JP2692908B2 - プラズマディスプレイパネルおよびその蛍光面形成方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルおよびその蛍光面形成方法

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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プラズマディスプレイパネルに係り、特
に、プラズマディスプレイパネルのセル障壁に蛍光面を
形成する方法に関するものである。
[従来の技術] 第8図は従来のDC型プラズマディスプレイパネルの1
構成例を示したもので、ガラスからなる平板状の前面板
11と背面板12とを互いに平行に、かつ対向して配設し、
背面板12の前面には、この背面板12に直交するセル障壁
13が固着されてセル14が形成されており、このセル障壁
13により前面板11と背面板12との間隙は適当な大きさに
保持されている。また、前面板11の背面側には、陽極15
が形成されていると共に、背面板12の前面板には陽極15
と直交して陰極16が形成されており、陽極15の両側に
は、蛍光面17が隣接して形成されている。
第8図に示す従来のDC型プラズマディスプレイパネル
においては、陽極15と陰極16との間に所定の電圧を印加
して電場を形成させることにより、前面板11と背面板12
とセル障壁13との間の各セル14内で放電を生じさせる。
そして、この放電により生じる紫外線が蛍光面17を発光
させ、前面板11を透過する光を観察者18が視認するよう
になっている。
一方、第9図は従来のAC型プラズマディスプレイパネ
ルの1構成例を示したもので、ガラスからなる平板状の
前面板21と背面板22とを互いに平行にかつ対向して配設
し、背面板22の前面には、背面板22に直交するセル障壁
23が固着されてセルを形成し、セル障壁23により前面板
21と背面板22との間隙は適当に保持されている。また、
背面板22の前面側には、誘電体層26を介して、直交する
2本の電極24、25が形成されており、更にその前面側に
誘電体層27および保護層28が形成されている。そして、
前面板21の背面側には蛍光面29が形成されている。
第9図に示すような従来のAC型のプラズマディスプレ
イパネルにおいては、2本の電極24、25間に交流電圧を
印加することにより、前面板21と背面板22とセル障壁23
との間の各セル内で放電を発生させることができ、この
放電により生じる紫外線が蛍光面29を発光させ、前面板
21を透過する光を観察者30が視認するようになってい
る。
さて、第8図、第9図に示すような構造のDC型または
AC型のプラズマディスプレイパネルの蛍光面は、通常、
前面板の背面に蛍光体を含む感光性スラリーを塗布した
後、蛍光面のパターンに対応したフォトマスクを用いて
露光し、更に現像、焼成することによって形成される。
なお、感光性スラリーとしては、例えば蛍光体、ポリビ
ニルアルコール(PVA)及びジアゾニウム塩を含む混合
物等が用いられる。なお、場合によっては、消泡剤や界
面活性剤を添加してもよいものである。
また、第8図に示すDC型プラズマディスプレイパネル
および第9図に示すAC型プラズマディスプレイパネルに
おいては、蛍光面から発光した光は、蛍光面自身を透過
して観察者に視認されるため、蛍光面の透過時に光量が
減少してしまうことになる。そのため輝度を上げる目的
で、セル障壁の壁面に蛍光面を形成し、蛍光面から発光
した光の反射光を視認しようとするプラズマディスプレ
イパネルが提案されており、その1例を第10図に示す。
第10図においては、セル障壁として断面台形状のセル
34が形成されたスペーサ33を使用し、このスペーサ33の
セル34の拡開側からスクリーン印刷あるいはスプレー等
により蛍光体塗料を入れ、セル34の反対側から吸引する
ことにより、蛍光体塗料をスペーサ33の孔部壁面に塗布
