JPH03179636A - プラズマディスプレイパネル及びその製造方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネル及びその製造方法

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JPH03179636A
JPH03179636A JP8437090A JP8437090A JPH03179636A JP H03179636 A JPH03179636 A JP H03179636A JP 8437090 A JP8437090 A JP 8437090A JP 8437090 A JP8437090 A JP 8437090A JP H03179636 A JPH03179636 A JP H03179636A
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徹 三宅
Yoshiki Kudo
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プラズマディスプレイパネル(以下、FDP
と記す。)の構造に係わり、特に、カラーFDPにおけ
るセル障壁の構成及びその製造方法に関するものである
[従来の技術] 第7図は従来のDC型FDPの一構成例を示している。
同図に示されるように、ガラスからなる平板状の前面板
21と背面板22とが互いに平行にかつ対向して配設さ
れており、両者はその間に設けられたセル障壁23によ
り一定の間隔に保持されている。また、前面板21の背
面側には互いに平行な複数の陽極24が形成されている
とともに、背面板22の前面側には互いに平行な複数の
陰極25がこの陽極24と直交して形成されており、さ
らに陽極24の両側には蛍光面26が隣接して形成され
ている。
上記第7図に示す従来のDC型FDPにおいては、陽極
24と陰極25の間に所定の電圧を印加して電場を形成
させることにより、前面板21と背面板22とセル障壁
23とで構成される表示要素としての複数のセル27の
内部で放電を生じさせる。そして、この放電により生ず
る紫外線が蛍光面26を発光させ、前面板21を透過す
る光を観察者が視認するようになっている。
一方、第8図は従来のAC型FDPの一構成例を示した
もので、同図に示されるように、ガラスからなる平板状
の前面板28と背面板29とが互いに平行にかつ対向し
て配設されており、両者はその間に設けられたセル障壁
30により一定の間隔に保持されている。また、背面板
29の前面側には、誘電体層31を介して、直交する2
本の電極32.33が形成されており、さらにその前面
側に誘電体層34及び保護層35が形成されている。そ
して、前面板28の背面側には蛍光面36が形成されて
いる。
上記第8図に示す従来のAC型FDPにおいては、2本
の電極32.33間に交流電圧を印加することにより、
前面板28と背面板29とセル障壁30との間の複数の
セル37内で放電を発生させることができ、この放電に
より紫外線が蛍光面36を発光させ、前面板2Bを透過
する光を観察者が視認するようになっている。
さて、第7図、第8図に示すような構造のDC型又はA
C型のFDPの蛍光面は、通常、前面板の背面に蛍光体
を含む感光性スラリーを塗布した後、蛍光面のパターン
に対応したフォトマスクを用いて露光し、さらに現像、
焼成することによって形成される。そして、カラーFD
Pの場合は、赤(R)、縁(G)、青(B)3色の蛍光
体についてこの工程を繰り返すことにより、その蛍光面
が作成されている。感光性スラリーとしては、例えば蛍
光体、ポリビニルアルコール(PVA) 及びジアゾニ
ウム塩を含む混合物等が用いられ、場合によっては、こ
れらに消泡剤や界面活性剤を添加したものが用いられて
いる。
また、第7図に示すDC型FDP及び第8図に示すAC
型FDPにおいては、蛍光面から発光した光は、蛍光面
自身を透過して観察者に視認されるため、蛍光面の透過
時に光量が減少してしまうことになる。そのため輝度を
上げる目的で、セル障壁の壁面に蛍光面を形成し、蛍光
面から発光した光の反射光を視認しようとするFDPが
提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の構造のように、既に形戊されてい
るセル障壁の壁面にR5G1B5色の蛍光面を形成する
