JPH03179429A - アクティブ型光合分波器 - Google Patents

アクティブ型光合分波器

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JPH03179429A
JPH03179429A JP31762989A JP31762989A JPH03179429A JP H03179429 A JPH03179429 A JP H03179429A JP 31762989 A JP31762989 A JP 31762989A JP 31762989 A JP31762989 A JP 31762989A JP H03179429 A JPH03179429 A JP H03179429A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、分波2合波あるいは合分波する機能と光信号
を増幅するta能を一体的に合せ持ったアクティブ型合
分波器に関するものである。
[従来の技術] 光フアイバ通信の発展に伴い、1本の光ファイバを用い
、双方向伝送、異種信号の同時伝送など、経済的で拡張
性に富んだシステムの横築が可能な波長分割多重伝送が
注目されるようになってきた。このシステムでは、波長
の異なる光信号を合波あるいは分波する役目を担う光合
分波器が不可欠である。
従来、光合分波器としては、(1)第12図の如くプリ
ズムaやレンズb、誘電体多層膜フィルタC等の個別部
品を組み合わせた個別部品組合せ型光合分波器dや、(
2)第13図の如く2本の光ファイバeを所望の長さだ
け融着結合させて方向性結合器fを作り、この方向性結
合器の波長異存性を利用した光合分波器や、更には(3
)第14図の如くガラス導波路構造で方向性結合器gを
構成し、その波長異存性を利用した光合分波器等が検討
されていた。
[発明が解決しようとする課W11] しかし、従来の個別部品組合せ型光合分波器(第12図
)は、部品間の光軸ずれやフレネル反q・tによる損失
、各部品の吸収及び散乱損失などによる損失が大きいと
いう問題点、更には組み立て及び加工費が高くつくとい
った問題点がある。
一方、光ファイバを用いた方向性結合器型光合分波器(
第13図)及びガラス導波路で構成した方向性結合器型
光合分波器(第14図)では、方向性結合器が1個では
波長間のアイソレーションを大きく取れないために漏話
の問題がある。そのために、方向性結合器を縦続接続し
て用いる必要があるが、通過損失の増大を招くという問
題点があった。
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を解消するた
めに、それぞれの波長の光信号を増幅する機能と、分波
あるいは合波、更には合波と分波の両方の機能を持った
アクティブ型合分波器を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明のアクティブ型光合分波器は、少なくとも2波長
の光信号を分波しあるいは合波し又は合分波する回路を
光ファイバ又は導波路で構成した光合分波器において、
上記光ファイバ又は導波路内に、少なくとも2波長の光
信号に対して吸収特性を示す希土類元素を少なくとも2
種類、共添加し、かつ該光ファイバ又は導波路内に所望
波長の励起光を伝搬させる励起光結合回路を設けた構成
のものである。少なくとも2波長の光信号を分波しある
いは合波し又は合分波する回路としては、方向性結合器
やリング共振器を用いることができ、方向性結合器の場
合には縦続的に複数個用いることができる。また、光フ
ァイバ又は導波路内に励起光を伝播させる励起光結合回
路にも、方向性結合器を用いることができる。
信号光の波長として1.3μm帯と1.55μm帯の2
波長を用いる場合には、光ファイバ又は導波路内に添加
する希土類元素として少なくともNdとErを含ませる
構成とするのが好ましい、更に、光ファイバ又は導波路
内には、Fを添加するとよい。
本発明のアクティブ型光合分波器の別の形態としては、
損失波長特性の異なる3つの方向性結合器のうち、第1
の方向性結合器の出力端の一方に第2の方向性結合器の
入力端を、第1の方向性結合器の他方の出力端に第3の
方向性結合器の入力端を接続し、上記第2及び第3の方
向性結合器の出力端の各一方に3dBカプラの入力端を
接続すると共に、これら光部品の光伝搬部分であるコア
を少なくともE r、 N d、 Fを添加したSiO
2で構成し、上記第1の方向性結合器の入力端の1つを
2波長多重光の入力部とし、上記3dBカプラの出力端
の1つを励起光の入力部とし、上記第2及び第3の方向
性結合器の他方の出力端をそれぞれ分波信号光の出力部
とした構成にすることができる。この場合においても、
光部品は導波路あるいは光ファイバで°構成することが
できる。また信号光の波長としては1.3μm帯と1.
