JPH03178609A - 膨張し得るコアを具備する布団 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の分野］ 本発明は布団に関し、詳しくは膨張し得るコアを具備す
る布団に関する。

〔従来技術の説明〕

近年、布団は部屋のための多目的調度としてますますポ
ピユラーになりつつある。布団の長所は、大きく、柔軟
でありそしてクッション様であることにある。布団はソ
ファ或はベツドとして使用するに十分大きい。また布団
は折畳むに十分な柔軟性を有し、従って収納及び持ち運
びが容易であり、然もまたソファ或はベツドを形成する
ための異なる家具フレームと共に使用し得るに十分な硬
さを有する。実際上、布団の１つの最ちポピユラーな使
われ方は、ソファ形状及びベツドフレーム形状間で変換
し得るソファ−ベツドフレームの要素としてものである
。ソファ形状に於ては布団・は座面及び背当てクッショ
ンとして立て掛けるに十分に硬く、ベツド形状に於ては
快適なマツトレスとするに十分に柔らかい。

布団の有用性に貢献する１つの要素は、それが般に綴じ
付けされていることである。つまり、布団は間隔を置い
ての縫付け、並びに綴じ付け部分での縫い込みによって
硬くされている。綴じ付けによる効果及び外観は布団の
有用性と関連している。

本件出願の発明の主題は、布団の有用性及び外観を損な
うことのない、布団のための膨張性コアに関するもので
ある。

膨張性の内側要素を具備するマツトレス及びクッション
は従来から存在する。しかしこれらは結局のところ、折
畳み得ない、剛性のクッション用デバイスである。米国
特許筒１．９７０．８０３号、第２０００、８７３号、
第２．６９１．１７９号そして第２，９４２，２８１号
を参照されたい。前者２つの米国特許（第１．９７０．
８０３号、第２．０００．８７３号）には、綴じ付け用
の糸のための膨張ｉ生内（ｆｌｌｌ要素を貫いて、シー
ルされた通路を設けることによって、綴じ付けした外観
をもたせたマツトレスが示される。このマツトレスは、
綴じ付け部を前記通路と整列させる必要性があることか
ら製造は難しく、前記膨張性内側要素は最終製品の一体
部品でもあるので、；ｉｔｉ　（′！：のための分解が
困難である。

［発明の目的］ 本発明の目的は、従来からの布団の有用注しび外観を保
持する膨張性コアを具備する布団にして、製造、組立て
及び補修の簡単な布団を提供することにある。

〔発明の構成］ 本発明によれば、柔軟で、折畳み得る布団にして、柔軟
で、折畳み得、少なくともその一方が中実のクッション
材料を含むケースを具備する対向するカバー層と、膨張
し得る、柔軟な、折畳み得るケースを含む空気クッショ
ン層とを含む布団が提供される。前記空気クッション層
のケースは、該空気クッション層が膨張された場合に１
つ以上の平行軸に沿って折畳まれるべく配列される。空
気クッション層は前記対向するカバー層間に捕捉される
。好ましい具体例に於ては、少なくとも１つのカバー層
が田じ付け処理され、第１の空気りッション層と同一平
面に第２の空気クッション層が設けられ、それにより布
団は第１の平行線と直交する第２の軸に沿って折畳み得
る。また、対向するカバー層はそれ自身を空気クッショ
ン層の周囲に於て閉じるための閉じ手段を具備する縁部
をｉ卸有し得、また空気クッション層は、該空気クッシ
ョン層を少なくとも一方のカバー層に固定するための開
口及び固定手段を画定するための延長縁部を具備する。

該固定手段は前記開口を貫いて伸延される。更に、空気
クッション層は、それ自身を異なる程度に膨張させるた
めの膨張手段を具備し、もし空気クッション層が２層で
ある場合には各々独立して膨張させ得る。

［実施例の説明］ 第１図、２図及び３図には本発明の布団２０のｆ重々の
形態が示される。第１図では布団２０は”ｓ”字状にし
て壁２２にもたせ掛けた状態で示されている。壁２２は
、布団２０の縦方向部分２４をして縦方向背当てとして
機能することを可能とし、折畳んだ布団２０の下方の水
平な二重厚さ部分２６が快適な座部クッションとして機
能する。第２図では壁２２及び床２８が、”Ｌ１字型の
布団２０を載置する支持体を提供し、布団２０それだけ
でソファが形成されている。第３図では布団２０は丸め
た簡単な坐りクッションとされている。

第４図には第１図と同様の形状、即ち゛Ｌ１字型の布団
２０が、ここではそれを支えるためのフレーム３０と共
に示されている。第５図にはアム３２ａを具備する一段
と凝った形状のフレーム３２が示される。該フレームは
ソファからベツドへまたその逆へと変換し得る。布団２
０はここではフレーム３２上で′°Ｌ１字型に折り立て
られたソファ形状に於て示されている。

