JP4606170B2 - 喫煙品用包装材 - Google Patents

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Description

本発明は、喫煙品、特にこれらの喫煙品の構成材料としての使用に好適な包装材料に関する。
シガレット類のような一般喫煙品は、実質的に円筒形ロッド形状構造を有し、包装紙により囲まれた細切タバコ(例えば、刻まれた充填剤の形態で)などの喫煙可能な材料の装填材料、ロールまたは柱状物を含み、それによりいわゆる「喫煙可能ロッド」または「タバコロッド」を形成する。シガレットは、通常、タバコロッドと末端−末端関係において整列された円筒形フィルタ要素を有する。フィルタ要素は、典型的に「プラグラップ」として知られている紙材料により外接された可塑化セルロースアセテートトウを含む。ある種のシガレット類は、複数セグメントを有するフィルタ要素を組み入れており、これらセグメントの1つは、活性炭微粒子を含むことができる。前記フィルタ要素は、典型的に「チッピングペーパー」として知られている外接包装材を用いてタバコロッドの一端に取り付けられている。また、吸い込まれた主流煙の周囲空気による希釈を提供するために、チッピング材料とプラグラップとを穿孔することも望ましくなっている。シガレット類およびそれらの種々の構成材料の説明は、「Tobacco Production、Chemistry and Technology」、Davisら(編集者)1999年に記載されている。シガレット製造に用いられている紙材料、およびこれらの紙を用いて製造されたシガレット類の種々の性質は、Durocher、TJI、188〜194ページ(1985年3月)に記載されている。
シガレットは、その一端に点火し、タバコロッドを燃焼させることによって喫煙者により使用される。次いで、喫煙者は、シガレットの反対端(例えば、フィルタ端)で吸い込むことにより彼/彼女の口中に主流煙を受ける。シガレットが、喫煙者により吸い込まれていない時間中は、そのタバコは燃焼したままでいる。また、シガレットが、吸い込まれていない時間中は、副流煙が発生し、シガレットの点火端から大気に直接入る。 比較的低レベルの目に見える副流煙を発生するシガレット類を提供するための多くの試みがなされた。例えば、Perfettiらに対する米国特許第4,924,888号;およびRogersに対する米国特許第5,143,098号を参照されたい。シガレット類により発生した目に見える副流煙レベルを減少させるある試みは、外接包装材の多層を有するタバコロッドの使用を含んでいた。例えば、Goodmanに対する米国特許第4,998,543号;Gentryに対する米国特許第5,220,930号;およびArzonicoらに対する米国特許第5,271,419号を参照されたい。
多数の引用文献は、タバコロッドの紙製包装材にフィルムを貼り付けることを提案している。例えば、Schweitzerに対する米国特許第1,909,924号;Dashleyに対する米国特許第4,607,647号;およびMilfordらに対する米国特許第5,060,675号を参照されたい。
そのシガレットが吸い込まれていない場合、シガレットが燃焼する様式を制御するために多くの試みがなされた。例えば、Lattofに対する米国特許第2,666,437号;Cohnに対する米国特許第3,030,963号;Cohnに対する米国特許第4,146,040号;Cohnに対する米国特許第4,453,553号;Weinertに対する米国特許第4,489,650号;Simonに対する米国特許第4,489,738号;およびDurocherに対する米国特許第4,615,345号を参照されたい。
シガレット製造に使用されている帯状紙製包装材は、これらの包装材内に、種々の材料の組成物、位置および性質により規定されたセグメントを有する。多数の引用文献は、種々の帯状包装材形状を示唆する開示を含んでいる。例えば、Seamanに対する米国特許第1,996,002号;Weinbergerに対する米国特許第1,999,222号;Seamanに対する米国特許第2,013,508号;Normanらに対する米国特許第4,452,259号;Adamsらに対する米国特許第4,889,145号;Baldwinらに対する米国特許第5,417,228号;Petersonらに対する米国特許第5,878,753号;Petersonらに対する米国特許第878,754号;Bokelmanに対する米国特許第6,198,537号;Petersonらに対する米国特許出願第2002/0139381号;PCT WO02/37991およびPCT WO02/55294を参照されたい。帯状タイプ包装材を製造する方法は提案されている。例えば、Hampl,Jrに対する米国特許第4,739,775号;Mentzelらに対する米国特許第4,945,932号;Allenらに対する米国特許第5,474,095号;PCT WO02/44700およびPCT WO02/055294を参照されたい。紙、繊維セルロース製材料、または巻取り紙に接着された微粒子材料のセグメントを有する帯状紙類もまた提案されている。Myracle,Jr.に対する米国特許第5,191,906号;Baldwinらに対する米国特許第5,263,999号;Baldwinらに対する米国特許第5,417,228号;Collinsらに対する米国特許第5,450,863号;およびSuzukiに対する米国特許出願第2002/0092621号を参照されたい。
シガレットのタバコロッドの包装材に対する改造から生じる制御された燃焼特性を有するシガレットを製造する様式または方法をシガレット製造業者に提供することは望ましいものとなろう。
本発明は、喫煙品用包装材、およびこれらの包装材を作製する方法に関する。本発明はまた、これらの包装材を用いて製造されるシガレット類などの喫煙品に関する。前記包装材は、少なくとも1種の繊維材料(例えば、亜麻繊維、広葉樹パルプ繊維および/針葉樹パルプ繊維)を組み入れており、最も好ましくは、少なくとも1種の充填剤(例えば、無機物、微粒子形態の炭酸カルシウムのような本質的に水不溶性材料)を組み入れている。前記包装材は、予め決められたパターンの形態で、少なくとも1層のコーティング、最も好ましくは、多層コーティングがその上に沈着されるか、あるいは、適用される。
一態様において、前記包装材は、複数の間隔の離れたバンド形態におけるコーティングを有する。各バンドは、一連の層を有し、これら各層は、連続層であり得る。最も好ましくは、各層は、ポリマー樹脂などのフィルム形成材料を含む。極めて好ましいフィルム形成材料はエチルセルロースである。コーティング層のうち少なくとも1層は、そのコーティング層を提供するために使用された配合物の他の成分内に分散または懸濁された充填剤を有することができる。極めて好ましい充填剤は、炭酸カルシウムの微粒子により提供される。
一態様において、包装材料は、主要面を有し、パターンの形態でその主要面に適用された複数のバンドを有するベースシートを含む。各バンドは、少なくとも2層を有し、各層は連続層であり得る。これらの層は、ベースシートの主要面に適用された第1層または下層、およびその下層上に適用された最上層を含む。一態様において、前記下層は、最上層よりも広い幅を有する。他の態様において、前記下層は、最上層と本質的に等しい幅を有する。他の態様において、前記最上層は、下層よりも広い幅を有する。所望ならば、コーティングの少なくとも1層(すなわち、一次コーティング)を、前述のパターンの適用前に主要面に適用することができる。所望ならば、コーティングの少なくとも1層(すなわち、上塗り)を、前述のパターンの適用後に主要面に適用することができる。
他の態様において、前記包装材は、主要面を有し、パターンの形態でその主要面に適用された複数のバンドを有するベースシートを含む。各バンドは、少なくとも3層を有する。これらの層は、ベースシートの主要面に適用された第1層または下層、その下層上に適用された中間層、およびその中間層に適用された最上層を含む。一態様において、全ての層の幅は、本質的に互いに等しい。一態様において、前記下層は、中間層と異なる幅を有し、前記中間層は、前記最上層と本質的に等しい幅またはそれと異なる幅を有する。他の態様において、前記下層は、中間層と本質的に等しい幅を有し、前記中間層は、最上層と異なる幅を有する。前記下層の幅は、前記中間層よりも広くすることができ、また、前記中間層の幅は、前記最上層よりも広くすることができる。前記中間層および最上層のいずれか、または双方は、下層よりも広い幅を有することができる。前記最上層は、中間層よりも広い幅を有することができる。他の層とは異なる幅を有する層に関して、これらの各層は、その各層の両端が、他の層のそれぞれの末端に呼応して等しく相殺されるように、互いに呼応して配置されることが最も好ましい。所望ならば、コーティングの少なくとも1層を、前述のパターンの適用前に主要面に適用することができる。所望ならば、コーティングの少なくとも1層を、前述のパターンの適用後に主要面に適用することができる。
他の態様において、前記包装材は、前記包装材は、主要面を有し、パターンの形態でその主要面に適用された複数のバンドを有するベースシートを含む。各バンドは、少なくとも4層を有し、各層は、連続層であり得る。これらの層は、ベースシートの主要面に適用された第1層または下層、その下層上に適用された第2層または下部中間層、第2層上に適用された第3層または上部中間層、および第3層に適用された第4層または最上層を含む。各バンドに関して、包装材に直接適用された層(すなわち、第1層または下層)は、それに適用された第2層を有する。第2層の幅は、第1層の幅と本質的に同じか、広いか、または狭くできる。第1層とは異なる幅を有する第2層に関して、前記第2層は、第2層の両端が、第1層の両端に呼応して等しく相殺されるように、第1層に呼応して配置されることが最も好ましい。前記第2層は、それに適用された第3層を有する。第3層の幅は、第2層の幅と本質的に同じか、広いか、または狭くできる。第2層とは異なる幅を有する第3層に関して、前記第3層は、その第3層の両端が、第2層の両端に呼応して等しく相殺されるように、第2層に呼応して配置されることが最も好ましい。前記第3層は、それに適用された第4層を有する。第4層の幅は、第3層の幅と本質的に同じか、広いか、または狭くできる。第3層とは異なる幅を有する第4層に関して、前記第4層は、その第4層の両端が、第3層の両端に呼応して等しく相殺されるように、第3層に呼応して配置されることが最も好ましい。所望ならば、コーティングの少なくとも1層を、前述のパターンの適用前に主要面に適用することができる。所望ならば、コーティングの少なくとも1層を、前述のパターンの適用後に主要面に適用することができる。
1つの好ましい実施形態において、本発明は、喫煙品用包装材、およびその包装材を用いて製造された喫煙品(例えば、シガレット)に関する。このような包装材は、ワイヤ側主要面およびフェルト側主要面を有することが最も好ましい。このような包装材はまた、複数層として包装材基体の少なくとも1つの主要面に適用されたパターンを有し、最も好ましくは、前記パターンはワイヤ側主要面に適用される。好ましくは、これらの層のうち少なくとも1層は、エチルセルロースと炭酸カルシウムとを含み、炭酸カルシウムは、重量を基準にして、エチルセルロースを超える量で存在することが最も好ましい。適用されたこのようなタイプの層を有する極めて好ましい包装材料は、繊維材料と充填剤とを組み合わせた、重量を基準にして約70重量部から約90重量部の繊維材料(例えば、木材パルプ繊維および/または亜麻繊維)および約10重量部から約90重量部の充填剤(例えば、炭酸カルシウム微粒子)、約20g/mから約30g/mの重量基準、約20CORESTA単位から約60CORESTA単位の固有多孔度を含む喫煙品用包装材基体を有する。ある好ましい包装材は、2層、3層または4層を有するパターンを含み、ある好ましい包装材に関して、層の全ては、エチルセルロースと炭酸カルシウムとを含み、炭酸カルシウムは、重量を基準にして、エチルセルロースを超える量で存在する。エチルセルロースと炭酸カルシウムとを含む層はまた、少なくとも1種の可塑剤、少なくとも1種の湿潤剤、および/または少なくとも1種の増輝剤(optical brightener)を場合によっては組み入れることができる。典型的には、エチルセルロースと炭酸カルシウムとを含む層の成分は、少なくとも1種の非水性溶媒(例えば、酢酸イソプロピル)の主要量を含むコーティング配合物として包装材に適用される。
(好ましい実施態様の詳細な説明)
本発明によれば、コーティングの少なくとも1層、最も好ましくは、コーティング配合物の数層は、好ましくはプリント法を用いて包装材に適用される。最も好ましくは、コーティング配合物は、凹版印刷法を用いて適用される。このように、輪転式グラビア印刷法などのグラビアコーティング法が特に好ましい。包装材に対するコーティング配合物に関する他の方法としては、ナイフ塗布法、エアナイフコーティング法、ロールコーティング法およびシャフトコーティング法が挙げられる。あるいは、および/またはさらに、コーティング配合物層は、吹付け、インクジェットコーティング、または他の同様なコーティング法により適用されることができる。プリント包装材は、形成された包装材に少なくとも1種の追加材料の適用により提供されるようなパターンが提供される。前記パターンは、いわゆるオフライン様式(すなわち、その包装材の製造に関連するオフライン)において包装材に適用する。
グラビア印刷法は、シリンダ表面下に微小の溝またはセルを有するために、機械的に刻まれるか、またはレーザによるか、または化学的にエッチングされる金属シリンダの連続表面のプリントを含む。典型的なプリントシリンダ表面は、滑らかに磨いた銅表面をエッチングし、そのエッチング面をクロムメッキすることにより提供される。液体(または液体分散液)配合物が保持されたこれらの埋め込みセルまたは溝は、層または「バンプ」を形成して紙製包装材の連続巻取りなどの基体の所望の位置に沈着させる。輪転式グラビア印刷プレスは、Bobst Champlain社から;Cerutti S.p.A.から;Rotomek,S.p.A.から;Intra−Roto社から;Wirdmoller & HolscherからMerkur Heliostarとして、Albert−Frankenhal AGからKBA TR 7Bとして、商品として入手できる。グラビア印刷法は、International Paper社(1970)により出版された「Pocket Pal」;Scarlettら著「What the Printer Should Know About Ink」(1984);および「Gravure,Process and Technology」、Grav.Educ.Fdn.and Grav.Assoc.Amer.(1991)に記載されている。このように、グラビア印刷装置のおよび操作は、印刷当業者に容易に明らかとなろう。例えば、Petersonらに対する米国特許出願第2002/0139381号を参照されたい。シガレット用タバコロッドの製造に好適な紙製包装材にコーティングおよびインク類を適用する装置および方法は、Milfordらに対する米国特許第5,060,675号;Petersonらに対する米国特許第5,878,753号;Petersonらに対する米国特許第5,878,754号;およびPCT WO02/37991に記載されている。また、Rosnerに対する米国特許第4,474,110号を参照されたい。
図1を参照すると、包装材上に予め決定されたパターンとして所望の成分をプリントするのに有用なタイプのグラビア印刷プレス10を示している。操作の際、包装材14は、大きなペイアウトロール17から巻き戻される。前記ペイアウトロール17は、時計回り方向に回転していることを示しており、包装材14の連続巻取りを生じさせて矢印20により示された方向に進む。ペイアウトロールのサイズは変えることができるが、代表的なペイアウトロールは、約31インチ幅および約16,000メートルの長さの連続シートを提供する。包装材の連続巻取りは、一連の4台のプリントステーション25、27、29および31、および4台の乾燥ステーション33、35、37、39として示される、複数のプリントステーションおよび乾燥ステーションを通って連続的に通過させる。次に生じたプリント済および乾燥済巻取り紙が、巻取りロール44上に巻き取られる(すなわち、包装材は、ロール上またはロールとして巻き取ることができるような様式で適合させる。)。
次いで、巻取りロールが巻き戻され、所望のサイズの複数の巻取り紙を提供するためにスリットされ、これらの巻取り紙は、シガレット用タバコロッドを製造するためのシガレット製造機に使用のためのボビンに再度巻き取られる(示していない)。本発明の乾燥包装材は、約300mg/リーム(1リームは3,000平方フィート)未満である残留液担体または溶媒量を有することが好ましい。
第1のプリントステーション25は、第1液体(または液体分散液)コーティング混合物またはプリント配合物51を通って時計回りに回転する第1のエッチングされたプリントシリンダ48を含む。プリント配合物またはインク51は、第1トラフまたはパン54内に配置され、そのトラフ内のインクのいくらかを、そのシリンダ48のプリント面の表面(示していない)上に採取する。代表的なプリントシリンダは、約54インチ(137.16cm)長さおよび約11.28インチ(28.65cm)直径のシリンダ面を有する金属シリンダであり、このようなシリンダは、所望の様式で巻取り紙をプリントするのに十分にエッチングされた領域を有することができる(例えば、シリンダ面上の31インチ(78.74cm)のエッチングされた領域)。インク51を含有するシリンダ48およびトラフ54は、場合によっては加熱装置を装備できる(示していない)。インクの高温加熱は、さもなければ周囲条件のものに近い温度で比較的高粘度を示す可能性のある、ある一定のプリント配合物にとって望ましい。
第1ドクターナイフ56(例えば、シリンダ面のプリント表面に沿って延長するスチールナイフ)は、トラフ54から下流に配置され、プリント用に所望のインクをそのシリンダのエッチングされた溝内に保持させながら、このシリンダから黒字インクを拭い取るような様式で、第1プリントシリンダ48のエッチング面に対して配置される。包装材14の連続巻取りは、張力補正ロールシステム60、および第1プリントシリンダ48と第1通しシリンダ68との間を通過する。包装材が、前記プリントシリンダ48と前記通しシリンダ68との間の領域を通過する際、これら2つのシリンダ間に備えられた圧縮力が、インクをプリントシリンダから移動させて、包装材にプレスする(それ故、適用される)。前記プリントシリンダの表面にエッチングされたパターンに依って、このパターンは、包装材の主要面(示していない)にプリントされる。その基体の特定の領域における基体に沈着されたインク量は、各エッチングセル、各セルの面積、およびセル間の間隔などの因子に依存する。近接した間隔にある多数の比較的大きな容量のエッチングセルは、比較的多量のインクを基体上に沈着させる。例えば、代表的なコーティングは、第1層が、1平方インチ(6.452cm 当たり約101ドットでコーティングされ、引き続いて第2層、第3層および第4層のそれぞれが、1平方インチ(6.452cm 当たり約81ドットでコーティングされるようなラインスクリーンである層を有することができ、あるいは、代表的なコーティングは、全ての層が、1平方インチ(6.452cm 当たり約81ドットでコーティングされるようなラインスクリーンである層を有することができる。インクは、個別の層またはバンプの形態で包装材の主要面にプリントされる。
コーティング配合物が包装材に印刷された後、インクの担体液体または液体溶媒は、包装材から除かれる。典型的には、この液体は、通常、包装材を加熱することにより供される蒸発法により除かれる。このように、プリントされた包装材は、包装材のプリント領域から液体溶媒または担体を除くために(例えば、蒸発により)、第1ドライヤ33を通過させる。代表的なドライヤは、約40フィート(12.19m)の縦軸方向に延長した加熱空間を有するガスだき高速度強制通風オーブンである。典型的には、前記ドライヤは、所望の温度(例えば、約140°F(60℃))に設定され、プリントされた包装材の所与の部分は、約1秒から約5秒間、標準的には、約2秒から約3秒間ドライヤ内に存在する。それぞれ各ドライヤは、揮発性および特定の液体溶媒量または担体量などの因子に依存して、種々の温度に設定できる。典型的には、包装材を加熱し、性能特性、その包装材から製造された喫煙品により生じた煙の化学的性質または官能特性に有意な程度に悪影響を及ぼさないように、溶媒の残量が十分低い量で存在するように、コーティング配合物の残留溶媒を除去するために十分に処理する。
次いで包装材14の連続巻取りは、第2プリントステーション27を通過させる。第2プリントステーション27は、第2液体(または液体分散液)コーティング混合物またはプリント配合物77を通って時計回りに回転する。そのプリント配合物またはインク77は、第2トラフまたはパン79内に配置され、そのトラフ内のインクのいくらかを、そのシリンダ75のプリント面の表面(示していない)上に採取する。場合によっては、シリンダ75およびトラフ79を加熱することによってインクを高温に供することができる。
第2ドクターナイフ83は、トラフ79から下流に配置され、プリント用に所望のインクをそのシリンダのエッチングされた溝内に保持させながら、そのシリンダから黒字インクを拭い取るような様式で、第2プリントシリンダ75のエッチングされた面に対して配置される。包装材14の連続巻取りは、張力補正ロールシステム85、および第2プリントシリンダ75と第2通しシリンダ90との間を通過する。この包装材が、前記プリントシリンダと前記通しシリンダ90との間の領域を通過する際、インクをプリントシリンダから移動させて、包装材14に印刷する。前記プリントシリンダの表面にエッチングされたパターンに依って、第2のパターンは、包装材の主要面(示していない)にプリントされる。インクは、個別の層またはバンプの形態で包装材の主要面にプリントされる。次に、プリントされた包装材は、包装材のプリント領域から液体溶媒または担体を除くために(例えば、蒸発により)、第2ドライヤ35を通過させる。第2のプリントステーションのインクは、予めプリントされた層の上部、すなわち、「トラッププリント」として知られている種々のプリント技術を用いて直接プリントされることが好ましい。
次に、包装材14の連続巻取りは、第3および第4プリントステーション29、31、および第3および第4乾燥ステーション37、39を、それぞれ連続的に通過する。種々の構成材料およびこれら第3および第4のプリントステーションならびに乾燥ステーションの操作様式は、以前に記載された第1の2台のプリントステーションならびに乾燥ステーションのものと本質的に同一である。図1に示されたタイプのプリントプレス10(すなわち、4台のプリントステーションを有するプレス)の他に、他のプリントステーション台数(すなわち、2、3、4、5、6、7、8、9または10台のプリントステーション)を有する同様のタイプのプリントプレスが使用できる。
所望ならば、プリントプレス10のある一定のプリントステーションを変更できる。例えば、ある一定のプリントステーションは、包装材上の両側(すなわち、両主要面に)にプリントできるように、好適に構成できる。さらに、プリントステーションは、ある一定のフィルム形成物質を固体(すなわち、溶媒のない)形態でプリントさせるために、加熱装置により好適に構成できる。
種々のプリント層は、予め決められたパターンのコーティングを、包装材の主要面に提供できるように整列させるか、または位置合わせする。種々のコーティング層を確認し、コントロールし、それによって、これらの層の整列または位置合わせを提供するために、自動検出装置92、94、96および98を使用することが最も望ましい。それぞれ各検出器システムは、プリントシリンダ/通しシリンダの組合せの下流に配置され、プリントされたばかりのバンプを検出し、予めプリントされた層の上部に引き続くコーティング層のプリントの位置合わせをコントロールするアウトプットを提供する。このような自動検出装置は、比較的高速度(例えば、約500フィート(152.4m)/分超)で動いている材料への複数プリント配合物の適用を位置合わせするのに特に有用である。好適な自動検出装置は、可視範囲、紫外範囲または近赤外範囲において操作されるこれらの光学検知装置である。このように、適切なセンサは、引き続きプリントシリンダが、種々の層を所望のプリントパターンに適用する位置を自動的にコントロールする機能を実施できるコンピュータおよび/またはコントローラに接続される(すなわち、種々のプリント層の位置合わせがコントロールされる。)。
無色透明なものなどのある一定のコーティング配合物は、視覚整列法を用いる場合特に、整列させることは困難となり得る。包装材上のプリント層の位置付けを援助する目的で、可視センサおよび紫外センサなどの検出装置を使用するために、コーティング配合物に有効量の好適な増輝剤を組み入れることは望ましいことが多い。代表的な位置合わせシステムとしては、PressTech Controls社のAutotron 2600D、CClのView Point Vision System、Eltromat Electronics社から入手できるPC3100シリーズシステム、Dr.Grobel UV−Elektronic GmbHから入手できる紫外検出システムのものが挙げられる。このようなタイプのシステムは、品質コントロール目的ならびに所望のパターンのプリントされた多層の適切な所望の整列を確保するために使用できる。
典型的には、包装材の先端側のいずれかにある「デッドスペース」における位置合わせマークを、好適な検出装置を用いて確認し、プリントされた層の位置に関して回収されたデータは、その後の層が、その後のプリントシリンダを用いてプリントされる位置を整列させ、位置合わせするために用いられる。また、予め決められた位置で包装材の反対側にデッドスペース領域上に独自のプリント形状を提供するために、マークを付けた基準点を有する各シリンダプリント面を提供することが望ましい。このように、機械操作者は、これらのプリントされたマークを手動で確認でき(例えば、好適なストローブ光の使用により)、これらのマークの位置を比較でき、引き続くプリントシリンダが、適切な位置において引き続くプリント配合物を適切に適用しているかどうかを決定できる。種々の層が、所望の位置に適用されていない場合、種々のプリント層の正しい整列を確保するために、引き続くプリントシリンダの操作の調整をすることができる。
所望ならば、包装材が巻取りロールに巻き取られる時点前に、その多孔度および基準重量を決定するために、包装材を評価できる。多孔度およびプリント包装材のコーティング重量を決定するためにデザインされた典型的な装置は、グラビアプリント装置の使用中、一般に比較的高速で移動する包装材の正確かつ信頼性のある測定を提供しないことが多い。プリントされたサンプルはロールから得ることができ、適切な多孔度およびコーティング重量に関して評価できるが、「オンライン」様式にてプリント包装材のこれらの性質を測定すること、特にプリント配合物の一貫して有効な適用を確保するのを助けることが望ましい。多孔度およびコーティング重量の自動オンライン測定を促進するために(例えば、それぞれBorgwaldtおよびExtrolなどの供給源から入手できる装置を用いて)、懸垂システム(典型的なグラビアプレスで見られたものと同様)が、プリントプレス、特に最終プリントシリンダ後であり、巻取りロール前のプリントプレスのその領域に組み入れられる。この懸垂システムの領域に、適用重量センサおよび多孔度検出システムが配置される。懸垂システムの領域における包装材の移動速度の減速は、適切な測定装置が読み取りを正確に記録する機会を提供する。このように、工程条件に対する適切な調整を、明細書以外の包装材が見られる場合に成すことができる。
懸垂システムの操作およびプリント包装材の性質を測定し、コントロールするためのその使用は、以下のとおり記載できる。最終プリントステーション後、アウトフィードニップは、操作中の巻取りの張力をコントロールするために使用される。このアウトフィードニップ領域後、懸垂部は、所望の時間増加中に巻取り紙を蓄積するために使用される。懸垂部後の第2の別のアウトフィードニップは、巻取りロール上への巻取り前に巻取り紙の張力をコントロールする。典型的に、測定がプリント巻取り紙上でされる場合、仕上げロールの巻取り速度が低下するが、プリント装置は、安定した製造速度を維持し続ける。懸垂を越えた巻取り紙部分が、正確なオンライン測定のために適切な速度へと減速するので、仕上げロールに巻き取られない余分のプリント巻取り紙は、懸垂部分に蓄積する。適切な測定が記録されると、仕上げロールは、適切なライン速度に速度を回復させられ、懸垂部から余分な巻取り紙が除かれる。このような工程段階は、所望の工程コントロールに必要な構成要素により規定された所望の時間増加において生じる。
プリントが完了した後、次にプリント包装材14を、巻取りロール44から取ることができ、所望の寸法に細切りできる。細切り包装材は、通常は従来ガレット製造装置に使用するためボビンの形態で提供される。代表的な細切り包装材は、約27mm幅であり、このため外周約24.5mmおよび重なり縫い目または接着層用の重なり帯のための約2.5mmを有するタバコロッドを提供するために使用できる。タバコロッドの所望の外周および接着層の所望の重なりなどの因子に依って、包装材を他の寸法に細切りできる。
図2を参照すると、各末端で切り離されて示されているプリント包装材180の細切り巻取り紙の一部分を示している。プリント包装材180は、基体シート184を有しており、包装材の上部主要面上にプリントされていることが示された2つのバンド188、190があり、包装材の縦軸を横断して延長するように配置されている。プリント包装材180は、Lにわたり約27mmの長さを有している。バンド188、190のそれぞれは、幅wを有していることが示されており、バンドは、距離dだけ離れて間隔があけられている。バンド188、190のそれぞれは、連続バンド(すなわち、これらのバンドは、プリントされる包装材の領域を全部覆っており、バンド領域内にプリントされていないままの包装材部分ものはない。)であることが、最も極めて好ましい。しかしながら、ある好ましい連続バンドは、2層以上を含むことができ、これらの層のうち少なくとも1層は、不連続パターンの形態を有することができる。
図3を参照すると、シガレットの形態における喫煙品194の構成要素を示している。シガレット194は一般に、本発明の外接包装材180に含まれている喫煙可能な充填剤198の装入物またはロールの円筒ロッド196を含む。ロッド196は、従来どおり「タバコロッド」と称される。タバコロッドの末端は、喫煙可能な充填剤を曝露させるために開いている。タバコロッド196の一端に点火端199があり、他端は、フィルタ要素200を示している。シガレット194は、プリント包装材180上に1本のプリントバンド188を有することが示されており、そのバンドは、シガレットの縦軸に横断する方向でシガレットロッドに外接している。すなわち、このバンドは、シガレットの縦軸に関して横断方向領域を提供する。このバンドは、包装材の内面(すなわち、喫煙可能な充填剤に面して)または包装材の外面上にプリントできる。図3に示されたシガレットは、1本のバンドをもつ包装材を有するが、シガレットはまた、2本、3本またはそれ以上の数の間隔をあけたバンドをもつ包装材を有することができる。複数のバンドをもつ包装材を有するシガレットでは、このバンドは、組成物、重量、寸法などの点で同一、または実質的に同一であり得る。さらにシガレットの点火端199に最も近接した配置のプリントバンドの先端は、シガレットの点火最先端から少なくとも約5mm、しばしば少なくとも約10mmに配置されていることが望ましい。
シガレット194は、フィルタ要素およびタバコロッドが末端対末端の関係で、好ましくは互いに接して軸上に整列するように、タバコロッド196の隣接した一端に配置されたフィルタ要素200または他の好適なマウスピースを通常含んでいる。フィルタ要素200は、一般に円筒形を有し、その直径は、タバコロッドの直径に本質的に等しい。フィルタ要素の末端は、そこを通して空気と煙を通過させるために開いている。フィルタ要素200は、縦軸に延長するその表面に沿って外接プラグ包装材206と重なっているフィルタ材料202(例えば、可塑化セルロースアセテートトウ)を含む。フィルタ要素200は、2つ以上のフィルタセグメント、および/またはそれに組み入れられた風味添加物を有することができる。
