバコ材抽出物は、加工タバコであり、水、二酸化炭
素、炭化水素又はハロカーボンのような溶媒、又はその
他のいろいろな有機又は無機溶媒を用いてタバコ材を抽
出することによって得られる。タバコ材抽出物としては
、1990年4月19日付米国特許願第511,158
号及び1989年12月18日付米国特許願第452.
175号に記載されているような噴霧乾燥抽出物、凍結
乾燥抽出物、熱処理抽出物、及び、ヨーロッパ特許第3
26.370号に記載されているようなタバコエツセン
ス、及び、米国特許第4,506.682号及び198
9年2月13日付米国特許願第310,413号に記載
されているような芳香部及び抽出物などがある。
本発明の回収煙補充料材は、結合剤を含有する。好まし
い結合剤の例としては、アクアロン・カンパニーから販
売されている「クルセルH」(商品名)のようなヒドロ
キシプロピルセルロース、ダウ・ケミカル・カンパニー
から販売されている「メトセル K4MSJ  (商品
名)のようなヒドロキシプロピルメチルセルロース、ア
クアロン・カンパニーから販売されている「ナトロセル
250MRC3SJ  (商品名)のようなヒドロキシ
エチルセルロース、FMCから販売されている「アビセ
ル」 (商品名)のような微品質ヒドロキシエチルセル
ロース、ダウ・ケミカル・カンパニーから販売されてい
る「メトセル A4MJ  (商品名)のようなメチル
セルロース、ハーキュルズ・インコーホレイテッドから
販売されている「CMC7HFJ及びrCMC7H4F
J  (商品名)のようなカルボキシメチルセルロース
ナトリウム等が挙げられる。特に好ましい結合剤は、ア
ルギン酸アンモニウム、アルギン酸ナトリウム、アルギ
ン酸プロピレングリコール等のアルギン酸塩である。ア
ルギン酸塩、特に高粘度のアルギン酸塩は、制御された
量の遊離カルシウムイオンと組合せて使用することがで
きる。その他の結合剤として、スターチ(例えば、コー
ンスターチ)、グアガム、イナゴ豆ガム、ペクチン、キ
サンタンガム等がある。これらの結合剤の組合せ又はブ
レンド(例えば、グアガムとイナゴ豆ガムとの混合物)
を用いることもできる。
本発明の回収煙補充料材には、少なくとも1種類のエア
ゾール創生物質及び、又は少なくとも1種類の香味剤を
含有させることができる。好ましいエアゾール創生物質
としては、ポリオール(例えば、グリセリン、プロピレ
ングリコール、トリエチレングリコール)、及び可視エ
アゾールを発生するその他の物質、又はそれらの混合物
が挙げられる。エアゾール創生物質は、(例えば、結合
剤がアルギン酸プロピレングリコールである場合)結合
剤の一部として供給することができる。
又、いろいろなエアゾール創生物質を組合せて用いるこ
ともできる。香味剤としては、メントール、バニリン、
くえん酸、りんご酸、ココア、甘草等、及びそれら9組
合せを用いることができる。香味剤については、レフイ
ンゲル他編「喫煙製品のためのタバコ材香味付けJ  
(1972年)を参照されたい。
本発明の回収煙補充料材にカラメル化材を混入すること
が望ましい場合がある。カラメル化材は、(i)シガレ
ットの灰及び燃焼する円錐状大塊の保全性(崩落せず一
体性を保つ性質)、 (i i)回収煙補充料の外観、
及び(4i+)シガレットの主流煙の香味特性を改善す
る働きをする。カラメル化材は、回収煙補充料材の調製
中に該補充斜材に組入れてもよく、あるいは、回収煙補
充料材の製造後にその表面に被覆してもよい0通常、特
定の回収煙補充料材を処理するのに使用するカラメル化
材の量は、そのカラメル化材を含めた最終の回収煙補充
料材中のカラメル化材の含有量が最高約20重量部、処
理される回収埋材の含有量が約80重量部以上となるよ
うに定める。適当なカラメル化材の例としては、グルコ
ース、フラクトース、サッカロース等の砂糖、及びM、
F、ニール・インコーホレイテッドから販売されている
「キャロブ パウダー コード1739J  (商品名
)のような化合物が挙げられる。
本発明の回収煙補充料材は、ある種の物質で表面処理す
ることができる0例えば、回収煙補充料材の表面に粉末
物質を被覆することができる。そのような粉末物質の例
としては、ココア粉末、甘草粉末、粉末無機材(例えば
、炭酸カリウム又は酸化鉄)、タバコ粉体、微細タバコ
葉片等、又はそれらのブレンドがある。そのような表面
処理により回収煙補充料材に改良された色、外観、灰特
性、及び香味特性を付与することができる。
先に述べた凝集マトリックス補充料は、無機成分と有機
成分を有する0例えば、アルギン酸塩を用いて凝集させ
た炭酸カルシウムは、無機成分と有機成分を有する。そ
の他の無機成分としては、硫酸カルシウム、酸化マグネ
シウム、炭酸マグネシウム等がある。アルギン酸アンモ
ニウムは、特に好ましいアルギン酸塩である。そのよう
な凝集マトリックス補充料は、炭酸カルシウム粒子と水
和アルギン酸塩との水性スラリーを生成し、そのスラリ
ーを乾燥させて炭酸カルシウムの凝集マトリックス(即
ち、連続した、又は半ば連続したアルギン酸塩相中に分
散した多数の炭酸カルシウム粒子から成るマトリックス
)を形成することによって調製することができる。所望
ならば、このスラリーをそれに発泡剤を導入することに
よって膨嵩させることもできる。そのための適当な発泡
剤の例としては、直鎖ナトリウムベンゼンスルホネート
、直鎖アルキルスルホネート、直鎖アルキルエトキシス
ルホネート酸等がある。凝集マトリックスは、炭酸カル
シウムとアルギン酸塩との固形分の高い水性スラリーな
噴霧乾燥させて炭酸カルシウムとアルギン酸塩の凝集粒
子(例えば、常態においては球状の粒子)とすることに
よって調製するのが好ましい、あるいは別法として、そ
のようなスラリーを加熱によって乾燥させ、凝集した炭
酸カルシウムとアルギン酸塩の中実椀体とし、その中実
椀体な粉砕することによって所望の粒度の粒子とするこ
ともできる。アルギン酸塩に対する炭酸カルシウムの量
の比は、乾量を基準として約99=1から約2:1、好
ましくは約20=1から約5:1の範囲とする0通常、
アルギン酸塩を用いて凝集させた炭酸カルシウムの粒子
は、周囲条件下では実質的に水に不溶性である。この凝
集マトリックス補充料中のアルギン酸塩の水不溶性は、
凝集マトリックス補充料が周囲条件下で水に接触したと
きその凝集性を喪失する傾向を大いに制限する。この凝
集マトリックス補充料は、アルギン酸塩と炭酸カルシウ
ムのカルシウムイオンとの相互作用により水不溶性とさ