し、蛍光面を形成するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記従来の蛍光面形成方法では、スペーサに
蛍光面を形成する場合に蛍光体塗料の塗布、吸引を行う
必要があり、そのためにはスペーサ単体の状態で単独に
蛍光面を形成した後に、前面板及び背面板と組み合わせ
ることになる。そのため、前面板、背面板及びスペーサ
の位置合わせが著しく困難となり、スペーサの製造に高
精度な技術が要求されるという問題を生じていた。
また、当該スペーサは、通常、感光性ガラスをフッ酸
で穿設加工して形成されるが、現在のところ、感光性ガ
ラスは30cm角程度の大きさのものしかなく、近年特に要
望されている大型プラズマディスプレイパネルに適応す
ることができないものである。
更に、プラズマディスプレイパネルの放電空間の間隙
は、概ね100〜200μm程度となされるが、このように非
常に狭い間隙を設ける必要があるために、スペーサの製
造および組立作業は非常な困難を伴うものであった。
また更に、第8図及び第9図に示す従来のDC型及びAC
型プラズマディスプレイパネルにおいては、セル障壁は
前面板又は背面板のいずれかに取り付けられる構造とな
り、また、背面板には、DC型では陰極が、AC型の場合に
は陽極と陰極が形成されるために、従来の蛍光面形成方
法をそのまま適用することはできないものであった。
本発明は上記の課題を解決するものであって、セル障
壁の壁面に容易に、かつ、正確に蛍光面を形成すること
ができる蛍光面形成方法を提供することを目的とするも
のである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明のプラズマディ
スプレイパネルの蛍光面形成方法は、前面板と複数のマ
トリクス状の表示セルを構成するセル障壁を有する背面
板とを互いに平行に対向するように配設してなるプラズ
マディスプレイパネルの前記セル障壁の壁面に蛍光面を
形成する方法において、 前記背面板上の前記セル障壁内に蛍光体スラリー液を
充填し、 直後に前記背面板を略垂直もしくはそれ以上に傾け、 前記蛍光体スラリー液に含有される蛍光体が前記セル
障壁上に沈降するまで静置し、十分に沈降した後乾燥
し、蛍光面を硬化させる ことを特徴とし、また、本発明のプラズマディスプレイ
パネルは、前面板と、複数のマトリクス状の表示要素用
セルを構成するセル障壁を有する背面板とを互いに平行
に対向するように配設してなるプラズマディスプレイパ
ネルにおいて、前記セル障壁の壁面にのみ蛍光面が形成
されていることを特徴とする。
[作用] 本発明によれば、セルの内部に感光性を有する蛍光体
スラリー液を充填し、その直後に背面板を垂直に立てか
け、蛍光体がセル壁面に十分に沈降するまで静置し、そ
のまま乾燥させ、その後、露光することにより、蛍光面
を形成するようにしたので、容易に、セル障壁の壁面に
蛍光面を形成することができ、その結果、反射光による
プラズマディスプレイパネルを得ることができ、輝度効
率を著しく高めることができるものである。
[実施例] 以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図、第2図および第3図は、本発明のプラズマデ
ィスプレイパネルの蛍光面形成方法の1実施例構成を、
DC型プラズマディスプレイパネルの背面板に固定された
セル障壁に蛍光面を形成する場合に適用した例を示すも
のである。
第1図に示すように、ガラス平面基板からなる背面板
1の前面側には前面板との間隙を規制するためのセル障
壁2が格子状に固定されており、更に背面板1の前面側
には、陰極3が形成されている。
ここで、セル障壁2の開口部分の内寸をa、セル障壁
2の高さをbとする。
次に、第2図(a)に示すように、セル障壁2の内部
に蛍光体スラリー液10を充填し、直後に同図(b)に示
すように背面板を垂直にたてかける。その後、同図
(c)のように蛍光体スラリー液10中に含有される蛍光
体10aがセル障壁2の壁面に沈降するまで静置し、その
後十分に乾燥させると同図(d)に示すように、セル障