フィルタ要素200は、フィルタ要素の全長およびタバコロッドの隣接領域の双方に外接するチッピング材料208によりタバコロッド196に接着している。チッピング材料208の内面は、好適な接着剤を用いて、プラグラップ206の外面およびタバコロッドの包装材180の外面にしっかりと固定されている。通気または空気希釈された喫煙品は、それぞれがチッピング材料およびプラグラップを通して延長する一連の穿孔210のような空気希釈手段を提供する。
タバコロッド196、フィルタ要素200およびそれらの組合せから生じるシガレット194は、これらの従来の技術および装置に対していずれの場合も大きな修飾なしで、従来のシガレットおよびシガレット成分製造技術および装置を用いて製造できる。本発明のシガレットの市販用製造に好適な様式および方法は、シガレット製造の当業者に容易に明らかであろう。
本発明のある一定の適切に処理された包装材を用いて製造されたタバコロッドを有する本発明のシガレットは、10層のWhatman第2号フィルタペーパーを用いて、「National Institute of Standards and Technology(NIST)」、Publication851ページ(1993)によるCigarette Extinction Test Methodに記載された方法論を用いて試験した場合、試験シガレットの約50%超、好ましくは約75%超、最も好ましくは約100%の消火を必要としている評価基準に合致する。本発明のある一定の適切に処理された包装材を用いて製造されたタバコロッドを有する本発明のある一定のシガレットは、10層のWhatman第2号フィルタペーパーを用いて、ASTM指示:E 2187−02bに記載された方法論を用いて試験した場合、試験シガレットの約50%超、好ましくは約75%超、最も好ましくは約100%の消火を必要としている評価基準に合致する。バンドが、これらのシガレット消火評価基準に合致する能力を有するシガレットを提供できるように、各シガレットは、そのタバコロッドの領域に配置された少なくとも1本のバンドを有することが好ましい。間隔をあけて離れた関係で包装材の縦軸に横断して整列されているバンドを有する包装材を組み入れている特定の長さのタバコロッドに関して、バンド幅とおよびバンド間距離の合計に対するタバコロッドの長さの比は、1から2、好ましくは約1.1から約1.4、最も好ましくは1.2である。
約63mmのタバコロッド長および約21mmのフィルタ要素長を有する代表的な完全風味シガレットに関して、約6mm幅の横断方向バンドは、これらのシガレットを製造するのに用いられる包装材に約20mmの間隔をあけることができる。あるいは、これらのタイプのシガレットに関して、約6mm幅のバンドは、約39mmの間隔をあけることができる。約70mmのタバコロッド長および約30mmのフィルタ要素長を有する代表的な完全風味シガレットに関して、約6mm幅の横断方向バンドは、これらのシガレットを製造するのに用いられる包装材に約44mmの間隔をあけることができる。約57mmのタバコロッド長および約27mmのフィルタ要素長を有する代表的な極低濃度タールシガレットに関して、約7mm幅の横断方向バンドは、約20mmの間隔をあけることができる。あるいは、これらのタイプのシガレットに関して、約6mm幅のバンドは、これらのシガレットを製造するのに用いられる包装材に約33mm間隔、または約39mmの間隔をあけることができる。約68mmのタバコロッド長および約31mmのフィルタ要素長を有的な極低濃度タールシガレットに関して、約6mm幅の横断方向バンドは、これらのシガレットを製造するのに用いられる包装材に約44mmの間隔をあけることができる。完全風味シガレットは、約14mg以上のFTC「タール」を生じるものとして分類される。極低濃度タールシガレットは、約7mg未満のFTC「タール」を生じるものとして分類される。適量の適切な成分を含むバンドを有する適切な包装材を持つタバコロッドを有するこれらのシガレットは、前述のシガレット消火評価基準に合致する能力がある。
本発明のシガレットは、種々の構成要素から製造でき、広範囲の型式および形状を有することができる。これらシガレットのタバコロッド包装材に適用させた横断方向バンドを有する本発明の典型的なシガレットは、これらのシガレットの非バンド領域において1分当たり約50mgから約60mgの静的燃焼速度(すなわち、非パフ形成条件下におけるこれらのシガレットの燃焼速度)を有する。これらシガレットのタバコロッド包装材に適用させた横断方向バンドを有する本発明の典型的なシガレットは、これらのシガレットの非バンド領域において1分当たり約50mg未満、好ましくは約40mgから約45mgのタバコロッド重量の静的燃焼速度(すなわち、非パフ形成条件下におけるこれらのシガレットの燃焼速度)を有する。
本発明のシガレット製造に用いられるタバコ材料は様々であり得る。種々のタイプのタバコ、栽培実施、収穫実施および熟成実施の記載は、Tobacco Production、Chemistry and Technology、Davisら(編集)(1999)に記載されている。タバコは、通常カット充填剤形態(例えば、約1/10インチ(0.254cm)から約1/60インチ(0.0423cm)、好ましくは約1/20インチ(0.127cm)から約1/35インチ(0.0725cm)の幅に、および約1/4(0.635cm)から約3インチ(7.62cm)の長さにカットされたタバコ充填剤の断片または束)で用いられる。通常1本のシガレット内に用いられるタバコ充填剤の量は、約0.6gから約1gの範囲である。前記タバコ充填剤は、通常約100mg/cmから約300mg/cm、しばしば約150mg/cmから約275mg/cmの充填密度でタバコロッドを詰め込んで使用される。タバコは、加工されたタバコ幹(例えば、カットロール幹またはカットパフ幹)、容量膨張タバコ(例えば、プロパン膨張タバコおよびドライアイス膨張タバコ(DIET)などのET)などのパフタバコ)、または再構成タバコ(例えば、紙製タイプまたはキャストシートタイプ加工を用いて製造された再構成タバコ)などの加工形態を有することができる。
典型的には、シガレット製造用タバコ材料は、いわゆる「ブレンド」形態にて使用される。例えば、通常「アメリカンブレンド」と称される、ある一定の普及されているタバコブレンドは、黄色タバコ、バーリータバコおよびオリエンタルタバコ、多くの場合、再構成タバコおよび加工タバコ幹などのある一定の加工タバコを含む。特定のシガレットブランドの製造に使用されるタバコブレンド内の各種タバコの正確量は、ブランドごとに変わる。例えば、「Tobacco Encyclopedia」、Voges(編集)44〜45ページ(1984)、Browne著「The Design of Cigarettes」、第3版、43ページ(1990)および「Tobacco Production、Chemistry and Technology」、Davisら(編集)346ページ(1999)を参照されたい。他の代表的タバコブレンドはまた、Perfettiらに対する米国特許第4,924,888号;Brownらに対する米国特許第5,056,537号;Gentryに対する米国特許第5,220,930号;およびBombickら、Fund.Appl.Toxicol.、39、11〜17ページ(1997)に記載されている。さらに他の代表的タバコブレンドはまた、PCT WO02/37990;Lawsonらに対する米国特許第4,836,224号;Blinkleyらに対する米国特許第5,159,942号;Blakleyらに対する米国特許第5,360,023号;Youngらに対する米国特許第5,714,844号;米国特許出願第2002/0000235号;米国特許出願第2003/0075193号;米国特許出願第2003/0131859号;2002年10月31日出願の米国特許出願公開第10/285,395号;2003年6月17日出願の米国特許出願公開第10/463,211号に記載されている。
所望ならば、前述のタバコ材料に加えて、本発明のタバコブレンドは、さらに他の成分を含むことができる。他の成分としては、ケーシング材料(例えば、糖類、カカオおよび甘草)およびトップドレッシング材料(例えば、メントールなどの風味材料)が挙げられる。特定のケーシング成分およびトップドレッシング成分の選択は、望ましい官能特性などの因子に依存し、これらの成分の選択は、シガレットデザインおよび製造の当業者にとって容易に明らかとなるであろう。Gutcho著「Tobacco Flavoring Substances and Methods」、Noyes Data社(1972)およびLeffingwellら著「Tobacco Flavoring for Smoking Products」(1972)を参照されたい。
喫煙品はまた、タバコロッドの製造時に包装材に適用させたわき縫い接着剤内に少なくとも1種の風味成分を組み入れることができる。すなわち、例えば、種々の香味剤を、R.J.Reynolds Tobacco社から入手できるわき縫い接着剤CS−2201Aに取り込むことができ、包装材の縫い目線に塗付できる。これらの香味剤は、エチルセルロース、ニトロセルロースまたはそれらに適用された澱粉を組み入れたプリント配合物を有するこれら包装材など、本発明の包装材の使用の結果、喫煙品により発生した煙に供される異味または悪臭を遮蔽するか、または改善するために使用される。代表的な香味剤としては、メチルシクロペンテノロン、バニリン、エチルバニリン、イヌリン、4−パラヒドロキシフェニル−2−ブタノン、γ−ウンデカラクトン、2−メトキシ−4−ビニルフェノール、2−メトキシ−4−メチルフェノール、5−エチル−3−ヒドロキシ−4−メチル−2(5H)−フラノン、サリチル酸メチル、クラリセージ油およびビャクダン油が挙げられる。典型的には、このようなタイプの香味剤成分は、接着剤および香味剤成分の全重量を基準にして約0.2パーセントから約6.0パーセントの量で使用される。
本発明の包装材はまた、いわゆる「ダブルラップ」タバコロッドなどの外接包装材の1層以上を有するタバコロッドの製造に使用できる。すなわち、本発明の包装材は、このようなダブルラップタバコロッドの内部ラップまたは外部ラップとして使用できる。代表的なシガレット、代表的な成分、パラメータおよびそれらの明細書は、Gentryに対する米国特許第5,220,930号;PCT WO02/37990および米国特許出願第2002/0166563号に記載されている。代表的なフィルタ要素成分およびデザインは、Browne著「The Design of Cigarettes」、第3版(1990);「Tobacco Production、Chemistry and Technology」、Davisら(編集)(1999);Bergerに対する米国特許第4,508,525号;Pryorらに対する米国特許第4,807,809号;Lawrenceらに対する米国特許第4,920,990号;Thesingらに対する米国特許第5,012,829号;Rakerに対する米国特許第5,025,814号;Jones,Jr.らに対する米国特許第5,074,320号;Jakobらに対する米国特許第5,101,839号;Saintsingらに対する米国特許第5,105,834号;Whiteらに対する米国特許第5,105,838号;Arzonicoらに対する米国特許第5,271,419号;Blakleyらに対する米国特許第5,360,023号;Kollerらに対する米国特許第5,595,218号;Banerjeeらに対する米国特許第5,718,250号;Veluzに対する米国特許第6,537,186号;米国特許出願第2002/0014453号;米国特許出願第2002/0020420号;米国特許出願第2003/0168070号;2003年6月23日出願の米国特許出願公開第10/600,712号;PCT WO03/059096;および欧州特許第920816号に記載されている。代表的なフィルタ材料は、トウ材料(例えば、セルロースアセテートまたはポリプロピレントウ)または集結巻取り材料(例えば、紙の集結巻取り、セルロースアセテート、ポリプロピレンまたはポリエステル)から製造できる。
本発明の包装材は、点火性向の減少を示すようにデザインされたシガレット製造に有用である。すなわち、本発明のある一定の包装材を組み入れるシガレットは、可燃性基体に置かれた場合、その基体が燃焼する前に自己消火する傾向がある。前述のシガレット消火評価基準に合致する能力を有するように、適量の適切な成分を含むバンドを有する適切な包装材を用いて製造されたタバコロッドを有するこれらのシガレットが特に興味深い。
本発明のパターン形成包装材を提供するために、さらに加工される包装材は、広範囲の組成物および性質を有することができる。特定の包装材の選択は、シガレットデザインおよび製造の当業者にとって容易に明らかとなるであろう。典型的な紙製包装材は、いわゆる「基体シート」を形成するために、繊維材料から、場合によっては充填剤材料から製造される。本発明の包装材は、これらの包装材を製造するために用いられる製造技術または加工装置に対する大きな変更なしで製造できる。
シガレット用タバコロッドの外接包装材料としての使用に好適な典型的な包装材基体シートは、変えることのできる基準重量を有している。基体シートの典型的な乾燥基準重量は、少なくとも約15g/mであり、少なくとも約20g/mであることが多いが、典型的な乾燥基準重量は、約80g/mを超えず、多くの場合、約60g/mを超えない。多くの好ましい包装材基体シートは、50g/m未満、さらに40g/m未満の基準重量を有する。ある一定の好ましい包装材基体シートは、約20g/m未満から約30g/m未満の間の基準重量を有する。
シガレット用タバコロッドの外接包装材料としての使用に好適な典型的な包装材基体シートは、変えることのできる固有の多孔度を有している。典型的な基体シートは、少なくとも約5CORESTA単位であり、通常は少なくとも約10CORESTA単位であり、しばしば少なくとも約15CORESTA単位であり、少なくとも約20CORESTA単位であることが多い固有の多孔度を有している。典型的な基体シートは、少なくとも約200CORESTA単位未満であり、通常は少なくとも約150CORESTA単位未満であり、しばしば少なくとも約85CORESTA単位未満であり、少なくとも約70CORESTA単位未満であることが多い固有の多孔度を有している。1CORESTA単位は、1センチバールの定圧で1cm2面積の包装材を通過する線型空気速度の測定値である。CORESTA刊行物のISO/TC0126/SC IN159E(1986)を参照されたい。用語の「固有の多孔度」とは、空気流に対するその包装材自体の多孔度を称す。特に好ましい紙製包装材基体シートとしては、木材パルプおよび炭酸カルシウムが挙げられ、約20から約50CORESTA単位の固有の多孔度を示す。
シガレット用タバコロッドの外接包装材料としての使用に好適な典型的な包装材基体シートは、少なくとも1種の繊維材料を組み入れ、変えることのできる量で少なくとも1種の充填剤を組み入れることができる。典型的な基体シートとしては、その基体シートの乾燥重量を基準にして、約55重量パーセントから約100重量パーセント、しばしば約65重量パーセントから約95重量パーセント、多くは約70重量パーセントから約90重量パーセントの繊維材料(最も好ましくは、セルロース性材料である)、および約0重量パーセントから約45重量パーセント、しばしば約5重量パーセントから約35重量パーセント、多くは約10重量パーセントから約30重量パーセントの充填剤(最も好ましくは、無機材料である)が挙げられる。
前記包装材は、繊維材料が組み入れられている。繊維材料は様々であり得る。最も好ましくは、繊維材料はセルロース性材料であり、前記セルロース性材料は、リグノセルロース性材料であり得る。代表的セルロース性材料としては、亜麻繊維、広葉樹パルプ、針葉樹パルプ、麻繊維、エスパルト繊維、ケナフ繊維、ジュート繊維およびサイザル麻繊維が挙げられる。2種以上のセルロース材料の混合物を使用できる。例えば、包装材は、亜麻繊維および木材パルプの混合物を組み入れることができる。前記繊維は、漂白されていても、または無漂白であってもよい。包装材内に組み入れることができる他の繊維材料としては、ミクロ繊維材料および繊維合成セルロース性材料が挙げられる。例えば、Durocherに対する米国特許第4,779,631号およびIshinoに対する米国特許第5,849,153号を参照されたい。代表的な繊維材料およびそれから包装材を作製する方法は、Schurらに対する米国特許第2,754,207号;Allenらに対する米国特許第5,474,095号;およびPCT WO01/48318に記載されている。
前記包装材は、通常繊維材料が組み入れられている。好ましくは、充填剤は、本質的に水不溶性粒子の形態を有する。さらに、充填剤は、通常無機成分を組み入れている。カルシウム塩類を組み入れる充填剤が特に好ましい。1つの代表的充填剤は、炭酸カルシウムの形態を有し、炭酸カルシウムは、微粒子形態で使用されるのが最も好ましい。例えば、Hamplに対する米国特許第4,805,644号;Sandersに対する米国特許第5,161,551号;Baldwinらに対する米国特許第5,263,500号;およびPCT WO01/48,316を参照されたい。他の充填剤としては、2次炭酸カルシウム粒子、酒石酸カルシウム粒子、酸化マグネシウム粒子、水酸化マグネシウムゲル;炭酸マグネシウムタイプ材料、粘土、珪藻土材料、二酸化チタン粒子、γアルミナ材料および硫酸カルシウム粒子が挙げられる。例えば、Allegriniに対する米国特許第3,049,449号;Martinに対する米国特許第4,108,151号;Clineに対する米国特許第4,231,377号;Owensに対する米国特許第4,450,847号;Durocherに対する米国特許第4,779,631号;Kaufmanに対する米国特許第4,915,118号;Bokelmanに対する米国特許第5,092,306号;Haydenに対する米国特許第5,109,876号;Paineに対する米国特許第5,699,811号;Bensalemに対する米国特許第5,927,288号;Bensalemに対する米国特許第5,979,461号;Yamazakiに対する米国特許第6,138,684号;欧州特許出願公開第357,359号を参照されたい。包装材に組み入れることができるある一定の充填剤タイプの材料は、繊維形態を有することができる。例えば、充填剤の成分としては、ガラス繊維、セラミック繊維、炭素繊維および硫酸カルシウム繊維などの材料を挙げることができる。例えば、Lammに対する米国特許第2,998,012号;Clineに対する米国特許第4,433,679号;Haydenらに対する米国特許第5,103,844号;PCT WO01/41590;および欧州特許出願公開第1,084,629号を参照されたい。充填剤組成物は、炭酸カルシウム粒子と沈殿水酸化マグネシウムゲルとの混合物、炭酸カルシウム粒子と硫酸カルシウム繊維との混合物、または炭酸カルシウム粒子と炭酸マグネシウム粒子との混合物を組み入れることができる。
種々の添加成分を加えることができるか、あるいは基体シートに組み入れることができる種々の方法がある。ある一定の添加物を、その包装材の製造に伴う紙製造工程の一部として包装材に組み入れることができる。あるいは、添加物を、サイズプレス技法、スプレー技法、プリント技法などを用いて包装材に組み入れることができる。「オフライン」技法として知られているこのような技法は、これらの包装材が製造された後、添加物を包装材に適用するために使用される。種々の添加物を包装材に、同時にまたは紙製造工程中の異なる段階でまたは紙製造工程後に添加、もしくは組み入れることができる。
基体シートはさらに処理でき、これらの基体シートは、それらの総合的物理特性に変化を与えるために、および/またはそれらの総合的化学組成物に変化を導入するために処理できる。例えば、前記基体を静電気的に穿孔できる。例えば、Perfettiらに対する米国特許第4,924,888号を参照されたい。前記基体はまた、例えば、その主要面にきめを提供するために浮き彫りにすることができる。添加物を、種々の理由で包装材に組み入れることができる。代表的添加物、およびこれらの添加物を包装材に組み入れる方法は、参照により本明細書に組み込まれるGentryに対する米国特許第5,220,930号に記載されている。また、Baldwinらに対する米国特許第5,168,884号を参照されたい。アルカリ金属塩などのある成分は、燃焼コントロール添加物として働くことができる。代表的な塩類としては、アルカリ金属コハク酸塩、クエン酸塩、酢酸塩、リンゴ酸塩、炭酸塩、塩化物、酒石酸塩、プロピオン酸塩、硝酸塩およびグリコール酸塩が挙げられ、コハク酸ナトリウム、コハク酸カリウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、リンゴ酸ナトリウム、リンゴ酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、酒石酸ナトリウム、酒石酸カリウム、プロピオン酸ナトリウム、プロピオン酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、グリコール酸ナトリウム、グリコール酸カリウムが挙げられ;リン酸モノアンモニウムなどの他の塩類が挙げられる。例えば、Matthewsに対する米国特許第2,580,568号;Matthewsに対する米国特許第4,461,311号;Matthewsに対する米国特許第4,622,983号;Perfettiらに対する米国特許第4,941、485号;Perfettiらに対する米国特許第4,998,541号;およびPCT WO01/08514を参照されたい。クエン酸金属などのある成分は、灰コンディショナーまたは灰封止剤として働くことができる。例えば、欧州特許出願公開第1,084,630号を参照されたい。他の代表的成分としては、リンゴ酸、レブリン酸、ホウ酸および乳酸などの有機酸および無機酸が挙げられる。例えば、Simonに対する米国特許第4,230,131号を参照されたい。他の代表的成分としては、触媒材料が挙げられる。例えば、Frankenburgに対する米国特許2,755,207号を参照されたい。化学添加物が適用される包装材の乾燥重量を基準にして、典型的には化学添加物量は、約3重量パーセントを超えず、しばしば約2重量パーセントを超えず、通常は約1重量パーセントを超えない。ある包装材に関して、クエン酸カリウムおよびリン酸モノアンモニウムなどの燃焼試剤など、ある添加塩類量は、これらの添加塩類が適用される包装材の乾燥重量を基準にして、約0.5重量パーセントから約0.8重量パーセントの範囲内にあることが好ましい。比較的高濃度の添加塩類は、これらの包装材から製造されたシガレットの消火を引き起こす際に極めて効果的であるプリント領域を有するプリントされたある種の包装材に使用できる。比較的高濃度の化学添加物を有する代表的な亜麻含有シガレット紙製包装材は、Schweitzer−Mauduit Internationalのグレード名512、525、527、540、605および664として入手できる。比較的高濃度の化学添加物を有する代表的な木材パルプ含有シガレット紙製包装材は、Schweitzer−Mauduit Internationalのグレード名406および419として入手できる。
香味剤および/または香味剤前駆物質および芳香剤前駆物質(例えば、バニリングルコシドおよび/またはエチルバニリングルコシド)はまた、紙製包装材に組み入れることができる。例えば、Herronに対する米国特許第4,804,002号;Dubeらに対する米国特許第4,941,486号を参照されたい。香味剤はまた、シガレット紙上にプリントできる。例えば、Gutcho著「Tobacco Flavoring Substances and Methods」、Noyes Data社(1972)およびLeffingwellら著「Tobacco Flavoring for Smoking Products」(1972)に記載されているシガレット製造に用いられた種々の香味剤を参照されたい。
フィルムを紙に適用できる。例えば、Adamsに対する米国特許第4,889,145号;Milfordらに対する米国特許第5,060,675号、PCT WO02/43513およびPCT WO02/055294を参照されたい。触媒材料を紙に組み入れることができる。例えば、PCT WO02/435134を参照されたい。
本発明の実施に使用できる典型的な紙製包装材は、全体的に変わらない組成物および物理的パラメータを有する包装材の製造に向けられた仕様書のもとで製造される。これら種々の包装材に関して、組成およびそのパラメータは、これら材料の各主要面の領域にわたって考慮された場合、不変であることが好ましい。しかしながら、典型的な包装材は、「両側」性を有する傾向があり、したがって、一主要面から他の主要面でこれらの材料の組成物およびある一定の物理パラメータにおける変化があり得る。
好ましさが低いけれども、前記包装材は、セルロース性材料の多層を含む基体巻取りを供するように改造された紙製造工程を用いて製造できる。Rogersらに対する米国特許第5,143,098号を参照されたい。
好ましさがはるかに低い紙製包装材では、各主要面の異なる領域上で異なる組成物および/または性質を有し得る。包装材は、充填剤の量または種類をコントロールすることによるなど、その材料組成物のコントロールにより提供される多孔度が増加したかまたは減少した領域を有することができる。包装材は、その材料を浮き彫りにするか、または穿孔することにより提供される空気透過性が増加したか、または減少した領域を有することができる。例えば、Mentzelに対する米国特許第4,945,932号を参照されたい。包装材は、ある一定の前述の塩類など、添加物で処理された領域(例えば、バンドなど、予め決められた領域)を有することができる。主要面の複数領域上に異なる組成物および/または性質を有する包装材では、包装材のパターン領域でのプリントバンドの整列および位置合わせによって、製造が複雑になる。
本発明を実施する際の使用に好適な紙製包装材は、商品として入手できる。代表的なシガレット用紙製包装材は、Ecusta社の商品番号419、454、456、460および473;Miquelの商品番号Velin413、Velin430、VE 825 C20、VE 825 C30、VE 825 C45、VE 826 C24、VE 826 C30および856 DL;TervakoskiのTercig LK18、Tercig LK24、Tercig LK38、Tercig LK46およびTercig LK60;WattensのVelin Beige 34;Velin Beige 46;Velin Beige 60、および商品番号454 DL、454 LV、553および556;およびTrierenberg Holdingの38 CORESTA単位Printed Diagonal Lines、46 CORESTA単位Printed Diagonal Lines、60 CORESTA単位Printed Diagonal Lines、38 CORESTA単位Longitudinal Verge Lines、46 CORESTA単位Longitudinal Verge Lines、60 CORESTA単位Longitudinal Verge Lines、46 CORESTA単位Beige Velinおよび60 CORESTA単位Beige Velin、として入手できた。代表的な亜麻含有シガレット用紙製包装材は、Schweitzer−Mauduit Internationalのグレード名105、114、116、119、170、178、514、523、536、520、550、557、584、595、603、609、615および668として入手できた。代表的な木材パルプ含有シガレット用紙製包装材は、Schweitzer−Mauduit Internationalのグレード名404、416、422、453、454、456、465、466および468として入手できる。
包装材に適用するコーティング層数は様々であり得る。1層のコーティング層は、紙の片側のいずれかまたは両側に適用することができる。1層以上のコーティング層は、紙の片側のいずれかまたは両側に適用することができる。ある一定のシガレット消火試験評価基準に合致するようにデザインされたシガレット製造に使用されるために意図された包装材では、プリント配合物をこれらの包装材に、好ましくは少なくとも2層、最も好ましくは少なくとも3層適用することが望ましい。
コーティング配合物の組成は様々であり得る。一般に、コーティングの組成は、コーティング配合物の成分によって決定される。好ましくは、コーティング配合物は、全組成を有し、コーティング配合物の個々の層が包装材に適用された時に、包装材の物理的保全性に悪影響を及ぼさないような様式および量で適用される。コーティング配合物の成分は、そのコーティング配合物で処理された包装材が組み入れられている喫煙品により発生した煙に対して望ましくない官能特性を導入しないことも望ましい。したがって、種々の成分の好適な組合せは、使用中の喫煙品により発生した煙の官能特性に対するコーティングの影響を減少させるように働くことができる。
コーティング配合物の例は、Adamsに対する米国特許第4,889,145号;Milfordらに対する米国特許第5,060,675号、PCT WO02/043513およびPCT WO02/055294;および欧州特許出願公開第1,234,514号に記載されている。他のコーティング配合物は本明細書に記載されている。
コーティング配合物は、フィルム形成剤を含むことが最も好ましい。前記フィルム形成剤は、ポリマー材料または樹脂であることが最も好ましい。代表的フィルム形成剤としては、アルギン酸塩類(例えば、アルギン酸ナトリウムまたはアルギン酸アンモニウム、これらは、KelcoのKelcosolとして入手できるアルギン酸塩類など)、セルロース誘導体(例えば、ニトロセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロースおよびセルロースアセテートプロピオネート)、エチレンビニルアセテートコポリマー類、ガーゴム(例えば、FrutaromのタイプM、タイプMM、タイプMMの高粘性など;およびTIC GumsのTicagel)、キサンタンガム(例えば、KelcoのKeltroなど)、澱粉(例えば、トウモロコシ澱粉またはコメ澱粉)、化工澱粉(例えば、デキストリン、酸化タピオカ澱粉および酸化トウモロコシ澱粉)、ポリビニルアセテートおよびポリビニルアルコールが挙げられる。代表的なフィルム形成剤は、Hercules社のKlucelヒドロキシプロピルセルロースHPCおよびAqualonナトリウムカルボキシメチルセルロースCMC、NatrosolヒドロキシエチルセルロースHECおよびAqualonエチルセルロースEC;およびBayer AGのWalocelニトロセルロースおよびWalsroderニトロセルロースとして入手できる。また、種々のフィルム形成剤の好適な組合せを使用できる。代表的なブレンドとしては、エチレンビニルアセテートコポリマーとポリビニルアセテートとのブレンド、エチルセルロースとエチレンビニルアセテートコポリマーとのブレンド、ニトロセルロースとエチレンビニルアセテートコポリマーとのブレンド、エチルセルロースとニトロセルロースとのブレンドが挙げられる。前述のフィルム形成剤のブレンド、最も好ましくは、疎水性を有するものは、多層化コーティングに関して最初のまたは第1の層のコーティングにとって好適である。
澱粉ベースの材料は、多層パターンのうちのある一定層を提供するために、場合によって使用できる。澱粉ベースの材料タイプは変えることができる。代表的な澱粉としては、タピオカ澱粉、蝋様トウモロコシ澱粉、トウモロコシ澱粉、ジャガイモ澱粉、コムギ澱粉、コメ澱粉、およびサゴ澱粉が挙げられる。化工澱粉もまた使用できる。澱粉を酸で処理して泡立ちにくい澱粉を提供でき、次亜塩素酸ナトリウムで処理して酸化澱粉を提供でき、酸および焙焼処理してデキストリンを提供でき、重合化して架橋特性澱粉を提供でき、または化学的に置換できる。澱粉と化工澱粉との組合せを使用でき、このように好適なコーティング配合物は、少なくとも2種の澱粉ベース材料を組み入れることができる。代表的な澱粉ベース材料としては、タピオカ澱粉由来であること、蝋様トウモロコシ澱粉由来であること、およびデキストリン類であることを特徴とする材料が挙げられる。例えば、Corn Industries Research Foundation社の営業パンフレットCorn Starch(1955)を参照されたい。典型的には、澱粉および/または化工澱粉は、水中に分散させ、十分に加熱して、澱粉ベース材料に水和を受けさせる。参照により本明細書に組み込まれている、例えば、2003年8月22日出願の米国特許出願公開第10/645,996号、および欧州特許出願公開第1234514号に記載されている種々の澱粉ベース配合物を参照されたい。