には、例えば、感光性を持たせた各色の蛍光体塗料をそ
れぞれセル内部に充填後、露光、現像により形成する方
法、もしくは、スプレーにより各色の蛍光体塗料を順次
次きつけて塗布する方法等が知られているが、工程が非
常に複雑なこと、安定した蛍光面形成が回能なこと等の
問題点を有している。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、セル障
壁を蛍光体からなるもので形成することにより、容易に
かつ正確に多色の蛍光面を形成することができるFDP
及びその製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明のFDPは、セル
障壁自体を蛍光体からなるもので形成するとともに、蛍
光体からなるものがセル障壁の半分の幅ずつ異なる色で
配置されていることを特徴とするものであり、その製造
方法は、前面板或いは背面板となる基板に対し、1色目
の蛍光体からなるセル障壁を形成する部分以外にフォト
レジストによりパターンを形成して、そのパターン以外
の部分に1色目の蛍光体含有スラリー液を流し込んだ後
、フォトレジストを除去する工程により1色目の蛍光体
からなるセル障壁を形成し、2色目以降についても同じ
工程を繰り返すことによりセル障壁を形成することを特
徴とするものである。
そして、上記製造方法において、ポリビニルアルコール
がバインダーとして含有されている蛍光体含有スラリー
液を使用することが好ましいものである。
また、蛍光体からなるセル障壁を基板と密着させるため
、フリットガラスが含有されている蛍光体含有スラリー
液を使用するとともに、フォトレジストを熱により除去
すると同時に、或いは、フォトレジストを溶剤により除
去した後に、蛍光体含有スラリー液を焼成して蛍光体を
基板に固着させるとよいものである。
さらに、本発明のFDPは、上記構成のセル障壁の観察
者側に光吸収層を設けたことを特徴とするものである。
そして、その一つの製造形態としては、上記の製造方法
により形成された前記セル障壁の上に光吸収層を形成す
る方法があり、また、他の製造形態としては、前面板に
光吸収層を形成した後に、上記した製造方法により前記
セル障壁を形成する方法がある。
[作用] 本発明のFDPは、セル障壁を蛍光体からなるもので形
成するとともに、蛍光体からなるものがセル障壁の半分
の幅ずつ異なる色で配置されていることから、セル障壁
自体が蛍光面となり、セル内部での放電によりセル障壁
自体が発光するので、観察者にとっては直接蛍光面の反
射光を視認することとなる。そして、セル毎にその内側
の蛍光体に応じた色を発光する。
また、本発明のFDPの製造方法は、セル障壁を蛍光体
含有物を用いてフォトプロセスにより形成するようにし
たので、複数の蛍光体からなるセル障壁の形成を容易な
らしめる。
さらに、セル障壁の観察者側に形成された光吸収層は外
来光の反射を低減させる。
[実施例] 次に、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明に係るFDPの一実施例におけるセル障
壁のパターンを示す平面図であり、具体的には、セル障
壁1がマトリクス状である場合を示している。ここで、
セル障壁lは蛍光体からなるもので形成され、かつ、セ
ル障壁lを形成する蛍光体からなるものがセル障壁の半
分の幅ずつ異なる色で配置されている。第1図に示すも
のでは、R,,61Bの3色が図に示されるように配置
され、62個、B1個、R1個の表示要素で1画素を形
成している。そして、このセル障壁lは、後で詳述する
本発明のFDPの製造方法により、第2図(a)〜(イ
)に示す順序で形成される。すなわち、まず第2図(a
)に示すように、前面板或いは背面板となる基板2上に
1色目、例えばGの蛍光体からなるセル障壁3が形成さ
れ、続いて第2図(ロ)のように2色目、例えばBの蛍
光体からなるセル障壁4が形成され、次いで第2図(C
)のように3色目、例えばRの蛍光体からなるセル障壁
5が形成されて、マトリクス状のセル障壁lが完成され
る。そして、最後に第2図(d)のように、各セル障壁
3. 4. 5からなるセル障壁1の上に光吸収層6が
形成されている。なお、この実施例では、上側が観察者
側となっている。
次に、上記FDPの製造方法についてその実施例を述べ
る 第3図は本発明に係るFDPの形成方法の一実施例を示
