JPH0317773A - 文書処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はξクストモード文書を作或する文書処理装置
に関する。

〔従来の技術〕

現在、郵政省が推奨する電気通信回線を使用した文書通
信装置としては、昭和６０年告示第百九十六号によって
定められた文字情報を扱う日本語テレテックス装置、昭
和６０年告示第百九十七号によって定められたグループ
４型に代表されるイメージ情報を扱うファクシミリ装置
及び昭和６０年告示第百九十八号によって定められた文
字情報とイメージ情報との混在した情報を扱えるミクス
トモード通信端末装置があり、実用化されている。

ミクストモード通信においては、文書を矩形領域のブロ
ックに分割し、最小単位のブロノク、ブロック又はフレ
ームからなるフレーム、ブロック又はフレームからなる
ページ、ページ又はページセットからなるページセット
、ページ又はページセントからなる文書といったレイア
ウト構造をとってひとまとまりの文書を構戒するように
しているので、文字情報とイメージ情報とが効率的に扱
える。これらのブロック、フレームニページ、ペ一ジセ
ット及び文書をレイアウトオブジェクトという。ミクス
トモード文書の作或・通信を行うための端末装置は、文
字を扱って文書を作或することから日本語処理機能を有
している。

上記勧告に従うごクストモード文書はレイアウトオブジ
ェクトと呼ばれるレイアウト情報により文書の構造を、
例えば第２図に示す如くのレイアウトツリー状になして
ある。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の日本語ワードプロセッサではミクストモード文書
の如くブロック及びフレーム等の矩形領域の概念はなく
、物理的なページの矩形領域内に文書を作威し、またそ
の文字の位置は、ページ領域内に一義的に決定されるの
が一般的である。このような日本語ワードプロセッサの
文書編集の場合は、文字の位置がページ領域内で一義的
に決定されているため、文字を入力する際に使用するカ
ーソルの位置から、現在の編集行及び行における文字位
置並びに編集行の残文字入力数及び残文字人力行が容易
に判別できる． しかし、ξクストモード文書の如く文字情報を含む矩形
領域を、編集しているページ内のどの位置からでも作れ
る場合では、文字の入力できる位置は、その編集してい
るブロックに依存しているため、このブロンクに何行、
何文字入力できるか等の編集情報を従来の日本語ワード
プロセッサのようにカーソルの位置から求めることが困
難である。

この発明は斯かる事情に鑑みなされたものであり、文字
情報を格納する矩形領域のブロックに、そのブロックで
定められている属性に従い、人力できる文字位置をスペ
ース等の記号で表し、視覚的に文字位置を示すことによ
り編集作業を行うときにそれにより残文字入力数、残文
字人力行等の編集情報が容易に判別できる文書処理装置
を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る文書処理装置は、画像情報と文字情報と
が混在した文書を矩形領域のブロックを含むレイアウト
オブジェクトで構或して処理する文書処理装置において
、前記文字情報を格納するブロックを編集するとき、前
記ブロックに関する属性を設定する属性設定手段と、前
記属性に基づき、前記ブロックに配置できる文字の字数
、行数を算出し、それにより前記ブロックに入る文字の
位置を算出する位置算出手段と、算出された位置に所定
の表示記号を表示させる表示制御手段とを備えることを
特徴とする。

〔作用〕

この発明においては、ブロックの属性により、ブロック
内に入る文字の位置を算出し、その位置にスペース記号
等の所定の表示記号を表示することにより、入力可能の
文字数及び行が視覚的に判別できる。

〔実施例〕

以下、この発明をその一実施例を示す図面に基づいて説
明する。

第１図はこの発明に係る文書処理装置であるξクストモ
ード通信端末装置の構或を示すブロック図である。図に
おいて４は文字情報及び編集作業時の指示情報等の情報
を入力するキーボードであり、入力された情報はインタ
ーフェース７を介して中央制御回路８に与えられる。

またイメージ情報はイメージスキャナ６により読み取ら
れ、インターフェース７を介して中央制御回路８に与え
られる。中央制御回路８は与えられた文字情報及び指示
情報に基づき各種の制御を行う。またこの発明の端末装
置には表示手段としてＣＲＴ　１が設けられており、Ｃ
ＲＴＩは表示制御回路２により制御され、文字及びイメ
ージ情報を表示する。また表示制御装置２は中央制御回
路８により制御され、そこにはＣＲＴ　ｌ上に表示する
文字及びイメージ情報を格納するＶＲＡＭ　３からの表
示データが与えられる． 中央制御回路８は、これのシステムプログラムが格納さ
れているシステムメモリ９と、作威した文書及び各レイ
アウトオブジェクトの属性の内容を格納する文書メモリ
１０とを備えている。作威された文書は中央制御回路８
から通信回路ｌ１を介し公衆回線に与えられ、他の端末
装置と文書の送受信を行う。