壁2の壁面に蛍光体10aを付着させることができ、これ
により蛍光面を形成することができる。
なお、セル障壁2の内部へ蛍光体スラリー液10を充填
する方法としては、スプレーで充填する方法、スクリー
ン印刷法、基板端部に蛍光体スラリー液をかけ流し、そ
の後、ゴム等からなるスクレーパ等により掻き取ること
によりセル障壁2の内部へ充填する方法等がある。これ
らの方法を用いる場合、あらかじめ、基板を濡らしてお
くことにより、充填がよりスムーズに行えるため、充填
される蛍光体スラリー液の均一性が向上するものであ
る。
以上の工程を4回繰り返すことにより、セル障壁2の
内壁4面に蛍光面を形成することができることは明かで
あるが、他の方法として、蛍光体スラリー液を充填した
後、背面板1を垂直に保ったまま回転させながら乾燥さ
せる方法によってもセル障壁2の内壁4面に蛍光面を形
成することができる。但し、後者の方法によれば蛍光体
の膜厚は、前者の方法による場合の1/4程度となる。
なお、感光液としては、露光により硬化(非溶解性
化)するネガティブ型感光液を使用した。
蛍光体スラリー液の乾燥後、第3図に示すように、セ
ル障壁2が影となり、背面板1のセル障壁内底部には照
射されないように、光41を斜め方向から照射する。この
ときの照射角度θは、 θ=arctan(b/a) とする。上記式に基づいて求めた傾斜角θで光41を照射
すると、セル障壁面2aのみに光41が照射されるので、セ
ル障壁面2aに沈降した蛍光体10aのみが露光、硬化され
る。
当該露光を上述した第2図の工程後に各セル障壁に対
して行うと、セル障壁2a上の全ての蛍光体層が硬化され
ることになる。また、各露光毎に現像を行うことによ
り、沈降時に沈降しきらずに基板底面に付着してしまっ
た蛍光体は除去され、セル障壁2a上にのみ蛍光体層を形
成することができる。
なお、蛍光体を硬化させるには熱処理により硬化させ
てもよいものである。但し、多色の場合には選択的に蛍
光体を充填し、硬化させる必要があることは当然であ
る。
以上の工程をチャートとして示すと第4図のようにな
る。
セル障壁に囲まれたセル形状が第5図のように円形の
場合には、上述したように背面板1′を垂直に保ったま
ま回転させて蛍光体を沈降させ、その後、上記の角度θ
を保持したまま背面板1′を回転させながら露光するよ
うにすれば、セル障壁面2′のみに蛍光面を形成させる
ことが可能である。
また、第6図に示すように、セル形状が矩形の場合に
は、第1図のaが長辺と短辺によって異なるため、セル
形状が円形の場合と同様の方法では、セル障壁2に付着
した蛍光体層に対して均一に露光できない。そのため、
長辺方向と短辺方向の場合で各々照射角度を変え、背面
板を90℃ずつ回転させながら露光を行うようにすればよ
い。
更に、各セルに、例えば、赤(R)、青(B)、緑
(G)等の複数色の蛍光体を形成させる場合には、第7
図に示すように、所定のパターンの位置のみに開口42が
形成されたマスク43を背面板1の上方に配置して、所望
のセル障壁面2aのみを露光し、これを各色毎に第4図の
工程を繰り返すことにより、複数色の蛍光面を形成させ
ることができることは明かである。また、スクリーン印
刷等であらかじめ所望の位置にのみ蛍光体を沈降させて
おき、各色のセル障壁面2aを同時に露光するようにして
もよい。
最後に、セル障壁面2a上に形成された蛍光体10aの発
光輝度を上げるために、焼成して感光体を実質的に焼失
させる。
なお、以上の実施例において使用し得る蛍光体として
は、赤色としてY2O3:Eu,Y2SiO5:Eu,Y3Al5O12:Eu,Zn3(P
O42:Mn,YBO3:Eu,(Y,Gd)BO3:Eu,GdBO3:Eu,ScBO3:Eu,
LuBO3:Eu等があり、青色としてY2SiO5:Ce,CaWO4:Pb,BaM
gAl14O23:Eu等があり、緑色としてZn2SiO4:Mn,BaAl12O
19:Mn,SrAl13O19:Mn,CaAl12O19:Mn,YBO3:Tb,BaMgAl14O
