JP2004521603A - 吸着材または吸収材を含浸させた成形微細空洞ファイバを有する高効率シガレットフィルタ - Google Patents
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Abstract
【選択図】図5
Description
関連出願
本願は、2000年4月20日に出願した仮出願第60/198,628号の特典を主張し、その全体を全ての有用な目的のために参照によって組み込む。
【0002】
技術分野
本発明は、シガレットフィルタ製造に一般的に使用されるものより小さい粒径の吸着材および/または吸収材を組み込んだ効率的なフィルタの使用により、シガレットの主流煙の特定の成分を選択的に低減することを意図している。本発明は、成形された断面を持つファイバの微細空洞に装填された吸着材/吸収材の固体微粒子(直径約1ないし約50マイクロメートル)を含む新規な種類のシガレット煙フィルタに関する。本発明はさらに、多成分フィルタ構成を有するシガレット、および今述べたファイバを使用するシガレットフィルタに関する。
【0003】
発明の背景
煙草の煙フィルタ要素には多種多様の繊維状材料が使用されてきた。酢酸セルロース(「CA」)は長年、この用途には選り抜きの材料とみなされてきた。しかし、様々な商業的要件の均衡を取る必要性のため、材料の選択肢は限定されてきた。非常に重要な性質は濾過効率、すなわちシガレットの主流煙流から好ましくない成分を選択的に除去または低減する能力である。
【0004】
適切な濾過効率を達成するために、炭素などの材料がシガレットフィルタに組み込まれてきた。シガレットフィルタに吸着材を組み込むための現在の方法は、CAファイバ間における吸着性粒子の物理的捕捉である。そのような先行技術で用いられる材料の粒径は一般的に直径500ないし約1500ミクロンの範囲に限定される。適正な製品の完全性および圧力降下を達成するために、この設計ではより小さい粒子を使用することができなかった。加えて、吸着材は、CAファイバの結合材として使用される可塑剤であるトリアセチンへの曝露により活性を失うことが発見された。
【0005】
改善されたより高価な設計は、プラグ/空間/プラグ(P/S/P)フィルタ構成のCAプラグ間の空洞内に特定の材料を入れて、結合材に対する吸収材の曝露を制限するものである。受入れ可能な範囲内でフィルタを介する圧力降下を維持するために、約10ないし約60メッシュのサイズの粗粒状材料が一般的に使用される。吸着材のより長い保存寿命は達成されるが、フィルタの効率は、使用する比較的大きい粒径によって限定される。より短い内部拡散経路およびより高効率表面積を持つより微小サイズの吸着性粒子は、過度の圧力降下のため、この構成に直接使用することはできない。
【0006】
より微小粒径の吸着材/吸収材は一般的に、そのような多孔性材料の内表面積およびそのような吸収材の内部ボディまでの短い拡散経路のため、気相成分に対する増強された反応動力学を有する。短い拡散経路の小さい吸収性粒子を使用すると、気相濾過用途のための改善された動力学および容量を持つフィルタを形成することができることが分かった。
【0007】
開口または半開口微細空洞を持つファイバは、吸着材/吸収材を適所に保持するのに望ましいことが明らかになっている。ここで使用する用語「半開口空洞」とは、それらが形成されているファイバの内容積より小さい寸法の開口を有し、固体微粒子をその内容積に捕捉する能力を有する空洞を意味する。用語「開口空洞」とは、それらが形成されているファイバの内容積と同じまたはそれより大きい寸法の開口を意味する。
【0008】
全ての図面を含めてその全体を全ての有用な目的のために参照によってここに組み込む米国特許第5,509,430号は、高分子二成分ファイバおよび低価格で高強度の熱可塑性重合体のコアとある材料の結合可能なシースとを含む二成分ファイバからの煙草の煙フィルタの生産に関する。シガレットの主流煙流から好ましくない成分を選択的に除去または低減するに際してよりよい効率を持つ改善されたフィルタを開発する必要性がある。
【0009】
全ての図面を含めてその全体を全ての有用な目的のために参照によってここに組み込むツカモトに発行された米国特許第5,191,905号は、シガレットフィルタを記載している。該シガレットフィルタは、シガレット部分に一体的に接合されたフィルタチップを有する。フィルタチップは、(1)気相スチレンと反応した照射ポリスチレンから生産され、吸着性官能基を含むグラフト重合体、(2)活性炭ファイバ、(3)帯電エレクトレットファイバ、および(4)磁気プラスチックファイバから成るグループから選択された少なくとも1つの吸収性合成ファイバを1束に結合し、次いで、結合したファイバを予め定められた長さに細断することによって形成される。しかし、ツカモトはファイバが(1)微細空洞を持つこと、および(2)炭素が微細空洞内に装填されることを教示していない。
【0010】
全ての図面を含めてその全体を全ての有用な目的のために参照によってここに組み込む米国特許第5,057,368号(「´368号特許」)は、三葉または四葉など多葉である成形微細空洞ファイバを記載している。全ての図面を含めてその全体を全ての有用な目的のために参照によってここに組み込む他の米国特許として、第5,902,384号、第5,744,236号、第5,704,966号および第5,713,971号がある。加えて、米国特許第5,244,614号および第4,858,629号も多葉ファイバを開示しており、その全体を全ての有用な目的のために参照によってここに組み込む。しかし、これらの特許には、これらのファイバをシガレットフィルタに使用できるという開示は無い。米国特許第5,356,704号および第5,275,859号は特許の文面では全てイーストマン・ケミカル・カンパニー(「イーストマン」)に譲渡されており、これらの特許は煙フィルタを開示している。これらの特許は全て、その全体を全ての有用な目的のために参照によって組み込む。
【0011】
ここで使用する用語「吸着材」または「吸収材」は、ガス成分をそれらの表面に取り入れるか吸い込み、あるいはそのような成分をそれらのボディ内に吸収する材料の能力を意味するもの定義する。
【0012】
発明の概要
本発明の目的は、アルデヒド、ジエン、ベンゼン、トルエン、およびシアン化水素など特定の気相煙成分を、微粒子相の排出により、かつ望ましい圧力降下を維持しながら、最小限の相互作用で選択的に低減する高効率フィルタを提供することである。
【0013】