したものであり、FDPの前面板或いは背面板となる基
板に設けられるセル障壁を蛍光体で形成する工程を示し
ている。なお、図では電極の表示を省略している。また
、セル障壁のパタンは第1図に示したものとは異なり、
図で説明し易くするために別のパターンとしている。以
下、図に示す(a)〜■)の各工程を順を追って説明す
る。
■まず、第3図(a)に示すように、ガラス等の透明基
板2に、光(主に紫外線)の照射により硬化するフォト
レジスト7を、得たいセル障壁の高さと同じ厚さで均一
にコーティングする。
このフォトレジスト7は、後の■でその未硬化部分を基
板2から剥離させて除去するため、基板2との接着力が
あまり強くないものが望ましい。
また、フォトレジスト7を、後の■においてその硬化部
分を蛍光体含有スラリーの焼成と同時に除去する場合に
は、焼成温度ですべて熱分解するフォトレジスト7を選
択しておく必要がある。
■次いで、第3図わ〕に示すように、1色目の蛍光体か
らなるセル障壁のパターンに対応したマスク8を所定の
位置に配置し、光9を照射してフォトレジスト7を硬化
させる。
■フォトレジスト7を硬化させた後、第3図(C)に示
すように、未硬化部分を現像によって除去する。
現像方法としては、現像液をスプレーする方法や現像液
に浸漬させる方法がある。また、現像液に浸漬させる場
合には、超音波やブラッシングを併用する方法もある。
■続いて、第3図(d)に示すように、フォトレジスト
7が除去された部分に、1色目(本実施例ではG〉の蛍
光体とバインダーとしてのPVAとからなる蛍光体含有
スラリー液lOを入れる。
この場合、基板2との接着力を強くするため、蛍光体含
有スラリー液lOにフリットガラスを混入したものを用
いてもよい。ただし、基板2との接着力が強くなるのは
、このフリットガラスが混入された蛍光体含有スラリー
液10が後の工程で焼成された時である。
或いは、密着強度を上げるためには、フリットガラスの
代わりに結着剤(例えば、水ガラス等)を使用してもよ
い。ただし、有機系の結着剤は、その存在が放電の妨げ
となるため、途中又は最終工程で行なわれる焼成時に熱
分解されることが必要である。
また、次に述べる■において、蛍光体含有スラリー液1
0を露光により硬化させるのであれば、バインダーであ
るPVAにジアゾニウム塩又は重クロム酸アンモンを加
えて感光性を持たせておく必要がある。
■その後、第3図(e)に示すように、硬化しているフ
ォトレジスト7を除去し、蛍光体からなるもので形成さ
れた障壁を得る。この場合、前記したように、蛍光体含
有スラリー液lOに感光性を持たせておき、フォトレジ
スト7除去後に露光して硬化させるようにしてもよい。
硬化しているフォトレジスト7を除去するには、熱によ
り除去する方法と、溶剤により除去する方法の二通りが
ある。
熱によりフォトレジスト7を除去する場合には、前記の
■で述べたようにフォトレジスト7として熱分解するも
のを予め選択しておき、この工程ではフォトレジスト7
がすべて熱分解してしまう温度以上で焼成する必要があ
る。ただし、あまり高温だと蛍光体が劣化する恐れがあ
るため、400〜450℃で30分程度焼戊するのが望
ましい。この場合、蛍光体含有スラリー液10にフリッ
トガラスが混入されていると、焼成によりフリットガラ
スが基板2と蛍光体との密着強度を上げるため、この後
の作業において蛍光体からなるもので形成された障壁が
崩れることがない。
溶剤によりフォトレジスト7を除去する場合は、蛍光体
含有スラリー液10のバインダーとフォトレジスト7と
して、その溶剤に対する溶解性がそれぞれ異なるものを
予め選択しておく必要がある。
例えば、蛍光体含有スラリー液10のバインダーとして
水系を選択し、フォトレジスト7として溶剤で溶解でき
る材料を選択していれば、その溶剤でフォトレジスト7
を剥離している間は、蛍光体含有スラリー液10で形成
した障壁は溶剤におかされることなしにその形状を保持
する。また、予め蛍光体含有スラリー液10にフリット
ガラスが混入されている場合には、フォトレジスト7が
除去された後に焼成して蛍光体含有スラリー液10を固
めると同時に、蛍光体を基板2に固着させるようにする
この時点では、前記した第2図でいうと、■色目のセル
障壁3が形成された段階である。
■次に、第3図(f)に示すように、前記第3図(a)
と同じく、フォトレジスト7を得たいセル障壁と同じ高
さまでコーティングする。