23:Mn,LuBO3:Tb,GdBO3:Tb,ScBO3:Tb,Sr6Si3O8Cl4:Eu等
がある。
また蛍光体を分散させるフォトレジストとしては、PV
A-ADC、PVA−ジアゾニウム塩等を使用することができ
る。そのスラリー液中の溶媒としては、水、アルコール
等を使用することができる。スラリー液中の蛍光体量
は、20〜60重量%であり、ビヒクル量は0.5〜15重量%
である。
以上においてはDC型プラズマディスプレイパネルの平
面基板についてのみ説明したが、AC型についても同様に
実施できることは当然である。
以下に具体例を示す。
[具体例1] ガラス基板上にスクリーン印刷によりNi電極を幅300
μmで形成し、セル障壁を高さ200μm、幅150μm、ピ
ッチ500μm、内寸350μmの正方形マトリックス構造で
形成した。
蛍光体として、Zn2SiO4:Mn(緑色)40重量%とPVA−
ジアゾニウム塩10重量%とを水に加えて感光性蛍光体塗
料を作成した。
この塗料をガラス基板上の各セル障壁内にゴム製スキ
ージを用いて充填し、垂直に立てかけて沈降、乾燥させ
た後、マスクを用い、所定の位置のみ照射角度約30°
(=arctan(200μm/350μm))で露光した。さらに、
約40℃の温水で現像した後150℃で10分間の硬膜乾燥を
行った。この工程を1セルについて4回、また、R、
G、B各色計3回の12回行った結果、セル障壁面のみに
厚さ約20μmの蛍光面が選択的に形成されたプラズマデ
ィスプレイパネルを得ることができた。
[具体例2] ガラス基板上に透明電極を蒸着法により、幅200μ
m、ピッチ300μmで形成し、そのスペース部にライン
障壁を、幅150μm、高さ140μmで第11図に示すように
形成した。
蛍光体として、Zn2SiO4:Mn(緑色)40重量%とPVA−
ジアゾニウム塩10重量%とを水に加えて感光性蛍光体塗
料を作成した。
この塗料をガラス基板上の各ライン障壁内にゴム製ス
キージを用いて充填し、ライン障壁が水平となるように
基板を垂直に立てかけて沈降、乾燥させた後、マスクを
用いて所定のライン障壁のみ、照明角約45°(=arctan
(140/150))で露光した。更に、約40℃の温水で現像
した後、150℃で10分間の硬膜乾燥を行った。この工程
を1ラインにつき2回、即ち両側について行った。以上
の工程をR,G,Bの3色について計6回行った。
その結果、ライン障壁面のみに厚さ約20μmの蛍光面
が選択的に形成されたプラズマディスプレイパネルを得
ることができた。
このように、本実施例においては、セル障壁の壁面に
容易にかつ精度よく蛍光面を形成することが可能とな
り、蛍光面の反射光を視認することにより、輝度効率の
よいプラズマディスプレイパネルを得ることができる。
なお、以上の実施例においてはセルがマトリクス状に
配置されたプラズマディスプレイパネルについて説明し
たが、本発明は、セルがライン状に配置されたプラズマ
ディスプレイパネルにも同様に適用できるものである。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明に係るプラズマディスプレ
イパネルの蛍光面形成方法は、セルの内部に、感光性を
有する蛍光面スラリー液を充填し、その直後に背面板を
垂直にたてかけ、蛍光体がセル障壁に十分に沈降するま
で静置し、そのまま乾燥させ、硬化させて蛍光面を形成
するようにしたもので、ガラス基板に形成されたセル障
壁に対しても、容易にかつ正確に蛍光面を形成すること
ができる。その結果、反射光を視認する輝度効率のよい
プラズマディスプレイパネルを得ることができる等の効
果を奏するものである。
また、蛍光面の硬化は、露光により行ってもよいし、
熱硬化させてもよいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はセル障壁が形成された基板の縦断面図、第2図
は蛍光面の形成工程を説明する図、第3図は露光状態を
示す図、第4図は本発明の工程をチャートとして示した