ミクストモード文書を作或・編集する場合、各レイアウ
トオブジェクト毎にその属性を記憶している。文字ブロ
ックの場合、その属性とは、ブロックの位置．大きさ，
透過性，文字進行方向，行進行方向，文字ボックスの向
き，初期オフセント，文字ボックスサイズ，文字ベース
ラインオフセット，文字間隔，行間隔，そろえ，グラフ
ィック修飾からなる。文書作威者は、ブロック内に文字
をセットする前に、上記属性の一部または、全部を設定
した後、文字データを入力する。ブロックの属性で設定
されなかったものについては、そのブロックより上位レ
イアウトオブジェクトの属性か、又はデフォルト値に従
う値が当てられる。

第２図はミクストモードで作威した文書の一例を示す図
であり、第２図（ａ）にそのレイアウトツリー構造を、
また第２図（ｂ）にそのレイアウトオブジェクトの関係
を示している。図にいてＰはレイアウトオブジェクトと
してのページであり、該ベージＰはフレームＦとブロッ
クＢ３とからなっている。またフレームＦはブロックＢ
，と同Ｂ２とからなり、各ブロックＢ．，Ｂ．，Ｂ，は
その内容としてテキストユニットＵ＋　，Ｕｔ　，Ｕｓ
を各別に有している。

ここでブロックＢ１のテキストユニットＵ，にはこのペ
ージの標題が格納され、プロ・７クＢ２，Ｂ，のテキス
トユニットＵ２，Ｕ．にはその内容が格納されている。

次に第２図に示す文書をこの発明の文書処理装置で作或
する場合の動作について説明する。第３図は文書作成動
作を示すフローチャートである。

まず文字ブロックＢ＋　，Ｂｚ，Ｂ３を上位レイアウト
オブジェクト、例えばページＰ、又はフレームＦ内に作
或する（Ｓ１）。この例ではページＰにブロックＢ３を
、またフレームＦにブロックＢＢ２を作或する。文字ブ
ロックＢ＋　．Ｂｚ　，Ｂ３は上位レイアウトオブジェ
クト内の任意の位置から任意の大きさで作られる。次に
文字ブロフクＢ＋＋ＢＺ，Ｂ３毎にそれに関する属性、
例えば前述したブロック内の文字の開始位置である初期
オフセソト、文字ボックスの大きさ、文字間隔、行間の
ピッチ等のパラメータを設定する（Ｓ２）。なおここで
設定しない場合は前述した如く、当ブロフクの上位に接
続されたレイアウトオブジェクトの属性、又はデフォル
ト値に従うこととなる。

文字ブロックの大きさ及び属性が設定されると、その属
性に基づき文字ブロックＢ＋　，Ｂｚ　．Ｂ：＋内には
いる文字の数、行数及び位置を算出する（Ｓ３）。

ここで文字の数Ｎ、行数Ｃ及び位１ｉ　（Ｘ，　Ｙ）は
文字ブロックＢ＋　，Ｂｚ　．Ｂ’ｌの初期オフセソ｝
（ＸＯ，ＹＯ）及び幅Ｗ、長さし、文字間隔ｃｐ並びに
行間ピッチＬＰにより下記（１）〜（４）式に示す如く
に求められる。

Ｎ＝　［Ｗ／ＣＰ］　　　・・・（１）Ｘ＝Ｘｏ　＋ｃ
ｐ　（Ｎ−　１）　　・・・（２）／＝［Ｌ／ＬＰコ　
　　　　　・・・（３）Ｙ＝Ｙｏ　＋ＬＰ　Ｃ１　　１
）　　・・・（４）但し［　］はガウス記号 各ブロックの文字位置が算出されると、第４図に示す如
く、算出された文字位置にスペース記号ＳＰ＝（“．”
）を表示する（Ｓ４）。そして各ブロックＢｔ，ＢＺ，
Ｂ３に文字を入力すると、入力された文字位置のスペー
ス記号ＳＰが文字に置換わる（Ｓ５）。

これによりブロック内の行の入力可能文字数及び入力可
能行が明らかとなる。

なお、この実施例では表示記号としてスペース記号を用
いたが、この発明はこれに限るものではなく、表示記号
は他の記号を用いてもよいことは言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上説明したとおり、この発明によればミクストモード
文書の文字ブロックを編集するとき、文字の入力可能位
置をスペース記号で表すことにより、行内の文字数及び
行数を視覚的に表すことができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第ｌ図はこの発明に係る文書処理装置であるミクストモ
ード通信端末装置の概略構或を示すブロック図、第２図
はξクストモードで作或した文書の一例を示す図、第３
図は文書作或動作を示すフローチャート、 示す図である。 第４図はスペース記号の表示例を １・・・ＣＲＴ ２・・・表示制御回路 ８・・・中央制御回 路 特 許

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、画像情報と文字情報とが混在した文書を矩形領域の
   ブロックを含むレイアウトオブジェクトで構成して処理
   する文書処理装置において、 前記文字情報を格納するブロックを編集するとき、前記
   ブロックに関する属性を設定する属性設定手段と、 前記属性に基づき、前記ブロックに配置できる文字の字
   数、行数を算出し、それにより前記ブロックに入る文字
   の位置を算出する位置算出手段と、 算出された位置に所定の表示記号を表示させる表示制御
   手段と を備えることを特徴とする文書処理装置。