JPH0317775Y2 - - Google Patents

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JPH0317775Y2
JPH0317775Y2 JP6466185U JP6466185U JPH0317775Y2 JP H0317775 Y2 JPH0317775 Y2 JP H0317775Y2 JP 6466185 U JP6466185 U JP 6466185U JP 6466185 U JP6466185 U JP 6466185U JP H0317775 Y2 JPH0317775 Y2 JP H0317775Y2
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piston
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は内容物を一定量づつ押し出して塗布で
きるようにした塗布器に関する。
〔従来の技術〕
従来より、内容物を一定量づつ押し出して塗布
できるようにした塗布器は知られており、実公昭
55−49576号公報、実開昭57−18413号公報及び実
公昭55−180号公報などがある。
前記実公昭55−49576号公報に記載されたもの
は、第4図に示すように、押ボタン12を押すこ
とにより発条14を介してピストン39を押し、
ピストン39に設けた板ばね50がストツパ51
を乗り越えて1ピツチ前進して次のストツパ51
で止まり、筒体25内の内容物を一定量づつ押し
出すようにしたものである。
実開昭57−18413号公報に記載されたものは、
第5図に示すように、ピストン39を押ボタン1
2で押し、内容物を押出口43より塗布部46に
供給するようにしたものである。
実公昭55−180号公報に記載されたものは、第
6図及び第7図に示すように、摘み52を回転さ
せて螺杆31を回転させ、螺杆31に係合した螺
子孔38が設けられた部分を前進させることによ
りピストン39を前進させるようにしたものであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記第4図に示されたものは、押ボタン12を
ノツクすることにより一定量の内容物を押し出す
ことができて便利であるが、一回の操作で1ピツ
チづつピストン39が前進するため押出量が多く
なり、化粧料などのように1回の操作で小量の内
容物を押し出したいものには不向きであつた。さ
らに、押ボタン12を強くノツクしすぎるとピス
トン39が1ピツチ以上前進し、押出量が定量と
ならないこともあつた。
第5図に示されたものは、ピストン39の停止
位置を手加減で決めるものであるため、小量の押
し出しが可能であるが、毎回一定量とすることが
困難であつた。
第6図及び第7図に示されたものは、小量の押
し出しが可能であるが、押出量が一定でないこと
は第5図のものと同様であり、また、操作も摘み
52を回動させるという煩わしさがあつた。
本考案は、前記事項に鑑し、ノツク式塗布器に
おいて、内容物を小量づつ、しかも、一定量づつ
押し出して塗布できるようにすることを技術的課
題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、押ボタン12を押圧することにより
ピストン39を一定間隔づつ前進させて内容物を
押出口43より塗布部46に供給するようにした
ものにおいて、筒体25内にピストン39を摺動
自在に嵌入し、該筒体25の内部26とピストン
39は非円形に形成して相互に回動しないように
形成し、そして、ピストン39には螺子孔38を
形成し、該螺子孔38には螺杆31を挿入螺合
し、かつ、該螺杆31に設けた弾板32を前記筒
隊25内に設けた突出部24に当接するようにし
て設け、そして、前記筒体25の上部18には周
囲に連続する多数の谷19を設け、該谷19の一
方の斜面20を緩斜面に形成し、他方の斜面21
を急斜面に形成し、さらに、前記上部18にはピ
ン13を設けた押ボタン12を挿入し、そして、
前記螺杆31の端部30を非円形に形成するとと
もに、押ボタン12に非円形の孔15を形成し、
該押ボタン12の非円形の孔15に前記非円形の
端部30を摺動自在に挿入し、該押ボタン12と
筒体25の発条受部23間に発条14を介挿し、
さらに、前記上部18には押さえ1を取り付け、
該押さえ1の筒部2の下面には、周方向に連続す
