JPH10503664A - ポータブルの一体化されたどのようにも調節自在の位置制御システム - Google Patents

ポータブルの一体化されたどのようにも調節自在の位置制御システム

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JPH10503664A
JPH10503664A JP7529735A JP52973595A JPH10503664A JP H10503664 A JPH10503664 A JP H10503664A JP 7529735 A JP7529735 A JP 7529735A JP 52973595 A JP52973595 A JP 52973595A JP H10503664 A JPH10503664 A JP H10503664A
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バーカー,ドナルド
ハンマ,ジョン
ブラウン,ブルース・エイ
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プリンストン・プロダクツ・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 支持パッド(33)と組み合わせた位置制御手段(21)を有する位置制御システム(20)であって、前記制御手段(21)は、支持パッド(33)を円弧状に移動するように形成されており、位置制御手段(21)及びパッド(33)はカバー(34)によって取り囲まれており、ポータブルの一体の調節自在の支持アッセンブリを形成する。好ましい実施例では、移動自在の調節自在の支持アッセンブリでは、膨張可能なシュラウド(37)が位置制御手段(21)と関連したカバー(34)に、位置制御手段(21)の円弧状の移動に応じて膨張を行うため、一体に連結されている。これに対し、位置制御手段(21)がその元の位置に戻ると折畳まれた形体に自動的に引っ込められる。更に、本発明は、単一の空気流制御アッセンブリ(22)を有する。このアッセンブリは、別々の制御手段(23)を各々使用する二つの別個の隣接した支持アッセンブリを直接制御できる。クイーンサイズ又はキングサイズのベッドを有する人は、単一の空気流制御アッセンブリ(22)を使用して二つの別個の隣接した支持アッセンブリ(21)を別々に且つ独立して制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 ポータブルの一体化されたどのようにも調節自在の位置制御システム 技術分野 本発明は、調節自在の支持システムに関し、更に詳細には、使用者の背及び/ 又は脚の両方について多くの位置に調節できるどのようにも調節できるポータブ ルの自蔵式の支持システムに関する。 背景技術 人が、ベッドに、寝椅子に、床に、又は任意の他の場所に横たわっているとき の快適性についての益々大きくなる消費者の要求に応えるため、多くの従来技術 の構造が開発されてきた。代表的には、これらの従来技術の形体には、非常に高 価で複雑な移動自在のベッドフレーム構造、又は安価な調節自在の背もたれ、又 は固定位置膨張装置のいずれかからなる。しかしながら、価格や複雑さを課する ことなくベッドシステムの快適性を提供し、更に任意の所望の場所で使用できる システムを提供する中程度の価格の装置は存在しなかった。 安価な背もたれは、多くの場合、種々の場所で使用できるが、幾つかの固定位 置を有するに過ぎず、構造が取り付けられた地面又はベッドに対して所望の角度 で人の背中を持ち上げることによって快適性を提供しようとする移動自在のクッ ション又はパッド構造を有する。或る程度の快適性を提供するが、これらのシス テムは、身体全体を支持することができず、消費者が探し求める所定範囲の位置 を提供できない。従って、多くの従来技術の構造が開発されてきたけれども、こ れらの従来技術のクッション、パッド、又は調節自在の背もたれのうち、消費者 の必要及び望みを満足させることができたものはない。 これらの背もたれ構造に対する代替例として、消費者を部分的に持ち上げ、テ レビを見たり読書を更に快適に行うことができるようにするために使用者の背を 支持することができるように、ベッドで使用する他の従来技術の製品が開発され てきた。代表的には、これらの構造は、空気膨張式のシステムを使用した。この システムは、ベッドの上に置かれるか或いはマットレスとボックススプリングと の間に置かれる。しかしながら、これらのシステムは、いずれも、同様に、消費 者の必要を満たさないということがわかっている。 特に、ベッドの上に置く従来技術のシステムは、システムが嵩張るため及び不 使用時にシステムがもたらす不快感のため、寝る前に取り外さなければならなか った。マットレスの下に置かれるように形成された空気膨張式システムは、使用 中にマットレス全体を持ち上げる。しかしながら、これらのシステムは、不使用 時にこれらのシステムの嵩がもたらす不快感のため、平らにするときに消費者に よって取り除かれる。従って、これらの従来技術の膨張システムは消費者の要求 を満たすことができなかった。 更に、これらの従来技術の空気膨張システムは、マットレスの上又は下のいず れかで使用されるように特定的に限定されている。しかしながら、持ち上げ位置 では、追加の快適性が得られるけれども、これらのシステムは、完全にポータブ ル(持ち運び自在)であり且つ任意の所望の場所で即ち床、寝椅子、又は屋外と いった任意の所望の面で使用できるシステムを提供することができない。従って 、これらの従来技術のシステムは、極めて限定されており、消費者が求めている 全範囲に亘る支持及び快適性を提供できない。 ベッド上の消費者に完璧な快適性を提供しようとする試みにおける現在入手可 能な他の従来技術のシステムは、複雑な構造を持つ極めて高価なモータ制御式の 移動自在のフレーム構造であり、指令によってマットレス支持フレームを種々の 方向に移動し即ち関節を中心として動かす。これらのシステムは、フレーム上に 支持されたマットレスを複数の別の位置及び形体に移動させることができるが、 これらの従来技術のシステムは、それ自体が高価格であるため、並びに単一の場 所でしか使用できないため、その性能が制限されている。明らかに、これらの従 来技術の構造は、任意の所望の場所に所望の通りに移動することができない。 フレームが移動するこれらの高価な複雑な構造に固有の別の欠点は、二人のパ ートナーが背支持ゾーン又は脚支持ゾーンの高さを独立して別々に制御できる、 キングサイズ又はクイーンサイズのベッドに使用できる構造を得ることが全くで きないということである。二つの別々のシステムを購入することによってしか、 夫々の人が独立して制御できるようにできない。しかしながら、このような必要 は、かなり大きな出費を強い、しかも、効率的でポータブルで自蔵式の調節自在 の適当な価格の構造に対する消費者の必要性及び望みを満たさない。 従って、本発明の主な目的は、ポータブルで自蔵式の一体の構造を持ち且つ多 くの目的で便利且つ快適に使用できる、多くの位置をとることができるどのよう にも調節自在の支持システムを提供することである。 本発明の別の目的は、高価で複雑な機械作動式のベッド持ち上げシステムと実 質的に等しいけれども安価に製造できる、上文中に説明した特徴を備えた、多く の位置をとることができ且つどのようにも調節自在の支持システムを提供するこ とである。 本発明の更に別の目的は、使用者が任意の所望の場所で又は任意の所望の支持 面上で調節自在の有利な特徴を得ることができるようにするため、任意の所望の 場所まで容易に運ぶことができるのに十分軽量な、上文中に説明した特徴を備え た、どのようにも調節自在の支持システムを提供することである。 本発明の他の目的は、所望であれば、使用のためにベッドに永久的に設置する ことができ、使用しない場合には消費者の通常の就寝習慣を妨げることなくベッ ド上に保持することができる、上文中に説明した特徴を備えた、どのようにも調 節自在の支持システムを提供することである。 他の目的及び更に特定的な目的は、一部は明らかであり、一部は以下の説明か ら明らかになる。 発明の概要 本発明では、従来技術の欠点及び困難性は、二つの別々の独立して調節できる 区分が一体に内蔵された一体の調節自在のポータブルの自蔵式の支持アッセンブ リを有する完全に一体化されたポータブルの位置制御システムを提供することに よってなくされる。一方の区分では、代表的には、使用者の背中を支持するのに 使用され、支持アッセンブリは、使用者を特定の持ち上げ位置に支持的に維持す るため、実際上任意の所望の位置まで円弧状に枢動できる。他方の区分では、支 持アッセンブリは、使用者の脚を持ち上げ位置に支持するため、複数の別の形体 に持ち上げることができる。 完全に一体化した一体の構造を提供することによって、任意の所望の場所で及 び任意の所望の面上で使用できる完全にポータブルのどのようにも調節自在の支 持システムが得られる。所望であれば、本発明の支持システムは、ベッドに横た わっているときに使用者に所望の別の位置を提供し、更に、完全に水平位置にあ るとき、使用者がシステム上で完全に快適に寝ることができるように、ベッドに 永久的に設置できる。その結果、ひとたびベッドに設置すると、使用後に取り外 す必要がないシステムが得られる。このシステムは、従来技術の高価な器機の利 点を提供するが、比較的安価な構造でこれらの利点を高める。 本発明の、完全に一体化した調節自在の支持システムに組み込んだ一つの主要 構成要素は、一体の調節自在のポータブルの自蔵式の支持アッセンブリである。 この支持アッセンブリは、単一の完全に包囲された一体の構造、支持パッド、支 持パッドの背支持部材を上下させるための空気袋制御フレームアッセンブリ、及 び支持パッドの脚支持部材を上下させるための膨張式パネル部材を有する。さら に、支持アッセンブリの可搬性を確保し且つ任意の所望の場所に置くことができ るようにするため、全ての構成要素は、一体の支持アッセンブリ内に完全に包囲 されている。これは、支持アッセンブリが提供する快適な位置決めを得るためで ある。 更に、支持アッセンブリは、空気袋制御フレームアッセンブリの周囲を取り囲 み、支持的に保持し、且つ包囲するシュラウド手段を有する。このようにして、 フレームアッセンブリは、支持アッセンブリ内で、外から見えないように、その 円弧状の枢動を行うことができる。更に、弾性手段は、所望の場合に空気を空気 袋の外に圧送するのをシュラウドの弾性力が補助するため、空気で膨張させた空 気袋制御フレームアッセンブリの空気袋を一杯に膨張させた形体から完全に収縮 した形体まで確実に戻す。 本発明の別の特徴は、キングサイズ又はクイーンサイズのベッドを持つ人が使 用できる、各個人がパートナーに影響を及ぼすことなく完全に独立して制御でき るどのようにも調節自在の支持システムを得ることである。本発明の支持システ ムでは、人は、パートナーに影響を実質的に全く及ぼすことなく、支持アッセン ブリの背支持部分又は脚支持部分のいずれかを持ち上げるため、自分自身の所望 の位置を選択できる。従来技術のシステムでは、二つの別々の高価なシステムを 購入しないとこのような二つの独立した制御を行うことができなかった。 本発明では、別々の独立した移動自在に調節自在の自蔵式支持アッセンブリを 使用し、両支持アッセンブリは、別々の制御手段を使用することによって移動自 在に調節できる。更に、両制御手段及び両支持アッセンブリは、単一の空気流制 御アッセンブリに相互連結されている。そのため、使用される高価な構成要素の 数が最少になり、キングサイズ又はクイーンサイズのベッド用の二つの独立した 完全に調節自在の位置制御システムが得られる。 従って、本発明は、以下に説明する構造で例示する構造上の特徴、要素の組み 合わせ、及び部品の構成からなり、本発明の範囲は、請求の範囲に示してある。 図面 本発明の性質及び目的を完全に理解するためには、以下の詳細な説明を添付図 面と関連して参照すべきである。 第1図は、独立した移動自在の調節自在性をキングサイズ又はクイーンサイズ のベッドの両使用者に提供するため、このようなベッドで使用するように形成さ れた本発明の一体化されたポータブルの位置制御システムの斜視図であり、 第2図は、位置制御システムの一体のポータブルの自蔵式の支持アッセンブリ を部分的に持ち上げた状態で示す背面図であり、 第3図は、従来のツインサイズのベッド上に位置決めした、本発明の位置制御 システムの一体の調節自在の自蔵式支持アッセンブリの平面図であり、 第4図は、従来のツインサイズのベッド上に位置決めした、本発明の位置制御 システムの一体の調節自在の自蔵式支持アッセンブリの部分断面側面図であり、 第5図は、本発明の一体の調節自在の自蔵式支持アッセンブリの構造を示す部 分断面側面図であり、 第6図は、本発明の支持アッセンブリに組み込んだ二フレーム部材の平面図で あり、 第7図は、第6図の二フレーム部材の側面図であり、 第8図は、本発明の一体の調節自在のポータブルの自蔵式支持アッセンブリに 組み込んだ空気袋制御フレームアッセンブリの平面図であり、 第9図は、第8図の空気袋制御フレームアッセンブリの底面図であり、 第10図は、第8図の空気袋制御フレームアッセンブリの一杯に膨張させた形 体を示す側面図であり、 第11図は、第10図の空気袋制御フレームアッセンブリの斜視図であり、 第12図は、本発明の一体の調節自在のポータブルの自蔵式の支持アッセンブ リに組み込んだ膨張式パネル部材の平面図であり、 第13図は、第12図の膨張式パネル部材の一杯に膨張させた形体を示す正面 図であり、 第14図は、第13図に示す一杯に膨張させた膨張式パネル部材の側面図であ り、 第15図は、本発明の一体化されたポータブル位置制御システムの部分を形成 する空気流制御アッセンブリの側面図であり、 第16図は、第15図の空気流制御アッセンブリの正面図であり、 第17図は、第15図の空気流制御アッセンブリの、ハウジングの上部分を外 した状態での正面図であり、 第18図は、第17図の空気流制御アッセンブリの平面図であり、 第19図は、本発明の空気流制御アッセンブリの一部を形成するファンブレー ドアッセンブリハウジングの後面図であり、 第20図は、本発明の空気流制御アッセンブリに組み込んだモータアッセンブ リの部分断面部分破断正面図であり、 第21図は、本発明の空気流制御アッセンブリの一部を形成する空気制御弁ア ッセンブリを示す部分断面部分破断平面図であり、 第22図は、第21図の空気制御弁アッセンブリの正面図であり、 第23図は、第21図の空気制御弁アッセンブリの側断面図であり、 第24図は、本発明の空気袋アッセンブリの変形例の、空気袋を一杯に膨張さ せた状態で示す側面図であり、 第25図は、第24図の空気袋アッセンブリの後面図であり、 第26図は、本発明のモータアッセンブリの変形例の端面図であり、 第27図は、第26図の27−27線に沿った、第26図のモータアッセンブ リの側断面図であり、 第28図は、本発明の一体の自蔵式の調節自在の支持アッセンブリの変形例の 側面図であり、 第29図は、本発明の一体の自蔵式の調節自在の支持アッセンブリの別の変形 例の側面図であり、 第30図は、本発明の一体の調節自在の自蔵式の支持アッセンブリの更に別の 変形例の斜視図であり、 第31図は、本発明の一体の自蔵式の支持アッセンブリの他の変形例の部分断 面側面図であり、 第32図は、本発明の膨張式空気袋アッセンブリの変形例を自蔵式支持システ ムとして示す斜視図であり、 第33図は、本発明の空気流制御アッセンブリの変形例の構造の斜視図であり 、 第34図は、第33図の空気流制御アッセンブリの側断面図であり、 第35図は、本発明の膨張可能な空気袋構造を備えた座席持ち上げシステムの 側面図であり、 第36図は、上支持プレートを外した状態の第35図の座席持ち上げシステム の平面図であり、 第37図は、第35図の座席持ち上げシステムの側面図である。 