本発明はさらに、様々な小粒子の吸着材および/または吸収材の含浸させた開口または半開口微細空洞を有するファイバを含む、シガレットで使用するフィルタに関する。
【0014】
図面の簡単な説明
本発明のよりよい理解は、本発明のその他の目的、特徴、および利点と共に、本書の詳細な説明を添付の図面に関連して考察することにより明らかになるであろう。
図1は本発明に係るシガレットフィルタ設計のうちの1つの一例として役立つ、シガレットに取り付けられたプラグ空間プラグ(P/S/P)フィルタを示す断面側面図である。
図2は本発明に係るシガレットフィルタ設計のうちの1つの一例として役立つ、シガレットに取り付けられたプラグ空間(P/S)フィルタを示す断面側面図である。
図3は本発明に使用できる半開口微細空洞を有するファイバの一例として役立つ三葉ファイバの拡大立面図である。
図4は本発明に使用できる半開口微細空洞を有するファイバの一例として役立つ四葉ファイバの拡大立面図である。
図5は本発明に係る図1の拡大図である。
図6は微細空洞ファイバによって保持されることなくプラグ空間プラグシガレットフィルタ内に密に詰め込まれた固体粉末のフィルタ性能を示すグラフである。
図7は本発明によるシガレットフィルタの相対濾過性能を示すグラフである。
図8は本発明に使用できる開口微細空洞を有するファイバの一例として役立つ三葉ファイバの拡大立面図である。
図9は本発明に使用できる開口微細空洞を有するファイバの一例として役立つ四葉ファイバの拡大立面図である。
図10は本発明に係る開口空洞を有するファイバを示す。
図11はパフ毎のHCN排出に対するCAフィルタ内のAPSの効果を示す。
図12はパフ毎のAA排出に対するCAフィルタ内のAPSの効果を示す。
図13はAA排出によるPP−4DGフィルタ性能のパフ毎の比較を示す。
図14はHCN排出によるPP−4DGフィルタ性能のパフ毎の比較を示す。
図15はイソプレン排出によるPP−4DGフィルタ性能のパフ毎の比較を示す。
図16はMeOH排出によるPP−4DGフィルタ性能のパフ毎の比較を示す。
図17はPP−4DGファイバの装填率に対する粒子組成の効果を示す。
【0015】
発明の詳細な説明
図1および2に目を向けると、本発明に係る高効率シガレットフィルタの2例が示されている。本発明の範囲がこれらの2つの構成のフィルタ設計に限定されないことは、容易に理解されるであろう。むしろ、本発明の範囲は、ここに記載する吸着材/吸収材含浸ファイバを、煙流と相互作用することのできるシガレットのいずれかの部分に組み込む代替的シガレットの形状構成を含む。
【0016】
図1は、シガレット10に取り付けられたプラグ空間プラグ(P/S/P)フィルタを示す断面側面図である。シガレット10は下流プラグ12、空間14、および上流プラグ16の構成を有し、下流プラグ12、空間14、および上流プラグ16は全て接続されている。下流プラグ12はCAまたはシガレットフィルタのこの位置に適した任意のその他の物質から作ることが望ましい。上流プラグ16は、下流プラグ12と同一とするかあるいは異なることができる。煙草ロッド18は、当業界で周知の通り、チップペーパを用いて上流プラグ16に接続される。吸着材/吸収材23を含浸した多量の微細空洞ファイバ22が、空間14内に挿入される。この非限定例では、ファイバ22は、´368号特許および米国特許第5,509,430号に記載されている多葉形ファイバを含むがそれに限定されない、開口または半開口微細空洞を含む。適切なファイバ22の2例を図3および4に示す。そのようなファイバの非限定例は、約0.5ないし約0.6の内部空隙部分容量を有するハネウェルのTRIAD(商標)ファイバである。これらのファイバは、ファイバの微細空洞溝内に粒子を機械的にまたは静電気により捕捉することができる。エンドキャップを含む多葉形ファイバは、半開口空洞を持つファイバとみなされる(図3および4参照)。エンドキャップ無しの多葉ファイバは、開口空洞を持つファイバとみなすことができる(図8、9および10参照)。ファイバはシガレット用に適した任意の材料から構成することができる。好適な実施形態では、ファイバはポリプロピレン(「pp」)から構成される。同一性能特性を有する他の微細空洞ファイバを本発明の実施に使用することができる。他のファイバの一例としては上述のもの、例えばイーストマン・ケミカル・カンパニーのファイバがある。
【0017】
本発明用の適切な微細吸着材/吸収材粒子23は、シガレットの主流煙から選択された成分と反応するかそれを保持する能力を有する粒子を含む。そのような吸着材は、カーボン、アルミナ、シリケート、分子ふるい、ゼオライト、および金属粒子を含むが、それらに限定されない。使用するカーボン粉末は、木材ベース、石炭ベース、またはココナツ殻ベースとすることができ、あるいはその他の炭質材料から誘導することができるが、それらに限定されない。任意選択的に、固体粉末は、粒子表面を変性して特定の官能基または官能構造を含めるように、所望の化学反応剤で処理することができる。
【0018】
パイカ(Pica)から入手できるココナツ殻カーボン粉末および粉状アミノプロピルシリル(APS)シリカゲルは、本発明に係る含浸ファイバを作成するために使用される粒子23の例である。含浸ファイバを作成する1つの方法は、過剰量の吸着材/吸収材粒子23を使用することによる。吸収材粒子23は最初に閉じた容積内で機械的にファイバと混合させる。過剰な粒子23は、空気流の吹付けまたは#70メッシュふるいなどのふるいによる分離など、それらに限定されず、任意の従来の手段によって除去される。結果として得られる含浸ファイバはこうして装填率(LF)を持つことになり、この用語はファイバの微細空洞内の材料の重量をファイバ自体の重量で割った比と定義される。装填率は百分率または十進数で表わすことができる。本発明の実施では、装填率は1.0より上または下の値を持ち(十進数で表わした場合)、使用する吸着材/吸収材によって幅広く変化することができる。
【0019】
装填率は約1%と約150%の間で変化することができる。より望ましくは、装填率は約20%と約80%の間である。より好ましくは、パイカのココナツカーボン粉末の場合、装填率は約50%である。
【0020】
カーボン粒径は約1ミクロンないし約50ミクロンであることが好ましい。粒子23は、機械的または静電気の相互作用を介して成形ファイバ22の開口または半開口微細空洞に保持され、それによりシガレットフィルタ製造工程で使用される結合材または可塑剤への曝露が回避される。粒子をファイバに付着させるために結合材または可塑剤を使用する必要は無い。例では、粒子23を含浸したファイバ22は次いで、プラグ/空間/プラグフィルタ構成を持つシガレットの空間14に挿入され、所望の結果を達成し、かつ、アルデヒド、ジエン、ベンゼン、トルエン、およびシアン化水素など選択された煙気相成分を濾過して除去するようにある密度まで詰め込まれる。包装紙20は煙草ロッド18、上流プラグ16、空間14、含浸フィルタ22、および下流プラグ12を包む。