第６図にはマツトレスとして完全に敷伸ばされた布団２
ｏが示される。第７図はベツドフレーム３６上にで支持
された類似形状の布［ｆ１２０が示される。

本発明の布団２０の構造は第８図から第１３図にかけて
示される。第８図には布団２ｏのカバー１３８が示され
る。各カバー層３８は二人用のマツトレスとして使用し
得る従来通りの大きさの布団の長さ及び幅を有している
。各カバー層３８は隣合う一対の縁部４２の位置でシー
ム４０によって連結される。

各カバー、曹３８は綿薄層物４４の如き中実のクッショ
ン材料をケース４６内に具備する。各カバー層３８は個
別に綴じ付けされ、多くの綴じ付け部４８（第１３図参
照）が創出される。該綴じ付け部には綴じ付け部４８を
連結する綴じ付け用の糸５０或は釦がカバー層３８の各
側に於て含まれる。各カバー層３８は、従来の布団より
も薄いが、同様に柔軟であり且つ折畳み得る。

綿薄層物４４とは別に、各カバー層３８の内部には毛薄
層物或ばフオームが、従来通りの布団同様に含まれ得る
。カバー層３８は同一である必要はなく、例えば一方を
綴じ付けし、他方に別の処理を施し得る。しかし、布団
２０をリバーシブルとするためには同一とするのが好ま
しい。

カバー層３８のためのケース４６は、シーム４０によっ
て連結されない縁部５０に沿って布団２０をジッパ−閉
じするためのジッパ−５２を具備する。カバー層３８を
閉じるために他の手段を使用し得るが、ジッパ−５２は
その便利さによって好ましいものである。

第９図に示されるように、膨張はの、柔軟な、折畳み得
る、一対の空気クッション層５４がカバー層３８間に位
置付けされる。各空気クッション層５４は空気を通す材
料（例えばゴム或は可撓性プラスチック）から構成され
るケース５６から成り立ち、該ケース５６は弁付の空気
人口チューブ６０を通して、例えばニアコンプレッサ６
２（７Ａ１１図及び１２図参照）によって膨張させ得る
内側空間５８を画定する。

空気層５４の各対は一連の平行なチューブ状部分６４か
ら構成される。該チューブ状部分６４は従来通りの様式
でケース５６の対向する壁６６によって、一定間隔で相
互に合着或はピンチ止めされることにより形成される。

これによって、そこに沿って空気層５４を曲げ或は折畳
むことの出来る一連の平行ヒンジ６８が有効に形成され
る。この結果、布団２０は空気層５４の平行ヒンジ６８
に一般に対応する、一連の平行軸７０に沿って折り曲げ
或は折畳み可能である。

これが、例えば布団２０を第１．３及び４図に示される
ような′°Ｓ”字形状、ロール巻き形状への折畳みを可
能とする。

布団２０は平行軸７０と直交する軸７２、即ち２つの同
一平面内の空気層５４間のライン７４に於てもまた折畳
み得る。これにより、例えば布団２０を第２図及び５図
に示されるように”Ｌ”字状に折り曲げることが出来る
。要約すれば、布団に、それに代表的に関連する形状を
取らせるための直交する軸に沿って、柔軟な且つ折畳み
得る膨張性コアを具備する大型の布団２０が創出される
。狭幅の布団（ツインベツドマツトレスに変換し得るよ
うな）の空気層５４は単一とすべきである。該狭幅の布
団は第１図、３図及び４図の形状のみに折畳み得る。狭
幅であるがゆえに、それはソファに代えて椅子へと変換
し得る。

好ましい具体例における布団２０の高さは、空気層５４
を完全に膨張させた場合、約８インチ（約２０センチ）
である。約４インチ（約２０センチ）分の高さは空気層
５４によるものである。各カバー層３８の高さは約１％
乃至２インチ（約４４センチ乃至約５．０８センチであ
る。）空気層５４は、例えば（ソファ形状に於て）布団
の座面或は背当て部分に、或はくベツド形状に於て）マ
ツトレスの両サイドに異なる度合の硬さを提供するため
に、異なる度合に膨張され得る。