55μm帯を用い、励起光の波長としては0.154μ
m、0.53μm或いは、83μm帯のいずれかを用い
ることができる。
また、アクティブ型合分波器の2つの分波信号光の出力
部に、可同調光フィルタをそれぞれ設けた構成とするこ
ともできる。
[作用コ 光合分波器(分波器1合波器あるいは分波と合波の両方
を行わせる合分波器)を構成する光伝送路(光ファイバ
あるいは導波路)には、光信号に対して吸収性を示す希
土類元素が取扱う光信号の波長の数に応じて少なくとも
2種類共添加され、且つ該伝送路内には励起光が伝搬さ
れる。励起光は、光伝送路内を伝搬するにつれて、これ
に添加されている少なくとも2種類の希土類元素に吸収
されてエネルギ単位が上位に上げられ、反転分布状態を
形成している。そこで、それぞれの対応する波長の光信
号を合分波器内に通すと、それぞれ上記反転分布により
増幅され、その光信号が分波。
合波あるいは合分波されて出力される。
また損失波長特性の異なる3つの方向性結合器と1個の
3dBカプラで構成したアクティブ型合分波器の形態に
おいても、同様にして信号光が増幅され、且つ分波して
取り出される。
[実施例] 以下、本発明のアクティブ型合分波器を図示の実施例に
基づいて説明する。
第1図は、導波路構造の合波分波器の実施例を示したも
のである。同図(a)は左側面図、(b)はそのA−A
断面図である。
このアクティブ型合分波器は、コア31内に入射した波
長λ1.λ2の信号光5に対して、コア33側に波長λ
1の分波出力光61を、コア34側に波長λ2の分波出
力光62を分波して取り出すようにしたものである。そ
して、コア35開より励起光7(波長λP)を入射させ
てアクティブ型光合分波器を伝搬させることにより、そ
れぞれの波長λ1.λ2の信号光を増幅させ、コア33
34より分波して取り出すようにしたものである。
ここで、光伝送路(コア31〜34)内の希土類元素の
添加量、伝送路長j、励起光の強度により、分波出力光
61.62の光強度を制御することができる。即ち、信
号光5の光強度に対して、分波出力光61.62の光強
度を十分に増幅して取り出すことができる。
先ずアクティブ型光合分波器の構成から説明する。
基板1には、Si、ガラス、サファイヤ、アルミナ+ 
L i N b Os + G a A s + I 
n J P等を用いることができる。基板1の上には、
バッファ層2(屈折率nb)  が形成されている。こ
のバッファ層2は、SiO2,5iftに屈折率制御用
添加物(Ti、Ge、P、B、F、Zn、AJ等)を少
なくとも1種含んだもの等を用いる。但し、基板1にS
 i 02を用いた場合は、バッファ層2は形成しなく
てもよい、バッファ層2の上には、光信号の伝搬する略
矩形状あるいは円形状のコア31〜35が設けられてい
る。
このコア部(屈折率nw 、 nw >nb )には、
活性物質である希土類元素が少なくとも2種類添加され
ている。希土類元素としては、Nd、ErCe、Pr、
Pm、Sm、Ha、Tm、Yb等を用いることができる
。またこのコア部には、上記希土類元素以外に、増幅機
能を促進させる元素や屈折率制御用元素〈例えばTi、
Ge、P、B。
F、Zn、AN 、Na、Ba、La、Mg、ZrLi
、Ca)等が少なくとも1種共添加されている。クラッ
ド4(屈折率nC、nC<nl)  は、バッファ層2
と同様の材質が用いられている。
方向性結合器8は、コア31内を伝搬してきた波長λ1
.λ2の光ぼ号を分波させるものである。
即ち、波長λ1の光信号はコア33側に、波長λ2の光
信号はコア34IIIIに、それぞれ分波される。
方向性結合器9は、コア35がら矢印71の如く入射さ
せた波長λPの励起光7を、矢印73のごとくコア33
内に結合させて伝搬させるが、波長λ1の信号光に対し
ては結合を生じさせない波長選択型の方向性結合器であ
る。また方向性結合器10も、コア35から矢印72の
如く入射させた波長λPの励起光7を矢印74のごとく
コア34内に結合させて伝搬させるが、波長λ2の信号
光に対しては結合を生じさせない波長選択型の方向性結