■続いて、第3図(Oに示すように、2色目(本実施例
ではB)の蛍光体からなるセル障壁を形成する位置にマ
スク11を置いて第3図(ロ)と同様に露光する。
■次いで、第3図(ロ)〜(j)に示すように、前記第
3図(C)〜(e)と同じく、現像によるフォトレジス
トの未硬化部分の除去、フォトレジストの除去された部
分への蛍光体含有スラリー液の充填、硬化しているフォ
トレジストの除去を行なう。
この時点では、前記した第2図でいうと、2色目のセル
障壁4が形成された段階である。
■そして、最後の3色目(本実施例ではR)についても
、第3図(ト)〜(0)に示すように、前記第3図(f
)〜(Dと同じ手順を繰り返して行なう。この時点では
、第2図でいうと3色目のセル障壁5が形成された段階
である。
なお、フォトレジストを除去する際に、溶剤を使用して
除去を行なう方法を選択し、途中の工程で焼成を行なっ
ていない場合には、最終工程で焼成して蛍光体含有スラ
リー液から有機物を除去する必要がある。この場合、焼
成温度は400〜450℃、時間は30分程度が適当で
ある。
上記■〜■で説明した工程により、蛍光体からなるもの
で形成されたマトリクス状のセル障壁lが得られる。そ
して、このセル障壁1は、蛍光体からなるものがセル障
壁の半分の幅ずつ異なる色(R,GSB)で配置されて
なるものである。
[相]次に、第3図(p)に示すように、各セル障壁3
゜4.5で形成されたマ) IJクス状のセル障壁1の
上(観察者側)に光吸収層6を形成する。この光吸収層
6は、黒色顔料及びバインダーを含有する光吸収履用ペ
ーストを用いてスクリーン印刷法により形成される。
また、光吸収層を形成する方法としては上述のスクリー
ン印刷法に限らず、第4図に示すように、セル障壁1の
表面にローラー12により光吸収履用インキ13を転移
させて光吸収層14を形成するようにしてもよい。
さらに、第2図及び第3図ではセル障壁1の上部に光吸
収層を形成する例を示したが、これに限らず、第5図の
ように観察者側であって、陽極15が形成された前面板
16にスクリーン印刷法により光吸収層17を形成し、
次にこの光吸収層17上にセル障壁18を形成するよう
にしてもよい。
辺上のように、本実施例ではマトリクス状のセル障壁に
ついて説明を行なったが、同様にしてストライブ状のセ
ル障壁でも本発明は適用できるものである。
なお、本発明に使用し得る蛍光体としては、赤色として
YJs:Bu、 Y2SiO1:Bu 、 YsAls
O+*:Bu 。
Zn5(PO,)2:Mn、  Yens:Bu  、
(Y、Gd)BO3:Bu  、  Gd8口、=Bu
、 5cBOa:Bu、 LuBOa:Bu等があり、
緑色としてZnas+04:Mn、 [1aAl+20
+s:Mn5SrAI+:+O+s:Mn、 Ca^1
.20+s:Mn、  YBOs:Tb  、  Ba
MgAIz[]2a:Mn、  LuBOa:Tb  
GdBOs:Tb、 Sc口o3:Th%5raSiJ
eCIs:Bu等があり、青色としてYsSIOs:C
e %CaWO1’Pb、 BaMgA1.Os:Bu
等がある。
以上、本発明の実施例について説明したが、具体的な一
例は次のようである。
(具体例) まず、ソーダライムガラスからなる基板(背面板となる
)上にスクリーン印刷によりNi電極を幅300μm1
厚さ20μm1 ピッチ1mmでストライブ状に印刷し
、乾燥、焼成を行なって陰極を形成した。次いで、フォ
トレジストとしてAPR(旭化戊工業■魁)を使用し、
陰極を覆うように厚さ150μmで均一に塗布した。続
いて、マスク部の幅カ150μmのフィルムマスク (
パターンヲ第5図(a)に示す)を使用して露光を行な
った。ここで、APRは酸素の存在下では硬化しないた
め、塗布したAPRの上にPETフィルムを貼り、その
上にマスクを置いて紫外線により露光した。そして、現
像は温水に所定のホウ酸及び活性剤を加えたものを使用
して行なった。
1色目の蛍光体含有スラリー液としては、緑色の蛍光体
であるZnzS+On :Mnに、PVAと水をバイン
ダーとして用い、さらに、結着剤として低融点のフリッ
トガラスであるGA−9(日本電気硝子■製)を用いて
、蛍光体60重量%、フリットガラス15重量%、PV
A3重量%、水22重量%の組成としたものを使用した
フォトレジストであるAPRの除去には、トリクロロエ
タンを使用し、APR除去後、450℃で30分子I!