コーティング配合物用の溶媒または液体担体は様々であり得る。この溶媒は、水性を有する液体であってもよく、比較的純粋な水を含むことができる。水性液体は、水ベース乳濁液、澱粉ベース材料、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、アルギン酸アンモニウム、ガーゴム、キサンタンガム、ペクチン類、ポリビニルアルコールおよびヒドロキシエチルセルロースなどのフィルム形成剤に好適な溶媒または担体である。澱粉ベース材料は、澱粉または澱粉から誘導された成分を含むフィルム形成剤である。前記溶媒はまた、非水溶媒であってもよい。非水溶媒は、エチルセルロース、ニトロセルロース、ポリビニルアセテートおよびエチレンビニルアセテートコポリマー類などのフィルム形成剤に好適な溶媒である。代表的な非水溶媒は、エタノール、n−プロピルアルコール、イソ−プロピルアルコール、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソ−プロピル、トルエンなどのような有機液体である。有機溶媒類の混液が使用できる。有機液および水液の混液(例えば、水とエタノールの混液)もまた使用できる。包装材の品質に悪影響(例えば、包装材繊維の膨張を引き起こすことによる、包装材の縮みを引き起こすことによる、または包装材のしわ寄せを引き起こすことによる)を及ぼさない溶媒は特に好ましい。疎水性非水溶媒は、典型的には水性溶媒よりも包装材の物性に悪影響を及ぼす傾向が少なく、それゆえ、包装材の表面(例えば、多層パターンの第1層または下層)に直接適用するプリント配合物にとって好ましい溶媒であることが多い。
一般に、溶媒の選択は、フィルム形成ポリマー材料の性質に依存し、選択される特定のポリマー材料は、極めて好ましい溶媒中に容易に溶解する(すなわち、可溶性)か、または高分散性である。コーティング配合物成分の全てが、液体担体に必ずしも溶解性ではないが、フィルム形成ポリマー材料が、その液体中に溶解性(または少なくとも高分散性)であることが最も好ましい。液体溶媒に関してコーティング配合物の成分に称される「溶解性」とは、溶媒と組み合わせた場合、熱力学的に安定な混合物の成分が、その溶媒に溶解する著しい能力を有し、その溶媒に存在する場合、有意の程度で沈殿を形成しないことを意味する。
非水溶媒の混液を使用でき、これらの混液は様々であり得る。代表的な混液は、イソ−プロピルアルコールと酢酸エチルとの組合せ(例えば、約5重量パーセントから約25重量パーセント、好ましくは約15重量パーセントから約20重量パーセントのイソ−プロピルアルコール、および75重量パーセントから約95重量パーセント、好ましくは約80重量パーセントから約85重量パーセントの酢酸エチル)であり、これはエチルセルロースおよびニトロセルロースなどのフィルム形成剤にとって好適な溶媒である。他の代表的な混液は、トルエンとn−プロピルアルコール(例えば、約90重量パーセントから約95重量パーセントのトルエン、および約5重量パーセントから約10重量パーセントのn−プロピルアルコール)であり、これはエチレンビニルアセテートコポリマー類などのフィルム形成剤にとって好適な溶媒混液である。他の代表的な混液は、酢酸イソ−プロピルとエタノールとの組合せ(例えば、約5重量パーセントから約25重量パーセント、好ましくは約15重量パーセントから約20重量パーセントのエタノール、および約75重量パーセントから約95重量パーセント、好ましくは約75重量パーセントから約80重量パーセントの酢酸イソ−プロピル)であり、これはエチルセルロースなどのフィルム形成剤にとって好適な溶媒混液である。
コーティング配合物はまた、充填剤を含むことができる。代表的な充填剤は、前述の本質的に水不溶性タイプの充填剤であり得る。好ましい充填剤は、微粉(例えば、微粒子)形態を有する。典型的な充填剤は、直径が約3ミクロン未満である粒径を有するものである。好適な充填剤の典型的な粒径は、直径が約0.3ミクロンから2ミクロンの範囲である。代表的な充填剤は、金属粒子およびフィリング、炭酸カルシウム(例えば、沈殿タイプ充填剤、プリズム状の形態を有するものなど)、リン酸カルシウム、粘土類(例えば、アタパルジャイト粘土)、タルク、酸化アルミニウム、雲母、酸化マグネシウム、硫酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、酸化アルミニウムおよび二酸化チタンなどの無機材料を含むものである。例えば、Petersonらに対する米国特許第5,878,753号に記載された種々の充填剤を参照されたい。代表的な炭酸カルシウム充填剤は、Specialty Minerals社のAlbacar PCC、Albafil PCC、Albaglos PCC、Opacarb PCC、Jetcoat PCCおよびCalopake F PCCとして入手できるものである。炭酸カルシウムのプリズム形態が、特に好ましい。代表的な充填剤としてはまた、澱粉、化工澱粉および粉(例えば、コメ粉)、ポリビニルアルコール粒子、タバコ粒子(例えば、タバコ粉末)、タバコエキス(例えば、スプレー乾燥タバコエキス)、および他の材料などの有機材料を挙げることができる。充填剤はまた、繊維状セルロース材料であり得る。例えば、Baldwinらに対する米国特許第5,417,228号を参照されたい。好ましさは低下するが、代替の充填剤としては、炭素ベース材料(例えば、グラファイトタイプ材料、炭素繊維材料およびセラミックス)、金属材料(例えば、鉄粒子)などを挙げることができる。非水溶媒が、エチルセルロースおよびニトロセルロースなどのフィルム形成材料の溶媒として用いられる場合、充填剤は、水溶性塩(例えば、アルカリ金属の塩化物またはクエン酸塩)であり得る。
コーティング配合物には、前述のコーティング材料に加えて他の成分を組み入れることができる。これらの成分は、コーティング配合物中に分散または懸濁できる。これらの他の成分は、包装材に特異性または特性を提供するために使用できる。これらの成分は、保存剤(例えば、ソルビン酸カリウム)、保湿剤(例えば、エチレングリコールおよびプロピレングリコール)、顔料、染料、燃焼促進剤および増強剤、燃焼遅延剤および抑制剤、可塑剤(例えば、フタル酸ジブチル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールおよびトリアセチン)、のりつけ剤、シロップ類(例えば、高フルクトーストウモロコシシロップ)、香味剤(例えば、エチルバニリンおよび酸化カリオフィレン)、糖類(例えば、ラムノース)、香味剤前駆体、金属水和物などの水和物材料(例えば、ホウ砂、硫酸マグネシウム10水和物、硫酸マグネシウム7水和物、ケイ酸ナトリウム5水和物および硫酸ナトリウム10水和物)、粘性減少剤(例えば、尿素)、ワックス類、油類、粘着性樹脂、消泡剤、酸性材料(例えば、ホウ酸などの無機酸、クエン酸などの有機酸)、塩基性材料(例えば、水酸化アルカリ金属)などがあり得る。これらのある成分は、コーティング配合物の溶媒に溶解性である(例えば、ある一定の塩類、酸類および塩基類は水などの溶媒に溶解性である)。これらのある成分は、コーティング配合物の溶媒に不溶性である(例えば、金属材料粒子は、コーティング配合物に用いられる大部分の溶媒に不溶性である)。好適な水溶性塩類など、種々のタイプの好適な塩類は、Matthewsに対する米国特許第2,580,568号;Matthewsに対する米国特許第4,461,311号;Matthewsに対する米国特許第4,622,983号;Perfettiらに対する米国特許第4,941,485号;Perfettiらに対する米国特許第4,998,541号;およびPCT WO01/08514に記載されている。
好ましくはないが、ある形態のタバコを、包装材に適用される少なくとも1つのコーティング配合物に組み入れることができる。微粉タバコ(例えば、製粉タバコ幹または葉片として、抽出タバコパルプの微粉砕片)は、コーティング配合物として使用するためにコーティング配合物の他の成分と共に液体担体中に分散できる。スプレー乾燥エキス、凍結乾燥エキス、超臨界流体エキスおよび非水溶媒エキスなどのタバコ抽出物も使用できる。液体担体中のタバコスラリも使用できる。タバコエキスなどの代表的なタバコ形態は、2003年6月17日出願の米国特許出願公開第10/463,211号に記載されている。所望ならば、コーティング配合物の他の成分は、タバコ抽出物/溶媒混合物(例えば、水と水溶性タバコ抽出物)またはタバコと溶媒との混合物(例えば、水性タバコスラリ)に組み入れてコーティング配合物を形成できる。1つの代表的なタバコ含有液体配合物は、例えば、タバコ幹および葉片の約41重量部のスプレー乾燥水性タバコ抽出物、約41重量部の水、約15重量部グリセリンおよび約3重量部のタマリンドガムを組み入れる。所望ならば、さらに適切なフィルム形成剤の適量を、このような配合物に組み入れることができる。
コーティング配合物は、典型的には液体形態を有し、液体形態にて包装材に適用される。溶媒と組み合わされる有効成分に依って、コーティング配合物は、液体、乳濁液(例えば、水ベース乳濁液)、またはそれに分散される固体材料を有する液体の形態を有する。一般に、フィルム形成剤は、コーティング配合物を形成するために好適な溶媒中に溶解または分散される。ある一定の他の成分もまた、その配合物に溶解、分散または懸濁される。さらに、オプションの充填剤もまた、その配合物中に分散される。好ましくは、充填剤は、配合物が使用される少なくともこれらの条件で、本質的に溶媒に不溶性であり、本質的に化学的に溶媒と非反応性である。
コーティング配合物の種々の成分の相対量は様々であり得る。コーティング配合物は、その配合物の全重量を基準にして、典型的には少なくとも約30重量パーセントの溶媒、通常は少なくとも約40重量パーセントの溶媒、少なくとも約50重量パーセントの溶媒を含むことが多い。コーティング配合物内の溶媒量は、その配合物の全重量を基準にして、典型的には約99重量パーセントを超えず、通常は約95重量パーセントを超えず、約90重量パーセントを超えないことが多い。前記コーティング配合物は、その配合物の全重量を基準にして、最も好ましくは、少なくとも約0.5重量パーセントのフィルム形成剤、通常は少なくとも約1重量パーセントのフィルム形成剤、少なくとも約2重量パーセントのフィルム形成剤を含むことが多い。前記コーティング配合物内のフィルム形成剤の量は、その配合物の全重量を基準にして、典型的には約30重量パーセントを超えず、通常は約20重量パーセントを超えず、約10重量パーセントを超えないことが多い。コーティング配合物は、その配合物の全重量を基準にして、典型的には少なくとも約3重量パーセントのオプションの充填剤、通常は少なくとも約5重量パーセントの充填剤、少なくとも約10重量パーセントの充填剤であることが多い。前記コーティング配合物内のオプションの充填剤の量は、その配合物の全重量を基準にして、典型的には約35重量パーセントを超えず、通常は約30重量パーセントを超えず、約25重量パーセントを超えないことが多い。
コーティング配合物の他の任意成分の量は変えることができる。可塑剤の量は、その配合物の全重量を基準にして、約0.5重量パーセントから約5重量パーセント、好ましくは約2重量パーセントから約3重量パーセントまでの範囲であることが多い。保湿剤の量は、その配合物の全重量を基準にして、約1重量パーセントから約5重量パーセント、好ましくは約2重量パーセントから約3重量パーセントまでの範囲であることが多い。湿潤剤の量は、その配合物の全重量を基準にして、約0.5重量パーセントから約2重量パーセント、好ましくは約0.8重量パーセントから約1重量パーセントまでの範囲であることが多い。保存剤の量は、この配合物の全重量を基準にして、約0.01重量パーセントから約0.3重量パーセント、好ましくは約0.5重量パーセントまでの範囲であることが多い。燃焼化学物質の量は、この配合物の全重量を基準にして、約1重量パーセントから約15重量パーセント、好ましくは約5重量パーセントから約10重量パーセントまでの範囲であることが多い。粘性減少剤の量は、この配合物の全重量を基準にして、約1重量パーセントから約10重量パーセント、好ましくは約2重量パーセントから約6重量パーセントまでの範囲であることが多い。金属水和物の量は、この配合物の全重量を基準にして、約3重量パーセントから、通常は約5重量パーセント、約10重量パーセントまでの範囲であることが多いが、金属水和物の量は、この配合物の全重量を基準にして、通常は約35重量パーセントを超えず、しばしば約30重量パーセントを超えず、約25重量パーセントを超えないことが多い。
コーティング配合物の他の成分は、コーティングの種々の層の適切な位置合わせまたは整列を確保するために自動装置の使用を考慮に入れるこれらの材料を含むことができる。増輝剤は、プリント層の位置を正確かつ精密に確認する能力を提供し、それゆえ、種々のプリント層の適切な位置合わせまたは整列を考慮に入れている。これらの材料は、増輝剤と称される蛍光材料であることが多い。代表的な増輝剤としては、Ciba Specialty ChemicalsからUvitex OBの商品として入手できるものなどのチオフェンジルベンゾキサゾール類、およびEastern Color & Chemical社のEccobrite RB−6およびEccowhiter AC−10として入手できるこれらの増輝剤が挙げられる。使用された増輝剤の量は、種々の層を位置合わせするのに十分な量であるが、その量は、典型的にはプリント配合物のうちの極めて小さなフラクションを構成する。使用される増輝剤量は、典型的にはプリント配合物の約0.01重量パーセントから約0.2重量パーセントを含む。好ましい増輝剤は、適用される包装材の領域内に残るものであり、特に層の位置合わせをコントロールするために使用される電磁気検出システムが集中する領域内に残るものである。好ましい増輝剤は、少なくとも増輝剤が関連する電磁気検出システムにより検出される時間前に、包装材に塗りつけるか、または剥がれるものである。
香味剤を、プリント配合物中に組み入れることができる。香味剤を組み入れているプリント配合物は、包装材の全面に、包装材表面の部分に、またはプリントバンドの幾つかの層または全ての層として適用されることができる。香味剤は、好ましくは甘味、木質、果実様味の特徴、またはそれらのある組合せを有するものとして記載できる官能特性を示す。香味剤は、個々の検出閾値に依存する量で使用されることが好ましい。香味剤は、典型的には燃焼紙に伴う異味または悪臭を遮蔽するか、または改善するために使用される。香味剤の組合せ(例えば、香味剤パッケージ)は、これらの官能特性を組み入れている喫煙品から発生した煙に対して所望の総合的官能特性を提供するために使用できる。これらの香味剤の官能特性が検出困難で、これらの香味剤が、組み入れられる喫煙品の総合的官能特性に影響を及ぼさないような量と様式で、これらの香味剤を使用することが最も好ましい。好ましい香味剤は、プリント配合物に組み入れられることができ、低蒸気圧を有し、正常な周囲条件下で移動もしくは蒸発する傾向がなく、本発明の包装材により経験する加工条件下で安定である。甘味特徴を提供する代表的な香味剤としては、エチルバニリン、バニリン、イヌリン(フルクトースオリゴマー)、ヘリオトロピン、メチルシクロペンテノロンが挙げられ;これらの香味剤は、組み入れられるプリント配合物の全重量を基準にして、典型的には0.001重量パーセントから約0.01重量パーセントまでの量で使用される。木質特徴を提供する代表的な香味剤としては、酸化カリオフィレンが挙げられ、その香味剤は、組み入れられるプリント配合物の全重量を基準にして、典型的には0.2重量パーセントから約0.6重量パーセントまでの量で使用される。果実様味の特徴を提供する代表的な香味剤としては、4−ヒドロキシフェニル−2−ブタノンなどのケトン類およびγ−ドデカラクトンなどのラクトン類が挙げられ、これらの香味剤は、組み入れられるプリント配合物の全重量を基準にして、典型的には0.001重量パーセントから約0.1重量パーセントまでの量で使用される。
代表的なコーティング配合物は、American Inks & Coating社のC42626E5およびC42626E5Aとして、およびColor Converting IndustriesのFSBMOH62およびFSBMOA7APとして入手できる。
ある層は、いわゆる「固体ポリマー」形態であるコーティング配合物の形態で包装材に適用できる。すなわち、エチレンビニルアセテートコポリマー類およびある一定の澱粉などのフィルム形成剤は、コーティング形成の他の成分と混合でき、これらのフィルム形成材料を好適な溶媒中への溶解を必要としないで包装材に適用できる。固体ポリマーコーティング配合物は、典型的には周囲温度に比して高温で適用され;これらの加熱コーティング配合物のフィルム形成材の粘度は、典型的には約100センチポアから約1000.0センチポアの範囲、約1000センチポアから約5000センチポアまでの範囲であることが多い。
大部分の適用において、包装材は、パターンが、これらの包装材を用いて製造されたシガレットの外観に悪影響を及ぼさないような様式で包装材に適用されたパターンを有することが望ましい。白色シガレット紙に適用するパターンが、実際に無色またはわずかに着色している層から提供される場合のようなある一定の適用においては、このパターンが、たとえシガレット包装材の内面(すなわち、喫煙可能な充填剤に接触する面)を提供するその包装材の主要面に適用されているとしても、これらのパターンを、これらの包装材から製造されたシガレットの喫煙者は見ることができる。この理由のため、これらの層に白化特性を提供するある一定の成分(したがって、これらのパターン)を、コーティング配合物に組み入れることができる。一観点において、炭酸カルシウムまたは二酸化チタンなどの充填剤を、これらのコーティング配合物により提供された層に白色外観を提供するためにコーティング配合物に組み入れることができる。コーティング配合物はまた、これらの配合物を曇らせ、したがって乾燥させて不透明または霞んだ外観を生じさせる成分を組み入れることができる。例えば、水と混和性ではない非水溶媒(例えば、酢酸イソ−プロピル)およびその溶媒に溶解性である好適なフィルム形成ポリマー材料を組み入れているコーティング配合物は、少量の水(例えば、コーティング配合物の溶媒重量を基準にして約2重量パーセント)をそのコーティング配合物に組み入れることにより白色特性(それゆえ、白色シガレット紙包装材に適用された場合、特に多層パターンの第1層または下層として適用された場合、可視性を低下させる)を供給できる。白色シガレット紙包装材にプリントパターンの可視性を低下させる1つの方法は、特にコーティング配合物が、多層パターンの第1層または下層として適用された場合、水と混和性ではない非水溶媒(例えば、酢酸イソ−プロピル)、好適なフィルム形成ポリマー(例えば、エチルセルロース)およびエチレンビニルアセテートコポリマーまたはエチレンビニルアセテートコポリマーを組み入れている水ベース乳濁液のいずれかを組み入れているコーティング配合物の使用を含んでいる。このような混合物は、これらの成分の全重量を基準にして、典型的には約10重量パーセントから約20重量パーセント、好ましくは約15重量パーセントのエチレンビニルアセテートコポリマー、および約80重量パーセントから約90重量パーセント、好ましくは約85重量パーセントのエチルセルロースを組み入れる。
フィルム形成剤は、包装材へのその容易な適用を確保するために、比較的低分子量のポリマー材料であることが好ましい。溶媒類を使用する好ましいコーティング配合物は、これらの配合物を、包装材に効率的かつ効果的に適用できるような粘度を有する。典型的なコーティング配合物は、約20センチポアから約10,000センチポア、好ましくは約20センチポアから約300センチポアの粘度を有する。例えば、参照により本明細書に組み込まれているKrakerに対する米国特許出願第2003/0136420号を参照されたい。
ある好ましいコーティング配合物は、少なくとも1種の非水溶媒、エチルセルロースなどのフィルム形成剤、炭酸カルシウムなどの充填剤、トリアセチンなどの可塑剤、レシチンなどの湿潤剤を組み入れている。このような好ましい配合物はまた、配合物の包装材上の適用を検査するために、電磁気照射の使用を考慮する上で有用な組成物などの増輝剤を組み入れることができる。このような好ましいコーティング配合物に関して、溶媒量は、この配合物の全重量を基準にして、しばしば組成物の約70重量パーセントから約85重量パーセントを含むことができる。典型的な非水溶媒は酢酸イソ−プロピルである。
ある好ましいコーティング配合物に関して、充填剤対フィルム形成剤の量は、乾燥重量を基準にして約1.5:1から約1:3、好ましくは約1:1から約1:2.5の範囲である。したがって、例えば、ある一定の好ましいコーティング配合物は、乾燥重量を基準にして約1:1から約1:2.5の相対量のエチルセルロースおよび炭酸カルシウムを組み入れることができる。典型的には、好ましいコーティング配合物内の充填剤の重量は、この配合物内のフィルム形成剤の重量超である。代表的なコーティング配合物に関して、その配合物内の充填剤(例えば、炭酸カルシウム)量は、この配合物の全重量を基準にして、約5重量パーセントから約20重量パーセントの範囲である。代表的な好ましいコーティング配合物に関して、この配合物内の充填剤(例えば、炭酸カルシウム)量は、この配合物の全重量を基準にして、約14重量パーセントから約18重量パーセントの範囲である。
可塑剤は様々であり得る。可塑剤は、所望の様式で流動するようにコーティング配合物の能力を改善する上で、また包装材基体上に良質のフィルムを形成するようにコーティング配合物の能力を改善する上で、コーティング配合物の粘度をコントロールするのを助けることができる。代表的な可塑剤としては、トリアセチン、プロピレングリコールなどが挙げられる。例えば、Flick著「Handbook of Adhesive Raw Materials」、109〜113ページ、Noyes Publications(1982);およびDick著「Compounding Materials for the Polymer Industries」、271〜275ページ、Noyes Publications(1987)を参照されたい。ある好ましいコーティング配合物に関して、可塑剤は、配合物の全重量の約2重量パーセントから約3重量パーセントを含む。
湿潤剤は様々であり得る。湿潤剤は、コーティング配合物の種々の成分がその配合物内に分散または懸濁し続ける性向を増加させるのを助ける。湿潤剤はまた、コーティング配合物を受け入れる包装材基体の性向を増加させるのを助ける。湿潤剤はまた、包装材基体上に良質のフィルムを形成するコーティング配合物の性向を増加させるのを助ける。代表的な湿潤剤はレシチンである。例えば、Flick著「Handbook of Adhesive Raw Materials」、71〜74ページおよび214〜223ページ、Noyes Publications(1982)を参照されたい。ある好ましいコーティング配合物に関して、この可塑剤は、配合物の全重量の約0.1重量パーセントから約1重量パーセントを含む。
増輝剤は様々であり得る。代表的な増輝剤としては、Ciba Specialty ChemicalsのUvitex OBとして入手できるものなどが挙げられる。ある好ましいコーティング配合物に関して、増輝剤は、配合物の全重量の約0.005重量パーセントから約0.1重量パーセントを含む。増輝剤は、パターンが、包装材基体上に正しく配置されていること、およびパターン層が、互いに関連して正しく位置合わせされていることを確保するのを助けるために使用できる。このような成分は、たとえ極低濃度で用いられても、電子検出装置の使用を促進できる。例えば、適切なズームレンズおよびブラックストロボライトを具備した適切なビデオ視検システムは、プリント工程時の包装材の典型的なライン速度(例えば、1分当たり約300フィート(91.44m)から約800フィート(243.84m))においてプリントバンドの画像を固定させるために使用できる。
紙製包装材に適用するコーティング配合物量は様々であり得る。典型的には、包装材のコーティングは、包装材に対するコーティング適用前にその包装材の乾燥基準重量の、少なくとも約1.05倍、しばしば少なくとも約1.1倍、多くの場合少なくとも約1.2倍の全乾燥基準重量(すなわち、コーティング領域および非コーティング領域を含む全体包装材の基準重量)を有するプリント包装材を提供する。典型的には、包装材のコーティングは、包装材に適用されたコーティングを有する包装材の乾燥基準重量の、約1.4倍以下、しばしば約1.3倍以下の全乾燥基準重量を有するプリント紙を提供する。これらの包装材の典型的な全乾燥基準重量は、約20g/mから約40g/m;好ましくは約25g/mから約35g/mである。例えば、約25g/mの乾燥基準重量を有する紙製包装材を、本発明によりコーティングでき、約26.5g/mから約35g/m、しばしば約28g/mから約32g/mの生成乾燥基準重量を有する。
本発明の包装材のプリント領域の乾燥重量は様々であり得る。ある一定のシガレット消火試験評価基準に合致するようにデザインされたシガレット製造に用いられる包装材に関して、これらの包装材に適用されたプリント材料の全乾燥重量は、少なくとも約3ポンド(1.36kg)/連、しばしば少なくとも約4ポンド(1.81kg)/連、時には少なくとも約6ポンド(2.72kg)/連であるが、そのプリント材料の全乾燥重量が、通常約10ポンド(4.53kg)/連を超えないように適切に形状化され間隔をあけられたバンドの形態で、この包装材は、これに適用された十分なコーティング配合物を有することが望ましい。多層バンドを有するこれら種々の包装材に関して、これらの包装材に適用された個々の層のプリント材料の乾燥重量は、少なくとも約0.25ポンド(0.113kg)/連から約0.5ポンド(0.226kg)/連、またはそれ以上である。
シガレット用タバコロッドの外接包装材としての使用に好適である本発明の紙製包装材の典型的なコーティング領域は、様々であり得る固有の多孔度を有する。包装材のコーティング領域の固有多孔度は、典型的には約8.5CORESTA単位未満であり、通常は約8CORESTA単位未満であり、しばしば約7CORESTA単位未満であり、約6CORESTA単位未満であることが多い。包装材のコーティング領域の固有多孔度は、典型的には少なくとも約0.1CORESTA単位であり、通常は少なくとも約0.5CORESTA単位であり、しばしば少なくとも約1CORESTA単位である。特にある一定のシガレット消火試験評価基準に合致するようにデザインされたシガレット製造に用いられるこれらの包装材について、包装材のコーティング領域の固有多孔度は、約0.1CORESTA単位と約4CORESTA単位との間にあることが好ましい。
好ましくは、本発明の包装材は、さらなる化学的処理または物理的処理をしないでタバコロッドの製造に用いられる。しかしながら、好ましくはないが、これらの材料は、さらなる加工に供することができる。これらの包装材は、穿孔(例えば、静電気穿孔技法を用いて)または浮き彫りにすることができる。プリント包装材の例としては、Ecustaにより商品番号749としてデザインされており、これは、約115CORESTA単位の正味多孔度に静電気穿孔されている、約46CORESTA単位の基体紙の固有多孔度を有するプリント紙(例えば、エチルセルロースおよび炭酸カルシウムを組み入れているコーティング配合物の層でプリントされている)であり、およびEcusta社による商品番号879であって、約75CORESTA単位の正味多孔度に静電気穿孔されている、約33CORESTA単位の基体紙の固有多孔度を有するプリント紙(例えば、エチルセルロースおよび炭酸カルシウムが組み入れられているコーティング配合物の層でプリントされている)である。包装材の穿孔は、包装材の全主要面上に実施できるか、またはこの包装材の非プリント領域上に単独で実施できる。さらに、これらの包装材は、これらに適用さられる添加物をさらに有することができる(例えば、水溶性塩類を、特にエチルセルロースのようなフィルム形成剤から形成されたフィルムを有する包装材のためにサイズプレスを用いる水溶液として適用することができる。)。
本発明の紙製包装材は、予め決められた形状を有するパターンに被覆できる。前記コーティングは、バンド形状、横方向線またはバンド(包装材の縦軸に垂直であるものなど)、ストライプ、グリッド、縦軸延長線、サークル、中空サークル、ドット、卵形線、縦横縞、螺線、渦巻き線、螺旋バンド、対角交差線またはバンド、三角形、六角形、蜂の巣状、梯子型形状、ジグザグ形状ストライプまたはバンド、折り曲げ状ストライプまたはバンド、矩形波ストライプまたはバンド、一般に「C」または「U」形状であるプリント領域などのパターン、一般に「E」形状であるプリント領域などのパターン、一般に「S」形状であるプリント領域などのパターン、一般に「T」形状であるプリント領域などのパターン、一般に「V」形状であるプリント領域などのパターン、一般に「W」形状であるプリント領域などのパターン、一般に「X」形状であるプリント領域などのパターン、一般に「Z」形状であるプリント領域などのパターン、または他の所望の形状を有することができる。前述の形状の組合せはまた、プリントパターンを提供するために使用できる。前述のある一定の形状が組み入れられているプリントパターンは、多層バンドなどある一定の多層プリントパターンの不連続層として組み込まれている。
種々の形状およびデザインの相対的サイズまたは寸法は、所望のとおり選択できる。例えば、コーティング領域の形状、コーティング配合物の組成物、またはコーティング材料の量もしくは濃度は、包装材の長さ上で変更できる。プリント領域の相対位置は、所望のとおり選択できる。例えば、ある一定のシガレット消火試験評価基準に合致するようにデザインされたシガレット製造に用いられる包装材について、このパターンは、包装材の縦軸に対して横行して、または交差方向に整列される間隔をあけた連続バンドの形態を有することが最も好ましい。しかしながら、シガレットは、間隔をあけた離れた関係で配置される不連続バンドを有する包装材から製造できる。これらのシガレットの包装材に関して、不連続バンド(例えば、一連のドット、グリッドまたはストライプなどのパターンを含むバンド)は、このバンド面積の表面または包装材の領域の少なくとも約70パーセントを覆っていることが最も好ましい。
好ましい包装材は、包装材を横切って、一般に包装材の縦軸に直交して延長するバンドの形態でコーティングを有する。個々のバンド幅は、これらのバンド間の間隔をあけると同時に変えることができる。これらのバンドは、典型的には、少なくとも約0.5mm、通常は少なくとも約1mm、頻繁には少なくとも約2mm、最も好ましくは少なくとも約3mmの幅を有する。これらのバンドは、典型的には、約8mmまで、通常は約7mmまでの幅を有する。好ましいバンドは、少なくとも約4mmから約7mmの幅を有する。このようなバンドは、バンド間の間隔が、少なくとも約10mm、しばしば少なくとも約15mm、頻繁には少なくとも約20mm、しばしば少なくとも約25mm、ある場合において少なくとも約30mm、および時には少なくとも約30mm、のように離れて間隔をあけることができるが、このような間隔は、通常、約50mmを超えない。ある好ましい包装材に関して、バンド間の間隔が、約15mmと約25mmとの間にあるように、バンドは離れて間隔をあける。
本発明のシガレットは、ある適切に処理された本発明の包装材を有することができる。前記包装材は、予め決められた位置に配置された予め決められた形状およびサイズのパターンを有することができ、それゆえ、その包装材から適切に製造されたシガレットは、それらの喫煙可能なロッド上に予め決められた位置に配置された予め決められた組成物のパターンを有することができる。前述のタイプのパターンは、これら喫煙可能なロッドの特定領域に、ある一定の性質または挙動を導入することができる(例えば、パターンは、重量増加、透過性減少および/または包装材に対する燃焼抑制組成物増加の特定領域を提供できる)。例えば、喫煙可能なロッドの喫煙可能な材料の円柱を囲むバンドを有し、包装材の透過性を減少させる包装材(例えば、包装材は、それに適用されたバンドを有することができ、バンドはその上に配置できる)は、この包装材から製造されたそれぞれ許容し得る喫煙可能なロッドが、タバコ円柱を囲む包装材上に少なくとも2本の同一バンドを有することができ、バンドの内部隣接端から測定されたバンド間の間隔が、15mm以上から25mm以下であるようにあり得る。