図、第5図はセル形状が円形のセル障壁を示す図、第6
図はセル形状が矩形のセル障壁を示す図、第7図はマス
クを用いた露光を説明する図、第8図は従来のDC型プラ
ズマディスプレイパネルを示す図、第9図は従来のAC型
プラズマディスプレイパネルを示す図、第10図は従来の
スペーサーの断面を示す図、第11図はライン状のセル障
壁を有するDC型PDPの縦断面図を示す図である。 1……背面板、2……セル障壁、2a……セル障壁面、3
……陰極、10……蛍光体スラリー液、10a……蛍光体ス
ラリー沈澱物、10b……蛍光体スラリー液上ずみ液、11
……前面板、12……背面板、13……セル障壁、14……セ
ル、15……陽極、16……陰極、17……蛍光面、18……観
察者、21……前面板、22……背面板、23……セル障壁、
24、25……電極、26、27……誘電体層、28……保護層、
29……蛍光面、30……観察者、31……前面板、32……背
面板、33……スペーサ、34……セル、35……陽極、36…
…陰極、37……観察者、41……光、42……マスクの開
口、43……マスク、θ……照射角、61……前面板、62…
…背面板、63……ライン障壁、65……陽極、66……陰
極、67……観察者。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面板と複数のマトリクス状またはライン
    状の表示要素用セルを構成するセル障壁を有する背面板
    とを互いに平行に対向するように配設してなるプラズマ
    ディスプレイパネルの前記セル障壁の壁面に蛍光面を形
    成する方法において、 前記背面板上の前記セル障壁内に蛍光体スラリー液を充
    填し、 直後に前記背面板を略垂直もしくはそれ以上に傾け、 前記蛍光体スラリー液に含有される蛍光体が前記セル障
    壁上に沈降するまで静置し、十分に沈降した後乾燥し、
    蛍光面を硬化させる ことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの蛍光面
    形成方法。
  2. 【請求項2】前記セル障壁内への蛍光体スラリーの充填
    は、スプレー法、スクリーン印刷法もしくはスクリーン
    印刷用のゴムスキージを用いて行うことを特徴とする請
    求項1記載のプラズマディスプレイパネルの蛍光面形成
    方法。
  3. 【請求項3】前記蛍光面の硬化は熱処理により行うこと
    を特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネ
    ルの蛍光面形成方法。
  4. 【請求項4】前記蛍光面の硬化は露光により行うことを
    特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネル
    の蛍光面形成方法。
  5. 【請求項5】前記蛍光体スラリー液は、ポリビニルアル
    コールを含有し、更にネガティブ型のフォトレジストを
    含有しており、該蛍光体スラリー液を沈降させた後、露
    光、現像することにより、不要の蛍光体を除去すること
    を特徴とする請求項4記載のプラズマディスプレイパネ
    ルの蛍光面形成方法。
  6. 【請求項6】前記露光に際しては前記基板底面に光が当
    たらない方向から照射し、前記セル障壁面に沈降した蛍
    光体のみを露光することを特徴とする請求項4または5
    記載のプラズマディスプレイパネルの蛍光面形成方法。
  7. 【請求項7】前面板と、複数のマトリクス状又はライン
    状の表示要素用セルを構成するセル障壁を有する背面板
    とを互いに平行に対向するように配設してなるプラズマ
    ディスプレイパネルにおいて、前記セル障壁の壁面にの
    み蛍光面が形成されていることを特徴とするプラズマデ
    ィスプレイパネル。
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