詳細な説明 第1図乃至第5図には、本発明の一体化されたポータブル位置制御システム2 0が詳細に示してある。これらの図に示すように、ポータブル位置制御システム 20は、一体の自蔵式の完全に調節自在のポータブル支持アッセンブリ21、空 気流制御アッセンブリ22、及び制御手段23を含む。位置制御システム20の 一体の調節自在の支持アッセンブリ21は、容易に持ち運ぶことができるように 、及び任意の所望の位置で及び任意の所望の支持面上で使用されるように形成さ れている。このようにして、本発明が提供する調節自在の快適性を任意の所望の 場所で楽しむことができる。 自蔵式の一体の調節自在の支持アッセンブリ21の融通性及び可搬性は、本発 明の位置制御システム20の主要な独特の特徴を提供するが、従来のベッド構造 でのその使用及び適用は、本発明についての一つの主要な用途である。使用者は 、これを用いることによって、従来は得ることができなかったかなり大きいベッ ド持ち上げ能力を実現できる。従って、この特定の用途を添付の全図に亘って本 発明の使用についての例として図示する。しかしながら、支持アッセンブリ21 のこの使用は、支持アッセンブリ21についての一つの用途を表し、単なる例示 の目的で示してあり、如何なる意味においても本発明の範囲を制限しようとする ものではない。 第1図では、本発明を従来のベッドで使用することによって得られた主要な特 徴の一つを詳細に説明する。この図に示すように、本発明の位置制御システム2 0は、キングサイズ又はクイーンサイズのベッドを持つ人のベッドの同衾者側即 ちパートナー側に影響を及ぼすことなく、支持アッセンブリ21の背支持部分及 び脚支持部分の両方の高さを完全に独立して自己制御式に制御する。従来技術で は、キングサイズ又はクイーンサイズのベッドに寝ている人が、パートナーに影 響を全く及ぼすことなく、ベッドの背支持部分及び脚支持部分の両方を別々に独 立して制御できるようにする適性な価格の装置は存在しなかった。 本発明では、単一の空気流制御アッセンブリ22に独立して相互連結された二 つの別々の支持アッセンブリ21、21を使用することによって、独立した制御 を行う。このようにして、装置の重複をなくすことによって価格を下げた一体化 した位置制御システム20を提供する。更に、本発明によれば、キングサイズ又 はクイーンサイズのベッドに寝ている人は、パートナーの別の独立した支持アッ センブリ21に作用即ち動きを全く及ぼさずに、支持アッセンブリ21の背支持 部分及び脚支持部分の両方の位置を快適に調節できるという利点を個々に享受す ることができる。 一体の完全に調節自在の支持アッセンブリ21の各々の作動は、支持アッセン ブリ21内に取り付けられた空気袋部材内への空気流のチャンネルを開くことに よって行われる。好ましい実施例では、空気袋部材は、支持アッセンブリ21の 背支持位置を約80°の円弧内の任意の所望の位置まで枢動自在に調節できるよ うに形成されている。その結果、使用者は、支持アッセンブリ21を完全に水平 な位置からほとんど垂直な位置までの任意の所望の位置に移動自在に位置決めす ることができる。第2空気袋部材は、支持アッセンブリ21の脚支持部分を完全 に水平な位置から持ち上げて水平位置の上方に25.4cm(10インチ)の持ち 上がった高さまでの範囲の複数の別々の位置に保持することができる。 必要なときに各支持アッセンブリ21を完全に独立して動かすことができるよ うにするため、別々の組の空気送出ホース30及び31を設ける。空気送出ホー ス30及び31からなる各対は、二つの支持アッセンブリ21、21の各々に別 々に連結されている。これによって、高価な構成要素を最小にして所望の結果を 得ることができる。 最後に、二つの別々の制御手段23、23が空気流制御アッセンブリ22に独 立して相互連結されている。以下に更に詳細に説明してあるように、各制御手段 23は、使用者が空気流制御アッセンブリ22を賦勢して一方の支持アッセンブ リ21の背支持部分又は脚支持部分のいずれかを所望の通りに上下させることが できるようにつくられている。このようにして、一方の支持アッセンブリ21を 使用する人は、空気流制御アッセンブリ22を賦勢して支持アッセンブリ21を 任意の所望の持ち上げ位置に移動自在に調節することができる。 第1図から明らかなように、一方の支持アッセンブリ21を賦勢し所望の高さ 位置に移動したときでも、この位置は第2支持アッセンブリ21から完全に独立 して達成され、隣接した支持アッセンブリ21には全く作用が及ぼされない。こ のようにして、完全に独立して二つの制御を行う、完全に一体化された位置制御 システム20が得られる。 第2図、第3図、第4図、及び第5図を参照することによって、本発明の一体 の調節自在の自蔵式ポータブル支持アッセンブリ21を得るための構造上の詳細 を最もよく理解できる。好ましい実施例では、支持アッセンブリ21は、支持ア ッセンブリ21の大きさ及び形状の全体を構成する細長い支持パッド即ちクッシ ョン33を有する。更に、支持アッセンブリ21は、細長い支持パッド33と重 なり且つ細長い支持パッド33の周囲を包囲するカバー即ち材料層34を有する 。更に、カバー34は、支持パッド33、並びにパッド33と関連して取り付け られた残りの全ての構成要素を見えないように保護する。 細長い支持パッド33と関連して取り付けられた一つの構成要素は、支持パッ ド33の一端に支持パッドの一方の表面と直接重なってこの表面を覆うように接 触した状態で取り付けられた空気袋制御フレームアッセンブリ35である。細長 い支持パッド33の反対端には、膨張式パネル部材36が取り付けられている。 パネル部材の一方の表面は、支持パッドの一方の表面と重なってこれを覆い、接 触係合した状態で取り付けられている。 支持アッセンブリ21の構造を完成するのに使用された最後の構成要素は、空 気袋制御フレームシステム35の周囲を取り囲み且つ包囲するようにカバー34 に取り付けられたシュラウド37である。以下に更に詳細に説明するように、シ ュラウド37は、このシュラウドとともに形成された弾性押圧手段を有する。弾 性押圧手段は、通常は、シュラウド37を完全に引っ込められた位置に維持し、 更に、空気袋制御フレームシステム35の移動に応じてシュラウド37を膨張さ せることができる。 第5図で最もよくわかるように、本発明の一体の調節自在の自蔵式ポータブル 支持アッセンブリ21は、好ましくは、細長い支持パッド33の周囲を包囲する カバー34を有し、このカバー34は、細長い支持パッド33の周囲を包囲し、 支持パッド33の両端の底面以外のほぼ全面と重なっている。カバー34が設け られていないこれらの二つの領域では、カバー34の自由部分がフラップ40及 び41を形成する。 支持アッセンブリ21の構造では、膨張式パネル部材36は、フラップ41と 重なってこれと接触係合した状態で配置されており、好ましい実施例では、パネ ル部材36の側縁部に沿ってフラップ41に物理的に取り付けられている。次い で、フラップ41をカバー34の開放端に取り付ける。このようにして、膨張式 パネル部材36は、細長い支持パッド33の一方の表面にぴったりと固定され且 つこれと制御可能に接触係合した状態で支持アッセンブリ21内に固定的にシー ルされる。 支持アッセンブリ21の反対端の組み立ては、空気袋制御フレームアッセンブ リ35を、パッド33の露呈された表面と直接重なり、接触し支持し係合した状 態で挿入することによって完了する。次いで、カバー34の残った開放縁部とフ ラップ40との間にシュラウド37を取り付けることによって、空気袋制御フレ ームアッセンブリ35を細長い支持パッド33とともに密封をなして包囲する。 ひとたびこの組み立てを完了すると、本発明の支持アッセンブリ21が得られ、 本発明の一体の完全に調節自在の自蔵式ポータブル支持アッセンブリが提供され る。 上文中に詳述した構造を使用することによって、結果的に得られた位置制御シ ステム20は、位置制御システム20が提供する快適さを高める品質をどこでも 享受できるようにするため、任意の所望の表面上に置くために容易に運ぶことが できる。図示の目的のため、第3図及び第4図は、従来の一人用ツインサイズベ ッドに取り付けられた位置制御システム20を示す。マットレス42、ボックス スプリング43、及びフレーム44からなるベッドは仮想線で示してある。 本発明の位置制御システム20の使用にあたっては、細長い支持パッド33が 個々の人に支持クッションを与えた状態で個々の人がカバー34の上に横たわる 。勿論、支持アッセンブリ21を第4図及び第5図に示すように従来のベッド上 に位置決めしたとき、マットレス42及びボックススプリング43によって別の 支持快適性が提供される。 一体の調節自在の支持アッセンブリ21をマットレス42の上面と重なってこ れを覆うように係合して配置した状態で、使用者は、カバー層34及び細長い支 持パッド33上に横たわるだけであり、位置制御システム20を賦勢するため、 制御手段23を握る。使用者の背中の高さを高くするのが所望である場合には、 制御手段23の適当なボタンを押し、空気流制御アッセンブリ22を賦勢し、ホ ース30を通して空気を強制的に流す。この空気流により、空気袋制御フレーム アッセンブリ35を膨張させる。空気袋制御フレームアッセンブリ35を膨張さ せたとき、支持アッセンブリ21のパッド33の背支持部分全体を0°乃至80 °の任意の所望の位置まで持ち上げる。 所望の持ち上げ位置に達したときには、いつでも使用者は制御手段23から賦 勢圧力を外すだけで空気流を停止させる。このようにして、使用者は、支持アッ センブリ21のパッド33の背支持部分をマットレス42の平らな水平表面に対 して任意の所望の角度関係に迅速に且つ容易に位置決めできる。支持アッセンブ リ21の支持パッド33についての一つのこのような弓形に持ち上げた位置を第 4図に示す。 使用者は、水平位置に戻そうとするときにはいつでも、制御手段23の適当な ボタンを押すだけである。これによって、空気袋制御フレームアッセンブリ35 を自動的に収縮させる。本発明の好ましい実施例では、以下に更に詳細に説明す るように、空気は、モータを賦勢する必要なしに、空気袋制御フレームアッセン ブリ35から自動的に抜かれる。使用者の体重がシュラウド37の構造に固有の 弾性力とあいまって、空気袋制御フレームアッセンブリ35を一杯に持ち上げた 位置からその水平位置まで迅速に且つ効率的に移動させることができる。 シュラウド37に形成された弾性押圧手段は、空気袋制御フレームアッセンブ リ35からの空気の流出を補助し且つ強制することに加え、シュラウド37を第 4図に示すその一杯に延ばした位置から一杯に収縮した位置まで自動的に収縮す る。一杯に収縮した位置では、シュラウド37は、空気袋制御フレームアッセン ブリ35と協働相互係合したコンパクトで一体化された状態にまで収縮している ため、事実上見えない。この位置を第3図に示す。第2図には、シュラウド37 は、部分的に膨張され且つ内部に形成された弾性押圧手段によって収縮された状 態で示してある。この位置は、支持アッセンブリ21の持ち上げ中又は下降中に 実現される。 支持アッセンブリ21の下側の脚支持部分を持ち上げようとする場合には、使 用者は、制御手段23の適当なボタンを押してパネル部材36の膨張を賦勢する 。第3図及び第4図に示すように、空気流送出ホース31がホース30と関連し た空気流制御アッセンブリ22から延びている。ホース30は、空気袋制御フレ ームアッセンブリ35と相互係合状態で取り付けられている。この際、ホース3 1は内部チューブ38に連結されており、チューブ38の末端は空気袋制御フレ ームアッセンブリ35への入口に位置決めされている。チューブ手段38は、支 持パッド33の表面に沿って延びるカバー34内に取り付けられており、膨張式 パネル部材36の入口45及び46と相互連結係合している。 その結果、支持アッセンブリ21の脚支持部分を持ち上げるために制御装置2 3をひとたび賦勢すると、空気流制御アッセンブリ22が賦勢され、チューブ3 1及びチューブ38を通して空気をパネル部材36に流入させる。パネル部材3 6は、この空気流を受け取ると膨張し、パッド33をフラップ41から離れる方 向に移動する。この移動により、使用者の脚を第4図に示すようにパッド33の 支持面によって持ち上げる。 好ましい実施例では、第3図及び第4図に示すように、ストラップ手段39が パネル部材36と関連して両隅部に取り付けられる。好ましい実施例では、連続 した弾性ストラップを使用し、パッド33の端部をマットレス42に固定するた めにこれをマットレス42に巻き付ける。勿論、所望であれば、連続したストラ ップでなく、別々に取り付けることができるストラップを使用してもよい。 ストラップ手段39は、好ましくは、パネル部材36の膨張中にパッド33の 端部がマットレス42から過度に持ち上げられることがないようにするために使 用される。少なくともパッド33の隅部に沿ってストラップ39を組み込むこと によって、このような望ましからぬ持ち上げが起こらないようにし、更に快適で あり且つ美観に優れた結果が得られる。 本発明の一体のポータブル位置制御システム20の全体としての作動を最もよ く理解するため、空気袋制御フレームアッセンブリ35及び膨張式パネル部材3 6の両方の構造の細部を理解しなければならない。第6図乃至第11図を参照し 、以下の詳細な開示を読むことによって、構造の詳細及び空気袋制御フレームア ッセンブリ35の作動を最もよく理解できる。 空気袋制御フレームアッセンブリ35の主構成要素は、U字形状外フレーム部 材50、U字形状内フレーム部材51、及び空気袋52である。好ましい実施例 では、U字形状フレーム部材50及び51は、ボルト手段53によって両末端が 互いに連結されている。好ましくは、ボルト手段53により、U字形状フレーム 部材50は、ボルト手段53が構成する軸線を中心として内フレーム部材51に 対して自由に枢動できる。 好ましい実施例では、フレーム部材50及び51は、交互に組み合った形体を とるように相互連結されており、両フレーム部材50及び51は同じ平面内にあ る。この位置及び形体を第6図及び第7図に示す。 