バンドの形態でコーティングを有する好ましい包装材は、層化形態で適用されたこれらコーティングを有する。すなわち、コーティング層は、包装材の主要面に適用し、連続層は、各連続層の全部または一部上の包装材に適用する。各層の組成物は、同一であり得るか、または種々の層の組成物は、互いに異なり得る。ある環境において、疎水性コーティングは、包装材の主要面に対する第1層、バンド層として、コーティング領域として、または包装材の主要面を完全に覆っている層としてのいずれかで適用する。このように、第1コーティングは基体上に直接沈着され、そのコーティングは、この基体の水吸収能力を減じるのに有効であり得る。
層化バンドの形態でコーティングを有するある好ましい包装材は、実質的に同一の幅であるバンド層を有する。代表的な好ましい包装材は、2層、3層または4層を構成する多層を有することができるパターンコーティングで被覆される。例えば、一連の間隔をあけたバンド(例えば、約7mmの幅を有する各バンド)を有するように意図された包装材、3層のコーティング配合物により提供された各バンドを有するように意図された包装材に関して、バンド層のそれぞれが、約7mm幅であり、下層上にある各層は、実質的にはその下層上を全部覆っていることが望ましい。その結果、予め決められた名目上の幅(例えば、約7mm)を有するこのような多層バンドのそれぞれは、下層上に正確に等しい幅の種々の層のよくコントロールされた位置付けによって、極めて厳密に(正確ではない)その名目幅に近付けられた実際の幅を有する。しかしながら、加工の変動によって、互いに等しい幅の層の僅かに不正確な位置付けにより、この名目幅よりも僅かに大きい実際幅の多層化バンドを生じ得る。
本発明の包装材に特定のコーティングパターンを決定する幾つかの因子がある。包装材に適用されたコーティング配合物の成分が、いずれかの重要な段階(i)これらの包装材から製造されたシガレットの外観、(ii)これらのシガレットによって発生した煙の性質または品質、(iii)これらのシガレットの所望の燃焼特性、または(iv)これらのシガレットの所望の性能特性、に悪影響を及ぼさないことが望ましい。また、これに適用されたコーティング配合物を有する包装材は、望ましくない異味を導入しないか、あるいは、これらの包装材を用いて製造されたシガレットによって発生した煙の官能特性に悪影響を及ぼさないことが望ましい。さらに本発明の好ましいシガレットは、点火シガレットが喫煙者の手に保持されたときに、または短時間灰皿に置かれる場合などに、早すぎる消火を受ける傾向がない。
ある一定のシガレット消火試験評価基準に合致するようにデザインされたシガレットは、本発明の包装材から製造できる。包装材上のバンド領域は、これらの領域における包装材の固有の多孔度を減少させるのに有効であるフィルム形成材料を用いて製造される。これらのバンド領域における包装材に適用するフィルム形成材および充填剤は、これらの領域における包装材の重量を増加させるのに有効である。これらのバンド領域における包装材に適用する充填剤は、これらの領域における包装材の燃焼速度を減じるのに有効である。典型的に、比較的高い固有の多孔度の包装材がシガレットを製造するために使用される場合、これらの包装材は、比較的低い固有の多孔度をバンド領域に導入する比較的高重量のバンドを有する。フィルム形成材は、これらの材料が、充填剤と共に使用されようとまたはなかろうと、包装材の多孔度を減少させる傾向がある。しかしながら、包装材にコーティング重量を加えて多孔度減少を組み合わせるコーティングはまた、これらの包装材から製造されたシガレットの消火を促進するのに有効である。包装材の選択領域における低多孔度は、この包装材内の喫煙可能な材料を燃焼させるための酸素接近が減少することによって、点火シガレットを消火させがちである。包装材の重量増加はまた、この包装材を組み入れている点火シガレットを消火させがちである。
バンドでプリントされたある一定のシガレット用の紙製の包装材に関して、(i)包装材の固有の多孔度が、約60CORESTA単位超である場合の約4層またはそれ以上、(ii)包装材の固有の多孔度が、約40CORESTA単位から約60CORESTA単位の間である場合の約3層から約4層、および(iii)包装材の固有の多孔度が、約15CORESTA単位から約40CORESTA単位の間である場合の約2層から約3層、を含むバンドを提供することが望ましいことが多い。2層を含むバンドを有する好ましい包装材は、典型的に約15CORESTA単位から約30CORESTA単位の範囲で基体シートの固有多孔度を有し、および3層を含むバンドを有する好ましい包装材は、典型的に約20CORESTA単位から約60CORESTA単位の範囲で基体シートの固有多孔度を有する。前述のそれぞれに関して、ある一定のシガレット消火試験評価基準に合致するシガレットを提供する能力は、各バンドを作製する層のうち少なくとも1層に好適な充填剤の有効量を組み入れることによって増強できる。すなわち、包装材の固有多孔度を増加する際、(i)包装材のコーティング領域の固有多孔度を減少させるようにフィルム形成材を選択すること、および/または(ii)包装材のコーティング領域に比較的大量の重量添加を供するコーティングを提供することが望ましい。
本発明の紙製包装材は、シガレットなどの喫煙品の成分として有用である。好ましくは、包装材の1層は、喫煙可能な材料に外接する包装材として用いられ、それによってシガレットのタバコロッドを形成する。1点において、前記包装材は、その「ワイヤ」側に配置されたプリント領域を有し、この包装材の「ワイヤ」側は、タバコロッドの外接包装材の内面を形成することが好ましい。他の点において、この包装材の「フェルト」側上のコーティングが、比較的少量のコーティングのため、この包装材の多孔度が比較的大きな減少を供するので、前記包装材は、この「フェルト」側に配置されたプリント領域を有することが好ましい。紙シートの主要面を称する用語の「ワイヤ側」および「フェルト側」は、製紙業者の技術用語として容易に解される。
本発明の包装材は、「ブロッキング」の発生を避けるような様式で製造できる。すなわち、前もって製造された紙製包装材が、オフライン工程を用いてコーティングまたはコーティング層でプリントされ、生じたプリント包装材が、後のシガレット製造のためにロールに再巻取りされる際、コーティング包装材は、その包装材が再巻取りされる場合にそれ自体に適用するか、または接着する傾向があり得る。その結果、プリント包装材のロールが巻き取られない場合、その材料は、容易に破れるか、または不規則回収を示す。ブロッキングに伴う問題は、(i)適用性もしくは粘着性であるコーティング、(ii)濡れたコーティング、および高速度プリント操作時に適用され、したがってその結果が乾燥不十分のコーティング、(iii)比較的高い固有多孔度包装材の場合のように、比較的低い引張強度である紙製包装材、の使用の結果、悪化し得る。本発明の包装材、すなわち、層の形態で適用されたコーティングを有するものは、好適に乾燥できる。したがって、ブロッキングに伴う望ましくない影響を、最少にし、好ましくは、特に高ブロッキング性を有する最上層を、非粘着性と調和させて迅速に乾燥させる場合に避けることができる。多層プリントパターンの最上層に好ましいフィルム形成材としては、エチルセルロース、ポリビニルアセテート、ニトロセルロース、セルロースアセテートプロピオネート、ポリビニルアルコール、およびエチレンビニルアセテートコポリマー類が挙げられ、そのうちのエチルセルロースが最も好ましい。ある種々のフィルム形成材によって供された最上層抗ブロッキング層は、包装材の固有の多孔度を減少させるために使用されるフィルム形成材と共に使用でき、包装材に対して重量増加を供することができる。
以下の実施例は、本発明の種々の態様をさらに例示するために提供されるが、その範囲を限定するものとして解釈してはならない。他に言及しない限り、全ての部およびパーセントは、重量によって表される。
(実施例)
図4〜22を参照すると、本発明の代表的な実施例であるシガレット紙製包装材の種々の拡大断面図が示されている。代表的な包装材のそれぞれは、基体シートを有している。典型的な基体シートまたは基体巻取り紙は、セルロース繊維および無機充填剤などの材料混合物を含み、代表的な基体巻取り紙は、木材パルプおよび炭酸カルシウムなどの材料を含むことができる。代表的な基体シートはまた、クエン酸カリウムまたはリン酸カリウムなど、少量(すなわち、基体巻取り紙の約3パーセント未満)の燃焼化学物質を組み入れることができ、基体シートは、燃焼化学物質を無添加にすることもできる。
基体シートの少なくとも一部は、複数のコーティング層を有する包装材を提供するために、予め決められた領域においてその2つの主要面のうち少なくとも1つの面上に少なくとも1つのコーティング配合物で被覆される。被覆は、包装材基体シートの片側のいずれか、または両側(例えば、紙の「フェルト」側、紙の「ワイヤ」側、または紙のフェルト側とワイヤ側の双方に)に適用する。種々の基体に対するプリントパターンは、普通は一連の反復バンドの形態を有し、これらのバンドは、種々の層形態でプリントされることが好ましい。コーティングは、紙の「ワイヤ」側として知られている主要面に適用することが最も好ましい。このバンドは、グラビア印刷法を用いて基体シート上にプリントされることが最も好ましい。
図4〜22を参照して記載されている本発明の代表的実施形態は、種々の層が、別個のシリーズの層として、または別個の層形態を有するコーティングとして現れるような様式で例示される。さらに、代表的実施形態は、種々の層が、別個のエッジまたはコーナを有するような様式で例示される。しかしながら、実際問題として、別個の層の適用は、断面的を見た場合、別個の層の外観を示すプリントコーティングを必ずしも生じない。すなわち、別個の層として(例えば、積層に似たコーティングとして)適用することが最も好ましいが、個々の層または独立した層としてのそれらの同一性を必ずしも維持する必要はない。特に、プリントされた材料の前もって適用された層上に適用されたコーティング配合物は、適用後のコーティング配合物の乾燥時前に、そのプリントされた材料と何らかの混合、または組合せを受けることができる。したがって、同一のコーティング配合物の数回の適用を用いてプリントされた多層パターンに関して特に、生じたパターンは、断面を見た場合に積層構造に似ていなくてもよい。例えば、液体形態のプリント配合物は、この配合物の成分を、この配合物が適用される包装材および層に浸漬させることができ、蒸発によるその溶媒の除去により、適用時と乾燥時とでコーティング配合物の形状に変化を生じ得る。多層バンドの厚さは変えることができ、コーティングの少なくとも一部は、プリント配合物が適用される包装材の表面から包装材に移動できるので、このバンドは極めて薄くできる。さらに、プリント層およびパターンのエッジおよびコーナは、紙のプリントに関与する従来のプリント工程中に生じる「ブリードアウト」のような因子によって、「丸みのある」外観を有し得る。
図4〜22を参照として記載されている本発明の代表的な実施形態は、種々のバンドが、包装材の断面軸について対称であるような様式で例示される。さらに、このバンドは、互いに等しく間隔があけられている。このことにより、この包装材の縦軸に沿ったいずれかの方向に燃焼できる、殆ど同一の喫煙可能ロッドを製造できるような様式でシガレットを製造するための使用に供される能力が包装材に提供される。
図4〜22を参照として記載されている本発明のコーティングされた包装材の代表的な実施形態は、種々の層が、これらの包装材から製造されたシガレットのタバコロッドの内側領域に、または好ましさが劣るが、これらの包装材から製造されたシガレットのタバコロッドの外側領域に配置できるような様式で例示される。
図4を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、約25g/mの乾燥基準重量、約38CORESTA単位の多孔度を有しており、TervakoskiからTercig LK38として入手できる。バンド208、210の双方は、最大幅約4mmを有している。各バンド幅は、幅wとして例示される。このバンドは、各バンドを分離する間隔として測定された、それぞれの各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で配置される。この間隔は距離dとして例示される。このバンドは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、3つの層215、218および222がある。各層のプリントパターンは実質的に同一であり、各連続層は、直接かつ完全にすぐ下の層に載るようにように層を位置合わせし、各層をプリントするために使用された配合物は、実質的に同一であり、および各層をプリントするために使用された配合物の量は、実質的に同一である。この層は、輪転式グラビア印刷法を用いてプリントされ、このプリント層は、紫外吸収検定法を用いて整列または位置合わせする。
プリント配合物の第1の層または下層215を、基体巻取り紙184上にプリントする。この配合物には、約20部の炭酸カルシウム粒子、約7部のニトロセルロース、約2部のトリアセチン、約0.5部のレシチン湿潤剤、Ciba Specialty ChemicalsからUvitex OBとして入手できる約0.02部の増輝剤、および少なくとも約70部の酢酸イソプロピル溶媒(配合物の合計部数100に足りる)を含んでいる。炭酸カルシウムは、Specialty Minerals社からAlbaglos PCCとして入手できる。ニトロセルロースは、Bayer AGからWalocelニトロセルロースE360として入手できる。
第1の層215上に、同じ配合物を含む第2の層218がプリントされ、第2層は、第1層と実質的に同じ様式でプリントされる。第2の層218上に、同じ配合物を含む第3の層222がプリントされ、第3層は、第1層および第2層と実質的に同じ様式でプリントされる。
プリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンド幅が約4mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約1.5mgである(すなわち、各プリント済み領域内の基体に供された重量が約1.5mgである)。各バンドの各層により供される乾燥重量は、約0.5mgである。
このように提供された包装材は、本質的に等しい幅と寸法の一連の本質的に等しく間隔をあけた多層バンドを有する基体シートとなる。各バンドは、実際連続的であり、各バンドの各層は連続的である。各バンドの各連続層の幅は、この層の下の層にほぼ等しく、各連続層が直接かつ完全にこの層の下の層を覆うように包装材をデザインする。この包装材は、非水溶媒に溶解性であるポリマーフィルム形成剤の多層適用を有する基体シートを示し、また充填剤の粒子を含む配合物内に使用される。この包装材は、各層が、同じポリマーフィルム形成材が組み入れられている多層パターンでプリントされた基体シートとなる。
図4を参照すると、プリント済み紙製包装材184が、各バンドの最上層または第3層が異なるプリント配合物を含むこと以外、実施例1に記載された材料を用いて実施例1に記載された様式で提供され、この基体シートは、約25g/mの乾燥基準重量、約24CORESTA単位の多孔度を有する紙製包装材であり、TervakoskiからTercig LK24として入手できる。
各バンドの第3層または最上層用のプリント配合物には、約11部のエチルセルロース、約2部のトリアセチン、約0.5部のレシチン湿潤剤、Ciba Specialty ChemicalsからUvitex OBとして入手できる約0.02部の増輝剤、および少なくとも約86部の酢酸イソプロピル溶媒(配合物の合計部数100に足りる)を含んでいる。エチルセルロースは、Hercules社からAqualonN−7として入手できる。
プリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約4mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約1.5mgである。各バンドの第1層の2つの層の各層により供された乾燥重量は、約0.6mgであり、最上層により供された乾燥重量は、約0.3mgである。
このように提供された包装材は、本質的に等しい幅と寸法の一連の本質的に等しく間隔をあけた多層バンドを有する基体シートとなる。各バンドは、実際連続的であり、各バンドの各層は連続的である。各バンドは、ニトロセルロースおよび充填剤を組み入れている2つの層、疎水性のポリマーフィルム形成材(例えば、エチルセルロース)が組み入れられている。この包装材は、2つの層またはそれ以上の層を有する代表的なコーティングパターンであるが、これらの層の全てが、同じポリマーフィルム形成材が組み入れられているとは限らない。
図4を参照すると、プリント済み紙製包装材184は、この基体シートが、約25g/mの乾燥基準重量、約18CORESTA単位の多孔度を有すること以外、実施例2に記載された様式で提供され、TervakoskiからTercig LK18として入手できる。
図4を参照すると、プリント済み紙製包装材184は、各バンドが約6mmの最大幅を有し、プリント済みバンドが異なるプリント配合物を用いて提供されること以外、実施例1に記載された材料を用いて実施例1に記載された様式で提供される。
各バンドの各層用のプリント配合物には、約16部の炭酸カルシウム粒子、約8部のエチルセルロース、約2部のトリアセチン、約0.5部のレシチン湿潤剤、Ciba Specialty ChemicalsからUvitex OBとして入手できる約0.02部の増輝剤、および少なくとも約74部の酢酸イソプロピル溶媒(配合物の合計部数100に足りる)を含んでいる。炭酸カルシウムは、Specialty Minerals社からAlbaglos PCCとして入手できる。エチルセルロースは、Hercules社からAqualon N−7として入手できる。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約1.5mgである。各バンドの各層により供される乾燥重量は、約0.5mgである。
このように提供された包装材は、本質的に等しい幅と寸法の一連の本質的に等しく間隔をあけた多層バンドを有する基体シートとなる。各バンドは、実際連続的であり、各バンドの各層は連続的である。各バンドの各連続層の幅は、この層の下の層にほぼ等しく、各連続層が直接かつ完全にこの層の下の層を覆うように包装材をデザインする。各層の乾燥重量は、約0.4mgから約0.6mgの範囲である。さらに包装材は、エチルセルロースの多層適用、特にエチルセルロースおよび充填剤(例えば、炭酸カルシウム粒子)の双方が組み入れられているコーティング配合物の多層適用、を有する基体シートとなる。
図4を参照すると、プリント済み紙製包装材184は、各バンドが約6mmの最大幅を有し、プリント済みバンドが異なるプリント配合物を用いて提供されること以外、実施例1に記載された材料を用いて実施例1に記載された様式で提供される。
各バンドの第1層または下層用プリント配合物は、実施例1に記載されたニトロセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物であり、各バンドの第2層および第3層用プリント配合物は、実施例4に記載されたそのエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物である。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。各バンドの各層により供される乾燥重量は、約0.5mgである。
このように提供された包装材は、本質的に等しい幅と寸法の一連の本質的に等しく間隔をあけた多層バンドを有する基体シートとなる。各バンドは、実際連続的であり、各バンドの各層は連続的である。各バンドは、ニトロセルロースを組み入れている下層およびエチルセルロースをさらに組み入れている2層を有している。すなわち、下層のポリマーフィルム形成剤は、他の層のポリマーフィルム形成剤とは異なる。このように提供されたその包装材のバンドは、炭酸カルシウムなどの充填剤が組み入れられている層を含む代表的なバンドである。
図4を参照すると、プリント済み包装材は、基体シートが実施例2に記載されたものであり、各バンドが約6mmの最大幅を有し、各バンドの各層が異なるプリント配合物を用いて提供されること以外、実施例1に記載された様式で提供される。
各バンドの第1層または下層用プリント配合物は、実施例1に記載されたそのニトロセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物である。
各バンドの第2層用プリント配合物は、実施例4に記載されたそのエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物である。
各バンドの第3層用プリント配合物は、実施例2に記載されたそのエチルセルロース含有プリント配合物である。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約1.5mgである。
図4を参照すると、プリント済み包装材184は、プリント済みバンドが異なるプリント配合物を用いて提供されること以外、実施例1に記載された基体シートを用いて実施例1に記載された様式で提供される。
各バンドの第1層または下層用プリント配合物は、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物である。
各バンドの第2層のプリント配合物は、液体形態で使用される水ベースコーティングが組み入れられており、このコーティングは、シガレットの継ぎ目接着剤として用いられ、CS−1242と称されるR.J.Reynolds Tobacco社の接着配合物である。CS−1242配合物は、National Starch & Chemical社により呼称Resyn 32−0272の下で販売されている約87パーセントから約88パーセントのエチレンビニルアセテートコポリマー乳濁液、およびAC−9として知られているR.J.Reynolds Tobacco社の約12パーセントから約13パーセントの接着剤濃縮安定化剤からなる水乳濁液ベースの接着剤である。AC−9接着剤濃縮安定化剤は、約92パーセント水およびCelanese ChemicalsからCelvol 205として入手できる約8パーセントのポリビニルアルコール樹脂からなる。最終プリント配合物は、約95部の水ベースコーティングおよび約5部の混合物を含む。この混合物は、最終プリント配合物に分散された増輝剤の量が、約0.02部であるように無水エチルアルコール中の増輝剤、Ciba Specialty ChemicalsからUvitex OBにより製造される。
各バンドの第3層用プリント配合物は、以前実施例2に記載されたエチルセルロース含有プリント配合物である。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約4mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約1mgである。
このように提供された包装材は、フィルム形成材および充填剤の層を含むパターン化バンドでプリントされた基体シートとなり、これらバンドの個々の層は、非水溶媒を組み入れている配合物から提供され、これらバンドの個々の層は、水性溶媒を組み入れている配合物から提供される。一定の水ベースコーティングを伴っている包装材の弱化また縮みを避けるように、第1コーティングまたは下部コーティングは疎水性材料である。このように提供された包装材は、さらに第1層および第3層に、エチルセルロースが組み入れられ、第2層に、エチレンビニルアセテートが組み入れられている多層バンドを有する包装材となる。このように提供された包装材は、その包装材に直接適用された疎水性コーティング層、第1コーティング層上に載せる第2層であって、水ベース乳濁液から生じるコーティングの形態で包装材に重量および多孔度の減少を提供する第2層、およびブロッキングを防ぐために有効な最上層を有する材料となる。このように多層コーティングは、包装材の物理的保全性に有意な程度まで影響を及ぼすことなく、包装材のある一定のその領域における包装材の多孔度を減少させるために一定の水ベースコーティングの使用を可能にするために使用される。
図4を参照すると、プリント済み包装材184は、プリント済みバンドが異なるプリント配合物を用いて提供されること以外、実施例1に記載された基体シートを用いて実施例1に記載された様式で提供される。
各バンドの第1層または下層用プリント配合物は、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物である。
第2層用プリント配合物は、実施例7に記載された水ベースプリント配合物である。
各バンドの第3層用プリント配合物は、Celanese ChemicalsからCelvol 205として入手できる約8部のポリビニルアルコール樹脂、約87部の水、約5部の混合物を含む。この混合物は、最終プリント配合物に分散された増輝剤の量が、約0.02部であるように無水エチルアルコール中増輝剤、Ciba Specialty Chemicals製のUvitex OBにより製造される。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約4mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約1.5mgである。
このように提供された包装材は、フィルム形成材の層を含むパターン化バンドでプリントされた基体シートとなり、各層は、異なる層の材料が含まれる。このように提供された包装材はまた、各バンドの最上層として水ベースフィルム形成材(すなわち、水性溶媒内で適用されるフィルム形成材)を有する多層バンドを有する代表的な包装材である。このように提供された包装材はまた、フィルム形成材の層を有する代表的な包装材であり、これらの層のうち少なくとも1層は、ポリビニルアルコールを主に含むか、または本質的にそれからなるフィルム形成材を有する。
図4を参照すると、プリント済み包装材184は、プリント済みバンドが、異なるプリント配合物を用いて提供されること以外、実施例1に記載された基体シートを用いて実施例1に記載された様式で提供される。
第1層または下層用プリント配合物は、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物である。
第2層用プリント配合物は、実施例7に記載された水ベースプリント配合物である。
第3層は、ポリビニルアルコールベースプリント配合物でプリントされる。このプリント配合物は、Celanese ChemicalsからCelvol 205として入手できる約8部のポリビニルアルコール樹脂、約10部の炭酸カルシウム、約77部の水、約5部の混合物を含む。この混合物は、最終プリント配合物に分散された増輝剤の量が、約0.02部であるように無水エチルアルコール中の増輝剤、Ciba Specialty ChemicalsからUvitex OBにより製造される。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約4mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約1.5mgである。
このように提供された包装材は、フィルム形成材および充填剤の層を含むパターン化バンドでプリントされた基体シートとなり、各バンドの少なくとも1層の個々の層は、水性溶媒、水溶性フィルム形成材および充填剤が組み入れられている配合物から提供される。
図5を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、バンドの中の2本は、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、TervakoskiからTercig LK60として入手できる。バンド208、210のそれぞれは、約6mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、4つの層215、218、222および226がある。各層のプリントパターンは実質的に同一であり、各連続層は、直接かつ完全にすぐ下の層に載るようにように層を位置合わせし、各層をプリントするために使用された配合物は、実質的に同一であり、各層をプリントするために使用された配合物量は実質的に同一である。前記4つの層は、以前実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有配合物として、一般に以前実施例4に記載された様式でプリントされる。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
図5を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、TervakoskiからTercig LK46として入手できる。バンド208、210のそれぞれは、約4mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約30mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、4つの層215、218、222および226がある。各連続層は、直接かつ完全にすぐ下の層に載るように層を位置合わせする。
第1層もしくは下層は、以前実施例1に記載されたニトロセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いてプリントされる。第2層は、一般に以前実施例7に記載された様式で以前実施例7に記載された水ベースプリント配合物を用いてプリントされる。第3層は、実施例8に以前記載された水ベースポリビニルアルコール含有プリント配合物によりプリントされる。最上層もしくは第4層は、以前実施例2に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物によりプリントされる。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約4mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
このように提供された包装材は、各バンドが4つの層を含むパターン化バンドでプリントされた基体シートとなり、各層を提供するために用いられたプリント配合物は、組成が異なる。
図5を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例11に記載されている。バンド208、210のそれぞれは、約6mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、4つの層215、218、222および226がある。各連続層は、直接かつ完全にすぐ下の層に載るように層を位置合わせする。
第1層もしくは下層は、以前実施例1に記載されたニトロセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いてプリントされる。第2層は、水ベースプリント配合物を用いてプリントされる。このプリント配合物は、約5部の塩化ナトリウムと以前実施例7に記載された約95部のプリント配合物とを混合することにより提供される。第3層は、以前実施例9に記載されたポリビニルアルコール含有プリント配合物によりプリントされる。最上層もしくは第4層は、以前実施例2に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物によりプリントされる。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
図5を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。バンド208、210のそれぞれは、約6mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、4つの層215、218、222および226がある。各連続層は、直接かつ完全にすぐ下の層に載るように層を位置合わせする。
第1層もしくは下層は、以前実施例1に記載されたニトロセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いてプリントされる。第2層は、水ベースプリント配合物を用いてプリントされる。このプリント配合物は、約15部の塩化ナトリウムと以前実施例7に記載された約85部のプリント配合物とを混合することにより提供される。第3層は、以前実施例8に記載されたポリビニルアルコール含有プリント配合物によりプリントされる。最上層もしくは第4層は、以前実施例2に記載されたエチルセルロース含有プリント配合物によりプリントされる。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