れる。所望ならば、凝集マトリックス補充料を酸の稀釈
溶液で処理し、それによって炭酸カルシウムの一部を分
解してカルシウムイオンを放出させ、そのカルシウムイ
オンが凝集マトリックス補充料のアルギン酸塩成分を水
不溶性にするようにすることができる無機成分と有機成
分を有する上記凝集マトリックス補充料には、上述した
もの以外の他のいろいろな有機成分を組み入れることが
できる0例えば、上記有機成分は、カルシウムイオンと
相互反応すると実質的に水に不溶性になる性質を有する
ペクチンとすることができる。あるいは別法として、多
tm類有機成分を有する凝集マトリックス補充料を、そ
の多糖類を実質的に水不溶性にするために、二価イオン
(例えば、カルシウム、バリウム、コバルト、鉄又はマ
グネシウムイオン)又は三価(例えば、鉄又はアルミニ
ウムイオン)で処理することもできる。更に別の例とし
て、多糖類(例えば、エチルセルロース〉と無機成分粒
子とのスラリーを非水性溶媒(例えば、アルコール)で
調製し、そのスラリーを乾燥させて実質的に水不溶性の
凝集マトリックス補充料を形成することもできる。
本発明の回収煙補充科材に混入することができる別の種
類の補充料として、更に別の無機材料がある。そのよう
な無機材料は、多くの場合、繊維状、フレーク、結晶、
非晶質、中空、又は粒状である。そのような無機材料の
例としては、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム粒子、酸
化マグネシウム、水酸化マグネシウム、パーライト、人
工雲母、バーミキュライト、クレー、熱安定性炭素繊維
、酸化亜鉛、ドーソナイト、炭酸カルシウムの低密度中
空球体、ガラス球、ガラス泡、珪酸ナトリウム、熱安定
性炭素微小球、硫酸カルシウム繊維、セラミックの中空
微小球、アルミナ、有機材を用いて凝集させた炭酸カル
シウム、低密度加工炭酸カルシウム、等がある。
凝集マトリックス補充料は、無機成分と炭素質成分との
凝集マトリックスの形とすることができる。そのような
無機成分としては、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、
酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム等がある。特に好
ましい凝集マトリックス補充料は、凝集炭酸カルシウム
であり、極めて好ましいのは、凝集沈降炭酸カルシウム
である。そのような凝集マトリックス補充料は、炭酸カ
ルシウム粒子と結合剤との水性スラリーを生成し、その
スラリーを乾燥させて炭酸カルシウムの凝集マトリック
ス(即ち、結合剤の連続した、又は半ば連続した相中に
分散した複数の炭酸カルシウム粒子のマトリックス)を
形成することによって調製することができる。この凝集
マトリックスを生成するのに使用される炭酸カルシウム
の粒子は、「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル
・ソサイアティ」第60巻、第309頁(1938年)
に記載されたプルナウアーエメットーテラ−(BET)
法で測定して、通常、約20m”78未満、大抵の場合
的10m”78未満、場合によっては約1n”78未満
の表面積を有する0代表的な御粘合剤は、セルロースの
誘導体(例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム)等の有機物質であり、好ましくは糖蜜、フラクトー
ス含量の高いコーンシロップ、又はM、F、ニール・イ
ンコーホレイテッドから販売されている「キャロブ パ
ウダー コード1739J等の砂糖含有物質である。ペ
クチンやアルギン酸塩等の有機物質を用いることもでき
る。ペクチン、アルギン酸塩等のたの有機材、及び上述
した他の有機材を用いることができる。
炭酸カルシウムと結合剤の凝集粒子(例えば常態では球
状粒子)は、炭酸カルシウムと結合剤との固形分含量の
高い水性スラリー(例えば、約40〜約55受領%の固
形分含量を有するスラリー)を噴霧乾燥することによっ
て生成するのが好ましい、あるいは別法として、そのよ
うなスラリーを加熱によって乾燥させ、それによって、
凝集した炭酸カルシウムと結合剤の中実椀体とし、その
中実椀体を粉砕することによって所望の粒度の粒子とす
ることもできる。結合剤に対する炭酸カルシウムの量の
比は、乾量を基準として約20:lから約2:1、好ま
しくは約15:lから約4:1の範囲とする0通常、糖
類又は多I類を用いて凝集させた無機材粒子は、それに
含まれる糖類又は多糖類が水溶性の性質を有しているの
で、周囲条件下で水に接触すると凝集性を喪失する傾向
がある。
このことを考慮して、無機成分と有機結合剤との凝集マ
トリックスに熱処理を施す、それによって、有機結合剤
から揮発成分が放逐され、有機結合剤が焼成された実質
的に水不溶性の清浄な可燃炭素質成分を生成する0通常
、そのような凝集マトリックス補充料の熱処理は、結合
剤の酸化を最少限又は防止するために、制御された雰囲
気下で行う(例えば、1989年9月29日出願の米国
特許願第414.833号参照)、この熱処理は、炭素
質材の形の結合剤を調製し、その結合剤が無機成分の粒
子をマトリックスの形に凝集させるための手段となるよ
うにすることが好ましい、詳述すれば、凝集した炭酸カ
ルシウムと結合剤の粒子をオーブン、バッチ炉、流動層
、回転焼成器、又はベルト型焼成器等を用いて、例えば
最高約625℃、通常は最高約600℃の温度にまで加
熱処理することができる0例えば、糖蜜を用いて凝集さ
せた噴霧乾燥炭酸カルシウムの粒子の場合は、流動化用
ガスとして窒素ガスを使用する流動層内で該粒子を約り
00℃〜約625℃にまで加熱するのに十分な温度で加
熱し、収集することができる。無機成分と有機結合剤の
凝集マトリックスの場合は、(例えば、無機成分が炭酸
カルシウムである場合)その無機成分の熱分解を回避す
るのに十分な条件下で凝集マトリックスを極めて高い温
度(例えば、最高的900℃)に短時間露呈させること
によって有機結合剤を焼成するのに十分な熱処理を施す
ことができる。ただし、無機成分が炭酸カルシウムであ
って、焼成工程中にある程度の熱分解を起こすような場
合は、その焼成した凝集マトリックスを、(i)二酸化
炭素雰囲気に露呈することによって、あるいは (i 
i)水中に分散させ、その分散水中に二酸化炭素をバブ
ルとして吹込むことによって、再炭酸化することができ
る。
この焼成工程を経た後の凝集炭酸カルシウム粒子は、通
