JPH03179373A - 転写・搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この発明は、電子写真法による画像形成装置に係わり、
特に転写紙を転写紙を静電的に吸着して搬送し、転写紙
にトナー像を転写する転写・搬送装置に関するものであ
る。

【従来の技術】

第２図は従来の転写・搬送装置を示すブロック図である
。 転写・搬送装置は、少なくとも一方を接地した一対の回
動ローラ１２，１３に絶縁性材料から形成したベルト１
１を張架した搬送ベルトｌＯと、前記接地した回動ロー
ラ１２にベルト１１を介して対向する帯を器６と、ベル
トＩＩを介して像形成体１に放電する転写器２０と、前
記ベルトを除電する除電器３０ど、前記ベルトからゴミ
、トナーを除去するクリーニング装置４０とからなる。 以下に、従来の転写・搬送装置の動作について説明する
。 像形成体ｌの表面には帯電、露光、現像を経た後にトナ
ー像が形成されている。レジストローラから転写紙がベ
ルト１０に侵入すると、帯電器６からトナーと同極性の
電荷が接地した金属ローラに向かって放電され、ベルト
１０には転写紙に付与された電荷により金属ローラより
異極性の電荷が注入され転写紙はベルトに吸着される。 ベル１−１０は回動ローラ１２，１３の回動により転写
紙を搬送する。 転写紙は転写器２０を通過すると、像形成体１かもトナ
ー像は転写紙に転写する。 そして、転写紙が紙除電器１６で除電されて、ベル１−
１０との結合力が低下して、定着装置（図示せず）に搬
送される。その後、ベルト１０はクリーニング装置５０
でゴミ、トナーを除去される。

【発明が解決しようとする問題点】

しかしながら、上記転写・搬送装置に用いられる転写器
の放電は、環境の影響を大きくうけ、環境変化に応じて
調整する必要があり極めて信頼性に対する許容範囲が狭
いという問題点がある。また、湿度等の変化により転写
紙を像形成体から分離しむくなることもあるという問題
点がある。 本発明は上記問題点に鑑み、環境の変動による転写器の
放電効率の変動を防止することにより確実な転写を行う
と共に像形成体からの転写紙を確実に分離することを目
的とする転写・搬送装置を提供することにある。

【問題点を解決するための手段】

上記目的を達成するこの発明は、少なくとも一方を接地
した一対の回動ローラにベルトを張架した搬送ベルトと
、前記接地した回動ローラに対向する紙帯電器と、前記
ベルトを介して放電する転写器とからなる転写・搬送装
置において、前記転写器がコロナ放電を極を囲んで電気
的に絶縁され、放電用開口を有するシールド部材と、前
記シールド部材の放電用開口近傍に相互に対向して放電
通過口を開口する導電部材と、前記導電部材に前記コロ
ナ放電電極と同極性の電圧を印加する電源とを備えるこ
とを特徴とするものである。 また、前記転写器は転写紙の非画像領域が通過した後に
放電を開始することを特徴とする。 ここで、転写紙の非画像領域とは、転写紙先端の像形成
体からトナー像を転写しない領域をいう。