【0021】
図2は、プラグ/空間構成を有する本発明の代替的シガレットフィルタ実施形態を示す。シガレット10Aは、下流プラグ12および空間14を有する。吸着材/吸収材23を含浸したファイバ22が空間14に挿入される。
【0022】
本発明の実施は他の多成分フィルタ構成の使用を含む。吸着材23を含浸したファイバ22はフィルタ構成要素として働き、プラグ位置12および16など煙流に曝露されるシガレット内の任意の位置に配置することができる。
【0023】
図3および4は、´368号特許に記載されている、本発明の実施で有用な半開口微細空洞ファイバの2例を示す。
【0024】
図5は図1の拡大図であり、P/S/P構成で微細吸着材/吸収材粒子23を半開口微細空洞に含浸した多葉ファイバ22を示す。
【0025】
図6は、先行技術の粉末装填技術を使用して構成されたP/S/Pフィルタシガレットの流動障害(「吸込み抵抗」(RTD)とも記載される)フィルタ性能を示すグラフである。シガレットは、カーボン粉末(曲線60)およびAPSシリカゲル(曲線62)の両方を使用して構成された。グラフは、流動障害濾過性能をメタン(CH4)低減の百分率対ミリグラム単位のフィルタ装填量で示す。メタンは濾過材料と相互作用せず、気相煙の全体的排出量の標識または「内部標準」として、また気相煙成分の選択的濾過性能のベースラインとして使用される。これは、粒子相煙の全体的排出量の標識として総粒状物質(「TPM」)を使用するのと概念的に類似している。すなわち、プラグ間に完全に空の空間を持つP/S/Pシガレットを作成した。そのシガレットのメタン排出量を、プラグ間の空間に配置された多量の緩い吸着材/吸収材粉末を有するシガレットのそれと比較した。後者のシガレットは一般的に、前者のシガレットに比較してメタン排出量に多少の低減を示した。しかし、以下で説明する通り、非常に低レベルの吸着材/吸収材粉末を添加すると、後者のシガレットは事実上メタンの低減を示さない。
【0026】
メタン主流煙成分の低減が高ければ高いほど、大きいRTDが観察され、特定の煙成分の選択的濾過というよりむしろ煙全体の低減を示す。
【0027】
図6に示すデータに到達するために、P/S/Pフィルタ設計の第2280号実験シガレットを使用した。代替フィルタ設計を記述するために、データ表では以下の命名法を使用する。標示「P1」は下流プラグを指し、標示「P2」は上流プラグを指す。これらの2つのプラグP1、P2の間には、ある種の材料が充填される空間「S」がある。この空間に使用される様々な含浸および非含浸ファイバ材料に対し、次の標示を使用する。
標示 内容
F 非含浸微細空洞ファイバ
F(C) カーボン含浸微細空洞ファイバ
F(APS) APS含浸微細空洞ファイバ
したがって、標示「P1/F(C)/P2」は、プラグ間の空間にカーボン含浸微細空洞ファイバが充填されたP/S/Pフィルタ構成を指す。標示「P1/F(C)」は、カーボン含浸微細空洞ファイバを含む空間に隣接してプラグが配置されたプラグ/空間フィルタ構成を指す。
【0028】
図6に示したデータを生成するために、P1およびP2プラグは7.5mmの直径およびそれぞれ14.5mmおよび8mmの長さを有していた。P1およびP2プラグの重量はそれぞれ約77および45mgであった。外径約7.5mm×長さ4.5mmの寸法を有するこれらの2つのプラグの間の円筒形空間に粉末を装填した。シガレットをFTC条件下で喫煙し、屋内発生IR検知システムを使用してそのメタン排出量を測定した。実験に使用したカーボンは、約10マイクロメートルの粒径中央値を持つパイカ製ココナツベースの標本#99−2−3であり、使用したAPSシリカゲルは、約5マイクロメートルの粒径中央値を持ち、特定の表面処理をした粉砕シリカゲルであった。APSシリカゲルの表面積は約300m2/gであり、活性炭の表面積は約2000m2/gであった。
【0029】
図6に示す結果から、粒子の装填が40mg未満である場合、煙流は吸着材/吸収材と主流煙との間の充分な相互作用無しで、プラグ間の空間を通過したことが分かる。よりよい相互作用を達成するために、より多くの粉末を空間に装填した。パイカのカーボンダストおよびAPSシリカゲルの粉砕標本は両方とも、それらの装填レベルが50mgより多いときに、メタンの低減を示した。再び、これらの実験では、粉末の上に空隙が形成されるように、プラグ間の空間の底に粉状吸着材/吸収材層があった。そのような空隙は主流煙を素通りさせ、結果的に得られる濾過効率は所望するより低くなる。
【0030】
プラグ間にわずか25mgの粉末を使用して行った別のラウンドの実験の結果を表1に示す。例では、プラグ間の粉末を圧縮するように2つのプラグP1およびP2をフィルタ構造内に一緒に押し込んだ後で、固体微粉の上の空間の空隙を除去した。例3では、プラグを粉末に対して圧縮した後で、CAプラグ材の追加部分をフィルタ構造に追加した。どちらの場合も比較的高レベルのメタン低減が観察された。濾過動力学の増強のためには小粒径が望ましいが、小粒子は密に詰まり、主流煙流を阻止する傾向がある。
【表1】
【0031】
小粒子をシガレットフィルタに使用することに関連する上述の問題に対処するために、本発明は、開口および半開口微細空洞を有するファイバを使用して、そのような小粒子の吸着材/吸収材を保持することを含む。微細粒子の吸着材/吸収材を最初にファイバの微細空洞に含浸し、次いで含浸ファイバを何らかの方法でシガレットフィルタ内に組み込む。小粒子は、密に詰め込まれた小粒子から生じる観察された流動障害を生じることなく、煙流と相互作用するようにシガレットフィルタ内に均等に分散させることができる。表2の結果によって示される通り、約100mgのP/F(x)構成の半開口微細空洞ファイバに装填されたカーボンまたはAPSシリカゲルなど25mgの固体粉末は、そのような装填微細空洞ファイバ無しのP/S(x)/P構成よりずっと高いアセトアルデヒドおよびシアン化水素濾過を示したが、これらの例では、図1に示す通り、明らかなメタンの低減は生じなかった。
【表2】
【0032】
含浸微細空洞ファイバは、使用する吸着材/吸収材の選択により、様々な主流煙成分を選択的に標的にすることができる。これらの材料の好適な例の1つがカーボン粉末であり、それは、下の表3に示すように、幅広い範囲のシガレット煙成分を標的にすることができる。