常、約80重量%を越える、多くの場合約90重量%を
越える炭酸カルシウム分を有し、約3重量%を越える、
炭素質成分による炭素含量を有する0通常、このように
して得られた凝集炭酸カルシウム粒子を篩にかけて、米
国基準メツシュ約−50/+325、多くの場合−80
/+200の粒度までの粒子を得る。焼成処理された好
ましい凝集炭酸カルシウム粒子は、実質的に水不溶性で
あり、形状は球状であり、自由流動性を有する。その嵩
密度は、水銀浸透法で測定して約011g/cmS〜約
1.1g/am’、多くの場合約0.3g/cm’〜約
1g/am’である。かくして、焼成済み凝集炭酸カル
シウム粒子は、約2.5g / c m ’を越える嵩
密度を有する無機成分を含む、約2g/cm’未満の嵩
密度、好ましくは約Ig/cm’未満の嵩密度を有する
無機材料を提供する0通常、このような焼成済み凝集炭
酸カルシウム粒子の表面積は、BET法で測定して約3
0m”7g未満、多くの場合約10n”/g〜約25m
2/gである。
所望ならば、焼成済み凝集無機補充料の嵩密度は、その
無機成分の一部を酸で蒸解させることによって低下させ
ることができる0例えば、焼成済み凝集無機補充料を水
中に分散させ、得られたスラリーに塩酸の水溶液を添加
し攪拌する。酸は、炭酸カルシウムと反応するが、炭素
質成分とはほとんど反応しない、炭酸カルシウムの一部
は反応して二酸化炭素ガスと水溶性の塩化カルシウムな
生成し、炭素質成分は、残った炭酸カルシウムを結合状
態に保持する働きをする。
本発明の回収煙補充料材に組入れることができる別の種
類の無機材料として、低密度無機補充料がある。そのよ
うな無機補充料は、カルシウム塩の粒子を準備し、その
アニオンを分解し、該粒子を二酸化炭素に接触させるこ
とによって調製する。そのような適当な塩の例として、
プロピオン酸カルシウム、琥珀酸カルシウム、酒石酸カ
ルシウム、ステアリン酸カルシウム、サルチル酸カルシ
ウム、パルミチン酸カルシウム、オレイン酸カルシウム
、乳酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、くえん酸カ
ルシウム、アスクルピン酸カルシウム、アセチルサルチ
ル酸カルシウム、安息香酸カルシウム等がある。その他
の適当な塩としては、糖類及び多糖類のカルシウム塩が
ある。そのような塩をそのアニオンを分解するのに十分
な条件に露呈する。その工程は、通常、塩を二酸化炭素
雰囲気中で熱処理する工程を伴う。
低密度無機補充料を調製するための1つの方法は、米国
基準メツシュ約−80/+170の粒度にまで篩別され
た乳酸カルシウムの粒子を228m1/分の一定流量の
二酸化炭素ガスの流れ雰囲気下で約600℃の温度で約
8時間加熱し、約65%の重量を喪失した材料を調製し
、その材料の約20重量部を約80重量部の水中に装入
し、得られたスラリーを、そのpHな約6.8に低下さ
せるのに十分な塩酸溶液に接触させ、次いでその材料を
水中から取出して、水で洗滌し、乾燥させた後、篩にか
けて−so/+170の粒度までの材料を得る方法であ
る。そのようにして得られた材料の炭酸カルシウム含量
は、約95重量%を越え、該材料の嵩密度は、水銀浸透
法で測定して約0、4 g / c m ’である。
通常、本発明の回収煙補充料材は、結合剤と、該回収煙
補充料材の、結合剤以外の他の成分との水性スラリーを
生成し、そのスラリーをシートとして流延し、その流延
した材料を乾燥させて比較的乾燥した加工可能なシート
を形成することによって調製することができる。スラリ
ーをシートとして流延するための技術及び装置は、当業
者には周知である。上記スラリーには、酢酸カルシウム
、炭酸カリウム、pH制御剤、尿素、アミノ酸、塩化カ
リウム及び、又は水酸化カルシウム等の他の物質を混入
することもできる。又、スラリー内には、スラリー中の
カルシウムイオン濃度を制御するのに十分な量の金属イ
オン封鎖剤(例えば、オルト燐酸一水素二アンモニウム
、くえん酸ナトリウム、ヘキサメタ燐酸カリウム又はピ
ロ燐酸四ナトリウム)を混入することもできる。シート
として流延させたスラリーを周囲温度又は高い温度で乾
燥させることができる。更に、この流延させたスラリー
にカルシウム塩の水性溶液を被覆することができる。得
られた乾燥シートをストリップの形に切断又は分断し、
後にそのストリップを刻み補充料の形に細断又は裁刻す
ることができる0本発明の回収煙補充料は、製紙法を用
いて製造することができる。詳述すれば、セルロース質
材(例えば、硬質木材パルプ、軟質木材バルブ、亜麻繊
維及び、又は裁刻タバコ葉柄)と、上述した各種補充料
との水性スラリーを繊維材製ベルト又はワイヤスクリー
ン上にマットとして流延させ、所望の含水率になるまで
乾燥させる0通常、このマットに、香味剤、タバコ材抽
出物、タバコ材の細片、エアゾール創生物質等を(例え
ば、スプレーとして)添加することができ、得られたマ
ットを更に乾燥させてシートとする。この乾燥シートを
ストリップの形に切断又は分断し、後にそのストリップ
を刻み補充料の形に細断又は裁刻することができる0紙
状のシートを製造するための技術及び装置は、当業者に
は明らかであろう。
本発明の回収煙補充料は、適当な押出成形法を用いて所
望の形に押出成形することもできる。そのような押出成
形法の詳細については米国特許第4.880,018号
を参照されたい、別法として、可喫煙材の構成成分と、
結合剤としてのアルギン酸塩との水性スラリーをカルシ
ウムイオンの水溶液(例えば、塩化カルシウムの水溶液
)として押出し、収集して乾燥させることもできる。所
望ならば 押出成形した回収煙補充料材を物理的に処理
しく例えば、ローラ等を用いて圧延処理し)所望の形状
に形成することができる。
本発明のシガレットの回収煙ロッドは、多くの場合、複
数種の回収煙材料の物理的混合物又はブレンドを含むも
のとする。このブレンドは、本発明による少なくとも2
種類以上の回収煙補充料材を含むものとすることができ
、あるいは、本発明による少なくとも1種類の回収煙補
充料材と少なくとも1種類の他の回収煙補充料材との物
理的混合物を含むものとすることができる。ある種のシ
ガレットにおいては、1本のシガレット中の可喫煙材に
上記ブレンドの総重量を基準として少なくとも約1%の
炭素質材料が含まれるようにするのに十分な量の本発明
による少なくとも1種類の回収煙補充料材を該ブレンド
に含める。詳述すれば、そのようなタイプの回収煙補充
料材を有し、低多孔度(例えば、コレスタ単位約5未満