更に、好ましくは、U字形状フレーム部材50及び51を互いに対して所定距 離離間された状態に維持するため、スペーサ54がボルト手段53の各々に同軸 に取り付けられている。この離間距離は、好ましくは人間の指の通常の幅よりも 大きく維持される。フレーム部材50及び51間にこの間隔を設けることにより 、指が誤って挟まれたり抜けなくなったりすることをなくす。 第8図及び第11図には、空気袋52とフレーム部材50及び51との相互連 結された取り付けられた制御係合が示してある。好ましい構造では、空気袋52 は、フレームと係合する外面57及び58を持つ拡大された内部密封チャンバを 有する。U字形状フレーム部材50及び51を所望の円弧状の経路内に固定的に 保持し且つ制御下で移動するため、フレーム保持スリーブ59が空気袋52の外 面57及び58に取り付けられている。好ましくは、U字形状フレーム部材50 及び51の別々の脚の各々を固定的に保持するため、三つの独立したフレーム保 持スリーブ59が各フレーム係合面57及び58に取り付けられている。このよ うにして、フレーム部材50及び51は、滑らかに捩じれることなく円弧をなし て移動する。 空気袋52の形成は、空気送出導管60を空気袋52のフレーム係合面57に 固定的に取り付けることによって完了する。好ましい構造では、導管60はその 一端が空気袋52の内部密封ゾーンに密封をなして連結されており、その反対端 は、空気送出チューブ30といつでも相互連結係合するように形成されている。 このようにして、空気がひとたびチューブ30を通って流れると、空気は、空気 袋52の密封された内部に向かって送られ、空気袋52を膨張させる。 第10図及び第11図に示すように、膨張プロセス中、空気袋52が膨張して 外フレーム部材50を内フレーム部材51に対して枢動させる。内フレーム部材 51が、第10図に示すように、マットレス42等の支持面上に直接的に位置決 めされているため、フレーム部材51がこのように円弧をなして枢動する。好ま しい実施例では、空気袋52は、外フレーム部材50を最大で約80°の円弧に 亘って枢動できるように形成されている。しかしながら、上文中に詳細に説明し たように、使用者は、フレーム部材50を0°乃至80°の範囲の任意の位置に 持ち上げられた状態に保持するため、空気袋52の膨張をいつでも停止できる。 第10図及び第11図では、外フレーム部材50は、一杯に膨張させて持ち上げ た位置で示してある。 空気袋制御フレームアッセンブリ35が取り付けられた本発明の一体の調節自 在の自蔵式支持アッセンブリ21を、マットレス42を覆うように載せてこれと 係合させた状態で使用する場合には、ストラップ手段62を使用するのが好まし い。好ましい形体では、細長いストラップ手段62は、内フレーム部材51の両 端部に固定的に取り付けられており、ここから延びている。ストラップ手段を互 いに固定的に相互連結できるようにするため、ストラップ手段62の末端には従 来のファスニング手段が取り付けられている。このようにして、空気袋制御フレ ームアッセンブリ35並びに内部に空気袋制御フレームアッセンブリ35が取り 付けられた一体の支持アッセンブリ21をマットレス42に固定的に保持するた め、ストラップ手段62をマットレス42に巻き付けることができる。その結果 、一体の支持アッセンブリ21全体がマットレス42の表面上で滑らないように し、これによって、支持アッセンブリ21は、マットレス42と、連続的に、長 期に亘って、故障なく、相互係合状態で取り付けられる。 空気袋制御フレームシステム35の形成は、複数の支持ストラップ65をU字 形状フレーム部材50の両脚間に固定的に取り付けることによって完了する。第 8図、第10図及び第11図に明瞭に示すように、細長いストラップ65の各々 の両端は、U字形状部材50の両脚に固定的に取り付けられており、ストラップ 65は実質的に平行な関係で空気袋52のフレーム係合面58に亘って延びてい る。ストラップ65は複数の種々の位置に位置決めできるが、ストラップ65を 空気袋52のフレーム保持スリーブ59の長さに沿って互いに平行な関係で取り 付けることができるように、フレーム保持スリーブ59にストラップ受け入れゾ ーンを切り込むのが好ましい。 複数の細長い支持ストラップ65を上述の方法で固定的に取り付けることによ り、細長いストラップ65の各々の両端を固定的に取り付け、ストラップ65の 各々を比較的剛性に即ちぴんと張った状態に維持し、膨張プロセス中又は使用中 にフレーム部材50がフレーム部材51に対して捩じれたり歪んだりしないよう にする。更に、細長いストラップ65は、パッド33及びパッドに加わる使用者 の体重に対し、しっかりとした実質的に動かない支持面を提供する。細長い支持 ストラップ65は、更に、空気袋52が更に効率的に膨張されるようにし、スト ラップ65が提供する抵抗により、空気袋52がU字形状フレーム部材50内で 風船状に膨らむこと即ち望ましからぬバルーニング(ballooning)を阻止すると いうことがわかっている。 第24図及び第25図には、本発明の膨張可能な空気袋の別の構造が示してあ る。この実施例では、空気袋152は、U字形状フレーム部材50及び51の移 動を制御するために膨張される密封チャンバを形成する全体としての大きさ及び 形状を有する。 上文中に空気袋52に関して詳述したように、空気袋152は、その一方の表 面に密封をなして取り付けられた空気送出導管60を有する。導管60は、好ま しくは、一端が空気袋152の内部密封ゾーンに密封をなして連結されており、 他端が空気送出チューブ30と容易に相互連結係合するように位置決めされてい る。このようにして、空気がひとたびチューブ30を通って流れると、空気は空 気袋152の密封された内部へ流入し、空気袋152を膨張させる。 空気袋152をフレーム部材50及び51に固定的に取り付けるため、複数の 細長いストラップ154を空気袋152の二つの隣接した表面に沿って取り付け る。好ましい実施例では、ストラップ154を空気袋152の所望の表面上に実 質的に整合した平行な関係で取り付ける。各ストラップは、その長さに沿った複 数の箇所で、又はその全長に沿って空気袋の表面に固定的に取り付けられる。 好ましい実施例では、各ストラップ154は、その長さに沿った少なくとも三 つの間隔が隔てられた箇所157で空気袋152に直接ヒートシールされる。こ のようにして、ストラップ154を空気袋152に一体に取り付けて係合させる 。所望であれば、ストラップ154を空気袋152に固定的に取り付けるのに、 任意の別の取り付け方法を、本発明の範囲から逸脱することなく、使用すること ができる。 第25図に示すように、細長いストラップ154の各々の末端には、実質的に 開放した中空の円筒形形状のフレーム脚部ホルダ155が設けられている。この ようにして、フレーム部材50及び51の脚部はホルダ155に容易に挿入され 、これらのホルダによって固定的に保持される。 更に、空気袋152をフレーム部材50及び51に固定的に取り付けて相互係 合させるため、ストラップ154が固定的に取り付けられた空気袋152の表面 の末端縁部に沿って追加のフレーム係合スリーブ156を取り付ける。このよう にして、フレーム部材50及び51の各々を所望の通りに円弧をなして制御下で 移動するため、これらのフレーム部材の各々の側脚部及び中間部分の両方に空気 袋152を固定し且つ移動制御係合させることができる。 第32図には、空気で膨張させることができる本発明のシステムの変形例が示 してある。この実施例では、膨張式持ち上げシステム180は、膨張可能な空気 袋185及び手持ち式空気流制御アッセンブリ190を組み込んだ状態で示して あり、このシステムの構造を以下に説明する。空気袋185は膨張されるべき密 封チャンバを構成し、特定の程度まで持ち上げるため、全体として所望の大きさ 及び形状を有する。 所望であれば、上文中に詳述した構造を持つフレームアッセンブリを、空気袋 185の傾斜した隣接した内壁に取り付けられている。前アッセンブリを組み込 むことによって、空気袋185に追加の強度及び剛性を与え、空気袋185の協 働する表面を制御下で円弧状に移動させる。変形例では、第32図に概略に示し てあるように、空気袋185の上面及び/又は下面に補剛ボード186を組み込 んで表面を補剛し、空気袋185を膨張させたときに空気袋185の望ましから ぬ膨出を阻止する。 好ましい実施例では、空気袋185の補剛ボード186上には、複数のファス ニング手段187がその外周縁に亘って取り付けられている。これらのファスニ ング手段187を使用するのは随意であるが、仮想線で示すクッション188を 補剛ボード186に取り付けることができるようにするため、ファスニング手段 を組み込むのが好ましい。クッション188は、人間が快適に横たわることがで き且つ完全に支持される柔らかな表面を提供する上で好ましい。 本明細書から明らかなように、持ち上げシステム180は、持ち運びが非常に 容易でどこにでも置くことができる支持−持ち上げシステムとして別に使用する ことができる。この支持−持ち上げシステムは、任意の所望の位置の任意の所望 の表面上で使用できる。空気袋185を所望のレベルまで膨張させることによっ て、所望であれば、人間の背中を持ち上げて任意の特定の活動を行うための持ち 上げられた更に快適な位置に人間を置くため、補剛ボード186及び支持クッシ ョン188を所望の円弧距離まで持ち上げる。 この実施例では、正確な円弧位置並びに空気袋185の膨張及び収縮は、空気 流制御アッセンブリ190を使用することによって容易に達成される。以下に詳 細に説明するように、手持ち式空気流制御アッセンブリ190は、空気流制御ア ッセンブリ及び制御装置の両方の機能を備えた、単一の小型の容易に持つことが できるパッケージからなる。このようにして、容易に使用できる容易に持ち運ぶ ことができる持ち上げシステムが得られる。 優れた外観を持つ空気袋アッセンブリ185を提供し、このアッセンブリが提 供する外観を改善するため、膨張可能な空気袋185の外面には、好ましくは、 外観を所望の通りに改善する装飾が設けられている。このようにして、優れた外 観を持つ膨張式持ち上げシステム180が、製造が容易な低価格の構造で提供さ れる。変形例では、外観を更に優れたものにしようとする場合には、仕上げが優 れた美観に優れた外観を提供する、適当な装飾的材料でつくったカバー又はシュ ラウドで空気袋185の周囲を包む。 本発明のこの実施例を用いることにより、膨張式持ち上げシステム180は、 種々の状況及び場所で容易に且つ便利に使用される。持ち上げシステム180は 、持ち運びが非常に容易な構造であるため、任意の所望の場所に容易に移動され る。 更に、ひとたび所望の場所に置いた後、所望であれば、空気流制御アッセンブ リ190又は空気流制御アッセンブリ22を動力源に接続し、ひとたび賦勢され ると、空気袋185を任意の所望の位置まで膨張させるため、空気袋185に空 気流を送出する。このようにして、低価格で容易に製造でき且つ容易に使用でき るシステムで所望の持ち上げ支持を提供するため、空気袋185の表面を直接使 用することができる。 持ち上げシステム180の別の変形例の適用では、好ましくは、上文中に説明 したように、カバー34によって周囲が包囲された細長い支持パッド又はクッシ ョン33と組み合わせて持ち上げシステム180を使用する。随意のファスニン グ手段187を使用することによって、持ち上げシステム180をファスニング 手段によってクッション33及びカバー34に迅速に且つ容易に固定し、上文中 に詳述したように、一体のポータブル位置制御システムを得ることができる。 第12図、第13図、及び第14図を以下の詳細な開示とともに参照すること によって、膨張式パネル部材36の構造及び作動を最もよく理解できる。好まし い実施例では、パネル部材36は、空気不透過性材料製の実質的に同形状の二つ の層70及び71を有する。これらの層は、互いに重なっており且つ接触係合し た状態で配置されている。更に、層70及び71は、空気不透過性の内部ゾーン 73を層70と71との間に形成するため、シールライン72に沿って互いにヒ ートシールされている。更に、入口45及び46が層70にヒートシールライン 72内に取り付けられており、これによって、層70と71との間に形成された 空気保持内部ゾーン73を膨張させるための空気入口を提供する。 好ましい実施例では、空気保持内部ゾーン73は、実質的に同じ大きさの全体 に楕円形形状の二つのチャンバとして形成されており、これらのチャンバは、そ の一方の面に沿って相互連結されている。好ましい実施例では、全体に楕円形の チャンバ75及び76を内部に構成し、その膨張が制御下で確実に行われるよう にするため、内部隔壁74が層70と71との間に配置されており且つこれらの 層間にシールされている。 好ましい実施例では、第12図に明瞭に示してあるように、チャンバ75及び 76の各々の両端には賦形がなされており、これは、膨張されていない状態では 、頂部に滑らかに丸味が付けてあり且つ滑らかな曲線をなして側部に合一する二 等辺三角形を構成する。第13図に示すように、各チャンバ75及び76の各端 部は、膨張させたとき、中央に配置された円筒形形状にベースが連結された円錐 形を形成し、この円錐形は、滑らかに丸味を付けた頂部で終端するように形成さ れる。 この特定の形状は、所望の結果を得るためにチャンバ75及び76の中央部分 が確実に最大に膨張されるようにチャンバ75及び76を確実に充填する上で特 に重要であるということがわかっている。この構造を使用することによって、膨 張式パネル部材36は、周囲膨張ゾーンが膨張式パネル部材36に沿って中央に 配置され、その側部が滑らかに狭幅になるようにテーパした形状を持つ、第13 図に示す一杯に膨張させた形体を達成する。 第14図では、膨張式パネル部材36は、一杯に膨張させた状態で示してあり 、支持パッド33及びカバー層34は仮想線で示してある。第14図から明らか なように、パッド部材36を一杯に膨張させることによって、チャンバ75及び 76を最大に拡大し、これによって支持パッド33を移動し、カバー34のフラ ップ41と係合した状態から外す。その結果、カバー34及びパッド33は、支 持部材21を置いた表面と接触したフラップ41から遠ざかる方向に上方に移動 する。 代表的には、使用者の脚は、パネル部材36と重なった領域でパッド33及び カバー34上に載っている。その結果、パネル部材36の膨張により使用者の脚 を持ち上げ、脚を完全に水平な位置から第14図に示す一杯に膨張させた位置と の間の任意の所望の位置まで持ち上げることによって使用者の快適性を高める。 第28図、第29図、第30図、及び第31図には、本発明の一体のポータブ ル位置制御システム20を得るための変形例の構造が示してある。これらの図に は、空気袋制御フレームを一体の自蔵式の完全に調節自在のポータブル支持アッ センブリ21に固定的に取り付けるための、又は完全に一体のマットレスアッセ ンブリを得るための変形例の構造が詳細に示してある。