図5を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例10に記載されている。バンド208、210のそれぞれは、約6mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、4つの層215、218、222および226がある。各連続層は、直接かつ完全にすぐ下の層に載るように層を位置合わせする。
第1層もしくは下層は、以前実施例1に記載されたニトロセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いてプリントされる。第2層は、水ベースプリント配合物を用いてプリントされる。第3層は、以前実施例9に記載されたポリビニルアルコール/炭酸カルシウム含有プリント配合物によりプリントされる。最上層もしくは第4層は、以前実施例2に記載されたエチルセルロース含有プリント配合物によりプリントされる。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
図5を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例11に記載されている。バンド208、210のそれぞれは、約5mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、4つの層215、218、222および226がある。各連続層は、直接かつ完全にすぐ下の層に載るように層を位置合わせする。
第1層もしくは下層は、以前実施例1に記載されたニトロセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いてプリントされる。第2層は、以前実施例12に記載された塩化ナトリウムを組み入れている水ベースプリント配合物を用いてプリントされる。第3層は、以前実施例8に記載されたポリビニルアルコール含有プリント配合物を用いてプリントされる。
最上層もしくは第4層は、澱粉ベースプリント配合物によりプリントされる。この配合物は、約27部の炭酸カルシウム粒子、約11パーセントの塩化ナトリウム、約20部のデキストリン(National Starch & ChemicalからCrystal Tex 626として入手できる)、約0.05部のソルビン酸カリウム、約4部の尿素、約3部のプロピレングリコール、約5部の混合物および約30部の水(配合物の合計部数100に足りる)を含んでいる。炭酸カルシウムは、Specialty Minerals社からAlbaglos PCCとして入手できる。この混合物は、無水エチルアルコール中、Ciba Specialty ChemicalsからUvitex OBとして入手できる約0.02部の増輝剤である。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約5mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約3mgである。
このように提供された包装材は、フィルム形成材の層を含むパターン化バンドでプリントされた基体シートとなり、各バンドの下層は、疎水性フィルム形成材を含む。このように提供された包装材はまた、水性溶媒を使用してプリント配合物から提供されたフィルム形成材の3つの層をそれぞれ備えている多層バンドを有する代表的な包装材基体である。
図5を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例10に記載されている。バンド208、210のそれぞれは、約6mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約44mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、4つの層215、218、222および226がある。各連続層は、直接かつ完全にすぐ下の層に載るように層を位置合わせする。
第1層もしくは下層は、以前実施例1に記載されたニトロセルロース含有プリント配合物を用いてプリントされる。この配合物は、約5部のクエン酸ナトリウム、約14部のニトロセルロース、約2部のトリアセチン、約0.5部のレシチン湿潤剤、およびCiba Specialty ChemicalsからUvitex OBとして入手できる約0.02部の増輝剤、および少なくとも約78部の酢酸n−プロピル溶媒(配合物の合計部数100に足りる)を含んでいる。ニトロセルロースは、Bayer AGからWalocelニトロセルロースE 360として入手できる。
第2層は、以前実施例7に記載された水ベースプリント配合物を用いてプリントされる。第3層は、以前実施例9に記載されたポリビニルアルコール/炭酸カルシウム含有プリント配合物によりプリントされる。最上層もしくは第4層は、以前実施例4に記載されたエチルセルロース含有配合物によりプリントされる。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
このように提供された包装材は、各バンドの層のうちの少なくとも1つの層が、水溶性塩および非水溶媒に溶解性であるフィルム形成材を含むプリント済み多層バンドを有する代表的な包装材である。
図5を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例10に記載されている。バンド208、210のそれぞれは、約4mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約39mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、4つの層215、218、222および226がある。各連続層は、直接かつ完全にすぐ下の層に載るように層を位置合わせする。
第1層もしくは下層は、ニトロセルロース含有プリント配合物を用いてプリントされる。この配合物は、約15部のクエン酸ナトリウム、約14部のニトロセルロース、約2部のトリアセチン、約0.5部のレシチン湿潤剤、およびCiba Specialty ChemicalsからUvitex OBとして入手できる約0.02部の増輝剤、および少なくとも約68部の酢酸n−プロピル溶媒(配合物の合計部数100に足りる)を含んでいる。ニトロセルロースは、Bayer AGからWalocelニトロセルロースE 360として入手できる。
第2層は、以前実施例7に記載された水ベースプリント配合物を用いてプリントされる。第3層は、以前実施例9に記載されたポリビニルアルコール/炭酸カルシウム含有プリント配合物によりプリントされる。最上層もしくは第4層は、以前実施例4に記載されたエチルセルロース含有配合物によりプリントされる。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約3mgである。
図5を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。バンド208、210のそれぞれは、約4mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約39mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、4つの層215、218、222および226がある。各連続層は、直接かつ完全にすぐ下の層に載るように層を位置合わせする。
第1層もしくは下層は、実施例16に記載されたニトロセルロース/クエン酸ナトリウム含有プリント配合物を用いてプリントされる。第2層は、以前実施例7に記載された水ベースプリント配合物を用いてプリントされる。第3層は、以前実施例8に記載されたポリビニルアルコール含有プリント配合物を用いてプリントされる。
最上層もしくは第4層は、エチルセルロース含有プリント配合物によりプリントされる。この配合物は、約16部の水酸化マグネシウム、約10部のエチルセルロース、約2部のトリアセチン、約0.5部のレシチン湿潤剤、Ciba Specialty ChemicalsからUvitex OBとして入手できる約0.02部の増輝剤、および少なくとも約71部の酢酸n−プロピル溶媒(配合物の合計部数100に足りる)を含んでいる。エチルセルロースは、Hercules社からAqualon N−7として入手できる。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2.5mgである。
このように提供された包装材は、パターン化多層バンドでプリントされた基体シートとなり、各バンドの層のうち少なくとも1つの層が、疎水性フィルム形成材およびマグネシウム含有充填剤(例えば、水酸化マグネシウム)を組み入れているプリント配合物から提供される。
図5を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例11に記載されている。バンド208、210のそれぞれは、約6mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、4つの層215、218、222および226がある。各連続層は、直接かつ完全にすぐ下の層に載るように層を位置合わせする。
第1層もしくは下層は、以前実施例16に記載されたニトロセルロース/クエン酸ナトリウム含有プリント配合物を用いてプリントされる。第2層は、以前実施例7に記載された水ベースプリント配合物を用いてプリントされる。第3層は、以前実施例9に記載されたポリビニルアルコール/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いてプリントされる。最上層もしくは第4層は、以前実施例18に記載されたエチルセルロース/水酸化マグネシウム含有プリント配合物によりプリントされる。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
図6を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。バンド208、210のそれぞれは、約8mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、3つの層215、218および222がある。
第1層もしくは下層215は、プリント配合物として基体巻取り紙184上にプリントされる。この配合物は、以前実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有配合物である。
第2層218は、第1層215上にプリントされる。この層の幅は約4mmである。第1層の上部領域のそれぞれ最先端で約2mmが第2層により覆われないように、第2層が配置される。第2層218は、以前実施例7に記載された水ベースプリント配合物を含んでいる。
第2層218の接着剤成分を覆い、密封することができるフィルム形成材が組み入れられている第3層222が、第2層218上およびその全域にプリントされる。この層の幅は約6mmである。第1層の上部領域のそれぞれ最先端で約1mmが第2層により覆われないように、第2層が配置される。第3層222は、以前実施例8に記載されたそのポリビニルアルコール含有配合物である。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約8mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約1.4mgである。各バンドの第1層の乾燥重量は、約0.3mgである。各バンドの第2層の乾燥重量は、約0.8mgである。第3層の乾燥重量は、約0.3mgである。
図6を参照すると、記載されたプリント包装材に関して、各層のプリントパターンは異なり、各連続層が、すぐ下の層の全体未満または全体以上に載るように配置合わせし、各層全てをプリントするために使用される配合物は、全体的組成が同一ではなく、各層をプリントするために使用される配合物量は、層毎に同一ではない。
適切な成分の適量を含むバンドを有するこれらの包装材を用いて生成されたタバコロッドを有するように製造されたシガレットは、前述のシガレット消火評価基準に合致する能力を有する。包装材上にプリントされたこれらバンドのこれら層のうち1層以上は、この包装材から製造されたシガレットの点火性向を減じるのを補助する上で有効である。これら層のうち1層(例えば、接着剤組成の第2層を覆うために使用されるフィルム形成材の第3層)は、ブロッキングを避ける様式または方法を提供しながら、接着組成物が包装材上にバンドをプリントするために使用される様式を提供する。
図6を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。バンド208、210のそれぞれは、約8mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、3つの層215、218および222がある。
第1層もしくは下層215は、約8mmの幅を有し、以前実施例16に記載されたニトロセルロース/クエン酸ナトリウム含有配合物である。
第2層218は、第1層215上にプリントされる。この層の幅は約4mmである。第1層の上部領域のそれぞれ最先端で約2mmが第2層により覆われないように、第2層が配置される。第2層218は、以前実施例7に記載された水ベースプリント配合物を含んでいる。
第2層218の接着剤成分を覆い、密封することができるフィルム形成材を組み入れている第3層222は、第2層218上およびその全域にプリントされる。この層の幅は約6mmである。第1層の上部領域のそれぞれ最先端で約1mmが第2層により覆われないように、第2層が配置される。第3層222は、以前実施例9に記載されたそのポリビニルアルコール/炭酸カルシウム含有配合物である。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2.5mgである。
図6を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、この中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。バンド208、210のそれぞれは、約8mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関して、3つの層215、218および222がある。
第1層もしくは下層は、約8mmの幅を有し、以前実施例16に記載されたニトロセルロース/クエン酸ナトリウム含有配合物である。
第2層218は、第1層215上にプリントされる。この層の幅は約4mmである。第1層の上部領域のそれぞれ最先端で約2mmが第2層により覆われないように、第2層が配置される。第2層218は、以前実施例12に記載された塩化ナトリウムを組み入れている水ベースプリント配合物を含んでいる。
第2層218の接着剤成分を覆い、密封することができるフィルム形成材を組み入れている第3層222は、第2層218上およびその全域にプリントされる。この層の幅は約8mmである。第1層が第2層により覆われるように、第2層が配置される。第3層222は、以前実施例8に記載されたそのポリビニルアルコール含有配合物である。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2.5mgである。
図6を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。バンド208、210のそれぞれは、約8mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、3つの層215、218および222がある。
第1層もしくは下層は、約8mmの幅を有する。この層に関するプリント配合物は、約5部の塩化ナトリウム、約8部のエチルセルロース、約2部のトリアセチン、約0.5部のレシチン湿潤剤、Ciba Specialty ChemicalsからUvitex OBとして入手できる約0.02部の増輝剤、および少なくとも約84部の酢酸イソプロピル溶媒(配合物の合計部数100に足りる)を含んでいる。エチルセルロースは、Hercules社からAqualon N−7として入手できる。
第2層218は、第1層215上にプリントされる。この層の幅は約4mmである。第1層の上部領域のそれぞれ最先端で約2mmが第2層により覆われないように、第2層が配置される。第2層218は、以前実施例7に記載された水ベースプリント配合物を含んでいる。
第2層218の接着剤成分を覆い、密封することができるフィルム形成材を組み入れている第3層222は、第2層218上およびその全域にプリントされる。その層の幅は約6mmである。第1層の上部領域のそれぞれ最先端で約1mmが第2層により覆われないように、第2層が配置される。第3層222は、以前実施例15に記載された澱粉ベース配合物である。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2.5mgである。
図6を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。バンド208、210のそれぞれは、約8mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、3つの層215、218および222がある。
第1層もしくは下層は、約8mmの幅を有し、以前実施例23に記載されたエチルセルロース/塩化ナトリウム含有配合物である。
第2層218は、第1層215上にプリントされる。この層の幅は約4mmである。第1層の上部領域のそれぞれ最先端で約2mmが第2層により覆われないように、第2層が配置される。第2層218は、以前実施例12に記載された塩化ナトリウムを組み入れている水ベースプリント配合物を含んでいる。
第2層218の接着剤成分を覆い、密封することができるフィルム形成材を組み入れている第3層222は、第2層218上およびその全域にプリントされる。この層の幅は約8mmである。第1層が第2層により覆われるように、第2層が配置される。第3層222のプリント配合物は、以前実施例2に記載されたそのエチルセルロース含有配合物である。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約3mgである。
図6を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、バンドの中の2本がバンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。バンド208、210のそれぞれは、約8mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、3つの層215、218および222がある。
第1層もしくは下層は、約8mmの幅を有する。この層に関するプリント配合物は、実施例2に記載されたエチルセルロース含有配合物である。
第2層218は、第1層215上にプリントされる。この層の幅は約4mmである。第1層の上部領域のそれぞれ最先端で約2mmが第2層により覆われないように、第2層が配置される。第2層218は、以前実施例13に記載された塩化ナトリウムを組み入れている水ベースプリント配合物を含んでいる。
第2層218の接着剤成分を覆い、密封することができるフィルム形成材を組み入れている第3層222は、第2層218上およびその全域にプリントされる。この層の幅は約6mmである。第1層の上部領域のそれぞれ最先端で約1mmが第2層により覆われないように、第2層が配置される。第3層222は、以前実施例15に記載された澱粉ベース配合物である。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2.5mgである。
図6を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。バンド208、210のそれぞれは、約8mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、3つの層215、218および222がある。
第1層もしくは下層は、約8mmの幅を有する。このプリント配合物は、実施例1に記載されたニトロセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物である。
第2層218は、第1層215上にプリントされる。この層の幅は約4mmである。第1層の上部領域のそれぞれ最先端で約2mmが第2層により覆われないように、第2層が配置される。第2層218は、以前実施例7に記載された水ベースプリント配合物を含んでいる。この層のプリント配合物は、National StarchからFlokote 64として入手できる約22部の澱粉、約2.5部のクエン酸ナトリウム二水和物、約3部のクエン酸カリウム一水和物、約1部のリン酸ジアンモニウム、約5部の混合物、少なくとも約66部の水(配合物の合計部数100に足りる)を含んでいる。前記混合物は、最終プリント配合物に分散された増輝剤の量が、約0.02部になるように、無水エチルアルコール中、Ciba Specialty ChemicalsからUvitex OBの増輝剤を混合することにより製造される。
第2層218の接着剤成分を覆い、密封することができるフィルム形成材が組み入れられている第3層222は、第2層218上およびその全域にプリントされる。この層の幅は約6mmである。第1層の上部領域のそれぞれ最先端で約1mmが第2層により覆われないように、第2層が配置される。第3層222のプリント配合物は、以前実施例2に記載されたそのエチルセルロース含有配合物である。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2.5mgである。
図6を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。バンド208、210のそれぞれは、約8mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、3つの層215、218および222がある。
第1層もしくは下層は、約8mmの幅を有する。この層に関するプリント配合物は、以前実施例2に記載されたエチルセルロース含有配合物である。
第2層218は、第1層215上にプリントされる。この層の幅は約4mmである。第1層の上部領域のそれぞれ最先端で約2mmが第2層により覆われないように、第2層が配置される。第2層218は、以前実施例7に記載された水ベースプリント配合物を含んでいる。
第2層218の接着剤成分を覆い、密封することができるフィルム形成材が組み入れられている第3層222は、第2層218上およびその全域にプリントされる。その層の幅は約6mmである。第1層の上部領域のそれぞれ最先端で約1mmが第2層により覆われないように、第2層が配置される。第3層222のプリント配合物は、以前実施例1に記載されたそのニトロセルロース/炭酸カルシウム含有配合物である。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約8mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
図6を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。バンド208、210のそれぞれは、約8mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関して、3つの層215、218および222がある。
第1層もしくは下層は、約8mmの幅を有する。この層に関するプリント配合物は、以前実施例2に記載されたそのエチルセルロース含有配合物である。
第2層218は、第1層215上にプリントされる。その層の幅は約4mmである。第1層の上部領域のそれぞれ最先端で約2mmが第2層により覆われないように、第2層が配置される。第2層218は、以前実施例15に記載された澱粉ベースプリント配合物を含んでいる。
第2層218の接着剤成分を覆い、密封することができるフィルム形成材を組み入れている第3層222が、第2層218上およびその全域にプリントされる。この層の幅は約6mmである。第1層の上部領域のそれぞれ最先端で約1mmが第2層により覆われないように、第2層が配置される。第3層222のプリント配合物は、以前実施例26に記載されたその澱粉ベース配合物である。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約8mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
図7を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、約18CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK18として入手できる。バンド208、210のそれぞれは、約4mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、3つの層215、218および222がある。各層のプリントパターンは、実質的に同じものであり、各連続層が直接かつ完全にすぐ下の層に載るように層を位置合わせし、下層をプリントするために使用される配合物は、以前実施例4に記載されており、各中間層および最上層は、実質的に同じものであり、各層をプリントするために使用される配合物量は、実質的に同じものである。前記中間層および最上層は、以前実施例2に記載された配合物を用いてプリントされ、実質的に以前実施例2に記載された同じ様式でプリントされる。
この包装材はまた、連続的第4層230を含む。この層の配合物は、約10部のクエン酸ナトリウムおよび約90部の水である。この配合物は、例えば、300のラインスクリーンで包装材の全面上にプリントされる。使用される配合物量は、基体シートの乾燥重量を基準にして、約0.5重量パーセントの量で適用されるクエン酸ナトリウムを有する包装材を提供するのに十分である。このプリント配合物を用いた包装材の主要面の完全な被覆は、位置合わせを必要としないので、上塗り層は増輝剤を必要としない。さらなる層もしくは第4層は、フィルム形成材が実質的に存在しない配合物から提供される。さらに、連続層として図7に示されるが、上塗り層におけるフィルム形成材の不在により、水性溶媒が除かれた場合、水性溶液の塩が包装材と密に接触することになる。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが幅約4mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約1.7mgである。
図7を参照すると、記載されたプリント済み包装材に関して、上塗り層は、実質的に包装材の全主要面上にプリントされる。この上塗り層はまた、前もってその包装材上にプリントされたバンドを覆うように適用される。この上塗り層はまた、プリント工程を用いて、包装材への燃焼化学物質の組み入れ可能な様式で使用される。
図8を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。バンド188、190のそれぞれは、約6mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、3つの層215、218および222がある。各層のプリントパターンは、異なるものであり、各連続層がすぐ下の層に載せるように層を位置合わせし、各層をプリントするために使用される配合物は、実質的に同じものである。
第1層または最下層215は、プリント配合物として基体巻取り紙184上にプリントされる。このプリント配合物は、先の実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有配合物である。
同じ配合物を含む第2層218は、第1層215上にプリントされ、第2層およびその層の幅は約5mmである。第1層の上部領域のそれぞれ最先端で約0.5mmが第2層により覆われないように、第2層が配置される。同じ配合物を含んでいる第3層222は、第2層218上にプリントされる。第2層の上部領域のそれぞれ最先端で約0.5mmが第3層により覆われないように、第2層が配置される。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが最大幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約3mgである。
図8に描写された包装材は、本質的に等しい幅と寸法の本質的に等しく間隔をあけた一連の多層バンドを有する基体シートとなり、これによって、各バンドの各連続層の幅は、この層の下の層よりも狭く、また各連続層の末端は、この層の下の層の末端から等しくオフセットされる。この包装材はまた、各層がサイズの異なる3つの層を有するバンドを備える包装材を示し、各層は、疎水性フィルム形成材を組み入れているプリント配合物を含んでいる。
図9を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。バンド188、190のそれぞれは、約8mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約30mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関して、4つの層215、218、222および226がある。各バンドに関しては、各層の幅は、異なるものであり、各連続層がすぐ下の層に載るように層を位置合わせし、各層をプリントするために使用される配合物は、実質的に同じものである。
第1層または下層215は、プリント配合物として基体巻取り紙184上にプリントされる。この配合物は、先の実施例1に記載されている。この層は約8mmの幅を有している。
実施例26に記載された澱粉ベースプリント配合物を含む第2層218は、第1層215上にプリントされ、第2層は約6mmの幅を有する。第1層の上部領域のそれぞれ最先端で約1mmが第2層により覆われないように、第2層が配置される。
実施例9に記載されたポリビニルアルコールベースのプリント配合物を含んでいる第3層222は、第2層218上にプリントされ、第3層は、約5mmの幅を有する。第2層の上部領域のそれぞれ最先端で約0.5mmが第3層により覆われないように、第3層が配置される。
実施例2に記載されたエチルセルロース含有プリント配合物を含んでいる第4層226は、第3層222上にプリントされ、第4層は、約3mmの幅を有する。第3層の上部領域のそれぞれ最先端で約1mmが第4層により覆われないように、第4層が配置される。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが最大幅約8mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約3mgである。
図10を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例3に記載されている。バンド188、190のそれぞれは、約7mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、2つの層215および218がある。各層の幅は、異なるものであり、上層が下層に載るように層を位置合わせし、各層をプリントするために使用される配合物は、実質的に同じものである。
第1層または下層215は、プリント配合物として基体巻取り紙184上にプリントされ、この層は約7mmの幅を有している。この配合物は、先の実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有配合物である。
実施例4に記載されたプリント配合物を含む第2層218は、第1層215上にプリントされ、第2層およびその層の幅が約5mmである。第1層の上部領域のそれぞれ最先端で約1mmが第2層により覆われないように、第2層が配置される。
前記包装材はまた、第3層230を場合によっては含む。この配合物は、先の実施例29に記載された塩含有配合物である。この配合物は、本質的に実施例29に記載された様式で包装材の全面上にプリントされる。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが最大幅約7mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