)の外側紙ラップで包被されたシガレットは、FTC喫
煙条件下で喫煙した場合、パフ(吸込み)とパフの間に
くすぶりを維持する(即ち、自然消火しない)性質を有
する。FTC喫煙条件とは、60秒毎に2秒間の35m
1の容積の吸込み動作(パフ)を行うことである。
本発明の回収煙補充料材は、タバコ材刻み補充料とブレ
ンドすることができる。タバコ材刻み補充料としている
いろな種類のタバコ材、例えば熱風乾燥バーレ一種タバ
コ、メリーランド種タバコ、オリエンタル種タバコ、播
種又は特殊タバコ、又はそれらのブレンドを用いること
ができる。そのようなタバコ材刻み補充料は、タバコ葉
片、膨嵩させたタバコ葉片、刻み圧延タバコ葉柄又は刻
み膨嵩タバコ葉柄のような加工タバコ葉柄、(i)米国
特許第4,887,618号及び米国特許第4,941
,484号に記載された再構成タバコ材、 (i i)
米国特許第3.353.541号、3,420.241
号及び3.386.449号、及び1989年9月13
日出願の米国特許願第406,637号及び1990年
1月5日出願の米国特許願第461.216号に記載さ
れた燐酸含有再構成タバコ材、 (iii) 1988
年11月16日出願の米国特許願第272,156号及
びボーグ編「タバコ百科事典」第389頁(1984年
)に記載された再構成タバコ材、 (iv)1989年
9月29日出願の米国特許願第416,332号及び1
989年9月29日出願の米国特許願第414,833
号に記載された再構成タバコ材等の再構成タバコ材、又
はそれらのブレンドを含むものとすることができる。
再収埋材には、シガレット製造のいろいろな段階で慣用
の態様でケーシング処理又はトップドレッシング処理を
施すことができる0例えば、シガレットの刻み補充料を
加工する場合に一般に行われるように、再収埋材に香味
剤を付与することができる。適当な香味剤としては、バ
ニリン、ココア、甘草、メントール等がある。又、再収
埋材に香味改変剤を付与することもできる0例えば、再
収埋材の乾量を基準として約0.01〜約2%、通常的
0.1〜1%、好ましくは約0.2〜約0.6%の量の
レブリン酸のような香味改変剤として再収埋材に付与す
ることができる。あるいは、再収埋材の乾量を基準とし
て約5%未満、通常約2〜約3%の量の炭酸カルシウム
を香味改変剤として再収埋材に付与することができる。
又、この再収埋材には、グリセリンやプロピレングリコ
ールのようなエアゾール創生物質及び保湿剤を付加する
こともできる。香味改変剤は、ケーシング剤及びトップ
ドレッシング剤として再収埋材に付与することができる
回収煙ロッドを形成するためのラップ材として好ましい
のは、空気透過率の低いシガレット用ラップ材(紙巻タ
バコ用の巻紙)である、そのようなラップ材は、コレス
タ単位約5未満、多くの場合コレスタ単位約3未満、大
抵の場合コレスタ単位約1未満の空気透過率有する0代
表的なラップ材は、シガレット用紙ラップである。好適
なラップ材の例としては、キンバリ・クラーク社からD
D−71−1、DD−71−6、MTR−1021、P
−2831−60−2、P−2831−60−3、P−
2831−60−4、P−2831−60−5、P−2
674−110、P−2831−60−1、及びDD−
100−2という商品名で販売されているシガレット用
紙ラップが挙げられる。又、何種類かの好適な低多孔率
シガレット用紙ラップが、市販されており、それらに適
当量の燃焼抑制剤、融剤等を添加することができる。特
に好ましいのは、望ましい低空気透過率を有する紙とす
るのに十分な量のフィルム形成ポリマー材を含有したシ
ガレット用紙ラップである。
例えば、紙ラップに十分な量のフィルム形成ポリマー材
(例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム又は
エチルセルロース)の水溶液を塗布することができる。
フィルム形成ポリマー材の種類の選択は、当業者には明
らかであろう。
このような随意選択としてのフィルム形成ポリマー材は
、紙ラップにその製造中に付与してもよく、あるいは、
紙ラップの製造後に印刷又は塗布により付与してもよい
0通常、フィルム形成ボI/マー材は、その付与操作を
容易にするために、稀釈溶液(例えば、溶媒に対して約
0.2〜約5重量%の濃度の溶液)として紙ラップに付
与する。紙ラップに付与するフィルム形成ポリマー材の
量は、その紙ラップの空気透過性、そのフィルム形成ポ
リマー材のフィルム形成能力等の要素によって異なる0
通常、使用されるフィルム形成ポリマー材の量は、その
紙ラップの乾量を基準として、約1〜約10%の範囲で
ある0例えば、エタノールを溶媒とする5重量%のエチ
ルセルロース又は水を溶媒とする約5重量%のカルボキ
シメチルセルロースナトリウムを、サイジングアプリケ
ータを用いてシガレット用紙ラップに塗布し、その紙ラ
ップを乾燥させて、コレスタ単位約1未満、好ましくは
コレスタ単位的0.5未満の多孔率を有する非湿潤性、
防湿性の紙ラップを調製することができる。
本発明の回収煙ロッド及びそれを用いてのシガレットは
、周知のシガレット製造法及び装置により周知の態様で
製造することができる。回収煙ロッドは、多くの場合、
再収埋材を単一層のラップ材で包被することによって形
成するが、種類の異なる2層のラップ材で包被すること
もできる(例えば、1990年5月24日出願の米国特
許願第528.302号参照)。
種類の異なる2層のラップ材で包被した再収煙ロッドを
有するシガレットの場合、上述した低多孔率紙ラップの
1つを2層のラップ材のうちの外側ラップとして使用す
ることが好ましい。内側ラップは、いろいろな材料のも
のとすることができるが、通常はタバコ含有ラップ材で
ある。そのような内側ラップの例としては、ジャワ種タ
バコ葉柄杓3部と、木材バルブ約1部を含む紙ラップを
挙げることができる。そのような紙ラップは、キンバリ
・クラーク社からP−2249−115及びP−283
1−23−3という商品番号で販売されている。その他
の好適な内側ラップ材としては、やはりキンバリ・クラ
ーク社からP−2540−94−A%P−2540−9
4−C,及びP−2540−94−Dという商品番号で
販売されている、タバコ材と炭素質材を含む紙ラップが
ある。内側ラップ材には、燃焼抑止剤(例えば、くえん
酸カリウム、酢酸カリウム又は琥珀酸カリウム)を含有
させることができ、あるいは又、内側ラップ材は、香味
剤(例えば、メントール又はバニリン)又は香味先駆体