第2図乃至第5図及びそ の関連した開示を以下の詳細な開示と共に参照することによって、これらの追加 の実施例の同じところと違うところを最もよく理解できる。 第28図では、一体の自蔵式の完全に調節自在の自在の支持アッセンブリ21 は、上文中に詳述した構造と同様に形成されている。この実施例では、支持アッ センブリ21を容易に形成できるようにするため、支持アッセンブリ21の端部 の周りにジッパー200及び201が取り付けられている。 この実施例の好ましい構造では、ジッパー200は、空気袋制御フレームアッ センブリ35が内部に取り付けられた支持アッセンブリ21の端部の周囲を取り 囲んでいる。更に、ジッパー201は、好ましくは、支持アッセンブリ21の反 対端に取り付けられており、パネル部材36が取り付けられた部分の周囲を取り 囲んでいる。 好ましい構造では、空気袋制御フレームアッセンブリ35と接触した状態で取 り付けられたパッド33の部分の周囲を取り囲むカバー34の側縁部に、ジッパ ー200の一方の部分が直接取り付けられている。ジッパー200他方の部分は 、カバー34及びこのカバー内のパッド33にシュラウド37を迅速に取り付け ることができるように、シュラウド37に取り付けられている。更に、この実施 例では、シュラウド37の両縁部は、カバー34のフラップ40に直接取り付け られている。 この構造を使用することによって、支持アッセンブリ21を形成するため、空 気袋制御フレームアッセンブリ35は、パッド33及びカバー34と関連して迅 速に且つ容易に取り付けられる。更に、ジッパー200を開けるだけで、空気袋 制御フレームアッセンブリ35に容易に近付くことができる。その結果、組み立 て及び修理を容易に行うことができる。 支持アッセンブリ21の上端でカバー34にジッパー200を組み込んだこと に加え、この実施例は、カバー34の側縁部とフラップ41との間でカバー34 の両端にジッパー201が取り付けられている。カバー34の下部分の周囲を取 り囲み且つパッド33の周囲を内部に取り囲むジッパー201を組み込むことに よって、パネル部材36は所望の正確な位置に容易に設置される。更に、何らか の目的でパネル部材36に近付くことが必要な場合、ジッパー201を使用する ことによってこれに容易に近付くことができる。 第29図及び第30図には、別の変形例が示してある。この実施例では、支持 アッセンブリ21は、周囲がカバー34によって取り囲まれたパッド33を有す る。更に、パッド33の周囲を取り囲んでこれを内部に包囲するため、フラップ 40及び41がカバー部分34の側縁部に直接縫い付けられている。 本発明のこの実施例によって得られる利点を高めるため、別の高さ制御アッセ ンブリ205を使用する。この好ましい構造では、高さ制御アッセンブリ205 は、シュラウド部材37内に周囲が取り囲まれており且つ包囲された完全に組み 立てられた空気袋制御フレームアッセンブリ35を有する。第2図、第3図、及 び第4図を参照して論じた上文中に詳述した実施例と同様に、その作動に必要な 所望の空気流を提供するため、空気送出ホース30が空気袋制御フレームアッセ ンブリ35に組み込んである。更に、空気送出ホース30の反対端は、空気送出 制御アッセンブリ(図示せず)に連結されている。 第29図及び第30図に示す実施例では、高さ制御アッセンブリ205は、カ バー34及びこのカバー内に収容されたパッド33に高さ制御アッセンブリ20 5を迅速に且つ容易に取り付けることができるようにするため、シュラウド部材 37の末端縁部に亘ってファスニング手段を取り付けることによって完成される 。空気袋制御フレームアッセンブリ35が内部に固定的に取り付けられた別体の 独立した高さ制御アッセンブリ205を形成することによって、空気袋制御フレ ームアッセンブリ35の最終組み立て及び保守がかなり容易となる。 一体の自蔵式の完全に調節自在のポータブル支持アッセンブリ21の組み立て を完了するため、カバー34及び制御アッセンブリ205に取り付けられた協働 するファスニング手段を使用することによって、高さ制御アッセンブリ205を カバー34に取り付ける。このようにして、高さ制御アッセンブリ205をカバ ー34及びパッド33にしっかりと相互係合させて取り付けることができ、完全 に組み立てられた容易に使用できるポータブル支持アッセンブリ21を安価に製 造できる。 変形例の好ましい構造では、ポータブル支持アッセンブリ21は、別体の独立 した脚部リフト制御アッセンブリ210を更に有する。脚部リフト制御アッセン ブリ210は、膨張式パネル部材36を含む。膨張式パネル部材36は、ほぼそ の全体がカバー211によって取り囲まれている。 脚部リフト制御アッセンブリ210の形成は、カバー34の下端に取り付けら れたファスニング手段と協働係合するように選択されたファスナでファスニング 手段をカバー211の外周縁部に亘って取り付けることによって完了する。この ようにして、脚部リフト制御アッセンブリ210は、別体のユニットとして容易 に形成でき、支持アッセンブリ21の形成を完了するため、カバー34に迅速に 取り付けられる。 第29図に示す実施例では、使用されたファスニング手段はジッパーであり、 ポータブル支持アッセンブリ21のカバー34は、カバー34及びパッド33の 上端の周囲を取り囲むジッパー部分206及びカバー34及びパッド33の下端 の周囲を取り囲むジッパー部分212を組み込んだ状態で示してある。更に、協 働する相互係合するジッパー部分207が、空気袋制御フレームアッセンブリ3 5の周囲を取り囲む制御アッセンブリ205の三つの側部に取り付けられている 。更に、パネル部材36を取り囲むカバー211の外縁部の周囲を取り囲む、脚 部制御アッセンブリ210のカバー211の三つの側部にジッパー部分213が 取り付けられている。 このようにして、制御アッセンブリ205及び脚部リフト制御アッセンブリ2 10の両方は、独立して製造でき、協働ジッパー部材を互いに取り付けるだけで 、ポータブル支持アッセンブリ21のカバー34に迅速に且つ容易に取り付ける ことができる。そのため、組み立ての容易さが実現され、並びに所望のときには いつでもフレームアッセンブリ35及びパネル部材36に迅速に近付くことがで きる。 第30図に示す実施例には別のファスニング手段が示してある。この実施例で は、高さ制御アッセンブリ205及び脚部リフト制御アッセンブリ210には、 各制御アッセンブリの周囲を取り囲むフック/ループファスナ215が組み込ん である。これらのファスナは、ポータブル支持アッセンブリ21のカバー34に 取り付けられた協働するフック/ループファスナと噛み合って相互係合する。 当業者に明らかなように、ジッパーファスナ及びフック−ループファスナは、 本発明の範囲から逸脱することなく使用できる変形例のファスニングシステムの 単なる例である。明らかに、所望のポータブル支持アッセンブリ21を形成する ために高さ制御アッセンブリ205及び脚部リフト制御アッセンブリ210をカ バー34に固定的に取り付けるのに所望の任意のファスニングシステムを同様に 有効に使用できる。従って、いかなるファスニングシステムを組み込み、使用す るにしても、それは本発明の範疇に入るものと考えられる。 第29図及び第30図に示す構造を使用することによって、ポータブル支持ア ッセンブリ21の迅速な組み立てが実現され、製造費用及び小売り価格が下がる 。更に、空気袋制御フレームアッセンブリ35又はパネル部材35のいずれかで 何らかのシステム故障が起こった場合、所望の領域に近付くことができるように するためにファスニング手段を開くだけでこれらの構成要素に迅速に且つ容易に 近付くことができる。 更に、必要であれば、カバー34のクリーニング即ち洗濯を容易に行うことが でき、空気袋制御フレームアッセンブリ35又はパネル部材36を損傷する可能 性を完全になくす。クリーニングが所望である場合には、高さ制御アッセンブリ 205及び脚部リフト制御アッセンブリ210をカバー34から完全に取り外し 、これによって、ポータブル支持アッセンブリ21の空気で膨張させることがで きる機械的構成要素を損傷することなく、カバー34を容易にクリーニングする ことができる。 第31図には、本発明の別の変形例が示してある。この実施例では、支持アッ センブリ全体が従来のマットレスと一体化されており、完全に調節自在の一体の 自蔵式支持マットレス構造221を形成する。図示の実施例では、カバー224 は、パッド33、空気袋制御フレームアッセンブリ35、及びパネル部材36の 周囲を取り囲み且つ包囲している。これらの構成要素は、従来のマットレス上に 位置決めされ、一体の調節自在の支持アッセンブリ21を形成する。 カバー224は、一体の支持アッセンブリを作動可能にするための追加の材料 を提供するため、好ましくは、シュラウド37がカバーと一体に形成されている 。図示の実施例では、一体化した一体の自蔵式マットレス支持構造221が支持 フレーム43及びベッドの支柱44に取り付けられている。 第31図に示す構造から明らかなように、完全に一体化したマットレス/支持 構造が得られる。しかしながら、この変形例はマットレス構造に限定されず、ウ ォーターベッド、寝椅子、長椅子等の他の支持システムでも同様に有効である。 従って、第31図に示す実施例は、例示の目的で提供されたものであって、本発 明を図示の特定の実施例に限定しようとするものではない。 第15図乃至第23図では、本発明の空気流制御アッセンブリ22の構造が詳 らかにされている。これらの図面及びこれらの図面と関連した開示に亘り、空気 流制御アッセンブリ22が、一つの一体の調節自在の自蔵式ポータブル支持アッ センブリ21に対して所望量の空気を送出するために使用される好ましい構造で 示してある。しかしながら、第1図に関して上文中に論じたように、二つの一体 化された支持アッセンブリ21、21を本発明の部分として使用できる。従って 、以下の詳細な説明及び添付図面は、最少の構成要素を用いて二つの支持アッセ ン ブリを独立して作動できるようにするのに必要な構造上の変化を詳細に説明する 。 第15図及び第16図に示すように、空気流制御アッセンブリ22は、互いに 噛み合って相互連結された上部分81及び下部分82によって形成された外ハウ ジング80を有する。第15図に示すように、支持アッセンブリ21を膨張させ るための所望の空気流を得るため、ハウジング80には二つの穴83及び84が 設けられており、これらの穴を通してホース30及び31が取り付けられている 。更に、第1図に示すように、空気流制御アッセンブリ22を二つの隣接した一 体の支持アッセンブリ21、21とともに使用するようにつくる場合には、第1 5図に示してあるように、ハウジング80には穴85及び86が更に形成されて いる。 一体の自蔵式支持アッセンブリ21の空気袋制御フレームアッセンブリ35及 びパネル部材36の両方を膨張させるための所望の空気流を提供するため、空気 流制御アッセンブリ22のハウジング80内には、モータアッセンブリ88及び 流れ制御弁アッセンブリ90及び91が設けられている。第1図に示すように、 二つの独立した隣接した一体の支持アッセンブリ21、21に空気流を送出する ように空気流制御アッセンブリ22が、つくられている場合には、第18図に仮 想線で示すように、空気制御式弁アッセンブリ90、91からなる第2の組がハ ウジング80内に取り付けられている。 必要な場合に空気がモータに完全に問題なく近付くことができるようにするた めに、ハウジング80の下部分82には、大きく拡大した切欠きゾーンが形成さ れている。ハウジング80の下部分に二つの拡大切欠きゾーン89を設けること によって、モータアッセンブリ88へ送出するために周囲空気がハウジング80 内に非常に容易に且つ騒音を生じることなく又は詰まる可能性なしに吸い込まれ る。 第17図乃至第20図を以下の詳細な開示とともに参照することによって、モ ータアッセンブリ88の構造及び作動を最もよく理解できる。これらの図に示す ように、モータアッセンブリ88は従来の電動モータ95を有し、このモータは 、モータハウジング96内に保持されている。好ましい構造では、モータハウジ ン グ96は、賦勢時のモータ95と関連した騒音の低減を補助するため、モータ9 5の周囲を完全に包囲している。 代表的な構造では、モータ95は回転駆動されるシャフト97を有し、このシ ャフトには、ポンプファンブレードアッセンブリ98が、このシャフトによって 駆動されるように固定的に取り付けられている。回転駆動されるファンブレード アッセンブリ98を適正な位置に置くために、ブッシュ99がシャフト97上に ポンプファンブレードアッセンブリ98とモータ95との間に取り付けられてい る。 ポンプファンブレードアッセンブリ98の回転によって空気流を制御し且つ適 正に流すため、ファンブレードアッセンブリ98は、入口ベアリング部分101 及び出口ベアリング部分102によって形成されたファンブレードハウジング1 00によって周囲が取り囲まれており且つこのハウジング内に封入されている。 第17図に示すように、ハウジング100の入口ベアリング部分101は、かな り大きい空気入口穴103を有し、この穴を通して外部空気が外部からハウジン グ100に直接流入でき、回転ファンブレードアッセンブリ98によって所望の 方向に駆動される。 第19図に示すように、ファンハウジング100の出口ベアリング部分102 は、モータ95及びポンプファンブレードアッセンブリ98が発生した空気流が 通過する出口穴104を有する。このようにして、モータアッセンブリ98が賦 勢されたときにはいつでも、空気がハウジング80の外側からポンプファンブレ ードアッセンブリ98に引き込まれ、以下に詳細に説明するように支持アッセン ブリ21に送出するために出口104に送出される。 上文中に論じたように、多くの従来技術の構造の主な欠点の一つは、モータの 作動中に発生する騒音である。この問題点は、本明細書中に説明した位置制御シ ステムのみならず、一般的にはあらゆる電動モータに存在する。この問題点は、 代表的には、モータが作動中に発生する固有振動、及びモータが収容されたハウ ジングにこれらの振動が伝達することによって発生する。しかしながら、本発明 では、従来技術で解決されなかったこの問題点が実際上なくされている。 第19図及び第20図を参照すると、これらの図には、実際上振動がない環境 を提供するモータ95の独特の懸架構造が明瞭に示してある。これらの図に示す ように、モータ95はフレーム110によって支持されている。回転するシャフ トがこのフレームに通してある。最も代表的な従来技術の構造では、モータ95 は、モータ95をそのハウジング内の支持位置に取り付けることによって、又は フレーム110をハウジングに取り付けることによって固定的に保持されている 。しかしながら、この従来技術の構造を使用すると、モータ95が発生した振動 が支持ハウジングに伝達され、振動による煩わしい騒音が発生し、これが当該技 術分野で周知の産業を悩ませてきた。 