図9に描写されたパターンを有する包装材は、一連の間隔をあけたバンドを有する代表的な包装材であり、各バンドの包装材に適用された被覆量は、各バンドの中心に向かって比較的高く、各バンドの各側面に向かって比較的低い。すなわち、1つの中心部分および2つの側面部分を有する各バンドに関して、適用されたプリント配合物は、各側面部分よりも中心部分に向かって多い量で存在する。
図11を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例3に記載されている。このバンドは、約5mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約30mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。
このバンドは、場合によっては連続第1層250を含む。この層のプリント配合物は、約10部のクエン酸ナトリウムと約90部の水である。この配合物は、例えば、300のラインスクリーンで包装材の全面上にプリントされる。使用される配合物量は、基体シート乾燥重量を基準にして、約0.5重量パーセントの量で適用されたクエン酸ナトリウムを有する包装材を提供するのに十分である。このような下塗り剤コーティングは、このプリント配合物を用いた包装材の主要面の完全被覆が位置合わせを必要としないので、増輝剤を必要としない。下塗り層は、フィルム形成材を実質的に欠いている配合物から提供される。さらに、連続層として図11に示されるが、下塗り層にpけるフィルム形成材の不在により、水性溶媒が除かれた場合、水性溶液の塩を包装材と密に接触させることになる。
このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、3つの層253、256および259がある。下部の2層253、256のプリントパターンは、上層256が完全にすぐ下の層253に載るように層を位置合わせし、各層をプリントするために使用される配合物は、実質的に同じものである。バンドの下部2層のそれぞれは、プリント配合物として被覆済み基体シートに適用される。この配合物は、先の実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有配合物である。
先の実施例15に記載されたプリント配合物を含む第3層259は、各バンドの第2層256上にプリントされ、第2層およびその層の幅は、約4mmである。第2層の上部領域のそれぞれ最先端で約0.5mmが第3層により覆われないように、第2層が配置される。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが最大幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
図11に描写された包装材は、本質的に等しい幅および寸法の一連の本質的に等しく間隔をあけた多層バンドを有するベースシートを示し、これによって各バンドのある連続層の幅が、実質的に同じものであり、また、各バンドのある連続層の幅が、前記層またはこれら層の下の層よりも狭い。図11に描写された包装材はまた、実質的にその全面に適用されたプリント配合物の下塗り層を前もって有している基体シート上に適用されている本質的に等しい幅と寸法の一連の本質的に等しく間隔をあけた多層を有する基体シートとなる。すなわち、このパターン化バンドを包装材上にプリントされる材料上の包装材上にプリントできるように下塗り層が適用される。この下塗り層は、水溶性塩を組み入れることができ、この下塗り層は、実質的にフィルム形成材を欠いてもよい。この下塗り層はまた、下塗り工程を用いて燃焼化学物質を包装材に組み入れ可能な様式で使用される。
図11を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。これらバンドのそれぞれは、約5mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。
このバンドは、場合によっては連続第1層250を含む。この層の配合物および適用は、実施例33に記載されている。
このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関して、3つの層253、256および259がある。下部の2層253、256のプリントパターンは、実質的に同じものであり、上層256が完全にすぐ下の層253に載るように層を位置合わせし、各層をプリントするために使用される配合物は、実質的に同じものである。バンドの下部2層のそれぞれは、プリント配合物として被覆済み基体シートに適用される。
各バンドの下層253、256用のプリント配合物は、約16部の炭酸カルシウム粒子、約6部のエチルセルロース、約2部のニトロセルロース、約2部のトリアセチン、約0.5部のレシチン湿潤剤、Ciba Specialty ChemicalsからUvitex OBとして入手できる約0.02部の増輝剤、および少なくとも約74部の酢酸イソプロピル溶媒(配合物の合計部数100に足りる)を含んでいる。炭酸カルシウムは、Specialty Minerals社からAlbaglos PCCとして入手できる。ニトロセルロースは、Bayer AGからWalocelニトロセルロースE360として入手できる。
以前実施例9に記載されたプリント配合物を含む第3層259は、各バンドの第2層256上にプリントされ、第2層およびその層の幅は、約4mmである。第2層の上部領域のそれぞれ最先端で約0.5mmが第3層により覆われないように、第2層が配置される。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが最大幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
図11を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、その中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。これらバンドのそれぞれは、約5mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。
このバンドは、場合によっては連続第1層250を含む。この層の配合物および適用は、実施例33に記載されている。
このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、3つの層253、256および259がある。下部の2層253、256のプリントパターンは、実質的に同じものであり、上層256が完全にすぐ下の層253に載るように層を位置合わせし、各層をプリントするために使用される配合物は、実質的に同じものである。このバンドの下部2層のそれぞれは、プリント配合物としてコーティング済み基体シートに適用される。各バンドの各層用のプリント配合物は、約16部の炭酸カルシウム粒子、約6部のエチルセルロース、約2部のポリビニルアセテート、約2部のトリアセチン、約0.5部のレシチン湿潤剤、Ciba Specialty ChemicalsからUvitex OBとして入手できる約0.02部の増輝剤、および少なくとも約74部の酢酸イソプロピル溶媒(配合物の合計部数100に足りる)を含んでいる。炭酸カルシウムは、Specialty Minerals社からAlbaglos PCCとして入手できる。エチルセルロースは、Hercules社からAqualon N−7として入手できる。ポリビニルアセテートは、McGean−RohcoからB−15として入手できる。
以前実施例1に記載されたプリント配合物を含む第3層259は、各バンドの第2層256上にプリントされ、第2層およびその層の幅は、約4mmである。第2層の上部領域のそれぞれ最先端で約0.5mmが第3層により覆われないように、第2層が配置される。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが最大幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
図12を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本がは、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。これらバンドのそれぞれは、約7mmの最大幅を有する。このバンドは、各バンドが、2つのバンド部分300、305から構成される不連続バンドである。それぞれ各バンド間で測定された間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。
示された実施形態に関して、第1のバンド部分300は、3つの層310、315および320を有し、第2のバンド部分305はまた、3つの層325、330および335を有する。前記バンド部分はそれぞれ1mm分離されている。各下部層310、325は、約3mmの幅を有する。これらの層は、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物から製造される。第2層315、330はそれぞれ、これらの第1層310、325上にプリントされ、これらの第2層は、同じプリント配合物を含む。各第2層は、約2mmの幅を有する。各第1層310、325それぞれの上部領域の一最先端での約1mmが第2層によって覆われないように、第2層315、330のそれぞれが配置される。第3層320、335はそれぞれ、これらの第2層にプリントされ、これらの第3層は、実施例1に記載されたニトロセルロース/炭酸カルシウム含有配合物を含む。各第3層は、約1mmの幅を有する各第2層315、330それぞれの上部領域の一最先端での約1mmが第3層によって覆われないように、第3層320、335のそれぞれが配置される。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが最大幅約7mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
図12に描写された包装材は、本質的に等しい幅と寸法の一連の本質的に等しく間隔をあけた多層バンドを有する基体シートとなる。これらのバンドは不連続バンドであり、2つの多層セクションを含んでいる。図12に描写された包装材はまた、多層不連続バンド有する基体シートとなり、それによって、各バンドのそれぞれ個々のセクションの層の幅が、互いに異なっている。特に各バンド部分の各連続層の幅が、その層の下層よりも狭く、それによって各連続層の一端が、その層の下層の末端からオフセットされ、各バンド部分の層は、バンドの一端でそれぞれの末端が実質的に互いに載るように位置合わせされる。
図13を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。これらバンドのそれぞれは、約7mmの最大幅を有する。このバンドは、それぞれ各バンド間で測定された間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で配置される。
各バンドは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、2つの連続層215、218、および2つの不連続層280および282がある。
下層215は、約6mmの幅を有する。この層は、実施例1に記載されたニトロセルロース/炭酸カルシウム含有配合物から提供される。
実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム配合物から提供された第2層218は、第1層215上にプリントされ、第2層の幅は、約6mmを有する。第2層は、実質的に第1層上に載るように配置される。
それぞれが約2mm幅で約2mm離れて配置されている第1部分および第2部分350、355を有する不連続層である第3層は、第2層上にプリントされる。第1部分および第2部分350、355のそれぞれは、以前実施例18に記載されたエチルセルロース/水酸化マグネシウム含有プリント配合物から提供される。
場合によって存在する第4層360は、約7mmの幅を有し、包装材のそれより下の層の全てを覆う。第4層360は、第1バンド層の各最先端を越えて約0.5mmを延長するように配置される。第4層360のプリント配合物は、実施例2に記載されたエチルセルロース含有配合物である。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが最大幅約7mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2.5mgである。
図13に描写された包装材は、本質的に等しい幅と寸法の一連の本質的に等しく間隔をあけた多層バンドを有する基体シートとなる。これらのバンドは、実際連続的であるが、少なくとも不連続な1層を有し、この不連続層は、2つのセクション(例えば、包装材を横断して延長する2本のストライプ)を含んでいる。
図13を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。これらバンドのそれぞれは、約7mmの最大幅を有する。このバンドは、それぞれ各バンド間で測定された間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で配置される。
各バンドは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、2つの連続層215、218、および2つの不連続層280および282がある。
下層215は、約6mmの幅を有する。この層は、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有配合物から提供される。
実施例2に記載されたエチルセルロース配合物から提供された第2層218は、第1層215上にプリントされ、第2層の幅は約6mmである。第2層は、実質的に第1層上に載るように配置される。
それぞれが約2mm幅で約2mm離れて配置されている第1部分および第2部分350、355を有する不連続層である第3層は、第2層上にプリントされる。第1部分および第2部分350、355のそれぞれは、Celanese ChemicalsからCelvol 205として入手できる約8部のポリビニルアルコール、約5部のクエン酸ナトリウム、約82部の水、約5部の混合物を含むプリント配合物から提供される。この混合物は、最終プリント配合物に分散された増輝剤の量が、約0.02部になるように、無水エチルアルコール中、Ciba Specialty ChemicalsからUvitex OBの増輝剤により製造される。
場合によって存在する第4層360は、約7mmの幅を有し、包装材のそれより下の層の全てを覆う。第4層360は、第1バンド層の各最先端を越えて約0.5mmを延長するように配置される。第4層360のプリント配合物は、実施例2に記載されたエチルセルロース含有配合物である。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが最大幅約7mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
図13を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。これらバンドのそれぞれは、約7mmの最大幅を有する。このバンドは、それぞれ各バンド間で測定された間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で配置される。
各バンドは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関して、2つの連続層215、218、および2つの不連続層280および282がある。
下層215は、約6mmの幅を有する。この層は、約7部のニトロセルロース、約2部のトリアセチン、約0.5部のレシチン湿潤剤、Ciba Specialty ChemicalsからUvitex OBとして入手できる約0.02部の増輝剤、および少なくとも約90部の酢酸イソプロピル溶媒(配合物の合計部数100に足りる)を含んでいる配合物を用いてプリントされる。ニトロセルロースは、Bayer AGからWalocelニトロセルロースE360として入手できる。
実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム配合物から提供された第2層218は、第1層215上にプリントされ、第2層の幅は、約6mmである。この第2層は、実質的に第1層上に載るように配置される。
それぞれが約2mm幅で約2mm離れて配置されている第1部分および第2部分350、355を有する不連続層である第3層は、第2層上にプリントされる。第1部分および第2部分350、355のそれぞれは、先の実施例14に記載されたポリビニルアルコール/炭酸カルシウム含有プリント配合物から提供される。
場合によって存在する第4層360は、約7mmの幅を有し、包装材のそれより下の層の全てを覆う。第4層360は、第1バンド層の各最先端を越えて約0.5mmを延長するように配置される。第4層360のプリント配合物は、実施例2に記載されたエチルセルロース含有配合物である。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、その巻取り紙は、各バンドが最大幅約7mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
図13を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されている。これらバンドのそれぞれは、約7mmの最大幅を有する。このバンドは、それぞれ各バンド間で測定された間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で配置される。
各バンドは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関して、2つの連続層215、218、および2つの不連続層280および282がある。
下層215は、約6mmの幅を有する。この層は、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有配合物から提供される。
実施例2に記載されたエチルセルロース配合物から提供された第2層218は、第1層215上にプリントされ、第2層の幅は、約6mmである。第2層は、実質的に第1層上に載るように配置される。
それぞれが約2mm幅で約2mm離れて配置されている第1部分および第2部分350、355を有する不連続層である第3層は、第2層上にプリントされる。第1部分および第2部分350、355のそれぞれは、先の実施例16に記載されたニトロセルロース含有プリント配合物から提供される。
場合によって存在する第4層360は、約7mmの幅を有し、この包装材のそれより下の層の全てを覆う。第4層360は、第1バンド層の各最先端を越えて約0.5mmを延長するように配置される。第4層360のプリント配合物は、実施例2に記載されたエチルセルロース含有配合物である。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが最大幅約7mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
図14を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、TervakoskiからTercig LK60として入手できる。これらのバンドは、約8mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。
この包装材はまた、場合によっては連続第1層250を含む。この層をプリントするために用いられた配合物は、実施例33に記載されている。
このバンドのそれぞれは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、3つの層253、256および380がある。各バンドの下部の層253は、約5mmの幅を有する。最上層256のプリントパターンは、実質的に同じものであり、上層256が完全にすぐ下の層253上に載るように層を位置合わせし、各層をプリントするために使用される配合物は、実質的に同じものである。バンドのこれら2層253、256のそれぞれは、プリント配合物としてコーティング済み基体シートに適用される。この配合物は、先の実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有配合物である。
包装材の主要面を覆うことができるフィルム形成材を組み入れている第4層380は、前記の3つのバンド層上およびそれらの全てにわたってプリントされる。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが最大幅約8mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
図15を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載されたその包装材である。これらのバンドのそれぞれは、約7mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約30mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。
最下層215は、先に記載された様式で一般に包装材に適用される。この中間層の一方の側面におけるコーティング配合物量が、この層の他の側面における配合物量よりも多くなるように中間層218が最下層上に適用される。各層215、218および222のコーティング配合物は、実施例4に記載されたそのエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物である。生じたバンドは、連続的であり、その幅を横断して比較的一貫した全コーティング適用を有するように各コーティング層の適用を位置合わせする。2つの最上層が配列される様式、およびコーティング配合物とこれらの配合物の適用との間の調整によって、最上層から最下層および側面ごとに比較的一貫した組成を有するバンドを備えたプリント済み包装材が生じる。各層が、各プリント済み領域における包装材に約0.6mg(27mm幅に細切りされた包装材について)の乾燥重量を提供するようにコーティング配合物が適用される。
その幅を横断して異なるコーティング適用を有する層が包装材に適用される様式は、種々あり得る。典型的には、より大きなより深いセルを有するプリントシリンダが、層の一端でより多量のプリント配合物を適用するために使用され、一方、より小さなより浅いセルが、層の他端でより少量のプリント配合物を適用するために使用される。
図15に描写された包装材は、本質的に等しい幅と寸法の一連の本質的に等しく間隔をあけた多層バンドを有する基体シートとなり、それによって、少なくとも1層(好ましくは、偶数層)が、その層の幅にわたって変化した量で適用される。好ましくは、コーティング配合物の適用比率の変化を有するこのような各層が、同一の配合物、コーティングタイプおよびパターンから提供され、このようにその幅にわたってそのバンド組成の相対的対称性を維持できる。
図16を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載された包装材である。これらのバンドのそれぞれは、約7.5mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。
第1層400は、それぞれが約1.5mm幅で約0.5mm離れて配置されている、第1部分405、第2部分407および第3部分409を有する不連続層である。第2層415は、それぞれが約1.5mm幅で約0.5mm離れて配置されている、第1部分420、第2部分422および第3部分424を有する不連続層である。これら3つの層は、3つの第1層部分上にプリントされる。前述の各層は、実施例4に記載されたそのエチルセルロース/炭酸カルシウム含有コーティング配合物を用いて提供される。
第3層は、前述の層上にプリントされ、その幅は約7.5mmである。第1層および第2層の上部領域の各最先端を過ぎた約0.5mmが第3層によって覆われるように、第3層430は配置される。第3層430に関するコーティング配合物は、実施例2に記載されたそのエチルセルロース含有プリント配合物である。
図16に描写された包装材は、本質的に等しい幅と寸法の一連の本質的に等しく間隔をあけた多層バンドを有する基体シートとなる。各バンドは、一連の多層コーティングを含み、すなわち、各バンドは、数本の不連続バンドを含んでいる。図16に描写された包装材はまた、全体的に連続性(コーティング配合物の最上層によって)を有するバンドを示すが、このバンドの個々の層または部分は、実際不連続的である。
図17を参照すると、紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有する。各セットのバンドは、3本のバンドを含む。中間バンド450は、約5mmの幅を有し、図11を参照すると、本質的に先の実施例34に記載されたタイプである。すなわち、中間バンドは、最下層253、中間層256および最上層259を有する。2本のより小さなバンド452、454は、その中間バンド450の各側面に配置され、そのバンドの各側面上に約0.5mmの間隔があけられている。これらバンドとより小さなバンドの双方は、約2mmの幅を有する。これらのバンド452、454は、それぞれ第1層456、460を有し、これらそれぞれの第1層上に適用された第2層462、464を有する。これらのより小さなバンド452、454の層は、実施例4に記載されたそのエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。このように、3つのセクションを有する不連続バンドが提供される。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが最大幅約8mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
このように提供された包装材は、パターンバンドによりプリントされた基体シートとなり、このバンドは、実際不連続的である多層バンドで分割される。このように、数本のバンドセグメントが、1本のバンド領域を形成するために組み合わされる。
図18を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、一連の反復バンドの形態を有するプリントパターンを備えている紙基体シート184を有しており、このバンドの中の2本が、バンド188、190として示されている。この紙製包装材は、実施例1に記載された包装材である。これらのバンドのそれぞれは、約7mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、バンドが配置される。
最下層215は、先の記載された様式で一般に包装材に適用される。各中間層セクションの一方の側面におけるコーティング配合物量は、そのそれぞれの層の他の側面における配合物量よりも多くなるように、2つの中間層セクション480、482が最下層上に適用される。各最上層の一つの側面におけるコーティング配合物量が、そのそれぞれの層の他の側面よりも多くなるような様式で、2つの最上層セクション484、486は、それぞれの中間層セクション480、482上に適用される。各層215、480、482、484および486のそれぞれに関するコーティング配合物は、実施例4に記載されたプリント配合物である。2つの最上層が配列される様式、コーティング配合物およびこれらの配合物の適用との間の調整によって、側面ごとに比較的対称的形状を有するバンドを備えたプリント済み包装材が生じる。各層は、各プリント済み領域の包装材に約0.6mg(27mm幅に細切りされた包装材について)の乾燥重量を提供するようにコーティング配合物が適用される。
その幅にわたって異なるコーティング適用を有する層が包装材に適用される様式は、種々あり得る。典型的には、より大きなより深いセルを有するプリントシリンダが、層の一端でより多量のプリント配合物を適用するために使用され、一方、より小さなより浅いセルが、層の他端でより少量のプリント配合物を適用するために使用される。
図15に描写された包装材は、本質的に等しい幅と寸法の一連の本質的に等しく間隔をあけた多層バンドを有する基体シートとなり、それによって、2つのセクションそれぞれを有する1層が、その層の幅にわたって変化した量で適用される。示された実施形態に関して、各バンドのエッジで包装材に適用されたプリント配合物量は、各バンドの中心に向かって適用された量よりも多い。すなわち、各バンドに関して、各側面部分に向かってよりもより少ない量のプリント配合物が、中心部分に向かって適用される。
図19を参照すると、プリント済み紙製包装材184は、間隔をあけたバンド188、190を有する基体シート180を有する。基体シートは、実施例1に記載されている。プリント量が、各バンド領域に近づくほどより多く、バンド間の領域内でより少なくなるように、連続プリント済み第1層485が、基体シートの主要面上にプリントされる。基体シート180に最高量のコーティング配合物を有するその第1層の領域内のその第1層485上に、それぞれが、2つのパターン化層487、489を有する間隔をあけたバンド188、190が適用される。バンド188、190のそれぞれは、約4mmの最大幅を有する。それぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔で、これらのバンドが配置される。
第1層485は、実施例2に記載されたそのエチルセルロース含有配合物をプリントすることにより提供される。
各バンド188の層487、489は、実施例4に記載されたそのプリント配合物から提供される。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、その巻取り紙は、各バンドが最大幅約4mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
このように提供された包装材は、これらのバンド間にプリント済み領域を有するパターン化バンドによりプリントされた基体シートとなる。このように提供された包装材は、バンド間にプリント済み領域を示し、これらのバンド間のプリントパターンは、この包装材の丈に沿って変化する。例えば、プリント済み領域は、各バンド近くの領域内の包装材に適用された高濃度のプリント配合物、およびバンド間の中心領域における包装材、またこれらのバンドから離れた包装材に適用された低濃度のプリント配合物を有する。
図20を参照すると、プリント済み紙製包装材184は、間隔をあけたバンド188、190を有する基体シート180を有する。基体シートは、実施例1に記載されている。プリント量が、各バンド領域に近づくほど多く、バンド間の領域内ではより少なくなるように、プリント済み不連続コーティング層495が、バンド188と190との間にプリントされる。層495の各端に、基体シート180に最高量のコーティング配合物を有するその第1層の領域内に、それぞれが、2つのパターン化層215、218および222を有するバンド188、190が適用される。バンド188、190のそれぞれは、約6mmの最大幅を有する。それぞれ各バンド間の間隔が、約30mmであるように予め決められた間隔で、これらのバンドが配置される。
不連続層485は、実施例2に記載されたそのエチルセルロース含有配合物をプリントすることにより提供される。
各バンド188の層215、218および222は、実施例4に記載されたそのプリント配合物から提供される。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが最大幅約6mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2.5mgである。
図20に描写された包装材は、一連の本質的に等しく間隔をあけた多層バンドおよびこれらのバンド間に一連のプリント済み領域を有する基体シートを示している。例えば、2つのバンド間にプリント済み領域が存在し、この包装材に適用されたコーティング配合物量は、これらのバンド間の範囲にわたって不変ではない。特に、コーティング適用の程度は、そのプリント済み領域にわたって変化し、コーティング量は、各バンドの近傍に近づく領域では比較的高く、また、コーティング量は、各バンドから最も遠い近傍に近づく領域では比較的低い。