合器である。
Y分岐回路11は、コア35内に入射した波長λPの励
起光7を矢印P71.72のごとく、はぼ等配分に分岐
する回路である。
次に第1図のアクティブ型光合分波器の具体的な構成例
について述べる。
波長λ1及びλ2は1.3μm及び1.55μmを用い
た。基板1にはStO,基板を用い、コア31〜35は
、SiO2に、BrとNdの希土類元素、P、Ge及び
Fの屈折率制御用元素を添加した膜で構成し、更にクラ
ッド4にはP及びBを添加した5iO2111で構成し
た。また励起光7には波長0.83μmの半導体レーザ
光を用いた。
この様な構成にすると、次に示すように、波長λ1.λ
2の信号光5は、コア内を伝搬するにつれ、増幅1分波
、増刷作用を伴う、その結果、コア33.34からは増
幅された分波出力光61゜62が取り出される。
上記波長1.3μmと1゜55μmの光信号が増幅され
る理由を、第2図の特性を用いて説明する。
同第2図(a)は、シングルモード光ファイバのコアに
Nd、Ge、Pを添加したSiO2を用いた場合の、増
幅及び発振波長領域と励起光源の波長wt域を示したも
のである。また同図(b)は、シングルモード光ファイ
バのコアにEr、Ge、Pを添加したSin、を用いた
場合の、増幅及び発振波長領域と励起光源の波長領域を
示したものである。尚、第2図の特性は、シー・ニー・
ミラー氏(CA Hillar)の文献(半導体レーザ
増幅器とアクティブファイバ増幅器のショートコース、
パート2のファイバ増幅器、 OFC”89.ハウスト
ン。
1989年 2月 6日、  CA Hillar  
:  OFC’895hortCource on ”
5e11icodnctor La5er Amplf
iers andActive Fiber Aipl
fiers” 、 Part 2−’Fiber八np
lrへers’、Houstor、February 
6th、1989ンを引用したものである。
この2つの図(a)及び(b)から分かるように、コア
にNd、Er、Ge、Pを添加したSiO2を用い、励
起光として0.8μm帯を使うことにより、1.3μm
及び1.55μmの光信号を共に増幅あるいは発振させ
ることが可能となる。従って、本発明のアクティブ型光
合分波器を容易に実現させることが可能となる。
尚、本発明の具体的実施例では、Nd、Er。
Ge、P以外にFを添加した8102を用いているが、
これはFを添加することによって波長1.3μm帯での
増幅機能を向上させるためである。
第3図は、上記アクティブ型光合分波器を双方向伝送用
に用いた場合の実施例であり、同図(a)は左側面図、
同図(b)はそのA−A断面図である。
この第3図の実施例の場合、波長λ2の光信号51は、
コア31より入射させ、方向性結合器8及びコア34に
より分波及び増幅し、コア34から分波出力光62とし
て取り出す、また、波長λ1の光信号52は、コア33
の開から入射させ、コア33及び方向性結合器8により
分波及び増幅し、コア31から分波出力光61として取
り出す。
上記実施例の他、第1図の構造は合波器としても使える
ことは言うまでもないことである。
第4図も本発明のアクティブ型光合分波器の別の実施例
を示したものである。
これは3個の方向性結合器81.82及び83を用いる
ことにより、波長間のアイソレーションを高く取れるよ
うにしたものである。即ち、コア31に入射した波長λ
1.λ2の光信号5は、まず第1の方向性結合器81で
それぞれ波長λ1とλ2の光信号に分波される。更に、
分波された波長λ1の光信号は次の方向性結合器82に
入り、方向性結合器82によってコア33に分波され、
また波長λ2の光信号も次の方向性結合器83に入り、
該方向性結合器83によりコア34に分波される。方向
性結合器82及び83は、コア33゜34に洩れてくる
非希望光を抑圧し、分波した光信号の純度を更に上げる
ために設けられている。
第5図は本発明のアクティブ型光合分波器の別の実施例
を示したものである。
これは第4図の方向性結合器82及び83の代わりに、