【表3】
【0033】
表3の例11では、35mgのココナツベースのカーボンダストを、1フィラメント当たり3デニール(dpf)のトライアッド(商標)微細空洞ファイバから作成された42mgの点接着不織布マットに含浸させた。次いでこの標本を、フィルタ部分の43mgのCAロッドを除去することによって#1R4F基準シガレットフィルタに形成された空間に挿入した。アセトアルデヒドから硫化水素まで広範囲の気相成分の著しい低減があった。例10は比較例であり、非含浸ファイバを使用して、表に示した全ての化合物に対してずっと小さい成分低減効果が得られたことを示している。これらの実験の空間は、P3の長さが約4mm、P4が18mm、間の空間が約4.5mmとなるような仕方で形成した。
【0034】
内容全体を参照によってここに組み込む「Highly Efficient Acid−Gas Removing Shaped Fiber Filters」 Fundamental and Applied Aspects of Chemically Modified Surfaces; The Royal Society of Chemistry, 1999でシュウらによって考察されたように、化学反応剤を固体微粉に同時含浸させると、より広範囲の成分に対して濾過効率および選択性をさらに高めることができる。含浸後の固体微粉吸着材/吸収材の表面は、特定の成分を標的にするために特定の官能基および構造を持つように、化学的に、かつ/または物理的に変性させることができる。
【0035】
APSシリカゲルは、シアン化水素およびアセトアルデヒドなどの主流煙成分と選択的に反応することができる活性−NH2第一アミン基を持つようにその表面を変性させた。表4に示す例は、P/Sフィルタ構成を持つように変性した#2280基準シガレットを用いて形成した。最初に、20本を超えるブランクの#2280基準シガレット、すなわち「対照」をFTC条件下でケンブリッジパッドを通して喫煙し、メタン、アセトアルデヒド、シアン化水素、メタノールおよびイソプレンの気相成分排出量を測定した。総粒状物質(「TPM」)は、喫煙の結果としてケンブリッジパッドによって増加した重量から導出した。これらのブランク実験によるTPMおよび気相メタン排出数(delivery numbers)の平均、標準偏差(「SD」)、および相対標準偏差(「RSD」)は表4の下部および表6に上部に記録されている。表4、6、および7に記録されたアセトアルデヒド、シアン化水素、メタノールおよびイソプレン排出データの変化は、メタン排出数を用いて校正された数字である。これらの相対排出数のSDおよびRSDも示されている。
【0036】
吸着材/吸収材含浸微細空洞ファイバの効果を調べるために、閉じたプラスチック袋の中で、最初にココナツカーボンまたはAPSシリカゲルの過剰量の粉末(約5〜10ミクロンの直径中央値)を微細空洞ファイバ束(3dpf、PP、約1インチ長さに事前に切断した)と混合して振盪した。粉末の装填量は、#70のふるいでふるい分けることによって過剰の粉末を除去した後、重量の増加から導出した。装填率は、カーボン粉末については約0.5ないし約0.8の間、APS粉末については約0.5ないし約0.6の間の範囲に維持することが望ましかった。次いで、P1およびP2プラグを除去した後で、作成したファイバ標本を#2280シガレットフィルタの濾過空間内に挿入した。次いでP2プラグをシガレットフィルタ内に再挿入して、表4および6に記載するP2/F(x)構成を形成した。結果として得られたシガレットを次いで、周知のFTC試験プロトコルの下で試験した。そのTPM、メタン数の百分率偏差、および社内標準としてメタンを使用して校正したアセトアルデヒド、シアン化水素、メタノール、およびイソプレンの排出数の偏差を表4および6に記録する。
【表4】
【0037】
比較のため、これらの実験における粒子の装填量は、表4に記載した例では、100mgのファイバ当たり約25mgに維持した。気相成分の偏差百分率数は、成分の絶対値が対応する相対標準偏差(RSD)のそれより3倍を超えて大きい場合にのみ有意とみなした。これは、ブランクP1/S/P2フィルタと比較された。表4の4例は全て、P1プラグ(77mg)がP2/F(x)構成で25mgの固体微粉を装填した約100mgの微細空洞ファイバと置換されたときに、流動障害性能の有意の増加を示さなかった。メタン排出数の変化はRSDよりずっと低い。粉末は大部分がファイバの内部半開口微細空洞の内部空間内に保持されたので、それらは気流を制約しなかった。APSシリカゲル粉末は選択的にアセトアルデヒド(36〜46%)およびシアン化水素(73〜75%)について有意の高い百分率低減を示したが、メタノール(5〜13%)およびイソプレン(23〜32%)については低い非有意の百分率低減を示した。カーボン粉末は少し低くかつ有意のアセトアルデヒド(29〜31%)およびシアン化水素(58〜69%)の低減を示すが、メタノール(43〜46%)およびイソプレン(45〜57%)には高い有意の低減百分率を示す。様々な成分に対するフィルタの選択性は、使用する吸着材/吸収材によって制御することができる。アセトアルデヒド、シアン化水素、メタノール、およびイソプレンの煙気相成分の低減を示した、カーボンまたはAPSシリカゲル粉末含浸微細空洞ファイバを使用した追加の例が表6および7にある。
【0038】
本発明の1つの追加目的は、特定の気相成分を選択的に低減できるだけでなく、TPM排出量を制御することもできるシガレット煙フィルタを開発することである。本発明の新規のシガレットフィルタの特に有利な点は、煙の特定の相の望ましい成分の排出を阻止することなく気流と相互作用するように、吸着材/吸収材を望ましい構成に固定することができることである。煙の粒子相通過経路は、同一タイプのシガレットロッドで望ましいTPM排出量が得られるようにファイバ詰込み形状および密度を変えることによって、制御あるいは最適化することができる。これは、図4に示された、含まれる含浸ファイバがさらに半分の長さに切断され、同一空間により密に詰め込まれた2つの例に示すことができる。同一タイプのシガレットのTPM排出量は、より小さい内部ファイバ空間のために9mgから5mgに大幅に低減することができる一方、気相成分の量の低減は明らかな変化を示さない。
【0039】