【実施例】

次に、この発明を添付図面に基づいて実施例について説
明する。 第゛１図は本発明の転写・搬送装置の一実施例を示すブ
ロック図である。 転写・搬送装置１００は、転写ベルトｌｏと紙帯電器６
及び転写器３０とからなる。転写ベルト１０は、金属等
の導電性物質からなる回動ローラ１２と回動ローラ１３
とにベルト１１を張架し、押圧ローラ１４によりベルｈ
ｌｌを像形成体１に押圧しである。前記回動ローラ１２
，１３は接地しである。 紙帯電器６はベルト１１を介して回動ローラ１２に対向
するように配置しである。転写器２０はベルト１１を介
して像形成体ｌに対向して配置しである。 転写基２０は、ベル）１１を介して像形成体１に対向す
るように配置したコロナ放電電極２１と、放電用開口を
有し、この開口を除いて電極を囲むが、電極２１とは電
気的に絶縁され接地されているシールド部材２２と、シ
ールド部材２２の放電用開口端ｌこ絶縁性部材２３．２
４を介して相互に対向してコロナ放電通過開口を形成す
る導電部材２５．２６と、導電部材２５．２６にコロナ
放電電極２１と同極性の電圧を印加する電源２７および
コロナ放電電極２１に高電圧を印加する電源２８とから
なる。この構成において、コロナ放電電極２１に高電圧
を印加し、導電部材２５゜２６にコロナ放電極性と同極
性の電圧を印加して絶縁性ベルトｌｌにコロナ放電電荷
を与え、像形成体１表面と絶縁性ベルト面に電界を発生
させることにより、転写紙Ｐ上にトナーを吸引する。な
お、導電性部材２５．２６に印加する電圧を変化させる
ことにより、ベル１−１１表面に対する帯電電位を調整
することになるので、複写情況例えば、転写紙Ｐの給紙
速度等に応じて転写性をコントロールすることが可能に
なる。また、導電性部材２５．２６に定電圧を印加する
ようにすれば、湿度等の環境変化に影響されなくなる。 なお、ベルト１１を除電する除電器（図示せず）及びベ
ルト１１からゴミ、トナーを除去するクリーニング装置
（図示せず）とを設けてもよい。 以上のように溝底された転写・搬送装置１００の動作に
ついて以下、説明する。 まず、像形成体ｌは帯電器２によりその表面を均一に帯
電する。帯電後像形成体ｌは露光装置により潜像を形成
し、現像装置４でトナーにて顕像化する。転写紙Ｐがレ
ジストローラ５より給紙され、紙帯電器６とベルトｌｉ
を介して接地した回動ローラ１２の間に挿入される。転
写紙Ｐは紙帯電器６から電荷を付与し、ベルトに静電気
力で吸引される。このとき、紙帯電器６は環境変化や、
転写紙の種類によって転写紙Ｐの搬送方向の先頭近傍に
のみ電荷を付与しても良いし、全面にわたって付与して
も良い。紙帯電器６から電荷を付与される転写紙Ｐの搬
送方向の先頭近傍は、本実施例において非画像領域とい
う。 転写紙Ｐが搬送ベルトｌＯに静電的に吸着されて搬送さ
れ、次で押圧ローラｉ４により像形成体１に押圧されて
転写器２０に搬送される。 転写紙上の非画像領域が転写器２０を通過すると、転写
器２０は放電を開始して転写紙Ｐにトナー像を吸引する
。転写紙Ｐの先端部分で転写放電をしないのでこの部分
のベルトとの静電気力を低下させないで済むから像形成
体ｌから分離を確実に行うことができる。転写器２０は
、前述のように構成しであるので、コロナ放電電極２１
に正極性の高電圧を印加し、導電部材２５．２６にコロ
ナ放電極性と同極性の電圧を印加して絶縁性ベルト１１
にコロナ放電電荷を与え、像形成体１表面と絶縁性ベル
ト面に電界を発生させることにより、転写紙Ｐ上にトナ
ーを吸引する。なお、導電性部材２５　、２６に印加す
る電圧を変化することにより、ベルト１１表面に対する
帯電電位を調整することになるので、複写情況例えば、
転写紙Ｐの給紙速度等に応じて転写性をコントロールす
ることが可能になる。また、導電性部材２５．２６に定
電圧を印加するようにすれば、湿度等の環境変化に影響
されなくなる。 上述のようにして、本実施例の転写・搬送装置１００に
よれば、湿度等の環境変化による影響を受けることなく
、像形成体上からトナー像を安定に転写できると共に、
紙帯電器６により転写紙Ｐを帯電して、ベルトに静電的
に吸着し、転写紙先端部分では、転写器２０によるコロ
ナ放電を行わないので、像形成体２０からの転写紙Ｐの
分離性が良い。

【発明の効果】

以上説明したように、本発明は少なくとも一方を接地し
た一対の回動ローラにベルトを張架した搬送ベルトと、
前記接地した回動ローラに対向する紙帯電器と、前記ベ
ルトを介して放電する転写器とからなる転写・搬送装置
において、前記転写器がコロナ放電電極を囲んで電気的
に絶縁され、放電用開口を有するシールド部材と、前記
シールド部材の放電用開口近傍に相互に対向して放電通
過口を開口する導電部材と、前記導電部材に前記コロナ
放電電極と同極性の電圧を印加する電源とを備えること
により、湿度等の環境の変動に影響されることなく安定
した転写を行うことができ、かつ、転写紙を確実に分離
できる転写・搬送装置を提供することができた。 前記転写器は転写紙の非画像領域が通過した後に放電を
開始することにより、像形成体から転写紙を確実に分離
することができる。転写・搬送装置を提供することがで
きた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の転写・搬送装置の一実施例を示すブロ
ック図、第２図は従来の転写・搬送装置を示すブロック
図である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも一方を接地した一対の回動ローラにベ
   ルトを張架した搬送ベルトと、前記接地した回動ローラ
   に対向する紙帯電器と、前記ベルトを介して放電する転
   写器とからなる転写・搬送装置において、前記転写器が
   コロナ放電電極を囲んで電気的に絶縁され、放電用開口
   を有するシールド部材と、前記シールド部材の放電用開
   口近傍に相互に対向して放電通過口を開口する導電部材
   と、前記導電部材に前記コロナ放電電極と同極性の電圧
   を印加する電源とを備えることを特徴とする転写・搬送
   装置。
2. （２）前記転写器は転写紙の非画像領域が通過した後に
   放電を開始することを特徴とする請求項１記載の転写・
   搬送装置。