空気層５４はまた、孔７８を設けた伸延する縁部７６を
も具備し、該縁部な貫いて前記空気層５４をカバー層３
８に固定するための糸８０が伸延される。

使用に際し、空気Ｍ５４はカバー層３８（第１０図参照
）の縁部５０のジッパ−５２によって前記カバー層３８
間に捕捉される。空気Ｍ５４に空気を充填するための空
気入口チューブ６０は、ジッパ−によって閉じられたカ
バー層３８によって形成される包囲体が容易に膨張され
得るよう、その外側に伸延されるか或は、所望であれば
、カバー層３８を閉じる以前にその内側にタック処理し
得る。異なる度合の膨張によって空気層５４の、そして
結局、布団の異なる度合の硬さが提供される。空気層５
４がら空気を完全に抜き取ると、布団における最大限の
小型化及び携帯性が達成される。

空気層５４を引き続き膨張させることによって布団２０
の硬さ及び厚みは増大される。しかしながら、完全に膨
張した場合でも布団２０は通常の方法で折り曲げそして
折畳み得る。

以上本発明を具体例を参照して説明したが、本発明の内
で多くの変更を成し得ることを理解されたい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に従う構造の布団の、”ｓ”字形に折畳
み壁にもたせ掛けた状態で示す斜視図である。 第２図は本発明に従う構造の布団の、”Ｌ”字形に折畳
み壁にもたせ掛けられた、ソファとして使用する状態で
示す斜視図である。 第３図は本発明に従う構造の布団の、丸めてクッション
シートにした状態で示す斜視図である。 第４図は本発明に従う構造の布団の、第１図に示される
゛Ｓ゛字形状態で枠と組合せて使用する状態で示す斜視
図である。 第５図は第２図と類似の、しかしソファフレーム上に配
置した状態で示される斜視図である。 第６図は平坦な、マツトレス形態に於て示される、本発
明に従う構造の布団の斜視図である。 第７図はへ・ナトフレームに配置したした状態で示され
る第６図と同様の斜視図である。 第８図は布団を開き、柔軟な、折畳み得るカバー層を示
す斜視図である。 第９図はカバー層間に位置決めした一対の空気クッショ
ン層を示す斜視図である。 第１０図は空気クッション層を覆って折畳まれるカバー
層を示す斜視図である。 第１１図は第６図を線１１−１１で切断した断面図であ
る。 第１２図は第６図を線１２−１２で切断した断面図であ
る。 第１３図は布団の綴じ付けの様子を示す、カバーａの部
分拡大断面図である。 尚、図中主な部分の名称は以下の通りである。 ２０：布団 ２２、壁 ２８：床 ３０：フレーム ３８ニカバーノ苦 ４０：シーム ４４、綿コク履物 ４６：ケース ４８：綴じ付け部 ５０：綴じ付け用の糸 ５２ニジツバ− ５４：空気クッション層 ６０；空気入口チューブ ６２：ニアコンプレッサ ６４；チューブ状部分 ６８：平行ヒンジ １０：平行軸

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、柔軟な、折畳み得る布団であって、対向する、柔軟
   な、折畳み得るカバー層にして、少なくとも一方の前記
   カバー層が中実のクッション材料及び該クッション材料
   を収納するケースを具備する前記カバー層と、膨張し得
   る、柔軟な、折畳み得る第１の空気クッション層にして
   、前記対向する前記カバー層間に捕捉され、また、膨張
   し得るケースを含み、該膨張し得るケースは、前記第１
   の空気クッション層が膨張された場合に１つ以上の第１
   の平行軸に沿って折畳み得るよう配列されている前記第
   １の空気クッション層とを具備する前記布団。 ２、少なくとも一方のカバー層は分割状態に綴じ付け処
   理されている請求の範囲第１項記載の布団。 ３、対向するカバー層間に捕捉された第２の空気クッシ
   ョン層にして、第１の空気クッション層と同一平面に配
   列された第２の空気クッション層を具備し、それにより
   布団は第１の平行軸と直交する第２の軸に沿って折畳み
   得るようになっている請求の範囲第１項記載の布団。 ４、カバー層は該カバー層を第１の空気クッション層の
   周囲に沿って閉じるための閉じ手段を設けた縁部を有し
   ている請求の範囲第１項記載の布団。 ５、第１の空気クッション層は開口を画定する伸延する
   縁部を具備し、該開口は前記第１の空気クッション層を
   カバー層の少なくとも一方に固定するための固定手段を
   含み、該固定手段は前記開口を貫いて伸延される請求の
   範囲第１項記載の布団。 ６、第１の空気クッション層は、該第１の空気クッショ
   ン層を異なる度合で膨張させるための膨張手段を具備し
   ている請求の範囲第１項記載の布７、第１の空気クッシ
   ョン層は該第１の空気クッション層を膨張させるための
   第１の膨張手段を具備し、第２の空気クッション層は、
   前記第１の膨張手段とは別個に該第２の空気クッション
   層を膨張させるための第２の膨張手段を具備している請
   求の範囲第３項記載の布団。