表5に示す結果から、ファイバ詰込み密度を低下するとTPM低減が低下できることを我々は見出だした。含浸微細空洞ファイバがより少ないP2/F(x)構成は、より大量の煙粒子相の排出を可能にする。ファイバおよびカーボン粉末装填量を低下した#2280シガレットを使用して構成されたP2/F(x)フィルタの一連の例を準備し、試験した。TPMおよび気相排出データは表5に記録されている。予想した通り、TPM排出量は装填量が低下すると急激に増加した。同時に、気相相互作用のために含まれる炭素がより少ない場合も、気相成分排出量は増加した。
【表5】
【0040】
図7は、表5のデータから導出されたグラフである。それは、TPMおよび気相成分の排出に対する装填の効果を示す。グラフで、我々は、45〜65mgのカーボン含浸ファイバ(約26〜38mgのPP 3 dpf微細空洞ファイバおよび19〜27mgのカーボンダストを含む)の好適な装填窓72を明らかにした。この装填範囲でP2/F(x)構成は、アセトアルデヒド、シアン化水素、メタノールおよびイソプレンの標的気相成分を低下させただけでなく、TPM排出もまた改善した。P2/F(x)構成で、含浸ファイバが占める空間は外径約7.5mm×18mm(約800mm3)であるので、3dpfの微細空洞ファイバの好適な装填密度は約32.5〜47.5mg/cm3である。装填窓72で最適性能が観察されるが、本発明の範囲は、所望する濾過性能によって他の装填量を使用することを含む。
【0041】
上記の好適な装填窓72についてさらに調べるために、P2/F(x)フィルタ構成を持つ#2280シガレットの追加例を準備し、試験した。結果は表6に含まれる。表6の結果は、31mgまたはそれ以上のカーボンを装填した微細空洞ファイバを含む全ての例が、有意の気相成分の低減を持つことを示す。フィルタに40mgまたはそれ以上のファイバが含まれる場合、TPMの低減はかなりになる。図7に示したAPSシリカゲル装填3dpf微細空洞ファイバを使用する例は、同じ傾向を示した。さらに興味深いことに、#2280基準シガレットの特定の気相成分(アセトアルデヒド、シアン化水素、メタノールおよびイソプレンなど)のTPM当たりの排出量は、吸着材/吸収材粉末装填微細空洞ファイバをP2/F(x)構成で使用した場合、表8に示すように大幅に低減することができる。
【表6】
【表7】
【表8】
【0042】
開口微細空洞ファイバは、それが開口微細空洞の定義を満たす限りどんな形状にもすることできる。重要なことは、ファイバが、シリコン、カーボン、またはその混合物をファイバに含浸させることのできる開口微細空洞を持つことだけである。例えば、開口微細空洞は、図8に示すような従来のY字形酢酸セルロースファイバ、または図9に示すような四葉形、フィルトレーション・イノベーション・テクノロジー社(FIT)製の4DG形ポリプロピレン(PP)ファイバ、または上記のイーストマン・ケミカル特許の1つに記載された形状の1つ(図10に示すような)とすることができる。
【0043】
我々はまた、使用する吸収材粒子が充分に小さくてファイバの内部微細空洞内に含浸させることができる場合、それらはファイバ間の気流を阻害しないことも発見した。ファイバの密度および分布を制御することによって、効果的ガスフィルタを形成する際に高いRTDを回避することができた。従来の3dfのCA「Y」形ファイバの表面空洞に含浸するためには、使用する微粒子吸着材のカーボンまたはシリカゲルが10μmより小さい直径でなければならない。15dpfの4DG形ポリプロピレン(「pp」)ファイバなど、より大きいファイバの場合、適切な粒径は直径20μmまで大きくすることができる。
【0044】
以下の例で試験した粒子は、パイカ社のココナツカーボン粉末およびグレース・ダビソン社のAPS(3−アミノプロピルシラノール)処理シリカゲルであった。粒子を含浸し成形したファイバを次の手順で作成した。密封したプラスチック袋内でグラム単位で特定重量W0の上記ファイバを過剰な固体粉末と混合した。完全に振って混合し、場合によっては手で圧搾した後、混合物を#20のふるいに通した。さらに、ファイバ中の過剰な粉末はフードへ払った。次いで標本を秤量し、重量をW1(グラム単位)に変更し、このプロセスによる百分率増加を粒子保持量として記録した。例から得た粒子保持データは表9に記載する通りである。これらの粒子がフィラメントの突出部間の内部空間に含浸されているので、それらはファイバ間の気流を阻止しないことが明らかである。
【表9】
【0045】
開口微細空洞を持つファイバの粒子保持量は、粒子とファイバの微細空洞との間の形状の一致だけでなく、含浸手順によっても異なる。表9に示す通り、手で特定のレベルに機械的に圧搾すると、粒子の保持量は著しく改善することができる。3dpf/Y形CAファイバは、含浸に加える力によって9〜22%のAPSシリカゲル粉末を保持することができる一方、ココナツカーボンダストの場合のその保持量は、形状の合致が低いため、わずか約10%である。使用したほとんど全てのAPSシリカゲルは2〜4μmの範囲の直径を持つ。しかし、使用したカーボンダストは不規則な形状であり、その一部は、5μmを超える一方向の寸法、すなわち3dpfのY形CAファイバの空洞の深さを持っていた。これは、たとえ機械的力をもってしても、カーボンダストをCAファイバの突出部間の小さく浅い空間内に詰め込むことを困難にしている。15dpfのPP−4DGファイバのように、より深い微細空洞を持つファイバの場合、ここで使用した両方の粉末を空洞内に詰め込むことができるはずである。予想した通り、30〜70%の範囲のより高い保持数が得られた。試験した6dpfのPET/4DGファイバは、より浅い微細空洞に対して15dpfのPP/4DGファイバより低い粒子保持数を示した。
【0046】
効果的気相濾過フィルタを形成するために、上で作成したファイバ材料の一部を使用して、1R4Fシガレットのフィルタ部分のCAプラグを置換した。それらのRTDおよび結果として得られるシガレット標本の希釈率(DDI)を適正に決定した後、パフ間に30秒の間隔をおいて2秒で55mlを吹かすプロトコルに基づき、それらを喫煙した。気相成分を校正済みのレーザFT−IRシステムによって測定しながら、総粒状物質(TPM)をケンブリッジパッドで収集した。結果は表10および図11ないし16に記録されている。
【表10】
【0047】
