JPH03177696A - 加温移送パイプユニット - Google Patents
加温移送パイプユニットInfo
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- JPH03177696A JPH03177696A JP1318579A JP31857989A JPH03177696A JP H03177696 A JPH03177696 A JP H03177696A JP 1318579 A JP1318579 A JP 1318579A JP 31857989 A JP31857989 A JP 31857989A JP H03177696 A JPH03177696 A JP H03177696A
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Landscapes
- Pipe Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、保温又は加温を必要とする移送パイプに利用
する面状発熱体付きパイプユニットに関するものであり
、均一な温度分布で保温又は加温するパイプに使用でき
、消費エネルギーが少なくて済む、加温移送パイプユニ
ットである。
する面状発熱体付きパイプユニットに関するものであり
、均一な温度分布で保温又は加温するパイプに使用でき
、消費エネルギーが少なくて済む、加温移送パイプユニ
ットである。
従来、加温又は保温を必要としている移送パイプには、
テープ状ヒータを巻いたり、あるいは、二重パイプの間
に、温水、蒸気等の熱媒を通じさせる方法が用いられて
いる。
テープ状ヒータを巻いたり、あるいは、二重パイプの間
に、温水、蒸気等の熱媒を通じさせる方法が用いられて
いる。
しかしながら、これらのパイプ加温方法は、例えばテー
プ状ヒータを螺旋状に巻いた場合、ヒータの巻き付は角
度により、テープ状ヒータのある部分と、ヒータのない
部分ができ、温度差を生じる。
プ状ヒータを螺旋状に巻いた場合、ヒータの巻き付は角
度により、テープ状ヒータのある部分と、ヒータのない
部分ができ、温度差を生じる。
二重パイプの場合にも、熱媒の入側と出側に温度差を生
じる。
じる。
また、フレキシブルな面状発熱体をパイプの外側に巻き
付ける方法では、パイプと面状発熱体との熱膨張の違い
等による密着性の悪さに起因して、熱が一様に伝わらず
、温度斑を生じる場合がある。
付ける方法では、パイプと面状発熱体との熱膨張の違い
等による密着性の悪さに起因して、熱が一様に伝わらず
、温度斑を生じる場合がある。
このため、従来の技術では、パイプを均一な温度に加温
することは困難であった。
することは困難であった。
本発明は、かかる問題に着目して案出されたものであっ
て、パイプを均一な温度で加温できるものである。
て、パイプを均一な温度で加温できるものである。
本発明は、下記の構成からなる。
（１）電気的に絶縁された層を介してパイプの外周に１
対の通電端子を有する面状発熱ｌ素子が配され、一体成
形されている加温移送パイプユニット。
対の通電端子を有する面状発熱ｌ素子が配され、一体成
形されている加温移送パイプユニット。
（２）発熱素子が、炭素′ａ維を抵抗体として含む抄紙
体、不織布、織物である請求項（１）の加温移送パイプ
ユニット。
体、不織布、織物である請求項（１）の加温移送パイプ
ユニット。
本発明によると、移送パイプ内の温度を均一に保持する
ことができると共に、本発明の加温移送パイプユニット
を結合し設置することによって、保温・加温用パイプの
敷設を行なうことができる。
ことができると共に、本発明の加温移送パイプユニット
を結合し設置することによって、保温・加温用パイプの
敷設を行なうことができる。
本発明を図面によって説明する。
第１図は、本発明加温移送パイプユニットの斜視図を示
したものである。第２図は、軸方向断面図を示したもの
である。第１図及び第２図において、ｉは移送パイプ本
体、２は発熱素子、３は絶縁層、４は通電端子である。
したものである。第２図は、軸方向断面図を示したもの
である。第１図及び第２図において、ｉは移送パイプ本
体、２は発熱素子、３は絶縁層、４は通電端子である。
移送パイプ本体ｌは、金属材、合成樹脂材、セラミック
材、不導電材繊維を強化材とした複合材料等であり、直
パイプ、曲パイプ等何れでもよい。
材、不導電材繊維を強化材とした複合材料等であり、直
パイプ、曲パイプ等何れでもよい。
この移送パイプ本体ｌの外周に、絶縁層３を介して、発
熱素子２が配される。