(例えば、バニリングルコシド又はエチルバニリングル
コシド)を保持するための基材とすることもできる。
通常、再収煙ロッドは、約30mm〜約70mm、好ま
しくは約35mm〜約60mmの長さを有し、約17m
m〜約27mm、好ましくは約22mm〜約25mmの
周囲長を有する。特に比較的高い充填密度を有する可喫
煙材を使用した場合は、短い(例えば、約30mm〜約
50mmの長さの)再収煙ロッドを使用することができ
る。
「充填密度」とは、再収煙ロッド内の単位体積当たりの
補充料の重量を意味する。外側ラップ材に包被する可喫
煙材の充填密度は、いろいろな値とすることができる0
本発明のシガレットの再収煙ロッドの代表的な充填密度
は、約150mg/Cm3〜約400mg/cm’の範
囲である0通常、再収煙ロッドの充填密度は、約200
mg/Cm3〜約380mg/cm’、多くの場合、特
に比較的短い(例えば、長さ50mm未m)再収煙ロッ
ドを用いる場合は約250mg/am”〜約360mg
/am’の範囲とする。
本発明のシガレットには、フィルタ素子、特に2つ以上
のフィルタセグメントから成るフィルタ素子を付設する
ことが好ましい0通常、2つ以上のフィルタセグメント
を有する好ましいフィルタ素子の各セグメントは、約1
0mm〜約30mmの長さを有し、約17mm〜約27
mm、好ましくは約22mm〜約25mmの周囲長を有
する。
各フィルタセグメントを包被するプラグラップ(プラグ
即ちフィルタ用ラップ)は、通常、慣用の紙プラグラッ
プであり、空気透過性であってもよく、あるいは実質的
に空気不透過性であってもよい。
それらのフィルタセグメントのうちの1つのセグメント
のフィルタ材は、炭素質材(例えば、活性炭粒子、チャ
ーコール粒子又は炭素紙)を含むものとする。特に好ま
しいフィルタ材の一例は、キンバリ・クラーク社からP
−144−BACという商品番号で販売されているタバ
コ/炭素紙をひだ寄せすることによって調製されたもの
である。そのようなフィルタ材は、喫煙者の口中へ吸引
される主流煙からある種の気相成分を減少させる。この
ように、このセグメントの好ましいフィルタ材は、主流
煙に悪臭又はその他の望ましくない特性を与える可能性
のある煙を減少させる働きをする。
上記フィルタセグメントのうちの他の1つのセグメント
のフィルタ材は、通常、繊維質材を含むものとすること
が好ましい、そのような好適なフィルタ材の一例は、ひ
た寄せしたポリプロピレンの不織ウェブである。特に好
ましいポリプロピレンの不織シート状ウェブは、キンバ
リ・クラーク社からPP−100−Fという商品番号で
販売されているものである。もう1つの好適なフィルタ
材の例は、酢酸セルロースのトウである。特に好ましい
、酢酸セルロースのトウは、(i)1フィラメント当り
約8デニール、合計的40,000デニールの酢酸セル
ロースのトウ、 (if)  1フィラメント当り約8
デニール、合計約15.000デニールの酢酸セルロー
スのトウ、 (iiiHフィラメント当り約8デニール
、合計約25,000デニールの酢酸セルロースのトウ
、 (iv)  1フィラメント当り約8デニール、合
計約30,000デニールの酢酸セルロースのトウであ
る。上記のフィルタ材にトリアセチン、プロピレングリ
コール又はくえん酸トリエチル等の可塑材を組合せるこ
とができる。
更に別のフィルタセグメントとして、タバコ材抽出物含
有フィルタ材を構成するように、水溶性タバコ材抽出物
に緊密に接触させた不織熱可塑性(即ち、疎水性)la
雄のびた寄せウェブから成るフィルタ材を用いることが
できる。特に好ましい不織ウェブは、キンバリ・クラー
ク社からPP200  SDという商品番号で販売され
ているポリプロピレン繊維の不織ウェブである。このよ
うなフィルタセグメント及びフィルタ素子の例は、19
89年9月29日出願の米国特許願第414゜835号
及び1990年5月3日出願の米国特許願第518,5
97号に記載されている。そのようなフィルタセグメン
トは、それを通る主流煙の香味特性を高めることができ
る。
更に別のフィルタセグメントとして、タバコ紙(タバコ
材で作られた紙)から成るフィルタ材を用いることがで
きる0例えば、そのようなフィルタ材は、キンバリ・ク
ラーク社からP−144−Bという商品番号で販売され
ているタバコ紙のひだ寄せウェブから成るものとするこ
とができる。
本発明に使用するのに適するフィルタ素子のフィルタセ
グメントは、周知のシガレットフィルタ製造法及び装置
を用いて製造することができる。
例えば、フィルタ素子は、周知の技法で酢酸セルロース
のトウから製造することができる。又、フィルタ素子は
、炭素紙、タバコ紙又はシート状の不織ポリプロピレン
のウェブから米国特許第4,807.809号に記載さ
れたフィルタ製造法を用いて製造することができる。別
法として、適当なフィルタ材から成る2つのセグメント
の間にチャーコール粒子又は活性炭粒子から成る第3の
セグメントを介設することによっていわゆる「トリプル
」 (三重)フィルタ素子の構成とすることもできる。
フィルタ素子は、所望に応じて低い、中庸の、又は、高
い濾過効率(主流煙除去効率)を有するものとすること
ができるが、主流エアゾール(即ち、煙)除去効率がで
きるだけ低く、かつ、シガレットの望ましい吸引特性を
有するフィルタ素が好ましい、主流煙除去効率の低いも
のは、いわゆる「低効率」フィルタと称されるものであ
る。低効率フィルタは、主流煙の粒状物を除去する能力
が小さい。フィルタ素子の主流煙除去効率については、
キース著「タバコの化学とタバコの煙」第157頁(1
972年)を参照されたい、一般に、低効率フィルタ素
子の粒子除去効率は約40重量%未満である。
チッピング材は、フィルタ素子とそれに隣接する再収煙
ロッドの一部分を囲繞し、再収煙ロッドの長手に沿って
約3mm〜約6mm延在させる。
チッピング材は、通常、慣用の紙製チッピング材である
。チッピング材としては、いろいろな多孔率を有するも
のを使用することができる0例えば、チッピング材は、
実質的に空気不透過性であってもよく、あるいは空気透
過性であってもよく、あるいは、チッピング材に、空気
稀釈手段を構成するためにパーフォレーション(多数の
小孔)、開口又は空気孔を形成するように例えば機械的
技法又はレーザー式技法を用いて穿孔処理を施すことが
できる6本発明のシガレットの性能特性を制御するため
に、パーフォレーションの総面積及びシガレットの外周
面に沿ってのパーフォレーションの配置をいろいろに変