表10に記載した1R4Fの範囲値は、他の標本の試験の間に喫煙した10を超える複製標本から導出された。それらのフィルタは可塑剤を用いて形成された。可塑剤の効果を分離するために、例E1ないしE4の例では、フィルタ付き1R4Fシガレットの標本をバージンCAファイバから可塑剤を使用せずに作成した。これらの標本を作成する手順は、予め作成された筒形チップペーパラップからフックによりある量のトウファイバを引き出すステップから開始した。トリミングの後、包装したフィルタの均質部分を長さ27mmのセクションに裁断し、1R4Fシガレット内に挿入して原CAフィルタと置換した。記載したCAファイバの重量値は、約37.5mgのチップラップの重量を除いた総フィルタ重量から導出された実際のファイバ重量である。より高いCAファイバの装填のため、E3およびE4は、E1およびE2より高いRTDおよびより低いTPM排出を持っていた。これらの標本は、同様の条件下で作成された以下のシガレット標本に含まれる粉末の効果を示すために、通常の1R4Fより優れた対照として役立つことができる。
【0048】
シガレット標本E5およびE6では、それらの27mm長さのフィルタを作成する際に、例2(表10)からのAPSシリカゲル粉末含浸CAファイバを使用した。ファイバの装填量に応じて、処理後にフィルタには23〜39mgのAPSシリカゲル粉末が含まれた。E7では、マウスピースとして5mm長さの通常のCAプラグを追加したので、記載したCAファイバおよびAPS粉末は22mm長さのセクションに圧縮した。これらの圧縮の結果、わずかに高いRTDおよび低いTPM排出が得られるが、どちらの値も依然として通常の1R4Fのそれに匹敵する。こうして含まれたAPS粉末の気相成分に対する効果は、図11および12のAAおよびHCNのパフ毎の排出データによって明瞭に示すことができる。同等のRTDの下で、フィルタ内のAPSにより、E6は、E2および通常の1R4F対照の両方のそれよりかなり低減されたAAおよびHCNのパフ毎の排出を示した。
【0049】
シガレット標本E8〜11は、、E1〜4で記載したプロセスを用いて、例4および5(表10)のカーボン粉末含浸CAファイバから作成した。低い粒子保持のため、標本に含まれたカーボン粉末はわずか13〜18mgであった。E10およびE11におけるより高いファイバ装填は結果的に、より高いカーボン装填を生じたが、それらのRTDおよびTPMは両方とも1R4Fに匹敵する範囲に入らなかった。より低いファイバ装填で、E8およびE9は、1R4F標本のそれに匹敵するRTDおよびTPM値を持つ。E8およびE9、E8Aおよび9Aの二重標本を作成して、含まれるカーボン粉末の効果を評価した。FTC条件下で、シガレットの4回目のパフを(「GC/MS」)法で分析した。社内標準としてエタンを、対照として1R4Fを使用すると、これらの2つの標本の排出における選択リストの気相煙成分は、表11に記載する通り、低減した。表11に記載した値は、当業界のシガレットフィルタにカーボンを含めることによる利点の概念を実証するために使用しただけである。カーボン粉末保持がより小さいカーボン粒子またはより大きいCAファイバにより増加すると、これらの値はさらに拡大させることができる。
【表11】
【0050】
表10のE12〜14は、バージンクリンプ15dpfのPP−4DGファイバ標本を1R4Fフィルタセクション内に挿入することから作成された対照シガレット標本である。予想される通り、装填されるバージンファイバが多ければ多いほど、RTDは高くなる。表10のE15〜18は、表10の例7、8および11から得たAPS粉末またはカーボン粉末充填4DG−PPファイバから作成されたシガレット標本である。大きいファイバおよびこれらのファイバで利用可能な深い空洞のため、カーボンおよびAPSの両方にとって優れた粒子保持(最高64%まで)が達成された。匹敵するRTDおよびTPM排出の下で、大量(最高60mgまで)のカーボンまたはAPS粉末を各シガレットに装填することができた。
【0051】
装填された吸収材粒子の気相成分に対する効果は、図13〜16に示したデータで実証することができる。一般的に、カーボンは物理的吸着プロセスを介してより幅広い範囲の化合物に対してより幅広い活性を示す一方、表面処理したAPS粉末は、化学反応プロセスを介してアルデヒドおよびHCNなど特定の成分に対して選択された活性を示した。図15および16で、カーボン粉末がイソプレンおよびメタノールなどの化合物の除去に活性を有する一方、APS粉末は同一試験条件下で顕著な活性を示さないことが明らかである。同じ化合物の除去において、それらは異なる反応動力学および活性を示した。この相違は、図13におけるアセトアルデヒド(AA)についてのパフ毎の排出データで実証することができる。カーボンは典型的な物理的吸収特性を示し、1回目および2回目のパフでAAの大部分を吸収し、次いで徐々に6回目のパフ後に飽和に達する。APSシリカゲルは物理的表面がずっと少なく、1回目のパフで非常に急速に消耗された。遅い化学反応速度のため、APS粉末上のアミン基とAAとの間の反応は5回目のパフまで機能しなかった。約9回目のパフでAA排出の最大の低減に達した。カーボンとAPS粉末との間の同様の相違は、図14に示したパフ毎のHCNの排出データでも見ることができ、この場合、チャレンジレベル(challenge level)が低いので、カーボンおよびAPS粉末の両方とも物理的表面の飽和はもっと遅かった。
【0052】
粉末の混合物を含む成形ファイバフィルタの追加例は、次のように作成した。
【0053】
5つの市販の3×5ジップロックプラスチック袋で、0g、0.5g、1.0g、1.5g、および2.0gのAPSシリカゲル粉末(グレース・ダビソン社)を2.0g、1.5g、1.0g、0.5g、および0gのパイカ社ココナツカーボンダスト#99−2−3とそれぞれ混合して振ることによって、2.0gの5種類の組成の粉末混合物を作成した。粉末混合物は袋の中で混合して振った。
【0054】
粉末混合物が含まれ密封された5つの袋の各々に0.5gのPP−4DGファイバ(FIT社の15dpfクリンプ、2インチ長さの#DPL283)を挿入することによって、粉末をファイバ内に含浸させた。手で圧縮することなく振った後、ファイバおよび粉末混合物を40番のふるい上に注いだ。揺すってふるい掛けすることによって過剰な粉末を除去した。1枚の白紙上に落下させながら、落下する粉末が観察されなくなるまでこれを行なった。このプロセスによる標本の百分率重量増加を、図17に装填率として記録した。
【0055】
最初に、ツイスタ(twister)を使用して#1R4F研究シガレットからCAフィルタプラグを除去し、27mm長さの中空部を残すことによって、シガレットを変形した。次いで、フィルタとして使用するために、特定量の上記含浸ファイバ標本を徐々にこの中空部に挿入した。結果として得られた標本の吸込み抵抗(「RTD」)および直接希釈率(「DDI」)を、CFO ANALOGICチャンピオン(商標)シリーズのテスタを用いて測定し、表12に記録した。ここで作成したシガレット標本は、表12に示す通り、標準1R4Fのそれに匹敵するRTD(127〜152mmH2O)および希釈率(24〜31%)を持っていた。表12は、FTC条件下でのAPSとカーボンの混合粉末装填の1R4Fの総排出量に対する効果を示す。