図21を参照すると、プリント済み紙製包装材180は、そのシートの各側面にプリントパターンを備えている紙基体シート184を有する。このパターンは、一連の反復バンドの形態を有しており、この中の2本が、バンド188、190としてシートのワイヤ側主要面550上に示されており、また、その中の2本は、バンド560、562としてシートのフェルト側主要面555上に示されている。この紙製包装材は、TervakoskiからTercig LK38として入手できる。バンド208,210のそれぞれは、約4mmの最大幅を有する。各バンドを分離する間隔として測定されたそれぞれ各バンド間の間隔が、約20mmであるように予め決められた間隔でバンドが配置される。
シートのワイヤ側550上のそれぞれのバンドは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、2つの層215および218がある。各層のプリントパターンは、実質的に同じものであり、各連続層が直接かつ完全にすぐ下の層に載るように層を位置合わせし、各層をプリントするために使用される配合物量は、実質的に同じものである。これらの層用プリント配合物は、先の実施例4に記載されている。
シートのフェルト側555上のそれぞれのバンドは、複数の連続層として基体シート上にプリントされ、示された実施形態に関しては、2つの層570および572がある。各層のプリントパターンは、実質的に同じものであり、各連続層が直接かつ完全にすぐ下の層に載るように層を位置合わせし、各層をプリントするために使用される配合物は、実質的に同じものであり、各層をプリントするために使用される配合物量は、実質的に同じものである。これらの層用プリント配合物は、先の実施例4に記載されている。包装材の各主要面上のバンド層は、互いに直接横断して整列されるように位置合わせされる。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、このの巻取り紙は、各バンドが幅約4mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。包装材の各側面上の各バンドの乾燥重量は、約1mgである。各バンドの各層により提供される乾燥重量は、約0.5mgである。
図21に描写された包装材は、一連の本質的に等しく間隔をあけた多層バンドを有する基体シートを示し、これらのバンドは、包装材の両側面上に位置合わせされる。また、両主要面上に位置合わせされたバンドパターンを有する包装材が描写されており、これらのバンドのうち少なくとも1本は、多層構造である。
図22を参照すると、紙製包装材180は、一連の反復バンド188、190を形成する一連の反復バンド形態を有するプリントパターンを有する。各バンドは、約5mmの幅を有し、各バンド間の距離は、約30mmである。
最下層215は、約5mmの幅を有し、実施例4に記載されたそのエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。
中間層590は、2つの層部分600、602から提供される。これらの層部分は、連続層を形成するために互いに接触している。各層部分に関するプリント配合物は、対称バンドを提供するために同じものである。各中間層部分は、約2.5mmの幅を有し、実施例4に記載されたその配合物を用いて提供される。
最上層605は、約5mmの幅を有し、中間層590上に載せる。この層は、実施例4に記載されたプリント配合物を用いて提供される。
このプリント済み包装材が、27mm幅の巻取り紙に細切りされる場合、この巻取り紙は、各バンドが最大幅約5mmおよびさしわたし約27mmであって間隔をあけた複数のバンドを有する。各バンドの乾燥重量は、約2mgである。
図22に描写された包装材は、本質的に等しい幅と寸法の一連の本質的に等しく間隔をあけた多層バンドを有する基体シートを示し、これによって、層のうち少なくとも1層は、より大きな層を形成するために組み合わされる2層以上の接触層を含んでいる。
約18CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK18として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、4mm幅であって20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図5に示された様式で、4つの層のコーティング配合物により被覆される。
最下層215は、実施例4に記載されたそのエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供され、2つの最上層218、222は、実施例2に記載されたエチルセルロース含有プリント配合物を用いて提供される。生成配合物は、乾燥された包装材が、これに被覆された約3ポンド/連を有するような様式で適用される。
包装材はまた、第4の連続層230を含む。この層の配合物は、場合によっては増輝剤が場合によっては一成分であること以外、実施例2に記載されたそのエチルセルロース含有配合物である。この配合物は、包装材の全面上にプリントされる。使用される配合物量は、約0.5ポンド(0.226kg)/連のエチルセルロースのコーティングを有する包装材を提供するのに十分である。
約18CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK18として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、4mm幅であって20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。前記包装材は、図5に示された様式で、4つの層のコーティング配合物により被覆される。
最下層215は、実施例4に記載されたそのエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供され、2つの最上層218、222は、実施例2に記載されたエチルセルロース含有プリント配合物を用いて提供される。生成配合物は、乾燥された包装材が、それに被覆された約3ポンド(1.359kg)/連を有するような様式で適用される。
包装材はまた、第4の連続層230を含む。この層の配合物は、増輝剤が場合によっては一成分であること以外、実施例23に記載されたそのエチルセルロース/塩化ナトリウム含有配合物である。この配合物は、包装材の全面上にプリントされる。使用される配合物量は、約0.5ポンド(0.227kg)/連のエチルセルロースのコーティングを有する包装材を提供するのに十分である。
約53CORESTA単位の多孔度を有し、Ecustaから商品番号460として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって20mmの間隔があけられているバンドによりプリントする。この包装材は、図4に示されたタイプの多層バンドを提供するように、各層の幅が約6mmであって、3つの層のコーティング配合物により被覆される。
最下層および最上層のそれぞれは、Color Converting IndastriesからFSBM6H70として入手できるエチルセルロース含有プリント配合物により提供される。中間層は、水ベースプリント配合物である。各バンドの中間層のプリント配合物は、液体形態で使用される水ベースプリント配合物が組み入れられており、このコーティングは、シガレットの継ぎ目接着剤として用いられ、CS−1242と称されるR.J.Reynolds Tobacco社の接着配合物である。CS−1242配合物は、National Starch & Chemical社により呼称Resyn 32−0272の下で販売されている約87パーセントから約88パーセントのエチレンビニルアセテートコポリマー乳濁液、およびAC−9として知られているR.J.Reynolds Tobacco社の約12パーセントから約13パーセントの接着剤濃縮安定化剤からなる水乳濁液ベースの接着剤である。AC−9接着剤濃縮安定化剤は、約92パーセント水およびCelanese ChemicalsからCelvol 205として入手できる約8パーセントのポリビニルアルコール樹脂からなる。最終プリント配合物は、約48部の水ベースコーティング剤、約24.6部の酢酸イソ−プロピル、約24部の水、約1.9部のプロピレングリコールおよび約1.5部の混合物を含む。この混合物は、最終プリント配合物に分散された増輝剤の量が、約0.02部であるように無水エチルアルコール中の増輝剤、Ciba Specialty ChemicalsからUvitex OBにより製造される。
包装材に適用されたコーティングの乾燥重量は、約3.21ポンド(1.454kg)/連である。各コーティング領域の多孔度は、約5.2CORESTA単位である。
Camel Light 85フォーマットおよびシガレット消火試験評価基準に合致する形状を有するシガレットを製造するために使用できる。
約53CORESTA単位の多孔度を有し、Ecustaから商品番号460として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図5に示されたタイプの多層バンドを提供するように、各層の幅が約6mmであって、4つの層のコーティング配合物により被覆される。
3つの最下層は、配合物がColor Converting IndastriesからFSBM6H70として入手でき、溶媒としてトルエンを使用するエチレンビニルアセテートコポリマー含有プリント配合物により提供される。最上層は、Color Converting IndastriesからFSBM6H70として入手できるエチルセルロース含有プリント配合物により提供される。この包装材に適用されたコーティングの乾燥重量は、約2.35ポンド(1.064kg)/連である。各コーティング領域の多孔度は、約5.4CORESTA単位である。
このバンド化包装材は、Camel Light 85フォーマットおよびシガレット消火試験評価基準にある程度合致する形状を有するシガレットを製造するために使用できる。シガレット消火試験評価基準に合致する改善された性能を示すシガレットは、より低い多孔度の包装材を使用できるか、および/またはより高い重量のコーティングが包装材に適用されることができること以外、記載されたコーティング組成およびフォーマットを使用する包装材を用いることにより提供され得る。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、Ecustaから商品番号454として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって14mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、各層の幅が約6mmの2つの層のコーティング配合物により被覆される。
最下層および最上層のそれぞれは、Color Converting IndastriesからFSBM4H57として入手でき、トルエン溶媒を有するエチレンビニルアセテートコポリマー含有プリント配合物により提供される。このプリント配合物は、約9パーセントの炭酸カルシウム粒子が組み入れられている。包装材に適用されたコーティングの乾燥重量が、約3.08ポンド(1.385kg)/連である。各コーティング領域の多孔度は、約5CORESTA単位である。
このバンド化包装材は、Camel Light 85フォーマットおよびシガレット消火試験評価基準にある程度合致する形状を有するシガレットを製造するために使用できる。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、Ecustaから商品番号454として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって14mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、各層の幅が約6mmの3つの層のコーティング配合物により被覆される。
各層は、Color Converting IndastriesからFSBM4H57として入手でき、トルエン溶媒を有するエチレンビニルアセテート/コポリマー含有プリント配合物により提供される。この包装材に適用されたコーティングの乾燥重量は、約3.58ポンド(1.621kg)/連である。各コーティング領域の多孔度は、約3.5CORESTA単位である。
このバンド化包装材は、Camel Light 85フォーマットおよびシガレット消火試験評価基準にある程度合致する形状を有するシガレットを製造するために使用できる。炭酸カルシウム充填剤が組み入れられているプリント配合物によりプリントされた包装材は、シガレット消火試験評価基準に合致する上で、充填剤が組み入れられていない比較配合物によりプリントされた比較包装材よりも有効である。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、Ecustaから商品番号454として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって14mmの間隔があけられているバンドをプリントする。前記包装材は、各層の幅が約6mmの3つの層のコーティング配合物により被覆される。
各層は、Color Converting IndastriesからFSBM0H62として入手でき、酢酸イソプロピル溶媒を有するエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物により提供される。このプリント配合物は、約16パーセントの炭酸カルシウム粒子が組み入れられている。この包装材に適用されたコーティングの乾燥重量は、約5.43ポンド(2.459kg)/連である。各コーティング領域の多孔度は、約2.7CORESTA単位である。
このバンド化包装材は、Camel Light 85フォーマットおよびシガレット消火試験評価基準にある程度合致する形状を有するシガレットを製造するために使用できる。炭酸カルシウム充填剤が組み入れられているプリント配合物によりプリントされた包装材は、シガレット消火試験評価基準に合致する上で、充填剤を組み入れない比較配合物によりプリントされた比較包装材よりも有効である。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、Ecustaから商品番号454として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって14mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、各層の幅が約6mmの3つの層のコーティング配合物により被覆される。
最下層は、Color Converting IndastriesからFSBM0H62として入手でき、酢酸イソプロピル溶媒を有するエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物により提供される。中間層および最上層は、Color Converting IndastriesからFSBM0H62として入手できるポリビニルアセテート含有プリント配合物により提供される。この包装材に適用されたコーティングの乾燥重量は、約5.02ポンド(2.274kg)/連である。各コーティング領域の多孔度は、約3.9CORESTA単位である。
このバンド化包装材は、Camel Light 85フォーマットおよびシガレット消火試験評価基準にある程度合致する形状を有するシガレットを製造するために使用できる。炭酸カルシウム充填剤が組み入れられているプリント配合物によりプリントされた包装材は、シガレット消火試験評価基準に合致する上で、充填剤が組み入れられていない比較配合物によりプリントされた比較包装材よりも有効である。このパターン化バンドによりプリントされた包装材は、シガレット消火試験評価基準に合致する上で、ポリビニルアセテートおよび炭酸カルシウム充填剤を含むプリント配合物層のみを有するパターン化バンドによりプリントされた比較配合物よりも有効である。
このように提供された包装材は、エチルセルロースが組み入れている層でプリントされた代表的な包装材であり、エチルセルロース層は、ポリビニルアセテート層により覆われる。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、Ecustaから商品番号454として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、各層の幅が約6mmの2つの層のコーティング配合物により被覆される。
最下層は、Color Converting IndastriesからFSBM0H62として入手でき、酢酸イソプロピル溶媒を有するエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物により提供される。このこのプリント配合物は、約16パーセント炭酸カルシウム粒子が組み入れられている。この包装材に適用されたコーティングの乾燥重量は、約3.48ポンド(1.576kg)/連である。各コーティング領域の多孔度は、約6.3CORESTA単位である。
このバンド化包装材は、Camel Light 85フォーマットおよびシガレット消火試験評価基準にある程度合致する形状を有するシガレットを製造するために使用できる。炭酸カルシウム充填剤が組み入れられているプリント配合物によりプリントされた包装材は、シガレット消火試験評価基準に合致する上で、充填剤が組み入れられていない比較配合物によりプリントされた比較包装材よりも有効である。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、Ecustaから商品番号454として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、各層の幅が約6mmの3つの層のコーティング配合物により被覆される。
各層は、Color Converting IndastriesからFSBM0H62として入手でき、酢酸イソプロピル溶媒を有するエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物により提供される。このこのプリント配合物は、約16パーセント炭酸カルシウム粒子が組み入れられている。この包装材に適用されたコーティングの乾燥重量は、約4.90ポンド(2.219kg)/連である。各コーティング領域の多孔度は、約3.5CORESTA単位である。
このバンド化包装材は、Camel Light 85フォーマットおよびシガレット消火試験評価基準にある程度合致する形状を有するシガレットを製造するために使用できる。炭酸カルシウム充填剤が組み入れられているプリント配合物によりプリントされた包装材は、シガレット消火試験評価基準に合致する上で、充填剤が組み入れられていない比較配合物によりプリントされた比較包装材よりも有効である。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、Ecustaから商品番号454として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、各層の幅が約6mmの4つの層のコーティング配合物により被覆される。
各層は、Color Converting IndastriesからFSBM0H62として入手でき、酢酸イソプロピル溶媒を有するエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物により提供される。このプリント配合物は、約16パーセント炭酸カルシウム粒子が組み入れられている。この包装材に適用されたコーティングの乾燥重量は、約7.32ポンド(3.315kg)/連である。各コーティング領域の多孔度は、約2.6CORESTA単位である。
このバンド化包装材は、Camel Light 85フォーマットおよびシガレット消火試験評価基準に合致する形状を有するシガレットを製造するために使用できる。
このように提供された包装材は、各層が、エチルセルロースを組み入れられている一連の多層バンドを有するような代表的材料であり、これらの層のうち少なくとも1層が、エチルセルロースおよび充填剤(例えば、炭酸カルシウム)から提供される。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、Ecustaから商品番号454として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、各層の幅が約6mmの2つの層のコーティング配合物により被覆される。
各層は、Color Converting IndastriesからFSBM5H98として入手でき、酢酸イソプロピル溶媒を有するニトロセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物により提供される。このプリント配合物は、約16パーセント炭酸カルシウム粒子が組み入れられている。この包装材に適用されたコーティングの乾燥重量は、約5.64ポンド(2.554kg)/連である。各コーティング領域の多孔度は、約5CORESTA単位である。
このバンド化包装材は、Camel Light 85フォーマットおよびシガレット消火試験評価基準に合致する形状を有するシガレットを製造するために使用できる。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、Ecustaから商品番号454として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、各層の幅が約6mmの2つの層のコーティング配合物により被覆される。
各層は、Color Converting IndastriesからFSBM5H98として入手でき、酢酸イソプロピル溶媒を有するニトロセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物により提供される。このプリント配合物は、約16パーセント炭酸カルシウム粒子が組み入れられている。この包装材に適用されたコーティングの乾燥重量は、約8.33ポンド(3.773kg)/連である。各コーティング領域の多孔度は、約2.8CORESTA単位である。
このバンド化包装材は、Camel Light 85フォーマットおよびシガレット消火試験評価基準に合致する形状を有するシガレットを製造するために使用できる。
約53CORESTA単位の多孔度を有し、Ecustaから商品番号460として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、各層の幅が約6mmの4つの層のコーティング配合物により被覆される。
各層は、Color Converting IndastriesからFSBM5H99として入手でき、トルエン溶媒を有するエチレンビニルアセテート/炭酸カルシウム含有プリント配合物により提供される。このプリント配合物は、約9パーセント炭酸カルシウム粒子が組み入れられている。この包装材に適用されたコーティングの乾燥重量は、約4.98ポンド(1.255kg)/連である。各コーティング領域の多孔度は、約3.9CORESTA単位である。
バンド化包装材は、Camel Light 85フォーマットおよびシガレット消火試験評価基準に合致する形状を有するシガレットを製造するために使用できる。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、Ecustaから商品番号454として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図5に示される様式でコーティング配合物の4つの層により被覆される。最下層および最上層は、トルエン溶媒を有するエチルセルロース含有プリント配合物から提供され、この配合物は、Color Converting IndastriesからFSBM6H96として入手できる。中間の2層のそれぞれは、エチレンビニルアセテートコポリマー配合物から提供され、この配合物は、Color Converting IndastriesからFSBM6H69として入手できる。各バンドは、包装材の1連当たり約3.53ポンド(1.589kg)の量でプリントされる。各コーティング領域における包装材の多孔度は、約3CORESTA単位である。このようなこのプリント済み包装材は、エチルセルロースが組み入れられている層上に適用される、ポリビニルアセテートが組み入れられている2層上に適用されるエチルセルロースが組み入れられている層が組み入れられているバンド形状の一例である。
このバンド化包装材は、Camel Light 85フォーマットおよびシガレット消火試験評価基準に合致する形状を有するシガレットを製造するために使用できる。
基体シートが、Ecustaから商品番号456として入手でき、約24CORESTA単位の多孔度を有すること以外、被覆されたシガレット用紙製包装材は、実施例64に記載されたとおり提供される。コーティングは、1連当たり約3.07ポンド(1.390kg)
で適用される。各バンド化領域における包装材の多孔度は、約2.6CORESTA単位である。バンド化包装材は、Camel Light 85フォーマットおよびシガレット消火試験評価基準に合致する形状を有するシガレットを製造するために使用できる。
このコーティング済みシガレット用紙製包装材はまた、Ecustaから商品番号460および473として入手できる紙から提供され、これらの包装材は、それぞれ53CORESTA単位および60CORESTA単位を有する。バンド化領域における多孔度が、それぞれ3.5CORESTA単位および9.4CORESTA単位であるように、それぞれそれぞれに適用されたコーティングの1連当たり約3.45ポンド(1.562kg)および3.24ポンド(1.467kg)で、同様のコーティングが同様の様式で各紙に適用される。これらのこのプリント済み紙は、Camel Light 85フォーマットと形状を有するシガレットを製造するために用いられる場合、シガレット消火試験評価基準に合致させる上でそれほど有効ではない。
約53CORESTA単位の多孔度を有し、Ecustaから商品番号460として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図5に示される様式でコーティング配合物の4つの層により被覆される。3つの第1層は、Color Converting IndastriesからFSBM6H96として入手できるエチレンビニルアセテート含有プリント配合物から提供される。最上層は、Color Converting IndastriesからFSBM6H69として入手できるエチルセルロース含有プリント配合物である。各バンドは、包装材の1連当たり約4.96ポンドの量でプリントされる。各バンド化領域における包装材の多孔度は、約3.3CORESTA単位である。
このバンド化包装材は、Camel Light 85フォーマットおよびシガレット消火試験評価基準に合致する形状を有するシガレットを製造するために使用できる。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK38として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、4mm幅で、20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層によりコーティングされる。
最下層215および最上層222は、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。
中間層218は、キサンタンガム含有プリント配合物を用いて提供される。この配合物は、約2部のキサンタンガム、約5部のラムノース、約90部の水、および約5部の混合物を混合することにより提供される。この混合物は、最終プリント配合物に分散された増輝剤の量が、約0.02部であるように無水エチルアルコール中、Ciba Specialty Chemicalsの増輝剤Uvitex OBを混合することにより製造される。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK38として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、4mm幅で、20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
最下層215および最上層222は、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。
中間層218は、キサンタンガム含有プリント配合物を用いて提供される。この配合物は、約2部のキサンタンガム、約5部のラムノース、約10部の炭酸カルシウム、約80部の水、および約5部の混合物を混合することにより提供される。この混合物は、最終プリント配合物に分散された増輝剤の量が、約0.02部であるように無水エチルアルコール中、Ciba Specialty Chemicalsの増輝剤Uvitex OBを混合することにより製造される。
このように提供された包装材は、これに適用された多層バンド(例えば、バンドは2層、3層または4層を含む)を有する代表的な包装材であり、これらの層のうち少なくとも1層はキサンタンガムを組み入れられている。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK38として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、4mm幅で、20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
最下層215および中間層218は、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。
最上層222は、実施例68に記載されたキサンタンガム含有プリント配合物を用いて提供される。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK38として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、4mm幅で、20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
最下層215は、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。
中間層218は、実施例2に記載されたエチルセルロース含有プリント配合物を用いて提供される。
最上層222は、実施例68に記載されたキサンタンガム含有プリント配合物を用いて提供される。キサンタムガムを含有する最上層は、キサンタンガムが軟質かつ展性があり、脆性のない傾向があることから望ましい。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK38として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、4mm幅で、20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
最下層215は、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。
中間層218は、実施例67に記載されたキサンタンガム含有プリント配合物を用いて提供される。
最上層222は、実施例68に記載されたキサンタンガム含有プリント配合物を用いて提供される。
約24CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK24として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、4mm幅で、20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
最下層215は、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。
各バンドの中間層218および最上層222は、約8部の炭酸カルシウム粒子、約8部の微粉砕硫酸マグネシウム10水和物、約8部のエチルセルロース、約2部のトリアセチン、約0.5部のレシチン湿潤剤、Ciba Specialty ChemicalsからUvitex OBとして入手できる約0.02部の増輝剤、および少なくとも約74部の酢酸イソプロピル溶媒(配合物の合計部数100に足りる)を含んでいる。炭酸カルシウムは、Specialty Minerals社からAlbaglos PCCとして入手できる。エチルセルロースは、Hercules社からAqualonN−7として入手できる。