えることができる。
本発明の空気稀釈されるシガレットの場合、空気稀釈の
量をいろいろに変えることができる0通常、空気稀釈さ
れるシガレットの空気稀釈の量は、約25%以上、大抵
の場合約40%以上である。シガレットの空気稀釈の上
限は、通常、約75%未満、多くの場合約65%未満で
ある。ここでいう「空気稀釈」とは、シガレットを通し
て吸引され、シガレットの吸口端から流出する空気とエ
アゾール(煙)の総量に対して、空気稀釈手段を通して
吸引される空気の量の割合(通常%で表わされる)をい
う、空気稀釈については、セルフ他著rBeitr、Z
ur  Tabak、InJ第4巻、第193頁(19
78年)を参照されたい。
本発明のシガレットは、喫煙したとき、香味豊かな主流
エアゾールを送出する。このシガレットの主流エアゾー
ルは、不完全燃焼生成物の量も、気相成分の量も低レベ
ルである。又、このシガレットは、少なくともFTC喫
煙条件下で喫煙したとき、許容範囲の速度で燃焼し、パ
フとパフの間のくすぶりを維持する。燃焼によって生じ
る灰及び円錐状大塊は、過度の凝集性を有さす、従って
長さが長くなり過ぎない、ただし、その灰及び円錐状大
塊は、良好な保全性を有する(崩落しにくい)。
本発明のシガレットは、喫煙したとき、ブロクタ他著「
アナリスト」第113巻、第1509頁(1988年)
に記載されている装置及び技法を用いて測定して、1本
当り約20mg未満、好ましい例では約10mg未満の
側流タールを送出する。このシガレットのFTC喫煙条
件下で喫煙したときの1本当りの總パフ数は、通常、約
5パフより多く、好ましい例では6パフより多い、又、
本発明のシガレットのFTC喫煙条件下で喫煙したとき
の1本当りの總パフ数は、通常、約20パフ未満とし、
多くの場合約15パフ未満とする。
以下に本発明を具体化した実際の例を説明するが、これ
らの例は、本発明の範囲を限定するものではない、特に
断わらない限り、以下の説明において用いられる「部」
及び1%」は、いずれも重量基準である。
鮭−ユ A、タバコ材含有再収煙補充料材の調製補充料を下記の
ようにして調製する。
高剪断ブレンダー内に約500部の水道水と、マーク・
エンド・カンパニー・インコーホレイテッドのケルコ・
デイビジョンからアモロイドHVという商品名で販売さ
れている約5部の高粘性アルギンアンモニウムを装入し
、得られた混合物を周囲温度下で攪拌し、アルギン酸塩
を水中に分散させ水和させる0次いで、この水/アルギ
ン酸塩混合物にファイツアー・インコーホレイテッドか
らUSPライトという商品名で販売されている約95部
の沈降炭酸カルシウムを添加する。得られたスラリーを
中庸の速度で約10分間攪拌し、均質なスラリーを生成
する。
このスラリーを、霧化ノズルを有するアンヒドロ型ラブ
S1噴霧乾燥機を用いて入口温度的290℃、出口温度
約104℃として噴霧乾燥させる。この噴霧乾燥機は、
コール−パーマ−・インスツルメント・カンパニー製の
7016−20型ヘツドを有するマスターフレックス・
ポンプシステムを装備している。ノズルの霧化用空気の
圧力は、281 g/am”  (4ps i)であり
、液体供給速度は、そのポンプ速度制御を2にセットす
ることによって得られる速度である。このようにして噴
霧乾燥された粒子は、はぼ球状である。これらの粒子を
篩にかけて米国基準で−80/+ 325メツシユの粒
度までの粒子を得る。
上記噴霧乾燥された粒子は、自由流動性を有し、周囲温
度素子で実質的に水に不溶性であり、周囲条件下で水に
接触されても凝集状態を維持する。各粒子は、アルギン
酸塩中に分散した多数の沈降炭酸カルシウムから成る凝
集マトリックスである。
再収埋材を下記のようにして調製する。
225部の水道水を収容し、低速度にセットされた高剪
断ブレンダー内に、マーク・エンド・カンパニー・イン
コーホレイテッドのケルコ・ディビジョンからアモロイ
ドHVという商品名で販売されている約5部の高粘性ア
ルギンアンモニウムを装入し、得られた混合物を周囲温
度下で攪拌し、アルギン酸塩を水中に分散させ水和させ
る。
次いで、この水/アルギン酸塩混合物に20部のグリセ
リンと25部の水道水を装入する。次いで、この混合物
に約17.2部の上記凝集炭酸カルシウムを装入する。
得られたスラリーを攪拌し、均質なスラリーを生成する
このスラリーを高密度ポリエチレンの上に約0゜635
mmの厚さのシートとして流延させ、空気乾燥させる。
得られたシートは、淡褐色を有し、可撓性を有する。こ
のシートを繊細断機を用いて1 i n (2,54c
m)当り32カツトに細断する。
それらの細断片に、約5部の微細ペンシルバニア種葉巻
タバコ葉片を振りかける。
B、シガレットの調製 第3図に示されたようなシガレットを下記のようにして
調製する。
長さ約57mmの再収煙ロッドと、長さ約15mmの第
1フイルタセグメントと、長さ約12mmの第2フイル
タセグメントを有する、全長的84mm、周囲要約’;
l 4.8 m mのシガレットを製造する。第1フイ
ルタセグメントと、第2フイルタセグメントとでフィル
タ素子を構成する。フィルタ素子は、非孔質のチッピン
グ紙を用いて再収煙ロッドに結合する。その場合、フィ
ルタ素子の全長と、フィルタ素子に隣接する再収煙ロッ
ドの約4mmの長さ部分を包被することによって両者を
結合する。フィルタ素子には、シガレットの吸口端から
約12mmのところでチッピング紙とフィルタ素子のプ
ラグラップを貫通する複数のリング状に配列したパーフ
ォレーションを穿設することによって約60%の空気稀
釈を与えるように通気孔を設ける。
再収煙ロンドは、周知の技術により刻み補充料の形の上
述したタバコ材含有再収埋材を2Nのラップで包被する
ことによって形成する。1本のシガレット中の回収埋材
の重量は約1gである。
第1フイルタセグメントは、キンバリ・クラーク社から
P−144−BACという商品番号で販売されているタ
バコ/炭素紙の29.8cm幅のウェブを米国特許筒4
,807,809号の例1に記載されたフィルタロッド
形成装置によりひだ寄せすることによって製造する。こ
の第1フイルタセグメントのためのプラグラップは、ニ
クズク・コーポレーション社から基準No、5831と
して市販されているものである。この第1フイルタセグ
メントを再収煙ロッドに隣接させて配置する。
第2フイルタセグメントは、キンバリ・クラーク社から
PP−100−Fという商品番号で販売されている不織
ポリプロピレンの29.8cm幅のウェブな米国特許筒