熱素子２が配される。
この発熱素子２は、抵抗体を含む抄紙体、不織布、織物
である。抵抗体は、炭素繊維、金属繊維、炭素粒子等で
あり、これらを単独使用又は併用することもできる。特
に炭素繊維は、抄紙性、不織布としての加工性の点にお
いて優れる。炭素繊維を抵抗体とした場合、炭素繊維の
特性として、高温になると抵抗値が低下する傾向にある
ため、使用温度によっては、金属抵抗体との併用が好ま
しい。
である。抵抗体は、炭素繊維、金属繊維、炭素粒子等で
あり、これらを単独使用又は併用することもできる。特
に炭素繊維は、抄紙性、不織布としての加工性の点にお
いて優れる。炭素繊維を抵抗体とした場合、炭素繊維の
特性として、高温になると抵抗値が低下する傾向にある
ため、使用温度によっては、金属抵抗体との併用が好ま
しい。
炭素繊維は、特に制限がないが、炭素繊維の抵抗値はそ
の製造段階における焼成温度に依存するため、用途に応
じ適正な焼成温度のものが用いられる。
の製造段階における焼成温度に依存するため、用途に応
じ適正な焼成温度のものが用いられる。
抵抗体として炭素繊維を用いることは、パイプの補強効
果の点においても有効である。
果の点においても有効である。
通電端子４は、発熱素子２に直接接続するように取り付
けられる。通電端子４の材質は特に制限されないが、通
常は銅のリボンが使用される。
けられる。通電端子４の材質は特に制限されないが、通
常は銅のリボンが使用される。
通電端子４の一端４°は、通電のため外部に開放されて
いる。
いる。
絶縁層３は、ガラス繊維等の不導電材の織物、抄紙体、
不織布等を基材とした層である。
不織布等を基材とした層である。
パイプユニットの端部は、パイプ接続のために、パイプ
本体部をむきだしにした、非加熱部分を設けることもあ
る。
本体部をむきだしにした、非加熱部分を設けることもあ
る。
本発明のパイプユニットの一体成形においては、絶縁層
３と発熱素子２とを形成する基材に樹脂を含浸させたプ
リプレグを用い、外周より加圧しながら同時に成形する
。このとき発熱素子２の基材に、予め通電端子を配して
置く。
３と発熱素子２とを形成する基材に樹脂を含浸させたプ
リプレグを用い、外周より加圧しながら同時に成形する
。このとき発熱素子２の基材に、予め通電端子を配して
置く。
それぞれのプリプレグには、同種の樹脂を使用するのが
好ましく、熱硬化性樹脂でも熱可塑性樹脂でも使用可能
である。好ましくは、熱硬化性樹脂で、特に多官能性エ
ポキシや、ポリイミド系樹脂であり、パイプの目的に応
じた耐熱性樹脂が選定される。
好ましく、熱硬化性樹脂でも熱可塑性樹脂でも使用可能
である。好ましくは、熱硬化性樹脂で、特に多官能性エ
ポキシや、ポリイミド系樹脂であり、パイプの目的に応
じた耐熱性樹脂が選定される。
炭素繊維等の導電材は、発熱シートに導電性を付与し、
この発熱シートに電流が供給された場合には発熱する。
この発熱シートに電流が供給された場合には発熱する。
絶縁層は、発熱シートと外部とを電気的に絶縁し、また
、熱は、この層を介してパイプを加温する。
、熱は、この層を介してパイプを加温する。
本発明の加温移送パイプユニットにあっては、パイプと
面状発熱体が一体化されているので、熱の移動がスムー
ズに行なわれる。
面状発熱体が一体化されているので、熱の移動がスムー
ズに行なわれる。
〔製造〕
外径４８．６ｉｍφ、内径４２．０ｍｓ＋φ、長さ １
Ｉ１１の鋼管の外周に、先づガラス織物プリプレグを、
次いで、通電端子を有する炭素繊維／パルプ混抄紙を順
次レイアップした。発熱素子のプリプレグはパイプ軸方
向にプリプレグの合せ目が一致するようにし、重ならな
いようにした。
Ｉ１１の鋼管の外周に、先づガラス織物プリプレグを、
次いで、通電端子を有する炭素繊維／パルプ混抄紙を順
次レイアップした。発熱素子のプリプレグはパイプ軸方
向にプリプレグの合せ目が一致するようにし、重ならな
いようにした。
ガラス織物の目付は２００ｇ／ ｒｒｒ、炭素繊維／バ
ルブ混抄紙の目付は４０ｇ／ｒ＃、炭素繊維含有率は１
５％である。
ルブ混抄紙の目付は４０ｇ／ｒ＃、炭素繊維含有率は１
５％である。
マトリックス樹脂は、共にテトラグリシジルアミン系エ
ポキシ樹脂（ｆＩＹ−７２０・チハガイギー社）で、硬
化剤はＤＤＳである。
ポキシ樹脂（ｆＩＹ−７２０・チハガイギー社）で、硬
化剤はＤＤＳである。
外周に収縮フィルムを巻き付けて加熱し、体成形した。
以上のようにして一体成形したパイプユニットの通電端
子に印加電圧２００ｖにて通電した。
子に印加電圧２００ｖにて通電した。
その結果、パイプ内の温度は１４２±５℃であった。パ