リンク共振器121及び122を用いたものである。こ
のリンク共振器121及び122は、非希望光λ1及び
λ2を上記リンク共振器で共振させることにより、コア
33及び34に伝搬させないようにしたものである。
本発明のアクティブ型光合分波器は上記実施例に限定さ
れない。
先ず、波長1.3μmと1.55μmを用いた場合には
、例えばコア3にはNd、Er、Ge、P、F以外にY
bを添加したS i 02を用いても良い。
またGe、Pの代わりにTi、Zn、AJ 、Na。
8等用いても良い、また波長多重数は、2波以外に3波
以上でも良い。
第6図に4波長の一例を示す。
これは4波長λ1.λ2.λ3及びλ4の光信号を分波
する場合のアクティブ型光合分波器の実施例を示したも
のである。即ち、方向性結合器81で波長λ1.λ3と
波長λ2.λ4の光信号に分波する。
その後、方向性結合器84で波長λ1とλ3の光信号を
分波し、また方向性結合器85で波長λ2とλ4の光信
号に分波する。励起光7は、信号光5の入力側より方向
性結合器13を介してコア31へ結合させ、信号光5に
畳重させて伝送させる。
上記実施例は全て導波路型のアクティブ型光合分波器の
実施例であったが、本発明は第7図に示すように光ファ
イバを用いて構成しても良い、同図において、ファイバ
型方向性結合器14は励起光7を信号光5に畳重させる
ための結合器であり、これを構成する光ファイバには希
土類元素は添加されていなくても良い、ファイバ型方向
性結合器151〜153は、それぞれの波長を分波する
ためのものであり、これらの結合器には希土類元素が少
なくとも2種類、添加されている。
第1図の具体的実施例で述べた2波長1.3μmと1.
55μmはこの値に限定されない0例えば1.3μm帯
では1.28〜1.35μmの波長範囲から選ばれ、1
.55.cz m%Fでは1.50〜1.60μmの波
長から選ばれる。また、この場合の励起光の波長も0.
80〜0.89μmの波長範囲゛から選ばれる。
第8図に本発明のアクティブ型合分波器の他の実施例を
示す。
これは、波長λ1 (1,3μm)とλ2  (1,5
5μm)の光信号を分波する合分波器に関するものであ
り、3つの方向性結合器21〜23と、波長λp(0,
83μm)の励起光を方向結合器22及び23に結合さ
せるための3dBカブラ24からなっている。具体的に
は、波長λ1とλ2の信号光を分波する第1の方向性結
合器21の一方の出力端に、波長λ1の信号光と波長λ
Pの励起光を分波する第2の方向性結合器22を接続し
、上記第1の方向性結合器21のもう一方の出力端に、
波長λ1の信号光と波長λPの励起光を分波する第3の
方向性結合器23を接続し、上記第2及び第3の方向性
結合器22及び23の一方の出力端に3dBカプラ24
の出力端を接続し、上記第1の方向性結合器21の一方
の入力端より波長λ1とλ2の信9光を、また上記3d
Bカプラ24の入力端よりλPの励起光をそれぞれ入力
させ、上記第2及び第3の方向性結合器22及び23の
各他方の出力端よりそれぞれ波長λ1及びλ2の信号光
を分波出力させるように構成されている。
上記3つの方向性結合器21〜23及び3dBカプラ2
4は、導波路あるいは光フアイバ構造で構成され、これ
らの光伝搬部分であるコアは、少なくとNd、Er、F
を添加された5if2からなっている。
即ち、Erを添加したコア内に波長0,83μm帯の励
起光を、波長1.55μm?lの信号光に畳重させて伝
搬させると、波長1.55μm帯の信号光が増幅される
。また、NdとFを添加したコア内に波長0.83μm
帯の励起光を、波長1.3μm帯の信号光に畳重させて
伝搬させると、波長1.3μm帯の信号光が増幅される
。従って、コア内にEr、Nd及びFを添加し、波長0
.83μm帯の励起光を波長1.3μm帯及び1.55
μm帯の信号光に畳重させれば、波長1.3μm帯及び
1.55μm帯の信号光を共に増幅させることが可能と
なる。
より具体的に説明しよう。
まず、方向性結合器21,22.23の損失波長特性を
第9図(a)〜(C)に示す、即ち、方向性結合器21