J焼成を行ない、1色目の蛍光体からなるもので形成さ
れたセル障壁が得られた。
2色目、3色目についても、蛍光体としてそれぞれBa
MgAl+m02a’Bu(青色) 、(Y、Gd)8
0.+Bu (赤色)用い、第5図(b)に示すパター
ンのフィルムマスクを使用して、1色目の場合と全く同
様にしてそれぞれセル障壁を形成した。
次に、セル障壁上にスクリーン印刷法により光吸収層を
形成した。
なお、第5図(a)、ら)に示される斜線部は遮光部で
あり、他の部分は紫外線透過部である。
以上のようにして背面板にセル障壁を形成後、幅2(1
(1μm1厚さ20μm1ピツチ1關のAu電極が陽極
として設けられた前面板と合わせてパネル化し、発光テ
ストを行なったところ良好な結果が得られた。
[発明の効果] 本発明は、上述のように構成されているので、次のよう
な効果を奏する。
セル障壁が蛍光体からなるもので形成され、かつ、蛍光
体からなるものがセル障壁の半分の幅ずつ異なる色で配
置されていることから、本発明のFDPはセル障壁自体
が蛍光面なっているので、セル内部における蛍光面の精
度が優れている。したがって、プラズマ放電による紫外
線によりセル障壁自体が励起されて発光した場合に、観
察者には精度のよい蛍光面での反射光が視認されること
となる。
また、本発明のPDPの製造方法は、セル障壁を蛍光体
含有スラリーを用いてフォトプロセスにより形成するよ
うにしたので、容易にかつ精度よくセル障壁の壁面を各
色の蛍光面とすることができるものであり、その結果、
反射光を視認できるFDPを得ることができるとともに
、輝度効率を著しく高めることが可能となる。
さらに、上記のPDPにおいてセル障壁の観察者側に光
吸収層を形成したことにより、外来光の反射が低減され
てFDPのコントラストを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るPDPの一実施例におけるセル障
壁のパターンを示す平面図、第2図(a)〜(イ)は第
1図に示すFDPの形成過程を示す図、第3図(a)〜
(p)は本発明に係るFDPの製造方法の一実施例を説
明するための工程図、第4図は光吸収層をローラーを用
いて形成する場合を示す説明図、第5図は光吸収層を予
め前面板に形成する場合を説明するための断面図、第6
図(a)、 (b)は具体例で使用するフィルムマスク
のパターンを示す図、第7図は従来のDC型プラズマデ
ィスプレイパネルの一構戊例の断面図、第8図は従来の
AC型プラズマディスプレイパネルの一構戊例の断面図
である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)前面板と背面板とが互いに平行に対向するように
    配設され、この両者の間に設けられたマトリクス状又は
    ライン状のセル障壁により表示要素としての複数のセル
    が形成されてなるプラズマディスプレイパネルにおいて
    、前記セル障壁が蛍光体からなるもので形成され、かつ
    、蛍光体からなるものがセル障壁の半分の幅ずつ異なる
    色で配置されていることを特徴とするプラズマディスプ
    レイパネル。
  2. (2)前面板と背面板とが互いに平行に対向するように
    配設され、この両者の間に設けられたマトリクス状又は
    ライン状のセル障壁により表示要素としての複数のセル
    が形成されており、前記セル障壁が蛍光体からなるもの
    で形成され、かつ、蛍光体からなるものがセル障壁の半
    分の幅ずつ異なる色で配置されているプラズマディスプ
    レイパネルの製造方法において、前面板或いは背面板と
    なる基板に対し、1色目の蛍光体からなるセル障壁を形
    成する部分以外にフォトレジストによりパターンを形成
    して、そのパターン以外の部分に1色目の蛍光体含有ス
    ラリー液を流し込んだ後、フォトレジストを除去する工
    程により1色目の蛍光体からなるセル障壁を形成し、2
    色目以降についても同じ工程を繰り返すことによりセル
    障壁を形成することを特徴とするプラズマディスプレイ
    パネルの製造方法。
  3. (3)ポリビニルアルコールが含有されている蛍光体含
    有スラリー液を使用することを特徴とする請求項2記載
    のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  4. (4)フリットガラスが含有されている蛍光体含有スラ
    リー液を使用するとともに、フォトレジストを熱により
    除去するのと同時に焼成して、蛍光体を基板に固着させ
    ることを特徴とする請求項2又は3記載のプラズマディ
    スプレイパネルの製造方法。
  5. (5)フリットガラスが含有されている蛍光体含有スラ
    リー液を使用するとともに、フォトレジストを溶剤によ
    り除去した後に焼成して、蛍光体を基板に固着させるこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載のプラズマディスプ
    レイパネルの製造方法。
  6. (6)前記セル障壁の観察者側に光吸収層を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネ
    ル。
  7. (7)請求項2、3、4又は5記載の製造方法により形
    成された前記セル障壁の上に光吸収層を形成することを
    特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  8. (8)前記前面板に光吸収層を形成した後に、該光吸収
    層の上に請求項2、3、4又は5記載の製造方法により
    前記セル障壁を形成することを特徴とするプラズマディ
    スプレイパネルの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000013198A1 (fr) * 1998-08-28 2000-03-09 Fujitsu Limited Ecran a plasma et procede de fabrication de celui-ci

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