本発明では、この従来技術の問題点は、ファンハウジング100のベアリング 部分102に取り付けられたフォームブロック111にモータ95及びフレーム 110を懸架し、更にフレーム110及びモータ95の周囲を取り囲みこれを支 持的に保持することによって完全になくしてある。好ましい構造では、フォーム ブロック111は、実質的にドーナッツ形状であり、直立した、周囲を取り囲む 、複数の保持クリップ112を使用することによって、ファンハウジング100 の出口ベアリング部分102の外側面に固定的に取り付けられている。好ましく は、保持クリップ112は、ファンハウジング100の出口ベアリング部分10 2の一体の部分として形成されているか或いは、出口ベアリング部分102の外 側面に個々に直接固定的に結合されているかのいずれかである。 保持クリップ112は、所望の位置に正確に置いたとき、フォームブロック1 11の周囲を取り囲み且つこれを固定的に支持する。フォームブロック111は 、その中央に開放ゾーン114が配置されておりこのゾーンは、フレーム110 の環状部分113の周囲を取り囲み且つこれを固定的に支持するように形成され ている。この構造を使用することによって、フレーム110を備えたモータ95 は、しっかりと故障なしに作動するように、周囲を取り囲むハウジング96内に 固定的に取り付けられ且つこのハウジング内に保持される。この際、フォームブ ロック111は、振動を吸収し、周囲を取り囲み、支持する環境をモータ95に 提供する。この環境により、モータ95の振動がハウジング96又はハウジング 100に伝達しないようにする。その結果、モータの作動と関連した煩わしい騒 音が実際上なくなる。 第26図及び第27図には、変形例のモータアッセンブリ構造が示してある。 この構造では、モータアッセンブリ160は従来の電動モータ95を有し、この モータはモータハウジング161内に保持されている。上述の実施例と同様に、 モータハウジング161は、賦勢時のモータ95と関連した騒音を低減するのを 助けるため、モータ95の周囲を取り囲み且つこれを完全に包囲している。 先の実施例と同様に、モータ95はポンプファンブレードアッセンブリ98が 固定的に取り付けられた回転駆動シャフト97を有する。ファンアッセンブリ9 8は、回転駆動シャフト97によって回転駆動される。この実施例では、回転駆 動されるファンアッセンブリ98は、従来のワッシャ及び係止リングを使用して 位置決めされる。 モータアッセンブリ160の構造は、ポンプファンブレードアッセンブリ98 の周囲を取り囲み且つ包囲するファンブレードハウジング162を設けることに よって完了する。好ましくはファンブレードハウジング162は、互いに噛み合 い且つ相互係合した二つの当接部分163及び164からなる。 この実施例では、ファンブレードハウジング162の部分164には、入口穴 166及び出口穴165が一体に形成されている。更に、部分165には、モー タ95と支持係合するように位置決めされた、入口穴166の周りで間隔が隔て られた複数の直立フランジ176が更に設けられている。 第26図に明瞭に示すように、モータハウジング161の端壁には、複数の開 放ゾーン168が設けられている。このようにして、モータ95をその作動中に おいて連続的に冷却するため、モータハウジング161を通る空気流が容易に得 られる。 変形例の好ましい作動では、モータ95を賦勢したとき、シャフト97が回転 し、ポンプファンブレードアッセンブリ98をシャフトとともに回転する。ポン プファンブレードアッセンブリ98の回転により、空気をモータハウジング16 1の外側からハウジング161内に開口部168を通して引き込む。空気が開口 部168を通して引き込まれたとき、空気流はモータ95を通過し、これによっ て空気流が穴166を通ってファンブレードハウジング162内に出るとき、モ ータ95を冷却する。次いで、空気流はポンプファンブレードアッセンブリ98 によってハウジング162を通して圧送され、出口穴165を通ってハウジング 162から支持アッセンブリ21に出る。 この実施例を使用することによって、代表的にはモータと関連した従来の冷却 ファンがなくなり、冷却ファンと関連した騒音もまたなくなる。更に、モータ9 5はゆっくりとした速度で回転でき、これによって、従来技術のモータが発生し た騒音レベルが更に低減される 更に、この変形例を使用することによって、モータ95はその通常の作動によ り完全に冷却できる。モータハウジング161を上文中に詳細に説明した方法で 形成することによって、モータが発生した空気流をポンプファンブレードアッセ ンブリ98に送出する前にモータ上に引き込み、これによって、モータの通常の 作動中、この空気流を使用してモータ95を冷却する。 この変形例は、ゆっくりとした速度で作動でき、冷却ファンに対する必要及び これと関連した騒音をなくしたモータを得ることができる他に、独特の取り付け 構造を使用することによって、従来のモータと関連した騒音のレベルを更に低く する。この実施例では、モータ95の両端は、モータ95をモータハウジング1 61から実際上孤立させ、モータの振動がハウジング161に全く伝達しないよ うにする完全に懸架された構造に取り付けられている。 この実施例では、モータの先端はフォームブロック170によって周囲が包囲 されており且つ支持的に保持されている。好ましい構造では、フォームブロック 170は、実質的に環状のドーナッツ形状をなしており、モータハウジング16 1の部分として形成された円形のフランジ171によって保持されている。この 構造を使用することによって、モータ195の先端はハウジング161によって 完全に懸架されており且つ効果的に隔離されている。その結果、モータ95の作 動中に発生する全ての振動がフォーム部分170によって容易に吸収され、ハウ ジング161への振動の伝達を阻止する。 更に、この実施例では、モータ95の基端もまた、モータ95をハウジング1 61から実質的に孤立させ且つモータ95の振動がモータハウジング161に伝 達しないように支持されている。第27図に示すように、好ましい実施例では、 モータ95の基端は、フォームパッド175を、ポンプファンブレードハウジン グ162の部分164の外方に延びるフランジ176をパッド175と対をなし て支持接触係合させる位置で、モータ95のフランジ110に取り付けることに よって支持されている。このようにして、ファンブレードハウジング162の直 立フランジ176は、部分164の表面から、並置された間隔が隔てられた協働 関係のモータ95のフレーム110内に延びている。しかしながら、フォームパ ッド175をフランジ176とフレーム110との間に挟むことによって、モー タ95の振動がその使用中にフランジ176によってハウジング162に伝達し ない。その結果、振動により発生する騒音が、実際上なくなった程度まで大幅に 低減される。 この変形例の構造を使用することによって、モータ95は、周囲を取り囲むハ ウジング161内にしっかりと故障なしに作動するように固定的に取り付けられ る。この際、支持的に保持するフォームブロック170及び175を使用するこ とによって、基端及び先端の両方がその取り付け位置に実質的に懸架される。そ の結果、モータ195の全ての振動がフォーム支持構成要素によって効果的に遮 断され且つ吸収され、モータ95の振動がモータハウジング161又はファンブ レードハウジング162に伝達しないようにする。このようにして、作動するモ ータと関連した煩わしい騒音を実際上なくす。 第21図、第22図、及び第23図を以下の詳細な開示とともに参照すること によって、独特の非常に高効率で比較的安価な空気制御弁アッセンブリ90及び 91の構造及び作動を最もよく理解することができる。更に、この開示から明ら かなように、空気制御弁アッセンブリ90及び91は、関連した構成要素ととも に、本発明の独特のポータブル支持アッセンブリ21を高信頼性で繰り返し可能 に安全に且つ効率的に制御下で作動させることができる。 好ましい実施例では、空気制御弁アッセンブリ90及び91は、同じ大きさ及 び形状のハウジング120を使用することによってつくられている。ハウジング 120は、入口穴122、第1出口穴123、及び第2出口穴124と連通した 内部チャンバ121を有する。 好ましくは、穴123及び穴122は、互いに対をなして係止し摩擦相互係合 するような寸法に設定されている。この好ましい構造では、穴123の外径は穴 122の内径とほぼ等しい。その結果、二つの同形状のハウジング120、12 0は、穴123を穴122に挿入するだけで互いに迅速に且つ容易に相互連結さ れる。更に、各ハウジング120は、好ましくは、穴122の周りに位置決めさ れた直立タブ125、及び穴123の周りに位置決めされた直立タブ126を有 する。第21図に示すように、二つのハウジング120を互いにしっかりと摩擦 係合させて取り付けるとき、タブ125及び126は互いに当接接触状態に置か れ、これによってハウジング120、120を正確に所望の位置に確実に配向す る。 各ハウジング120は、穴122を通して空気流を受け入れ、内部チャンバ1 21を通して空気を流し、出口穴123及び124を通して空気を出すように形 成されている。その結果、二つのハウジング120、120が第21図に示すよ うに互いにしっかりと摩擦係合した状態で取り付けられたとき、開放した穴12 2を通って第1ハウジング120に流入する空気は、第1ハウジングの出口穴1 23を出ると同時に第2ハウジング120の入口穴122に入ることによって、 第1ハウジング120の内部チャンバ121並びに第2ハウジングの内部チャン バ121通過できる。 このようにして、任意の所望の数のハウジングを迅速に且つ容易に対をなして 互いに相互連結し、任意の所望の数の空気制御弁アッセンブリ90及び91を提 供することができる。その結果、単一の支持アッセンブリ又は二つの支持アッセ ンブリ用の所望の制御された空気流を、迅速に、容易に、及び比較的安価に得る ことができる。 所望の完全に制御可能な弁アッセンブリ90又は91を得るため、各弁アッセ ンブリには、実質的に平らなプレート132で一端が終端する細長いロッド13 1からなるピストン130が設けられている。好ましい実施例では、細長いピス トンロッド131は、ハウジング120内で軸線方向に移動自在であり、支持ア ーム133によってこのように軸線方向に移動自在に支持されている。 更に、ばね手段134が細長いロッド131上に支持アーム133とプレート 132との間に位置決めされている。このようにして、ばね手段134は、ピス トン130をプレート132とともに連続的に押圧し、プレート132をその一 杯に延ばされた、最も前側の、穴124の外側の位置に連続的に維持する。 ピストン130をその一杯に延ばした位置(第21図参照)からその一杯に引 っ込めた位置(第23図参照)まで軸線方向に移動自在であるようにするため、 ロッド131の反対端をソレノイド135に取り付ける。この構造では、ソレノ イド135を賦勢すると、ピストン130はロッド131の軸線に沿ってソレノ イド135に向かって引っ張られ、プレート132を移動し、プレート132と 支持アーム133との間のばね手段と押圧圧縮係合させる。 空気制御弁アッセンブリ90を完成するため、穴カバー138をハウジング1 20の穴124に、固定された密封相互係合状態で取り付ける。更に、穴カバー 138には管状延長部139が一体に形成されている。管状延長部139の中央 には穴140が配置されている。管状延長部139の穴140には、障害となる ものが全くなく、ハウジング120の穴124と直接的に連通している。このよ うにして、ハウジング120の出口124を穴140まで効果的に延長すること ができる。 好ましい実施例では、管状延長部139の外径は、空気送出ホース30に対を なして固定的に取り付けられ、これと相互係合するようにつくられている。ホー ス30を管状延長部139に取り付けた場合には、ハウジング20の出口穴12 4を出た空気はホース30に送出され、空気袋制御フレームシステム35を充填 する。 好ましい構造では、ピストン130のプレート132には軟質の圧縮可能な空 気シール材料層142が設けられている。更に、穴カバー138は、ピストン1 30がばねによって前方に押圧されたその通常の位置にあるとき、穴カバー13 8の内側表面が圧縮可能な層142に固定的に接触した相互係合関係に連続的に 維持されるような寸法になっている。このようにして、ソレノイド135が賦勢 されていない場合には、穴140は、通常は、閉鎖された即ち密封された形体に 維持され、空気がホース30に流入しないようにする。この位置は、第21図に 明瞭に示してある。 更に、穴140の安全に確実に密封された状態を更に高め且つ提供するため、 穴カバー138の内側面には、圧縮可能な密封層142と対をなして接触し密封 相互係合するための直立した円形の押縁144が形成されている。このようにし て、穴140の所望の密封閉鎖が行われる。 本明細書中に詳述したように、空気制御弁アッセンブリ90及び空気制御弁ア ッセンブリ91は、同じ部品を標準化することによって価格低減の利点を実現す るため、実際上は同じである。その結果、空気制御弁アッセンブリ91は、空気 制御弁アッセンブリ90を参照して上文中に詳述したのと実際上同じ構造につく られている。唯一の構造上の相違点は、管状延長部148が管状延長部139よ りも小径であるという点だけが異なっている穴カバー147を使用することであ る。同様に、管状延長部148が構成する穴149もまた小径である。 パネル部材36を膨張させるのに必要な空気流が空気袋制御フレームシステム 35を膨張させるのに必要な空気流よりもかなり少ないため、空気送出ホース3 1の直径は空気送出ホース30よりも小さい。その結果、ホース31を延長部1 48に固定的に取り付けることによって所望の空気流を提供できるようにするた め、管状延長部148の外径はホース31の内径と対応する。 穴カバー148の出口穴149がカバー138の出口穴よりも小さいため、穴 カバー147と協働するピストンプレートは、更に、好ましくは、小径である。 このようにして、穴カバー147と関連した全ての構成部品は、協働する寸法を 有する。しかしながら、これらの部品の構造及び作動は、穴カバー138に関し て上文中に詳述した構造及び作動と同じである。 ファンハウジング100の穴104から流出した空気が支持アッセンブリ21 に効率的に送出される、迅速に且つ容易に組み立てられた構造を得るため、簡単 な相互連結ボス150(第21図参照)を使用する。ボス150は、ハウジング 120の穴122としっかりと相互係合するような寸法を有し、この際、ボス1 50の反対端は、ファンハウジング100の出口穴104にしっかりと機能的に 係止された状態で相互係合するように形成されている。このようにして、出口穴 104を通って出た空気は、空気制御弁アッセンブリ90及び91に直接的に効 率的に送出される。 この構造を完成するために必要な最終構成要素は、第21図に示す栓151で ある。