この実施例は、点火シガレットのファイヤコーンに近づくと、水を失う傾向がある水和塩を有する包装材の代表例である。水の損失または水和物の分解により放出された潜在性冷却熱によって、この包装材の冷却およびファイヤコーンの消火がもたらされると考えられている。
約24CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK24として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、4mm幅で、20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
最下層215および最上層222のそれぞれは、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。
各バンドの中間層218は、約16部の微粉砕硫酸マグネシウム10水和物、約8部のエチルセルロース、約2部のトリアセチン、約0.5部のレシチン湿潤剤、Ciba Specialty ChemicalsからUvitex OBとして入手できる約0.02部の増輝剤、および少なくとも約74部の酢酸イソプロピル溶媒(配合物の合計部数100に足りる)を含んでいる。エチルセルロースは、Hercules社からAqualonN−7として入手できる。
約24CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK24として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、4mm幅で、20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
各層は、酢酸イソ−プロピル溶媒を有し、プリント配合物を基準にして、約0.46重量パーセントの酸化カリオフィレン、約0.004重量パーセントのエチルバニリンおよび約0.004重量パーセントのγ−ドデカラクトンが添加されたColor Converting IndustriesからFSBK0H62として入手できる、エチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物により提供される。各バンドの乾燥重量は、約1.5ミリグラムであり、そのうちの約6.9マイクログラムが添加された酸化カリオフィレン、また約0.06マイクログラムがそれぞれエチルバニリンとγ−ドデカラクトンに帰される。
約24CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK24として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、4mm幅で、20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図11に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
包装材に、約0.23重量パーセントの酸化カリオフィレン、約0.002重量パーセントのエチルバニリンおよび約0.002重量パーセントのγ−ドデカラクトンの酢酸イソ−プロピル溶液を先ずプリントする。この層を乾燥し、このように、所望量の香味剤を包装材の全面に適用される。
各層は、酢酸イソ−プロピル溶媒を有し、Color Converting IndustriesからFSBK0H62として入手できる、エチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物により提供される。下部の2層とも、約4mmの幅があり、最上層は、約3mmの幅がある。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK38として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、4mm幅で、20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
最下層215および中間層218は、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物により提供される。
最上層222は、実施例18に記載されたエチルセルロース/水酸化マグネシウム含有プリント配合物により提供される。
このように、エチルセルロース/炭酸カルシウムおよびエチルセルロース/水酸化マグネシウムの層を備えたバンドを有する包装材が提供される。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK38として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅で、20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
最下層215、中間層218および最上層222は、実施例18に記載されたエチルセルロース/水酸化マグネシウム含有プリント配合物を用いて提供される。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK38として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅で、20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
最下層215および中間層218は、実施例18に記載されたエチルセルロース/硫酸マグネシウム含有プリント配合物により提供される。
最上層222は、実施例4に記載されたエチルセルロース/水酸化マグネシウム含有プリント配合物により提供される。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK38として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅で、20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
最下層215は、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。
中間層218および最上層222の双方は、実施例26に記載された澱粉ベースプリント配合物を用いて提供される。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK38として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅で、20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
最下層215は、実施例2に記載されたエチルセルロース含有プリント配合物を用いて提供される。
中間層218は、実施例26に記載された澱粉ベースプリント配合物を用いて提供される。
最上層222は、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK38として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅で、20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図10に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
最下層215は、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。
2つの中間層218、222は、実施例26に記載された澱粉ベースプリント配合物を用いて提供される。
最上層226は、実施例2に記載されたエチルセルロース含有プリント配合物を用いて提供される。
約24CORESTA単位の多孔度を有し、Ecustaから商品番号456として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図5に示される様式でコーティング配合物の4つの層により被覆される。3つの第1層は、Color Converting IndastriesからFSMB6H96として入手できるエチレンビニルアセテート含有プリント配合物から提供される。最上層は、Color Converting IndastriesからFSBM6H96として入手できるエチルセルロース含有プリント配合物である。各バンドは、包装材の1連当たり約3.28ポンドの量でプリントされる。各バンド化領域における包装材の多孔度は、約2CORESTA単位である。
バンド化包装材は、Camel Light 85フォーマットおよびシガレット消火試験評価基準に合致する形状を有するシガレットを製造するために使用できる。
約60CORESTA単位の多孔度を有し、Ecustaから商品番号473として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図5に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。2つの第1層は、Color Converting IndastriesからFSMB5H99として入手できるエチレンビニルアセテート含有プリント配合物から提供される。最上層は、Color Converting IndastriesからFSBM0J13として入手できるエチルセルロース含有プリント配合物である。各バンドは、包装材の1連当たり約4.96ポンド(2.246kg)の量でプリントされる。各バンド化領域における包装材の多孔度は、約8.2CORESTA単位である。
バンド化包装材は、Camel Light 85フォーマットおよびシガレット消火試験評価基準に合致する形状を有するシガレットを製造するために使用できる。
53CORESTA単位の多孔度を有し、Ecustaから商品番号460として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図5に示される様式でコーティング配合物の4つの層により被覆される。2つの第1層は、Color Converting IndastriesからFSMB6H69として入手できるエチレンビニルアセテート含有プリント配合物から提供される。第3層は、そのエチレンビニルアセテート含有配合物の不連続コーティングから提供される。最上層は、Color Converting IndastriesからFSBM6H96として入手できるエチルセルロース含有プリント配合物である。各バンドは、包装材の1連当たり約4.96ポンド(2.246kg)の量でプリントされる。各バンド化領域における包装材の多孔度は、約3.3CORESTA単位である。
バンド化包装材は、Camel Light 85フォーマットおよびシガレット消火試験評価基準に合致する形状を有するシガレットを製造するために使用できる。
このように提供された包装材は、エチレンビニルアセテートを組み入れられているコーティングの2つの連続パターン化最下層、エチレンビニルアセテートを組み入れられている不連続パターン化コーティングでプリントされた上部中間層、エチルセルロースを組み入れられているコーティングの上部連続層でプリントされた代表的な包装材である。
約60CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK60として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって33mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図5に示される様式でコーティング配合物の4つの層により被覆される。
4つの層は全て、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。得られた配合物は、乾燥した場合の包装材がこれに被覆された約5ポンド(2.265kg)/連から約7ポンド(3.171kg)/連を有するような様式で適用される。
約60CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK60として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって28mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図5に示される様式でコーティング配合物の4つの層により被覆される。
4つの層は全て、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。得られた配合物は、乾燥した場合の包装材がこれにコーティングされた約5ポンド(2.265kg)/連から約7ポンド(3.171kg)/連を有するような様式で適用される。
約60CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK60として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図5に示される様式でコーティング配合物の4つの層により被覆される。
4つの層は全て、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。得られた配合物は、乾燥した場合の包装材がこれに被覆された約5ポンド(2.265kg)/連から約7ポンド(3.171kg)/連を有するような様式で適用される。
約24CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK24として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
3つの層は全て、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。得られた配合物は、乾燥した場合の包装材がこれに被覆された約5ポンド(2.265kg)/連から約7ポンド(3.171kg)/連を有するような様式で適用される。
約24CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK24として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって28mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
3つの層は全て、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。得られた配合物は、乾燥した場合の包装材がこれに被覆された約5ポンド(2.265kg)/連から約7ポンド(3.171kg)/連を有するような様式で適用される。
約24CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK24として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって33mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
3つの層は全て、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。得られた配合物は、乾燥した場合の包装材がこれに被覆された約5ポンド(2.265kg)/連から約7ポンド(3.171kg)/連を有するような様式で適用される。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK38として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
3つの層は全て、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。得られた配合物は、乾燥した場合の包装材がこれに被覆された約5ポンド(2.265kg)/連から約7ポンド(3.171kg)/連を有するような様式で適用される。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK38として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって28mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
3つの層は全て、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。得られた配合物は、乾燥した場合の包装材がこれに被覆された約5ポンド(2.265kg)/連から約7ポンド(3.171kg)/連を有するような様式で適用される。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK38として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって33mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
3つの層は全て、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。得られた配合物は、乾燥した場合の包装材がこれに被覆された約5ポンド/連から約7ポンド/連を有するような様式で適用される。
約46CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK46として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって20mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
3つの層は全て、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。得られた配合物は、乾燥した場合の包装材がこれに被覆された約5ポンド(2.265kg)/連から約7ポンド(3.171kg)/連を有するような様式で適用される。
約46CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK46として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって28mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
3つの層は全て、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。得られた配合物は、乾燥した場合の包装材がこれに被覆された約5ポンド(2.265kg)/連から約7ポンド(3.171kg)/連を有するような様式で適用される。
約46CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK46として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって33mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
3つの層は全て、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。得られた配合物は、乾燥した場合の包装材がこれ被覆された約5ポンド/連から約7ポンド/連を有するような様式で適用される。
約24CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK24として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって18mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
3つの層は全て、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。得られた配合物は、乾燥した場合の包装材がこれに被覆された約5ポンド(2.265kg)/連から約7ポンド(3.171kg)/連を有するような様式で適用される。
約38CORESTA単位の多孔度を有し、TervakoskiからTercig LK38として入手できるシガレット用紙製包装材が提供される。この包装材に、6mm幅であって28mmの間隔があけられているバンドをプリントする。この包装材は、図4に示される様式でコーティング配合物の3つの層により被覆される。
3つの層は全て、実施例4に記載されたエチルセルロース/炭酸カルシウム含有プリント配合物を用いて提供される。得られた配合物は、乾燥した場合の包装材がこれに被覆された約5ポンド(2.265kg)/連から約7ポンド(3.171kg)/連を有するような様式で適用される。
包装材にプリントパターンを適用する装置を示す略図であり、幾つかのグラビア印刷プレスステーションを示す側面図である。 包装材の巻取り部分を示す斜視図である。 喫煙可能な材料、包装材成分、およびフィルタ要素を示し、喫煙品を示す分解斜視図である。 縦方向に間隔をあけ、これら材料の縦軸に横断して延長するバンドとしてベースシートの主要面に適用された多層コーティングを示す、シガレット包装材料の拡大断面側面図である。 縦方向に間隔をあけ、これら材料の縦軸に横断して延長するバンドとしてベースシートの主要面に適用された多層コーティングを示す、シガレット包装材料の拡大断面側面図である。 縦方向に間隔をあけ、これら材料の縦軸に横断して延長するバンドとしてベースシートの主要面に適用された多層コーティングを示す、シガレット包装材料の拡大断面側面図である。 縦方向に間隔をあけ、これら材料の縦軸に横断して延長するバンドとしてベースシートの主要面に適用された多層コーティングを示す、シガレット包装材料の拡大断面側面図である。 縦方向に間隔をあけ、これら材料の縦軸に横断して延長するバンドとしてベースシートの主要面に適用された多層コーティングを示す、シガレット包装材料の拡大断面側面図である。 縦方向に間隔をあけ、これら材料の縦軸に横断して延長するバンドとしてベースシートの主要面に適用された多層コーティングを示す、シガレット包装材料の拡大断面側面図である。 縦方向に間隔をあけ、これら材料の縦軸に横断して延長するバンドとしてベースシートの主要面に適用された多層コーティングを示す、シガレット包装材料の拡大断面側面図である。 縦方向に間隔をあけ、これら材料の縦軸に横断して延長するバンドとしてベースシートの主要面に適用された多層コーティングを示す、シガレット包装材料の拡大断面側面図である。 縦方向に間隔をあけ、これら材料の縦軸に横断して延長するバンドとしてベースシートの主要面に適用された多層コーティングを示す、シガレット包装材料の拡大断面側面図である。 縦方向に間隔をあけ、これら材料の縦軸に横断して延長するバンドとしてベースシートの主要面に適用された多層コーティングを示す、シガレット包装材料の拡大断面側面図である。 縦方向に間隔をあけ、これら材料の縦軸に横断して延長するバンドとしてベースシートの主要面に適用された多層コーティングを示す、シガレット包装材料の拡大断面側面図である。 縦方向に間隔をあけ、これら材料の縦軸に横断して延長するバンドとしてベースシートの主要面に適用された多層コーティングを示す、シガレット包装材料の拡大断面側面図である。 縦方向に間隔をあけ、これら材料の縦軸に横断して延長するバンドとしてベースシートの主要面に適用された多層コーティングを示す、シガレット包装材料の拡大断面側面図である。 縦方向に間隔をあけ、これら材料の縦軸に横断して延長するバンドとしてベースシートの主要面に適用された多層コーティングを示す、シガレット包装材料の拡大断面側面図である。 縦方向に間隔をあけ、これら材料の縦軸に横断して延長するバンドとしてベースシートの主要面に適用された多層コーティングを示す、シガレット包装材料の拡大断面側面図である。 縦方向に間隔をあけ、これら材料の縦軸に横断して延長するバンドとしてベースシートの主要面に適用された多層コーティングを示す、シガレット包装材料の拡大断面側面図である。 縦方向に間隔をあけ、これら材料の縦軸に横断して延長するバンドとしてベースシートの主要面に適用された多層コーティングを示す、シガレット包装材料の拡大断面側面図である。 縦方向に間隔をあけ、これら材料の縦軸に横断して延長するバンドとしてベースシートの主要面に適用された多層コーティングを示す、シガレット包装材料の拡大断面側面図である。 縦方向に間隔をあけ、これら材料の縦軸に横断して延長するバンドとしてベースシートの主要面に適用された多層コーティングを示す、シガレット包装材料の拡大断面側面図である。

Claims (27)

  1. ワイヤ側主要面およびフェルト側主要面を有する喫煙品用包装材基体、および
    包装材基体のワイヤ側主要面に適用された最上層抗ブロッキング層および3層以上の層を含んでなるパターン
    を含み、
    前記最上層抗ブロッキング層は、非粘着性物質としてのエチルセルロース、および炭酸カルシウムを含み、前記包装材がロールから巻き戻される際にブロッキングを防ぐのに有効であり、
    前記3層以上の層は、炭酸カルシウムを含み、
    前記炭酸カルシウムは、シガレット消火試験評価基準に合致するための充填剤であり、
    前記炭酸カルシウムは重量を基準にして前記エチルセルロースを超える量で存在する
    ことを特徴とする、喫煙品用包装材。
  2. 前記層の全てがエチルセルロースおよび炭酸カルシウムを含み、炭酸カルシウムは重量を基準にしてエチルセルロースを超える量で各層に存在する請求項に記載の包装材。
  3. エチルセルロースおよび炭酸カルシウムを含む前記層がまた、少なくとも1種の可塑剤を含む請求項1もしくは2に記載の包装材。
  4. エチルセルロースおよび炭酸カルシウムを含む前記層がまた、少なくとも1種の湿潤剤を含む請求項1から3のいずれか一項に記載の包装材。
  5. エチルセルロースおよび炭酸カルシウムを含む前記層がまた、少なくとも1種の増輝剤を含む請求項1から4のいずれか一項に記載の包装材。
  6. 包装材基体が、繊維材料と充填剤とを組み合わせた重量を基準にして約70重量部から約90重量部の繊維材料および約10重量部から約90重量部の充填剤を含み、約20g/mから約30g/mの乾燥基準重量を有し、約20CORESTA単位から約60CORESTA単位の固有多孔度を有する請求項1に記載の包装材。
  7. 前記パターンが一連のバンドの形態を有し、各バンドは少なくとも約3mmから約8mmまでの間の幅を有し、前記バンドは少なくとも約15mmの間隔をあけられている請求項1から6のいずれか一項に記載の包装材。
  8. 前記パターンが一連のバンドの形態を有し、各バンドは少なくとも約4mmから約7mmまでの間の幅を有する請求項に記載の包装材。
  9. 前記バンドが約50mmを超えない間隔をあけられている請求項7もしくは8に記載の包装材。
  10. 前記包装材が、前記パターンが配置される領域において、8CORESTA単位未満の多孔度を得る上で十分な量の適用されたパターンを有する請求項1から9のいずれか一項に記載の包装材。
  11. 前記パターンと前記基体のワイヤ側主要面との間の基体上に疎水性材料のコーティングをさらに含む請求項1から10のいずれか一項に記載の包装材。
  12. 主要面を有するベースシート
    ターンの形態で主要面上に適用された複数のバンド(各バンドは少なくとも3層を有し、前記少なくとも3層はベースシートの主要面上に適用された下層、前記下層上に適用された中間層および前記中間層上に適用された上層を含み、前記下層は前記中間層よりも広い幅を有し、前記中間層は前記上層の幅に本質的に等しいかまたはそれ未満の幅を有する。)、および
    前記複数のバンド上に適用された最上層抗ブロッキング層、
    を含み、
    前記最上層抗ブロッキング層は、非粘着性物質および炭酸カルシウムを含み、前記包装材がロールから巻き戻される際にブロッキングを防ぐのに有効であり、
    前記複数のバンドが炭酸カルシウムを含み、
    前記炭酸カルシウムは、シガレット消火試験評価基準に合致するための充填剤であることを特徴とする、喫煙品用包装材。
  13. 前記中間層が前記上層よりも狭い幅を有する請求項12に記載の包装材。
  14. 前記上層が下層および中間層のそれぞれよりも広い幅を有する請求項12に記載の包装材。
  15. 主要面を有するベースシート
    ターンの形態で主要面に適用された複数のバンド(各バンドは少なくとも3層を有し、前記少なくとも3層は前記ベースシートの主要面に適用された下層、前記下層上に適用された中間層および前記中間層上に適用された上層を含み、前記下層は前記中間層と本質的に等しい幅を有し、前記中間層は前記上層よりも広い幅を有する。)、および
    前記複数のバンド上に適用された最上層抗ブロッキング層、
    を含み、
    前記最上層抗ブロッキング層は、非粘着性物質および炭酸カルシウムを含み、前記包装材がロールから巻き戻される際にブロッキングを防ぐのに有効であり、
    前記複数のバンドが炭酸カルシウムを含み、
    前記炭酸カルシウムは、シガレット消火試験評価基準に合致するための充填剤であることを特徴とする、喫煙品用包装材。
  16. 前記最上層抗ブロッキング層が、連続コーティングである、請求項12から15のいずれか一項に記載の包装材。
  17. 主要面を有するベースシート、および
    パターンの形態で主要面に適用された複数のバンド(各バンドは少なくとも2層を有し、前記少なくとも2層は前記ベースシートの主要面に適用されたプリント配合物の下層および前記下層上に適用された上層を含み、各バンドは中心部分と2つの側部を有し、各バンドは各側部に対するよりも中心部に対しより少量適用されたプリント配合物を有する。)
    を含む喫煙品用包装材。
  18. 主要面を有するベースシート
    ターンの形態で主要面に適用された複数のバンド(各バンドは少なくとも層を有し、前記少なくとも層は前記ベースシートの主要面に適用されたプリント配合物の下層および前記下層上に適用された上層を含む。)
    バンド間にあって各バンドの下または上ではない、各シートの主要面に適用された不連続コーティング層、および
    前記複数のバンド上に適用された最上層抗ブロッキング層、
    を含み、
    前記最上層抗ブロッキング層は、非粘着性物質および炭酸カルシウムを含み、前記包装材がロールから巻き戻される際にブロッキングを防ぐのに有効であり、
    前記複数のバンドが炭酸カルシウムを含み、
    前記炭酸カルシウムは、シガレット消火試験評価基準に合致するための充填剤であることを特徴とする、喫煙品用包装材。
  19. 前記非粘着性物質が、エチルセルロースである、請求項12から18のいずれか一項に記載の包装材。
  20. ラムノースを含む添加剤
    をさらに含む、請求項1から19のいずれか一項に記載の包装材。
  21. 前記添加物が、水和物及び/又は香味剤を更に含む請求項20に記載の包装材。
  22. 記水和物が金属水和物、ホウ砂、硫酸マグネシウム10水和物、硫酸マグネシウム7水和物、ケイ酸ナトリウム5水和物、硫酸ナトリウム10水和物およびこれらの組合せからなる群から選択される請求項21に記載の包装材。
  23. 記香味剤がメチルシクロペンテノロン、バニリン、エチルバニリン、ヘリオトロピン、カリオフィレンオキシド、イヌリン、4−ヒドロキシフェニル−2−ブタノン、γ−ウンデカラクトン、2−メトキシ−4−ビニルフェノール、2−メトキシ−4−メチルフェノール、5−エチル−3−ヒドロキシ−4−メチル−2(5H)−フラノン、サリチル酸メチル、クラリセージ油、ビャクダン油およびこれらの組合せからなる群から選択される請求項21に記載の包装材。
  24. 前記香味剤がメチルシクロペンテノロン、バニリン、エチルバニリン、ヘリオトロピン、イヌリンおよびこれらの組合せからなる群から選択される請求項23に記載の包装材。
  25. 請求項1から24のいずれか一項に記載の包装材内に含まれた喫煙可能な材料を含む喫煙品。
  26. 縫い目線に適用される縫い目接着材料をさらに含み、前記縫い目接着剤が香味剤を含む請求項25に記載の喫煙品。
  27. ガレットであり、前記パターンもしくはバンドが前記喫煙品の周囲に外接された縦方向に間隔をあけられた一連のバンドである請求項25もしくは26に記載の喫煙品。
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