イプ本体と絶縁層間の剥離はなかった。
イプ本体と絶縁層間の剥離はなかった。
第１図は、本発明加温移送パイプユニットの斜視図を示
したものである。第２図は、本発明加温移送パイプユニ
ットの軸方向断面図を示したパイプ本体、 ２：発熱素子、 ３：絶縁層、 ４：通 電端子
したものである。第２図は、本発明加温移送パイプユニ
ットの軸方向断面図を示したパイプ本体、 ２：発熱素子、 ３：絶縁層、 ４：通 電端子
Claims (2)
- （１）電気的に絶縁された層を介してパイプの外周に１
対の通電端子を有する面状発熱素子 が配され、一体成形されている加温移送パイプユニット
。 - （２）発熱素子が、炭素繊維を抵抗体として含む抄紙体
、不織布、織物である請求項（１）の加温移送パイプユ
ニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1318579A JPH03177696A (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 加温移送パイプユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1318579A JPH03177696A (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 加温移送パイプユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03177696A true JPH03177696A (ja) | 1991-08-01 |
Family
ID=18100712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1318579A Pending JPH03177696A (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 加温移送パイプユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03177696A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018131644A1 (ja) * | 2017-01-16 | 2018-07-19 | 株式会社巴川製紙所 | 抵抗素子 |
| KR20180095651A (ko) * | 2015-12-23 | 2018-08-27 | 테이 아우토모티브 (풀다프뤼크) 게엠베하 | 조립 보조기구를 구비하는 커넥터와 이 커넥터를 제조하는 방법 |
-
1989
- 1989-12-07 JP JP1318579A patent/JPH03177696A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180095651A (ko) * | 2015-12-23 | 2018-08-27 | 테이 아우토모티브 (풀다프뤼크) 게엠베하 | 조립 보조기구를 구비하는 커넥터와 이 커넥터를 제조하는 방법 |
| WO2018131644A1 (ja) * | 2017-01-16 | 2018-07-19 | 株式会社巴川製紙所 | 抵抗素子 |
| CN110140185A (zh) * | 2017-01-16 | 2019-08-16 | 株式会社巴川制纸所 | 电阻元件 |
| US20190348200A1 (en) * | 2017-01-16 | 2019-11-14 | Tomoegawa Co., Ltd. | Resistor element |
| US10636551B2 (en) | 2017-01-16 | 2020-04-28 | Tomoegawa Co., Ltd. | Resistor element |
| EP3544030A4 (en) * | 2017-01-16 | 2020-08-12 | Tomoegawa Co., Ltd. | RESISTANCE ELEMENT |
| CN110140185B (zh) * | 2017-01-16 | 2021-06-25 | 株式会社巴川制纸所 | 电阻元件 |
| TWI750297B (zh) * | 2017-01-16 | 2021-12-21 | 日商巴川製紙所股份有限公司 | 電阻元件 |
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