栓151は、空気が穴123から流出しないようにするため、空気制御弁 アッセンブリ91の穴123に挿入される。このようにして、空気流が所望の位 置にだけ適切に流され、望ましからぬ開放した穴に空気流が失われないようにす る。 次に、以上の詳細な開示から明らかなように、本発明は、比較的安価に製造で きると同時に、全ての所望の空気流を本発明の単一の一体の支持アッセンブリ2 1に送出できる。さらに、二つの支持アッセンブリ21が所望である場合には、 同じ構造の空気制御弁アッセンブリ90及び91の第2の組を得るために、追加 のハウジング120を空気制御弁アッセンブリ90及び91に取り付ける。この ようにして、第2の一体の支持アッセンブリは、別のモータを必要とせずに及び 高価で複雑な空気流制御構成要素を必要とせずに効率的に且つ独立して制御でき る。 従来の周知の結線技術及びスイッチ手段を使用し、モータ95及びソレノイド 135を接続し、通常の家庭用電流で作動させる。更に、賦勢及び消勢を所望の ときにいつでも行うことができる従来の周知の技術及びハードウェアを使用し、 上文中に詳述した制御手段をモータ95及びソレノイド135に接続する。好ま しい構造では、各制御手段は二つの別々のロッカスイッチを有する。これらのス イッチは、通常は、オフ位置に維持されている。一方のロッカスイッチは、空気 袋制御フレームアッセンブリ35を膨張し収縮するように作動するのに使用され 、他方のロッカスイッチは、パネル部材36を膨張し収縮するように作動するよ うに形成されている。 空気袋制御フレームアッセンブリ35を賦勢するのが所望である場合には、一 方のロッカスイッチを押し、このスイッチに接続されたモータ95を賦勢し、更 に空気制御弁アッセンブリ90を賦勢する。これによって、ソレノイド135で ピストン130を移動し、穴カバー138の押縁144と密封相互係合した状態 から外す。 モータ95及びその関連したファンブレードアッセンブリの作動により発生し た空気流により、空気を空気制御弁アッセンブリ90に入れ、穴140を通して ホース30内に出す。上文中に詳述したように、ホース30は、空気制御フレー ムアッセンブリ35に直接接続されている。その結果、モータ95の作動により 発生した全ての空気流を空気袋制御フレームシステム35内に差し向け、フレー ム部材50をフレーム部材51に対して円弧状をなして枢動させる。フレーム部 材50が枢動するとき、支持アッセンブリ21の背支持部分が正確に所望の位置 まで持ち上げられ。 ひとたび所望の位置に達すると、使用者は、ロッカスイッチから賦勢圧力を取 り除くだけでロッカスイッチを自動的にオフ位置に戻す。ひとたびオフ位置にく ると、モータ95が停止し、ソレノイド135が消勢され、ピストン130がカ バー138の押縁144と密封相互係合した状態に戻る。 空気制御弁アッセンブリ90のばね134が発生する力により、ピストン13 0は穴140を密封をなして閉鎖し、空気流が内部チャンバ121からホース3 0内に又はホース30から内部チャンバ121に空気が流入しないようにする。 その結果、支持アッセンブリ21の所望の持ち上げ位置が維持される。 支持アッセンブリ21を収縮させるのが所望である場合には、使用者は、いつ でもロッカスイッチを押してその別の作動位置にするだけで、空気制御弁アッセ ンブリ90のソレノイド135を賦勢し、穴140を開くことができる。ひとた び開かれると、空気袋制御フレームアッセンブリ35内の全ての空気は、大気内 に後方に、穴140を通って弁ハウジング120内に、ハウジング120を出て 穴122を通りファンブレードアッセンブリ100に逃げることができる。空気 は、次いで、ファンブレードハウジング100から穴103を通って出る。これ によって、空気は、ハウジング80内に直接出ることができる。ハウジング80 が拡大切欠きゾーン89を通して外側空気と連続的に連通しているため、空気袋 制御フレームアッセンブリ35からの空気が単に、容易に且つ自動的に送出シス テムを通って周囲大気中に戻される。 上文中に詳細に論じたように、シュラウド37の弾性力が空気袋制御フレーム アッセンブリ35に圧縮力を加え、これによって、空気袋制御フレームアッセン ブリ35の空気袋52を強制的に収縮させる。これと同時に、空気袋52内に含 まれた全ての空気を、ホース30、弁アッセンブリ90、ファンブレードハウジ ング100、及びハウジング80を通して外部に圧送する。空気袋制御フレーム アッセンブリ35の膨張中、パネル部材36は膨張されない。これは、穴カバー 147の穴149が密封相互係合状態に維持されており、従って、穴149を通 ってホース31内へ流れる流れが阻止されるためである。 使用者がパネル部材36を膨張させようとする場合には、制御手段の第2スイ ッチを押してその第1賦勢位置にする。この位置は、空気制御弁アッセンブリ9 1のモータ95及びソレノイド135に動力を与える位置である。上文中に詳述 したのと同様の方法で、空気制御弁アッセンブリ91のソレノイド135を賦勢 することによってこれと関連したピストンを引っ込め、穴149と密封係合した 状態から外し、モータ95の作動により発生した空気流に対して穴149を開く 。従って、空気は、穴149を通ってホース31に送出され、パネル部材36に 入り、パネル部材を所望の通りに膨張させる。 ファンブレードハウジング100から穴149を通って流れる空気は、先ず最 初に、空気制御弁アッセンブリ90を通過するが、空気は穴140を通って空気 袋制御フレームアッセンブリ35へ流れることができない。これは、ピストン1 30が、固定された密封された押圧された、穴カバー138との係合状態に維持 されており、そのために穴140が密封されており、この穴を通って空気が流れ ないようになっているためである。 ひとたびパネル部材36を所望のレベルまで膨張させた後、使用者は、賦勢力 をロッカスイッチから取り除くだけでモータ95を作動状態から自動的に停止し 、空気制御弁アッセンブリ91のピストンを、密封された、カバー147との閉 鎖係合状態に戻す。次いで、使用者が所望である限りこの位置を維持する。 パネル部材136をひとたび収縮しようとする場合にはロッカスイッチを別の 作動位置に移動し、ソレノイド135で関連したピストンを開放位置まで移動し 、これによってパネル部材136内の全ての空気を、穴149、空気制御弁アッ センブリ90及び91、ブレードハウジング100及びハウジング80を通して 逆方向に圧送する。 空気を空気袋制御フレームアッセンブリ35又はパネル部材36のいずれかか ら取り出すのにモータ駆動式の吸引装置を必要としないということがわかってい る。上文中に詳述したように、シュラウド37の弾性力は、所望の場合に、高価 な作動構成要素を必要としないで、空気袋制御フレームアッセンブリを完全に収 縮させるのに十分である。同様に、使用者は、彼の脚を支持アッセンブリ21上 に載せ続けるだけで、パネル部材36内の空気を、パネル部材が完全に収縮する まで、上文中に詳述した開放した通路を通して容易に圧送できる。勿論、パネル 部材がひとたび完全に収縮すると、使用者は賦勢力をロッカスイッチから取り除 くだけでロッカスイッチをその通常のオフ位置まで移動し、これと同時に空気制 御弁アッセンブリ91のピストンを関連したばね手段によって穴カバー147と 密封係合した状態に移動する。 第33図及び第34図には、空気制御システムの変形例の構造が示してある。 この実施例では、独特の完全に一体化された手持ち式空気流制御アッセンブリ1 90が詳細に示してあり、このアッセンブリは、単一の手持ち式構造に一体化さ れており、制御手段23及び流れ制御アッセンブリ22に関して上文中に詳述し たように機能する。空気流制御アッセンブリ22並びに制御手段23に関して上 文中に詳述した機能を、単一のコンパクトな持ち運びが容易な構造に提供するこ とによって、独特の、従来技術よりもかなり進んだ構造を実現できる。 好ましい実施例では、一体化された手持ち式の空気流制御アッセンブリ190 は、好ましくは互いに相互係合した上部分及び下部分で形成された外ハウジング 191を有する。ハウジング191内には小型ポンプ/モータ192が取り付け られている。ポンプ/モータ192の全体構造は従来技術で周知であり、これら の機能を単一のコンパクトな構造で組み合わせることができる小型化した構造を 有する。 空気送出穴193がポンプ/モータ192から延びており、この穴を通ってポ ンプ/モータ192の加圧空気流が送出される。代表的には、所望の加圧空気流 出力を発生するため、ポンプ/モータ192が必要とする空気流を提供する入口 穴がポンプ/モータ192の外ケーシングに形成されている。 空気流制御アッセンブリ190のハウジング191には、二つの別々の独立し たスイッチ手段194及び195もまた取り付けられている。好ましい構造では 、両スイッチ手段194及び195は三位置スイッチからなり、これらのスイッ チは、必要な場合に電気的構成要素及び機械的構成要素の両方を同時に作動させ ることができる。更に、第34図に明瞭に示してあるように、各スイッチ手段1 9 4及び195は二つの別々の独立した空気流穴196及び197を有する。 第34図を以下の詳細な議論とともに参照することにより、空気流制御アッセ ンブリ190で使用された空気流の相互連結を最もよく理解できる。明瞭化を図 る目的で、空気流制御アッセンブリ190内に収容された構成要素間のチューブ 相互連結を破線を使用して示す。当業者に明らかなように、チューブは所望の空 気流を導くために使用されている。しかしながら、明瞭化を図ると同時に説明を 容易にし、更に理解を促すため、組み込んだ内部チューブを表すものとして破線 を使用した。 第34図に示すように、ポンプ/モータ192の穴193はスイッチ手段19 4の穴197及びスイッチ手段195の穴197に連結されたチューブ198に 連結されている。当業者に明らかなように、この二重連結は「Y」字形状又は「 T」字形状の連結部をチューブ198で使用することによって得られる。 更に、空気袋制御フレームアッセンブリ35及びパネル部材36を膨張させた り収縮させたりできるようにする上で必須の空気流を空気流チューブ30及び3 1に送出するため、チューブ199をスイッチ手段194の穴196に接続する 。チューブ199の反対端はハウジング191を出て、チューブ30に連結され る。このようにして、所望の空気流が空気袋制御フレームアッセンブリ35に送 出される。 最後に、パネル部材36に空気流を提供するため、スイッチ手段195の穴1 96をチューブ203に連結する。チューブ203は、所望の空気流をパネル部 材36に提供するため、ハウジング191を出て、空気流チューブ31に連結さ れるように形成されている。このようにして、空気袋制御フレームアッセンブリ 35及びパネル部材36の両方に所望の制御された空気流が提供される。 その代表的な構造では、各スイッチ手段194及び195は、スイッチ手段の 一方の側を押したときに第1賦勢位置をとり、スイッチの反対側を押したときに 第2賦勢位置をとるようにばねで押圧されたロッカ型構造を有する。力が加えら れていない場合には、スイッチはその通常の中央位置にとどまる。 通常の中央位置では、スイッチ手段194及び195は、その両空気穴196 及び197を閉鎖位置に維持し、電気接点を開位置に維持するように形成されて いる。このようにして、スイッチ手段194及び195を通る空気流がなく、ポ ンプ/モータは不作動のままである。 スイッチ手段194及び195を賦勢し、これらのスイッチ手段を第1位置に すると、電気接点が閉じ、これによって電力をポンプ/モータ192に送出し、 ポンプ/モータを賦勢し、穴193を通して加圧空気流を発生させる。更に、ス イッチ手段194及び195の機械的位置は、空気流穴196及び197を開放 すると同時に相互連結する。 スイッチ手段194又は195をこの第1位置に賦勢すると、ポンプ/モータ 192が賦勢され、加圧空気を穴203を通して送出する。この空気流は、チュ ーブ198を通ってスイッチ手段194の穴197及びスイッチ手段195の穴 197に伝達される。第34図に概略図で示し、且つ上文中に論じたように、こ れは、この空気流をスイッチ手段194の穴197及びスイッチ手段195の穴 197に連結できるようにチューブ198の長さに沿って「Y」又は「T」を組 み込むことによって得られる。 上文中に詳述したように、スイッチ手段194を賦勢してその第1の別の位置 にすると、空気流穴196もまた開放し、穴197に相互連結される。その結果 、ポンプ/モータ192から穴197に進入する空気流はスイッチ手段194を 通過し、ここから空気穴196を通って外方に出る。次いで、この空気流は、空 気袋制御フレームアッセンブリ35と関連した空気袋を膨張させるため、チュー ブ199を通って空気送出ホース30に流入する。このようにして、スイッチ手 段194を第1の別の位置に賦勢するだけで空気袋制御フレームアッセンブリ3 5を所望の通りに移動させることができ、使用者が求める任意の所望の高さ位置 を容易に得ることができる。 同様に、スイッチ手段195を賦勢して第1の別の位置にすると、賦勢したポ ンプモータ192からの空気流が穴197を通してスイッチ手段195の穴19 6に送出される。スイッチ手段195の穴196を出たときに、空気流はチュー ブ203によって空気送出ホース31に導かれる。上文中で論じたように、空気 送出ホース31は、パネル部材36に連結されており、パネル部材36を膨張さ せ、これによって、使用者は、使用者の脚を所望の高さまで持ち上げることがで きる。 空気袋制御フレームアッセンブリ35又はパネル部材36を収縮させるのが所 望である場合には、スイッチ手段194又は195を賦勢して第2の別の位置に する。スイッチ手段194を賦勢してその第2の別の位置にすると、空気流穴1 96及び197の両方が開放し且つ相互連結し、この際、電気接点は開位置に維 持される。その結果、ポンプ/モータ192は賦勢されないが、空気流がスイッ チ手段194を通過する。 この構造によって、スイッチ手段194を賦勢してその第2の別の位置にする と、空気袋制御フレームアッセンブリ35を収縮させることができる。この収縮 は、空気袋制御フレームアッセンブリ35の空気袋内の空気を空気袋から流れチ ューブ30及びチューブ199を通して穴196に流入させ、ポンプモータ19 2に送出するためにスイッチ手段194の穴197から流出させることによって 行われる。通気空気がポンプ/モータ192の穴193に進入し、ポンプ/モー タを通過し、モータ192の側壁に設けられた空気ホースから出る。 このようにして、空気袋制御フレームアッセンブリ35内に含まれる全ての空 気をフレームアッセンブリに載った人の体重だけで大気に逃がすことができる。 ひとたび所望のレベルまで収縮すると、スイッチ手段194をその通常の位置に 戻し、その穴196及び197を閉位置にする。 パネル部材36を同様の方法で収縮させることができる。この場合には、スイ ッチ手段195を賦勢してその第2の別の位置にすることによって、その穴19 6及び197を相互連結する。