4.807.809号の例1に記載されたフィルタロッ
ド形成装置によりひた寄せすることによって製造する。
この第2フイルタセグメントのためのプラグラップは、
ニクズク・コーポレーション社から基準No、5831
とじて市販されているものである。第2フイルタセグメ
ントは、シガレットの吸口端側に第1フイルタセグメン
トに隣接させて配置する。
再収煙ロッドの外側ラップ材は、コレスタ単位的0の空
気透過率を有するシガレット用紙ラップ(巻紙)である
、そのような紙ラップは、キンバリ・クラーク社からP
−2831−60−1という商品番号で販売されている
再収煙ロッドの内側ラップ材は、キンバリ・クラーク社
からP−2831−23−3という商品番号で販売され
ているタバコ材含有紙ラップである。
このシガレットは、紙ラップに包被された回収埋材を燃
焼させることによって使用され、回収埋材が燃焼して煙
を生じる。このシガレットの可視側流煙の発生量は、非
常に少なく、側流煙の臭いはほとんどない、このシガレ
ットは、FTC喫煙条件下でのパフとパフの間のくすぶ
り期間中に自然消火することはない。
近−l アルギン酸塩で凝集させた炭酸カルシウムの粒子を下記
のようにして生成する。
約750mI2の水道水をブレンダー内に装入し、次い
で、約20gのグリセリンを装入する。
この混合物を緩やかに攪拌しながら、約10gの例1で
述べたアルギン酸アンモニウムをゆっくり添加してアル
ギン酸塩を水中に分散させる。得られた混合物を14ジ
ヤーに移して密栓し、−昼夜緩やかに転動させてアルギ
ン酸塩を水和させる。
一方、ファイツア・インコーホレイテッドからコードN
o、2Aという商品番号で販売されている約250gの
沈降炭酸カルシウムを約250gの水道水に装入してス
ラリーを生威し、そのスラリーを200gの上記水/グ
リセリン/アルギン酸塩混合物に添加する。得られたス
ラリーを緩やかに攪拌して滑らかなスラリーとする。
このスラリーを高密度ポリエチレンシートの上に約LO
16mmの厚さのシートとして流延させて空気乾燥させ
、それによって得られた約15.24X15.24cm
の乾燥シートを微小粒子に手で粉砕し、それらを米国基
準で一50メツシュの粒度にまで篩別する。
焼成凝集炭酸カルシウムの粒子を下記のようにして調製
する。
低剪断ミキサー内に、約832部の周囲温度の水道水と
、ファイツアー・インコーホレイテッドからアルガカー
5970という商品名で販売されている約757部の沈
降炭酸カルシウムをと、約267部の糖蜜を装入する。
炭酸カルシウムは、ロゼツト構造を有し、約2μmの平
均粒度(即ち直径〉を有する。糖蜜は、サバアナ・シュ
ガー・カンパニーからりファイナーズ・シロップという
商品名で販売されており、約3.7:1の固形分/水比
を有するる、得られた混合物を約5〜約10分間攪拌し
、約52%の固形分を有し、円筒形のLVスピンドルN
o、4を備えたブルックフィールドLVT粘度計で測定
して約1,200CPS(センチポアズ)の粘度を有す
るスラリーを調製する。
このスラリーを約33.39〜35.15kg/cm”
の供給圧力で約2.718kg/分の流量で噴霧乾燥機
へ連続的にポンプ送りすることによって噴霧乾燥する。
この噴霧乾燥機は、5D−046ノズルを装備したボウ
エン型商業用ユニットであり、商業用モードで作動させ
る。入口温度は約243℃(約470下)とし、出口温
度は約127℃(約260’F)とする、得られた噴霧
乾燥粒子は、はぼ球状であり、約2%以下の湿分含量を
有する。これらの粒子を篩にかけて米国基準で一70/
+200メツシュの粒度までの粒子を得る。
そのような粒度の噴霧乾燥粒子を縦横30.48X91
.44cm (12x36 i n)のスチール製トレ
ー上に約1.27cmの厚さに積み上げて載せる0次い
で、そのトレーを約20.32〜約30.48cm (
約8〜12in)7分の速度で連続ベルト式炉内へ搬入
し、窒素雰囲気下で約600℃以上の温度で約10分間
加熱し、次いで約400℃以上の温度で約20分間加熱
焼成する。′U3を約720℃の温度にセットし、その
時間中トレーを最高的670℃の温度の空気に露呈させ
る。かくして加熱焼成された粒子を枦から取出し、窒素
雰囲気下の冷却帯域へ導入し約1時間かけて周囲温度に
まで冷却する。
このようにして焼成した粒子は、黒色の球状であり、自
由流動性を有し、防湿性である。又、これらの粒子は、
約93%炭酸カルシウムであり、約0.5g/am’の
嵩密度を有する。各粒子は、炭素質材料内に分散した複
数の沈降炭酸カルシウム粒子から成る凝集したマトリッ
クスである。
タバコ材含有回収煙補充料を下記のようにして調製する
高剪断ブレンダー内に約225+nJ2の水道水御装入
し、その水内に約5gの例1で述べたアルギン酸アンモ
ニウムを装入する。得られた混合物を周囲温度で緩やか
に約15分間攪拌、し、アルギン酸塩を水和させる0次
いで、その混合物に約25m℃のグリセリンを添加し、
更に約25m℃の水還水を加える。この混合物に、粉末
状態に粉砕されたタバコ材刻み補充料の「アメリカンブ
レンド」約16.7gを添加する0次いで、この混合物
に約25mJ2の水道水を添加し、得られたスラリーを
緩やかに攪拌して滑らかなスラリーとする。
得られたスラリーに、焼成済み沈降炭酸カルシウム約1
3.8gと、アルギン酸アンモニウムで凝集させた炭酸
カルシウムの粒子的13.8gの混合物を添加する。得
られた混合物を攪拌して滑らかなスラリーとし、そのス
ラリーを高密度ポリエチレンシートの上に約0.635
mmの厚さのシートとして流延させ、空気乾燥させる。
例−一旦 A、凝集マトリックス補充料(炭酸カルシウムの多数の
粒子を凝集させたマトリックスから成る補充料)の調製 ブレンダー内に高剪断状態に維持された周囲温度の約5
00部の水道水中へ、マーク・エンド・カンパニー・イ
ンコーホレイテッドのケルコ・デイビジョンからアモロ
イドHVという商品名で販売されている約5部のアルギ
ンアンモニウムを装入し、得られた混合物を攪拌し、ア
ルギン酸塩を完全に水和させる0次いで、この混合物を
卵掻混ぜ型ミキサーへ移し、その混合物に約94.5部
の例1で述べた沈降炭酸カルシウムを装入する。この混
合物をなめらかな稠度となるまで攪拌し続ける0次いで
、この混合物にアルドリッチ・ケミカル・カンパニーか
ら販売されている約0.5部のドデシル硫酸ナトリウム
を装入し、これを引続き攪拌して、その間に混合物を発
泡させる。
このスラリーを高密度ポリエチレンシートの上に約1.