の特性は、第9図(a)に示すように、端子aとb間(
あるいはCと8間)の通過域特性を実線で、端子aと8
間(あるいはCとb間)の通過域特性を点線で示す、同
様に、方向性結合器22及び23の特性を(b)及び(
C)に示す、これらの特性は、方向性結合器の結合長、
結合器間の間隔、導波路(あるいは光ファイバ)のコア
クラッドの屈折率差、コアサイズ等のパラメータを調整
することによって容易に実現することができる。
31jBカプラ24は、端子すより入射した波長0゜8
3μmの励起光を端子a及びb側へ2等分に分配するた
めの回路である。
先ず、方向性結合器21の端子aに入射した波長1.3
μmと1.55μmの光信号は、該方向性結合器21に
よって分波され、波長1,3μmの光信号は端子b@へ
、波長1.55.u mの光信号は端子dfFIへそれ
ぞれ分波される0分波された波長1.3μmの信号は、
方向性結合器22の端子Cに入り端子dへ分波される。
また方向性結合器21によって分波された波長1.55
μmの光信号は、方向性結合器23の端子aに入り、方
向性結合器23によって端子dに分波される。
これに対して、3dBカプラ24の端子すに入射した波
長0.83μmの励起光は、3(18カプラ24で2分
配され、方向性結合器22及び23内を伝搬し、方向性
結合器21へ達する。これらの励起光は、伝搬するにつ
れて方向性結合器22.23及び21内のEr、Ndに
吸収される。そして、励起光によって、高いエネルギ単
位に励起された波長1.3μm及び1.55μmの信号
は、伝搬するにつれて大きな信号レベルに増幅され、端
子す及びdより取り出される。
第10図は本発明のアクティブ型合分波器の別の実施例
を示したものである。
これは第8図の3dB”カプラ24の代わりに、Y分岐
力1う5を用いて構成したものである。この場合の動作
も第8図の場合と同様である。
第8図〜第10図の実施例では、信号光の波長が1.3
μmと1.55μmに限定されていたが、本発明は種々
の波長の組み合わせを用いることができる0例えば波長
1.3μm帯の場合は1.28〜1.35μmの範囲か
ら、また1、55μm帯の場合は1.52〜1.58μ
mの範囲から任意に選ぶことができる。更に励起光の波
長も0.8〜0.85μmの範囲から選ぶことができる
。また励起光の波長は、上記波長以外に0.514μm
 、 0.53μmを用いても良い。
従って、本発明には第11図のような構成も含まれる。
即ち、第8図の方向性結合器21の入力端aに、波長1
.30μm〜1,33μmの範囲のMチャネルの多重光
信号51と、波長1.53μm〜1.56μmの範囲の
Nチャネル多重光信号52とが入力される場合において
、方向性結合器22の出力端すと方向性結合器23の出
力端dとに可同調光フィルタ26.27を設けた構成で
ある。このように構成すると、M及びNチャネルの多重
光信号の中から、可同調光フィルタ26.27により希
望の波長の光信号を選択的に同調させて、その分波光出
力端e、fに取り出すことができる。
[発明の効果] 以上に述べたように、本発明によれば複数の波長の光信
号を増幅し、分波し、更に増幅して行くので、従来の受
動型の合分波器の漏話及びアイソレーションの問題点を
解決することが可能となる。
また、従来の分波器の損失による伝送距離の制限が緩和
され、より距離の間で波長多重伝送を実現させることが
可能となり、経済的なシステムを横築することが期待で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアクティブ型合分波器の実施例を示す
図、第2図は希土類元素を添加したシングルモード光フ
ァイバの増幅及び発振波長領域、励起光源の波長領域を
示す従来知られている特性図、第3図は本発明のアクテ
ィブ型光合分波器を双方向伝送用に適用した場合の実施
例を示す図、第4図、第5図、第6図、第7図及び第8
図は本発明のアクティブ型合分波器のそれぞれ別の実施
例を示す図、第9図は第8図のアクティブ型合分波器を