【表12】
【0056】
シガレット標本は、FTC条件下で電気ライタで喫煙する前に、72°Fの温度および60%の相対湿度の調整室内で24時間均衡させた。喫煙からの総粒状物質(「TPM」)を収集し、ケンブリッジパッドを秤量することによって測定した。煙の気相成分を校正済みレーザ赤外システムで分析した。試験から選択されたデータは、表12および下の表13〜16に示す通りである。
【表13】
【表14】
【表15】
【表16】
【0057】
図17は、PP−4DGファイバの装填率に対する粒子成分の効果を示す。100%のAPS粒子から100%のカーボンまで装填率に著しい差は無かった。5つの組成全部の百分率装填が、25.6ないし27.5%の狭い範囲に分布した。
【0058】
表12は、上記の作成シガレット標本をFTC条件下で喫煙することから得たデータを要約する。総メタン(CH4)排出を社内標準として使用し、シガレットの総AA、HCN、MeOHおよびイソプレン排出を、標本時に6つの対照1R4Fシガレットを喫煙することから得た対応する平均数と比較した。上記の比較から得た百分率差は、その絶対値が対照の1R4F標本の喫煙から得た相対標準偏差数のそれより3倍を超えて大きい場合には、有意であるとみなされる。
【0059】
表12から、100%のカーボン装填がAA、HCN、MeOHおよびイソプレンに対して有意の低減を示す一方、100%のAPSシリカゲル粉末は、AAおよびHCNに対して有意の低減を示すだけであった。3つの混合組成は、純粋なカーボンまたはAPSの粉末標本より、AAおよびHCNに対して有意ではあるが、優れた低減を示さなかった。興味深いことに、混合物の比較はまた、イソプレンに対して有意の低減も示したが、MeOHには示さなかった。混合物は、カーボンおよびAPSシリカゲルのどちらよりも、MeOHよりイソプレンに対してより高い選択性を持つようである。異なる煙成分の間の濾過の選択性の変化のため、排出された成分のポートフォリオは変化する。これは、シガレットの風味を調整するためのツールを提供するかもしれない。
【0060】
表13〜16は、シガレット標本のAA、HCN、イソプレンおよびMeOHのパフ毎の排出データをそれぞれ示す。表13に示す通り、5つの組成は全て、最初の3〜4回のパフで大半のAAが失われ、その後のパフでその活性が徐々に失われることを示した。5つの組成の間でAAのパフ毎の排出曲線に有意の差は無かった。表14に示す通り、APSシリカゲル粉末は、特に後のパフで(パフ7〜8)HCNに対してカーボン粉末より高い活性を持つ一方、全ての混合物組成はこれらの2つの純粋標本の間の活性レベルを示した。表15および16では、APSシリカゲルはイソプレンおよびMeOHのどちらにも有意の活性を示さない一方、カーボンはこれらの2つの成分に対して優れた低減を示した。混合物の組成は、イソプレンおよびMeOHに対してカーボン粉末およびAPSシリカゲル粉末だけの場合の間の様々な活性レベルを示した。
【0061】
APSシリカゲル粉末およびココナツカーボン粉末など、異なる吸収材からの混合物を使用することによって、様々な排出煙組成のポートフォリオを形成することが可能である。APSシリカゲル粉末とカーボン粉末の混合物は、純粋な形のカーボンまたはAPSシリカゲルのそれの中間の様々な濾過活性レベルを示した。成形したファイバフィルタに異なる吸収材からの様々な組成の混合物を使用することにより、純粋な形だけを使用する場合とは異なる煙草の風味を導くことができる。
【0062】
結論として、我々は、開口または半開口微細空洞を持つ成形ファイバを使用して、気相濾過のための改善されたフィルタを作成することができたことを実証した。それらの微細空洞は、高いRTDを招くことなく、カーボンおよびAPSシリカゲル粉末またはそれらの混合物などの微小吸収材粒子を保持するために使用することができた。可塑剤なしにこれらの含浸ファイバから作成されたシガレットは、特定のシガレット煙成分を除去する上で、1R4Fシガレットの従来のCAフィルタより高い効果を示した。含浸される固体粉末の表面特性によって、物理的吸着または化学的反応メカニズムのいずれかにより、気相成分の除去を実現することができる。反応メカニズムを選択することにより、煙シガレットの特定の成分を選択的に除去することができる。
【0063】
本発明は、特定の主流煙成分を選択的に除去する能力を持つ高効率シガレットフィルタを提供する。低減の標的とする成分によっては、含める吸着材/吸収材を化学的に処理し、あるいはこれらの成分に対して高い反応性および選択性を有する特定の化学反応剤を同時含浸することができる。使用する吸着材/吸収材のサイズは、増強された気相反応動力学を持つために、先行技術で知られているよりずっと小さくなるように設計することができる。使用する好適な粒径は、デニールならびにファイバ内の空洞の開口および容量によって調整することができる。3dpfの微細空洞ファイバの場合、捕獲される粒子のサイズは1〜15マイクロメートルの範囲内とすることができる。6dpfの微細空洞ファイバは、1〜15マイクロメートルより大きい粒子を保持することができる。粒子は、前記ファイバの容量内に含まれることによって、ファイバの内部容量に捕獲されたことは注目に値する。含まれる微粒子は、装填されるか否かにかかわらず、ファイバ自体によって示される気流抵抗を有意に増加しない。シガレットのTPM排出は、ファイバの詰込み密度および形状を制御することによって制御しかつ最適化することができ、そのようなファイバに細かく分割された吸着材/吸収材が装填される程度に大きく依存しないであろう。
【0064】
ポリエステルおよびポリスルホンを含む(それらに限定されない)他の高分子材料もまた、本発明で使用する微細空洞ファイバに使用することができる。それらがシガレット用途に匹敵する限り、他のファイバ材料を使用することができる。
【0065】
ここで記載する微細空洞は連続している必要はない。含浸ファイバはシガレットのどの部分にでも、あるいは本特許で定義した効果を達成するためにそれらを煙流に曝露させることのできる任意の可能な設計の補助喫煙装置にも含めることができる。
【0066】
上述した全ての参考文献は、あらゆる有用な目的のために、その全体を参照によってここに組み込む。
【0067】