27mmの厚さのシートとして流延させ、空気乾燥させ
る。得られたシートは、白色で、脆い性質のものである
。このシートを粉砕して、篩にかけ、米国基準で一30
/+100メツシュの粒度の粒子を得る。この材料は、
水に浸漬しても、その構造を失わない。なぜなら、その
結合剤が水不溶性にされているからである。この材料は
、目盛付きシリンダで測定して約0.268/Cm’の
タップ密度を有する0元の炭酸カルシウムのタップ密度
は、緒の時方法で測定して約約0.46g/cm’であ
る。
B、回収煙補充科材の調製 ブレンダー内に高剪断状態に維持された約200部の周
囲温度の水道水の中に、マーク・エンド・カンパニー・
インコーホレイテッドのケルコ・デイビジョンからアモ
ロイドHVという商品名で販売されている約53.33
部のアルギンアンモニウムと、約4.5部のグリセリン
を装入する。得られた混合物を約15分間攪拌して角正
文を完全に水和させる1次いで、その混合物を卵掻混ぜ
型ミキサーへ移して攪拌する。一方、約60部の上述し
た凝集炭酸カルシウムを約400部の水道水と混合して
得られたスラリーを上記混合物に添加する。この混合物
を円滑な稠度が得られるまで緩やかに攪拌する0次いで
、その混合物を高密度ポリエチレンシートの上に約1.
27mmの厚さのシートとして流延させる。得られたシ
ートは、白色で、可撓性である。このシートの密度は、
約0.39 g / c m ’である。(元の不凝集
沈降炭酸カルシウムで同様のシートを製造した場合、そ
のシートの密度は、約0.96g/cm3である。)こ
のシートを0.79 m m幅のストリップにに細断し
、可燃タバコ材刻み補充料を得る。
鮭−1 凝集マトリックス補充料を下記のようにして調製する。
ブレンダー内に高剪断状態に維持された周囲温度の約2
0部の水道水中へ、ハーキュルズ・ケミカル社から販売
されている約5部のシュガーレスペクチン LM−20
AS−Zを装入し、得られた混合物を攪拌し、ペクチン
を完全に水和させる0次いで、この混合物を卯掻混ぜ型
ミキサーへ移す、一方、約60部の例1で述べた沈降炭
酸カルシウムを約200部の水道水に装入し、それに、
シグマ・ケミカル・カンパニーからツイーン80という
商品名で販売されている約0.3部のモノオレイン酸ポ
リオキシエチレンソルビタンを添加する0次いで、この
スラリーに上記ペクチン混合物を装入し、約15分間攪
拌し、その間に該スラリーを発泡させる。
この発泡したスラリーを高密度ポリエチレンシートの上
に約1.27mmの厚さのシートとして流延させ、空気
乾燥させる。乾燥した、そのシートに塩化カルシウムの
5%水溶液をスプレーし、得られたシートが約1部の塩
化あるじを含有するようにする。得られたシートは、白
色で、脆い性質のものである。このシートを粉砕して、
篩にかけ、米国基準で一30/+100メツシュの粒度
の粒子を得る。この材料は、目盛付きシリンダで測定し
て約0.28g/cm’のタップ密度を有する0元の炭
酸カルシウムのタップ密度は、緒の時方法で測定して約
約0.46g/cm’である。
このようにしてえられた凝集マトリックス補充料を用い
て、例1で説明したのとほぼ同じ態様で回収煙補充料材
を製造する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のシガレットの縦断面図で
ある。 第2図は、本発明の別の実施例のシガレットの縦断面図
である。 第3図は、本発明の更に別の実施例のシガレットの縦断
面図である。 第4図は、本発明の更に別の実施例のシガレットの縦断
面図である。 10ニジガレツト 15:回収煙ロッド 20:回収埋材(回収煙補充料) 25:回収煙ロッドのためのラッパー 30ニフイルタ素子 35:第13フイルタセグメントの炭素質フィルタ材 37:ラップ材 40:第2フイルタセグメントのフィルタ材45ニラツ
ブ材 50ニブラグラツプ 55:チッピング材 65:パーフォレーション 70:回収埋材の第1セグメント 75:回収埋材の第2セグメント 80:加工タバコ材シート

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)(i)無機成分と有機成分を有する凝集マト
    リックス補充料と、(ii)タバコ材との緊密な混合物
    を含む可喫煙補充料材と、 (b)該可喫煙補充料材を包被したラップ材と、から成
    るシガレット。 2、前記可喫煙補充料材は、結合剤を含有していること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のシガレット
    。 3、前記結合剤は、アルギン酸アンモニウムを含むこと
    を特徴とする特許請求の範囲第2項に記載のシガレット
    。 4、前記タバコ材は、タバコ材の抽出物であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の
    シガレット。 5、エアゾール創生物質を含有することを特徴とする特
    許請求の範囲第4項に記載のシガレット。 6、前記ラップ材は、コレスタ単位約5未満の多孔率を
    有する紙であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載のシガレット。 7、前記凝集マトリックス補充料は、炭酸カルシウム成
    分とアルギン酸塩から成るものであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項又は6項に記載のシガレット。 8、前記凝集マトリックス補充料は、有機成分1重量部
    当り約10〜約99重量部の炭酸カルシウム成分を含む
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のシガレ
    ット。 9、(a)無機補充料成分と有機成分を有する凝集マト
    リックス補充料を含む可喫煙補充料材と、 (b)該可喫煙補充料材を包被したラップ材と、から成
    るシガレット。 10、前記可喫煙補充料材は、結合剤を含有しているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載のシガレッ
    ト。 11、前記結合剤は、アルギン酸アンモニウムを含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載のシガレ
    ット。 12、前記ラップ材は、コレスタ単位約5未満の多孔率
    を有する紙であることを特徴とする特許請求の範囲第9
    項に記載のシガレット。 13、前記凝集マトリックス補充料は、炭酸カルシウム
    成分とアルギン酸塩から成るものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第9項又は12項に記載のシガレット
    。 14、前記凝集マトリックス補充料は、有機成分1重量
    部当り約10〜約99重量部の炭酸カルシウム成分を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載のシガ
    レット。 15、無機成分と有機成分を有する凝集マトリックス補
    充料から成る可喫煙補充料材。 16、結合剤を含有していることを特徴とする特許請求
    の範囲第15項に記載の可喫煙補充料材。 17、エアゾール創生物質を含有することを特徴とする
    特許請求の範囲第15項に記載の可喫煙補充料材。 18、タバコ材を含有することを特徴とする特許請求の
    範囲第15項又は16項に記載の可喫煙補充料材。 19、前記無機成分は、炭酸カルシウムの粒子を含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第15項に記載の可喫煙
    補充料材。 20、前記有機成分は、アルギン酸塩を含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第15項又は19項に記載の可喫
    煙補充料材。 21、前記タバコ材は、タバコ材の抽出物であることを
    特徴とする特許請求の範囲第18項に記載の可喫煙補充
    料材。 22、前記結合剤は、アルギン酸塩を含むことを特徴と
    する特許請求の範囲第16項に記載の可喫煙補充料材。 23、オルト燐酸一水素二アンモニウムを含むことを特
    徴とする特許請求の範囲第20項に記載の可喫煙補充料
    材。 24、残留発泡剤を含むことを特徴とする特許請求の範
    囲第20項に記載の可喫煙補充料材。
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