る多数の山形突部4を設け、該山形突部4の一方
の傾斜面8を急斜面に形成し、他方の傾斜面9を
緩斜面に形成し、そして、前記山形突部4の中心
Oは前記谷19の中心Oよりも一方の斜面20側
に位置をずらせて設け、前記ピン13は一方の斜
面20に当接して下降し、他方の傾斜面9に当接
して上昇し、押ボタン12を回動させてピストン
39を前進させるようにして塗布器とした。
〔作用〕
押ボタン12をノツクすると、押さえ1の谷部
5に位置した押ボタン12のピン13は下降し
(第3図)、筒体25の一方の斜面20に当たり、
該一方の斜面20に沿つて斜めに下降し、谷19
で停止する。そうすると螺杆31も押ボタン12
とともに回動し、螺杆31の螺子33はピストン
39を前進させ、一定量の内容物を押出口43よ
り塗布部46に供給する。
次に、押ボタン12の押圧を止めると、ピン1
3は上昇し、他方の傾斜面9に当たり、該他方の
傾斜面9に沿つて斜めに上昇し、次の谷部5に至
つて停止する。そうすると螺杆31も回動しピス
トン39を前進させ、一定量の内容物を塗布部4
6に供給する。
以上の操作によりピン13は1ピツチPだけ前
進し、その間に螺杆31の弾板32は突出部24
を乗り越えクリツク音を発する。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
のであり、筒体25の内部26は多角形に形成さ
れ、非円形になつている。該筒体25の先端部2
7には取付筒44が嵌着され、該取付筒44には
軸受部24と内容物の押出口43が形成され、さ
らに、保持筒45が嵌着され、該保持筒45には
毛筆として形成された塗布部46が保持されてお
り、その外側にキヤツプ47が被嵌されている。
また、前記筒体25の内部26には該内部26
と略同形の多角形に形成されたピストン39が嵌
入され、該ピストン39には基部37と螺子孔3
8が設けられている。
そして、前記筒体25の上部18近くには突出
部24と発条受部23が設けられ、さらに、前記
上部18の内周には連続する多数の谷19が設け
られ、該谷19の一方の斜面20は緩斜面に形成
され、他方の斜面21は急斜面に形成され、ま
た、凹溝17が設けられている。
前記ピストン39の螺子孔38には螺杆31が
挿入され、螺子33で螺合されており、また、螺
杆31の弾板32は前記突出部24に当接し、乗
り越えられるように形成され、そして、螺杆31
の先端部は軸部34として形成され、前記軸受部
42で支承されるようになつている。
前記上部18には押ボタン12が挿入され、該
押ボタン12に設けられたピン13は前記一方の
斜面20に当接するように形成され、また、押ボ
タン12と前記発条受部23の間に発条14が介
挿されている。
そして、前記螺杆31の端部30は非円形に形
成され、押ボタン12には前記端部30を挿入す
る非円形の孔15が形成され、該押ボタン12の
非円形の孔15に、前記非円形の端部30が摺動
自在に挿入されている。
押さえ1には外筒6が設けられ、該外筒6の下
端に形成された係止部7で筒体25の係止凹部2
2に止着される。また、押さえ1の筒部2には突
起3が形成され、前記凹溝17に係合するように
なつており、さらに、該筒部2の下面には、周方
向に連続する多数の山形突部4が設けられ、該山
形突部4の一方の傾斜面8は急斜面に形成され、
他方の傾斜面9は緩斜面に形成され、山形突部
4,4間が谷部5となつている。
そして、該山形突部4のピツチPは、前記谷1
9のピツチPと等しく形成され、かつ、前記山形
突部4の中心Oは、前記谷19の中心Oよりも一
方の斜面20側に位置をずらせて設けられ、さら
に、該他方の傾斜面9及び谷部5に前記ピン13
が当接するように形成されている。そして、前記
発条受部23は筒体25の内壁面に直接形成する
ことも可能であり、筒体25の内部26も楕円形
又は円筒形に縦方向の凹凸を設けた他の非円形の
形状に形成することが可能であり、また螺杆31
の端部30も同様に形成できる。そして、筒体2
5は分割して形成することも可能である。
また、押出口43及び軸受部42も筒体25の
先端部27に直接形成することが可能であり、さ
らに、軸受部42は螺杆31を支持できるもので
あれば筒体25の上部18の近くに設けてもよ
い。
そして、塗布部46は開口部として形成し、又
は刷毛やスポンジを設けて形成してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、押ボタンをノツクするだけで一定量