本発明の具現する特定の構造を示し説明したが、基礎にある発明の概念の精神および範囲から逸脱することなく、部品の様々な変形および再構成ができ、それは本書に示し説明した特定の形に限定されないことは、当業者には明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシガレットフィルタ設計のうちの1つの一例として役立つ、シガレットに取り付けられたプラグ空間プラグ(P/S/P)フィルタを示す断面側面図である。
【図2】本発明に係るシガレットフィルタ設計のうちの1つの一例として役立つ、シガレットに取り付けられたプラグ空間(P/S)フィルタを示す断面側面図である。
【図3】本発明に使用できる半開口微細空洞を有するファイバの一例として役立つ三葉ファイバの拡大立面図である。
【図4】本発明に使用できる半開口微細空洞を有するファイバの一例として役立つ四葉ファイバの拡大立面図である。
【図5】本発明に係る図1の拡大図である。
【図6】微細空洞ファイバによって保持されることなくプラグ空間プラグシガレットフィルタ内に密に詰め込まれた固体粉末のフィルタ性能を示すグラフである。
【図7】本発明によるシガレットフィルタの相対濾過性能を示すグラフである。
【図8】本発明に使用できる開口微細空洞を有するファイバの一例として役立つ三葉ファイバの拡大立面図である。
【図9】本発明に使用できる開口微細空洞を有するファイバの一例として役立つ四葉ファイバの拡大立面図である。
【図10】本発明に係る開口空洞を有するファイバを示す。
【図11】パフ毎のHCN排出に対するCAフィルタ内のAPSの効果を示す。
【図12】パフ毎のAA排出に対するCAフィルタ内のAPSの効果を示す。
【図13】AA排出によるPP−4DGフィルタ性能のパフ毎の比較を示す。
【図14】HCN排出によるPP−4DGフィルタ性能のパフ毎の比較を示す。
【図15】イソプレン排出によるPP−4DGフィルタ性能のパフ毎の比較を示す。
【図16】MeOH排出によるPP−4DGフィルタ性能のパフ毎の比較を示す。
【図17】PP−4DGファイバの装填率に対する粒子組成の効果を示す。
Claims (33)
- 吸着材/吸収材粒子または液体を装填された半開口微細空洞を含むファイバを備えたシガレット用フィルタまたはシガレットの煙濾過装置。
- 吸着材/吸収材粒子または液体を装填された開口微細空洞を含むファイバを備えたシガレット用フィルタまたはシガレットの煙濾過装置。
- 前記ファイバが三葉ファイバである、請求項1に記載のフィルタ。
- 前記ファイバが四葉ファイバである、請求項1に記載のフィルタ。
- 前記ファイバにカーボンを装填した、請求項3に記載のフィルタ。
- 前記ファイバにカーボンを装填した、請求項4に記載のフィルタ。
- 前記ファイバに非晶質シリカゲルを装填した、請求項3に記載のフィルタ。
- 前記ファイバに非晶質シリカゲルを装填した、請求項4に記載のフィルタ。
- 前記吸着材/吸収材粒子がファイバに対する比率で1重量%ないし約150重量%の量である、請求項1に記載のフィルタ。
- 前記カーボン対ファイバ比が約20〜80重量%である、請求項8に記載のフィルタ。
- 前記ファイバに約50%の装填率を持つココナツカーボンファイバを含浸した、請求項5に記載のフィルタ。
- 前記ファイバが三葉ファイバである、請求項2に記載のフィルタ。
- 前記ファイバが四葉ファイバである、請求項2に記載のフィルタ。
- 前記ファイバにカーボンを装填した、請求項12に記載のフィルタ。
- 前記ファイバにカーボンを装填した、請求項13に記載のフィルタ。
- 前記ファイバに非晶質シリカゲルを装填した、請求項12に記載のフィルタ。
- 前記ファイバに非晶質シリカゲルを装填した、請求項13に記載のフィルタ。
- 前記吸着材/吸収材粒子がファイバに対する比率で1重量%ないし約150重量%の量である、請求項1に記載のフィルタ。
- 前記カーボン対ファイバ比が約20〜80重量%である、請求項8に記載のフィルタ。
- 前記ファイバがフィラメント微細空洞当たり約3デニールを持ち、捕捉された前記粒子が約1ないし15マイクロメートルのサイズを持つ、請求項1に記載のフィルタ。
- 前記フィルタが結合材または可塑剤を含まず、あるいは実質的に結合材または可塑剤を含まない、請求項1に記載のフィルタ。
- 前記ファイバがフィラメント微細空洞当たり約3デニールを持ち、捕捉された前記粒子が約1ないし15マイクロメートルのサイズを持つ、請求項2に記載のフィルタ。
- 前記フィルタが結合材または可塑剤を含まず、あるいは実質的に結合材または可塑剤を含まない、請求項2に記載のフィルタ。
- 前記ファイバに非晶質シリカゲルおよびココナツカーボンファイバを装填した、請求項1に記載のフィルタ。
- 前記ファイバに非晶質シリカゲルおよびココナツカーボンファイバを装填した、請求項3に記載のフィルタ。
- 前記ファイバに非晶質シリカゲルおよびココナツカーボンファイバを装填した、請求項4に記載のフィルタ。
- 前記ファイバに非晶質シリカゲルおよびココナツカーボンファイバを装填した、請求項2に記載のフィルタ。
- 下流プラグ、空間、上流プラグ、および煙草を有するプラグ/空間/プラグ構成を備えたシガレットであって、請求項1に記載のフィルタを前記空間および前記下流プラグに装填し、前記空間内の前記フィルタ、前記上流プラグ、および前記煙草を包装紙に包んで成るシガレット。
- 空間、上流プラグ、および煙草を有するプラグ/空間構成を備えたシガレットであって、請求項1に記載のフィルタを前記空間に装填し、前記空間内にある前記フィルタ、前記上流プラグ、および前記煙草を包装紙に包んで成るシガレット。
- 請求項1に記載のフィルタを作成する方法であって、吸着材/吸収材粒子または液体を半開口微細空洞を含むファイバと機械的に混合して、前記粒子を前記微細空洞に捕捉させることを含む方法。
- 請求項1に記載のフィルタを作成する方法であって、半開口微細空洞を含むファイバを静電気により吸着材/吸収材粒子または液体と相互作用させて、前記粒子を前記微細空洞に捕捉させることを含む方法。
- 請求項2に記載のフィルタを作成する方法であって、吸着材/吸収材粒子または液体を開口微細空洞を含むファイバと機械的に混合して、前記粒子を前記微細空洞に捕捉させることを含む方法。
- 請求項2に記載のフィルタを作成する方法であって、開口微細空洞を含むファイバを静電気により吸着材/吸収材粒子または液体と相互作用させて、前記粒子を前記微細空洞に捕捉させることを含む方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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