この際、電気接点を開位置に維持する。その結果 、パネル部材36内に収容された空気をチューブ31及びチューブ203を通し てスイッチ手段195の穴196に流入させ、穴197からチューブ198を通 してポンプ/モータ192の穴193へ流出させることができる。次いで、ポン プ/モータ192に進入した空気を、ポンプ/モータからその空気ホースを通し て逃がすことができる。このようにして、パネル部材36を任意の所望のレベル まで収縮することができる。ひとたび所望のレベルに至ると、スイッチ手段19 5から賦勢圧力を取り除き、これによりその穴196及び197を閉鎖する。 第35図、第36図、及び第37図を以下の詳細な開示とともに参照すること によって、本発明の膨張可能な空気袋システムの構造及び作動を変形例に適用し た態様で詳細に説明する。本発明のこの実施例では、座席持ち上げシステム23 0が得られ、これを図示し且つ説明する。脚に種々の負傷を負っている人や老人 等の多くの障害者を取り扱う上で、一つの主要な共通の困難性は、着座位置から 起立位置まで動くことができないということである。このような医療上の問題点 を抱えた人々は、多くの場合、補助付きで又は補助なしで歩行できるが、これら の人々は着座位置から起立位置まで自分自身を持ち上げることができない。 現在の種々の持ち上げシステムは、こうした必要を満足させるための試みで存 在している。しかしながら、これらの現存のシステムは、いまだに製造されてお り、妥当な手頃な値段で販売されているけれども、必要とされる所望の種類の持 ち上げを正確に行うことができない。 この問題点を抱えた人々が必要とする所望の補助を正確に提供するためには、 人が座った座席を円弧状態をなして枢動させるだけでは足りない。座席を円弧状 をなして枢動させることしかできない従来技術のシステムは、人が直立できる位 置まで人を持ち上げることができない。 人を着座位置から起立位置まで移動するため、二つの別々の独立した移動方向 を座席に与えなければならない。この二つの移動方向には、座席を円弧状に枢動 させる移動方向及び座席を水平方向上方に移動する移動方向が含まれる。人を前 方に円弧状に枢動させることに加え、人を高い場所まで持ち上げる必要があると いうことがわかっている。円弧状の枢動移動及び水平方向上方への移動の両方を 行うことによって、人を必要な位置まで移動し、人はその人が行うことができる 方法で起立して歩行することができる。 この二方向移動の必要に鑑み、人が着座位置から起立位置まで移動できるよう にするため、現在存在する従来技術のシステムは極めて複雑であり、非常に高価 である。しかしながら、本発明の空気で膨張させることができる空気袋アッセン ブリは、本明細書中に詳述した独特の移動制御システムを用いることによって、 この二つの移動を従来技術のシステムよりもかなり安価な構造で得られる。 本発明では、制御可能な座席持ち上げシステム230は、定置のベースプレー ト231を有し、このベースプレートは、一般的には、制御可能な座席持ち上げ システム230が取り付けられる椅子に取り付けられる。システム230は、可 動支持プレート232を更に有し、この支持プレートは、所望の円弧状及び水平 方向の組み合わせ持ち上げ位置に亘って移動できる。好ましい実施例では、仮想 線で示すクッション233を支持プレート232に取り付け、又は支持プレート の部品として形成する。クッション233を組み込むことによって、更に柔らか で快適性が高い構造が実現される。 添付図面に亘って示すように、ベースプレート231及び支持プレート232 は、前縁部234、後縁部235、及び側縁部236を有する。以下に詳細に示 すように、制御可能な座席持ち上げシステム230を使用することによって、支 持プレート232の前縁部234は、ベースプレート231の前縁部に対し、円 弧状に枢動すると同時に上方に移動する。 この所望の制御された複動移動を行うために、制御可能な座席持ち上げシステ ム230は、一対の移動制御アーム240、240を有し、これらのアームの各 々は、移動制御アーム241、241の第2の対に協働的に取り付けられている 。好ましい構造では、対をなした協働する移動制御アーム240及び241の各 々は、互いに関し、並置された間隔が隔てられた隣接した関係でベースプレート 231及び支持プレート232の一方の側縁部236に沿って取り付けられてい る。移動制御アーム240及び241の各対は、側縁部236のほぼ全長に亘っ て延びる実質的に平行に取り付けられた細長いロッド又はチャンネル部材からな る。 各制御アーム240は、アーム保持ブラケット242に枢動自在に取り付けら れている。所定の行路に亘って円弧状に枢動するようにするため、固定手段24 3が、移動制御アーム240及びアーム保持ブラケット242の一端に形成され た協働した整合した通孔を通して取り付けられている。このようにして、各移動 制御アーム240は、固定手段243が構成する軸線を中心として円弧状をなし て移動するようにベースプレート231に取り付けられている。 各移動制御アーム241は、その一方の端部が支持プレート232の前縁部2 34と隣接して直接的に取り付けられている。同様の構造を使用し、各移動制御 アーム241の一端に通孔を形成し、固定手段245を使用してアーム保持ブラ ケット244に取り付ける。このようにして、各移動制御アーム241を、ファ スニング手段245が構成する軸線を中心として円弧状に移動するように、支持 プレート232にその前縁234と隣接して直接的に固定的に取り付ける。 各移動制御アーム240の第1端がベースプレート231に枢着された状態で 、その反対端を支持プレート232に対して制御された摺動移動を行うようにこ の支持プレートに取り付ける。この摺動移動を行うため、ブラケット246が支 持プレート232に固定的に取り付けられる。ブラケット246には、細長い閉 鎖チャンネル247が形成されている。ファスニング手段248を、チャンネル 247を通って延び且つこのチャンネル内に固定された状態で、制御アーム24 0の自由端に固定的に取り付けることによって、移動制御アーム240の他方の 自由端は、チャンネル247の細長い長さ内で支持プレート232に対して移動 できる。 同様の構造を使用することによって、各制御アーム241の自由端を、ベース プレート231に対して制御された摺動移動を行うように、ベースプレート23 1に取り付ける。この制御された移動が行われるようにするため 、二つのブラ ケット250、250をベースプレート231にこのベースプレートの後縁部2 34と隣接して取り付け、制御アーム241、241の一方に関して並置された 間隔が隔てられた協働する関係で位置決めする。 各ブラケット250には、細長い閉鎖チャンネル251が形成されており、こ のチャンネルは、制御アーム241が移動できる距離を決定する。この所望の制 御された移動を行うため、隣接した制御アーム241の自由端にはファスニング 手段252が設けられており、このファスニング手段は、制御アーム241及び チャンネル251を通って延び、ファスニング手段252がチャンネル251と 摺動自在に係合している。このようにして、各制御アーム241は、ベースプレ ート231に対し、チャンネル251の長さによって許容された距離内で制御さ れた摺動移動を行うようにベースプレート231に取り付けられている。 支持プレート232をベースプレート231に対して移動するのに必要な所望 の力を提供するため、膨張可能な空気袋255には、制御可能な座席持ち上げシ ステム230が更に組み込んである。上文中に詳述した空気袋構造と同様に、空 気袋255は、空気送出ホース256を通して空気を受け入れると膨張する内部 チャンバを有する完全に密封された構造を有する。所望の制御された空気流を空 気袋255に提供するため、空気送出ホース256は、本明細書中に詳細に開示 した空気流制御アッセンブリ22又は190(図示せず)に連結されている。 使用された特定の空気流制御アッセンブリを賦勢することによって、送出ホー ス256を通して空気袋255に空気を送出し、空気袋255を膨張させる。こ れによって、支持プレート232を正確に所望の二つの方向に制御された方法で 押圧する。これは、制御アーム240及び241並びにこれらのアームと関連し たブラケットアッセンブリが提供する構造及び一体化された制御された移動によ る。勿論、支持プレート232をベースプレート231と並置された間隔が隔て られた関係でその元の位置に戻そうとするする場合には、使用された空気流制御 アッセンブリと関連した手段を賦勢して空気袋255内に収容された空気を通気 し、これによって支持プレート232をその元の位置に自動的に戻す。 障害者又は負傷者用の有効な持ち上げシステムを提供するのに必要な所望の二 方向移動を行うため、枢軸を構成するファスニング手段260を隣接した移動制 御アーム240及び241からなる各対に相互連結的に取り付ける。第35図で 最もよくわかるように、同軸に整合した通孔が、移動制御アーム240及び24 1からなる両対に形成されており、整合したこれらの通孔にファスニング手段2 60を挿入することができる。このようにして、制御アーム240及び241か らなる各対は互いに協働関係で取り付けられている。 制御アーム240及び241からなる各対に、ファスニング手段260を、両 ファスニング手段260、260が構成する軸線が同じであるように取り付ける ことによって、制御アーム240及び241の協働移動及び支持プレート232 の移動に及ぼすその効果により、支持プレート232を上方に及び円弧状に両方 に同時に移動させる。ファスニング手段260を制御アーム240及び241の 長さに沿った所望の位置に制御可能に位置決めすることによって、支持プレート 232を正確に所望の通りに上方へ持ち上げ且つ前方に枢動させる。その結果、 支持プレート232のベースプレート231に対する必須の水平方向持ち上げ並 びに円弧状移動が同時に効率的に対費用効果に優れた方法で行われる。その結果 、空気袋255を膨張させたとき、支持プレート232のベースプレート231 に 対する正確に所望の移動が行われる。 ファスニング手段260を制御アーム240及び241に上文中に詳述した方 法で取り付けることによって、所望の二方向移動を提供する独特の構造が得られ る。ファスニング手段260を制御アーム240及び241の長さに沿って取り 付けることにより、支持プレート232が上方に移動できるようにすると同時に 円弧状に枢動できるようにする二次的な浮動枢軸を形成する。その結果、正確に 必要な二方向移動が、対費用効果に極めて優れた簡単な機械的構造によって得ら れる。 かくして、以上の記載から明らかにされた目的のうち、上文中に記載された目 的が効率的に得られ、本発明の範囲から逸脱することなく上述の構造に特定の変 更を施すことができるため、上文中に記載し又は添付図面に示した全ての方法は 例示であって限定を行うものではないというは理解されよう。 更に、以下の請求の範囲は、本明細書中に説明した本発明の包括的で特定の全 ての特徴を含もうとするものであるということは理解されよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,GE ,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK, LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI,SK ,TJ,TT,UA,UZ,VN (72)発明者 ブラウン,ブルース・エイ アメリカ合衆国ミシシッピ州38801,チュ ペロ,リン・サークル 932 【要約の続き】 に且つ独立して制御する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.使用者が背支持部分及び/又は脚支持部分を複数の別の位置のうちの任意の 一つの位置に位置決めできるようにするためのポータブルの自蔵式の一体の移動 自在に調節自在の支持アッセンブリにおいて、 A.使用者を快適に支持するための支持パッド、 B.支持パッドの周囲を包囲し且つこれを取り囲むカバー手段、 C.位置制御手段であって、 a.支持パッドの一部と移動制御関係でカバー手段に取り外し自在に取り付けら れ、 b.支持パッドに取り付けられた場合に支持パッドを約80°の円弧距離に亘っ て移動し、支持パッドを0°乃至80°の任意の位置に固定的に支持し且つ維持 するように形成されており、 c.支持パッドに取り付けられた場合に支持パッドを制御信号に応じて円弧状に カバー手段の一部から遠ざかる方向に所望の持ち上げ位置に達するまで移動し、 支持パッドを持ち上げ位置に維持する、 位置制御手段、 D.包囲手段であって、 a.位置制御手段の大部分の周囲を取り囲み、包囲し、視覚的に隠し、 b.小さなコンパクトな形体から一杯に膨張させた露呈位置まで膨張可能であり 、位置制御手段の周囲をその円弧移動に亘って取り囲み視覚的に隠し、 c.所望な場合に、位置制御手段をその元の位置に移動するときに、一杯に延ば した位置からコンパクトな位置まで格納的に折畳むことができ、 d.包囲手段と協働的に関連した第1ファスニング手段を有し、カバー手段の一 部と固定的に取り外し自在に係合するように形成されており、これによってポー タブルの移動自在に調節自在の支持アッセンブリを形成する、 包囲手段を具備し、 これにより完全にポータブルな支持アッセンブリが構成され、該アッセンブリ は外観が良く、すっきりし、且つコンパクトである一方、所望の位置及び場所に おいて調整自在であることを特徴とする支持アッセンブリ。 2.E.位置制御手段とは反対側でパッドの端部にカバー手段に取り外し自在に取 り付けることができる足持ち上げシステムを更に有し、この足持ち上げシステム は、 a.互いに空気連通相互係合した二つの独立したチャンバを持ち、空気で充填さ れると膨張するように形成された膨張可能なパネル、 b.空気を前記チャンバに送出するため、前記チャンバの各々に取り付けられた 穴手段、 c.膨張可能なパネルの周囲を取り囲み、視覚的に隠すための包囲体、及び d.カバー手段と協働するため、カバー手段の一部としっかりと取り外し自在に 係合するように位置決めされた、包囲体に取り付けられたファスニング手段を有 する、 請求項1に記載のポータブルの自蔵式の一体の移動自在に調節自在の支持アッセ ンブリ。 3.第1及び第2のファスニング手段は、ジッパー及びフック/ループファスナ からなる群から選択された一つのファスナからなる、請求項2に記載のポータブ ルの自蔵式の一体の移動自在に調節自在の支持アッセンブリ。 4.使用者が背支持部分を複数の別の位置のうちの任意の位置に位置決めできる ようにする、ポータブルの一体化されたいたるところに調節自在の位置制御シス テムにおいて、 A.ポータブルの自蔵式の容易に組み立てられた移動自在に調節自在の支持アッセ ンブリであって、 a.使用者を快適に支持するための支持パッド、 b.支持パッドのほぼ全体の周囲を取り囲み且つ包囲するカバー手段、 c.