の内容物を塗布部に押し出すことができ、便利で
ある。
また、押ボタンの上下運動を回転運動に変え、
螺子によりピストンを前進させるようにしている
ので、上下動の操作であるにもかかわらず一回の
押出量を小量なものとすることができ、化粧料な
どの一回の使用量の少ないものにも適用できる。
さらに、弾板を突出部に当ててクリツク音を出
すようにしたので、操作者はピストンが前進した
ことを確実に知ることができる。
また、押ボタンに設けたピンの回動を山形突部
と谷とで行うようにしているので、押ボタンの回
動角度を極めて小さくすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図はその一部を破砕した分解斜視図、第3図は
その作用を説明する図、第4図は従来例を示す半
裁縦断面図、第5図は他の従来例の縦断面図、第
6図は別の従来例の縦断面図、第7図はその横断
面図である。 1……押さえ、2……筒部、4……山形突部、
8……一方の傾斜面、9……他方の傾斜面、12
……押ボタン、13……ピン、14……発条、1
5……非円形の孔、18……上部、19……谷、
20……一方の斜面、21……他方の斜面、23
……発条受部、24……突出部、25……筒体、
26……内部、27……先端部、30……端部、
31……螺杆、32……弾板、34……軸部、3
8……螺子孔、39……ピストン、42……軸受
部、43……押出口、46……塗布部、O……山
形突部、谷の中心、P……ピツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筒体25に軸受部42を設け、かつ、先端部
    27に押出口43を設けて塗布部46を形成す
    るとともに、筒体25の内部26を非円形に形
    成し、該内部26にピストン39を摺動自在に
    嵌入し、該ピストン39は前記内部26と略同
    形の非円形に形成するとともに螺子孔38を形
    成し、該螺子孔38には螺杆31を挿入螺合
    し、かつ、該螺杆31に設けた弾板32を、前
    記筒体25内に設けた突出部24に当接するよ
    うにして設けるとともに、該螺杆31には前記
    軸受部42に支承される軸部34を設け、さら
    に、該筒体25の上部18近くに発条受部23
    を設け、そして、前記上部18には周囲に連続
    する多数の谷19を設け、該谷19の一方の斜
    面20を緩斜面に形成し、他方の斜面21を急
    斜面に形成し、さらに、前記上部18には押ボ
    タン12を挿入し、該押ボタン12にはピン1
    3を設け、該ピン13は前記一方の斜面20に
    当接するように形成し、そして、前記螺杆31
    の端部30を非円形に形成し、さらに、前記押
    ボタン12に非円形の孔15を形成し、そし
    て、該押ボタン12の非円形の孔15に、前記
    非円形の端部30を摺動自在に挿入し、該押ボ
    タン12と前記発条受部23間に発条14を介
    挿し、さらに、前記上部18には押さえ1を取
    り付け、該押さえ1の筒部2の下面には、周方
    向に連続する多数の山形突部4を設け、該山形
    突部4の一方の傾斜面8を急斜面に形成し、他
    方の傾斜面9を緩斜面に形成し、そして、該山
    形突部4のピツチPは前記谷19のピツチPと
    等しく形成するとともに、前記山形突部4の中
    心Oは前記谷19の中心Oよりも一方の斜面2
    0側に位置をずらせて設け、そして、該他方の
    傾斜面9に前記ピン13が当接するように形成
    した塗布器。 (2) 塗布部46を開口部とした実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の塗布器。 (3) 塗布部46を毛筆とした実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の塗布器。 (4) 塗布部46を刷毛とした実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の塗布器。 (5) 塗布部46をスポンジとした実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の塗布器。
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