構成させるのに必要な方向性結合器の損失特性を示す図
、第10図及び第11図はそれぞれ本発明のアクティブ
型合分波器の更に別の実施例を示す図、第12図〜第1
4図は従来の光合分波器の構成例を示した図である。 図中、1は基板、2はバッファ層、31〜35はコア、
4はクランド、5はf3号光、61.62は分波出力光
、7は励起光、8〜1.0.1381.84.85は方
向性結合器、11はY分岐回路、121.122はリン
グ共振器、111゜151〜153はファイバを方向性
結合器、21〜23は方向性結合器、2 lIは3d1
3カプラ、25はY分岐カプラ、26.27は可同調光
フィルタ、31〜35はコア、61.62は分波出力光
を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも2波長の光信号を分波しあるいは合波し
    又合分波する回路の光伝送路を光ファイバ又は導波路で
    構成した光合分波器において、上記光ファイバ又は導波
    路内に、少なくとも2波長の光信号に対して吸収特性を
    示す希土類元素を少なくとも2種類、共添加し、かつ該
    光ファイバ又は導波路内に所望波長の励起光を伝搬させ
    る励起光結合回路を設けたことを特徴とするアクティブ
    型光合分波器。 2、上記少なくとも2波長の光信号を分波しあるいは合
    波し又は合分波する回路として方向性結合器を用いたこ
    とを特徴とする請求項1記載のアクティブ型光合分波器
    。 3、上記少なくとも2波長の光信号を分波しあるいは合
    波し又は合分波する回路として、リング共振器を用いた
    ことを特徴とする請求項1記載のアクティブ型光合分波
    器。 4、上記励起光結合回路として方向性結合器を用いたこ
    とを特徴とする請求項1、2又は3記載のアクティブ型
    光合分波器。 5、上記方向性結合器の各出力端と光伝送路間に別の方
    向性結合器を挿入し縦続接続したことを特徴とする請求
    項2記載のアクティブ型光合分波器。 6、上記光信号の波長として1.3μm帯と1.55μ
    m帯の2波長を用い、光ファイバ又は導波路内に添加す
    る希土類元素として、少なくともNdとErを含ませる
    ことを特徴とする請求項1記載のアクティブ型光合分波
    器。 7、上記光ファイバ又は導波路内にFを添加したことを
    特徴とする請求項6記載のアクティブ型光合分波器。 8、損失波長特性の異なる3つの方向性結合器のうち、
    第1の方向性結合器の出力端の一方に第2の方向性結合
    器の入力端を、第1の方向性結合器の他方の出力端に第
    3の方向性結合器の入力端を接続し、上記第2及び第3
    の方向性結合器の出力端の各一方に3dBカプラの入力
    端を接続すると共に、これら光部品の光伝搬部分である
    コアを少なくともEr、Nd、Fを添加したSiO_2
    で構成し、上記第1の方向性結合器の入力端の1つを2
    波長多重光の入力部とし、上記3dBカプラの出力端の
    1つを励起光の入力部とし、上記第2及び第3の方向性
    結合器の他方の出力端をそれぞれ分波信号光の出力部と
    したことを特徴とするアクティブ型合分波器。 9、光部品が導波路あるいは光ファイバで構成されてい
    ることを特徴とする請求項8記載のアクティブ型合分波
    器。 10、上記2波長多重光の信号光の波長として1.3μ
    m帯と1.55μm帯を用い、上記励起光の波長として
    0.514μm、0.53μm或いは0.83μm帯の
    いずれかを用いたことを特徴とする請求項8又は9記載
    のアクティブ型合分波器。 11、上記各分波信号光の出力部に、可同調光フィルタ
    をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項8記載のアク
    ティブ型合分波器。
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