位置制御手段であって、 1.支持パッドとカバー手段との間に支持パッドの一部と移動制御関係で固定的 に取り付けられ、 2.支持パッドを約80°の円弧距離に亘って移動し、支持パッドを0°乃至8 0°の任意の位置に固定的に支持し且つ維持するように形成されており、 3.支持パッドを制御信号に応じて円弧状にカバー手段の一部から遠ざかる方向 に所望の持ち上げ位置に達するまで移動し、支持パッドを持ち上げ位置に維持す る、 位置制御手段、 d.支持パッド及び位置制御手段の少なくとも一部に関して周囲を取り囲み包囲 し視覚的に隠す関係でカバー手段に固定的に取り付けられ、位置制御手段を全円 弧移動に亘って支持パッドと接触した状態に維持するシュラウド、及び e.第1ファスニング手段であって、 1.シュラウドと、パッドと隣接したカバー手段との間に挟まれ、 2.位置制御手段の周囲を取り囲み、 3.位置制御手段の組み立て及び修理を行うため、シュラウドの内部に容易に近 付けるようにする、 第1ファスニング手段を有する、 支持アッセンブリと、 B.空気流制御アッセンブリであって、 a.周囲から空気を吸い込み、位置制御手段を円弧状に枢動させるため、連続し た空気流を支持アッセンブリの位置制御手段に送出するように形成されており、 b.空気流を所望の位置に確実に送出するため、組み込まれた空気流通路を選択 的に開閉するため、賦勢信号に応答する弁手段を有する、 空気流制御アッセンブリとを有し、 これによって、完全に一体化されたポータブルの位置制御システムが得られ、 このシステムは、任意の所望の位置まで容易に運ぶことができ、使用者が、これ に連結された空気流制御式アッセンブリを使用して、支持アッセンブリを完全に 調節自在に移動自在に任意の所望の支持面上に置くことができ、更に、組み立て 及び修理が容易である、 位置制御システム。 5.C.位置制御手段とは反対側でパッドの端部に支持パッドとカバー手段との間 に取り付けられた膨張可能なパネルであって、 a.空気で充填されたときに膨張するように形成された、互いに空気連通相互係 合した二つの独立したチャンバ、及び b.空気を前記チャンバ内に送出するために前記チャンバの各々に取り付けられ た穴手段を有する、 膨張可能なパネル、及び D.膨張可能なパネルの周囲を取り囲み且つこれを包囲する、パネルの設置を容 易にし且つパネルへのアクセスを提供する、カバーに取り付けられた第2ファス ニング手段を更に有する、 請求項4に記載のポータブルの自蔵式の一体の移動自在に調節自在の支持アッ センブリ。 6.C.第2のポータブルの自蔵式の一体の容易に組み立てられた移動自在に調節 自在の支持アッセンブリであって、 a.使用者を快適に支持するための支持パッド、 b.支持パッドのほぼ全体の周囲を取り囲み且つこれを包囲するカバー手段、 c.位置制御手段であって、 1.支持パッドとカバー手段との間に支持パッドの一部と移動制御関係で固定的 に取り付けられ、 2.支持パッドを約80°の円弧距離に亘って移動し、支持パッドを0°乃至8 0°の任意の位置に固定的に支持し且つ維持するように形成されており、 3.支持パッドを制御信号に応じて円弧状にカバー手段の一部から遠ざかる方向 に所望の持ち上げ位置に達するまで移動し、支持パッドを持ち上げ位置に維持す る、 位置制御手段、 d.支持パッド及び位置制御手段の少なくとも一部に関して周囲を取り囲み包囲 し視覚的に隠す関係でカバー手段に固定的に取り付けられ、位置制御手段を全円 弧移動に亘って支持パッドと接触した状態に維持するシュラウド、及び e.第2ファスニング手段であって、 1.シュラウドと、パッドと隣接したカバー手段との間に挟まれ、 2.位置制御手段の周囲を取り囲み、 3.位置制御手段の組み立て及び修理を行うため、シュラウドの内部に容易に近 付けるようにする、 第2ファスニング手段を有する、 支持アッセンブリを有し、 空気流制御アッセンブリは、更に、空気流を第2支持アッセンブリの位置制御 手段に送出するものとしても構成されており、これによって、完全に一体化され た位置制御システムを提供し、これによって、空気流アッセンブリを賦勢し、空 気を一方の支持アッセンブリにこの支持アッセンブリを所望の位置まで第2支持 アッセンブリとは完全に独立して持ち上げるために流す、請求項4に記載のポー タブルの一体化されたいたるところに調節自在の位置制御システム。 7.ポータブルの自蔵式の一体の移動自在調節自在の支持アッセンブリであって 、使用者がその背支持部分を複数の別の位置のうちの任意の一つの位置に位置決 めできるようにするための支持アッセンブリにおいて、 A.空気膨張式位置制御手段であって、 a.使用者を快適に支持するための支持面を有し、 b.支持面を約80°の円弧距離に亘って移動し、支持面を0°乃至80°の任 意の位置に固定的に支持し且つ維持するように形成されており、 c.支持面を制御信号に応じて円弧状に所望の持ち上げ位置に達するまで移動し 、支持面を持ち上げ位置に維持する、 位置制御手段、及び B.コンパクトで容易に使用される手持ち式空気流制御アッセンブリであって、 a.周囲から空気を吸い込み、位置制御手段を円弧状に枢動させるため、連続し た空気流を位置制御手段に送出するように形成されており、 b.空気流を所望の位置に確実に送出するため、組み込まれた空気流通路を選択 的に開閉するため、賦勢信号に応答する弁手段を有する、 空気流制御アッセンブリとを有し、 これによって、連結された空気流制御アッセンブリを使用することによって、 完全に調節自在に移動する支持アッセンブリを使用者に提供するため、完全に一 体化されたポータブルの、任意の所望の位置まで容易に運ぶことができ且つ任意 の所望の支持面上に置くことができる、位置制御システムが得られる、 支持アッセンブリ。 8.前記位置制御手段は、密封された空気保持ゾーンを内部に有する密封された 空気で膨張させることができる空気袋からなり、空気袋の一方の表面が使用者支 持面を形成する、請求項7に記載のポータブルの自蔵式の一体の移動自在に調節 自在の支持アッセンブリ。 9.前記空気袋は、全体として美観に優れた製品を提供するため、装飾的外面を 更に有する、請求項8に記載のポータブルの自蔵式の一体の移動自在に調節自在 の支持アッセンブリ。 10.前記密封空気袋部材は、更に優れた外観を提供するためのカバー手段で周囲 が取り囲まれており且つ包囲されている、請求項8に記載のポータブルの自蔵式 の一体の移動自在に調節自在の支持アッセンブリ。 11.前記位置制御手段は、 d.夫々の末端を相互に枢着したときに互いに入れ子式に相互係合するように形 成された二つのU字形状フレーム部材、 e.膨張可能な空気袋であって、 1.前記フレーム部材の各々にその隣接した表面が独立して相互連結され、 2.密封された空気保持ゾーンが内部に形成された、 空気袋、 f.空気袋の隣接した表面に取り付けられており、フレーム部材の各々の部分と しっかりと保持係合するように位置決めされ、これによってフレーム部材の各々 を制御下で独立して移動し、フレーム部材に対する空気袋の望ましからぬ移動を 阻止する、フレーム保持手段、 g.空気袋内部の密封された空気保持ゾーンと連通するために空気袋の一方の表 面に第1端が相互連結され、第2端が空気送出手段と相互連結するように形成さ れた空気受け入れ穴手段を有し、 前記穴手段を通して空気を受け入れたとき、前記空気袋の空気保持ゾーンが膨 張し、少なくとも一方のフレーム部材を他方のフレーム部材に対して円弧状に枢 動させる、請求項7に記載のポータブルの自蔵式の一体の移動自在に調節自在の 支持アッセンブリ。 12.前記位置制御手段は、フレーム部材の前記使用の周囲を取り囲み且つこれを 包囲する空気膨張式空気袋を有する、請求項11に記載のポータブルの自蔵式の 一体の移動自在に調節自在の支持アッセンブリ。 13.前記支持面は、使用者をしっかりと支持し保持し且つ移動するための剛性支 持パネルを有する、請求項8に記載のポータブルの自蔵式の一体の移動自在に調 節自在の支持アッセンブリ。 14.前記位置制御手段は、前記支持面上に取り付けられたファスニング手段、及 び前記支持面に取り外し自在に取り付けることができ且つ前記ファスニング手段 と係合可能なクッション手段を更に有する、請求項13に記載のポータブルの自 蔵式の一体の移動自在に調節自在の支持アッセンブリ。 15.コンパクトでポータブルの自蔵式の手持ち式空気流制御アッセンブリにおい て、 A.使用者が手で容易に使用し保持するように形成されたハウジング、 B.ハウジングに取り付けられ、賦勢信号に応じて空気を周囲から吸い込み、形成 された出口穴に連続した空気流を送出する組み合わせポンプ−モータ、 C.ハウジングに取り付けられ、所望の位置へ空気流を送出するため、形成された 空気流通路を賦勢信号に応じて選択的に開閉する弁手段、 D.ハウジングに取り付けられ、賦勢信号を弁及びポンプモータに提供するように 形成されたスイッチ手段を有し、 これによって、容易に使用でき且つ移動できる完全に一体化されたポータブル の手持ち式空気流制御アッセンブリが得られる、空気流制御アッセンブリ。 16.前記スイッチ手段は、オフ位置から少なくとも一つのオン位置への賦勢力に 応答するロッカスイッチを持ち、前記スイッチ手段は、賦勢力を受け取ったとき にポンプ/モータを同時に賦勢するための弁手段を内部に有し、これに連結され た前記空気流通路を連結する、請求項15に記載のコンパクトでポータブルの自 蔵式の一体の手持ち式の空気流制御アッセンブリ。 17.前記スイッチ手段は、二つの別の賦勢位置を有し、前記第2位置は、賦勢力 を受け取ったときに前記空気流通路だけを相互連結するように形成され、スイッ チを前記別の位置に置くものとして形成されている、請求項16に記載のコンパ クトな手持ち式空気流制御アッセンブリ。 18.一体化されたいたるところに調節自在の位置制御システムであって、使用者 がその背支持部分を複数の別の位置のうちの任意の一つの位置に位置決めできる ようにするための位置制御システムにおいて、 A.自蔵式の一体の移動自在に調節自在の支持アッセンブリであって、 a.支持ベース、 b.使用者を快適に支持するための支持パッド、 c.支持パッド及び支持ベースのほぼ全体の周囲を取り囲み且つ包囲するカバー 手段、 d.位置制御手段であって、 1.支持パッドとカバー手段との間に支持パッドの一部と移動制御関係で固定的 に取り付けられ、 2.支持パッドを約80°の円弧距離に亘って移動し、支持パッドを0°乃至8 0°の任意の位置に固定的に支持し且つ維持するように形成されており、 3.支持パッドを制御信号に応じて円弧状にカバー手段の一部から遠ざかる方向 に所望の持ち上げ位置に達するまで移動し、支持パッドを持ち上げ位置に維持す る、 位置制御手段、 d.支持パッド及び位置制御手段の少なくとも一部に関して周囲を取り囲み包囲 し視覚的に隠す関係でカバー手段に固定的に取り付けられ、位置制御手段を全円 弧移動に亘って支持パッドと接触した状態に維持するシュラウド、 を有する支持アッセンブリ、 B.制御信号を提供し、制御信号を空気流制御アッセンブリに伝達するための、空 気流制御アッセンブリに連結された制御手段、 C.空気流制御アッセンブリであって、 a.周囲から空気を吸い込み、位置制御手段を円弧状に枢動させるため、連続し た空気流を位置制御手段に送出するように形成されており、 b.空気流を所望の位置に確実に送出するため、組み込まれた空気流通路を選択 的に開閉するため、賦勢信号に応答する弁手段を有する、 空気流制御アッセンブリを有し、 これによって、連結された空気流制御アッセンブリを使用することによって、 完全に調節自在に移動する支持アッセンブリを使用者に提供するため、完全に一 体化されたポータブルの位置制御システムが得られる、 位置制御システム。 19.D.位置制御手段とは反対側でパッドの端部に支持パッドと支持ベースとの間 に取り付けられた膨張可能なパネルであって、 a.空気で充填されたときに膨張するように形成された、互いに空気連通相互係 合した二つの独立したチャンバ、及び b.空気を前記チャンバ内に送出するために前記チャンバの各々に取り付けられ た穴手段を有するパネルとを有するパネルを更に有する、 請求項18に記載の自蔵式の一体の移動自在に調節自在の支持アッセンブリ。 20.前記支持ベースは、マットレス、ボックススプリング、ウォーターベッド、 寝椅子、及び折畳み式移動ベッドからなる群から選択された一つからなる、請求 項18に記載の位置制御システム。 21.人が着座位置から起立位置まで移動するのを助けるための座席持ち上げシス テムにおいて、 A.人を着座位置に保持するため、支持部材に取り付けられるように形成された第 1支持プレート、 B.前記第1支持プレートに対して移動するように形成された、第1支持プレート に関して並置された間隔が隔てられた関係で取り付けられた第2支持プレート、 C.移動制御システムであって、 a.第1支持プレートと第2支持プレートとの間に取り付けられ、 b.第2支持プレートを第1支持プレートに対して上方及び円弧状に前方の両方 に移動するように形成され、 c.前記第2支持プレートの上方及び円弧状の移動を開始するための賦勢信号に 応答する、 移動制御システム、を有し、 使用者が容易に作動でき、使用者を着座位置から完全に起立した位置まで持ち 上げることができる、完全に一体化された座席持ち上げシステムが得られる、 座席持ち上げシステム。 22.前記移動制御システムは、 d.前記第1支持プレートと前記第2プレートとの間に挿入した協働するアーム 部材からなる第1の対であって、 1.前記第1対の第1アームの第1端が第1支持プレートに枢着されており、 2.前記第1対の第2アームの第1端が第2支持プレートに枢着されており、 3.第1アームの第2端が第2支持プレートに摺動自在に取り付けられており、 4.第2アームの第2端が第1支持プレートに摺動自在に取り付けられており、 5.前記アーム部材からなる第1の対は、更に、その二つの向き合った端部間に 配置された前記枢軸で互いに枢着された、 アーム部材からなる第1の対、 e.膨張可能な空気袋であって、 1.第1支持プレートと第2支持プレートとの間に取り付けられ、 2.密封された空気保持ゾーンが内部に形成され、 3.膨張させるために内部に空気を受け取るのに応じて第2支持プレートを移動 する、 空気袋とを有し、 空気袋を膨張させることによって第2支持プレートを第1支持プレートに対し て移動させ、アーム部材からなる協働する対が第2支持プレートの移動を制御し 、第2支持プレートを同時に三つの協働する枢軸を中心として枢動させると同時 に上方及び円弧状に前方に移動する、請求項21に記載の座席持ち上げシステム 。 23.前記移動制御システムは、前記第2支持プレートの制御された滑らかな持ち 上げ−枢動移動を前記空気袋の膨張に応じて行うため、前記支持プレートの両側 に配置されたアーム部材の二つの別々の独立した部品からなる、請求項22に記 載の座席持ち上げシステム。
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